こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
150プラドの中古車を見ていると、同じTXやTX Lパッケージでも、2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルで価格がかなり違います。
私が乗っているのは、150プラドのTX Lパッケージ マットブラックエディションの2.7Lガソリン車です。
実際に家族4人で街乗り、買い物、送迎、遠出に使っていると、ガソリン車の静かさや扱いやすさはかなり気に入っています。
一方で、高速道路の合流や長い上り坂、荷物を積んだ状態では、2.8Lディーゼルの低回転から出る大きなトルクに魅力を感じる場面もあります。
150プラドは「年間何km走るか」だけでガソリンかディーゼルかを決める車ではありません。
短距離走行の多さ、静かさ、燃料代、購入価格、DPFやAdBlueの管理、登坂や牽引をするかまで、自分の使い方へ落とし込むのが大切です。
この記事では、150プラドのガソリン車とディーゼル車を、費用、走り、日常での使いやすさ、中古車選びまでまとめて比べます。
記事のポイント
- 2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルの違い
- 燃費と購入価格を含めた費用の考え方
- 街乗りや長距離で変わる向き不向き
- 中古車でガソリンとディーゼルを見分ける方法
150プラドはどちらを選ぶ
最初に、ガソリンとディーゼルの選び方を大きく分けます。
短距離中心で静かさと購入価格を優先するならガソリン、長距離や登坂、荷物を積む機会が多く、低回転の力と燃料代を重視するならディーゼルが選びやすいです。
ただし、どちらが上という話ではありません。
150プラド全体の年式や中古購入、維持費まで一緒に確認したい人は、150プラド完全ガイド|中古購入・維持費・カスタムも合わせて読むと候補を絞りやすくなります。
街乗りならガソリン
通勤や買い物、子どもの送迎など、1回の走行距離が短い使い方なら、私は2.7Lガソリン車を候補に残していいと思います。
アクセルを踏んだときの反応は自然で、ディーゼル特有の音や振動も少なく、家族を乗せて日常的に使うときは気楽です。
燃費だけを見るとディーゼルが有利ですが、年間走行距離が少なければ、燃料代の差だけで高い購入価格を短期間に取り戻せるとは限りません。
また、短距離を何度も繰り返す使い方では、ディーゼルの排出ガス浄化装置との付き合い方も考える必要があります。
近所の買い物や送迎が中心なら、燃費の数字だけでガソリン車を候補から外さないこと。
購入価格、静かさ、普段の走行距離まで含めると、ガソリンの方が自分の生活に合う場合があります。
長距離ならディーゼル
高速道路を使う旅行が多い人、仕事や趣味で年間走行距離が伸びる人は、2.8Lディーゼルの良さを感じやすいでしょう。
後期の代表的な仕様では、2.8Lディーゼルは最大トルク500N・m、2.7Lガソリンは246N・mです。
数字だけでも差がありますが、体感しやすいのは発進直後や上り坂など、低い回転数から車体を前へ押し出したい場面。
150プラドは軽い車ではないので、低回転で余裕があることは、長距離でアクセル操作を繰り返すときにも効いてきます。
年間距離だけで決めない
「年間1万kmを超えたらディーゼル」のような境界線を作りたくなりますが、私はそこまで単純に分けません。
同じ年間1万kmでも、片道5kmを細かく積み重ねる人と、高速道路で一度に300km走る人では車の使われ方がまるで違うからです。
年間走行距離は燃料代を計算する材料にはなりますが、エンジンの向き不向きを決める材料はそれだけではありません。
1回あたりの走行距離、渋滞の多さ、坂道、積載、牽引、静かさへの好みまで見ると、自分に合う方が見えてきます。
ガソリンとディーゼル比較
ここからは、150プラドの2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルを、同じ物差しで比べます。
150系は販売期間が長いため年式で仕様が変わりますが、中古車で比較されることが多い2015年以降を中心に見ていきます。
| 比較項目 | 2.7Lガソリン | 2.8Lディーゼル |
