こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
ランドクルーザーFJが気になっていると、「ランクルの中では小さいらしいけど、本当に街中で扱いやすいの?」「自宅の駐車場に入るの?」というサイズ感がかなり気になりますよね。
特に確認したいのが、全長だけではなく、全幅、全高、最小回転半径、車両重量まで含めた実際の使いやすさです。
ランドクルーザーFJは、現行のランドクルーザー250よりひと回り短く、幅も抑えられているため、ランクルの中では日常で扱いやすい部類に入ります。
ただし、「小さいランクル」という言葉だけで一般的なコンパクトSUVと同じ感覚を持つのは危険です。
全幅は1,855mm、全高は1,960mmあるので、狭い駐車区画や機械式駐車場では数字をきちんと確認した方がいいでしょう。
私はランドクルーザープラド150に普段乗っているので、今回はプラド150オーナーの目線も交えながら、ランドクルーザーFJのサイズをできるだけ生活に置き換えて見ていきます。
カタログの数字だけでは想像しにくい「道でどう感じるか」「駐車場で何に困りそうか」まで分かるように解説しますよ。
記事のポイント
- ランドクルーザーFJの全長・全幅・全高
- 250やプラド150とのサイズ差
- 最小回転半径5.5mの取り回し
- 駐車場で確認したい高さと重量
ランドクルーザーFJのサイズ結論
まず結論から言うと、ランドクルーザーFJは「ランクルとしてはかなり扱いやすいけれど、一般的な小型SUVとして見ると大きい車」です。
全長が短く、ホイールベースも短いため、250やプラド150より曲がりやすく、狭い道路や駐車場で前後を気にする場面は減りやすいでしょう。
自宅以外で停める場所に迷うときは、アキッパで車両サイズの条件を見ながら、予約できる駐車場を探す方法もあります。
一方で、全幅1,855mmと全高1,960mmは存在感のある数字なので、購入前には自宅だけでなく、通勤先やよく利用する商業施設の駐車環境まで確認しておきたいところです。
ボディサイズの主要数値
ランドクルーザーFJの主要なサイズをまとめると、次のようになります。
| 項目 | ランドクルーザーFJ |
|---|---|
| 全長 | 4,575mm |
| 全幅 | 1,855mm |
| 全高 | 1,960mm |
| ホイールベース | 2,580mm |
| 最小回転半径 | 5.5m |
| 車両重量 | 1,960kg |
| 乗車定員 | 5人 |
数字を見て最初に目につくのは、4.6mを切る全長と2,580mmのホイールベースでしょう。
この2つが、FJの取り回しの良さにつながっています。
それに対して、全高はほぼ2mなので、横から見ると「意外と背が高いな」と感じるはずです。
FJのサイズ感は、前後方向は扱いやすく、横幅は一般的な中型SUV級、高さは本格四駆らしくかなり高めと考えるとイメージしやすいですよ。
250より短く幅も狭い
ランドクルーザー250は全長4,925mm、全幅1,980mm、全高1,925mmで、最小回転半径は6.0mです。
それに対してFJは全長4,575mm、全幅1,855mm、最小回転半径5.5mなので、全長で350mm、全幅で125mm小さく、回転半径も0.5m小さくなります。
350mmというと数字では35cmですが、駐車場で前に壁があるときや、バックで車庫へ入れるときにはかなり意味のある差です。
全幅125mmの差も、左右それぞれで考えると約62.5mmずつ余裕が増える計算になります。
狭い区画では、この数センチがドアの開けやすさや隣の車との距離感に効いてくるんですよね。
全長4575mmのサイズ感
FJの扱いやすさを最も感じやすいのが、全長4,575mmという長さです。
ランドクルーザーらしい四角いボディを持ちながら、前後方向は250やプラド150より明確に短くなっています。
普段使いでは、車庫入れだけでなく、交差点、細い生活道路、コンビニの駐車場などでもこの差が効いてきます。
250より350mm短い
