こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
ランドクルーザーFJを家族で使おうと考えたとき、かなり気になるのが後部座席ではないでしょうか。
外から見るとしっかり大きさのあるSUVなので、「後席も広そう」と感じる一方、ランドクルーザー250より全長やホイールベースが短いため、「実際は狭いのでは?」という不安も出てきます。
特に4人家族や5人家族では、単純に5人乗れるかではなく、子どもを乗せやすいか、チャイルドシートを使えるか、大人3人で2列目に座れるかまで見ておきたいところです。
私はランドクルーザープラド150を家族4人で使っていますが、SUVは車体が大きければ、そのまま後席も広くなるわけではないと感じています。
なお、私はランドクルーザーFJの抽選には実際に申し込みましたが落選しており、FJを所有しているわけではありません。
そこでこの記事では、トヨタが公表している室内寸法やシート機構を軸に、プラド150を家族で使っている私の目線も交えながら、FJの2列目をかなり具体的に見ていきます。
ランドクルーザーFJは4人家族なら十分候補になりますが、5人家族の場合は家族構成によって評価が大きく変わる車だと私は考えています。
子ども中心の4人乗車なら使いやすい一方、大人3人が後席に並ぶ長距離移動や、3列目を必要とする家庭には向いていません。
購入前には、ぜひ家族全員で実車へ座って確認してみてください。
記事のポイント
- ランドクルーザーFJの後部座席の広さと基本構造
- 2列目のスライドとリクライニング機能
- 4人家族と5人家族で使う場合の違い
- チャイルドシート使用時に確認したいポイント
FJの後部座席は狭いのか
まず知っておきたいのは、ランドクルーザーFJが「小さなランクル」とはいっても、一般的なコンパクトSUVほど小さい車ではないことです。
全長4,575mm、全幅1,855mm、ホイールベース2,580mmというサイズがあり、乗車定員は2列シートの5人。
そのうえで後部座席がどの程度使えるのかを見ていきましょう。
2列シートの5人乗り
ランドクルーザーFJには3列目シートがなく、前席2人と後席3人の2列5人乗りです。
つまり、後ろの3席は非常用という位置づけではなく、FJで5人乗車するときに必ず使う座席になります。
トヨタも居住性と積載性を意識したスクエアなキャビンを採用しており、コンパクト化したからといって後席を極端に切り詰めた構成ではありません。
前席と後席のヒップポイント間を示す前後カップルディスタンスは865mmが確保されています。
これは前席と後席に座った人のお尻の位置を基準として測った数値であり、そのまま膝前の空間が865mmあるという意味ではありません。
ただ、FJが2列目の居住性まで考えて設計されていることを見る一つの材料にはなります。
さらに、2列目には前後スライドとリクライニング機能が用意されているので、固定された後席に我慢して座るような構造でもありません。
FJ全体のサイズや基本スペックについては、ランドクルーザーFJとは?価格・サイズ・燃費を詳しく解説でも詳しく紹介しています。
FJの後席は、2列5人乗りSUVとして日常利用できるように作られています。
ただし、「5人乗りだから大人5人でも余裕」とまでは考えない方がいいでしょう。
865mmは広さを見る目安
ランドクルーザーFJでは、前後カップルディスタンスとして865mmが公表されています。
この数値を見ると、前後方向については「短いホイールベースだから後席がほとんど使えない」という心配まではしなくてよさそうです。
ただし、後席の快適性は一つの数字だけでは判断できません。
実際に座ったときには、前席の位置、乗員の身長、座面の高さ、膝の角度、足を置ける場所などによって感じ方がかなり変わります。
特に運転する人の身長が高く、運転席を大きく後ろへ下げる家庭では、その後ろに座る人のスペースを確認しておきたいですね。
逆に、前席に座る人がそれほど大柄ではなく、2列目に子どもが座る家庭なら、前後方向についてはかなり使いやすくなるでしょう。
トヨタが公表しているFJのパッケージや後席機構については、トヨタ自動車「ランドクルーザー、新型車FJシリーズを発売」でも確認できます。
車体の大きさだけでは判断できない
ランドクルーザーを見ていると、どうしても外寸から室内の広さを想像したくなります。
ただ、これは少し注意が必要です。
