こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
私は150プラドのTX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。
150プラドの中古車を見ていると、70th ANNIVERSARY LIMITED、Black Edition、Matt Black Edition、G-FRONTIERと、魅力的な特別仕様車が何台も出てきます。
ところが写真を並べると黒い加飾が多く、「結局どこが違うの?」となりやすいんですよ。
さらに中古車になると、同じような走行距離でも特別仕様車の方が高かったり、逆に年式の新しい通常グレードと価格が重なったりします。
ここで私が大事だと思うのは、特別仕様車という名前そのものではなく、自分が欲しい専用装備へいくらまで払えるかです。
特に70周年はサドルタン内装、ブラックエディションは艶のある黒加飾、マットブラックエディションは艶を抑えた外装が大きな見どころになります。
この記事では、それぞれの装備差を比べながら、中古価格に上乗せしてまで選ぶ価値があるのはどんな人なのか、150プラドオーナーの立場から見ていきます。
記事のポイント
- 150プラドの主な特別仕様車の違い
- 70周年とGフロンティアの違い
- ブラック系モデルの専用装備
- 中古価格に上乗せしてよい条件
150プラド特別仕様車の結論
150プラドの特別仕様車選びは、まず「特別仕様車だから高くてもいい」という考えを外すと分かりやすくなります。
車としての基本部分が近くても、専用色の内装に価値を感じる人と、黒いホイールやグリルに価値を感じる人では最適な一台が変わるからです。
特別仕様車は装備で選ぶ
私なら中古車を比べるとき、車名より先に年式、エンジン、走行距離、状態を合わせ、そのあと専用装備へいくら上乗せされているかを見ます。
たとえば70th ANNIVERSARY LIMITEDのサドルタン内装が欲しいなら、通常のTX Lパッケージでは代わりになりません。
一方、「黒い150プラドが格好いい」という理由だけなら、ブラックエディション、マットブラックエディション、通常車への後付けカスタムまで選択肢に入ってきます。
70周年は専用内装、ブラックエディションは艶のある黒加飾、マットブラックエディションは艶を抑えた黒加飾、Gフロンティアは中期型ならではの専用内外装。
この違いを理解してから中古価格を見ると、「高いけれど欲しい」と「名前だけで高く感じる」を分けやすくなります。
150系そのものの中古購入、維持費、カスタムまでまとめて確認したい方は、150プラド完全ガイド|中古購入・維持費・カスタムを徹底解説も合わせて見ると全体像をつかみやすいですよ。
比べる4モデルを先に確認
今回中心に比べるのは、G-FRONTIER、Black Edition、70th ANNIVERSARY LIMITED、Matt Black Editionの4モデルです。
| 特別仕様車 | 登場時期 | 大きな特徴 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|---|
| G-FRONTIER | 2016年 | レッドウッド本革、専用ホイール、ツートーンルーフレール | 中期型と専用内装が好き |
| Black Edition | 2020年 | 漆黒メッキやブラック塗装を使った外装 | 艶のある黒加飾が好き |
| 70th ANNIVERSARY LIMITED | 2021年 | ブラック外装とサドルタン本革内装 | 専用内装と記念モデル感が欲しい |
| Matt Black Edition | 2022年 | 外装各部をマットブラック化 | 後期型と艶消し外装が好き |
限定車という呼び方
検索では「プラド150の限定車」と呼ばれることがありますが、今回紹介する車両はトヨタが「特別仕様車」として設定したモデルです。
中古車サイトでは販売店ごとに表記が少し違うこともあるため、「70周年」「70th」「マットブラック」など複数の名称で検索すると在庫を見つけやすくなります。
70周年の装備と特徴
「150プラド 70周年」「150プラド 70th」で探している方が見ているのは、2021年6月に発売されたTX Lパッケージ・70th ANNIVERSARY LIMITEDが中心です。
これは1951年から続くランドクルーザー生誕70周年を記念して設定された特別仕様車でした。
