こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
150プラドはグリルを替えるだけでも、正面から見た印象がかなり変わる車です。
TOYOTA文字タイプや横グリル、グリルマーカー付きへ変更すると、正面の雰囲気が大きく変わります。
ただ、150プラドのグリル交換は「150系用と書いてあれば付く」と考えると危ないんですよ。
150系には前期・中期・後期があり、フロントまわりの形がそれぞれ違います。
さらに、ミリ波レーダーやカメラ、エンブレムの適合確認も必要です。
私が乗る後期TX Lパッケージ マットブラックエディションの実車も見ながら、前期・中期・後期の確認点を解説します。
記事のポイント
- 150プラド前期・中期・後期のグリル形状の違い
- 後期グリルで確認したいミリ波レーダーの適合
- TOYOTAグリルや横グリルを選ぶときの注意点
- グリルマーカーやグリルガード装着時の確認項目
150プラドのグリル交換結論
最初に、150プラドのグリル選びで一番大事な考え方をまとめます。
デザインから選びたくなりますが、購入前に車両側の仕様を確認する方が先です。
年式だけで決めない
150プラドのグリルは、前期・中期・後期で基本的に別物として選ぶのが出発点です。
前期は2009年から2013年改良前、中期は2013年改良後から2017年改良前、後期は2017年改良後から生産終了までという分け方が一般的です。
同じ「後期用」でも、ミリ波レーダーやフロントカメラ、エンブレムの対応条件は商品ごとに違います。
なので、商品名の「150プラド用」だけを見るのではなく、年式・型式・安全装備・カメラ・エンブレムの5点をセットで確認してください。
前期・中期・後期そのものの違いを先に確認したい場合は、150プラドの前期・中期・後期の違いとおすすめ年式で年式区分を詳しくまとめています。
グリル交換では「自分の車が何年式か」ではなく「自分の車のフロントまわりがどの仕様か」まで見るのがポイントです。
センサー装備まで確認する
特に慎重に見たいのが、後期150プラドです。
2017年9月のマイナーチェンジでToyota Safety Sense Pが全車標準装備となり、前方認識にはミリ波レーダーと単眼カメラが使われています。
取扱説明書でも、前方センサーはグリル側のレーダーとフロントウインドウ側のカメラで構成されています。
つまり、社外グリルへ交換するときは、単にエンブレムが付けば終わりではありません。
レーダーの前を素材や装飾でふさがないこと、取付位置や角度をむやみに変えないことが大切です。
前期・中期でも、装備仕様によってプリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールを備える車両があるため、「古いからレーダーなし」と決めつけないでください。
全体のカスタム順も考える
グリルは単体でも印象が変わりますが、タイヤやホイール、リフトアップまで含めると完成形が変わります。
150プラドのカスタム全体から優先順位を決めたい場合は、150プラドのカスタム完全ガイド|費用・車検・優先順位を解説も合わせて見てください。
前期・中期・後期の違い
150プラドは約15年にわたって販売されたため、同じ150系でもフロントフェイスが一度ではなく大きく変わっています。
グリルを探す前に、まず自分の車がどの顔なのかを確認しましょう。
| 区分 | おおよその時期 | フロントの特徴 | グリル選び |
|---|---|---|---|
| 前期 | 2009年9月〜2013年改良前 | 初期型のフロントデザイン | 前期専用品を基本に確認 |
| 中期 | 2013年改良後〜2017年改良前 | 大型グリルへ意匠変更 | 中期専用品を基本に確認 |
| 後期 | 2017年改良後〜2024年生産終了 | 縦基調の大型グリルとLEDヘッドランプ | レーダー・カメラ対応まで確認 |
前期グリルの特徴
前期150プラドは、2009年に登場した初期デザインです。
後期と比べるとグリルとヘッドライトのつながり方が違い、フロントバンパーや周辺部品の形状も同じではありません。
そのため、後期用の良いグリルを見つけても、グリル単体だけを前期へそのまま付けられると考えない方がいいですよ。
いわゆる後期顔へ変更するカスタムでは、グリル以外の外装部品まで含めて考える必要が出ます。
前期の純正バランスを生かすなら前期専用品から探し、レーダー装備車ではエンブレム裏やグリル裏も現車で確認してください。
