こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
私は現在、ランドクルーザープラド150のTX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。
150プラドの中古車を探し始めると、かなり迷いやすいのがTX・TX Lパッケージ・TZ-Gのグレード違いです。
外観だけを見ると大きな差が分かりにくい一方で、シート、ホイール、快適装備、足回り、選べるエンジン、乗車定員まで見ていくと、実は性格がけっこう違います。
私自身TX Lパッケージに日常的に乗っていますが、グレード選びでは「上位だから満足できる」と考えるより、毎日使う装備にお金を払うかどうかで考えた方が後悔しにくいと思っています。
この記事では、後期型の中でも装備を比較しやすい2021年6月時点のトヨタ公式資料を軸に、150プラドのTX、TX Lパッケージ、TZ-Gの違いを中古車選びまで含めて解説します。
記事のポイント
- 150プラドのTX・TX Lパッケージ・TZ-Gの違い
- グレードごとの内装・快適装備・走行装備
- ガソリン・ディーゼルと乗車定員の選び方
- 中古車でグレードを確認するときの注意点
150プラドのグレード結論
150プラドのグレードを大まかに分けると、価格を抑えやすいTX、快適装備を増やしたTX Lパッケージ、走行装備まで充実したTZ-Gという順番で考えると分かりやすいです。
ただし、150プラドは2009年から2024年まで販売されたため、同じグレード名でも年式によってエンジンや装備が異なります。
以下は、中古でも人気のある後期型を考えるうえで参考にしやすい2021年6月発売モデルを基準にした比較です。
| 比較項目 | TX | TX Lパッケージ | TZ-G |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 標準グレード | 快適装備を追加 | 最上級グレード |
| エンジン | 2.7Lガソリン 2.8Lディーゼル |
2.7Lガソリン 2.8Lディーゼル |
2.8Lディーゼル |
| 乗車定員 | 5人・7人 | 5人・7人 | 7人 |
| シート表皮 | ファブリック | 本革 | 本革 |
| 前席 | マニュアル | パワーシート | パワーシート |
| 標準ホイール | 17インチ | 17インチ | 19インチ |
| 上級足回り | なし | なし | AVS・リヤ電子制御エアサス・KDSS |
| 選び方 | 価格と装備のバランス | 内装と快適性 | 走りと装備 |
2021年6月発売モデルでは、TXとTX Lパッケージにガソリン・ディーゼル、5人乗り・7人乗りがあり、TZ-Gは2.8Lディーゼルの7人乗りのみでした。
また、Toyota Safety Senseやフルタイム4WDなど、グレードが違っても共通して備わる部分があります。
迷ったときの目安はシンプルです。
予算を抑えながら150プラドに乗るならTX。
本革シートや日常の快適性まで欲しいならTX Lパッケージ。
電子制御サスペンションやKDSSなど走行装備まで欲しいならTZ-Gが候補になります。
150プラド全体の中古車選び、維持費、カスタムまで確認したい方は、150プラド完全ガイド|中古購入・維持費・カスタムを徹底解説も合わせて読んでみてください。
TXの特徴
TXは150プラドの基本となるグレードで、価格を抑えながら本格四駆としての基本部分をしっかり楽しめるのが魅力です。
「装備はシンプルでもいいから、状態の良い150プラドを買いたい」という方にはかなり現実的な候補になります。
価格を抑えて選びやすい
2021年6月発売モデルの新車時価格では、2.7LガソリンのTXが5人乗り3,666,000円、7人乗り3,824,000円でした。
2.8Lディーゼルでは5人乗り4,330,000円、7人乗り4,488,000円となっています。
現在は中古車なので当時の新車価格そのままで比較する意味はありませんが、もともとTXは価格を抑える役割を持ったグレードだったことは分かります。