|---|---|---|
| エンジン型式 | 2TR-FE | 1GD-FTV |
| 燃料 | レギュラーガソリン | 軽油 |
| 排気量 | 2.693L | 2.754L |
| 最高出力 | 163PS | 204PS |
| 最大トルク | 246N・m | 500N・m |
| WLTC燃費 | 8.3km/L | 11.2km/L |
| 得意な使い方 | 街乗り、短距離、静かさ重視 | 長距離、登坂、積載、牽引 |
| 特有の管理 | 比較的少ない | DPFやAdBlueを意識 |
上の数値は2020年8月改良後の代表的な仕様です。
年式やグレードによって数値が異なるため、中古車では必ず対象車両の年式と型式を確認してください。
エンジンと走りの違い
ガソリンとディーゼルで一番分かりやすく違うのは、アクセルを踏んだときの力の出方です。
2.7Lガソリンは回転を上げながら速度を乗せる感覚で、2.8Lディーゼルは低い回転から太いトルクで車体を押し出す感覚。
どちらも150プラドのフルタイム4WDと組み合わされますが、重い車体との相性ではディーゼルの余裕が目立ちます。
2.7Lガソリンの特徴
2.7Lガソリンの2TR-FEは、後期の代表仕様で163PS、246N・mです。
ディーゼルと比べるとトルクは小さいため、急な上り坂や高速道路の追い越しではアクセルを深めに踏む場面があります。
その代わり、普段の街中では加速が急に盛り上がる感じが少なく、アクセル操作に対して素直。
私は家族を乗せて走ることが多いので、この穏やかな性格は150プラドに合っていると感じます。
2.8Lディーゼルの特徴
2.8Lディーゼルの1GD-FTVは、2020年8月の改良後で204PS、500N・mです。
最大トルクはガソリンの約2倍あり、1,600〜2,800rpmという比較的低い回転域で発生します。
そのため、坂道で速度を保ちたいとき、重い荷物を積んだとき、高速道路で加速したいときに余裕を感じやすいです。
2015年に国内の150プラドへ2.8Lクリーンディーゼルが追加され、2020年にはターボチャージャーの改良で最高出力が177PSから204PSへ高められました。
出典:トヨタ自動車「ランドクルーザープラドに出力を向上したディーゼルエンジンを採用」
燃費と燃料代の違い
2020年8月改良後のWLTCモード燃費は、2.7Lガソリンが8.3km/L、2.8Lディーゼルが11.2km/Lです。
さらにディーゼルは軽油を使うため、給油時の単価差も燃料代に効きます。
ただし、実際の燃費は渋滞、気温、タイヤ、積載、運転の仕方などで変わるので、カタログ値だけで年間費用を断定するのは避けたいところ。
自分の使い方に当てはめるなら、次の式で計算すると分かりやすいです。
年間燃料代=年間走行距離÷実際の燃費×燃料単価
ガソリン車とディーゼル車を同じ年間走行距離で計算し、その差を購入価格差と比べます。
例えば中古車でディーゼルがガソリンより高く売られているなら、年間の燃料代が安いという理由だけで決めず、何年乗れば価格差に近づくのかを見てください。
逆に長距離を頻繁に走る人は、毎月の給油で差を感じやすくなります。
税金や任意保険、車検、消耗品まで含む150プラドの年間維持費も合わせて試算すると、軽油代の安さだけで決めず、所有期間を通じた負担を比較しやすくなります。
車両価格の違い
150プラドのディーゼルは、新車時からガソリンより高い価格設定でした。
2020年8月発売モデルでは、TXの5人乗りで2.7Lガソリンが3,621,000円、2.8Lディーゼルが4,285,000円で、差は664,000円です。
TX Lパッケージの5人乗りでは、ガソリン4,140,000円に対してディーゼル4,810,000円で、差は670,000円でした。
中古車になるとこの差がそのまま残るわけではなく、年式、走行距離、色、装備、状態、販売店の在庫で変わります。
だからこそ、中古では「ディーゼルは高い」という印象だけで決めず、同じ年式、同じグレード、近い走行距離で比較することが大切です。
候補を横並びで見たいときは、ガリバーの中古車在庫を確認すると、ガソリンとディーゼルの価格差をつかみやすいですよ。
静かさと振動の違い
静粛性を優先するなら、私はガソリン車に分があると感じます。