ランドクルーザー250の全長4,925mmに対し、FJは4,575mmです。
250は5mに近い大型SUVですが、FJは4.6mを切るため、同じランドクルーザーでも車を前後に動かすときの感覚が変わります。
たとえば、壁のある駐車場へ頭から入れる場面では、フロント側に残る余裕を取りやすくなります。
バック駐車でも、後ろを合わせたときに車体前端が通路へ出っ張りにくくなるので、狭い駐車場では助かるでしょう。
もちろん、全長が短いから何も気にせず運転できるわけではありません。
それでも、250の大きさを理由にランクルを諦めかけていた人にとって、FJはかなり魅力的な寸法だと思います。
プラド150より250mm短い
150系プラドの代表的な全長は4,825mmなので、FJは250mm短くなります。
私が普段乗っているプラド150でも、スーパーやドラッグストアの一般的な駐車区画では、前後の余白が少ないと感じることがあります。
特に駐車区画の奥に輪止めがあり、前側に歩行スペースが必要な場所では、全長の差は地味にありがたいポイントです。
FJならプラド150より25cm短いため、同じ区画でも前後方向の気持ちの余裕は出やすいでしょう。
一方、幅の差は30mmしかないので、「プラドよりかなり細い」と期待すると印象が違うかもしれません。
FJのコンパクトさは、まず全長とホイールベースに表れていると考えるのが自然です。
街中で前後を気にしにくい
街中で大きなSUVを運転していると、曲がることよりも「車の前後がどこまで出ているか」に神経を使う場面が意外と多いです。
狭い交差点で右左折するとき、駐車場から道路へ出るとき、コインパーキングのフラップや輪止めに合わせるときなどですね。
FJは全長が短いぶん、こうした場面で車体を収めやすくなります。
さらにホイールベースが2,580mmと短いため、車体中央が大きく膨らむ感覚も抑えやすいでしょう。
全幅1855mmの注意点
FJのサイズで油断したくないのが全幅です。
全幅1,855mmは250よりかなり狭いものの、軽自動車や5ナンバー車から乗り換えると明らかに大きく感じる寸法です。
「全長が短いから小さい車」と思い込まず、左右の余裕は別に考えた方がいいですよ。
250より125mm狭い
250の全幅1,980mmに対して、FJは1,855mmです。
125mmの差があるため、対向車とのすれ違いや駐車区画への収まりはFJの方が気楽になりやすいでしょう。
特に住宅街では、道路そのものよりも電柱、側溝、植木、ブロック塀などが実際の有効幅を狭くしています。
私なら、日常的に細い住宅街へ入るなら、この125mmの差はかなり重視します。
プラド150との差は30mm
一方、150系プラドの全幅は1,885mmなので、FJとの差は30mmです。
左右に分ければ15mmずつなので、プラド150から乗り換えた場合は「ずいぶん細くなった」という感覚までは出にくいでしょう。
私はプラド150で狭い道へ入るとき、対向車よりも路肩の縁石やブロック塀との距離に気を使います。
FJなら少し余裕は増えますが、基本的にはプラドと同じように1.8m台後半のSUVとして扱った方が安全です。
プラド150で苦手だった道が、FJなら急に楽勝になるほどの幅の差ではありません。
RAV4と近い車幅
サイズ感を身近なSUVで想像したいなら、RAV4が分かりやすい比較対象です。
現行RAV4には全幅1,855mmの仕様があり、FJと同じ数字になります。
つまり、横方向だけで見れば「RAV4クラスの幅」と考えることもできます。
ただし、FJは全高が1,960mmあるため、隣に並べると見た目の迫力や囲まれ感はかなり違うはずです。
幅が同じでも、高さとボディ形状で運転席から受ける印象は変わるので、可能なら実車で確認したいところですね。
狭い区画ではドアにも注意
駐車場で大切なのは、車体が線の中に入るかだけではありません。
人が乗り降りできるだけのドア開口スペースが残るかまで見ておく必要があります。
特に子どもを乗せる家庭では、後席ドアをある程度開けないとチャイルドシートへの乗せ降ろしがしにくいことがあります。
