こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
ランドクルーザーFJが納車されたら、最初にやりたくなることの一つがカスタムだと思います。
四角いボディに大きなフェンダー、背面スペアタイヤという素材がそろっているので、タイヤやホイールを替えた姿、ルーフラックを載せた姿、アウトドア仕様に仕上げた姿まで想像が広がります。
私も150系プラドに乗っているので、ランクル系は少し手を入れるだけで雰囲気がガラッと変わる楽しさがあると感じています。
ただ、新車のうちからリフトアップや大径タイヤ、バンパー交換まで一気に進める必要はありません。
最初は傷防止、荷室、収納、防犯など、毎日の使いやすさに直結する用品から始めるのが、失敗しにくい進め方です。
そのうえで走行距離が増え、自分の使い方が見えてきた段階でタイヤ、ホイール、足回り、外装へ進む方が、「付けたけど思っていたのと違った」を減らせます。
この記事では、2026年発売のランドクルーザーFJを対象に、純正アクセサリーとランクルFJ用の社外パーツをどう選ぶか、納車後にどこからカスタムすればいいかを順番に解説します。
記事のポイント
- 納車直後におすすめのランクルFJ用品
- 純正と社外カスタムパーツの選び方
- タイヤやリフトアップで確認する点
- 失敗しにくいカスタムの進め方
FJカスタムは順番が大事
ランドクルーザーFJは、トヨタ自身が「自分好みにカスタムを楽しむ」ための販売店装着オプションを用意している車です。
だからこそ選択肢は多いのですが、最初から完成形を作ろうとすると予算も一気に膨らみます。
まずは日常で困る部分を補い、そのあとで見た目や走りへ進むと、自分に合った一台へ仕上げやすくなります。
最初は実用品から始める
私が納車直後のランクルFJで最初に考えたいのは、フロア、荷室、ドアまわりの傷防止です。
新車のボディや内装はきれいなので、ほんの小さな擦り傷でも最初はかなり気になります。
しかもFJをキャンプ、釣り、スキー、買い物、家族旅行に使うなら、荷物を載せたり人が乗り降りしたりする回数はすぐ増えるでしょう。
そこで、フロアマット、ラゲージマット、ドアエッジまわりの保護用品、荷物固定用品などから始めます。
見た目を変えるパーツより、傷が付く前に付けるパーツを先にするという考え方です。
納車直後は「あとからでも付けられるもの」より、「傷が付く前に付けた方が意味があるもの」を先に選ぶと無駄が出にくいですよ。
防犯はカスタムより先でもいい
ランクルFJはメーカー希望小売価格が450万100円の車なので、用品だけでなく防犯へ予算を確保しておきたいところです。
ドレスアップに30万円を使って、防犯はあとで考えるという順番より、納車日から使える物理ロックや駐車環境への対策を先に用意する方が私は安心できます。
特に自宅の屋外駐車場や月極駐車場を使う場合は、車を買ったあとではなく納車前から考えておきたい部分です。
カスタムは楽しむための出費ですが、防犯用品はその楽しむ車を守るための出費。
ここは同じ用品予算の中で考えておきましょう。
純正と社外を分けて考える
ランクルFJにはトヨタ純正用品、ARB製品、MODELLISTA用品があり、それとは別に各メーカーから社外パーツが登場しています。
純正系の魅力は、FJ用として装着条件が明確で、販売店で確認しやすいことです。
一方の社外パーツは、デザイン、価格、素材、サイズなどの選択肢が増え、自分だけの雰囲気を作りやすくなります。
どちらか一方に統一する必要はありません。
車体へ大きく影響する部分は適合確認を重視し、小物や保護用品は価格と使い勝手まで比べるくらいの分け方が現実的です。
FJそのものの価格、サイズ、装備を先に確認したい方は、ランドクルーザーFJの価格・サイズ・燃費をまとめた総合ガイドも合わせて読んでみてください。
最初におすすめのFJ用品
納車後すぐに役立つのは、派手なカスタムパーツより毎日触れる用品です。
ここはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも選択肢が増えやすい分野なので、純正品と社外品を価格だけでなく形状や固定方法まで比べると選びやすくなります。