同じ予算なら、上級グレードの過走行車ではなく、TXの低走行車や整備履歴の分かりやすい個体を選べるケースもあります。
中古車はグレード名だけの勝負ではないので、この考え方はかなり大切ですよ。
装備は必要十分
TXだから150プラドらしさが大きく失われるわけではありません。
2021年6月時点では、フルタイム4WD、Toyota Safety Sense、LEDヘッドランプ、左右独立温度コントロールのフルオートエアコンなどが用意されていました。
一方、シート表皮はファブリックで、前席はマニュアル調整となります。
TX Lパッケージにある本革シートやパワーシートを必要としない方なら、むしろこのシンプルさが合うと思います。
アウトドアで汚れを気にせず使いたい方なら、ファブリックシートを好むこともあるでしょう。
TXで確認したい装備
中古のTXを見るときは、「TXだから装備が全部同じ」と考えない方がいいです。
サンルーフ、ルーフレール、ナビ関連、寒冷地仕様などは車両ごとに条件が変わるため、掲載写真と現車を確認します。
中古車情報には「フル装備」と書かれていても、自分が欲しいメーカーオプションまで含まれているとは限りません。
グレード名ではなく、その個体に何が付いているかを見るのがポイントです。
TXが向いている人
TXは、150プラドそのものが欲しく、本革シートや電子制御サスペンションには大きなこだわりがない方に向いています。
購入予算を車両本体だけで使い切らず、納車後のタイヤ、整備、保険、盗難対策へ回したい方にも選びやすいでしょう。
TXが候補になりやすい人
本革シートより購入価格を優先したい方。
5人乗りと7人乗りから選びたい方。
ガソリンとディーゼルを比較したい方。
シンプルな150プラドを自分好みに乗りたい方。
TX Lパッケージの特徴
TX Lパッケージは、TXをベースに内装やシートまわりの快適性を高めたグレードです。
検索では「150プラド TX-L」「150プラド Lパッケージ」と呼ばれることも多いですが、正式なグレード表記は「TX Lパッケージ」です。
本革と快適装備が魅力
TXからTX Lパッケージへ上げたときに分かりやすい違いが、シートまわりです。
2021年6月時点では、TX Lパッケージには本革シートが採用され、運転席8ウェイ・助手席4ウェイのパワーシートも備わっていました。
さらに、前席には快適温熱シートとシートベンチレーションが用意されています。
このあたりはスペック表の一行だけを見るより、日常で使ったときに満足感が出やすい装備です。
日常で差を感じやすい
私はTX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っていますが、グレード差の中でもシートまわりは日常的に感じやすい部分だと思っています。
エンジン性能のようにアクセルを踏んだ瞬間だけ感じる装備ではなく、車へ乗り込んでから降りるまでずっと触れているからです。
特に暑い時期のシートベンチレーションや寒い時期のシートヒーターは、一度使うと「なくても走れるけど、あるとやっぱり便利だな」と感じやすい装備。
家族で遠出することが多い方なら、こうした快適装備へ予算を使う意味はあるかなと思います。
私が感じる満足ポイント
150プラドは車そのものに存在感があるので、TXでも十分かっこいいです。
そのうえでTX Lパッケージを選ぶ意味は、外から見た派手さより、乗り込んだときの雰囲気や座ったときの快適さにあると思っています。
毎朝ドアを開けた瞬間に「この内装を選んでよかった」と感じられるなら、その価格差はあなたにとって価値のある差です。
逆に本革にもパワーシートにも興味がなければ、TXを選んで浮いた予算を別の部分へ回す方が納得できるでしょう。
TXとの価格差を見る
2021年6月発売モデルでは、2.7Lガソリン5人乗りでTXが3,666,000円、TX Lパッケージが4,169,000円でした。
同じ条件で見ると、グレード差は約50万円です。
ただし、現在の中古車ではこの新車時の差がそのまま残っているわけではありません。
