こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
150プラドの社外ホイールを探し始めると、「6穴でPCD139.7なら付くのかな」「8Jと8.5Jは何が違うのか」「インセットを変えればツライチになるのか」と、急に数字だらけになります。
私が乗っているTX Lパッケージ マットブラックエディションも18インチの純正ホイールを履いていますが、ホイールは見た目だけで選べる部品ではありません。
PCDと穴数が一致していても、J数、インセット、ハブ径、ブレーキとの隙間、タイヤ外径、フェンダーからの突出まで合わなければ、150プラドに適合するとは言えないからです。
とくに8J、8.5J、9Jへ幅を広げると、同じインセットでもホイールの内側と外側の位置が変わるので、数字を一つだけ見て判断するのは避けたいところです。
この記事では純正7.5J・インセット25を基準に、150プラドのPCDとハブ径、8J・8.5J・9Jでホイール位置がどう変わるのか、ツライチを狙うときに何を確認すべきかまで順番に見ていきます。
記事のポイント
- 150プラド純正ホイールの基本寸法
- PCD139.7とハブ径106mmの意味
- 8J・8.5J・9Jで変わるホイール位置
- ツライチとホイール適合を確認する順番
150プラドのホイールサイズ
社外ホイールを選ぶ前に、まず150プラドの純正寸法を基準として頭に入れておくと、商品ページに並ぶ数字をかなり読みやすくなります。
ホイールを探すなら、輸入タイヤ&ホイール通販のオートウェイ(AUTOWAY)
でサイズを指定すると、ホイール単体やタイヤとのセットの価格を比べられます。
タイヤまで含めた選び方を先に確認したい方は、150プラドのタイヤ・ホイール完全ガイド|適合確認と選び方もあわせて確認してみてください。
純正7.5Jとインセット25
トヨタの工場装着タイヤ・ホイール資料では、150プラドの基本寸法として17×7.5Jと18×7.5Jが示され、PCD139.7mm、インセット25mm、ハブ穴径106mm、6穴となっています。
純正17インチの代表例は265/65R17、純正18インチの代表例は265/60R18で、私のマットブラックエディションも265/60R18を装着する仕様です。
後期では19インチを装着するTZ-Gやメーカーオプション車もあるため、「150プラドは全部17インチか18インチ」と決めつけず、年式とグレードを確認することも大切ですよ。
出典:トヨタ自動車「ランドクルーザープラド 工場装着タイヤ・ホイールサイズ」
| 確認項目 | 150プラドの基本寸法 | 意味 |
|---|---|---|
| リム幅 | 7.5J | 純正ホイール幅の代表値 |
| PCD | 139.7mm | ボルト穴を結ぶ円の直径 |
| 穴数 | 6穴 | ホイールを固定する穴の数 |
| インセット | 25mm | ホイール中心と取付面の位置関係 |
| ハブ穴径 | 106mm | ホイール中央穴の基準寸法 |
ここを基準にすれば、例えば「17×8J +20 6H139.7」という社外ホイールを見たとき、純正よりリムが0.5インチ広く、インセットが5mm小さいことまで読み取れます。
7.5JのJは幅そのものではない
よく「J数」と呼ばれますが、7.5Jの「7.5」がリム幅をインチで示す数字で、「J」はリムフランジ形状を表す記号です。
7.5インチは計算上190.5mm、8Jなら203.2mm、8.5Jなら215.9mm、9Jなら228.6mmとなるため、0.5Jの差でもリム全体では12.7mmずつ幅が増えていきます。
ただし増えた幅がすべて外側へ出るわけではなく、インセットが同じなら基本的に半分ずつ内側と外側へ広がる、と考えると分かりやすいです。
純正7.5J・+25を物差しにすると、社外ホイールが車体の内側と外側へどれだけ移動するかを比較しやすくなります。
年式とグレードも確認する
150系は2009年から長く販売されたため、タイヤとホイールを選ぶときは「150プラド」という車名だけでは情報が足りません。
前期・中期・後期に加えて、TX、TX Lパッケージ、TZ-G、特別仕様車で純正タイヤ径やホイール意匠が異なるため、車検証と現車のタイヤ表示を一緒に確認しておきましょう。
年式・グレード別の純正タイヤについては、150プラドのタイヤサイズ|年式・グレード別に適合確認する方法で詳しくまとめています。