サドルタン内装が大きな差
70th ANNIVERSARY LIMITEDを中古で選ぶ最大の理由は、私は専用色のサドルタン本革内装だと思っています。
黒を基調とした150プラドの内装とはかなり雰囲気が変わり、ドアを開けた瞬間から特別仕様車らしさが分かります。
専用色の本革シートだけではなく、センタークラスターサイドニーパッドもサドルタンの本革とステッチを使った仕様になっています。
外装の黒いパーツなら後から雰囲気を近づける方法もありますが、内装全体を純正状態のまま70周年仕様へ近づけるのは簡単ではありません。
だからこそ、70thを探しているなら「70周年という名前が欲しい」のか、「このサドルタン内装が欲しい」のかを一度分けて考えてみてください。
後者なら多少の価格差にも納得しやすい一方、黒内装が好きな人なら70thにこだわる必要性は下がります。
黒加飾と70周年アイテム
外装にはブラック塗装のラジエーターグリル、ヘッドランプガーニッシュ、18インチアルミホイールなどが使われています。
バックドアガーニッシュには漆黒メッキ、ルーフレールにはピアノブラック塗装が採用され、通常のTX Lパッケージより黒を意識した仕上がりです。
また、70th ANNIVERSARYのロゴが入った専用サイドエンブレムやフロアマットも用意されていました。
ただし、これらは販売店装着オプションなので、70thの中古車だから必ず装着されているとは限りません。
中古車の写真でエンブレムが見当たらない場合も、それだけで偽物や別グレードと判断しない方がいいですよ。
70thを購入するときは、車名だけではなく内装色、ホイール、グリル、ガーニッシュなどを実車写真で確認してください。
エンブレムや専用フロアマットの有無を重視する人は、契約前に販売店へ現車装備を確認するのがおすすめです。
70thが向いている人
70thが一番合うのは、サドルタン内装を見て「これがいい」と感じた人です。
黒加飾だけならほかの特別仕様車にもありますが、70周年ならではの内装は選ぶ理由がはっきりしています。
また、ランドクルーザー70周年という背景そのものに魅力を感じる人にも所有する楽しさがあります。
逆に、内装色へのこだわりがなく、できるだけ新しい後期型を選びたいならマットブラックエディションと並べて考えた方がいいでしょう。
ブラック系2台の違い
150プラドの特別仕様車で特に混同しやすいのが、Black EditionとMatt Black Editionです。
名前だけ見ると「マットになっただけ?」と思いますが、設定時期が違うため、中古車では年式差まで一緒に比べる必要があります。
ブラックエディションの特徴
Black Editionは2020年8月に設定された特別仕様車です。
ラジエーターグリルやヘッドランプ周辺、バックドアガーニッシュなどに漆黒メッキを取り入れ、ドアミラーやルーフレールなどもブラック系でまとめられました。
18インチアルミホイールもブラック塗装となり、通常のTX Lパッケージより外観が引き締まっています。
ポイントは、後のマットブラックエディションのような艶消し一辺倒ではなく、漆黒メッキや黒塗装の艶を生かした見せ方になっていることです。
光が当たったときに加飾がキラッと見える方が好きなら、あえてBlack Editionを探すのもありですよ。
また、Black Editionが登場した2020年の改良では2.8Lディーゼルエンジンの出力向上なども行われています。
そのため、G-FRONTIERなどさらに古い150プラドと比較するときは、特別装備だけではなく年式による基本仕様の違いまで含めて見る必要があります。
マットブラックの特徴
Matt Black Editionは2022年8月に発売された、150系の終盤を代表する特別仕様車です。
ラジエーターグリルとグリルインナーバー、ヘッドランプガーニッシュ、フォグランプベゼル、18インチアルミホイール、バックドアガーニッシュなどがマットブラックで仕上げられています。
ドアミラーもマットブラックとなり、車体全体で艶を抑えた黒を楽しめるのが特徴です。
私が乗っているのもこのマットブラックエディションですが、写真以上に実車では黒い部分の質感が目に入ります。
とくにホイールは面積が大きいので、横から見たときの印象をかなり変えてくれる部分です。
ブラックのボディなら全体がかなり引き締まりますし、ホワイト系のボディなら黒いパーツとのコントラストがはっきり出ます。