ランドクルーザーは悪路走破性や耐久性まで求められる本格四輪駆動車なので、ミニバンのように「室内を最大限広くすること」だけを優先して設計された車ではありません。
ラダーフレームを持ち、最低地上高も必要になります。
そのため、大きな車体を見て「これなら後部座席もミニバン並みに広いだろう」と思って乗ると、イメージとの違いを感じる可能性があります。
FJについても同じで、ランクル250より小さいから狭い、全幅1,855mmあるから広い、と単純には決められません。
後席に誰が座るのかまで考えて評価することが大切です。
後席はスライドできる
ランドクルーザーFJの2列目で特に便利なのが、前後スライド機能です。
「ランクルFJの後部座席はスライドするの?」と気になっている方もいると思いますが、しっかり対応しています。
前後位置を調整できる
FJの後席は、6対4分割可倒式のリヤシートになっており、前後位置を調整できます。
この機能は家族利用ではかなり便利です。
例えば後席に小さな子どもが座るのであれば、必要以上に足元を広く取らず、少し前へ動かして荷室を広げる使い方ができます。
反対に、大人が後ろへ乗る日は後席を後方へ動かし、足元側を優先することも可能です。
つまり、「後席の広さ」と「荷室の広さ」のバランスを、その日の使い方に合わせて変えられるわけですね。
固定式の後席だとこうはいきません。
家族構成に合わせられる
特に子どもが小さい時期は、大人ほど足元の奥行きを必要としません。
その余裕を荷室へ回せるのは、ベビーカーや旅行バッグ、アウトドア用品を積む家庭にはうれしい部分です。
そして子どもが成長して脚が長くなってきたら、今度はシートを後ろへ動かす。
このように、数年間の家族の変化にもある程度対応できます。
FJを長く乗る予定なら、「今の子どもの体格」だけでなく、中学生や高校生になったときまで想像しておくと選びやすいですよ。
荷室との調整がしやすい
スライド機能があるメリットは、足元だけではありません。
旅行やキャンプでは「あと少し荷室の奥行きが欲しい」という場面が意外とあります。
そんなときに2列目を少し前へ出せれば、乗員の空間を必要以上に犠牲にせず、荷物側へスペースを回せます。
4人家族であれば、後席の左右に1人ずつ座る形が基本になるので、それぞれの快適性を確保しながら荷室とのバランスを取りやすいでしょう。
FJは3列目を持たないため、後席とラゲージをどう使い分けるかがファミリーカーとしての大きなポイントになります。
後席はリクライニング可能
前後スライドだけでなく、ランドクルーザーFJの後席にはリクライニング機能もあります。
長距離移動を考えている家庭では、かなり重要な装備です。
背もたれの角度を変えられる
後席の背もたれを調整できるため、乗員の体格や移動時間に合わせた姿勢を作れます。
短時間の街乗りなら背もたれを立て気味にしても気になりませんが、数時間のドライブになると少し角度を変えられるだけでも印象が違います。
子どもが後席で眠ってしまうこともありますよね。
そんな場面でも固定式の直立したシートより、調整の選択肢がある方が使いやすいでしょう。
ただし、シートベルトを正しく使用するため、必要以上に背もたれを倒して乗るのは避ける必要があります。
中央席使用時は特に確認
5人乗車するときは、2列目中央席も使用します。
中央席まで使う場面では、左右の座席位置や背もたれの角度を含め、3人が無理のない姿勢で座れる状態にしておくことが大切です。
2人だけで後席を使う場合と、3人で使う場合では、同じFJでも快適性の印象がかなり変わるでしょう。
FJの5人乗車で確認したいのは、前後の足元よりも、むしろ後席3人が並んだときの横方向の余裕です。
4人家族なら使いやすい
ランドクルーザーFJをファミリーカーとして考えるなら、私は4人家族との相性はかなり良いと思います。
もちろん家族の体格や荷物量にもよりますが、両親2人と子ども2人という構成なら、FJの2列シートを素直に使えます。
後席を2人で使える
4人家族の場合、後席には基本的に2人が座ります。
これがかなり大きな違いです。
中央席を空けられるので左右それぞれに余裕ができ、5人乗車より窮屈さを感じにくくなります。
子ども2人ならなおさら使いやすいでしょう。
日常の買い物や学校・保育園への送迎、休日のお出かけ程度なら、座席数が足りなくて困ることもありません。
そして3列目がないぶん、後ろ側を荷室として使えます。
ファミリーカーというと7人乗りや8人乗りを想像しがちですが、家族4人なら3列目を一度も使わない家庭も珍しくありません。
