こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
私はランドクルーザープラド150のTX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。
150プラドの中古車を見ていると、「サンルーフ付き」「メーカーオプションナビ」「寒冷地仕様」「マルチテレインモニター付き」など、装備に関する言葉がかなり出てきます。
しかも150系は2009年から長期間販売されたので、同じTXやTX Lパッケージでも年式によって標準装備とメーカーオプションの境目が違います。
ここが150プラドの中古車選びで、ちょっとややこしいところなんですよ。
私なら中古車を比較するとき、後から交換しやすい用品より、新車を注文した時点で決まっているメーカーオプションを先に確認します。
特にムーンルーフ、ルーフレール、メーカーオプションナビとカメラ、安全装備、寒冷地仕様は、販売ページの一文だけでは判断しない方がいいです。
この記事では、150プラドのメーカーオプションを代表的な後期型の公式資料を軸に見ながら、中古車の写真と実車のどこを確認すればいいのかまで解説します。
記事のポイント
- 150プラドの代表的なメーカーオプション
- ムーンルーフやナビなどの見分け方
- 150プラド寒冷地仕様の違い
- 中古購入前に販売店へ確認する項目
中古ではメーカー装備を優先
150プラドの中古車を比較するときは、最初に「後から付けにくいもの」と「購入後でも変更しやすいもの」を分けて考えると分かりやすくなります。
ホイールやフロアマットなどは購入後にも選択肢がありますが、車体製造時から関係する装備は話が別です。
メーカーオプションとは
メーカーオプションは、新車を注文するときに選び、原則としてメーカーの工場で車両へ装着される装備です。
トヨタの150プラド主要装備一覧にも、メーカーオプションについて注文後には受け付けられない工場装着装備であることが明記されています。
つまり中古車の場合、その車が新車だったときの注文内容がすでに車両へ残っているわけです。
後から同じ機能に近い用品を追加できる場合はありますが、「純正メーカーオプション付きの個体」に後から変えられるとは限りません。
中古150プラドでは、後付けの難しいメーカーオプションから確認するのがポイントです。
候補車が2台あり状態や価格が近いなら、欲しいメーカーオプションが最初から付いた個体を優先する方が購入後の後悔を減らしやすいですよ。
標準装備とは別に考える
注意したいのが、グレード標準装備をメーカーオプションと勘違いすることです。
例えば後期型ではToyota Safety Senseが全車標準になった時期がありますし、TX Lパッケージなら本革シートやパワーシートなどグレード側の装備があります。
これらを全部「オプション付き」と呼んでしまうと、中古車同士を正しく比較できません。
150プラドのTX、TX Lパッケージ、TZ-Gそのものの違いは、150プラドのTX・TX Lパッケージ・TZ-G比較で詳しく解説しています。
販売店装着品とも違う
もう一つ区別したいのが販売店装着オプションです。
新車の販売店で取り付けるナビ、フロアマット、ドアバイザーなどは、工場で車両へ組み込まれるメーカーオプションとは扱いが違います。
さらに中古車では社外用品へ交換されていることも珍しくありません。
「純正ナビ」と書かれていても、それだけではメーカーオプションナビなのか販売店装着ナビなのか判断できないわけです。
年式でオプションは変わる
150プラドのオプションを調べるときに一番避けたいのが、違う年式のカタログをそのまま当てはめることです。
150系は販売期間が長く、その間に外観だけでなくエンジン、安全装備、ナビ関連なども変更されています。
前期と中期は別資料で見る
150プラドは2009年に登場し、その後も改良を受けながら販売されました。
2013年の大きな変更より前の車と、その後の車では見た目も装備内容も異なります。
さらに2015年には国内向けへ2.8Lディーゼルが加わっています。
したがって、例えば2012年式の中古車へ2021年のオプション一覧を当てはめることはできません。
「150系だから同じ」ではなく、「何年何月ごろの仕様なのか」まで見るのが基本です。
2017年以降も変化がある
2017年9月にはマイナーチェンジが行われ、後期型として中古市場でも人気の高い顔つきになりました。
ただし、「後期型」という一言でも装備が最後までずっと同じだったわけではありません。
2020年8月にはToyota Safety Senseの機能向上などが行われ、2021年6月にはパーキングサポートブレーキの前後方静止物対応が標準装備になりました。
