こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
「ランドクルーザーFJって、見た目はかなり好きだけど燃費はどうなんだろう」「毎月のガソリン代が高すぎるなら、買ってから後悔しそう」と気になっていませんか。
ランドクルーザーFJは、現行ランドクルーザーの中では比較的コンパクトですが、燃費だけを最優先して選ぶ車ではありません。
一方で、指定燃料が無鉛レギュラーガソリンなのはうれしいところです。
カタログ燃費はWLTCモードで8.7km/Lですが、実際の燃費は街乗り、高速道路、短距離移動、渋滞、エアコンの使用などでかなり変わります。
だからこそ、購入前は「8.7km/Lという数字が良いか悪いか」だけでなく、自分の年間走行距離なら毎月いくらの燃料代になるのかまで計算しておくのが大切です。
この記事では、ランドクルーザーFJのカタログ燃費、現在確認できる実燃費、レギュラーガソリン、63Lの燃料タンク容量、航続距離、月々の燃料代までまとめて解説します。
記事のポイント
- ランドクルーザーFJのカタログ燃費と実燃費の考え方
- 街乗りや高速道路で燃費が変わる理由
- レギュラー仕様と63Lタンクから見る航続距離
- 年間走行距離から燃料代を試算する方法
ランドクルーザーFJの燃費
まずは、ランドクルーザーFJの燃費について、購入前に押さえておきたい数字から見ていきます。
カタログにはWLTCモードだけでなく、市街地、郊外、高速道路のモード別燃費も公表されているため、自分の使い方に近い数字を見るのがポイントです。
WLTC燃費は8.7km/L
ランドクルーザーFJのWLTCモード燃費は、8.7km/Lです。
国内仕様は2.7Lガソリンエンジン、6速AT、パートタイム4WDという構成で、車両重量は1,960kgあります。
いまのハイブリッドSUVや小型SUVの燃費に慣れている人なら、「8.7km/Lはやっぱり悪いな」と感じるかもしれません。
その感覚自体は間違っていません。
ただ、FJは燃費性能を最優先した車ではなく、ラダーフレームを採用し、ランドクルーザーらしい信頼性、耐久性、悪路走破性を重視した車です。
燃費だけで評価すると不利ですが、車の目的そのものが違うということですね。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| WLTCモード | 8.7km/L |
| 市街地モード | 6.8km/L |
| 郊外モード | 8.8km/L |
| 高速道路モード | 9.9km/L |
| 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
| 燃料タンク容量 | 63L |
なお、燃費は決められた試験条件で測定された数値なので、実際の使用環境や運転方法によって変わります。
ランドクルーザーFJの基本スペックやサイズも一緒に確認したい方は、ランドクルーザーFJとは?価格・サイズ・燃費を詳しく解説も参考にしてください。
市街地燃費は6.8km/L
街乗り中心の人が特に見ておきたいのが、市街地モードの6.8km/Lです。
信号や交差点が多い道路では、停止と発進を繰り返すため燃料を使いやすくなります。
さらに、渋滞中は走行距離がほとんど伸びないのにエンジンは動いているため、平均燃費が下がりやすいですよ。
通勤が片道数km、スーパーや送迎など短い移動が中心という使い方なら、WLTCモードの8.7km/Lだけで燃料代を考えない方が安全です。
むしろ、市街地モードの6.8km/Lを見ながら、「自分の使い方ならこのあたりまで下がる可能性もある」と考えておいた方が購入後のギャップを減らせます。
カタログ燃費8.7km/Lを、そのまま毎日の実燃費として予算計算するのはおすすめしません。
街乗り、渋滞、短距離が多い人ほど、低めの燃費を想定して燃料代に余裕を持たせておきましょう。
高速道路燃費は9.9km/L
一方、高速道路モードは9.9km/Lです。
一定速度で走りやすい高速道路では、街中のような頻繁な停止と再加速が減るため、燃費は伸びやすくなります。
ランドクルーザーFJを休日の旅行、キャンプ、帰省など長距離移動で使いたい人にとっては、この数字の方が普段の感覚に近くなる場面もあるでしょう。
ただし、高速道路なら必ず9.9km/Lになるわけではありません。
速度、向かい風、勾配、積載量、タイヤ、エアコン、渋滞などの影響を受けるため、あくまで試験条件での目安です。