だったら最初から2列5人乗りにして、普段使う4席と荷室をしっかり確保する考え方も十分ありです。
子ども中心なら余裕を作りやすい
子どもの身長がまだ低い時期なら、大人ほど膝前の空間を必要としません。
そこでFJのスライド機能が生きてきます。
後席を少し前へ動かしても子どもの足元に余裕が残るなら、そのぶん荷室を使いやすくできます。
旅行バッグやスポーツ用品、キャンプ道具などを積む家庭には便利ですね。
反対に子どもが成長したら後席を後ろへ動かし、乗員側を優先すればいいでしょう。
こういった調整ができるため、4人家族ならFJのコンパクトさがそのまま大きなデメリットになるとは思いません。
長距離では全員で確認したい
ただし、近所への買い物で問題がないことと、家族旅行で快適なことは別です。
高速道路を2時間、3時間と走るなら、シートの硬さや姿勢、足元、窓からの見え方まで影響してきます。
後席に座るのが子どもだからといって、確認を省略しない方がいいでしょう。
特に普段から長距離旅行が多い家庭なら、購入前に家族全員で展示車や試乗車へ乗り込んでみてください。
運転席を普段の位置へ合わせた状態で後ろに座ることがポイントです。
4人家族ならFJは十分ファミリーカー候補になります。
ただし、ミニバンのような室内の広さを最優先する車ではなく、ランクルらしさと日常での扱いやすさを両立したい家庭向けだと考えると分かりやすいです。
5人家族では確認が必要
ランドクルーザーFJは5人乗りなので、もちろん5人家族でも定員上は乗車できます。
ただ、ここは「乗れる」と「快適に使える」を分けて考えたいところです。
子ども3人なら候補になる
両親2人と子ども3人という5人家族なら、子どもの年齢や体格によってはFJでも十分使えるでしょう。
子どもが小さいうちは、大人3人が横並びになるより2列目の圧迫感を感じにくいからです。
ただし、子ども3人といっても、年齢によって条件はまったく違います。
チャイルドシートを2台使う幼児中心の家庭と、中学生や高校生が3人並ぶ家庭では、同じ5人家族でも必要な横幅が大きく変わります。
そのため「子どもだから大丈夫」と決めてしまうのではなく、現在使っているチャイルドシートやジュニアシートまで含めて考えてください。
大人3人の長距離は厳しい
私が特に慎重に考えたいのは、後席に大人3人が並ぶ使い方です。
FJは5人乗りなので大人5人で乗ること自体はできます。
しかし、それを毎週のように行うのであれば話は別。
中央席まで使うため、肩まわりや腕の置き場所などは左右2人で座るときより窮屈になります。
近所への移動や短時間の乗車なら許容できても、数時間の高速道路移動となれば快適性への要求も上がります。
したがって、大人5人で頻繁に長距離を走る家庭なら、FJよりも多人数乗車に余裕を持たせられる車を比較した方がいいでしょう。
現行ランドクルーザーの乗車定員の違いは、ランクルは何人乗れる?現行4車種とプラドの乗車定員を比較でも詳しくまとめています。
3列目が必要なら向かない
FJには3列目シートがありません。
ここは後からどうにもできない部分なので、多人数乗車を考える家庭ではかなり重要です。
例えば5人家族で祖父母を1人乗せれば6人になります。
その時点でFJには全員乗れません。
子どもの友達を送迎することが多い家庭も同じです。
「普段は5人だから大丈夫」ではなく、年間を通じて6人以上で移動する場面がどれくらいあるかを思い出してみるといいですよ。
数年に一度しかないのであれば、そのときだけ別の移動手段を使う考え方もできます。
逆に月に何度も6人以上で出かけるなら、最初から3列シート車を選んだ方が生活に合っています。
5人家族では「最大5人乗れる」ことより、「常に最大定員で使う」ことを意識してください。
家族が成長したあとも5人で長距離移動するなら、購入前の実車確認は4人家族以上に重要です。
チャイルドシートとの相性
小さな子どもがいる家庭では、後席そのものの広さだけでなく、チャイルドシートを取り付けた状態での使い勝手まで確認する必要があります。
ここを見ずに「5人乗りだから大丈夫」と考えるのは少し危険です。
後席外側にISOFIXを装備
ランドクルーザーFJには、後席の左右外側席にISOFIXロアアンカレッジが装備されています。
トップテザーアンカレッジも後席外側席に用意されています。
そのため、対応するチャイルドシートを左右へ取り付ける使い方ができます。
チャイルドシートについては製品ごとの適合確認が必要ですが、子育て家庭が使ううえで基本的な取り付け環境は用意されています。
