ランドクルーザー FJ

ランドクルーザーFJの維持費はいくら?年間費用の内訳を試算

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ランドクルーザーFJの維持費と年間費用の内訳を燃料費・税金・保険料・タイヤ交換・メンテナンス別に解説するイメージ

こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。

「ランドクルーザーFJは欲しいけど、買ったあと毎年いくらかかるんだろう?」「税金やガソリン代まで考えると、家計的に厳しくないかな?」と気になっている方も多いですよね。

ランドクルーザーFJは、現行ランドクルーザーの中では比較的コンパクトで、車両価格も300や250より抑えられています。

ただし、維持費までコンパクトになるわけではありません。

2.7Lガソリンエンジンなので自動車税はそれなりにかかりますし、WLTC燃費は8.7km/Lなので、年間走行距離が増えるほど燃料代も大きくなります。

さらに任意保険、車検、オイル交換、タイヤ、盗難対策まで含めると、車両購入代とは別に毎年まとまった予算が必要です。

私はランドクルーザープラド150に乗っていますが、ランクル系は「買えるかどうか」だけでなく、買ったあと無理なく乗り続けられるかまで考えるのがかなり大事だと感じています。

この記事では、ランドクルーザーFJの税金、燃料代、保険、車検、タイヤ、メンテナンス、盗難対策まで含め、年間維持費をできるだけ現実的に試算していきます。

記事のポイント

  • ランドクルーザーFJにかかる年間維持費の内訳
  • 自動車税や重量税など毎年考えたい税金
  • 走行距離別に見る年間のガソリン代
  • 保険やタイヤ、整備、防犯まで含めた予算の考え方

ランクルFJの維持費の結論

まずは、ランドクルーザーFJを維持するために、どのくらいのお金を見ておけばいいのか全体像から確認していきましょう。

年間維持費は一つの数字で断定できるものではなく、年間走行距離や任意保険、駐車場の有無などによってかなり変わります。

年間30万円だけでは考えない

ランドクルーザーFJの年間維持費を考えるとき、私は「税金とガソリン代だけで終わらせない」ことが大切だと思っています。

例えば年間1万km走る場合、WLTC燃費8.7km/Lを基準にすると、ガソリンだけでも年間にかなりの量を使います。

そこへ自動車税、重量税、自賠責保険が加わります。

さらに実際の所有では、任意保険、オイル交換、車検整備、タイヤ、バッテリー、ワイパーなどの消耗品も必要です。

ランドクルーザー系では盗難リスクも考えたいので、ハンドルロックや社外セキュリティなどにお金を使う人も多いでしょう。

ランドクルーザーFJの維持費は、税金+燃料代+保険+整備+タイヤ+盗難対策まで含めて考えるのが基本です。

つまり、「年間維持費は○万円」と一つの数字だけを見るより、自分に当てはまる項目を足していく方が現実に近くなります。

ハル
ハル
私もプラドに乗っていて感じますが、車を買った直後より、タイヤや保険、整備が重なった年の方が「ランクルってお金かかるな」と実感しやすいんですよ。
妻さん
妻さん
月々のローンだけ見ていると、そのへんのお金って忘れそうだよね。

そうなんです。

だからこそ、購入前から年間予算を作っておくとかなり安心ですよ。

年間維持費を検討したいブルーのランドクルーザーFJの外観

購入後の年間維持費まで考えて選びたいランドクルーザーFJ

 