中期グリルの特徴
2013年のマイナーチェンジでは、大型フロントグリルの採用を含めてフロントまわりの意匠が変わりました。
中期は縦方向の存在感が増し、前期とはかなり顔つきが違います。
ここでも前期用と中期用を「150系だから」という理由で共通扱いしないことが大切です。
中期は販売途中で仕様変更もあるため、年式だけでなくカメラやレーダークルーズなど装備の有無も商品説明と照らし合わせましょう。
中古車ではすでに社外グリルへ交換されている場合もあるので、現在付いている部品も確認してください。
後期グリルの特徴
2017年のマイナーチェンジで、後期150プラドは大型フロントグリルとヘッドランプを一体感のあるデザインへ変更しました。
私のマットブラックエディションもこの後期型です。
写真を見ると、グリル中央のエンブレム周辺がかなり目立ちます。
ここをTOYOTA文字タイプへ変えたり、横基調へ変えたりすると印象は大きく変わりますが、後期では見た目以上にレーダーとの関係が重要です。
2017年から安全装備が標準
2017年9月の改良ではToyota Safety Sense Pが全車標準装備となりました。
トヨタはこの改良で、後期プラドにToyota Safety Sense Pとドライブスタートコントロールを全車標準装備したと案内しています。
出典:トヨタ自動車「ランドクルーザープラドをマイナーチェンジ」
なので後期用グリルを選ぶときは、ミリ波レーダー対応の記載があるかをかなり重要な確認項目として扱ってください。
後期用と書かれていても、レーダー対応方法が商品ごとに同じとは限りません。
純正エンブレムを流用するのか、専用カバーを使うのか、レーダー本体の位置を変えるのかまで確認してから購入する方が安心です。
後期グリルの適合確認
150プラド後期のグリル交換では、安全装備に関わる部品を一つずつ切り分けて考えると分かりやすいです。
特に「ミリ波レーダー」と「フロントカメラ」を同じものだと思わないことが大切ですよ。
ミリ波レーダーを確認する
後期150プラドのToyota Safety Sense Pでは、フロントグリル側のレーダーセンサーと、フロントウインドウ上部の単眼カメラを使って前方を認識します。
グリル交換で直接影響しやすいのは、このうちフロントグリル側です。
レーダー前面へ金属製の装飾を追加したり、レーダーの向きを変えたり、対応していないエンブレムを使ったりすると、正常な検知を妨げる可能性があります。
警告灯が出なければ問題ないとは考えず、必要な場面で安全装備が正しく働く状態を優先してください。
エンブレム周辺が重要
後期純正グリルでは、中央のトヨタエンブレム周辺がレーダーと関わるため、ここを社外品へ交換する場合は特に適合確認が必要です。
ネットでは見た目がよく似たエンブレムやグリルが多数ありますが、単なる樹脂エンブレムとレーダーを前提にした部品は同じ扱いではありません。
商品の適合欄に「ミリ波レーダー対応」とあっても、自分の年式や取付方法まで一致しているかを見ます。
候補を探すなら、150プラド後期用ミリ波レーダー対応グリルという条件から絞ると探しやすいです。
カメラの種類を分ける
ここは混同しやすいので、かなり大事です。
Toyota Safety Sense Pの単眼カメラはフロントウインドウ側にあるため、通常のグリル交換でカメラ本体をグリルへ移すものではありません。
一方、マルチテレインモニターなどには別のフロントカメラがあるため、フロントカメラ付き車対応かも確認してください。
「カメラ対応」とだけ書かれている商品では、何のカメラを指しているのか分かりにくい場合があります。
Toyota Safety Senseの単眼カメラなのか、マルチテレインモニターのフロントカメラなのかを分けて確認すると間違いにくいです。
取付ステーの位置を見る
社外グリルでは、見える表面だけでなく裏側の作りがかなり重要です。
純正クリップやボルト位置が合うか、エンブレムの固定方法はどうなっているか、レーダーやカメラ用のステーが用意されているかを確認します。
「簡単装着」だけでセンサーやカメラへの記載がない商品は慎重に見ましょう。
穴あけやステー自作が必要なら加工を伴うため、DIYの難易度も上がります。
前期と中期の交換注意点
後期ほどToyota Safety Sense Pの話が目立ちますが、前期・中期も「形が合えば終わり」ではありません。
古い年式ほど中古車でカスタム履歴があるケースも増えるので、現在の仕様から逆算して考えましょう。