特にFJは背の高いSUVなので、高速走行だからといって速度を上げれば上げるほど燃費が良くなるわけではありません。
長距離では、無理のない一定速度を意識した運転の方が、燃料だけでなく疲れにくさの面でも相性がいいかなと思います。
ランクルFJの実燃費
次に、多くの人が気になる実燃費について見ていきます。
ここは発売から十分な年月がたった車種と違い、ランドクルーザーFJは2026年5月発売なので、まだ長期間のデータが豊富とは言えません。
実燃費は7km/L前後も目安
2026年8月時点で、みんカラのランドクルーザーFJ燃費記録では、平均燃費として7.0km/Lが表示されています。
カタログのWLTCモード8.7km/Lに対して、およそ8割程度の水準です。
ただし、ここは「ランクルFJの実燃費は必ず7.0km/L」と決めつけないでください。
発売直後で登録データがまだ多くなく、給油条件や走行環境がそろっているわけでもないからです。
実際には、同じFJでも街乗り中心の人と、高速道路を長く走る人では平均燃費が変わります。
現時点では、実燃費は7km/L前後になるケースもあるが、使い方による差が大きいと理解しておくのが現実的です。
実燃費データは今後、納車台数と走行距離が増えるほど傾向が見えやすくなります。
購入前に確認する場合は、古い記事の数字だけでなく、最新のオーナー燃費記録も合わせて見るのがおすすめです。
街乗りでは燃費が落ちやすい
ランドクルーザーFJの実燃費を考えるうえで、もっとも差が出やすいのが街乗りです。
市街地モードが6.8km/Lという時点で、ストップアンドゴーの多い環境が得意ではないことは分かります。
朝夕の渋滞が多い、数kmだけ走ってエンジンを止める、送迎で待機する時間が長い、といった使い方では平均燃費が下がりやすいでしょう。
冬場の暖機や夏場のエアコン使用も、走行距離に対して燃料消費が増える原因になります。
「会社まで片道3kmだから年間走行距離は少ないし、燃料代もそれほどかからない」と考える人もいると思います。
年間の総額は抑えやすいですが、1Lあたり何km走れるかという実燃費そのものは、短距離中心だと伸びにくい点に注意してください。
高速や長距離では伸びやすい
高速道路や流れの良い郊外路では、街乗りより実燃費が伸びやすくなります。
モード別の公式値でも、市街地6.8km/Lに対して郊外8.8km/L、高速道路9.9km/Lと差があります。
つまり、同じランドクルーザーFJでも、使う場所によって「思ったより走る」と感じる人と「やっぱり燃費が悪い」と感じる人が出てくるわけです。
高速道路を使う遠出が多い家庭なら、WLTCの8.7km/Lに近づいたり、条件次第では高速道路モードに近い数字が出たりする可能性があります。
反対に、都市部の渋滞と短距離移動が中心なら、市街地モードを基準に考える方が現実に近いでしょう。
荷物や走行条件も影響する
アウトドアで使いたい人は、荷物や装備の影響も忘れないでください。
キャンプ道具をたくさん積む、ルーフ上に荷物を載せる、社外タイヤやホイールへ交換するなど、車両の重さや空気抵抗が増える使い方では燃費へ影響することがあります。
もちろん、ランドクルーザーFJを選ぶ人の中には、燃費よりカスタムやアウトドアでの使いやすさを優先したい人も多いでしょう。
そこは無理に燃費だけへ寄せる必要はありません。
大事なのは、カスタム後の燃費まで純正状態のカタログ値と同じだと思わないことです。
自分の楽しみ方に必要な装備なら、その分も含めて燃料代を見ておけばいいと思います。
燃費が悪いと言われる理由
ランドクルーザーFJの燃費が悪いと言われやすいのには、車の性格そのものが関係しています。
単純に「設計が古いから」で片付けるのではなく、どんな性能と引き換えになっているのかを見ると理解しやすいですよ。
車両重量は1,960kg
ランドクルーザーFJの車両重量は1,960kgです。
全長4,575mmと現行ランクルの中では比較的コンパクトでも、約2トンの車体を動かす車であることに変わりはありません。
発進時には重い車体を動かすためにエネルギーが必要なので、停止と発進が多い街中では燃費面で不利になりやすいです。
だから、市街地モードが6.8km/Lで、高速道路モードが9.9km/Lまで伸びるという差にも納得しやすいですね。
「サイズが250より小さいから燃費もかなり良いだろう」と期待しすぎると、少しギャップが出るかもしれません。
2.7Lガソリンを搭載