ランクルFJの税金はいくら

ランドクルーザーFJでは、日常的に意識しやすい自動車税のほか、車検時などに支払う自動車重量税も維持費へ入ってきます。

特に2.7Lエンジンなので、コンパクトSUVと比べれば税金は高めです。

自動車税は年間5万円

ランドクルーザーFJの総排気量は2,693ccです。

そのため、自家用乗用車では2.5L超3.0L以下の区分になります。

2019年10月1日以降に新車新規登録された自家用乗用車に適用される現在の税率では、年間の自動車税は50,000円です。

項目 ランドクルーザーFJ
総排気量 2,693cc
税率区分 2.5L超3.0L以下
年間自動車税 50,000円

月にならすと約4,167円ですが、実際には毎月払うものではないので注意してください。

毎年の支払い時期になって慌てないよう、私はこうした税金も月割りしたつもりで別にしておく考え方がいいと思っています。

重量税も維持費に入る

ランドクルーザーFJの車両重量は1,960kgなので、重量税では2.0トン以下の区分になります。

税額は登録時期や減税の適用状況などによって変わりますが、一般的な税率で考えた場合、2年間で32,800円なら年換算では16,400円です。

新車購入時には最初の車検までの期間分をまとめて支払うため、毎年請求される費用ではありません。

それでも、年間維持費を比較するときは年換算して予算へ入れておくと分かりやすいですよ。

税制度や減税条件は変更されることがあるため、実際に購入する時点の見積書に記載された税額を優先してください。

ランクルFJの燃料代を試算

ランドクルーザーFJの維持費で、家計への影響が大きくなりやすいのがガソリン代です。

税金は基本的に走らなくても発生しますが、燃料代は年間走行距離によって大きく変わります。

WLTC燃費は8.7km/L

ランドクルーザーFJは、2.7L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載しています。

使用燃料は無鉛レギュラーガソリンで、WLTCモード燃費は8.7km/Lです。

ハイオク指定ではないのはありがたいところですね。

一方で、一般的なハイブリッドSUVのような低燃費を期待する車ではありません。

ランドクルーザーらしいラダーフレームや四輪駆動システムを持つ本格四駆なので、ある程度の燃料代は最初から覚悟しておいた方がいいでしょう。

ランクルの年間燃料代を考える際に参考になるプラド150の給油口

私が所有するプラド150の給油口。ランクルでは年間の燃料代も重要な維持費です

 

年間走行距離別の燃料代

ここでは計算を分かりやすくするため、レギュラーガソリンを1Lあたり170円として試算します。

ガソリン価格は地域や時期によって変わるため、170円は将来の価格を示すものではなく、あくまで年間負担をイメージするための計算条件です。

年間走行距離 年間使用量 年間燃料代 月平均
5,000km 約575L 約97,700円 約8,100円
10,000km 約1,149L 約195,400円 約16,300円
15,000km 約1,724L 約293,100円 約24,400円

年間1万kmなら、カタログ燃費をそのまま使っても年間約19万5,000円という計算です。

月平均なら約1万6,000円なので、ここは購入前にぜひ家計へ入れてみてください。

年間1万5,000km走る人では、燃料代だけで約30万円に近づきます。

通勤に毎日使う人と、週末中心の人では維持費の印象がかなり変わるわけですね。

ハル
ハル
ランクルは「満タン1回いくらだった」より、1年間で何km走るかから考えた方が分かりやすいですよ。
妻さん
妻さん
買ってから遠出が楽しくなって、逆に走行距離が増えることもありそうだけどね。