詳細な適合条件は、トヨタ公式ランドクルーザーFJ取扱説明書のチャイルドシート項目で確認できます。
2台装着時は中央席を確認
ここで5人家族にとって大事なのが、チャイルドシートを左右に2台付けた状態です。
チャイルドシートは人間の体より横幅を使う製品も多いため、左右に2台取り付けると中央席の使い勝手が変わります。
車両として中央席が残っていても、そこへ大人や子どもが無理なく座れるとは限りません。
トヨタの取扱説明書でも、チャイルドシートの隣の席を使用するときは、乗員の体やシートベルトがチャイルドシートと干渉しないことを確認するよう案内されています。
5人家族でチャイルドシートを2台使う予定なら、現在使っている製品を基準に中央席まで確認することがかなり重要です。
チャイルドシートは製品によって横幅も形状も違うので、「別の人が3人座れた」という情報だけでは判断できません。
シートを付けた状態で考える
可能であれば、実際に使用するチャイルドシートを取り付けた状態を想定してください。
左右へ装着したあと中央席に人が座れるか、中央席のシートベルトを正しく使えるか、子どもの乗せ降ろしがしやすいかを見ます。
さらに助手席を普段使う位置へ合わせ、後ろ向きチャイルドシートが前席と干渉しないかも確認したいところです。
小さな子どもがいる数年間は、後席の使い勝手がそのまま毎日の使いやすさにつながります。
乗り降りの高さも確認する
ランドクルーザーFJは一般的な乗用車より車高のある本格SUVです。
サイドステップも装備されていますが、小さな子どもが自分だけで乗り降りするときには高さを感じる可能性があります。
また、親が子どもを抱えてチャイルドシートへ乗せる場合も、低いミニバンとは動き方が変わります。
これはカタログの室内寸法だけを見ていても分かりません。
後席ドアを開け、実際に子どもを乗せる動作までやってみるのがおすすめです。
後席と荷室を両立できる
家族で車を使うなら、後部座席だけ広ければいいわけではありません。
ベビーカー、買い物袋、旅行バッグ、キャンプ用品などを載せる荷室も必要です。
この点では、FJの2列構成は使いやすい部分があります。
6対4分割で倒せる
ランドクルーザーFJの後席は6対4分割可倒式です。
そのため、後席すべてを倒さなくても必要な部分だけ倒せます。
例えば家族3人で出かけるなら、後席の一部を残しながら長い荷物を積むような使い方も可能です。
背もたれの裏側にはバックボードが設けられているため、倒したシートの背面側を荷室として使うことも考えられています。
アウトドア用品を積みたい人にはうれしいところですね。
通常時でも荷室を確保
トヨタ公表値では、後席使用時でも荷室長の最小値は735mm、荷室高は1,030mm、荷室容量は795Lです。
後席を格納すると荷室長は最大1,480mm、容量は1,607Lまで拡大します。
いずれも測定条件に基づく数値なので、実際に積める荷物は形状によって変わります。
それでも、2列5人乗りとして荷物を載せることまでかなり意識されているのは分かります。
| 使い方 | 後席 | 荷室の考え方 |
|---|---|---|
| 家族4人の日常利用 | 左右2席を使用 | 通常状態でも荷室を使いやすい |
| 家族4人で旅行 | 必要に応じて前へスライド | 荷物側へ余裕を回せる |
| 3人で大きな荷物を積む | 6対4分割で一部を倒す | 長尺物にも対応しやすい |
| 2人中心のアウトドア | 後席を大きく格納 | 広い荷室を作りやすい |
こうして見ると、FJは「大人数を乗せるファミリーカー」というより、2〜4人を中心に、人と荷物のバランスを変えながら使う車という性格がよく分かります。
250と迷うなら人数で考える
ランドクルーザーFJを家族用として考えていると、ランドクルーザー250も気になると思います。
この2台は単純にどちらが上という関係ではなく、家族の使い方で選ぶのがいいでしょう。
FJは2列5人乗り
FJの魅力は、ランドクルーザーらしさを残しながら全長やホイールベースを抑えていることです。
普段の乗車人数が2〜4人で、3列目を必要としないなら、このコンパクトさは大きなメリットになります。
駐車場、狭い道路、日常の買い物などでは、車体が長くなるほど気を使う場面も増えます。
「家族4人だから7人乗りが必要」というわけではありません。
使わない3列目より、毎日の運転で扱いやすいサイズを選ぶ考え方もあります。
多人数なら250も比較する