年式、走行距離、ボディカラー、オプション、特別仕様車、車両状態によって価格差は変わります。
だから中古では「TX Lパッケージだから何万円高くても買う」ではなく、候補車を横並びで比べてください。
TZ-Gの特徴
TZ-Gは150プラドの最上級グレードで、TX Lパッケージよりさらに走行装備まで踏み込んでいるのが大きな特徴です。
本革やパワーシートだけではなく、足回りに価値を感じる方が検討したいグレードになります。
走行装備まで上級仕様
2021年6月時点のTZ-Gには、AVSとリヤ電子制御エアサスペンション、KDSSが標準装備されていました。
AVSは走行状況などに合わせてショックアブソーバーの減衰力を制御する仕組みです。
リヤ電子制御エアサスペンションも採用され、TXやTX Lパッケージとは足回りの構成そのものが変わります。
KDSSもTZ-Gならではの大きな違いで、オンロードと悪路の両方を考えた150プラドらしい装備です。
さらにドライブモードセレクトが用意され、COMFORT、ECO、NORMAL、SPORT S、SPORT S+から走行モードを選べました。
単に「本革が付いた一番高いプラド」ではなく、走りに関わる部分まで内容が変わるのがTZ-Gです。
TZ-Gは7人乗りディーゼル
2021年6月のグレード設定では、TZ-Gは2.8Lディーゼルの7人乗りのみでした。
ガソリン車が欲しい方や5人乗りが欲しい方は、この時点でTXまたはTX Lパッケージから選ぶことになります。
同時期の新車時価格は5,543,000円で、TX Lパッケージの2.8Lディーゼル7人乗り4,997,000円より上に位置していました。
この差を本革や見た目だけで考えると高く感じるかもしれませんが、TZ-Gには足回りの違いがあります。
逆に、街乗りが中心でその部分に魅力を感じないなら、TX Lパッケージの方が自分の使い方に合う可能性もありますよ。
中古では足回りを確認
TZ-Gを中古で購入するときは、豪華装備の数だけでなく、電子制御される足回りの状態まで見ておきたいところです。
年数が経った車では、一般的なコイルスプリング仕様とは確認したい箇所が変わります。
試乗では車高の左右差、警告表示、乗り心地、不自然な異音などを確認し、過去の整備記録にも目を通してください。
TZ-Gは装備が多いぶん、中古では状態確認も大切です。
「最上級だから安心」と考えるのではなく、AVS、リヤ電子制御エアサスペンション、KDSSを含め、その個体がどのように維持されてきたかを確認しましょう。
TXとTX-Lの違い
中古車選びで最も迷いやすいのが、TXとTX Lパッケージの二択ではないでしょうか。
走行性能の基本部分を大きく変えるというより、内装と快適装備へどこまで予算をかけるかがポイントになります。
| 装備 | TX | TX Lパッケージ |
|---|---|---|
| シート表皮 | ファブリック | 本革 |
| 前席調整 | マニュアル | パワー |
| シートヒーター | なし | あり |
| シートベンチレーション | なし | あり |
| 標準ホイール | 17インチ | 17インチ |
| 19インチ | 設定なし | メーカーオプション |
| エンジン | ガソリン・ディーゼル | ガソリン・ディーゼル |
| 乗車定員 | 5人・7人 | 5人・7人 |
シートと内装の差が大きい
TXとTX Lパッケージで普段もっとも分かりやすいのは、やはり内装です。
ファブリックから本革へ変わり、前席も手動調整から電動調整になります。
そのため、中古車を写真だけで見ていても、シートを見るとTXとTX Lパッケージを判断しやすいケースがあります。
とはいえ、社外シートカバーが付いている車もあるので、写真だけでグレードを断定するのは避けましょう。
ホイールだけでは判別しない
2021年6月時点では、TXとTX Lパッケージの標準タイヤ・ホイールは265/65R17と17インチアルミホイールでした。
TX Lパッケージには19インチがメーカーオプションとして用意されています。