それもあります。

ランクルを買ったらキャンプや旅行へ行きたくなって、想定より走るようになったというのは十分ありそうですよね。

実燃費は使い方で変わる

もちろん、8.7km/Lは実際のすべての走行環境で必ず出る燃費ではありません。

市街地で信号が多い、短距離移動が中心、渋滞が多い、冬に暖機運転が増えるといった条件では、燃費が下がる可能性があります。

反対に、高速道路を一定速度で長距離走る使い方では、街乗り中心より伸びることもあるでしょう。

さらに大径タイヤ、ルーフラック、重いアウトドア用品などを追加すると、車両重量や空気抵抗が増えて燃費へ影響する可能性があります。

カタログ燃費だけで年間燃料費の上限を決めないことが大切です。

購入予算を組むときは、少し余裕を持たせておく方が安心です。

実燃費や航続距離の詳しいデータは、ランドクルーザーFJの燃費は悪い?実燃費と航続距離を解説で解説しています。

ランクルFJの保険料

ランドクルーザーFJでは、自賠責保険だけでなく、任意保険まで含めて考える必要があります。

ただし、任意保険は年齢や等級、補償内容で金額が大きく変わるため、一律の年間保険料を出すことはできません。

自賠責保険は必ず必要

自賠責保険は、公道を走る車に加入が義務付けられている保険です。

2026年8月時点で、本土の自家用乗用自動車における24カ月契約は17,650円なので、単純に年換算すると約8,825円になります。

実際には車検期間に合わせてまとめて契約するため、毎年8,825円を支払う仕組みではありません。

なお、自賠責保険料は契約開始時期によって改定されることがあるので、その時点の金額を確認してください。

任意保険は人によって違う

ランドクルーザーFJの保険料について、一番注意したいのが任意保険です。

任意保険は、運転者の年齢、等級、免許証の色、使用目的、年間走行距離、運転者の範囲、補償内容、車両保険などによって変わります。

そのため、「ランクルFJの保険料は年間○万円です」と断定するのは現実的ではありません。

同じFJでも、20代で初めて保険へ加入する人と、長年無事故で高い等級になっている人では大きな差が出る可能性があります。

購入前に現在利用している保険会社や複数の保険会社で見積もりを取るのが一番確実です。

年間維持費を計算するときは、任意保険だけは平均額ではなく「自分の見積額」を入れるのがおすすめです。

車両保険も比較したい

ランドクルーザーFJはメーカー希望小売価格が4,500,100円なので、事故や盗難時の損失も小さくありません。

そのため、車両保険を付けるかどうかも重要な判断になります。

もちろん車両保険を付ければ保険料は上がります。

ですが、「年間保険料を安くすること」だけを優先し、高額な車両を失ったときの負担が大きくなってしまっては本末転倒ですよね。

ハル
ハル
ランクル系は車両価格だけじゃなく盗難のこともあるので、私は保険料の安さだけで判断しない方がいいと思っています。
妻さん
妻さん
安くするために補償を減らしすぎて、何かあったときに困るのは嫌だもんね。

まさにそこです。

保険は「いくら払うか」と同じくらい「何が補償されるか」を確認してください。

車両保険の有無で保険料がどれくらい変わるかは、自動車保険の一括見積もりで条件を変えながら比べると分かりやすいです。

車検とメンテナンス費用

ランドクルーザーFJを長く乗るなら、車検だけでなく日常的なメンテナンス費用も必要です。

新車だから数年間は何もかからない、というわけではありません。

車検費用は内容で変わる

新車の自家用乗用車は、一般的に初回車検まで3年、その後は2年ごとに車検を受けます。

車検では重量税、自賠責保険、検査に関係する費用に加えて、点検整備や交換部品などの費用が発生します。

そのため、車検費用も店舗や車両状態によって大きく変わります。

特に年数が経つと、ブレーキ、バッテリー、ワイパー、各種油脂類など、交換が必要な部品が増える可能性があります。

「車検の年だけ急に高い」と感じないためにも、2年分をまとめて考えるより毎月少しずつ積み立てておくと楽ですよ。

オイル交換も必要になる

ランドクルーザーFJは2.7Lガソリンエンジンなので、エンジンオイル交換も日常的な維持費です。

交換時期は使用状況やメーカー指定条件を確認する必要がありますが、走行距離が多い人ほど交換回数も増えていきます。

オイルだけでなく、オイルフィルター、エアクリーナー、ワイパーゴム、冷却水なども長期間乗れば交換対象になります。

一つひとつは車両購入費ほど大きなお金ではありません。

ですが、こうした細かな費用が積み重なるのが車の維持費なんですよね。

ランクルのメンテナンス費用を考える参考になるプラド150のエンジンルーム

私が所有するプラド150のエンジンルーム。長く乗るなら定期的な整備費も予算に入れたいところです

 

タイヤ代も忘れられない

ランドクルーザーFJの維持費で、数年に一度まとまった負担になりやすいのがタイヤです。

毎年買うものではありませんが、年間維持費を考えるなら無視できません。

ランクル系はタイヤも大きい

ランドクルーザーのようなSUVでは、軽自動車やコンパクトカーよりタイヤが大きくなります。

そのため、同じブランドのタイヤでもサイズによって価格差が出やすいです。

さらにオールテレーンタイヤなどへ交換したい人は、純正タイヤとは違った予算も考える必要があります。

タイヤ交換ではタイヤ本体だけではなく、組み替え、バランス調整、廃タイヤ処分などの費用が加わることもあります。

雪が降る地域ならスタッドレスタイヤとホイールも必要になるかもしれません。

ランクルFJのタイヤ維持費を考える参考になるプラド150のホイールとタイヤ

私のプラド150に装着しているホイールとタイヤ。ランクルではタイヤ交換もまとまった維持費になりやすいです

 

