こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
150プラドのタイヤ交換を自分でしようとすると、意外と迷うのがホイールナットです。
「ナットサイズはM12でいいのか」「締め付けトルクは何N・mなのか」「純正ナットを社外ホイールにも使えるのか」と、確認したいことが一気に増えるんですよ。
私の150プラドはTX Lパッケージ マットブラックエディションで、純正18インチのマットブラックホイールを装着しています。
普段は目立たないホイールナットですが、6本のナットで1本のホイールを車体へ固定していると考えると、かなり重要な部品なのが分かります。
150プラドではM12×P1.5がナット選びの基本になる一方、純正ホイールと社外ホイールでは適合するナットの座面形状が違う場合があります。
さらに、トヨタの取扱説明書で確認できるホイールナットの締め付けトルクは103N・m(1050kgf・cm)です。
ねじ径が合うから使える、手で強く締めたから大丈夫、という判断は避けたいところ。
この記事では、150プラドのホイールナットサイズ、座面の違い、締め付けトルク、正しい締め方、タイヤ交換後に確認したいことまで、オーナー目線で詳しく解説します。
記事のポイント
- 150プラドのホイールナットサイズと個数
- 純正ホイールと社外ホイールのナットの違い
- ホイールナットの締め付けトルク
- タイヤ交換時の正しい締め方と確認方法
150プラドのナット規格
まずは、150プラドのホイールナットを購入するときに基準となるサイズと、締め付け時に確認する数字を見ていきます。
ナットは「プラド用」と書かれているだけで判断せず、ねじ径、ピッチ、座面、使用するホイールまでセットで確認することが大切です。
サイズはM12×P1.5
150プラドでホイールナットを探す場合、基本となるねじサイズはM12×P1.5です。
M12はハブボルトのねじ部分の呼び径、P1.5はねじ山とねじ山の間隔であるピッチを表しています。
つまり、同じM12でもP1.25のナットでは150プラドのハブボルトとはねじピッチが違います。
見た目がほぼ同じナットもあるので、「M12なら全部一緒」と考えるのは危険ですよ。
| 確認項目 | 150プラドの目安 | 意味 |
|---|---|---|
| ねじ径 | M12 | ねじ部分の呼び径 |
| ピッチ | P1.5 | ねじ山の間隔 |
| 穴数 | 6穴 | 1本のホイールを6本で固定 |
| 必要個数 | 24個 | 4輪分の場合 |
| 締付トルク | 103N・m | 純正仕様で取扱説明書に記載された値 |
KYO-EIのランドクルーザープラドなど6穴車向け24個セットでも、M12×P1.5・21HEXという仕様が確認できます。
出典:KYO-EI「Bull Lock Lock & Nut 24pcs」
1台分なら24個必要
150プラドは1輪あたり6本のホイールナットを使うため、通常の4輪分では合計24個になります。
乗用車でよく見る5穴ホイール用の20個セットを買うと4個足りないので、通販では入数も見落とさないようにしてください。
ロックナットを使う場合なら、例えば通常ナット20個とロックナット4個という組み合わせで24個にする方法があります。
社外ホイール用として探すなら、150プラド対応のホイールナット24個セットが候補になります。
150プラドのナット選びでは「M12×P1.5・6穴・24個」を最初に確認し、そのあとに座面形状やナット外径などを確認する流れが分かりやすいです。
21mmだけでは選べない
150プラド向けのナットでは、レンチをかける六角部分が21mmの製品も多く、純正工具との組み合わせでも気になる数字です。
ただし、21HEXはあくまでレンチをかける部分の寸法であり、ハブボルトへ適合するねじ規格そのものではありません。
さらに社外ナットでは17HEXや19HEXの商品もあるため、ソケットサイズだけを見て適合を判断しないでください。
ねじ径とピッチ、座面形状、ホイール側のナットホール、必要な工具を一緒に確認することが大切です。
純正と社外ナットの違い
150プラドでナット選びを難しくしているのが、純正ホイールと社外ホイールで同じナットをそのまま使えるとは限らない点です。
ここはねじ径だけを見るのではなく、ナットとホイールが接触する「座面」を必ず確認してください。
純正は座面まで確認する
150プラドの取扱説明書にあるタイヤ取り付け図では、純正ナットの座金がホイールへ当たる状態で取り付ける手順が示されています。
純正ホイールを使うなら、基本的にはそのホイールに適合する純正仕様のナットを基準にするのが分かりやすいです。
問題になるのは、純正ナットのねじが社外ホイールにも入ったからといって、そのまま締め付けてしまうケース。
ねじが最後まで回ることと、ホイールを正しい座面で固定できることは別の話です。
