こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
150プラドのヘッドライトを交換しようとすると、前期・中期・後期で見た目が違うだけでなく、そもそもの灯火方式まで違うので、思った以上にややこしいんですよ。
特にネットで「150プラド用LED」と検索すると、H11やHB3のLEDバルブ、後期風ヘッドライト、3眼ヘッドライトなどが一気に出てきます。
でも、同じ150プラドでも「この年式ならこれ」と簡単には決められません。
中期ではグレードによってロービームの仕様が違いますし、後期は純正LEDヘッドライトなので、前期と同じ感覚でバルブだけ交換するカスタムではなくなります。
私が乗っているのは150プラドのTX Lパッケージ・マットブラックエディションですが、夜にヘッドライトを使うたび、明るさだけではなく「どこを照らしているか」が大事だと感じます。
数字上は明るいLEDでも、配光が崩れて対向車をまぶしくしてしまったら意味がありません。
この記事では、150プラドの前期・中期・後期それぞれのヘッドライト仕様を分けながら、LEDバルブの適合、3眼ヘッドライト、ユニット交換、車検、光軸まで詳しく見ていきます。
記事のポイント
- 150プラド前期・中期・後期のヘッドライトの違い
- 純正ハロゲン・純正LED別のバルブ適合
- 3眼ヘッドライトやLED化で確認したいポイント
- ヘッドライト交換後の車検と光軸の注意点
150プラドのヘッドライト結論
150プラドのヘッドライト交換で最初に覚えておきたいのは、前期・中期・後期でヘッドライトの形状と灯火方式が同じではないという点です。
さらに中期はグレードによって純正LEDとハロゲンが分かれるため、「150プラド中期用」という商品名だけで注文するのもおすすめできません。
LEDバルブを探すなら、車のライト専門店のHID屋
で、車種や年式に合うバルブを確認しながら選ぶ方法もあります。
年式だけでは適合しない
150プラドは大きく分けると、2009年9月からの前期、2013年9月からの中期、2017年9月からの後期として考えると分かりやすいです。
ただし、これはフロントフェイスを分けるための大きなくくり。
実際に150プラドのヘッドライトバルブやユニットを選ぶときは、初度登録年月、型式、グレード、現在のヘッドライト仕様まで確認する必要があります。
「前期だからH11」「中期だからLED」と年式だけで決めないことが大切です。
特に中期は、TX系のハロゲン仕様とLEDヘッドライトを採用した仕様が存在するため、現車確認まで行ってから注文する方が安心ですよ。
150プラド全体のカスタムをこれから考える場合は、150プラドのカスタム完全ガイド|費用・車検・優先順位を解説も合わせて確認してみてください。
ヘッドライトだけではなく、タイヤやホイール、リフトアップ、グリルなどを含めて、どこから手を入れるか考えやすくなります。
LED化は配光まで見る
ヘッドライトをLED化するとき、どうしてもルーメンや色温度などの商品スペックへ目が行きます。
もちろん光量も重要ですが、私ならそれ以上に配光とカットラインを確認します。
ヘッドライトは懐中電灯のように前方をただ明るくすればよい部品ではありません。
必要な場所を照らしながら、対向車側へ余計な光を飛ばさないことが重要です。
明るさの数字が大きいことと、夜道を安全に見やすく照らせることは同じではありません。
純正ハロゲン用の灯体へLEDバルブを入れる場合は、発光点が純正バルブに近く、灯体との相性が確認されている製品を選びたいところです。
150プラド前期のヘッドライト
まずは2009年9月に登場した150プラド前期です。
前期は後期のような純正LED一体型とは違い、バルブ交換によるLED化を検討しやすい世代になります。
前期はハロゲンが基本
150プラド前期の純正ヘッドライトは、プロジェクター式のハロゲンを基本として考えられます。
純正HIDを前提とした世代ではないため、ヘッドライトを明るくしたい場合はハロゲンバルブからLEDバルブへの交換を検討する方も多いでしょう。
一般的な国内向け前期150系のハロゲン仕様では、ロービームがH11、ハイビームがHB3として適合情報が出ています。
H11とHB3を混同しない
ここで注意したいのが、ロービームとハイビームでバルブ形状が違うことです。
| 確認項目 | 前期ハロゲン仕様の目安 |
|---|---|
| ロービーム | H11 |