年間換算して準備する

タイヤは数年使える場合もあるので、「今年交換しないから0円」と考えたくなります。

でも、交換時期が来た年だけ突然大きな出費になるんですよね。

そこでおすすめなのが、購入予定タイヤの価格と想定使用年数から1年あたりの積立額を決める方法です。

積立額を具体化するなら、FJのタイヤサイズや用途別の銘柄、取付費も比較しておくと予算を組みやすいですよ。

例えば4年使う想定なら、購入と交換に必要な総額を4年間に分けて考えます。

これなら実際に交換する年でも、家計への衝撃をかなり減らせます。

ハル
ハル
タイヤって毎月払わないから忘れやすいんですが、交換するときにまとめて来るんですよね。
妻さん
妻さん
「今年の維持費は安かった」と思った翌年にタイヤ交換だと、かなり印象が変わりそう。

そうなんです。

車検、タイヤ、バッテリーが近い時期に重なると、結構な出費になります。

盗難対策費も考えておく

ランドクルーザーを購入するときは、通常のSUV以上に盗難対策を意識しておきたいところです。

FJについても、車両価格だけではなく「どう守るか」まで購入前に考えておくと安心です。

防犯用品にも幅がある

盗難対策には、スマートキーの電波遮断、ハンドルロック、タイヤロック、GPS機器、防犯カメラ、社外セキュリティなどがあります。

すべてを一度に導入する必要があるとは限りません。

ただし、ランドクルーザー系では一つの対策だけに頼るより、複数の対策を重ねるという考え方が大切です。

物理的なロックと電子的なセキュリティを組み合わせれば、盗む側に時間をかけさせることにつながります。

盗難対策費を「余裕があったら買う用品」と考えず、FJの購入予算の一部として最初から考えておくのがおすすめです。

駐車環境にもお金がかかる

自宅の駐車場に防犯カメラやセンサーライトを設置する場合も費用が発生します。

月極駐車場を利用する人なら、価格だけでなく人目につく場所か、照明があるか、出入口が管理されているかも見ておきたいところです。

安い駐車場が必ずしも自分のFJに最適とは限りません。

車両保険との組み合わせまで含めて、自分が安心できる保管方法を考えてください。

駐車場代は地域差が大きい

年間維持費の記事で意外と大きな差を生むのが駐車場代です。

自宅に駐車スペースがある人と月極駐車場を借りる人では、年間負担がまったく違います。

駐車場代は別枠で計算する

駐車場代は地域差が非常に大きいため、この記事の年間試算には固定金額として入れていません。

月額5,000円違うだけでも、年間では60,000円の差になります。

月額10,000円違えば年間120,000円です。

都市部では、任意保険や税金より駐車場代の方が大きな維持費になることもあるでしょう。

なので、自宅以外で保管する人は「FJ本体の維持費」と「駐車場代」を分けて計算すると分かりやすいですよ。

サイズ確認も忘れない

ランドクルーザーFJの全長は4,575mm、全幅は1,855mmです。

現行ランドクルーザーの中では扱いやすいものの、決して小型車ではありません。

駐車場を契約する場合は料金だけでなく、区画の幅、奥行き、隣の車との間隔も確認してください。

ランドクルーザーFJの基本的なサイズやスペックについては、ランドクルーザーFJの価格・サイズ・燃費をまとめた記事でも詳しく解説しています。

年間維持費を実際に試算

ここまでの内容を使って、ランドクルーザーFJの年間負担を試算してみましょう。

ただし、任意保険や車検整備、タイヤ、駐車場などは人による差が大きいため、まずは金額を比較しやすい項目だけで計算します。

固定しやすい費用を計算

ここでは、自動車税50,000円、重量税を年換算16,400円、自賠責保険を年換算8,825円として計算します。

この3項目だけなら、年間で約75,225円です。

項目 年間の試算額
自動車税 50,000円
自動車重量税の年換算 約16,400円
自賠責保険の年換算 約8,825円
合計 約75,225円

ただし、これは車を所有するための費用全体ではありません。

ここに燃料代を加えてみます。

走行距離別の基礎維持費

ガソリン170円/L、燃費8.7km/Lという条件で計算すると、次のようになります。

年間走行距離 税金・自賠責 燃料代 合計
5,000km 約75,225円 約97,700円 約172,900円
10,000km 約75,225円 約195,400円 約270,600円
15,000km 約75,225円 約293,100円 約368,300円