中古車サイトで同じ「後期」と表示されていても、2018年式と2022年式では確認すべき装備が変わります。
2021年式は比較しやすい
この記事では、後期150プラドのメーカーオプションを理解する代表例として、トヨタが公開している2021年6月の主要装備一覧を中心に見ていきます。
この資料では、ムーンルーフ、ルーフレール、ディスプレイオーディオを含むナビ・カメラ関連、BSMとリヤクロストラフィックアラート、寒冷地仕様などの設定を確認できます。
ただし、自分が買おうとしている車が2021年6月仕様ではない場合は、必ず該当時期の情報と照らし合わせてください。
トヨタ自身も旧車カタログについて、代表的な仕様であり、実際の車両と異なる場合があると案内しています。
さらにカタログ年月と車両の登録年月が一致するとは限らないため、中古車では現車確認まで行うのが大切です。
代表的なメーカー装備一覧
では、150プラドで中古購入時に注目したいメーカーオプションを見てみましょう。
すべての年式・グレードに同じ条件で設定されたわけではないので、下の表は「中古車で何を確認するか」をつかむための一覧として使ってください。
| 装備 | 中古で見る場所 | 確認時の注意 |
|---|---|---|
| 電動ムーンルーフ | ルーフ・天井スイッチ | 中古車ではサンルーフ表記も多い |
| ルーフレール | 屋根左右 | 後付けや特別仕様車との違いに注意 |
| メーカーオプションナビ | センターパネル・画面 | 販売店装着ナビとの区別が必要 |
| マルチテレインモニター | 前後左右カメラ・画面 | 年式によって組み合わせ条件が違う |
| BSM・後方接近警報 | ドアミラー・作動表示 | Safety Senseとは別に確認 |
| 電動リヤデフロック | スイッチ類 | エンジンや装備組み合わせ条件あり |
| 寒冷地仕様 | デアイサー・バッテリーなど | 外観だけで断定しない |
この中でも中古車探しで特に分かりやすく、購入後に気になりやすいのがムーンルーフ、ルーフレール、メーカーオプションナビ、マルチテレインモニター、寒冷地仕様です。
装備を優先して150プラドを探す場合は、ガリバーの中古車在庫を確認するときも、年式・グレードだけでなく欲しい装備まで販売店へ伝えると候補を絞りやすくなります。
ムーンルーフの見分け方
150プラドのメーカーオプションの中でも、中古車情報でよく見かけるのがムーンルーフです。
中古車サイトでは「サンルーフ」と書かれることが多いですが、トヨタの2021年6月主要装備一覧ではチルト&スライド電動ムーンルーフという名称で掲載されています。
屋根を見るのが一番早い
ムーンルーフ付きかどうかは、外装写真で屋根を確認すれば比較的見分けやすい装備です。
ただ、中古車写真では屋根そのものが写っていないこともあります。
そんなときは室内写真で天井部分と操作スイッチを見せてもらうと確認しやすくなります。
販売ページの「サンルーフあり」だけで終わらせず、開閉できることや異音、水漏れ跡の有無も現車で確認したいところです。
付いていれば正解ではない
ムーンルーフは人気装備として扱われやすいものの、すべての人に必要なわけではありません。
明るい車内が好きなら魅力がありますし、所有したときの満足感も出やすい装備だと思います。
一方、ほとんど開けない人なら「人気だから」という理由だけで高い個体を選ぶ必要はありません。
中古車では装備一つだけを見るのではなく、走行距離、整備履歴、修復歴、下回りなど車そのものの状態も合わせて比較してください。
開閉動作も確認する
年数が経過した中古車では、装備が付いていることと正常に使えることは別の話です。
開閉が途中で止まらないか、閉じた状態で浮きがないか、天井まわりに雨染みがないかまで見ておくと安心感が増します。
オプションの名前だけではなく、今きちんと使えるかを見る。中古車ではここまでがセットですね。
ルーフレールを確認する
ルーフレールも150プラドの外観を大きく変える装備です。
2021年6月の主要装備一覧では、ブラックのルーフレールがメーカーオプションとして掲載されています。
屋根左右を写真で見る
ルーフレールは車両上部の左右へ前後方向に伸びるため、斜め前や斜め後ろの写真から確認できます。
キャンプ用品やルーフボックスを使いたい人なら、見た目だけでなく実用面でも気になる部分でしょう。
ただし、150プラドには特別仕様車もあり、さらに中古車では後から用品が取り付けられている可能性もあります。
形だけを見て「新車時のメーカーオプション」と決めつけず、年式と仕様も合わせて確認してください。
ルーフレールの有無は車高にも関係します。