停止中や低速域ではエンジン音が穏やかで、買い物や送迎など街中で使う時間が長いほど、この違いは毎日の快適さにつながります。
ディーゼルも昔のディーゼル車と比べれば扱いやすくなっていますが、燃焼方式の違いによる音や振動はあります。
一方、高速道路ではロードノイズや風切り音も増えるため、街中ほどエンジン音の差が気にならない人もいるでしょう。
ここは数値表では決めにくいので、購入前に同じような道で両方試乗できると理想です。
使い方別の向き不向き
スペック表を見ただけでは、自分の生活にどちらが合うか決めきれないことがあります。
そこで、150プラドを使う場面ごとに考えてみます。
街乗りと送迎
街乗りでは、信号、右左折、駐車、短い停止を何度も繰り返します。
この使い方なら、ガソリン車の静かさと自然なアクセル反応は相性がいいです。
特に朝早く住宅街から出る、子どもを送る、近所のスーパーへ行くといった場面が中心なら、ディーゼルの大きなトルクを使い切る機会はそれほど多くありません。
もちろん燃料代はガソリンの方がかかりやすいものの、走行距離そのものが少ない家庭では、年間差が想像ほど大きくならない可能性もあります。
高速道路と旅行
高速道路を長く走るなら、ディーゼルがかなり魅力的です。
巡航中の回転を抑えながら走りやすく、追い越しや合流でアクセルを踏んだときも、低回転のトルクを使って速度を乗せやすいからです。
さらに長距離になるほど燃費と軽油価格の差が積み重なるため、旅行や帰省が多い家庭では燃料代の差も見えやすくなります。
ただ、ガソリン車でも高速道路を普通に走れないわけではありません。
私の2.7Lガソリンでも家族で遠出できますし、急加速が必要な場面では回転を上げて走れば対応できます。
登坂と荷物積載
坂道や荷物を多く積む使い方では、ディーゼルの500N・mというトルクが生きます。
キャンプ用品を満載し、家族も乗せて山へ向かうような場面では、低い回転から力が出る方がアクセル操作に余裕を持ちやすいです。
ガソリンは同じ場面で回転を上げる必要があり、エンジン音が大きくなることがあります。
「うるさいから走れない」という話ではなく、同じ坂を登るときの余裕の出し方が違う、と考えると分かりやすいですよ。
牽引やアウトドア
トレーラーなどを牽引する予定がある人は、ディーゼルを優先して検討する理由が増えます。
発進時や勾配で必要になるのは、最高速度よりも低回転から車を動かす力だからです。
ただし、実際に牽引できる重量や必要な装備、登録上の条件は車両仕様と牽引物で変わるため、エンジンだけで判断はできません。
キャンプや釣りでも、舗装路中心で荷物がそこまで重くないならガソリンで十分な人は多いでしょう。
ディーゼル特有の管理
ディーゼルを選ぶなら、燃費とトルクのメリットだけでなく、排出ガスをきれいにする装置との付き合い方まで理解しておきたいです。
ここを知らずに「軽油だから安い」で選ぶと、購入後に思っていたのと違うとなりかねません。
DPFの考え方
クリーンディーゼルでは、排気中の粒子状物質を捕集するフィルターが使われ、たまった物質を燃焼させる再生が行われます。
この仕組みがあるため、エンジンが十分に暖まりにくい短距離走行ばかりを繰り返す使い方では、警告表示や再生状態を意識する場面が出てきます。
だからといって「街乗りではディーゼル禁止」という話ではありません。
大切なのは、短距離しか走らない生活なのか、ときどきしっかり走る機会があるのかを購入前に考えておくことです。
中古ディーゼルでは、メーターの警告灯が消えているだけで安心せず、整備履歴と使われ方も確認してください。
短距離中心だったのか、高速道路や長距離で使われていたのかは、同じ走行距離でも意味が違います。
AdBlueの補充
150プラドの2.8Lディーゼルには尿素SCRシステムが採用されており、排出ガス中のNOxを低減するために高品位尿素水のAdBlueを使います。
ガソリン車では必要のない管理なので、ディーゼルを選ぶなら「燃料を入れるだけ」という感覚ではありません。
AdBlueの残量は警告表示を確認し、車両の取扱説明書に従って補充します。
補充自体を怖がる必要はありませんが、こうした管理項目が一つ増えることは知っておきましょう。
短距離走行との相性
毎日数kmだけ走り、目的地に着いたらすぐエンジンを止める生活なら、私はガソリンを選びやすいです。