座面が合っていなければ、締め付けてもホイールへ適切に力が伝わらない可能性があります。
社外はテーパー座も多い
社外アルミホイールでは、60度テーパー座のナットを使用する製品が多くあります。
その場合は、ホイールメーカーが指定するねじサイズと座面形状に合ったナットへ交換する必要があります。
逆に言えば、社外ホイールだから必ず同じテーパーナットを使えるわけでもありません。
ホイールによってナットホールの形状、必要なナット径、専用ナットの指定などが変わるためです。
純正ナットを流用しない
社外ホイールを購入するときは、「純正ナット使用可」と明記されているか、「別売ナットが必要」とされているかを確認してください。
商品説明に記載がなければ、ホイールの適合表やメーカーが指定しているナットを確認してから用意したいところです。
M12×P1.5というねじ規格が一致していても、座面が違えば適合するナットとは言えません。
純正ホイールから社外ホイールへ交換するときは、ナットもホイールの一部として考えてください。
締め付けトルクは103N・m
150プラドのタイヤ締め付けトルクを確認するときは、感覚ではなく車両の取扱説明書を基準にします。
トヨタの150系ランドクルーザープラド取扱説明書では、ホイールナットの締め付けトルクとして103N・m(1050kgf・cm)が記載されています。
150系は販売期間が長いため、自分の車両の生産時期に対応した取扱説明書を確認するのが基本です。
150プラドの純正仕様で確認する締め付けトルクは103N・m。
社外ホイールを装着している場合は、車両側の指定に加えてホイールメーカーから別の指示がないかも確認してください。
強く締めれば安全ではない
ホイールナットは、緩まないようにできるだけ強く締めればいい部品ではありません。
締め付けが不足すればナットが緩む原因になりますが、締めすぎてもハブボルトやナット、ホイールへ必要以上の力がかかります。
そのため、「体重をかけて思い切り締める」「長いパイプを付けて締める」といった方法ではなく、規定値を設定できるトルクレンチを使います。
150プラドの車重が大きいからといって、自己判断で規定トルクより大きな数字へ変更するものでもありません。
トルクレンチで仕上げる
ホイールナットの最終確認には、設定したトルクで締め付けを確認できるトルクレンチがあると便利です。
選ぶときは103N・mが測定範囲の端ではなく、余裕を持って設定できる製品かを確認すると使いやすいでしょう。
さらに、精度保証や校正に関するメーカー情報を確認できる製品なら、長く使う工具として管理しやすくなります。
調整式の場合は、保管方法や使用後の設定についても、そのトルクレンチの取扱説明書に従ってください。
ホイールナットの締め方
規定トルクが分かっても、いきなり1本だけ103N・mまで締めればいいわけではありません。
ホイールをハブへ均等に密着させるため、取り付け面の確認、手での仮締め、対角順での締め付けという流れで作業します。
取り付け面を確認する
タイヤを取り付ける前に、まずホイールと車体側の接触面を確認します。
トヨタの取扱説明書でも、ホイール接触面の汚れをふき取ってから取り付ける手順になっています。
接触面に異物が残った状態では、正しく締め付けたつもりでもホイールが適切に密着しない可能性があります。
また、ハブボルトやナットのねじ部につぶれ、傷、異常な錆などがないかも見ておきたいところです。
ハブボルトやホイールナットのねじ部へオイルやグリースを塗ってから、通常の指定トルクで締めるのは避けてください。
トヨタも、ねじ部へのオイルやグリースの塗布によって必要以上に締め付けられるおそれがあると注意しています。
最初は手で仮締めする
ホイールを取り付けたら、最初から工具で一気にナットを回すのではなく、まず手でねじ込んでいきます。
手で素直に回らない場合は、ねじ山が合っていない、斜めに入っている、ハブボルトやナットに異常がある可能性があります。
そこで無理にインパクトレンチを使うと、ねじ山を傷めても気付きにくいので注意してください。
6本とも手で入り、ホイールが大きくがたつかないところまで仮締めできたら、均等に締めていきます。
対角順で均等に締める
150プラドは6穴なので、隣のナットへ順番に一周するより、対角側へ移動しながら締めるのが基本です。
トヨタの取扱説明書でも、図で指定された順番に沿って、ナットを2〜3度に分けてしっかり締め付ける方法が示されています。
1本目だけを最初から最終トルクまで締め切るのではなく、ホイールを均等に座らせるイメージで何段階かに分けると分かりやすいですよ。
最後に103N・mで確認
すべてのナットが均等に締まったら、最後にトルクレンチを103N・mへ設定して確認します。
トルクレンチはナットをどんどん締め増すための工具ではなく、設定した締め付け力へ到達したことを確認するために使います。
設定トルクへ達した合図が出たあと、さらに何度も力をかけ続ける必要はありません。