車幅1,855mmのFJが区画に入っても、両隣に大型車が停まればドアを十分に開けられないケースは普通に考えられます。
自宅の駐車場では、柱や壁との距離だけでなく、人が横を通れる余白も測ってください。
全高1960mmは要注意
FJで最も見落としやすいのが、全高1,960mmという高さです。
全長が短いので小さく見えますが、背の高さはランドクルーザーらしい数字になっています。
平面駐車場だけを使う人なら大きな問題になりにくいものの、機械式駐車場や立体駐車場を利用する人は最優先で確認したい部分です。
プラド150より背が高い
150系プラドは仕様によって全高が異なりますが、私が乗っているマットブラックエディションは1,895mmです。
FJは1,960mmなので、それより65mm高くなります。
250の全高1,925mmと比べても、FJの方が35mm高い寸法です。
全長も幅も250より小さいのに、高さだけはFJの方が上というのが面白いところですね。
この背の高さが四角いボディと合わさり、短い車体でもランドクルーザーらしい存在感につながっています。
機械式駐車場は厳しい
機械式駐車場では、全長、全幅、全高、重量などに個別の制限があります。
一般的なロールーフ対応設備では高さ1,550mm前後、幅1,850mm前後を基準にしている例もあり、FJはその範囲には収まりません。
最近はハイルーフ対応で高さ2,000mmを超える設備もありますが、だからといってFJなら必ず入るわけではないです。
全高1,960mmだと、高さ2,000mm制限でも数字上の余裕は40mmしかありません。
さらに駐車設備によっては全幅、タイヤ外幅、重量にも条件があるため、入口の「ハイルーフ可」だけで判断しない方がいいでしょう。
機械式駐車場は、FJのカタログ寸法と駐車設備の利用条件を一項目ずつ照合してください。
ルーフ上に用品を追加する予定がある場合は、ノーマル状態の全高だけで判断しないことも大切です。
立体駐車場の高さも確認
自走式の立体駐車場でも、入口やフロアによって高さ制限が設けられている場合があります。
FJは全高1,960mmなので、「高さ2.0mまで」と書かれた場所ではかなり近い数字です。
標識上の制限値ぎりぎりを前提に使うより、よく行く施設の案内を事前に見ておいた方が安心でしょう。
また、ルーフラックやルーフボックスを付けると車高はさらに高くなります。
アウトドア目的でFJを買う人ほど屋根上の積載を考えやすいので、カスタム後の高さまでセットで考えてください。
最小回転半径5.5mの実力
ランドクルーザーFJのサイズで、私がかなり注目しているのが最小回転半径5.5mです。
大きな四駆は「曲がらない」というイメージがありますが、FJはホイールベースを短くすることで小回りにも配慮されています。
日常で扱いやすいランクルを求めている人には、この数字はかなり重要ですよ。
250の6.0mより小回り
現行ランドクルーザー250の最小回転半径は6.0mなので、FJは0.5m小さくなります。
たった50cmと思うかもしれませんが、狭い駐車場で切り返す場面では差を感じやすい部分です。
特に、通路幅が狭い場所で90度向きを変えて駐車区画へ入れるときは、回転半径が大きいほど何度も前後する必要が出てきます。
FJなら一度で入れられる場面が増える可能性があり、毎日の運転ではこうした小さな差が積み重なります。
プラド150より曲がりやすい
150系プラドの最小回転半径は5.8mなので、FJは0.3m小さい数字です。
私のプラド150も慣れれば普通に街中で使えますが、狭い場所では「あと少しハンドルが切れてくれたら」と思う場面があります。
FJは全長も250mm短く、最小回転半径も小さいため、プラド150から乗り換えた場合は取り回しの違いを感じやすいでしょう。
幅は大きく変わらないので、すれ違いでは似た気遣いが必要ですが、曲がる場面ではFJの方が気楽になりそうです。
狭い交差点でも助かる
小回りの良さは、Uターンだけの話ではありません。
住宅街の直角に近い交差点、細い道から大通りへ出る場面、駐車場内の曲がり角などでも影響します。