FJは2TR-FE型の2.7Lガソリンエンジンを搭載しています。
最高出力は163PS、最大トルクは246N・mで、6速ATとの組み合わせです。
トヨタはDual VVT-iや高い圧縮比などによって低燃費にも配慮していますが、そもそもの車両重量や四輪駆動車としての構造があるため、燃費特化型のパワートレーンではありません。
また、現在の国内仕様はハイブリッドではないため、信号の多い街中でモーターを使って燃料消費を抑えるタイプでもありません。
そのかわり、長年使われてきた2TR-FEをベースに、ランドクルーザーらしい耐久性や扱いやすさを重視した方向性です。
FJは燃費の数字だけを競うSUVではありません。
燃費よりも、ラダーフレーム、悪路走破性、耐久性、扱いやすい車体サイズといった価値に魅力を感じるかが購入判断の中心になります。
タイヤも燃費に関係する
純正タイヤサイズは265/60R18です。
ランドクルーザーらしい外観や走破性を支える一方で、細い低燃費タイヤを履く乗用車と同じ条件ではありません。
さらに、空気圧が不足した状態で走ると転がり抵抗が増え、燃費だけでなくタイヤの偏摩耗にもつながります。
カスタムでタイヤを大径化したり、重量のあるホイールへ変更したりする場合も、加速感や燃費が純正状態から変わる可能性があります。
見た目を楽しむのもFJの魅力なので、ここは燃費だけで否定する話ではないですよ。
ただ、購入後に「純正のころより燃費が落ちた」と感じたときは、タイヤや積載まで含めて見直すと原因を探しやすくなります。
ランクルFJはレギュラー仕様
燃費がそれほど良くないFJだからこそ、燃料の種類は維持費に直結します。
この点では、無鉛レギュラーガソリンを指定燃料としているのはありがたいところです。
指定燃料はレギュラー
ランドクルーザーFJの指定燃料は、無鉛レギュラーガソリンです。
「ランクルだからハイオクでは?」と思う人もいるかもしれませんが、FJはレギュラーで問題ありません。
燃費が同じでも、1Lあたりの燃料価格が違えば年間の負担は変わります。
走行距離が多い人ほど、この差はじわじわ効いてきますよ。
なお、燃料価格は地域や時期によって変動するため、購入前の試算では自宅周辺で普段利用するガソリンスタンドの価格を使うのが一番分かりやすいです。
燃料タンク容量は63L
燃料タンク容量は63Lです。
ランドクルーザー250のガソリン車が80Lなので、FJは車体サイズに合わせてタンクも小さめになっています。
63Lという数字だけを見ると十分大きく感じますが、燃費が8km/L前後の車なので、コンパクトカーのように「満タンにすればとにかく長く走れる」という感覚ではありません。
一方で、満タン時の給油量が80Lや100Lを超える大型ランクルほど一度の給油額が大きくなりにくい点は、日常では少し気楽です。
もちろん、実際の給油量は燃料をどこまで使ってから入れるかによって変わります。
ランクルFJの航続距離
燃料タンクが63Lなら、満タンで何km走れるのかも気になりますよね。
ここではカタログ燃費から単純計算した理論上の距離と、実際に考えるときの注意点を分けて見ていきます。
計算上は約548km
WLTCモード8.7km/Lに燃料タンク63Lを掛けると、計算上は約548kmです。
同じようにモード別燃費で計算すると、市街地では約428km、郊外では約554km、高速道路では約624kmとなります。
| 想定燃費 | 63Lでの計算上の距離 |
|---|---|
| 市街地 6.8km/L | 約428km |
| WLTC 8.7km/L | 約548km |
| 郊外 8.8km/L | 約554km |
| 高速道路 9.9km/L | 約624km |
ただし、これは63Lすべてを同じ燃費で使い切る前提の単純計算です。
現実には、燃料を完全に使い切るまで走るものではありませんし、道路状況や運転方法で燃費も変わります。
したがって、「満タンなら必ず548km走れる」という意味ではありません。
航続可能距離は変化する
ランドクルーザーFJの画面には航続可能距離が表示されます。
トヨタの取扱説明書では、この表示は現在の燃料残量と過去の平均燃費をもとに算出される、おおよその距離とされています。
つまり、同じだけ燃料が残っていても、直前まで街乗りが多かった人と高速道路を走っていた人では表示が変わる可能性があります。
航続可能距離は便利ですが、絶対にその距離まで走れる保証ではありません。