使っている工具の方式によって合図の出方が違うため、工具の説明書を読んでから使ってください。
インパクトだけで終わらせない
タイヤ交換ではインパクトレンチが便利ですが、最終的なトルク確認までインパクトの感覚だけで済ませるのは避けたいところです。
特に作業に慣れていないと、締め付け不足より「念のため強く締めておこう」と締めすぎる方向へ行きやすいんですよ。
インパクトは作業補助に使う
インパクトレンチは24個あるナットの脱着時間を短縮できるため、タイヤ交換ではかなり便利です。
ただし、工具の出力、バッテリー残量、締め付け時間などで実際に加わる力が変わるため、「3秒締めたから103N・m」といった判断はできません。
取り付け時は低い力で仮締めに使うなど、使用する工具の機能を理解して使います。
そして最後は、トルクレンチを使って規定トルクを確認する流れが分かりやすいです。
クロスレンチも締めすぎに注意
昔からタイヤ交換でよく使われるクロスレンチも、ナットを緩めたり仮締めしたりするには便利です。
一方、柄に大きな力を加えられるので、感覚だけで本締めすると必要以上に締めることがあります。
車載のホイールナットレンチについても同じで、「これくらいだろう」と腕の力だけで103N・mを正確に再現するのは簡単ではありません。
自宅で夏タイヤと冬タイヤを毎年交換するなら、トルクレンチと150プラドで使用するナットに合ったソケットを一式そろえておくと作業しやすくなります。
締めすぎと緩みのリスク
ホイールナットは、緩すぎても締めすぎても避けたい部品です。
特に「緩むのが怖いから、とにかく強く」という考え方になりやすいので、規定トルクを守る意味を知っておきましょう。
締め付け不足は危険
締め付けが不足していると、走行中の振動や荷重によってナットが緩むおそれがあります。
異音や振動が出る段階まで進んでから気付くとは限らないため、交換作業の時点できちんと確認することが重要です。
ホイールは加速だけでなく、ブレーキ、カーブ、段差など走行中にさまざまな力を受けます。
大柄な150プラドだから特別な締め方をするという意味ではなく、指定された方法で確実に固定することが基本です。
締めすぎも避ける
反対に、ナットへ必要以上の力を加えると、ハブボルト、ナット、ホイール側へ負担がかかります。
一度強く締めすぎたナットは、次のタイヤ交換で外しにくくなることもあります。
パンクして路上でスペアタイヤへ交換する場面を想像すると、車載工具でまったく緩められない状態も困りますよね。
規定トルクは「最低限ここまで締める数字」ではなく、適切な締め付けを行うために確認する数字です。
交換後もナットを確認する
タイヤを取り付けて103N・mで確認したら、そこでナットのことを二度と見なくていいわけではありません。
特に社外ホイールへ交換した直後や冬タイヤへ履き替えた直後は、取り付け後の状態にも目を向けたいところです。
走行後の再確認をする
社外ホイールのメーカーや取付店から走行後の増し締め確認を案内されている場合は、その指定に従って確認してください。
私なら自分で脱着した場合も、最初の走行後に異常がないかを見て、トルクレンチでもう一度確認します。
ただし、「増し締め」といっても毎回さらに強く締め込むという意味ではありません。
指定トルクに設定したトルクレンチで、適切な締め付け状態になっているか確認するイメージです。
異音や振動を放置しない
タイヤやホイールを交換してから急に振動が出た、以前とは違う音がする、ハンドルへ振動を感じるといった場合は、そのまま走り続けないようにします。
ホイールナットだけが原因とは限りませんが、取り付け状態、タイヤ、ホイールバランスなどを確認するきっかけになります。
特に高速道路へ入る前なら、「そのうち収まるだろう」と考えず、安全な場所で状態を確認したいところです。
ロックナットを選ぶ注意点
150プラドでホイールを交換すると、通常のナットだけでなくロックナットが気になる人もいると思います。
特に価格の高い社外ホイールを付ける場合は、ホイール盗難への対策として検討しやすい用品です。
サイズと座面を合わせる
ロックナットを選ぶ場合も、通常のホイールナットと考え方は同じです。
M12×P1.5というねじ規格だけでなく、使用するホイールに合う座面形状を確認してください。
社外ホイールで60度テーパー座を指定されているなら、それに対応したロックナットを選ぶ必要があります。
一方、純正ホイールで使う場合は、純正ホイール側の形状へ適合する製品かを確認します。
物販で探す場合は、150プラド対応ロックナットも候補になりますが、「150プラド対応」という表示だけで純正・社外の両方に使えるとは限りません。
キーアダプターも車載する
ロックナットには専用キーやアダプターが必要になる製品があります。
タイヤがパンクしたときにロックナットを外せなければ、スペアタイヤを積んでいても交換作業が進みません。
そのため、専用アダプターは自宅の工具箱だけに置かず、必要なときに使える場所へ保管しておくことも考えておきましょう。