ホイールベースが長い車は、前輪が曲がっても後輪が内側を通るため、内輪差を大きく取る必要があります。
FJでも内輪差への注意は必要ですが、2,580mmというホイールベースは250の2,850mmより270mm短くなっています。
そのため、同じランドクルーザーでも「車体を回しやすい」という印象につながりやすいでしょう。
重量1960kgの見方
ランドクルーザーFJの車両重量は1,960kgで、ほぼ2トンあります。
全長が短いので軽快な印象を持ちやすいですが、中身まで小型SUVのように軽いわけではありません。
ラダーフレームを持つ本格四駆として考えると、サイズと重量は分けて見た方が分かりやすいでしょう。
見た目以上に重い車
FJは250より小さいため、見た目だけならかなり軽そうに感じるかもしれません。
それでも車両重量は1,960kgあるので、一般的な乗用SUVと比べると重量感のある車です。
たとえばカローラクロスの一部仕様は1.5トン前後なので、FJは同じ5人乗りSUVでも数百kg重いことになります。
「全長が短いから維持も運転感覚もコンパクトカーに近い」という理解はしない方がいいですね。
駐車場の重量制限も見る
機械式駐車場では、サイズだけでなく車両重量の上限が決められている場合があります。
FJは1,960kgなので、重量2,000kgまでという設備なら数字上は近いところまで来ます。
設備によって上限は異なり、乗員や荷物の扱い、車両総重量ではなく車両重量を見るのかなど利用条件も確認が必要です。
だからこそ、機械式駐車場を契約する場合は「SUV対応」という言葉ではなく、設備側の具体的な数値を見るのが確実でしょう。
走りでも重量を意識する
日常運転では、車両重量は駐車場だけに関係する数字ではありません。
約2トンの車は、軽い車より発進、停止、下り坂などで慣性を感じやすくなります。
もちろんFJには車両に合わせた足回りやブレーキが備わっていますが、運転する側としては車間距離を十分に取る意識が大切です。
特に小型車から初めて乗り換えた直後は、「曲がる」「止まる」「狭い場所を通る」の感覚を少しずつ覚える方がいいでしょう。
他SUVとサイズを比較
ランドクルーザーFJのサイズ感をもっと具体的にするため、250、150系プラド、RAV4、カローラクロス、旧FJクルーザーと並べてみます。
数字を横に並べると、FJが「短いけれど幅と高さはしっかりあるSUV」だとよく分かります。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 | 最小回転半径 |
|---|---|---|---|---|
| ランドクルーザーFJ | 4,575mm | 1,855mm | 1,960mm | 5.5m |
| ランドクルーザー250 | 4,925mm | 1,980mm | 1,925mm | 6.0m |
| プラド150 | 4,825mm | 1,885mm | 1,850〜1,895mm | 5.8m |
| RAV4 | 4,600mm〜 | 1,855mm〜 | 1,680mm〜 | 仕様による |
| カローラクロス | 4,455mm〜 | 1,825mm | 1,600mm〜 | 仕様による |
| 旧FJクルーザー | 4,635mm | 1,905mm | 1,840mm | 6.2m |
グレードや装備によって寸法が異なる車種もあるため、比較表はサイズ感をつかむための目安として見てください。
カローラクロスより大きい
カローラクロスは全幅1,825mmで、FJとの差は30mmです。
横幅だけなら意外と近いのですが、全高はFJの方が300mm以上高く、見た目のボリュームは大きく変わります。
全長もFJの方が100mm以上長いため、カローラクロスから乗り換えると「少し大きいだけ」とは感じにくいでしょう。
RAV4とは幅が近い
RAV4には全幅1,855mmの仕様があるため、横幅はFJと同じです。
全長も4,600mm前後なので、地面に占める面積だけを見ると意外に近いところがあります。