年間1万km走る人なら、税金、自賠責、燃料だけで約27万円という試算になります。

ここからさらに、あなた自身の任意保険料が加わります。

車検の点検整備、エンジンオイル、タイヤ、バッテリー、ワイパー、盗難対策、洗車、駐車場なども必要です。

年間1万kmなら「FJの維持費は約27万円」と考えるのではなく、「約27万円+任意保険+整備+タイヤ+防犯+駐車場」が正しい考え方です。

ここを間違えると、購入後の負担をかなり軽く見積もってしまいます。

月額に直すと分かりやすい

年間維持費は大きな数字に見えるので、毎月いくら確保すればいいかへ置き換えると家計との比較がしやすくなります。

年間1万kmなら基礎で月2万円超

先ほどの年間1万kmの基礎維持費約270,600円を12カ月で割ると、月平均では約22,550円です。

ただし、この約22,550円には任意保険、車検整備、タイヤ、駐車場などが入っていません。

つまり、実際には月々のローン返済に加えて、少なくともこうした維持費用の予算も別に必要になります。

購入方法によって月々の車両代を下げられたとしても、ガソリンやタイヤまで安くなるわけではありません。

「ローンを払える=FJを無理なく維持できる」ではないというところは、かなり重要です。

車検やタイヤを積み立てる

私がおすすめしたいのは、車検やタイヤのような数年ごとの出費も毎月の維持費として考える方法です。

例えば、次回車検に必要だと思う金額を車検までの月数で割ります。

タイヤも同じように、次回交換までの期間で割れば毎月必要な予算が分かります。

これなら車検の月になって「こんなにかかるの?」となりにくいでしょう。

維持費を抑える方法

ランドクルーザーFJは決して維持費の安い車ではありませんが、使い方次第で無駄な負担を減らすことはできます。

ただし、安全性や必要な整備まで削るのはおすすめできません。

年間走行距離を把握する

まず確認したいのが、自分が1年間に何km走っているかです。

燃料代は走行距離の影響が非常に大きいので、現在の車の年間走行距離を確認するとFJ購入後の負担をイメージしやすくなります。

普段ほとんど車へ乗らない人なら、燃料費は比較的抑えられます。

反対に毎日の通勤や長距離移動で使う人は、車両購入代以上に燃料代をしっかり計算しておきたいところです。

任意保険を同条件で比較

任意保険も比較しやすい費用です。

ただし、安い保険を探すときは補償内容を揃えて比較してください。

車両保険の有無、免責金額、運転者の範囲などが違えば、単純に年間保険料だけを比べても意味がありません。

同じ条件で複数の見積もりを取るのが基本です。

タイヤを純正状態で使う

ランドクルーザーFJはカスタムも楽しそうな車なので、大径タイヤやオールテレーンタイヤへ交換したくなる人も多いと思います。

私もランクルのカスタムは好きなので、その気持ちはよく分かります。

ただし、タイヤやホイールを変更すれば購入費が発生し、重量や転がり抵抗によって燃費へ影響する場合もあります。

維持費を優先するなら、まず純正状態で乗ってから必要性を判断するのも十分ありですよ。

KINTOなら費用管理しやすい

ランドクルーザーFJでは、通常購入だけでなくKINTOを検討する方法もあります。

KINTO以外のカーリースも比べたいなら、国産車の新車リースを扱う定額ニコノリパック(ニコノリ)で、希望車種の月額見積もりを取っておく方法もあります。頭金0円で、税金や車検などの維持費を月額にまとめられるプランです。