ナットを購入するときは、通常ナット24個だけでなく「通常ナット20個+ロックナット4個」という構成も比較すると選択肢が広がります。
社外ホイール交換時の確認
150プラドの社外ホイールを選ぶときは、ナットだけを単独で決めるのではなく、ホイール全体の適合を先に確認する必要があります。
穴数やPCDが合っていても、インセット、リム幅、ハブまわり、ブレーキとの隙間など確認項目はほかにもあります。
ホイール適合を先に見る
150プラドのタイヤとホイールを交換する場合は、まず車両に適合するホイールを決め、そのホイールに指定されたナットを選ぶ順番が分かりやすいです。
150プラドのPCDやインセット、タイヤ外径、社外ホイール選びまでまとめて確認したい場合は、150プラドのタイヤ・ホイール完全ガイド|適合確認と選び方で詳しく解説しています。
ホイールナットだけ合っていても、ホイールそのものが車体へ適合していなければ意味がありません。
「6穴だから付くだろう」ではなく、商品ごとの車種別適合を確認してください。
タイヤサイズも一緒に確認
タイヤとホイールをセットで購入する場合は、ナットだけでなく装着するタイヤサイズも確認します。
150系は販売期間が長く、17インチ、18インチ、19インチの純正装着例があるため、グレード名だけで現在のサイズを決めつけない方が安全です。
年式やグレードごとの確認方法は、150プラドのタイヤサイズ|年式・グレード別に適合確認する方法でまとめています。
タイヤ、ホイール、ナットを別々に買う場合ほど、最後に一式の適合を照合することが大切ですよ。
DIY交換で確認したいこと
150プラドのタイヤ交換を自宅ですること自体はできますが、車体が大きくタイヤも重いため、軽自動車のタイヤ交換と同じ感覚では扱わない方がいいと思います。
特にジャッキアップとタイヤ脱着では、作業場所と車両の安定を優先してください。
平らで安定した場所を使う
タイヤ交換は、舗装された平らで安定した場所を選びます。
傾斜地や柔らかい地面では、ジャッキや車体が不安定になるおそれがあります。
パーキングブレーキを使用し、交換位置に応じて輪止めを行い、取扱説明書で指定されたジャッキポイントを確認してから作業します。
また、ナットを最初に緩める作業は、タイヤが接地して車体が安定している状態で行うのが基本です。
車載工具だけに頼りすぎない
緊急時には車載工具が役立ちますが、自宅で定期的に夏冬のタイヤを交換するなら、作業に合った工具を用意した方がやりやすくなります。
少なくとも、輪止め、適合するソケット、ナットを回す工具、103N・mを確認できるトルクレンチは用途が分かりやすいでしょう。
工具を買う場合は、21mm対応ソケットもナットに合わせて確認しておくと便利です。
ただし、ロックナットや社外ナットでは必要なソケットサイズが変わることがあります。
無理に作業を続けない
ナットが異常に固い、ハブボルトのねじ山がおかしい、ナットが途中から回らない、ホイールがハブから外れないといった場合は、力任せに作業を続けない方がいいです。
特に斜めに入ったナットをインパクトで締め込んでしまうと、あとで外すのも大変になります。
「いつもと違う」と感じたときに止めることも、DIYでは大切な判断だと思います。
ナット購入前の確認方法
ホイールナットを通販で購入するなら、商品ページの「150プラド適合」という文字だけを見るのではなく、いくつかの項目を順番に確認すると買い間違いを減らせます。
特に純正ホイールか社外ホイールかで必要なナットが変わる点を最初に分けて考えてください。
純正ホイールの場合
純正ホイールなら、まず現在使っている純正ナットの形状を確認します。
中古で150プラドを購入した場合は、ホイールだけ純正へ戻されていてナットが別物になっている可能性もゼロではありません。
そのため「純正ホイールだから今付いているナットも純正」と決めつけず、購入履歴や部品情報まで確認できれば確実です。
ロックナットへ一部を交換する場合も、残りの純正ナットと同じようにホイールへ適合する座面の製品を選びます。
社外ホイールの場合
社外ホイールなら、最優先するのはホイールメーカーの指定です。
M12×P1.5、60度テーパー座、ナット外径、全長など、必要な条件を確認してから商品を選びます。
特にナットホールの狭いホイールでは、一般的な21HEXナットが入らず、小径ナットや専用アダプターを使う製品もあります。
つまり「150プラド用ナット」だけでは条件が足りず、150プラド+装着するホイールの組み合わせで判断する必要があります。
ナット購入前は、M12×P1.5、必要個数24個、座面形状、六角部のサイズ、ホイールメーカーの指定を順番に確認してください。
150プラドのホイールナットFAQ
最後に、150プラドのホイールナットや締め付けトルクについて、購入やタイヤ交換の前に気になりやすい疑問をまとめます。
Q1. 150プラドのホイールナットサイズは?