ディーゼルは長距離でこそ燃費とトルクの良さを活かしやすく、短距離しか走らないならメリットを使う前に管理面だけが残る可能性があります。
反対に、平日は短距離でも週末に高速道路で長く走るなら、ディーゼルを候補から外す必要はありません。
年間走行距離ではなく、1回の走行がどんな内容なのかを見るのがポイントです。
ガソリン車の注意点
ガソリンは管理が比較的分かりやすい反面、150プラドの大きな車体では燃料代と動力性能を気にする人もいます。
私自身がガソリン車に乗っているからこそ、良いところだけでなく気になる部分も書いておきます。
燃料代は増えやすい
WLTCモード燃費では8.3km/Lなので、11.2km/Lのディーゼルと比べれば給油回数や燃料代で不利になりやすいです。
しかもガソリン車はレギュラー、ディーゼルは軽油です。
年間走行距離が多いほど、この二重の差が積み重なります。
そのため、毎月かなり走る人がガソリンを選ぶなら、購入価格が安いことだけでなく、何年所有するかまで考えたいです。
登坂は回転を使う
2.7Lガソリンは163PSありますが、最大トルクは246N・mです。
2トンを超える仕様もある150プラドを急な坂で加速させるときは、アクセルを踏み込んで回転を上げる場面があります。
普段の街乗りでは大きな不満がなくても、山道で追い越し車線へ入るときなどに「ディーゼルならもっと楽だろうな」と感じる人はいるでしょう。
この違いは試乗で分かりやすいので、できれば平坦な道だけでなく坂道も走ってみてください。
シンプルさが魅力
ガソリン車の魅力は、静かさだけではありません。
ディーゼルのようにAdBlueの残量やDPF再生を意識する必要がなく、普段の使い方をあまり選ばない点も大きいです。
近距離中心でも「今日は再生のために少し走った方がいいかな」と考えずに使えるのは、日常車として分かりやすいメリット。
私は家族の予定に合わせて車を使うことが多いので、この気軽さはかなり実用的だと思っています。
見分け方は型式で確認
中古車サイトの写真だけを見て、150プラドがガソリンかディーゼルか迷うことがあります。
見た目だけで判断するより、車両情報の型式、排気量、使用燃料を見るのが確実です。
TRJとGDJを見る
2015年以降の2.7LガソリンはTRJ150W、2.8LディーゼルはGDJ150Wが中心です。
TZ-Gの2.8LディーゼルではGDJ151Wが使われます。
排出ガス規制の区分を示す型式前方の記号は年式によってCBA、LDA、3BA、3DAなど変わりますが、TRJかGDJかを見るとエンジンを判別しやすいです。
| 型式の主な文字 | エンジン | 燃料 |
|---|---|---|
| TRJ150W | 2.7L 2TR-FE | ガソリン |
| GDJ150W | 2.8L 1GD-FTV | ディーゼル |
| GDJ151W | 2.8L 1GD-FTV | ディーゼル |
| GRJ150W・151W | 4.0L 1GR-FE | ガソリン |
給油口だけに頼らない
給油口の表示や燃料キャップで確認できる場合もありますが、中古車選びでは写真が不鮮明だったり、給油口の写真自体がなかったりします。
また、社外品のキャップやステッカーが付いている可能性もあるため、外観だけを決め手にしない方が安全です。
販売ページの型式と使用燃料を確認し、現車では車検証も見せてもらう。
これが一番シンプルで間違いが少ない方法です。
4.0Lガソリンもある
150プラドの「ガソリン車」をすべて2.7Lだと思わないようにしてください。
前期から中期の一部には4.0L V6ガソリンの1GR-FEがあり、型式にはGRJ150WやGRJ151Wが使われます。
今回の比較は中古市場で選択肢になりやすい2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルが中心ですが、古い年式まで探す人は4.0Lも別枠で考える必要があります。
前期・中期・後期でエンジン構成が変わるため、150プラドの前期・中期・後期の違いも確認してから探すと混乱しにくいです。
中古車で比較する方法
ガソリンかディーゼルか決めても、中古車は一台ごとの状態が違います。
エンジン形式だけで候補を絞りすぎず、同じ予算でどんな個体を買えるのかまで比べましょう。