遠出や山間部へ行くときは、表示がぎりぎりになるまで給油を引っ張らず、早めに給油できる場所を確認しておく方が安心ですよ。
航続可能距離の表示は目安です。
特にキャンプ場や山間部へ向かうときは、ガソリンスタンドの営業時間や休業日もあるため、残量には余裕を持っておきましょう。
毎月の燃料代を試算
ここからは、購入判断で一番現実的な「毎月いくらかかるのか」を考えます。
燃費の良し悪しより、あなたの走行距離と家計に当てはめる方がずっと重要です。
燃料代は簡単に計算できる
燃料代は、走行距離÷実燃費×1Lあたりのガソリン価格で計算できます。
例えば、月1,000km走り、実燃費7.0km/L、レギュラーガソリン180円/Lと仮定すると、1カ月の燃料代は約25,700円です。
同じ条件で月500kmなら約12,900円、月1,500kmなら約38,600円になります。
ここで使っている180円/Lはあくまで計算例なので、実際にはあなたの地域の価格へ置き換えてください。
| 月間走行距離 | 実燃費7.0km/L | 180円/Lでの試算 |
|---|---|---|
| 500km | 約71.4L | 約12,900円 |
| 1,000km | 約142.9L | 約25,700円 |
| 1,500km | 約214.3L | 約38,600円 |
この表を見ると、FJを買えるかどうかは「燃費8.7km/Lを許せるか」ではなく、月に何km走るかでかなり変わることが分かります。
週末だけ乗る人なら燃費が多少悪くても年間の燃料代は抑えやすいです。
反対に、毎日の通勤で長距離を走る人は、レギュラー仕様でも燃料代が大きな固定負担になります。
年間走行距離で考える
月額だけでなく、年間走行距離でも見ておきましょう。
先ほどと同じく実燃費7.0km/L、ガソリン180円/Lで単純計算すると、年間5,000kmで約12万9,000円、10,000kmで約25万7,000円、15,000kmで約38万6,000円です。
年間10,000km走る人なら、カタログ値8.7km/Lで計算した場合は約20万7,000円なので、実燃費7.0km/Lで見ると年間約5万円の差が出ます。
この差があるから、私は購入前の予算計算ではカタログ燃費だけを使わない方がいいと思っています。
少し悪めの実燃費を入れても家計に無理がないかを見る方が、後悔しにくいですよ。
燃費を気にするなら、「何km/Lか」より「年間いくら払うか」へ変換すると判断しやすくなります。
年間走行距離が少ない人は燃費の悪さが家計へ与える影響も小さくなり、走行距離が多い人ほど差が大きくなります。
車両代以外も合わせて見る
もちろん、ランドクルーザーFJの維持費はガソリン代だけではありません。
税金、任意保険、車検、タイヤ、オイル交換、駐車場、盗難対策などもかかります。
燃料代が想定内でも、それ以外を合わせると負担が大きいというケースはあります。
逆に、走行距離が少なく駐車場代もかからない人なら、燃費が多少悪くても全体の維持費は許容できるかもしれません。
KINTOやリースも含めて月額負担を比べたい方は、ランドクルーザーFJはKINTOがお得?購入・リース徹底比較も合わせて読んでみてください。
なお、KINTOなどの月額サービスを利用しても、日常の燃料代まで不要になるわけではないので、走行距離に応じたガソリン代は別で考えておく必要があります。
実燃費を自分で確認する方法
納車後は、メーターの平均燃費だけでなく、自分の使い方でどれくらい走るのかを記録すると維持費が見えやすくなります。
難しい道具は必要なく、給油量と走行距離を残すだけでも十分です。
満タン法で燃費を測る
分かりやすいのが、満タン法です。
満タンにしたときにトリップメーターをリセットし、次回の給油までに走った距離を、そのとき入った給油量で割ります。
例えば350km走って50L給油したなら、350÷50で7.0km/Lです。
1回だけだと給油の止まり方や走行条件の影響を受けるので、できれば数回分を続けて見ると自分の平均が分かりやすくなります。
給油記録アプリやメモを使って、走行距離、給油量、単価、燃料代を残しておくのも便利ですよ。
車載の平均燃費も使う
ランドクルーザーFJでは、マルチメディアディスプレイに瞬間燃費や平均燃費、過去の燃費履歴、航続可能距離などを表示できます。
トヨタも表示される平均燃費は参考値として案内していますが、毎日の変化を見るにはかなり便利です。