RAV4が駐車できている区画なら、FJも長さと幅は検討しやすいものの、高さ制限がある場所では別問題と考えてください。
旧FJクルーザーより小回り
名前が似ているため混同されやすいですが、ランドクルーザーFJと旧FJクルーザーは別の車です。
旧FJクルーザーは全長4,635mm、全幅1,905mm、全高1,840mm、最小回転半径6.2mでした。
新しいランドクルーザーFJは旧FJクルーザーより全長60mm短く、全幅50mm狭く、最小回転半径は0.7m小さくなります。
その一方で全高は新しいFJの方が120mm高いため、やはり高さが特徴的です。
「昔のFJクルーザーを少し小さくした車」と考えるより、ランドクルーザーの新しい小型モデルとして別に見た方が分かりやすいでしょう。
ランドクルーザーFJの価格、燃費、5人乗りの使い勝手など基本情報もまとめて確認したい方は、ランドクルーザーFJとは?価格・サイズ・燃費を詳しく解説もあわせて読んでみてください。
駐車場で確認するポイント
ランドクルーザーFJを買う前に、私はカタログを見るだけでなく、実際に使う駐車場をメジャーで測ることをおすすめします。
「たぶん入る」で契約してから毎日ストレスを抱えるのは避けたいですよね。
自宅駐車場を実寸で測る
まず測りたいのは、自宅駐車場の幅、奥行き、高さです。
平面駐車場なら、区画そのものだけでなく、左右の壁、柱、フェンス、植木、給湯器、エアコン室外機なども含めて確認してください。
車幅1,855mmに対して駐車スペースがどれだけ残るのかを見れば、乗り降りのしやすさまで想像できます。
奥行きは4,575mm以上あれば終わりではなく、バックドアを開けるスペースや人が前後を通る場所も必要です。
カーポートがある場合は、高さ1,960mmに加えてアンテナや今後付ける用品も意識した方がいいでしょう。
よく使う施設も確認する
自宅に入ることだけ確認して安心してしまう人は多いですが、普段使いでは外出先の方が困ることがあります。
通勤先、駅前、病院、スーパー、ショッピングモール、ホテルなど、あなたが繰り返し利用する場所を思い出してみてください。
特に都心部や駅前では機械式駐車場が使われていることがあり、FJの高さでは入れないケースがあります。
旅行が多い人なら、宿泊先で高さ2m前後の制限に当たる可能性も考えておきたいところです。
購入前に「FJで行けなくなる場所」が生活の中にないか、一度確認してみましょう。
ミラー幅だけで判断しない
駐車場の幅を見るとき、「ドアミラーを畳めば入るから大丈夫」と考えたくなります。
ただし、機械式駐車場では車体幅だけでなく、タイヤ外幅や設備ごとの条件が設けられていることがあります。
また、平面駐車場でもミラーを畳んだあとにドアを開けるスペースがなければ、日常ではかなり不便です。
FJの購入判断では、「停められる」より「毎日無理なく使える」を基準にするのがおすすめですよ。

自宅の駐車場に並べた私のプラド150と、家族のジープ・レネゲード
運転しやすさは寸法だけではない
ここまで数字を見てきましたが、実際の運転しやすさは全長と全幅だけで決まりません。
着座位置、ボンネットの見え方、四角いボディ、カメラなども車両感覚に関係します。
四角い形は感覚をつかみやすい
FJはランドクルーザーらしい箱型のシルエットなので、丸みの大きなSUVより車体の方向をつかみやすいと感じる人もいるでしょう。
ボンネットの左右や車体後端を意識しやすければ、狭い場所でも「どこまで寄せられるか」の判断がしやすくなります。
ただし、高い着座位置から近くの低い障害物が見えにくい場合もあるため、見切りが良いことと死角がないことは別です。
縁石や小さなポールには特に注意したいですね。
カメラは補助として使う
最近の車は駐車を助けるカメラやセンサーが充実していますが、私は基本的に補助として使うのがいいと思っています。
画面だけを見ていると、実際の車体の向きや周囲を歩く人への意識が薄くなることがあります。
ミラー、目視、カメラを組み合わせて確認する方が、FJのような高さのあるSUVでは安心です。
特に納車直後は、空いている駐車場で車幅と前後の位置関係を覚えておくと、その後かなり楽になりますよ。