A. 基本となるねじ規格はM12×P1.5です。
150プラドは6穴なので、4輪すべてなら24個のナットを使います。
ただし、社外ホイールでは座面形状やナット外径なども適合させる必要があるため、M12×P1.5だけで商品を決めないでください。
Q2. 150プラドの締め付けトルクは?
A. トヨタの150系ランドクルーザープラド取扱説明書では、ホイールナットの締め付けトルクは103N・m(1050kgf・cm)とされています。
150系は販売期間が長いため、最終的には自分の車両の生産時期に対応した取扱説明書を確認してください。
社外ホイールを使っている場合は、ホイールメーカーから個別の指示がないかも確認しましょう。
Q3. 純正ナットを社外ホイールに使える?
A. 使えるとは限らないので、ホイールメーカーの指定を確認してください。
純正ホイール用ナットと、社外ホイールでよく使われる60度テーパー座ナットでは、ホイールへ接触する部分の形状が違う場合があります。
ねじ径とピッチがM12×P1.5で一致していても、座面が合っていなければ適合するナットとは判断できません。
Q4. インパクトで締めればトルクレンチはいらない?
A. 最終的な締め付け確認にはトルクレンチを使う方が確実です。
インパクトレンチは脱着作業を早くできますが、工具の出力や使い方によって実際の締め付け力が変わります。
仮締めなどに使ったあと、最後は103N・mに設定したトルクレンチで確認する流れが分かりやすいです。
Q5. タイヤ交換後に増し締めは必要?
A. 社外ホイールのメーカーや取付店から走行後の確認を指定されている場合は、その内容に従ってください。
自分で脱着した場合も、交換後の走行で異音や振動がないか確認し、ホイールナットの締め付け状態を改めて見ると安心です。
ただし、増し締めは規定値を超えてどんどん強く締めるという意味ではなく、指定トルクになっているかを確認する作業として考えましょう。
ナットとトルクを正しく確認
150プラドのホイールナットは、基本となるねじ規格がM12×P1.5で、6穴のため1台分では24個を使用します。
そして、トヨタの取扱説明書で確認できる純正仕様のホイールナット締め付けトルクは103N・m(1050kgf・cm)です。
ただし、この記事で一番覚えておいてほしいのは、この数字だけではありません。
純正ホイールと社外ホイールでは適合するナットの座面形状が違う場合があり、ねじが入るだけでは正しいナットとは判断できないという点です。
社外ホイールへ交換するときは、ホイールメーカーが指定するナットのねじ規格、座面、外径などを確認してください。
取り付けるときはホイール接触面を確認し、ナットを手で仮締めしてから対角順に数回へ分けて締め、最後にトルクレンチで規定値を確認します。
さらに、交換後は走行状態にも目を向け、メーカーや取付店から再確認を指定されている場合はその内容に従いましょう。
ホイールナットは目立たない部品ですが、タイヤと車体をつないでいる大事な部分です。
私も家族を乗せて150プラドで出かける以上、「たぶん締まっている」ではなく、数字と適合を確認して使っていきたいと思っています。
見た目のかっこいいホイールを選ぶのも楽しいですが、その足元を正しく取り付けるところまで含めて150プラドのカスタムですよ。