| ハイビーム | HB3 |
| 交換前の確認 | 初度登録年月・型式・現車のバルブ |
ネット通販では「150プラド対応」とまとめられていても、商品によってロービーム用とハイビーム用が分かれています。
注文画面では適合車種だけでなく、必ずバルブ形状まで見てください。
前期をLED化する場合
前期はハロゲンバルブを外してLEDバルブへ変更できる製品が多いため、150プラドの中ではLED化を始めやすい世代です。
ただし「H11なら何でも付く」という意味ではありません。
LEDバルブ本体後部のヒートシンクや冷却ファンが大きいと、ヘッドライト裏側のスペースや防水カバーとの相性が問題になる場合があります。
さらに発光位置が純正ハロゲンから大きくずれると、プロジェクターへ正しく光が入らず、思ったほど路面が見やすくならないこともあります。
購入候補としては、車種適合が確認された150プラド対応H11 LEDヘッドライトバルブを優先すると選びやすいでしょう。
「装着できる」と「きれいに照射できる」は別です。
点灯しただけで作業完了とせず、夜間に壁などへ照射して左右の高さやカットラインを確認してください。
150プラド中期のヘッドライト
2013年9月のマイナーチェンジで、150プラドはフロントデザインが大きく変わりました。
この中期でややこしいのが、グレードによってヘッドライト仕様が違う点です。
中期はグレード差に注意
2013年9月の改良では、TZとTZ-GにロービームとクリアランスランプのLEDが採用されました。
一方でTX系にはハロゲン仕様もあり、中期150プラドだからといってロービームが一律でLEDになったわけではありません。
さらに2015年にディーゼルが追加されたあとも、装備条件によってLEDヘッドライトの有無が変わります。
このため、中古で購入した150プラド中期のヘッドライトを交換するときは、グレード名だけではなく実際の灯体を見るのが確実です。
TX、TX Lパッケージ、TZ-Gなど150プラドのグレードそのものを確認したい場合は、150プラドのグレード違い|TX・TX-L・TZ-G比較も参考になります。
ハロゲン車はH11を確認
中期のハロゲン仕様では、ロービームH11、ハイビームHB3として適合する車両があります。
この組み合わせなら、前期と同じようにバルブ交換型LEDを検討できます。
一方、純正LEDロービームを装備する車両では、H11バルブを抜いてLEDへ交換するという構造ではありません。
ネットで「中期150プラド H11」と書かれた商品を見つけても、自分の車が純正LEDなら対象外です。
中期は「TXだから」「ディーゼルだから」だけで決めず、ヘッドライト裏側と現在の光源を確認しましょう。
中古車では純正から社外ユニットへ交換されている可能性もあるので、現車優先で考えるのが安全です。
LED純正車はユニットで考える
純正LEDヘッドライトの場合、ハロゲン車のように市販の交換用ロービームバルブを差し替える方法は基本的に使えません。
明るさの不満や故障がある場合は、灯体そのものやLEDユニット、制御部分まで含めて原因を確認する必要があります。
ここを知らずに「LEDバルブを買えば交換できるだろう」と考えると、商品が届いてから付かないことになります。
150プラドの中期でLED化を考えるなら、まず自分の車がハロゲンロービームなのか純正LEDなのか。
この確認がスタート地点です。
150プラド後期のヘッドライト
2017年9月のマイナーチェンジ以降が、一般的に150プラド後期と呼ばれる世代です。
トヨタはこの改良でヘッドランプを全車LED化しています。
前期・中期の一部で行われるような「ハロゲンからLEDバルブへ交換する」という考え方とは、ここで大きく変わります。
出典:トヨタ自動車「ランドクルーザープラドをマイナーチェンジ」
後期は純正LEDが基本
150プラド後期では、ロービームだけでなくヘッドランプ全体を純正LED前提で考えた方が分かりやすいです。
つまり「暗くなったからH11のLEDバルブへ交換しよう」という前期のような作業はできません。
社外品へ変更するなら、ヘッドライトユニットそのものを交換するカスタムが中心になります。
純正LEDは灯体、配光、光軸調整まで一つのシステムとして考えられているため、私は単純な最高光量だけで社外品へ変更するのはおすすめしません。
純正LEDを生かす選択もある
後期型で純正ヘッドライトが正常なら、交換しないという選択もかなり有力です。