一方、5人家族で祖父母や友人を乗せることが多い家庭では、3列シートを選べるランドクルーザー250の方が生活に合う可能性があります。
後席へ3人並んで座るのではなく、2列目と3列目へ分かれて乗れるからです。
もちろん3列目を使えば荷室との兼ね合いも出てきます。
それでも、「6人以上乗れない」というFJの制約そのものを解消できます。
| 家族の使い方 | FJとの相性 | 考え方 |
|---|---|---|
| 夫婦2人 | かなり合わせやすい | 後席と荷室を柔軟に使える |
| 夫婦と子ども1人 | 合わせやすい | 後席にも荷室にも余裕を作りやすい |
| 4人家族 | 合わせやすい | 後席を左右2人で使える |
| 子ども中心の5人家族 | 実車確認が必要 | 中央席とチャイルドシートを確認 |
| 大人に近い5人家族 | 慎重に判断 | 後席3人での長距離移動を確認 |
| 6人以上乗る家庭 | 不向き | 3列シート車を比較したい |
人数だけでランドクルーザーを比較したい場合は、先ほど紹介した現行ランクルとプラドの乗車定員比較も参考にしてみてください。
家族で実車確認するポイント
ランドクルーザーFJをファミリーカーとして購入するなら、私は後席だけでもしっかり実車確認することをおすすめします。
展示車を眺めるだけでは分からない部分がかなりあります。
運転席を先に合わせる
最初に、普段運転する人が運転席へ座ってください。
シートをいつもの運転姿勢へ合わせ、その状態を動かさずに2列目へ座ります。
後席を確認するときに前席を必要以上に前へ出してしまうと、実際より広く感じてしまうからです。
夫婦の両方が運転するなら、それぞれのドライビングポジションで試しておくと安心でしょう。
家族全員で座ってみる
次に、普段乗る家族全員で実際の座席配置を再現します。
4人家族なら前席2人、後席2人。
5人家族なら後席へ3人並びます。
ここで数分座るだけでも、中央席の横幅、肩の当たり方、膝前、足元などがかなり分かります。
5人家族なら、ここを絶対に省略しない方がいいです。
チャイルドシートも想定する
子どもが小さい家庭なら、チャイルドシートがある状態を想像してください。
可能であれば販売店へ使用している製品について確認し、適合するなら実際の取り付け状態まで見られると理想的です。
チャイルドシート2台+中央席1人で使う予定なら、特に重要。
座れるだけではなく、中央席のシートベルトを無理なく装着できるかまで確認します。
荷物まで想像する
最後に後席だけで終わらず、バックドアも開けてください。
ベビーカー、旅行バッグ、買い物袋、部活動用品、キャンプ用品など、普段積むものを思い浮かべます。
後席を快適な位置へ動かした状態で、その荷物が入りそうかを見るわけです。
これで初めてFJがあなたの家庭で使いやすいかが見えてきます。
試乗や展示車では「一番広い状態」を探すのではなく、実際の生活を再現してみてください。
その状態で窮屈に感じなければ、購入後にも後悔しにくくなります。
家族利用を快適にする用品
後席の広さそのものは変えられませんが、家族で使うと気になる部分は用品で補えることもあります。
特に子どもが乗る家庭では、室内をきれいに保つ用品との相性がいいでしょう。
シートカバーを検討する
子どもを乗せていると、飲み物やお菓子をこぼしたり、靴でシートを汚したりすることがあります。
アウトドアへ行く家庭なら、泥や砂が付くことも珍しくありません。
そこでシートの汚れが気になるなら、車種専用シートカバーなどを検討する方法があります。
ただし、シート形状やエアバッグ、チャイルドシートとの干渉などを確認し、FJへ適合する製品を選ぶことが前提です。
前席背面の汚れも対策する
小さな子どもが後席へ座ると、靴が運転席や助手席の背面へ当たりやすくなります。
特に雨や雪の日は気になりますよね。
キックガードのような用品を使えば、前席背面の汚れを軽減できます。
収納ポケット付きなら、小物を置ける場所を増やすことも可能です。
ただし、収納を増やしすぎると足元が狭くなる場合もあるので、後席空間を圧迫しないものを選びたいところです。
PR|乗り換えの準備
家族の車から乗り換えるなら
ミニバンなどからFJに乗り換える場合は、今の車がいくらで売れるかで予算が大きく変わります。ユーカーパックは、1回の査定で複数の買取店が金額を提示するオークション形式の車買取サービスです。
ランドクルーザーFJの後席FAQ
最後に、ランドクルーザーFJの後部座席について特に気になりやすい疑問をまとめます。
Q1. ランクルFJの後部座席は狭い?