「今日は短距離ばかりだから下がった」「高速を走ったら戻ってきた」といった傾向が見えると、自分の使い方と燃費の関係が分かってきます。
満タン法と車載表示の両方を見ると、数字のズレにも気づきやすくなります。
燃費を競う必要はありませんが、自分のFJの基準を知っておくと、急に燃費が悪化したときにも変化へ気づきやすくなります。
燃費を悪化させにくい乗り方
ランドクルーザーFJを燃費の良い車へ変えることはできませんが、無駄に悪化させない乗り方はできます。
大げさな節約運転より、日常の小さな部分を続ける方が現実的です。
急加速を減らして走る
約2トンの車体を急に加速させれば、その分だけ燃料を使いやすくなります。
前方の信号や交通の流れを見ながら、必要以上にアクセルを踏んだり戻したりしない方が燃費には有利です。
とはいえ、燃費を気にしすぎて周囲の流れを乱す必要はありません。
安全に必要な加速はしっかり行い、そのうえで無駄な急発進を減らすくらいで十分ですよ。
短距離移動をまとめる
数分だけ走ってエンジンを止めるような短距離移動が何度も続くと、平均燃費は伸びにくくなります。
買い物、用事、送迎などを可能な範囲でまとめられるなら、走行距離そのものを減らせます。
燃費改善というより、無駄な移動を減らす考え方ですね。
特に年間走行距離が多い人は、1km/Lだけを追いかけるより、不要な走行を月100km減らす方が燃料代に効く場合もあります。
タイヤと荷物を確認する
タイヤの空気圧は定期的に確認しておきましょう。
指定空気圧から大きく外れた状態は、燃費だけでなく走行安定性やタイヤの摩耗にも関係します。
また、常に使わない重い荷物を積みっぱなしにしているなら、降ろせるものは降ろすのも一つです。
ルーフラックや大型用品を付ける場合は、見た目と実用性のメリットがある一方、重量や空気抵抗の影響が出る可能性も理解しておきましょう。
FJはカスタムを楽しみたい車でもあるので、燃費のために全部我慢する必要はありません。
「この装備は自分に必要か」を考えて選ぶくらいがちょうどいいと思います。
燃費で後悔しない購入判断
最後に、ランドクルーザーFJの燃費をどう購入判断へつなげればいいのかを考えます。
燃費が悪いから買わない、ランクルだから気にしない、の二択にする必要はありません。
年間走行距離を先に出す
まず確認したいのは、あなたが1年間に何km走るのかです。
年間3,000kmの人と15,000kmの人では、同じ実燃費でもガソリン代の影響がまったく違います。
いま乗っている車の年間走行距離が分かるなら、その数字をFJへ置き換えて計算するのが一番簡単です。
購入前に「たぶん月500kmくらい」ではなく、車検証の過去の走行距離や給油記録から確認すると精度が上がります。
そこへ実燃費を6.8km/L、7.0km/L、8.7km/Lなど複数入れてみれば、悪い条件と良い条件の幅も見えます。
燃費だけで選ばない
ランドクルーザーFJに燃費の良さを最優先するなら、正直なところ相性はよくありません。
WLTCモード8.7km/L、市街地6.8km/Lという数字は、燃料代を重視する人には軽くないからです。
一方で、レギュラーガソリンを使え、現行ランドクルーザーの中では全長4,575mm、全幅1,855mmと比較的扱いやすいサイズに収まっています。
ランドクルーザーらしいラダーフレームや悪路走破性を持ちながら、300や250よりコンパクトな車が欲しい人には、FJならではの魅力があります。
つまり、燃費の悪さを理解したうえで、それ以上に欲しい理由があるかが大切です。
燃料代を試算して「このくらいなら払える」と思えるなら、燃費だけを理由に候補から外す必要はないでしょう。
購入方法も合わせて考える
FJは燃費だけでなく、購入方法や納期も含めて考えたい車です。
通常購入、ローン、KINTOなどでは毎月の固定費が違うため、そこへ燃料代を足した総額で見た方が分かりやすくなります。
例えば、車両の月額支払いだけをぎりぎりまで上げてしまうと、ガソリン価格が上がった月や走行距離が増えた月に余裕がなくなります。
だから、私は燃料代を「余ったお金で払う費用」ではなく、最初から毎月かかる前提で見ておくのがおすすめです。
現在の購入方法や抽選の考え方は、ランドクルーザーFJの予約開始と抽選について解説した記事でも詳しく紹介しています。
ランクルFJ燃費のよくある質問
ランドクルーザーFJの燃費、燃料、航続距離について、購入前に特に聞かれやすい疑問をまとめます。
Q1. ランクルFJの燃費は何km/Lですか?