さらに特別仕様車になると18インチの専用ホイールが装着されるため、ホイールサイズだけでTX、TX Lパッケージ、TZ-Gを判断することはできません。
価格差を毎日の使用で考える
TX Lパッケージへ上げるか迷ったら、装備表を眺め続けるより「週に何回使うか」を考えてみてください。
パワーシート、本革、シートヒーター、シートベンチレーションを毎日のように使うなら、購入後に感じる価値は高くなります。
逆に、車へ乗ればすぐ走り出し、内装にはあまりこだわらないなら、TXでも不満は出にくいかもしれません。
グレードアップは見栄のためではなく、自分の使い方に必要かどうか。
ここで考えると答えが見えやすいです。
TX-LとTZ-Gの違い
TX LパッケージとTZ-Gは、どちらも本革シートを備える上級グレードですが、違いの中心は足回りと走行装備です。
内装だけを見ていると似ていますが、中身まで見ると選ぶ理由が変わってきます。
| 比較項目 | TX Lパッケージ | TZ-G |
|---|---|---|
| 本革シート | 標準 | 標準 |
| パワーシート | 標準 | 標準 |
| 標準ホイール | 17インチ | 19インチ |
| AVS | なし | 標準 |
| リヤエアサス | なし | 標準 |
| KDSS | なし | 標準 |
| ドライブモード | なし | 標準 |
| エンジン | ガソリン・ディーゼル | ディーゼル |
| 定員 | 5人・7人 | 7人 |
快適装備か走行装備か
TX Lパッケージは「TXをもっと快適に乗りたい人」向けと考えると分かりやすいです。
一方のTZ-Gは、「快適装備に加えて、150プラドの走行装備まで求める人」に合います。
本革シートだけが目的なら、TZ-Gまで上げなくてもTX Lパッケージで満たせます。
だからこそTZ-Gを選ぶなら、AVSやKDSS、リヤ電子制御エアサスペンションに魅力を感じるかがポイントです。
維持の考え方も変わる
装備が増えれば、それだけ中古で確認する場所も増えます。
TXやTX Lパッケージのコイルスプリング仕様と、TZ-Gのリヤ電子制御エアサスペンションでは構成が同じではありません。
長く所有する予定なら、購入価格だけではなく、将来までその装備を維持して乗ることも含めて考えたいですね。
「TZ-Gを買えるか」ではなく、「TZ-Gの装備が欲しいか」で決めるのがおすすめです。
エンジンと定員で選ぶ
150プラドはグレードを決めるだけでは終わりません。
TXとTX Lパッケージでは、エンジンと乗車定員も選ぶことになるため、ここを先に決めると中古車探しがかなり楽になります。
ガソリンとディーゼル
2021年6月時点では、2.7Lガソリンが最高出力163PS、最大トルク246N・m、2.8Lディーゼルが最高出力204PS、最大トルク500N・mでした。
どちらも6速ATとフルタイム4WDです。
| 項目 | 2.7Lガソリン | 2.8Lディーゼル |
|---|---|---|
| 最高出力 | 163PS | 204PS |
| 最大トルク | 246N・m | 500N・m |
| 燃料 | ガソリン | 軽油 |
| 選べるグレード | TX・TX Lパッケージ | TX・TX Lパッケージ・TZ-G |
街中の短距離走行が中心ならガソリンも候補になりますし、高速道路や長距離移動が多く、低回転から余裕のある走りを求めるならディーゼルが気になると思います。
ただ、燃料代だけで決めると車両価格や使い方を見落とします。
中古ではエンジンの違いに加え、車両状態と整備履歴まで含めて比較してください。
5人乗りと7人乗り
TXとTX Lパッケージでは5人乗りと7人乗りを選べます。
家族や友人を含めて6人以上で乗る機会があるなら、当然7人乗りが必要です。
一方、普段4人以下で使い、3列目をほとんど使わないのであれば、5人乗りも十分候補になります。
「いつか使うかもしれない」で決めるより、1年間で3列目を何回使いそうか考えてみると分かりやすいですよ。
家族4人ならどう考える