グリル・ミラー・ホイールの専用加飾を実車写真で見比べ、中古車での確認点まで押さえたい方は、マットブラックエディションの実車解説も参考にしてください。
一方、70thのようなサドルタン専用内装が最大の売りになっているモデルではなく、魅力の中心は外装です。
つまり「室内の特別感なら70th、外観の艶消し感ならMatt Black」と考えると迷いにくいかなと思います。
艶ありと艶消しの見え方
Black EditionとMatt Black Editionは、中古車サイトの小さな写真ではかなり似て見えることがあります。
でも実車で見ると、光を反射する漆黒メッキと、反射を抑えたマットブラックではキャラクターが違います。
光で印象が変わる
艶のある黒は光が当たると輪郭が出やすく、高級感を感じやすい仕上がりです。
マットブラックは反射が控えめなので、150プラドの四角く力強い車体をより無骨に見せてくれます。
どちらが上という話ではなく、完全に好みの世界ですね。
Gフロンティアの位置づけ
150プラドの特別仕様車を調べると、G-FRONTIERもよく候補に出てきます。
ここには「70周年」という言葉で混同しやすいポイントがあるので、少し注意してください。
2016年の特別仕様車
TX Lパッケージ・G-FRONTIERは2016年8月に発売された特別仕様車です。
2.8LディーゼルではTX Lパッケージをベースとし、2.7LガソリンではTXをベースにLパッケージ相当の装備が与えられました。
目を引くのは、スーパークロームメタリック塗装の18インチアルミホイール、シルバーとブラックを組み合わせた専用ツートーンルーフレール、そしてレッドウッドの本革シートです。
70thのサドルタンとはまた違い、赤みを感じるレッドウッド内装がG-FRONTIERならではのポイントになります。
中期型の150プラドが好きで、通常仕様とは少し違う内装を選びたい人には面白い候補です。
70周年との混同に注意
G-FRONTIERも70周年を記念したモデルですが、2021年の70th ANNIVERSARY LIMITEDとは記念している対象が違います。
G-FRONTIERはトヨタ店創立70周年を記念した特別仕様車で、70th ANNIVERSARY LIMITEDはランドクルーザー生誕70周年の記念車です。
出典:トヨタ自動車「トヨタ店創立70周年記念の特別仕様車を発売」
「150プラドの70周年」と検索したときにG-FRONTIERと70th ANNIVERSARY LIMITEDが両方出てくることがあります。
2016年のG-FRONTIERと2021年の70thは別の特別仕様車なので、年式と正式グレード名を確認すると間違いにくいです。
さらにG-FRONTIERは中期型、Black Edition以降は後期型になるため、フロントデザインなども異なります。
前期・中期・後期まで含めて比較したい方は、150プラドを買うなら何年式?前期・中期・後期の違いとおすすめを解説も参考にしてください。
装備差を一覧で比較
ここまでの違いを、中古購入で実際にチェックしたい項目へ絞って並べます。
同じ150プラドでも登場時期が離れているので、装備だけを横一列にして優劣を決めるのではなく、「どんな見た目と年代を買うか」という視点で見てください。
| 比較項目 | G-FRONTIER | Black Edition | 70th | Matt Black Edition |
|---|---|---|---|---|
| 登場 | 2016年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
| 世代の位置 | 中期型 | 後期型 | 後期型 | 後期型 |
| 外装の方向 | クローム系 | 艶のある黒基調 | 黒基調 | 艶消し黒基調 |
| ホイール | 18インチ専用塗装 | 18インチブラック | 18インチブラック | 18インチマットブラック |
| 内装の特徴 | レッドウッド本革 | ブラック基調 | サドルタン本革 | TX Lパッケージ基調 |
| 大きな魅力 | 中期型の特別感 | 艶黒の外装 | 専用内装 | 艶消し外装と新しさ |
外装で選ぶなら
外装の黒さを第一にするなら、Black EditionかMatt Black Editionから考えるのが分かりやすいです。