前期用を選ぶ
前期では、前期のヘッドライト、バンパー、ボンネット周辺に合う専用品を選ぶのが基本です。
社外品には純正エンブレム流用タイプ、文字ロゴタイプ、メッシュタイプなどがあります。
ここで「後期風にしたいから後期グリルだけ買う」という選び方は避けたいところ。
後期化は周囲の部品形状まで関わるため、グリル交換とは別のカスタムとして考えた方が分かりやすいです。
また、レーダークルーズやプリクラッシュセーフティの装備車では、前方センサー周辺へ影響がないかを確認します。
車検証の年式だけでは装備まで分からないので、スイッチやメーター表示、グリル裏の部品も見てください。
中期専用か確認する
中期は2013年の外観変更後なので、前期用グリルとは形が違います。
さらに中期の途中でディーゼルが追加され、特別仕様車も設定されました。
グリルの色や加飾まで純正の違いを楽しみたい人は、通常車だけでなく特別仕様車の外観も参考になります。
150プラドの特別仕様車比較では、G-FRONTIERや後期のブラック系特別仕様車の違いもまとめています。
中古車ですでに塗装やラッピングがされている場合は、今の部品を生かす方法も検討できます。
顔面移植は別物と考える
前期から後期、あるいは中期から後期の顔へ変えるカスタムは、グリル交換だけとは話が変わります。
2017年の改良ではフード中央部の形状、グリル、ヘッドランプなどフロント全体のデザインが変更されています。
そのため、世代をまたぐ外観変更をしたい場合は、必要部品一式、固定方法、配線、安全装備、塗装まで含めた計画が必要です。
グリル単体の価格だけでは、完成までの費用を判断できません。
世代をまたいだフロントフェイス変更は、部品点数と確認項目が増えます。
純正形状のままグリルだけ交換したい人は、自分の世代専用品から選ぶ方がシンプルです。
TOYOTAグリルの選び方
150プラドの社外グリルで人気が出やすいのが、中央に大きくTOYOTA文字を配置したタイプです。
純正エンブレムとはかなり雰囲気が変わるので、正面の印象を一気に変えたい人に向いています。
文字ロゴは存在感が大きい
TOYOTA文字のグリルは純正顔より無骨な印象を出しやすく、オールテレーンタイヤやリフトアップとも合わせやすいでしょう。
ただ、商品写真はグリル単体で撮られていることが多く、実際に自分のボディカラーへ付けたときの印象までは分かりません。
ブラックボディに黒グリルならかなりまとまりやすい一方、白いボディではグリルの黒さがより強く目立ちます。
あなたが欲しいのは「純正より少し引き締める顔」なのか、「見た瞬間にカスタム車と分かる顔」なのか。
この違いを先に決めておくと、商品を絞りやすいですよ。
レーダー対応を優先する
後期でTOYOTAグリルを選ぶ場合、最優先はやはりミリ波レーダーとの適合です。
文字の一部や補強部材がレーダー前面へかかる設計なのか、純正位置を維持できるのか、専用ステーがあるのかを確認します。
装着例の数より、自分の年式・装備に対する適合案内を優先し、フロントカメラ装着車では穴やステーも確認してください。
購入候補としては、150プラド用TOYOTAロゴグリルの中から年式とセンサー対応を絞って探すのが分かりやすいです。
塗装の質感も見る
同じ黒でも、艶ありブラック、マットブラック、素地に近い黒では印象が違います。
私のマットブラックエディションは純正でグリル周辺が艶を抑えた仕上がりなので、同じ黒系でも質感が違うパーツを混ぜると意外と目立ちます。
写真では同じ黒に見えても、日中の光を受けると差が分かることがあります。
ミラー、ホイール、グリル、ルーフレールなどを黒でまとめたいなら、色だけでなく艶の方向まで合わせると完成度が上がります。
横グリルを選ぶポイント
150プラドでは縦基調の純正グリルとは反対に、横方向のラインを強調したグリルも選択肢になります。
同じボディでも横の線が増えるとワイド感が出るため、リフトアップ系とは違った見せ方ができます。
横方向で低く広く見せる
縦グリルは車高の高さや押し出し感を強調しやすい一方、横グリルは車幅を広く見せやすいデザインです。
横基調を入れると、150プラドのワイド感を強調しやすくなります。
都会的にまとめたい人や、メッキを減らしてシンプルにしたい人には相性がいいでしょう。
一方、横桟が太い商品では開口部の見え方が大きく変わります。
冷却性能を商品写真だけで判断するのは難しいので、車種専用として設計され、必要な開口が確保されているものを選びたいところです。
バンパーとのつながりを見る