我が家は妻と娘と息子の4人家族なので、普段の移動だけなら5人乗りでも人数としては足ります。
ただ、祖父母や友人を乗せる可能性、旅行時の使い方まで考えると7人乗りに価値を感じる方もいるでしょう。
反対に3列目を一度も使わないのであれば、7人という数字だけに魅力を感じる必要はありません。
中古価格や在庫数まで見ながら、自分の生活に合う方を選んでください。
TZ-Gは選択肢が固定
TZ-Gは2021年6月時点で2.8Lディーゼル・7人乗りという組み合わせでした。
そのため、TZ-Gが欲しい方はエンジンと乗車定員で迷う必要がありません。
逆に「TZ-Gの装備は欲しいけれどガソリンがいい」「5人乗りがいい」という選び方はできませんでした。
この部分も、TX Lパッケージとの大きな違いです。
特別仕様車はどう見る
150プラドの中古車には、TX、TX Lパッケージ、TZ-Gだけでなく、ブラックエディション、70thアニバーサリーリミテッド、マットブラックエディションなども並んでいます。
名前が豪華なので別の最上級グレードに見えますが、ベースグレードを確認することが大切です。
マットブラックはTX-L系
私が所有しているTX Lパッケージ マットブラックエディションは、2022年8月に設定された特別仕様車です。
TXをベースにLパッケージの装備を加え、ラジエーターグリル、ヘッドランプガーニッシュ、フォグランプベゼル、18インチアルミホイール、バックドアガーニッシュなどへマットブラックを中心とした専用加飾が施されています。
つまり、名前に「エディション」と付いていてもTZ-Gの上位版ではありません。
TX Lパッケージ系の装備に、専用の内外装を組み合わせた車と考えると分かりやすいですよ。
ブラック系もベースを見る
150プラドには複数のブラック系特別仕様車があります。
専用ホイールやグリル、内装色などに魅力がありますが、中古車では特別仕様車という名前だけで価格が上がっていることもあります。
70周年・ブラック・マットブラックは、特別仕様車ごとの専用装備とベース車の違いを比べると、名称だけで上級グレードと判断するのを避けやすくなります。
あなたが欲しいのが専用デザインなのか、本革や快適装備なのか、それともTZ-Gの走行装備なのかを分けて考えてください。
専用外装が気に入っているなら特別仕様車を選ぶ理由になりますが、装備だけを見ると通常のTX Lパッケージで満足できる場合もあります。
名前より実装備を優先
中古車検索では、販売店によってグレード名の書き方が微妙に違う場合があります。
「TX-L」「TX L」「Lパッケージ」など表記が分かれていても、正式な仕様を確認してください。
さらに社外ホイール、シートカバー、グリル交換などで見た目が変わっている個体も珍しくありません。
見た目だけで「これは上位グレードだ」と決めず、車両情報と実車を照らし合わせるのが安心です。
中古車で失敗しない確認
150プラドは販売期間が長いため、グレード選びと年式選びを別々に考えないことが大切です。
同じTX Lパッケージでも、2015年と2021年ではエンジン、安全装備、細かな仕様が同じではありません。
年式で装備差を確認
150プラドは一般的に前期、中期、後期へ分けて考えられます。
さらに後期型の中でも2020年には2.8Lディーゼルの最高出力が204PSへ変更されるなど、改良があります。
「後期のTX Lパッケージ」という情報だけでは十分ではありません。
初度登録年月と、その時期の仕様まで確認しましょう。
年式ごとの違いについては、150プラドを買うなら何年式?前期・中期・後期の違いで詳しく解説しています。
グレード名を現車で照合
中古車では販売ページに書かれているグレード名だけで契約まで進めない方が安心です。
車検証、型式、乗車定員、エンジン、内装、装備を見ながら確認します。
車検証で照合する
車検証では初度登録年月、型式、乗車定員などを確認できます。
2021年6月モデルの場合、TZ-Gの2.8LディーゼルはGDJ151W、TXとTX Lパッケージの2.8LディーゼルはGDJ150Wという違いもありました。