小回りと幅を分けて考える
FJは最小回転半径5.5mなので、小回りはランドクルーザーとして優秀です。
ただし、小回りが利くことと、細い道を余裕で通れることは同じではありません。
曲がりやすくても全幅は1,855mmあるため、対向車とのすれ違いや狭いゲートでは幅の確認が必要です。
「曲がりやすさはFJの長所、横幅と高さは引き続き注意点」という分け方をしておくと、サイズ感を勘違いしにくいでしょう。
FJが向いている人
ランドクルーザーFJのサイズは、すべての人にちょうどいいわけではありません。
ですが、250や300では大きすぎると感じていた人にとって、かなり待望の寸法だと思います。
自分の生活環境と照らし合わせると、向いているかどうかが見えやすくなります。
250は大きすぎると感じる人
250の全幅1,980mmや全長4,925mmに不安があった人なら、FJは比較しやすい候補です。
全長350mm、全幅125mmの差は、日常の道路や駐車場では無視しにくい違いになります。
ランクルらしいラダーフレームや4WDを求めつつ、通勤や買い物でも使いたい人にはFJの立ち位置が合いやすいでしょう。
一方、3列シートやより大きな荷室を優先する場合は、サイズだけでFJを選ばず250も比較した方が納得しやすいです。
平面駐車場を使える人
自宅も勤務先も平面駐車場で、幅と高さに余裕がある人なら、FJの注意点はかなり減ります。
特に全高1,960mmを気にせず使える環境なら、短い全長と5.5mの最小回転半径という利点を活かしやすいでしょう。
反対に、日常的に機械式駐車場を使う人は、候補に入れる前に設備条件を確認する必要があります。
車を気に入ってから駐車場で諦めるより、先に環境を見ておく方が気持ちも楽ですよ。
小型SUVからは慎重に乗り換える
カローラクロスなどのSUVからFJへ乗り換える場合、全長や全幅の差だけなら「いけそう」と感じるかもしれません。
ただ、FJは約2トンの重量と1,960mmの全高があるため、運転席から受ける車の存在感は大きくなります。
最初は狭い道を避け、駐車でも余裕のある区画を選びながら車両感覚を覚えるのがいいでしょう。
FJを買う方法まで比較したい方は、ランドクルーザーFJの予約開始時期と抽選の解説、月額で乗る方法も気になる方はランドクルーザーFJのKINTO・購入・リース比較も参考にしてください。
購入前に測るべき場所
それが、普段の生活で車が通る場所を実際に測ることです。
車庫の幅と奥行き
自宅では、駐車区画の幅と奥行きを測り、FJの全幅1,855mmと全長4,575mmを当てはめてみてください。
そのうえで、運転席側のドアを開ける余白、助手席側を人が通る余白、後ろで荷物を出し入れする余白まで見ます。
壁と壁の間に車が入るだけでは、快適な駐車場とは言えません。
毎日使うなら、雨の日、荷物が多い日、家族が同時に乗り降りする日も想像してみましょう。
進入路の曲がり角
意外と見落としやすいのが、駐車場そのものではなく、そこへ入るまでの道です。
自宅前の道路が狭く、門柱をかわしながら90度曲がるような場所では、全幅と回転半径の両方が効いてきます。
FJは5.5mと小回りが利きますが、1,855mmの幅があるため、門や壁の間隔がぎりぎりなら注意が必要です。
可能なら今乗っている車のサイズと比べて、どの方向に何cm増えるのかを書き出すとかなり分かりやすくなります。
高さ制限のある場所
最後に確認したいのが、高さ制限のある場所です。
自宅のカーポート、マンションの駐車設備、職場の立体駐車場、よく行く商業施設などを見てください。
FJの全高は1,960mmなので、2m前後の制限がある場所では余裕が少なくなります。
さらにルーフ用品を付ければ条件が変わるため、将来のカスタムも含めて考えるのがおすすめです。
購入前の確認順は、幅、奥行き、高さ、進入路、よく使う外出先。
この5つを見ておけば、「車は気に入ったのに生活では使いにくい」という失敗をかなり避けやすくなります。
ランドクルーザーFJのサイズFAQ
Q1. ランドクルーザーFJの全長と全幅は?