グリル単体のデザインが格好よくても、150プラドへ付けたときにバンパーやヘッドライトとの線が合わないと、少し後付け感が出ることがあります。
できれば商品単体の写真だけでなく、同じ前期・中期・後期へ実際に装着した正面写真と斜め写真を見てください。
真正面では良く見えても、斜めから見るとグリルの厚みや出幅が気になる商品もあります。
大きな車だから細かい差は分からないと思いがちですが、グリルは目線に入りやすい場所なので意外と気になります。
グリルマーカーの注意点
グリルマーカーは小さな灯火を追加するカスタムですが、夜に点灯したときの雰囲気が大きく変わります。
グリル交換と同時に検討しやすいパーツです。
配線方法まで確認する
商品を選ぶときは、マーカー本体の色や形だけでなく、どう配線する設計なのかを確認してください。
電源の取り方、点灯条件、配線の防水、コネクター、ヒューズの扱いなどで作業内容が変わります。
エンジンルーム内は水や熱の影響を受けるため、配線を可動部やファン周辺へ近づけないことも大切です。
電装作業に慣れていないなら、グリル本体の交換だけ自分で行い、マーカー配線は取付店へ任せる方法もあります。
灯火の色と点灯方法に注意
グリルマーカーは「売られているからそのまま公道で問題ない」とは限りません。
灯火類は色、位置、点灯状態などで扱いが変わるため、商品の用途を確認してください。
特に点滅させる仕様や、前方に不適切な色を表示する仕様は避けた方がいいでしょう。
車検時だけ外せばいいという考え方より、普段から公道で使う状態を基準に選ぶ方が気持ちよく乗れます。
候補を探す場合は、150プラド用グリルマーカーとして車種専用の取付方法が確認できる商品から見ると分かりやすいです。
グリルとの同時交換が楽
マーカーを後から追加するより、グリルを外しているタイミングで一緒に作業した方が配線経路や固定位置を考えやすい場合があります。
ただし、最初から全部付けると不具合が出たときに原因を切り分けにくくなることもあります。
初めてDIYするなら、グリル単体を確実に装着してからマーカーを追加する方法もあります。
グリルとマーカーを同時購入する場合でも、部品ごとの適合を別々に確認してください。
「グリルに付く」と「自分の150プラドへ問題なく付く」は同じ意味ではありません。
グリルガード装着の注意点
グリルガードは、グリル交換よりさらに前方へ部品を追加するカスタムです。
オフロード感を出したい人には魅力があります。
グリルとは別部品
名前にグリルと入っていますが、グリルガードはフロントグリルそのものを交換する部品とは役割が違います。
バンパー前方へバー形状の部品を追加するため、取付位置、重量、車体寸法への影響まで考える必要があります。
ナンバープレート、センサー、カメラとの位置関係も確認が必要です。
特に後期では、ミリ波レーダーの前方へ金属バーがかからないかを必ず見てください。
センサー前をふさがない
金属製のグリルガードは見た目が頼もしい一方、センサーとの相性を軽く考えない方がいいです。
ミリ波レーダーの前方に部材が位置する設計なら、レーダー検知へ影響する可能性があります。
フロントカメラ装着車では、カメラ映像にバーが大きく映り込まないかも確認したいところです。
「150プラド対応」だけではなく、自分の安全装備を含めて適合するかを見る必要があります。
寸法と固定方法も見る
グリルガードは車体前方の出幅や全長に影響する商品もあり、重量物をどこへ固定するかも重要です。
専用ブラケット、加工の必要性、取扱説明書、車検時の扱いまで確認してください。
候補としては、150プラド専用グリルガードの中からセンサー対応が明記された商品を優先したいです。
交換前に見るチェック項目
ここまでの内容を、実際に商品を買う直前の確認項目へ落とし込みます。
一つでも分からない項目があれば、注文前に商品メーカーや販売店の適合情報へ戻る方が早いですよ。
| 確認項目 | 見る内容 | 見落とした場合 |
|---|---|---|
| 世代 | 前期・中期・後期 | 形状が合わない可能性 |
| 型式・年式 | 商品適合表と一致するか | 固定部が合わない可能性 |
| ミリ波レーダー | 対応品か、純正位置を保てるか | 警告や誤作動の可能性 |
| フロントカメラ | 装備有無、穴・ステーの有無 | 映像や取付に影響 |
| エンブレム | 純正流用か専用品か | 別途部品が必要 |
| グリルマーカー | 配線方法と公道使用条件 | 電装トラブルや保安基準の問題 |