純正灯体は車両との適合が確立されていて、防水性や光軸調整も含めて扱いやすいからです。
外観を変えたいなら、いきなり灯体を社外品へ交換するのではなく、フロントグリルやホイールなど別の部分で雰囲気を変える方法もあります。
ヘッドライトは夜間の安全性へ直結するので、私は「純正が格好悪いから」という理由だけなら急いで交換しなくてもいいかなと思っています。
マットブラック仕様の特徴
私のTX Lパッケージ・マットブラックエディションには、ブラックエクステンションを採用したLEDヘッドランプが装着されています。
グリルやヘッドランプ周辺もマットブラックでまとめられているので、灯体だけを見るよりフロント全体で見る方が雰囲気をつかみやすいです。
150プラドの3眼ヘッドライト
「150プラド 3眼ヘッドライト」で探している方も多いですが、ここは純正仕様と社外カスタムを分けて考えたいところです。
いわゆる3眼デザインは、複数のプロジェクターを並べた社外ヘッドライトユニットとして販売されている製品が中心です。
3眼は社外品を確認する
3眼ヘッドライトは一気に現代的な顔つきになるので、見た目の変化はかなり大きいです。
レンズ内に複数のプロジェクターが並び、シーケンシャルウインカーやデイライト風の発光部を組み合わせた製品もあります。
ただ、見た目が似ていても製品ごとの中身は同じではありません。
左右通行に合わせた配光なのか、光軸調整ができるのか、防水処理はどうなっているのか、純正のオートレベリング機能へどう対応するのかまで確認したいところです。
3眼だから高性能とは限らないので、デザインと灯火性能は分けて見ましょう。
前期後期風だけでは選ばない
150プラドの社外ヘッドライトには、「後期ルック」「中期から後期風」など外観変更を目的とした商品があります。
ここで怖いのが、外形が合いそうに見えても、カプラー、配線、レベライザー、ウインカー、ポジションなどの接続条件が違うことです。
さらに前期を後期風に変更する場合、ヘッドライトだけ交換すれば後期顔になるとは限りません。
グリルやバンパー、周辺部品との組み合わせまで必要になる商品もあります。
購入前に配線を確認する
最低でも商品の適合欄で、年式、型式、グレード、純正ハロゲン車用か純正LED車用かを確認してください。
カプラーオンと書かれている商品でも、すべての機能が無加工で使えるとは限りません。
デイライトやシーケンシャルウインカーなど追加機能がある場合は、純正には存在しない電源の取り出しが必要になることもあります。
電装作業まで含むなら、商品代だけではなく取り付け後の動作確認まで考えておきたいですね。
商品候補を探すなら150プラド用3眼ヘッドライトユニットの中から、国内の灯火基準への対応、保証、防水、光軸調整の情報が明確な製品を優先してください。
海外仕様の灯体には、右側通行向けの配光になっている製品もあります。
形が付くかどうかだけではなく、日本の左側通行で使う前提の配光になっているか確認しましょう。
ヘッドライトバルブの選び方
前期や中期ハロゲン車でLEDバルブへ交換するなら、商品ページの「150プラド対応」という一言だけで決めず、いくつかの条件を順番に見てください。
最初に現車を確認する
まず車検証で初度登録年月と型式を確認します。
そのあと現在付いているヘッドライトが純正なのか、過去のオーナーが社外品へ交換していないかを見てください。
中古の150プラドでは、購入した時点ですでにLED化されているケースも珍しくありません。
| 確認するもの | 見る理由 |
|---|---|
| 初度登録年月 | 前期・中期・後期を判断する |
| 車両型式 | 適合表と照合する |
| グレード | 中期などの装備差を確認する |
| 純正灯火仕様 | ハロゲンか純正LEDか判断する |
| 現在の灯体 | 社外品へ変更されていないか確認する |
カットラインを重視する
LEDバルブ選びで私が特に重視したいのがカットラインです。
ロービームを壁へ照射したとき、明るい部分と暗い部分の境目が適切に出なければ、光軸調整もしにくくなります。
発光点の位置がハロゲンと大きく違うLEDは、リフレクターやプロジェクターが想定した場所へ光を送れません。
その結果、ヘッドライトを見たときは明るいのに、運転席から見ると手前だけ白く、遠くが見にくい状態になることもあります。
雨の日は特に差を感じやすい部分ですね。
光量だけで決めない