中古車では前オーナーがすでに社外ホイールへ交換していることもあるので、今付いているホイールを「純正サイズ」と思い込まないのも大事なポイントです。
PCDとハブ径を確認する
150プラドのホイールマッチングで最初に見る数字は、PCD、穴数、ハブ径です。
ここが合わないホイールは、J数やインセットを考える以前の段階で候補から外れます。
PCD139.7の6穴が基本
150プラドの基本は6穴・PCD139.7mmで、商品表記では「6H139.7」「6-139.7」などと書かれていることがあります。
PCDはボルト穴の中心を結んだ円の直径なので、6穴という数だけが同じでもPCDが違えば取り付けられません。
逆に、PCD139.7の6穴が一致していても、それだけで150プラド対応と判断するのも危険です。
ハイラックスやFJクルーザーなど同じような6穴ホイールが検索結果に出ることがありますが、インセット、ハブ径、ナット座面、ブレーキとの隙間、必要な荷重条件まで同じとは限らないからです。
「6穴だから付く」「PCD139.7だから流用できる」という判断はしないようにしてください。
商品ごとの車種別適合に150系プラドが含まれているかまで確認するのが基本です。
ハブ径は106mm
トヨタ公式資料では150プラドのハブ穴径は106mmなので、社外ホイールではセンターボアがこの寸法以上でなければ物理的に収まりません。
ただし、センターボアが106mmより大きいホイールなら何でも良い、という意味でもありません。
ホイールメーカーが150プラドへの装着を確認しているか、センタリング方法はどうなっているか、専用部品が必要かを商品ごとに見る必要があります。
ハブリングは必要な場合だけ使う
社外ホイールのセンターボアが車両側より大きく、メーカーがハブリングの使用を案内している場合は、150プラド対応ハブリングを組み合わせる方法があります。
ハブリングはホイールの中心を合わせやすくする部品ですが、間違ったPCDやインセットを補正する部品ではありません。
また、ホイール側のテーパー形状やセンターキャップとの関係で使えるハブリングが限定されることもあるため、内径と外径だけを見て買わない方がいいですよ。
ハブ径106mmは「150プラドに合うホイールを探すための条件の一つ」であり、106mmという数字だけで適合が決まるわけではありません。
8J・8.5J・9Jを比較
ここからは検索されることが多い8J、8.5J、9Jが、純正7.5Jからどのくらい位置を変えるのかを数字で比べてみます。
ホイールの外側位置はJ数とインセットをセットで見る必要があり、8Jだから安全、9Jだから必ずはみ出す、と単純には決められません。
リム幅と位置変化の目安
下の表は純正7.5J・インセット25を基準にした、リム端の理論上の位置変化です。
「外側」はフェンダー方向へ出る量、「内側」はサスペンション方向へ近づく量を示し、タイヤの膨らみや銘柄差、車両個体差は含めていません。
| ホイール例 | 純正比の外側 | 純正比の内側 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 7.5J +25 | 基準 | 基準 | 純正基準 |
| 8J +20 | 約11.4mm外へ | 約1.4mm内へ | 幅とインセットの両方で外へ移動 |
| 8J ±0 | 約31.4mm外へ | 約18.7mm外へ | 内側の余裕は増えるが外側へ大きく移動 |
| 8.5J +18 | 約19.7mm外へ | 約5.7mm内へ | 純正より幅広で外観も変化しやすい |
| 8.5J +20 | 約17.7mm外へ | 約7.7mm内へ | 内外とも純正より張り出す |
| 9J +20 | 約24.1mm外へ | 約14.1mm内へ | 内側クリアランスにも注意が必要 |
例えば8J +20は、純正7.5J +25よりリムが外側へ約11.4mm出る一方、内側は約1.4mmだけサスペンション側へ近づく計算です。
8.5J +18では外側へ約19.7mm、内側へ約5.7mm動くため、「8Jと0.5Jしか違わない」と見ても車体側ではそれなりの差になります。
9J +20なら外側へ約24.1mm、内側へ約14.1mmとなり、外側の突出だけでなくアームやインナー側との隙間も確認したくなる寸法です。