| 加工 | 穴あけ・切削・ステー加工の有無 | DIY難易度が上がる |
| 純正部品 | 外した部品を保管できるか | 純正戻しが難しくなる |
車台番号だけで終わらせない
年式や型式の確認に加え、中古車では後付けカメラや社外グリルなど現在の仕様も見てください。
なので、書類上の情報と現車の両方を見てください。
私なら商品ページを開きながら、車の前に立ってエンブレム、カメラ、センサー、取付部分を一つずつ照らし合わせます。
純正グリルは保管する
社外グリルへ交換しても、純正グリルは残しておくのがおすすめです。
売却時に純正へ戻したくなることがありますし、社外品が破損したときの予備にもなります。
150プラドは中古市場で純正状態を好む買い手もいるため、純正部品を持っていること自体が選択肢を増やします。
外したクリップやエンブレムもまとめて保管しておくと、純正戻しが楽です。
DIYと取付店の判断
グリル交換は外装カスタムの中では挑戦しやすく見えますが、後期のセンサー付き車では作業後の確認まで含めて考える必要があります。
自分でできる範囲と任せる範囲を最初に分けると安心です。
DIY向きの条件
純正位置をそのまま使える車種専用品で、取扱説明書があり、センサーやカメラの移設を伴わないならDIYしやすい条件です。
クリップやツメを外す作業では、寒い時期に樹脂が硬くなっていると割れやすいので無理にこじらない方がいいでしょう。
養生をしてボディやヘッドライト周辺へ工具を当てないことも大切です。
クリップ位置は写真で残し、予定外の加工が必要なら、その場で切削せず適合を確認し直しましょう。
取付店向きの条件
ミリ波レーダーの移設、専用ステー加工、フロントカメラ移設、配線加工、グリルマーカー追加まで一気に行うなら、取付店へ依頼する価値が高くなります。
特にレーダーの位置や角度に関わる作業は、見た目が付いたかどうかだけでは判断できません。
交換後に警告が出た場合の診断や、必要に応じた調整まで含めて対応できる店の方が安心です。
見積もりでは、センサー移設、配線、加工、調整が別料金になるかも確認してください。
交換後の確認を忘れない
取付後は、グリルの浮き、ツメやクリップ、ボンネットとの隙間、エンブレム固定、カメラ映像、警告灯を確認します。
走行を始める前に、配線がファンやベルトなどの可動部へ近づいていないかも見てください。
そしてレーダーやカメラの位置を変更した場合は、必要な点検や調整があるかを確認することが大切です。
「取り付いたから完成」ではなく、安全装備を含めて正常に使えることまで確認して完成です。
失敗しにくいグリルの選び方
最後に、たくさんある商品から何を基準に選ぶかをまとめます。
価格だけで並べるより、適合情報がどこまで具体的かを見ると候補をかなり絞れます。
適合表が具体的な商品を選ぶ
私なら「150プラド用」だけの商品より、「2017年9月以降」「ミリ波レーダー対応」「フロントカメラ装着車は○○が必要」のように条件が具体的な商品を優先します。
適合条件が細かいということは、それだけ車両側の違いを前提にしているからです。
逆に商品写真は豪華でも、対応年式やセンサーについてほとんど説明がない場合は、購入前に確認する項目が増えます。
レビューも参考になりますが、レビュー車両と自分の車が同じ年式・装備とは限りません。
「後期に付きました」という一言だけで決めないようにしてください。
価格差は付属品も比べる
グリル本体が安くても、エンブレム、カメラステー、レーダーブラケット、クリップ、マーカーなどを後から追加すると総額が変わります。
一方、必要部品がセットになった商品は本体価格が高く見えても、結果的に追加購入が少ないことがあります。
比較するときは「グリル本体の価格」ではなく、完成状態までに必要な部品と作業を並べてください。
純正の完成度も一度見る
社外グリルを探していると忘れやすいのですが、純正グリルはフィッティングと安全装備の組み合わせまで含めて作られています。
私のマットブラックエディションも、純正で黒くまとめられたグリルはかなり気に入っています。
「社外品へ替えること」が目的になるより、今の純正で何が不満なのかを一度考えると選びやすくなります。
メッキを減らすだけなら塗装やラッピングも候補ですが、TOYOTA文字へ変えたいなら交換する目的がはっきりします。
150プラドのグリルに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 150プラドの前期グリルを後期へそのまま交換できますか?