立体駐車場や高さ制限のある場所を使うなら、現在の車両状態で実際にどのくらいの高さになっているかまで確認してください。
後付け前提にしない
中古車を見て「ルーフレールがないけど後で付ければいい」と簡単に考えるのはおすすめしません。
用品によって取り付け方法も違いますし、新車時メーカーオプションと同じ状態へ簡単に変更できるとは限らないからです。
最初からルーフレールが欲しいと決まっているなら、装着済みの車両を候補に入れる方が話は早いですよ。
メーカーオプションナビ
150プラドの中古車で特に間違えやすいのがナビです。
「純正ナビ」「9インチナビ」「T-Connectナビ」と書かれていても、それだけで新車時のメーカーオプションだとは断定できません。
後期にはセット装備がある
2021年6月の主要装備一覧では、ディスプレイオーディオとT-Connectナビキット、プラド・スーパーライブサウンドシステム、マルチテレインモニターを組み合わせたメーカーオプションが掲載されています。
画面は9型ワイドで、オーディオは14スピーカー構成となっています。
さらにフロントカメラ、左右のサイドカメラ、バックカメラによるマルチテレインモニターも組み合わされていました。
いわゆる「150プラドのメーカーオプションナビ」を探している人が注目したいのは、ナビ画面だけではなく、この周辺装備まで含めた仕様です。
画面サイズだけで決めない
中古車では純正の販売店装着ナビが付いていたり、前オーナーが社外ナビへ交換していたりします。
そのため、画面が大きいからメーカーオプション、トヨタのロゴが出るからメーカーオプション、といった判断は避けましょう。
ナビの型式、カメラの数、スピーカー構成、車両側スイッチなどを合わせて見た方が確実です。
販売店へ「これは新車時のメーカーオプションですか」と具体的に聞くのも大切ですよ。
カメラの数を見る
マルチテレインモニター付きの代表仕様では、前方だけでなく左右ドアミラーと後方にもカメラがあります。
中古車の写真で確認できなければ、フロントカメラ、左右サイドカメラ、バックカメラが実際に付いているかを聞いてください。
さらにエンジンをかけ、画面上で周辺映像を切り替えられるところまで確認できればかなり分かりやすいです。
フェンダーミラーも手がかり
2021年6月仕様では、マルチテレインモニターを選択すると、左右ドアミラーへカメラが付き、補助確認装置は装着されないという条件になっていました。
そのため、後期型ではボンネット左側の補助確認用ミラーの有無が一つの手がかりになります。
ただし年式違いや仕様変更、部品交換も考えられるので、フェンダーミラーだけで装備を断定するのは避けてください。
出典:トヨタ自動車「2021年6月 ランドクルーザー プラド主要装備一覧表」
安全装備は年式まで見る
150プラドの中古車では「安全装備あり」とひとまとめにせず、具体的に何が付いているのかを確認してください。
特に後期型は改良途中で標準装備が変わっているため、同じ見た目でも内容が異なります。
Safety Senseとは分ける
2020年8月の改良ではToyota Safety Senseの機能が拡充され、夜間歩行者や昼間の自転車運転者への対応などが加わりました。
一方で、ブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックアラートは別の装備として設定されています。
つまり「Toyota Safety Sense付きだからBSMも付いている」とは限りません。
中古車情報に安全装備としか書かれていない場合は、欲しい機能の正式名称まで確認してください。
BSMはミラーも確認する
BSMは後側方を走る車両を検知し、ドアミラー内の表示で知らせる装備です。
装着車ならドアミラー部分の表示や、車両設定・作動状況などから確認できます。
2021年6月の主要装備一覧では、BSMとリヤクロストラフィックアラートはマルチテレインモニターを選択した場合に装着できるメーカーオプションでした。
ナビ、カメラ、安全装備が独立しているように見えて、実際には組み合わせ条件がある。150プラドのオプション確認で難しいのはここです。
2021年改良も確認する
2021年6月にはパーキングサポートブレーキの前後方静止物対応が標準装備になっています。
それより前の後期型と比べると、中古車情報で同じように「後期」「Safety Sense」と書かれていても内容が完全に同じではありません。
安全装備を重視する人ほど、外観の前期・中期・後期だけではなく生産時期まで見るべきだと思います。
150プラド寒冷地仕様の違い
「150プラドの寒冷地仕様は何が違うのか」も、中古車探しでよく出てくる疑問です。
寒冷地仕様は、単にヒーターを一つ追加しただけの装備ではありません。