特に毎年変わる維持費を自分で管理するのが面倒な人には比較する価値があります。

税金や保険をまとめられる

KINTOでは、車両代だけでなく税金、任意保険、車検、メンテナンスなど多くの費用が月額料金へ含まれます。

そのため、購入した場合のように自動車税や車検費用を別々に管理する必要が少なくなります。

特に任意保険は年齢や等級によって購入時の負担が大きくなることがあるため、条件次第では比較する意味があるでしょう。

ランドクルーザーFJのKINTOと通常購入、ローン、リースの違いについては別の記事で詳しくまとめています。

ガソリン代などは別に必要

ただし、KINTOならすべての維持費がなくなるわけではありません。

当然ながらガソリン代は自分で支払います。

駐車場代や洗車代なども別です。

また、KINTOは車を購入して所有する仕組みではないので、契約満了時の扱いや走行距離などの条件も確認する必要があります。

FJを長く所有して将来売却したい人なら、通常購入の方が合う可能性があります。

逆に、毎月の支払いをできるだけ一定にしたい人ならKINTOの分かりやすさは魅力でしょう。

リセールだけで判断しない

ランドクルーザーというと、高いリセールを期待して購入する方も多いと思います。

ただ、維持費を考える記事では、リセールとは分けて考えておく方が安全です。

売却価格は将来確定しない

ランドクルーザー系は中古市場で人気の高い傾向があります。

しかし、FJは2026年に登場したばかりの新しいモデルです。

数年後の売却価格がいくらになるのかを、今の時点で確定させることはできません。

中古相場は需要、供給、走行距離、車両状態、ボディカラー、市場環境などで変わります。

なので、「数年後に高く売れるから維持費は気にしなくていい」という考え方はおすすめしません。

リセールは売却するときに得られる可能性のある価値であり、毎年のガソリン代や保険料を払ってくれるものではないからです。

乗っている間の家計を優先

私なら、FJを購入するときはまず売らなくても維持できる家計かを見ます。

そのうえで、将来高く売れればありがたいという順番です。

リセールを前提にギリギリの予算で買ってしまうと、中古相場が変わったときに選択肢が少なくなってしまいます。

憧れの車だからこそ、余裕を持って楽しめる状態で乗りたいですよね。

ランクルFJが向いている人

ここまで年間維持費を見てきましたが、最終的には「その負担を払ってでもFJに乗りたいか」が判断基準になります。

単純に安いか高いかだけでは決まりません。

年間費用を許容できる人

ランドクルーザーFJが向いているのは、車両購入代とは別に年間維持費の予算を確保できる人です。

特に年間走行距離が多い場合は、燃料代だけでも年間負担が大きくなります。

さらに任意保険、車検、タイヤ、防犯まで払っても生活を圧迫しないなら、FJを楽しみやすいでしょう。

300や250ほど大きくないランドクルーザーで、本格四駆らしさも楽しみたい人にはかなり魅力的だと思います。

アウトドアを楽しみたい人

FJはパートタイム4WDを採用したランドクルーザーなので、アウトドアとの相性も良いでしょう。

キャンプ、旅行、雪道、自然の中へのドライブなど、車を移動手段以上に楽しみたい人には満足感のある一台になりそうです。

車にお金をかける代わりに、家族とのレジャーや趣味まで含めて楽しめるなら、維持費に対する感じ方も変わると思います。

FJをおすすめしにくい人

一方で、ランドクルーザーFJを無条件におすすめできるわけではありません。

車両価格だけを見て購入すると、想定以上の負担になる可能性があります。

月々の支払いで精一杯な人

ローンや残価設定型ローンを利用すれば、現金一括より最初の負担を抑えられる場合があります。

でも、月々の車両代で家計がほぼいっぱいになるなら、私はFJを急いで買わない方がいいと思っています。

購入後には燃料代が必要です。

自動車税も来ます。

保険料も必要です。

数年たてば車検やタイヤ交換も待っています。

さらに盗難対策まで考えるなら、車両ローン以外にも使えるお金が必要です。

購入時の月額を抑えられても、年間維持費が家計を圧迫するなら、無理に選ぶ車ではありません。

低燃費を最優先する人

燃費を最優先する人にもFJは向きにくいでしょう。

WLTC燃費は8.7km/Lなので、燃料代だけならもっと負担の少ない車はたくさんあります。

FJを選ぶ理由は、低燃費だからではありません。

ランドクルーザーらしいデザイン、本格四駆としての構造、悪路への対応力、所有する楽しさなどに価値を感じる人向けです。

そこに魅力を感じないなら、燃費の良いSUVを選んだ方が満足できる可能性があります。

ランクルFJの維持費FAQ

Q1. ランクルFJの年間維持費はいくらですか?