A. 全長は4,575mm、全幅は1,855mmです。
ランドクルーザー250より全長350mm、全幅125mm小さいため、現行ランクルの中では日常で扱いやすい寸法になっています。
ただし、全幅1,855mmは一般的な小型車より広いので、狭い道路や駐車区画では注意が必要です。
Q2. ランクルFJはプラド150より小さい?
A. 全長と全幅はプラド150より小さいです。
FJは全長4,575mm、全幅1,855mmで、プラド150の代表的な4,825mm、1,885mmと比べると全長250mm、全幅30mm小さくなります。
一方でFJの全高は1,960mmなので、プラド150より背が高くなる点は覚えておきたいところです。
Q3. ランドクルーザーFJは機械式駐車場に入る?
A. 駐車設備によるため、機械式なら事前確認が必須です。
FJは全高1,960mm、全幅1,855mm、車両重量1,960kgなので、ロールーフ向けの機械式駐車場では条件を超える可能性が高いでしょう。
ハイルーフ対応でも高さだけでなく、全幅、タイヤ外幅、重量など個別の制限を確認してください。
Q4. ランクルFJの最小回転半径は?
A. 最小回転半径は5.5mです。
ランドクルーザー250の6.0m、150系プラドの5.8mより小さいため、同じランクル系の中では小回りを利かせやすい車です。
ただし全幅は1,855mmあるので、小回りが利くから細い道でも気を使わないという意味ではありません。
Q5. ランクルFJは街乗りでも扱いやすい?
A. 250やプラド150よりは街乗りで扱いやすいと考えやすいです。
全長4,575mmとホイールベース2,580mm、最小回転半径5.5mにより、前後方向の取り回しはかなり意識されています。
ただし車幅1,855mmと全高1,960mmは小さくないため、自宅駐車場と普段使う道の条件が合うか確認してから選ぶのが安心でしょう。
ランドクルーザーFJサイズまとめ
ランドクルーザーFJは、ランドクルーザー250より短く、幅も抑えられ、最小回転半径も小さいため、現行ランクルの中では普段使いしやすいサイズです。
一方で、全幅1,855mm、全高1,960mm、車両重量1,960kgなので、いわゆるコンパクトSUVと同じ感覚で選ぶ車ではありません。
特に全高は250やプラド150より高く、機械式駐車場や高さ2m前後の施設では事前確認が欠かせないでしょう。
私がサイズで一番評価したいのは、全長4,575mmと最小回転半径5.5mの組み合わせです。
プラド150に乗っている立場から見ても、この短さと小回りは街中や駐車場でかなり助かると思います。
ただし、購入前には次のポイントを実際の生活環境で確認してください。
- 自宅駐車場に全幅1,855mmの車を置いて乗り降りできるか
- 全長4,575mmに加えて前後の通行スペースを確保できるか
- 全高1,960mmでカーポートや立体駐車場を利用できるか
- 車両重量1,960kgが機械式駐車場の条件内か
- 自宅周辺の狭い道や曲がり角を無理なく通れるか
FJは「小さいランクル」ではありますが、「どこでも入る小型SUV」ではありません。
だからこそ、数字だけで大丈夫と決めず、自宅と普段使う駐車場を実寸で確認してから選ぶのが一番です。
その条件をクリアできるなら、250では大きすぎると感じていた人にとって、ランドクルーザーらしさと日常での扱いやすさを両立しやすい一台になるでしょう。