トヨタの2021年6月資料では、寒冷地での使用を考慮して主にワイパーなどの信頼性や耐久性を高める仕様と説明されています。
デアイサーが手がかり
分かりやすい装備の一つが熱線式ウインドシールドデアイサーです。
フロントガラス下部のワイパー停止位置付近を温め、凍結時にワイパーまわりを使いやすくするための装備ですね。
中古車を現車確認するときは、デアイサー用スイッチやフロントガラス周辺を確認すると手がかりになります。
ディーゼルはバッテリーも見る
2021年6月の公式資料では、2.8Lディーゼルの寒冷地仕様にはバッテリーが2個装着されると明記されています。
そのため対象年式のディーゼルなら、エンジンルームのバッテリー配置もかなり分かりやすい確認材料です。
ただし、ガソリン車まで同じ見分け方ができるわけではありません。
さらに中古車ではバッテリー交換なども行われているため、「この部品があるから絶対に寒冷地仕様」と一点だけで決めない方がいいでしょう。
北海道車は前提が違う
2021年6月の資料では、北海道地区は寒冷地仕様が標準装備とされています。
そのため北海道で新車販売された車を本州で中古購入するケースでは、寒冷地仕様になっている可能性を確認しておきたいところです。
逆に「雪国で使われていたから寒冷地仕様だろう」という推測だけでは不十分。
販売地域と実際の仕様は分けて確認しましょう。
リヤフォグだけでは決めない
寒冷地仕様を調べていると、リヤフォグランプの有無で判断する方法を見かけることがあります。
しかし2021年6月仕様では、リヤフォグランプは寒冷地仕様を選んだ場合に選択できるメーカーオプションという扱いでした。
つまり、寒冷地仕様とリヤフォグの関係はあるものの、リヤフォグだけを見てすべて判断するのは危険です。
寒冷地仕様は複数の確認材料を合わせて判断します。
デアイサー、対象ディーゼル車のバッテリー構成、スイッチ類、新車時仕様の情報などを重ねて確認してください。
カタログの確認方法
150プラドのメーカーオプションを正確に知りたいなら、カタログはかなり役立ちます。
ただし検索で出てきたカタログを一冊だけ見れば終わり、ではありません。
年月を車両と合わせる
最初に確認するのは、候補車の初度登録年月、型式、グレード、エンジンです。
そのうえで、その車に近い時期の150プラドのカタログや主要装備一覧を確認します。
例えば2021年モデルなら2021年6月資料、2020年改良車なら2020年8月資料という具合です。
150プラドのオプションカタログを探すときも、「150プラド」だけでなく年式まで入れて探した方が目的の情報へ近づけます。
色分けの意味を見る
トヨタの主要装備一覧では、標準装備、メーカーオプション、販売店装着オプションなどが色分けされています。
欲しい装備の名称だけを見るのではなく、候補グレードの欄がどの扱いになっているか確認してください。
さらに表の下には「この装備を選んだ場合のみ装着可能」といった注記があります。
この注記がかなり重要なんですよ。
メーカーオプションナビとマルチテレインモニター、BSMなどは組み合わせ条件があるため、表の装備名だけ拾うと誤解しやすくなります。
登録年月だけでは決めない
中古車の初度登録年月とカタログの発行年月が完全に対応するとは限りません。
モデル切り替え時期では、登録年月だけから仕様を決めつけるのは避けたいところです。
そこで最終確認に使いたいのが、車台番号と実際の装備。
販売店へ車台番号をもとに新車時仕様を確認できる情報がないか聞き、現車側の装備とも照らし合わせます。
中古車で実装備を見分ける
メーカーオプションを調べる目的は、カタログに詳しくなることではありません。
自分が買おうとしている150プラドに、欲しい装備が本当に付いているか判断するためです。
写真で最初に絞る
遠方の中古車まで全部見に行くのは現実的ではないので、私はまず掲載写真を使います。
ムーンルーフ、ルーフレール、ナビ画面、フェンダーミラー、ドアミラー、運転席周辺のスイッチ、エンジンルームなどを拡大して見てください。
写真が足りなければ、販売店へ追加写真をお願いする方法もあります。
欲しいのは「車全体のかっこいい写真」ではなく、装備を判別できる写真です。
| 確認したい装備 | 依頼したい写真 |
|---|---|
| ムーンルーフ | 屋根全体・天井スイッチ |
| ルーフレール | ルーフ左右 |
| メーカーオプションナビ | ナビ画面・型式・センターパネル |
| マルチテレインモニター | 前方カメラ・左右ミラー・カメラ画面 |
| BSM | 左右ドアミラー・作動表示 |
| 寒冷地仕様 | スイッチ・ガラス下部・エンジンルーム |
販売店へ具体的に聞く