商品説明に大きなルーメン値が書かれていると、つい数字の大きい方を選びたくなります。
でもヘッドライトは、光源単体の明るさより灯体を通したあとの配光が重要です。
私は「明るさ最大」を狙うより、車種適合が確認され、光軸を合わせやすく、夜間に見やすい製品を選ぶ方が150プラドには合っていると思います。
冷却と防水も確認する
高出力のLEDは点灯部分だけでなく、裏側の基板やドライバーも発熱します。
そのため冷却ファンやヒートシンクを備えた製品が多くなっています。
ただし冷却部分が大きすぎると取り付けスペースへ収まらなかったり、防水カバーが閉まらなかったりする可能性があります。
また、バルブ交換後に防水キャップやパッキンを正しく戻さないと、内部へ湿気が入ってレンズ内側が曇る原因になりかねません。
150プラドはアウトドアや雪道、雨天でも使われる車なので、ここは見た目以上に大事です。
ヘッドライト交換の流れ
バルブ交換型LEDならDIYできる場合もありますが、ライトは安全に直結する部品です。
自分で作業するなら、交換することより交換後の確認まで含めて考えてください。
バルブ交換前に冷ます
ヘッドライトを使用した直後は、灯体やエンジンルーム内が熱くなっていることがあります。
点灯直後に無理に手を入れず、作業できる温度まで待ちましょう。
交換前にはライトを消灯し、電装品のスイッチもOFFにしておきます。
バルブを外すときはカプラーや固定部分の向きを確認し、無理に引っ張らないこと。
取り付けるLEDも、斜めに入った状態で固定しないようにします。
左右点灯を確認する
交換できたらボンネットを閉める前に左右を点灯させます。
ロービームだけでなく、ハイビーム、ウインカーなど作業場所の近くにある灯火も確認すると安心です。
左右で色や明るさに大きな差がないかも見てください。
点灯しなければ、バルブ、カプラー、配線、ヒューズなど複数の原因が考えられます。
ライトが突然点かなくなった場合のヒューズ確認については、150プラドのヒューズ位置|交換前の確認点と安全上の注意を解説でも詳しくまとめています。
防水カバーを戻す
意外と忘れたくないのが、作業後の防水処理です。
バルブを付けることに集中して、防水カバーやパッキンが浮いたままになると、あとから結露や水分侵入につながる可能性があります。
配線を挟んでいないか、カバーが一周きちんとはまっているかまで確認してください。
交換直後に問題がなくても、数日後にヘッドライト内部が曇っていないか確認すると安心です。
洗車や強い雨のあとも見ておくと、防水不良へ早めに気づきやすくなります。
150プラドの車検と光軸
150プラドのヘッドライトをカスタムするときに避けて通れないのが車検です。
LEDバルブが点灯しているから車検に通る、白く光っているから大丈夫、という単純な話ではありません。
現在はロービームで検査
2026年8月1日から、対象となる自動車の前照灯検査はロービーム計測へ移行しています。
150プラドも対象となるため、ロービームの配光や光軸をきちんと出せることが以前にも増して重要です。
出典:国土交通省「令和8年8月1日よりロービーム計測に移行します」
ヘッドライトを交換したあと、壁へ照射して見た目だけ合わせた状態と、ヘッドライトテスターで測定した状態は同じとは限りません。
特に社外LEDバルブやヘッドライトユニットへ交換した場合は、光軸調整までセットで考えるのがおすすめです。
光軸は交換後に確認する
ライトを付け替えると、交換前と同じ位置へ光が出るとは限りません。
数ミリの取り付け差でも、遠くを照らしたときには照射位置の差が大きくなります。
リフトアップした150プラドなら、車体姿勢の変化も無視できません。
車高を変えたあとにヘッドライトが高い方向へ向けば、対向車がまぶしく感じる可能性があります。
ヘッドライト交換とリフトアップを行うなら、完成後の車高で光軸を確認してください。
光の色も確認する
150プラドの前照灯は、保安基準に適合する白色のものを選ぶ必要があります。
青みが極端に強い製品や、ファッション性を優先した色へ変更すると、見え方だけでなく車検でも問題になる可能性があります。
特に雨や雪では、白さを追い求めすぎると路面の凹凸がかえって見えにくく感じることもあります。
私はヘッドライトなら「点灯したとき格好いいか」より、「雨の夜に家族を乗せて走りやすいか」を優先したいですね。
レンズの劣化も影響する
バルブを新しくしても、ヘッドライトレンズ自体が黄ばんだり曇ったりしていれば、本来の光を路面へ届けにくくなります。