ただし、150プラドは年式によって型式やエンジン構成が変わるため、この型式だけですべての年代を判断しないでください。
実車で照合する
次にシート表皮、パワーシート、ホイール、各種スイッチなどを見ます。
TZ-Gなら足回りやドライブモード関連の装備も確認したいところです。
特別仕様車では専用グリルやホイールが別の部品へ交換されている場合もあるため、純正部品が残っているか聞いておくのもおすすめです。
メーカーオプションを見る
中古の150プラドでは、グレード以上にメーカーオプションが購入判断へ影響することがあります。
代表的なのがサンルーフ、ルーフレール、マルチテレインモニターなどです。
サンルーフ・ルーフレール・カメラ類は、実車でのメーカーオプションの見分け方を確認すると、契約前に装備を照合しやすくなります。
メーカーオプションには新車製造時でなければ簡単に追加できないものがあります。
そのため、「TX Lパッケージなら何でも付いているだろう」と思い込まず、欲しい装備を一つずつ確認してください。
中古車サイトの装備欄にチェックが入っているだけでは分かりにくい場合は、スイッチや車両そのものを写真で確認すると確実性が上がります。
グレードより状態も見る
私は中古の150プラドなら、グレードだけでなく車両状態も同じくらい大切だと考えています。
状態の良いTXと、整備履歴が分かりにくいTZ-Gが同じ予算なら、必ずしもTZ-Gを選ぶとは限りません。
修復歴、下回りの錆、整備記録、タイヤ、オイル漏れ、内装、電装品、カスタム内容まで見てください。
特にTZ-Gは足回りの構成が違うため、グレード名にひかれて状態確認がおろそかになるのは避けたいところです。
現車確認の方法は、150プラドの中古車で後悔しないための購入前チェック項目で詳しく紹介しています。
今ある在庫からTX、TX Lパッケージ、TZ-Gを比較したい方は、ガリバーの中古車在庫を確認するのも一つの方法です。
グレード別おすすめ
ここまで細かく比較してきましたが、最後は自分が150プラドに何を求めているかで決めれば大丈夫です。
全部入りを選ぶより、自分が使う装備が入ったグレードを選ぶ方が満足しやすいと思います。
TXがおすすめの人
購入価格をできるだけ抑えたい方にはTXが候補です。
ファブリックシートや手動シートで不満がなく、本革や上級足回りに予算を使わないのであれば、150プラドそのものの魅力は十分楽しめます。
ガソリンとディーゼル、5人乗りと7人乗りから選べるため、中古車の選択肢も広げやすいです。
浮いた予算でタイヤ、メンテナンス、セキュリティ、キャンプ用品などへお金を使うのもありですよ。
TX Lがおすすめの人
個人的に多くの方が候補にしやすいと感じるのがTX Lパッケージです。
私自身が乗っているという部分を差し引いても、ガソリンとディーゼル、5人乗りと7人乗りを選びながら、本革シート、パワーシート、シートヒーター、シートベンチレーションまで手に入ります。
街乗り、買い物、旅行、家族利用が中心なら、TZ-Gの走行装備よりこちらの快適装備を毎日使う方も多いでしょう。
150プラドらしさと日常の快適性を両方欲しい方には、かなり選びやすい位置だと思います。
TZ-Gがおすすめの人
TZ-Gは、価格だけでなく装備内容まで理解したうえで最上級グレードを選びたい方に向いています。
2.8Lディーゼルと7人乗りで問題がなく、AVS、リヤ電子制御エアサスペンション、KDSS、ドライブモードなどを求めるなら魅力があります。
逆に、本革シートだけが目的ならTX Lパッケージも比較してください。
TZ-Gならではの部分へ価値を感じられるかどうか。
そこが答えになります。
私ならこう考えます。
装備を絞って予算を抑えるならTX。
家族利用と快適性を重視するならTX Lパッケージ。
ディーゼル7人乗りで走行装備まで欲しいならTZ-G。
中古では、この結論に車両状態とメーカーオプションを加えて選びます。
150プラドのグレードFAQ
150プラドのグレードを比較するときによく出てくる疑問へ回答します。
Q1. 一番おすすめのグレードは?