同条件で価格を比べる
中古価格を比べるときは、年式、グレード、乗車定員、走行距離、色、修復歴、装備をなるべくそろえます。
後期ディーゼルの低走行車と、中期ガソリンの過走行車を比べても、エンジン差なのか年式差なのか分かりません。
逆に条件をそろえて複数台を見ると、「この年式ではディーゼルにどれくらい上乗せされているか」が見えやすくなります。
その価格差を、燃料代、使い方、売却時の需要と比べて判断してください。
試乗で確認する
ガソリンとディーゼルは、スペック以上に乗った印象が違います。
試乗では、エンジンが冷えた状態の音、停止中の振動、発進、40〜60km/h付近からの加速、坂道での反応を見たいです。
ディーゼルの音がまったく気にならない人もいれば、毎日の静かさを優先したくなる人もいます。
ガソリンの加速で十分と感じる人もいれば、ディーゼルの余裕を一度体感すると戻れない人もいるでしょう。
自分が毎日乗る車なので、評判より自分の感覚を優先していい部分です。
走行履歴と整備履歴
ディーゼルでは、短距離中心だったか長距離中心だったかを販売店へ聞き、整備記録簿と警告履歴も確認したいです。
ガソリンでも、オイル交換、冷却系、点火系、バッテリー、足回りなど、年式に応じた点検は必要。
150プラドは長く乗れるイメージがありますが、「ランドクルーザーだから何も見なくていい」わけではありません。
中古車の現車確認については、150プラドの中古車で後悔しないための注意点で詳しくまとめています。
売却まで考える
150プラドはガソリン、ディーゼルのどちらにも中古需要がありますが、査定額は販売先や時期で変わります。
ディーゼルだから必ず購入時の価格差を回収できる、ガソリンだからリセールが低い、と決めつけるのは避けたいです。
売却時はエンジンだけでなく、年式、グレード、色、走行距離、修復歴、純正状態、整備履歴まで見られます。
将来の価格が気になる人は、150プラドの買取相場と高く売る方法も参考にしてください。
今の車から150プラドへ乗り換えるなら、購入店の下取りだけで決めず、ユーカーパックで愛車の売却価格を確認するなど、購入予算と売却額を分けて考えると比較しやすくなります。
どちらを選ぶか診断
ここまで読んでも迷うなら、「どっちが得か」ではなく「自分が毎週どう使うか」で考えてみてください。
150プラドはどちらを選んでも車体や基本的な使い勝手は共通なので、最後はエンジンの性格と費用の折り合いです。
ガソリン向きの人
2.7Lガソリンを選びやすい人
- 通勤や買い物など短距離が多い
- 年間走行距離がそれほど多くない
- エンジン音や振動の少なさを重視する
- 中古車の購入価格を抑えたい
- DPFやAdBlueを意識せず使いたい
- 急な登坂や重い牽引を頻繁にしない
特に街乗り中心なら、「大きなSUVだからディーゼル一択」と考える必要はありません。
私のように家族で日常使いするなら、ガソリンの穏やかさは毎日の満足へつながります。
ディーゼル向きの人
2.8Lディーゼルを選びやすい人
- 高速道路や長距離移動が多い
- 年間走行距離が多く燃料代を重視する
- 坂道や山道を走る機会が多い
- キャンプ用品など重い荷物を積む
- 牽引を考えている
- DPFやAdBlueの管理を理解して使える
ディーゼルの魅力は「軽油が安い」だけではなく、150プラドの重い車体を低回転から動かす余裕です。
走る距離が多く、山道や高速道路をよく使うなら、購入価格が高くても日常でメリットを感じやすくなります。
迷うなら生活パターン
最後まで迷う人は、直近1か月の運転を思い出してみてください。
1回あたり何km走ったか、高速道路を何回使ったか、坂道は多かったか、家族や荷物をどの程度乗せたか。
そして今後3〜5年で、通勤先や家族構成、趣味の使い方が変わりそうかも考えます。
今だけでなく、これからの使い方まで想像できると、ガソリンとディーゼルのどちらにお金を払うべきか見えやすくなります。
購入候補が決まったら、今の愛車の価値も確認して総予算を決めておくと安心です。
ガリバーで愛車の無料査定を申し込むと、乗り換えに使える予算を把握しやすくなります。
150プラドのガソリンとディーゼルFAQ
最後に、150プラドのガソリンとディーゼルを比べるときによく出る疑問へ答えます。
Q1. 150プラドはどちらが人気ですか?