問い合わせでは「オプションは何が付いていますか」だけだと、回答する側も範囲が広すぎます。
「ムーンルーフは新車時装着ですか」「マルチテレインモニターはありますか」「寒冷地仕様でしょうか」のように一項目ずつ聞きましょう。
メーカーオプションナビについても、「純正ですか」ではなく、「新車時メーカーオプションのシステムですか」と聞く方が意図を伝えやすいです。
分からない場合は、分からないまま契約条件へ入れないこと。
確認できない装備を「たぶん付いている」と期待して購入するのは避けたいですね。
証拠になる情報も残す
装備が購入条件として重要なら、口頭だけでなく見積書や車両状態を示す資料、メールなどで内容を確認しておくと後から見返せます。
特に遠方購入では現車を見る回数が少ないため、写真と文面を残しておく意味があります。
中古車そのものの確認項目については、150プラド中古車の購入前チェック項目も合わせて確認してみてください。
欲しいオプションを決める
メーカーオプションが多い車を見ると、「全部付きの車が一番いい」と思いがちです。
でも中古車は新車注文ではないので、すべての希望条件を満たす一台を探し続けると、価格が上がったり状態の良い車を逃したりします。
絶対条件を決める
私なら欲しい装備を「絶対に必要」「付いていればうれしい」「なくても困らない」の三段階くらいで考えます。
例えばムーンルーフをずっと欲しかった人なら、それは妥協しない条件でしょう。
雪国で使うなら寒冷地仕様を重視する理由がありますし、狭い場所へ入る機会が多いならカメラ関連に価値を感じるかもしれません。
一方、ほとんど使わない機能へ予算を上乗せする必要はありません。
あなたがプラドに乗る場面を思い浮かべたとき、毎週使う装備は何でしょうか。
そこから優先順位を決めると中古車選びがかなり楽になります。
車両状態を後回しにしない
「サンルーフ、ルーフレール、メーカーオプションナビ全部付き」という個体は魅力的に見えます。
それでも整備履歴が分からない、下回りの状態が気になる、タイヤが交換時期、修復内容に不安があるなら慎重に見たいところです。
オプションは車両状態を逆転させる魔法ではありません。
同じ予算なら、装備を一つ妥協してでも履歴が分かりやすく状態の良い車を選ぶ方が納得できる場合があります。
売却時にも装備を伝える
150プラドを売るときにも、メーカーオプションの内容は査定時にきちんと伝えておきたい情報です。
ムーンルーフなど中古市場で探す人が多い装備は、車両条件の一部として見られる可能性があります。
ただし、特定のオプションが付いているから必ず査定額がいくら上がる、と一律には言えません。
年式、走行距離、グレード、ボディカラー、車両状態、市場の需要なども合わせて評価されるからです。
乗り換えで現在の車を売却する予定があるなら、下取り額だけで決めず、ユーカーパックで愛車の査定方法を確認するのも一つの方法です。
購入前に避けたい勘違い
150プラドのオプション選びでは、名称の似た装備や中古車販売ページの表現から思い込みが生まれやすいです。
最後の商談へ進む前に、よくある勘違いを確認しておきましょう。
純正ナビならメーカー品
純正ナビという表現だけでは、メーカーオプションか販売店装着オプションか分かりません。
さらに前オーナーが交換している可能性もあります。
ナビだけでなくカメラ、スピーカー、周辺スイッチ、型式なども確認してください。
後期なら安全装備は同じ
後期型の中でも2020年、2021年などの改良で装備内容は変化しています。
「後期だから最新の装備が全部ある」という見方はできません。
欲しい安全機能が決まっているなら、その機能名で確認します。
寒冷地車ならリヤフォグ付き
寒冷地仕様とリヤフォグには関係がありますが、対象年式では選択条件が設定されているため、一つの部品だけで寒冷地仕様を決めるのは避けましょう。
デアイサーやバッテリー構成など複数の情報を見ます。
特別仕様車なら全部入り
Black Edition、70th ANNIVERSARY LIMITED、Matt Black Editionなど、150プラドには複数の特別仕様車があります。
特別仕様車は専用の内外装が魅力ですが、「メーカーオプションが全部標準になったモデル」という意味ではありません。
ベース車、特別装備、選択可能だったメーカーオプションを分けて確認してください。
中古車販売ページの装備欄は入口として便利ですが、それだけで契約を決めないことが大切です。
特に自分にとって購入条件になる装備は、現車・資料・販売店への確認を重ねてください。
150プラドのオプションFAQ
150プラドのメーカーオプションを中古車で確認するときに、特に質問されやすいポイントをまとめます。
Q1. 150プラドのメーカーオプションは後付けできますか?