A. 基本的に、世代をまたいでグリル単体だけをそのまま交換できるとは考えない方がいいです。
前期・中期・後期ではグリルだけでなく、ヘッドライトやバンパー、フード周辺のデザインが変わっています。
後期顔へ変更したい場合は、必要部品一式と安全装備への影響まで含めた別のカスタムとして考えてください。
Q2. 150プラド後期のグリル交換でミリ波レーダーは移設が必要ですか?
A. 商品の設計によって異なるため、一律に「移設が必要」「不要」とは言えません。
純正位置を利用する商品もあれば、専用ブラケットを使う商品もあります。
後期はToyota Safety Sense Pが全車標準なので、ミリ波レーダー対応の記載、レーダー前面の構造、取付位置を購入前に確認してください。
Q3. TOYOTAグリルならどの商品でも後期150プラドに付きますか?
A. いいえ、TOYOTA文字が入っているだけでは適合の判断ができません。
後期用であることに加え、ミリ波レーダー、フロントカメラ、エンブレムやブラケットの仕様まで確認する必要があります。
同じような見た目の商品でも裏側の取付構造が違うため、商品名より適合表を優先してください。
Q4. 150プラドのグリルマーカーは車検に通りますか?
A. マーカーであれば必ず通るとは言えません。
灯火類は色、位置、明るさ、点灯方法などによって扱いが変わるため、商品の仕様と実際の取付状態を確認する必要があります。
車検時だけ取り外す前提ではなく、公道で普段使う状態で問題がない構成を選ぶ方が安心です。
Q5. グリル交換後に警告が出なければ問題ありませんか?
A. 警告が出ないことだけで、すべて問題ないとは判断しない方がいいです。
グリルの固定、レーダーやカメラの位置、配線、カメラ映像などを確認し、センサー位置を変更した場合は必要な点検や調整の有無も確認してください。
安全装備は必要なときに正しく作動することが大切なので、見た目の完成だけで作業を終えないことがポイントです。
150プラドのグリル交換は適合確認を優先しよう
150プラドのグリル交換は、正面の印象を大きく変えられます。
TOYOTAグリル、横グリル、グリルマーカー、グリルガードまで選択肢も豊富です。
ただし、グリルは世代だけでなく安全装備まで確認して選ぶ必要があります。
特に2017年以降の後期はToyota Safety Sense Pが全車標準なので、ミリ波レーダー対応を最優先で確認してください。
マルチテレインモニターなどのフロントカメラ付き車なら、カメラ穴やステーも見ます。
前期・中期でも装備仕様によってレーダー系の機能を持つ個体があるため、「後期じゃないから関係ない」と決めつけないことも大切です。
私なら、年式、センサー、カメラ、エンブレム、加工の有無まで確認してから、最後にデザインを選びます。
安価な外観パーツで警告や誤作動の原因を作ってしまっては、せっかくのカスタムを楽しめません。
見た目を変えながら、純正の安全装備をきちんと生かせるグリルを選ぶ。
それが150プラドのグリル交換で一番大事なポイントかなと思います。
あなたの150プラドは、純正らしさを残した黒グリルにしますか。
それともTOYOTA文字や横グリルで、正面から思い切って雰囲気を変えますか。
毎日目に入る「顔」だからこそ、適合まで納得できる一枚を選びたいですね。