年式の古い前期や中期では、LEDバルブへ交換する前にレンズ表面の状態を確認してみてください。
「最近暗いからバルブが原因だ」と思っていても、実際にはレンズの劣化が重なっているケースがあります。
表面をきれいにしたあとには、紫外線による再劣化を抑えるためヘッドライト用コーティング剤を使う方法もあります。
フォグランプとの組み合わせ
ヘッドライトをLED化すると、次にフォグランプの色や明るさも合わせたくなります。
150プラドはフロントバンパー下側にフォグランプがあるので、ヘッドライトと色味が大きく違うと外観の印象も変わります。
フォグは用途を分けて考える
ヘッドライトは夜間走行の中心となる灯火ですが、フォグランプは霧や強い雨、雪など視界が悪い状況を補うための灯火です。
そのためヘッドライトと同じように「とにかく明るくする」必要はありません。
むしろ光が上方向へ散れば、霧や雪へ光が反射して自分が見にくくなることもあります。
ヘッドライト、フォグランプ、車幅灯をまとめてLED化する場合でも、それぞれの役割を分けて考えましょう。
ヘッドライトカスタムの選択肢
150プラドのヘッドライトカスタムは、バルブ交換だけではありません。
どこまで見た目を変えたいのか、現在のヘッドライトが正常なのかによって選択肢を分けると決めやすくなります。
バルブだけLED化する
前期や中期のハロゲン仕様で一番始めやすいのが、純正ハロゲンバルブをLEDへ変更する方法です。
灯体を純正のまま使えるので外観を大きく変えず、夜間の見え方を変えられるのがメリット。
一方で純正ハロゲン用灯体との配光相性が重要なので、汎用品なら何でもよいわけではありません。
車種別の装着実績、発光位置、冷却方式、保証、防水カバーとの干渉まで見て選んでください。
ユニットごと交換する
前期を後期風にしたい、3眼デザインへ変更したい、レンズ劣化もまとめて解消したいという場合は、ヘッドライトユニット交換が候補になります。
外観の変化はかなり大きく、フロントフェイス全体の印象を変えられます。
ただしバルブ交換と比べて確認する項目も増えます。
取り付け寸法、配線、レベリング、ウインカー、ポジション、防水、配光、光軸調整。
さらに事故修理などで片側だけ交換する可能性まで考えるなら、数年後にも同じ製品や補修部品が入手できるかも確認しておきたいところです。
純正状態を維持する
特に後期の純正LED車なら、そのまま乗るのも十分おすすめできます。
私自身、マットブラックエディションの純正ヘッドライトはフロントグリルとの相性も含めてかなり気に入っています。
社外品へ交換すれば個性は出せますが、純正ならではのまとまりや安心感もあります。
リセールまで考えるなら、社外ヘッドライトへ交換した場合でも純正灯体は処分せず保管しておく方がいいでしょう。
ヘッドライトは「交換した方が偉いパーツ」ではありません。
純正の状態に不満がなければ維持し、暗さや劣化、デザインなど明確な目的が出てから変更する方が無駄な出費を減らせます。
ヘッドライトの失敗を防ぐ方法
150プラドのヘッドライト交換で失敗を減らすには、商品を買う前の確認と、取り付けたあとの確認を両方行うことです。
安さだけで選ばない
LEDバルブや社外ヘッドライトは価格差がかなりあります。
ただ、ヘッドライトは点灯時間が長く、雨風や夏場の熱にもさらされる部品です。
初期費用だけで選ぶより、防水、冷却、保証、交換用部品の有無まで見た方が長く使いやすくなります。
左右セットのうち片側が故障したとき、同じ製品を一本だけ買えるのかも意外と重要ですよ。
純正部品を残しておく
社外ユニットへ変更する場合、取り外した純正ヘッドライトは可能なら保管しておきましょう。
車検や故障時に純正へ戻したくなることもありますし、150プラドを売却するときに純正状態へ戻せる選択肢も残せます。
大きな部品なので保管場所は取りますが、あとから純正を買い直すよりは楽です。
施工後の夜道で確認する
ヘッドライトは昼間に作業することが多いので、取り付け直後は点灯確認だけで終わりがちです。
でも本当に確認したいのは夜間。
暗い道路を走ったときに左右が自然に見えるか、手前だけ異常に明るくないか、標識へ光が飛びすぎていないかを見てください。
雨の日にも見え方を確認すると、晴れた夜だけでは気づかなかった違和感が分かることがあります。
150プラドのヘッドライトFAQ
Q1. 150プラド前期のヘッドライトはLED化できますか?