この表は装着可否を示す適合表ではなく、純正からホイールの位置がどう変わるかを見るための比較表として使ってください。
8Jは候補が見つけやすい
150系向けの社外ホイールでは17×8.0J +20や17×8.0J ±0といった設定を用意するメーカーがあり、純正7.5Jから少し幅を広げたいときに候補を見つけやすい寸法です。
ただし、同じ8Jでも+20と±0では外側位置が約20mm違うため、「8Jなら同じ」と考えてはいけません。
タイヤも265幅のままにするのか、275幅や285幅を検討するのかで最外側の位置や干渉条件が変わります。
純正車高で日常利用が中心なら、まずホイールメーカーが自分の年式・型式を適合車種としている商品から絞る方が現実的ですよ。
デザインから探す場合は、150プラド用17インチアルミホイールの中でも、J数とインセットまで商品名や仕様表で確認してください。
8.5Jはタイヤとの組合せが重要
8.5Jになると純正7.5Jよりリム全体が25.4mm広くなるため、インセットが近いままなら内側と外側へそれぞれ約12.7mmずつ広がります。
実際に150系向けとして20×8.5J +18を設定しているメーカーもありますが、その事実だけで別ブランドの8.5J +18まで同じように装着できるとは限りません。
ホイールはスポーク裏面やリム内側の形が製品ごとに違うので、ブレーキキャリパーとの隙間まで含めて車種別適合を見る必要があります。
さらにタイヤのリム幅適合もあるため、履きたいタイヤを先に決めている場合は、そのタイヤメーカーが示す適用リム幅に8.5Jが含まれているかも確認しましょう。
9JはPCDだけで選ばない
9Jを検索すると6H139.7のホイール自体は見つかりますが、150プラド用として確認されているかは商品ごとに別問題です。
純正7.5Jから9Jへ変更するとリム幅だけで38.1mm増えるため、同じインセット25でも外側と内側へ約19.1mmずつ広がります。
さらにインセットを小さくすれば外側へ出やすくなり、逆に大きくすれば内側のサスペンションやブレーキ周辺へ近づきます。
そのため9Jは「ツライチにしやすそう」という見た目だけで決めず、ホイールメーカーの150系適合、組み合わせるタイヤ、車高、アライメント、フェンダーとの位置まで確認して選ぶサイズだと考えています。
9Jの装着写真が見つかっても、その車が純正車高なのか、リフトアップ済みなのか、フェンダー部品を変更しているのか、タイヤサイズはいくつなのかで条件は変わります。
写真が似ていることより、自分の車両条件と同じかどうかを優先してください。
ツライチとオフセットの考え方
150プラドで「ツライチ オフセット」と検索する方は多いですが、実際のフェンダー位置はインセットの数字一つでは決まりません。
J数、タイヤの実幅、キャンバーやアライメント、車高、左右差、フェンダー形状まで重なるため、ネット上の一つの数値をそのまま自分の車へ当てはめるのは避けたいです。
インセットが小さいほど外へ出る
同じJ数なら、インセットの数字を小さくするほどホイールは車体の外側へ移動し、大きくするほど車体の内側へ移動します。
例えば8Jで+20から±0へ変えると、リムの外側位置は単純計算でさらに20mm外へ動きます。
このため「8J」という幅だけを検索するより、「8J +20」「8J 0」のようにJ数とインセットをセットで見る方が、装着後の位置を想像しやすいですよ。
なお、検索では「オフセット」という言葉もよく使われますが、商品仕様では「インセット」と表記されることが多いので、同じ位置関係を確認する項目として見れば大丈夫です。
タイヤとホイールで基準が違う
フェンダーからの突出を考えるときに注意したいのが、「タイヤなら少し出ても全部OK」という理解です。
自動車技術総合機構の審査事務規程では、一定範囲の回転部分はフェンダーなどより外側へ突出しないことが基本とされ、乗用車で最外側がタイヤとなる部分については10mm未満の突出を突出していないものとみなす扱いがあります。
一方で、その記述はホイール本体やホイールキャップまで10mm出してよいという意味ではないため、ツライチを狙うならホイールのリムやスポーク形状まで含めて確認してください。
出典:自動車技術総合機構「審査事務規程 7-28、8-28 車枠及び車体」
個体差とタイヤ実幅も見る