A. 一律には決まりませんが、年間1万km走行、WLTC燃費8.7km/L、ガソリン170円/Lの条件では、自動車税、重量税の年換算、自賠責保険の年換算、燃料代だけで約27万600円です。

ここへ任意保険、車検整備、オイル、タイヤ、盗難対策、駐車場などが加わるため、実際の年間維持費はこれより高くなります。

Q2. ランドクルーザーFJの自動車税はいくらですか?

A. ランドクルーザーFJは総排気量2,693ccなので、2.5L超3.0L以下の区分となり、現在の自家用乗用車の通常税率では年間50,000円です。

税制度は変更される可能性があるため、実際に所有する年度の税額も確認してください。

Q3. ランクルFJのガソリン代は年間いくらですか?

A. WLTC燃費8.7km/L、レギュラー170円/Lとして計算すると、年間5,000kmで約9万7,700円、年間10,000kmで約19万5,400円、年間15,000kmで約29万3,100円です。

実際の燃費とガソリン価格によって変わるため、自分の年間走行距離を使って計算するのがおすすめです。

Q4. ランクルFJの任意保険は高いですか?

A. 任意保険料は車だけでは決まらず、年齢、等級、免許証の色、運転者の範囲、使用目的、車両保険の有無などによって大きく変わります。

そのため平均額を年間維持費へ入れるのではなく、FJを購入する前に自分の条件で見積もりを取り、その金額を使って計算するのが確実です。

Q5. KINTOなら維持費は安くなりますか?

A. 必ず安くなるとは限りませんが、税金、任意保険、車検、メンテナンスなど多くの費用を月額へまとめられるため、年間支出は管理しやすくなります。

一方でガソリン代や駐車場代などは別に必要で、購入とは所有や契約満了後の扱いも異なるため、総額だけでなく契約条件まで比較してください。

ランクルFJの維持費まとめ

ランドクルーザーFJは、300や250より扱いやすいサイズで登場した新しいランドクルーザーですが、維持費まで一般的な小型SUV並みになるわけではありません。

2.7Lガソリンエンジンなので、自動車税は年間50,000円です。

WLTC燃費は8.7km/Lなので、年間1万km走る場合、ガソリン170円/Lの条件では燃料代だけで約19万5,400円になります。

自動車税、重量税、自賠責保険を年換算して加えると、年間1万kmの基礎的な負担は約27万600円です。

ただし、本当に考えたい年間維持費はここから先になります。

  • 任意保険
  • 車検と点検整備
  • エンジンオイルなどの消耗品
  • タイヤ交換
  • バッテリーやワイパーなどの交換
  • 盗難対策用品
  • 駐車場代
  • 洗車やコーティング

つまり、ランドクルーザーFJの購入を検討するときは、車両代+年間維持費をセットで考えることが大切です。

ローンの月額だけなら払えそうでも、ガソリン、保険、車検、タイヤまで加えると家計が厳しいのであれば、今すぐ選ぶ必要はありません。

反対に、これらの維持費を払っても生活に余裕があり、「それでもFJに乗りたい」と思えるなら、かなり相性のいい一台だと思います。

あなたが考えたいのは、「FJを買えるか」だけでしょうか。

それとも、「買ったあとも家族と気兼ねなく出掛けられるか」でしょうか。

私は後者まで含めて余裕がある状態で乗る方が、ランドクルーザーをもっと楽しめると思っています。

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ハル

ランクル完全ガイドを運営しているハルです。現在は、ランドクルーザープラド150 TX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。家族4人での使い勝手、維持費、燃費、乗り心地、カスタム、内装用品、盗難対策、リセール、買取などを、ランクルオーナー目線で発信しています。自動車評論家でも販売店でもありませんが、実際に乗っているからこそ分かる良いところ、気になるところをできるだけ正直に書いていきます。

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