A. 中古市場ではどちらにも需要がありますが、人気だけで選ばない方がいいです。
ディーゼルは燃費とトルクを重視する人から選ばれやすく、ガソリンは購入価格や静かさ、短距離での使いやすさを重視する人に合います。
相場は年式、グレード、走行距離、時期で変わるため、購入時は同条件の在庫を比べてください。
Q2. 年間1万kmならディーゼルの方が得ですか?
A. 年間1万kmだけでは決められません。
燃料代ではディーゼルが有利になりやすいものの、中古車の購入価格差、実燃費、地域の燃料単価、所有年数によって結果が変わります。
さらに短距離を細かく走る1万kmなのか、高速道路中心の1万kmなのかでも向き不向きが違います。
Q3. ガソリンとディーゼルの見分け方は?
A. 車両の型式と使用燃料を見るのが確実です。
2015年以降の主な2.7LガソリンはTRJ150W、2.8LディーゼルはGDJ150W、TZ-GのディーゼルはGDJ151Wが目印になります。
前期には4.0LガソリンのGRJ系もあるため、写真の見た目だけでなく車検証や販売ページの型式を確認してください。
Q4. ディーゼルは街乗りだけだとダメですか?
A. 街乗りだけで直ちにダメということではありません。
ただし、短距離走行ばかりでエンジンが十分に暖まりにくい使い方では、DPFの再生状態や警告表示を意識する必要があります。
近距離しか乗らない生活なら、ガソリンの方が使い方を選びにくく、気楽に感じる人は多いでしょう。
Q5. 2020年以降のディーゼルの違いは?
A. 動力性能を重視するなら、2020年8月改良後は有力です。
2.8Lディーゼルはターボチャージャーの改良によって最高出力が177PSから204PSへ高められ、最大トルク500N・mの仕様になっています。
ただし、年式が新しいほど中古価格も高くなりやすいため、走行距離や整備状態、予算まで含めて比較してください。
150プラド選びのまとめ
150プラドのガソリンとディーゼルは、どちらか一方が絶対的な正解ではありません。
短距離中心で静かさ、購入価格、日常での気軽さを重視するなら2.7Lガソリン。
長距離、高速道路、登坂、積載、牽引が多く、低回転のトルクと燃料代を重視するなら2.8Lディーゼル。
この分け方が一番シンプルです。
ただし、ディーゼルはDPFやAdBlueの管理があり、中古車の購入価格も高くなりやすいため、燃費だけで選ぶのはおすすめしません。
ガソリンも燃料代では不利になりやすいものの、街中での静かさと扱いやすさ、短距離中心でも使い方を選びにくい点は大きな魅力です。
私自身は2.7Lガソリンの150プラドに乗っていますが、ディーゼルのトルクが魅力的だと感じる場面はあります。
それでも普段の生活まで振り返ると、どちらを選ぶかは「スペックで勝っている方」ではなく、自分が一番よく使う場面で気持ちよく乗れる方で決めるのがいいかなと思います。