同じ「265」というタイヤ幅表記でも、実際の総幅は銘柄やパターン、装着するリム幅によって差が出るため、ホイールのリム位置だけで最外側を決めることはできません。
A/TタイヤやM/Tタイヤではサイドウォールやショルダーの形が張り出して見える製品もあり、カタログ上のサイズが同じでもフェンダーとの距離感が変わることがあります。
また、車両側もアライメント、ブッシュの状態、車高、装着部品などで左右差が出る可能性があります。
だからこそ、フェンダーぎりぎりを狙うほど「計算上入る」だけではなく、現車での測定と装着確認が大切になってきます。
ツライチを狙う場合は、フェンダー外側だけでなく、ハンドル全切り時、サスペンションが動いたとき、荷物や家族を乗せたときの隙間まで見ておくと安心です。
ホイールマッチングの確認
ホイールマッチングは、PCD、J数、インセットを合わせて終わりではありません。
150プラドのような車体の大きな4WDでは、ブレーキとの隙間、内側干渉、タイヤ外径、ナット、ホイールの仕様まで一式で見ていきます。
ブレーキ干渉を確認する
同じ17インチ、同じ8J、同じインセットでも、ホイールのディスク形状やスポーク裏側の逃げは製品ごとに違います。
そのため寸法上はフェンダーへ収まっても、ブレーキキャリパーへ当たる可能性は別に確認しなければなりません。
通販で購入するときは「150プラド対応」という大きな表記だけでなく、型式、年式、グレード、装着条件、キャリパーに関する注意書きまで読んでください。
中古ホイールでは商品名が分からないこともあるため、サイズ刻印だけで判断しにくい場合は無理に買わない方が結果的に安く済みます。
内側の干渉も確認する
ホイールを外へ出す話ばかり注目されますが、インセットやJ数によっては内側がサスペンション部品へ近づくこともあります。
とくに9Jのように幅を広げる場合は、リム内側だけでなくタイヤのサイドウォールがアームやインナーへ近づかないかも確認したいところです。
停止状態で隙間があっても、ハンドルを左右いっぱいに切るとタイヤの通る軌道が変わります。
さらに走行中はサスペンションが上下するため、静止状態で数mm空いていることだけを根拠に「干渉しない」と決めるのは避けましょう。
タイヤ外径も同時に見る
ホイールだけ適合しても、組み合わせるタイヤの外径や幅が大きく変われば、干渉やメーター表示へ影響する可能性があります。
150プラドの代表的な純正サイズである265/65R17、265/60R18、265/55R19は、インチ数が違っても計算上の外径が近くなる組み合わせです。
社外ホイールへ交換するときも、まず純正外径を基準にタイヤ候補を絞り、そのタイヤが選んだJ数へ適合するかを見る順番が分かりやすいですよ。
大径タイヤを組みたい場合は、ホイールサイズだけでなく車高やインナーフェンダーとの干渉条件も変わるため、通常のホイール交換とは別の検討が必要になります。
265幅でも8Jと9Jで形が変わる
同じ265幅のタイヤでも、装着するリム幅が広くなるとサイドウォールの見え方やタイヤ断面の形が変わります。
逆に幅の広いタイヤを細いリムへ無理に組むこともできないため、タイヤメーカーが示す適用リム幅の範囲を確認してください。
ホイールの「装着できる」とタイヤの「適用リム幅に入る」は別の確認項目なので、両方を満たして初めて組み合わせ候補になります。
ナットの座面も確認する
純正ホイールから社外ホイールへ交換するときは、ホイールナットも忘れずに確認してください。
ねじ径とピッチが合っていても、座面形状がホイール側と合わなければ正しく固定できないため、純正ナットをそのまま使えるとは限りません。
純正と社外の座面形状やねじ規格、締め付け手順については、150プラドのホイールナットの解説にまとめています。
商品に指定ナットがある場合はその仕様に従い、必要なねじのかかりや締め付け条件も含めて取り付けます。
ナット、センターキャップ、ハブリングなどの小物は注文後に気づきやすいので、ホイール本体を買う前に必要品を一度書き出しておくと楽ですよ。
目的別のホイール選び
150プラドのホイールは、数字をぎりぎりまで攻めることが目的ではなく、自分がどんな見た目と使い方を求めるかで決めるのが一番です。
街乗り、高速道路、キャンプ、未舗装路、雪道では、同じ車でも欲しいタイヤの性格が変わり、それに合わせてホイール径やJ数の候補も変わります。
純正に近い使い勝手を残す