艶やメッキ感を残した仕上がりが好きならBlack Edition、少し無骨な艶消し仕上げが好きならMatt Black Editionが候補になります。
そして外装だけで選ぶ場合は、ボディカラーとの組み合わせもかなり大切です。
中古車では希望する特別仕様車とボディカラーを両方指定すると在庫が一気に少なくなることもあるので、優先順位を決めておくと探しやすくなります。
内装で選ぶなら
内装を重視するなら、70thのサドルタンとG-FRONTIERのレッドウッドが分かりやすい候補です。
内装は運転中ずっと目に入りますし、乗り込むたびに触れる部分でもあります。
私は特別仕様車へ中古価格を上乗せするなら、こうした後から純正状態で再現しにくい部分ほど価値を感じやすいと思っています。
逆にブラック内装が好きなら、70thだからという理由だけで高い個体へ行く必要はありません。
あなたが毎日見たい内装はどちらなのか、ここはカタログ上の希少性より大切だと思います。
年式も一緒に見る
特別仕様車選びで忘れやすいのが、年式そのものの差です。
たとえばG-FRONTIERとMatt Black Editionでは登場時期が約6年離れています。
中古車なら当然、走行距離、ゴム類や内装の経年、整備履歴、保証の残り方などにも差が出てきます。
「G-FRONTIERの方が安いからお得」と単純には言えませんし、「Matt Black Editionの方が新しいから絶対に安心」とも言い切れません。
特別装備と車両コンディションを別々に評価するのが大切です。
中古価格の上乗せ判断
ここが購入直前の方には一番重要なところです。
150プラドはもともと中古需要が高い車なので、特別仕様車になると「特別」という言葉まで価格へ乗っているように見える個体があります。
ですが、販売価格が高いことと、その個体をあなたが高く買う価値があることは別です。
特別仕様名だけで決めない
まず確認したいのは、同じ年式、同じエンジン、近い走行距離の通常TX Lパッケージとの差です。
Black Editionは発売当時、同条件のTX Lパッケージと比べると、2.7Lガソリンの7人乗りでメーカー希望小売価格の差は121,000円でした。
Matt Black Editionも、発売当時の2.7Lガソリン7人乗りで通常のTX Lパッケージとの差は121,000円です。
もちろん、この発売時の差額が現在の中古車でもそのまま適正価格になるわけではありません。
中古価格は走行距離、ボディカラー、整備履歴、修復歴、車検残、装備、地域、販売時期などで変わるからです。
ただ、「新車時にはどの程度の価格差だったのか」を知っておくと、中古で何十万円も差があるときに一度立ち止まる材料になります。
中古価格の差を、そのまま特別仕様車の価値だと考えないことが大切です。
年式、走行距離、状態、保証、装備が違えば、価格差のかなりの部分は特別仕様とは別の要因で生まれます。
同条件の通常車と比べる
私なら候補を見つけたら、まず同じエンジンと近い年式のTX Lパッケージを3台ほど横に並べます。
そこで走行距離と総支払額を合わせて、特別仕様車だけ明らかに高いのかを確認します。
次に、その価格差で得られるものを書き出します。
70thならサドルタン内装、Matt Black Editionならマットブラックの純正外装、G-FRONTIERならレッドウッド内装という具合です。
その装備を見て「これなら差額を払ってでも欲しい」と思えるなら、特別仕様車を買う理由は十分あります。
反対に「別に通常車でもいいかな」と感じるなら、その差額をタイヤ交換や整備、盗難対策などへ回した方が満足度は高いかもしれません。
状態と装備の優先順位
中古の150プラドでは、私は特別仕様車かどうかより車両状態を上に置きます。
どれだけ欲しかった70thでも、整備履歴が分かりにくい、下回りの状態が気になる、内装の傷みが大きいといった個体なら慎重に考えます。
逆に通常のTX Lパッケージでも、ワンオーナーで記録簿がそろい、内外装の状態が良く、価格にも納得できるならかなり魅力的です。
特に150プラドはアウトドアや雪道で使われることもあるため、外からきれいに見えるだけで判断しない方がいいですよ。
購入前に確認する場所は、150プラドの中古車で後悔しないための注意点|購入前のチェック項目でも詳しくまとめています。
上乗せしていい条件
私なら、専用内装や純正マットブラックパーツなど「その仕様でなければ満たせない希望」がある場合は価格差を受け入れやすいです。