A. ハロゲン仕様なら、適合するLEDバルブへ交換できる製品があります。
国内向け前期150系では、ロービームH11、ハイビームHB3として適合する車両が一般的ですが、初度登録年月、型式、現在の灯体を確認してから購入してください。
交換後は点灯だけでなく、カットラインと光軸も確認することが大切です。
Q2. 150プラド中期のヘッドライトバルブは何ですか?
A. 中期はグレードや仕様によって異なります。
ハロゲン仕様ではロービームH11、ハイビームHB3として適合する車両がありますが、2013年9月の改良ではTZとTZ-GにLEDロービームが採用されています。
そのため「中期だからH11」と決めず、実車のヘッドライト仕様を確認してください。
Q3. 150プラド後期のLEDバルブだけ交換できますか?
A. 後期は純正LEDヘッドランプなので、前期ハロゲン車のようにH11バルブを外して市販LEDへ差し替える構造ではありません。
不点灯や暗さなどの問題がある場合は、LEDユニットや灯体、配線などを含めて原因を確認します。
見た目を変更したい場合は、対応する社外ヘッドライトユニットへの交換が選択肢になります。
Q4. 150プラドの3眼ヘッドライトは車検に通りますか?
A. 3眼というデザインだけで合否は決まりません。
日本向けの配光、光の色、光度、光軸など必要な基準へ適合していることが重要です。
海外向け灯体や配光が崩れる製品も考えられるため、「車検対応」と書かれているかだけでなく、適合条件や施工後の光軸まで確認してください。
Q5. LEDへ交換したあと光軸調整は必要ですか?
A. ヘッドライトやバルブを変更した場合は、光軸を確認することをおすすめします。
取り付け位置や発光点が変われば、同じ灯体でも照射位置が変化する可能性があります。
リフトアップなどで車体姿勢を変更している150プラドは、完成した状態で確認することが特に重要です。
世代と配光を確認して交換しよう
150プラドのヘッドライトは、同じ150系でも前期・中期・後期で仕様が大きく違います。
前期はハロゲンを基本とし、ロービームH11、ハイビームHB3のLED化を検討しやすい世代。
中期はハロゲン仕様と純正LED仕様があるため、グレードと現車確認が欠かせません。
2017年9月以降の後期では全車LEDヘッドランプとなり、バルブ交換よりヘッドライトユニット単位で考える場面が増えます。
そして3眼ヘッドライトなどへカスタムするときも、一番大切なのは「装着できるか」だけではありません。
日本向けの配光が出ること、カットラインが適切なこと、防水性が確保されていること、交換後に光軸を合わせられること。
ここまで確認して、初めて安心して使えるヘッドライトになります。
- 前期・中期・後期を確認する
- 型式とグレードを確認する
- 純正ハロゲンか純正LEDか確認する
- LEDは光量より配光とカットラインを重視する
- 社外ユニットは日本向け配光と防水性を確認する
- 交換後は光軸を確認する
- 純正ヘッドライトは可能なら保管する
150プラドはヘッドライトを変えるだけでもフロントの印象がかなり変わります。
だからこそ、写真で格好いい製品を見つけた瞬間に決めるのではなく、あなたのプラドの世代と仕様にきちんと合うものを選んでください。
夜道でスイッチを入れた瞬間に「交換してよかった」と思える状態まで仕上げられれば、見た目だけではない満足度の高いカスタムになりますよ。