日常利用のしやすさを残したいなら、純正採用のある17〜19インチを起点に、車種別適合が明確なホイールから選ぶ方法が分かりやすいです。
17インチならタイヤのサイドウォールに厚みを持たせやすく、150プラドらしい4WD感を出しやすい一方、18インチは私のマットブラックエディションのように街乗りとの見た目のバランスも取りやすいと感じます。
19インチは後期TZ-Gなど純正装着例がありますが、同じ19インチでも社外ホイールならJ数やインセットが違うため、純正19インチ車だから何でも合うわけではありません。
サイズ変更を小さくするほど確認項目がゼロになるわけではありませんが、純正外径や純正に近い位置から考えやすくなります。
オフロード感を出すなら17インチ
A/TタイヤやM/Tタイヤの存在感を出したい場合は、17インチの社外ホイールを候補にする人も多いです。
タイヤの厚みが見えやすくなるので、150プラドのボディにはよく似合いますし、商品数も比較しやすいですよ。
ただしゴツいタイヤほど実幅やショルダー形状が商品ごとに違うため、同じ265/65R17でもフェンダーや内側との距離感は同一ではありません。
見た目の写真だけで決めず、タイヤのメーカー公表寸法とホイールメーカーの車種別適合を両方見るのが近道です。
大径ホイールは乗り方も考える
20インチなどの大径ホイールは足元の存在感を出しやすい一方、純正外径へ近づけるにはタイヤのサイドウォールが薄くなる方向です。
段差や荒れた路面での感触、ホイールを傷めるリスク、タイヤの選択肢、交換費用まで含めて、自分の使い方に合うかを考えてください。
8.5Jという幅を使いたいから20インチにするのではなく、まず欲しい外観とタイヤ性能があり、その組み合わせとして8.5Jが必要なのかを見る方が自然だと思います。
購入前の確認手順
ホイールは4本まとめて買うと金額も大きくなり、届いてから適合しないと返品や組み替えの手間も増えます。
私はネットで候補を探すときも、最後は「車両情報→ホイール→タイヤ→取付」の順に一つずつ確認するのがいいと思っています。
車両情報を先にそろえる
まず車検証で型式と初度登録年月を確認し、グレード、現在のタイヤサイズ、現在のホイールが純正か社外かを把握します。
中古で購入した150プラドなら、前オーナーが足回りやスペーサーを変更していないかも見ておきたいところです。
純正車高だと思って選んだのに実はリフトアップ済みだった、という条件違いがあると、ネット上の装着例との比較がずれてしまいます。
ホイールの適合表を見る
次に候補ホイールの車種別適合表で、150系プラドが明記されているか確認します。
PCD139.7・6穴という共通寸法だけで検索するのではなく、型式や年式の条件、純正フェンダーを前提としているか、装着タイヤの指定があるかまで読みます。
メーカーの適合表で条件が付いているなら、その条件も含めて一つの商品だと考えた方が安全です。
欲しいデザインが先に決まっているなら、150プラド用タイヤ・ホイールセットとして車種適合が明示されている商品から探す方法もあります。
タイヤを組み合わせる
ホイール候補が決まったら、組み合わせるタイヤのサイズ、適用リム幅、外径、ロードインデックスを確認します。
ホイールだけを安く買えても、欲しいタイヤがそのJ数へ組めなかったり、タイヤを含めるとフェンダーへ収まらなかったりすれば意味がありません。
タイヤとホイールは別商品でも、車に付けるときは一つのセットとして考えるのが大切です。
装着前に現車で確認する
ツライチ寄りのサイズ、大径タイヤ、9Jなど純正から変化が大きい組み合わせほど、注文前または本組み前の現車確認に価値があります。
フェンダーまでの余裕、内側クリアランス、ブレーキとの隙間、ハンドル全切り、サスペンションが動いたときの余裕まで確認できれば、数字だけで選ぶより安心できます。
通販で買って持ち込み取付を考えているなら、購入前に持ち込み対応の可否や工賃、組み替え、バランス調整、ナットの扱いまで取付店へ確認しておくとスムーズです。
購入直前の確認項目は、PCD・穴数・J数・インセット・ハブ径・ブレーキクリアランス・タイヤサイズ・荷重・ナット・フェンダー突出の10項目。
どれか一つだけではなく、組み合わせ全体で150プラドに合うかを判断してください。
150プラドのホイールFAQ
最後に、150プラドのホイールサイズやツライチを調べるときに出やすい疑問へ回答します。
Q1. 150プラドのPCDと穴数は?