加えて、通常車と比べても年式や走行距離、整備履歴に大きな不利がなければ、特別仕様車を選ぶ理由はさらに明確になります。
一方、「リセールが良さそう」「限定っぽいから」という理由だけで高値へ飛びつくのはおすすめしません。
将来の中古相場は市場状況で変わるので、まずは自分が所有している間にその装備を楽しめるかで考える方が気持ちよく乗れます。
中古在庫を探す順番
特別仕様車は通常グレードより中古在庫が限られるため、一店舗だけで探すと比較対象が足りなくなりやすいです。
最初は「70th限定」と絞りすぎず、同じ予算帯のBlack Edition、Matt Black Edition、通常TX Lパッケージまで広げて相場感を見る方法がおすすめです。
そのうえで、内装や外装へのこだわりが固まってきたら希望仕様へ絞ります。
近隣店舗だけで希望車が見つからない場合は、ガリバーの中古車在庫を問い合わせる方法もあります。
問い合わせるときは「150プラドの70th」だけではなく、ガソリンかディーゼル、5人乗りか7人乗り、希望色、走行距離の上限まで伝えると候補を絞りやすくなります。
今の車から乗り換える場合は、150プラドの購入価格だけではなく、現在の愛車がいくらで売れるかも同時に見ておきたいところです。
下取りだけで決める前に、ユーカーパックで愛車の売却価格を確認するなど、購入とは別に売却側の金額を確認しておくと予算を考えやすくなります。
私ならどれを選ぶか
結局どの特別仕様車がおすすめなのかは、何に魅力を感じるかでかなり変わります。
順位を付けるより、「この条件ならこれ」という形で選ぶ方が150プラドでは失敗しにくいです。
70周年を選ぶケース
私が70th ANNIVERSARY LIMITEDを選ぶなら、理由はサドルタン内装です。
外装の黒加飾だけが目的ならほかにも選択肢がありますが、純正サドルタンの雰囲気を気に入ったなら70thを指名する意味があります。
中古車を見るときはシートの擦れや汚れ、ニーパッドなど専用内装の状態までチェックしたいですね。
専用エンブレムやフロアマットまで欲しい場合は、それらが実車に残っているかも確認します。
ブラックを選ぶケース
Black Editionを選ぶのは、マットブラックより艶やメッキ感のある黒が好きな人です。
2020年の後期型なので、中期型より新しい150プラドを選びながら、通常のTX Lパッケージとは違う外観を楽しめます。
Matt Black Editionより古い年式になるため、価格差があるなら走行距離や状態と合わせて判断したいところです。
新しい方が必ず得とは限らないので、状態のいいBlack Editionが適正価格なら十分魅力があります。
マットブラックを選ぶケース
マットブラックエディションは、150プラド後期のデザインと艶消しブラックの組み合わせが好きな人に分かりやすくおすすめできます。
私自身も所有していますが、グリル、ホイール、ミラーなどが最初から純正状態でまとまっているのは気に入っているところです。
後から黒いホイールやパーツへ交換する楽しみもありますが、最初からメーカー純正のまとまりを求めるなら大きな魅力です。
また、4モデルの中では登場時期が最も新しいので、中古車では比較的新しい年式から探しやすいのもポイントになります。
ただし「マットブラックだから」という理由だけで、状態のいい通常車より大幅に高い個体を選ぶ必要まではありません。
Gフロンティアを選ぶケース
G-FRONTIERは、中期型のフロントデザインが好きな人にとって候補になります。
レッドウッドの本革シートや専用ホイール、ツートーンルーフレールなど、後期ブラック系とは方向の違う特別感があります。
一方で2016年登場なので、Black Editionや70th、Matt Black Editionと比べれば年式は古くなります。
中古価格が手頃に見えても、タイヤ、バッテリー、足回り、内装など今後のメンテナンスまで含めて予算を考えてください。
内装の特別感なら70th、艶ありブラックならBlack Edition、艶消しブラックと年式の新しさならMatt Black Edition、中期型とレッドウッド内装ならG-FRONTIER。
このくらいシンプルに分けてから在庫を探すと、価格だけに振り回されにくくなります。
150プラド特別仕様車のよくある質問(FAQ)
150プラドの70周年やブラック系特別仕様車を探すときに、特に迷いやすいポイントをまとめます。
Q1. 150プラドの70thは何が特別ですか?