A. 新車時のメーカーオプションそのものを後から同じ状態で追加できるとは限りません。
メーカーオプションは工場装着を前提とするため、中古購入後に似た機能の用品を追加できても、新車時と同じ仕様にはならない場合があります。
ムーンルーフや安全装備など、欲しい装備が明確なら装着済みの中古車を探す方が現実的です。
Q2. 150プラドのメーカーオプションナビはどう見分けますか?
A. ナビ画面だけではなく、カメラ、スピーカー構成、周辺装備、型式まで確認してください。
2021年6月の代表仕様では、9型ディスプレイ、T-Connectナビキット、14スピーカーのプラド・スーパーライブサウンド、マルチテレインモニターなどを組み合わせたメーカーオプションが設定されていました。
ただし年式で仕様が違うため、該当年の装備一覧との照合が必要です。
Q3. 150プラドの寒冷地仕様はどう見分けますか?
A. 一つの部品だけではなく、複数の装備を合わせて確認します。
2021年6月仕様では熱線式ウインドシールドデアイサーが装着され、2.8Lディーゼルの寒冷地仕様ではバッテリーが2個になります。
北海道地区では寒冷地仕様が標準とされていますが、中古車では車台番号や実車装備まで確認してください。
Q4. サンルーフとムーンルーフは違う装備ですか?
A. 150プラドの中古車情報で「サンルーフ」と呼ばれているものは、トヨタ公式資料ではチルト&スライド電動ムーンルーフと表記されることがあります。
中古車サイトでは一般的な呼び方へ置き換えられている場合があるため、名称だけでなく実際の装備を確認してください。
開閉動作や天井周辺の状態まで確認しておくと購入後の不安を減らせます。
Q5. メーカーオプションが多い150プラドを選ぶべきですか?
A. オプション数ではなく、自分が使う装備と車両状態で選ぶのがおすすめです。
ムーンルーフや寒冷地仕様など絶対に欲しい装備は優先して構いませんが、装備が多いという理由だけで整備履歴や下回り、修復歴を後回しにはできません。
同じ予算なら、装備とコンディションの両方を比べて納得できる一台を選んでください。
150プラドのオプションまとめ
150プラドの中古車を選ぶときは、後から付けやすい用品より、まず新車時に決まるメーカーオプションを確認するのがおすすめです。
- 150プラドは年式によってオプション設定が違う
- ムーンルーフは屋根と操作スイッチを確認する
- ルーフレールは特別仕様車や後付け品との違いも見る
- メーカーオプションナビは画面だけで判断しない
- マルチテレインモニターは各カメラと実際の表示を確認する
- Safety SenseとBSMなどの装備は分けて考える
- 寒冷地仕様はデアイサーや対象車のバッテリー構成も確認する
- カタログ年月と実車の仕様を照らし合わせる
- 車台番号から確認できる情報がないか販売店へ聞く
- 最終的には現車で実装備と作動状態を確認する
特に大切なのは、「中古車サイトにそう書いてあるから付いているはず」で終わらせないことです。
150プラドは販売期間が長く、同じグレード名でも年式によって装備の条件が変わります。
さらにメーカーオプション、標準装備、販売店装着品、社外用品が一台の中に混在している中古車もあります。
私は150プラドに実際に乗っていますが、購入後に毎日見るのはカタログの装備表ではなく、自分の車そのものです。
だからこそ、「人気の装備が全部付いているか」より、「自分が欲しい装備が本当に付いているか」を確かめる方が大事だと思っています。
150プラド全体の年式、中古購入、維持費、カスタムまでまとめて確認したい方は、150プラド完全ガイド|中古購入・維持費・カスタムを徹底解説もあわせて読んでみてください。
中古車は同じ条件の車が二台とないからこそ、装備名ではなく一台ずつ中身を見る。
それが、欲しかった150プラドを買ってから「付いていると思っていたのに」と後悔しないための一番確実な選び方ですよ。