A. 極端に狭い後席ではありませんが、ランドクルーザー250や大型ミニバンのような余裕を期待して選ぶ車ではありません。
FJは前後カップルディスタンス865mmを確保し、2列目には前後スライドとリクライニング機能もあります。
4人家族で後席を2人で使うなら合わせやすい一方、大人3人で長距離を走る場合は実車で横方向の余裕まで確認してください。
Q2. ランクルFJの後席はスライドする?
A. はい、ランドクルーザーFJの2列目には前後スライド機能があります。
後席の足元を優先したり、反対にシートを前へ動かして荷室側へ余裕を回したりできます。
家族の人数や荷物量に合わせて調整できるため、ファミリー利用では便利な機能です。
Q3. ランクルFJの後席はリクライニングできる?
A. はい、2列目にはリクライニング機能があります。
短時間の街乗りだけでなく、長距離移動で姿勢を調整できるのはメリットです。
ただし、安全にシートベルトを使用するため、必要以上に背もたれを倒さず適切な位置で使用してください。
Q4. ランクルFJは4人家族で使える?
A. 4人家族なら十分候補になると私は考えています。
両親2人と子ども2人であれば、後席を左右2人で使えるため中央席を空けられます。
後席の前後スライドも使えるので、子どもの足元と旅行時の荷室を調整しながら使いやすいでしょう。
Q5. ランクルFJは5人家族でも使える?
A. 5人家族でも乗れますが、家族構成によっては慎重に確認した方がいいです。
子ども3人で体格がまだ小さければ使いやすい可能性がありますが、大人に近い体格の3人が後席へ常時並ぶと窮屈に感じることがあります。
また、チャイルドシートを2台使用する家庭では中央席との干渉も確認してください。
6人以上で移動する機会が多い家庭は、FJではなく3列シート車を比較した方が使いやすいでしょう。
FJの後部座席まとめ
ランドクルーザーFJは2列5人乗りで、後部座席には前後スライドとリクライニング機能が備わっています。
前後カップルディスタンスは865mmが確保されており、ランドクルーザー250よりコンパクトになったからといって、後席をほとんど使えないような車ではありません。
さらに6対4分割可倒式シートなので、人を乗せる空間と荷物を載せる空間を調整しやすいのも魅力です。
私なら、夫婦2人や3人家族、4人家族であればFJをファミリーカーとして十分候補に入れます。
特に4人家族なら後席を2人で使えるため、FJのサイズと荷室の使いやすさを生かしやすいでしょう。
一方で5人家族は少し話が変わります。
5人乗りのFJでは常に定員いっぱいとなり、後席へ3人が並ぶからです。
子どもが小さい間は問題がなくても、成長すれば横方向の余裕が気になってくる可能性があります。
チャイルドシートを2台使う家庭なら、中央席まで実際に使えるかも重要ですね。
また、FJには3列目がないため、祖父母や子どもの友達を含めて6人以上で移動することが多い家庭には向きません。
結局のところ、FJの後部座席が狭いかどうかは「何人家族か」だけでなく、「後ろに誰が何人座るか」で決まります。
4人家族で子ども中心ならかなり現実的。
5人家族なら家族全員で実車確認。
大人5人で長距離を頻繁に走る、または3列目が必要なら別の車も比較する。
このくらいの考え方が、ランドクルーザーFJにはちょうどいいかなと思います。
そして後席が家庭に合うと分かったうえで購入を考えるなら、ランドクルーザーFJの予約開始と抽選状況も確認してみてください。
デザインだけで決めるのではなく、運転席を普段の位置へ合わせ、家族全員で乗り、チャイルドシートと荷物まで想像してみる。
そこまで試して「これなら家族で使える」と思えたなら、FJは日常と遊びの両方を楽しめる面白いファミリーカーになると思いますよ。