A. 大きな特徴は、ブラックを基調とした専用外装とサドルタンの本革内装です。
ランドクルーザー生誕70周年を記念して2021年に設定され、ブラック塗装のグリルや18インチホイールなどに加え、通常のTX Lパッケージとは雰囲気の違うサドルタン内装が採用されました。
専用サイドエンブレムとフロアマットは販売店装着オプションなので、中古車では装着されているか個別に確認してください。
Q2. ブラックとマットブラックは何が違いますか?
A. 分かりやすい違いは、黒い加飾の質感と発売時期です。
2020年のBlack Editionは漆黒メッキやブラック塗装を使った艶のある印象で、2022年のMatt Black Editionはグリル、ホイール、ガーニッシュなどへマットブラック塗装を使っています。
中古購入では見た目だけでなく約2年の年式差もあるため、走行距離と状態を合わせて比較するのがおすすめです。
Q3. Gフロンティアも70周年記念車ですか?
A. 70周年記念の特別仕様車ですが、2021年の70th ANNIVERSARY LIMITEDとは記念対象が違います。
2016年のG-FRONTIERはトヨタ店創立70周年を記念したモデルで、2021年の70th ANNIVERSARY LIMITEDはランドクルーザー生誕70周年を記念したモデルです。
名前が似た文脈で紹介されることがありますが、年式も専用装備も異なる別モデルとして考えてください。
Q4. 70thとマットブラックならどちらがおすすめですか?
A. サドルタン内装を重視するなら70th、艶消しブラックの外装と比較的新しい年式を重視するならMatt Black Editionが選びやすいです。
どちらも後期型ですが、専用装備の方向が違うため、価格だけで比較するより「毎日見て満足できる装備はどちらか」で考える方が後悔しにくいと思います。
同程度の車両価格なら、最後は走行距離、整備履歴、内外装、下回りなど個体そのものの状態も比較してください。
Q5. 特別仕様車なら高く買っても損しませんか?
A. 特別仕様車だから高値でも損をしないとは言えません。
150プラドは中古需要の高い車ですが、将来の価格は市場状況、走行距離、状態、ボディカラー、整備履歴などでも変わります。
リセールだけを理由に上乗せするより、サドルタン内装や純正マットブラックパーツなど、自分が実際に欲しい装備へ払える金額を決める考え方がおすすめです。
150プラド特別仕様車のまとめ
150プラドの特別仕様車は、名前だけを見ると似ていますが、実際にはかなり個性があります。
- G-FRONTIERは中期型とレッドウッド内装が魅力
- Black Editionは艶のあるブラック加飾が魅力
- 70th ANNIVERSARY LIMITEDはサドルタン内装が大きな特徴
- Matt Black Editionは艶消しブラックと比較的新しい年式が魅力
私が一番避けたいのは、「70周年だから」「限定車っぽいから」という理由だけで相場より高い車を選んでしまうことです。
欲しい専用装備を決め、同じ年式やエンジンの通常車と価格を比べ、そのうえで車両状態を見る。
この順番なら、特別仕様車という名前に振り回されにくくなります。
そしてサドルタン内装を毎日眺めたい、純正マットブラックの外観がどうしても好き、という明確な理由があるなら、その上乗せは単なる割高ではなく自分にとっての価値です。
私もマットブラックエディションに乗っていますが、結局こういう車は駐車場で振り返ったときに「やっぱりこれにしてよかったな」と思えるかが大事なんですよ。
あなたが150プラドに乗るたびに見たいのは、どの特別仕様でしょうか。
そこが決まれば、70th、ブラックエディション、マットブラックエディション、G-FRONTIERの中から選ぶ一台はかなり絞り込めるはずです。