A. カタログ燃費はWLTCモードで8.7km/Lです。
市街地モードは6.8km/L、郊外モードは8.8km/L、高速道路モードは9.9km/Lなので、普段走る道路によって目安を変えて考えてください。
Q2. ランクルFJの実燃費はどのくらいですか?
A. 2026年8月時点では、オーナー投稿型の燃費記録で平均7.0km/Lと表示される例がありますが、発売直後でデータ量はまだ十分とは言えません。
街乗り、渋滞、短距離、高速道路などで差が出るため、7.0km/Lを固定値とせず、自分の使い方では6km/L台から8km/L台まで動く可能性を考えて予算を組む方が安心です。
Q3. ランクルFJはレギュラーガソリンですか?
A. はい、指定燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
ハイオク指定ではないため、燃費が同じでもハイオク仕様車より給油単価を抑えやすいのはメリットです。
Q4. ランクルFJは満タンで何km走れますか?
A. 63Lの燃料タンクとWLTC燃費8.7km/Lを単純に掛けると、計算上は約548kmです。
ただし、63Lを完全に使い切る前提の理論値なので、実際の航続距離は走行環境や平均燃費、給油のタイミングによって変わります。
Q5. 燃費が悪くてもFJを買って大丈夫ですか?
A. 年間走行距離から燃料代を計算し、その金額を含めても無理なく維持できるなら候補に入れてよいと思います。
燃費だけならFJより有利な車はありますが、ランドクルーザーらしい耐久性や悪路走破性、扱いやすいサイズに魅力を感じる人には代えにくい価値があります。
ランドクルーザーFJ燃費まとめ
ランドクルーザーFJのWLTCモード燃費は8.7km/Lです。
市街地は6.8km/L、郊外は8.8km/L、高速道路は9.9km/Lなので、街乗り中心か長距離中心かによって実際の印象はかなり変わります。
指定燃料は無鉛レギュラーガソリンで、燃料タンク容量は63Lです。
WLTC燃費で単純計算した航続距離は約548kmですが、実際には過去の平均燃費、渋滞、気温、積載、運転方法などで変動します。
2026年8月時点では、オーナー投稿型の燃費記録で7.0km/L前後の平均値が確認できますが、発売から日が浅いため、今後データが増えれば数字も変わる可能性があります。
購入前は、カタログの8.7km/Lだけで燃料代を出すのではなく、少し悪めの実燃費も入れて試算してみてください。
例えば実燃費7.0km/L、レギュラー180円/Lと仮定すると、月1,000km走る場合の燃料代は約25,700円です。
ここを見て「十分払える」と感じるのか、「思ったより重い」と感じるのかで、FJがあなたに合うかがかなり見えてきます。
ランドクルーザーFJは、燃費の良さで選ぶ車ではありません。
それでも、ランドクルーザーらしい信頼性、耐久性、悪路走破性と、300や250より扱いやすいサイズに魅力を感じるなら、燃料代を理解したうえで選ぶ価値のある一台だと思います。
あなたがFJに乗ったとき、燃費の数字よりも「この車でどこへ行きたいか」が先に浮かぶでしょうか。
その答えがはっきりしていて、年間の燃料代にも納得できるなら、FJはかなり面白い選択肢ですよ。