A. 多くの方が比較しやすいのはTX Lパッケージですが、全員に同じグレードがおすすめとは言えません。
価格を抑えるならTX、本革や快適装備を使いたいならTX Lパッケージ、足回りまでこだわるならTZ-Gという選び方が分かりやすいです。
中古ではグレードより状態の良い個体を優先した方が満足できる場合もあります。
Q2. TXとTX-Lは何が違う?
A. 大きな違いはシートと快適装備です。
2021年6月時点ではTXがファブリックとマニュアル前席、TX Lパッケージが本革とパワーシートになり、シートヒーターやシートベンチレーションも備わります。
走行性能だけでなく、毎日触れる内装にどこまで価値を感じるかで決めると選びやすいです。
Q3. TZ-Gはガソリンもある?
A. 年式によって違いますが、2021年6月の後期モデルではTZ-Gは2.8Lディーゼルのみです。
150プラド初期にはエンジン構成が異なる時期もあるため、中古車では年式まで確認してください。
後期型でガソリンを選びたい場合は、TXまたはTX Lパッケージが中心になります。
Q4. 5人と7人はどちらがいい?
A. 3列目を実際に使う可能性で決めるのがおすすめです。
普段5人以下でしか乗らないなら5人乗りでも十分ですが、家族や友人を含め6人以上で移動する機会があるなら7人乗りが便利です。
なお、2021年6月モデルのTZ-Gは7人乗りのみでした。
Q5. 特別仕様車は上位なの?
A. 必ずしもTZ-Gより上位という意味ではありません。
たとえばTX Lパッケージ マットブラックエディションは、TXをベースにLパッケージ相当の装備と専用の内外装を組み合わせた特別仕様車です。
中古車では特別仕様車という名称だけで決めず、ベースグレードと専用装備を確認してください。
150プラドのグレードまとめ
150プラドのTX、TX Lパッケージ、TZ-Gには、それぞれ選ぶ理由があります。
価格と必要装備のバランスならTX、内装の質感と快適装備ならTX Lパッケージ、走行装備まで求めるならTZ-Gという考え方が基本です。
- TXは価格を抑えやすくガソリン・ディーゼルを選べる
- TX Lパッケージは本革や前席快適装備が魅力
- TZ-GはAVS・リヤ電子制御エアサス・KDSSを装備
- TXとTX Lパッケージは5人乗り・7人乗りを選べる
- 中古では年式・エンジン・オプション・状態まで確認する
特に中古の150プラドでは、グレード名だけで購入を決めないことが大切です。
同じTX Lパッケージでも、年式、ガソリンかディーゼルか、5人乗りか7人乗りか、メーカーオプション、特別仕様車、整備履歴によって中身が変わります。
あなたが150プラドに乗ったとき、本当に欲しいのは本革でしょうか、ディーゼルでしょうか、それともTZ-Gならではの足回りでしょうか。
そこまで決めてから中古車を探すと、「人気だから」「上位だから」という理由だけで余計な予算を使わず、自分に合う一台を選びやすくなりますよ。
150プラドへの乗り換えで今の愛車も手放す予定なら、下取りだけで決める前にユーカーパックで愛車の査定方法を確認するのも選択肢です。