A. 150プラドの基本はPCD139.7mmの6穴です。
ただし、6H139.7なら何でも装着できるわけではなく、J数、インセット、ハブ径106mm、ブレーキとの隙間、ナットなども確認してください。
Q2. 150プラドに8Jは装着できる?
A. 150系向けとして8Jを設定している社外ホイールはありますが、8Jなら無条件に装着できるわけではありません。
例えば8J +20と8J ±0では外側位置が約20mm違うため、メーカーの車種別適合と組み合わせるタイヤまで確認して選んでください。
Q3. 8.5Jと9Jならどちらがいい?
A. 普段使いの150プラドなら、数字の大きさで優劣を決めるのではなく、欲しいタイヤとホイールメーカーの適合から選ぶ方がいいです。
9Jは純正7.5Jより38.1mm広いため、インセット次第では外側だけでなく内側クリアランスも小さくなり、確認項目が増えます。
Q4. ツライチのインセットは何mm?
A. 150プラドのツライチを一つのインセット数値で決めることはできません。
J数、タイヤ実幅、車高、アライメント、個体差、フェンダー部品で最外側が変わるため、純正7.5J +25からの位置変化を計算し、最後は現車で確認してください。
Q5. ハブリングは必ず必要?
A. 必ず必要とは限らず、使用する社外ホイールのセンターボアとメーカー指定によって判断します。
150プラドのハブ穴径は106mmなので、それより大きいセンターボアのホイールで対応リングが指定されている場合は候補になりますが、商品ごとの取付方法を優先してください。
失敗しないホイール選び
150プラドのホイール選びでは、まず純正の7.5J・インセット25、PCD139.7mm、6穴、ハブ穴径106mmを基準として覚えておくと比較しやすくなります。
そこから8J、8.5J、9Jへ幅を広げる場合は、J数だけを見るのではなく、インセットと組み合わせて内側と外側の位置が何mm動くかを確認してください。
8J +20なら純正比で外側へ約11.4mm、8.5J +18なら約19.7mm、9J +20なら約24.1mmというように、数字にすると違いが見えやすくなります。
ただし、その計算はあくまでホイールのリム位置の比較であり、実際の適合はタイヤ実幅、ブレーキ、サスペンション、フェンダー、車高、個体差まで含めて判断する必要があります。
ツライチを狙う場合も、見た目を数mm詰めることより、家族を乗せて段差を越えたりハンドルを切ったりしたときに干渉しないことを私は優先したいです。
- 純正7.5J・+25を基準に位置を計算する
- PCD139.7・6穴だけで流用を決めない
- ハブ径106mmとブレーキの隙間を確認する
- 8J・8.5J・9Jはインセットとセットで見る
- タイヤ外径と適用リム幅も同時に確認する
- ツライチ寄りほど現車確認を重視する
- ナットやハブリングまで購入前に確認する
150プラドはホイールを替えるだけでも雰囲気がかなり変わる車なので、数字を味方につけて選ぶと「見た目はいいけど付かなかった」という失敗を減らせます。
あなたの150プラドに合うサイズを一つずつ確認しながら、普段の使い方まで含めて納得できる足元を作ってみてください。