フロアマットで汚れを防ぐ
まず候補になるのがランドクルーザーFJ専用フロアマットです。
純正品を選ぶ方法もありますし、TRJ240W専用として販売されている社外品なら色、素材、毛足、縁取りなどを選べる商品もあります。
雪や雨が多い地域、キャンプで泥が入りやすい使い方なら、布製だけでなくラバー系も候補になります。
ただし運転席マットは、サイズが合えば何でもいいわけではありません。
ペダル操作を妨げないこと、車両側の固定部に合うこと、重ね敷きをしないことを前提に選んでください。
デザインより先に「ずれないか」を見る場所です。
ラゲージマットで荷室を守る
アウトドアで使うなら、ラゲージマットはかなり相性のいい用品です。
濡れた靴、キャンプ道具、クーラーボックス、ベビーカー、工具箱などを積むと、荷室は思っている以上に汚れます。
トヨタもFJ向けにラゲージトレイやロングラゲージマットなどを用意しているため、荷室を使い込む前に装着する意味があります。
社外品を選ぶ場合は、後席を起こした状態だけでなく、後席を倒したときの使い方まで考えて形状を確認しましょう。
荷室の寸法や後席を倒したときの使い方は、ランドクルーザーFJの荷室サイズと積載量で詳しく解説しています。
収納用品は置き場所で選ぶ
FJは遊び道具を積む車として使いやすい一方、小物が増えるほど車内は散らかりやすくなります。
トヨタ純正にはサイドやバックドアへ取り付けるモールパネルもあり、空いている面を収納に使えるようになっています。
収納用品は「容量が大きいほど便利」ではなく、よく使う物を運転席から取るのか、荷室を開けたときに取りたいのかで選び方が変わります。
サンシェードも実用品
夏の駐車や車中泊を考えるなら、TRJ240W専用サンシェードも候補になります。
汎用品は安く選べますが、フロントガラスとの隙間や収納時の大きさが気になることがあります。
車種専用品はFJのガラス形状に合わせて作られている商品が出ているので、ドラレコやルームミラー周辺との干渉も含めて商品説明を確認してください。
「使う回数が多いか」で考えると、満足度を判断しやすいですよ。
防犯パーツは早めに用意
外観を格好よくする前に、車を守る準備もしておきたいところです。
特にランドクルーザー系は車両価格が高く、用品やカスタムを追加すると車全体へかける金額も増えていきます。
ハンドルロックを組み合わせる
納車直後から使いやすいのがハンドルロックのような物理的な盗難対策用品です。
毎回取り付ける手間はありますが、車外から存在が見えやすく、電子的な対策とは別の手段を加えられます。
トヨタ純正アクセサリーとして扱われている製品もあるので、社外品だけに絞らず比較してみるといいでしょう。
ただし、ハンドルロック一つだけで盗難を防げると考えるのはおすすめしません。
鍵の保管場所、駐車場、防犯カメラ、追加セキュリティなどを重ねて考える方が現実的です。
ドラレコは駐車時も確認する
FJのアクセサリーには前後カメラや複数カメラのドライブレコーダーも設定されています。
社外ドラレコを選ぶなら、走行中の画質だけでなく駐車監視を使うのか、電源をどこから取るのか、バッテリーへの負担をどうするかまで確認します。
納車直後に付けるなら、他の電装品と一緒に配線位置を考えておくと後からやり直しにくくなります。
防犯は一つに任せない
ランドクルーザーFJのカスタムでは、タイヤやルーフラックのように見える部分へ目が行きやすいですが、防犯は目立たないところで効いてきます。
物理ロック、電子セキュリティ、鍵の管理、駐車場所の見直しなどは役割が違います。
そのため、一つの高額商品だけに全部を任せるより、複数の方法を重ねた方が考え方としては分かりやすいです。
防犯用品を付けても盗難リスクがゼロになるわけではないため、「付けたから大丈夫」ではなく、日々の鍵管理や駐車環境まで含めて考えてください。
外観カスタムの選び方
実用品と防犯を用意したら、いよいよFJらしい見た目を楽しむカスタムです。
ランドクルーザーFJはノーマルでも角張ったボディと張り出したフェンダーが印象的なので、全部を変えなくても十分雰囲気が出ます。
純正カスタムから考える
トヨタはランドクルーザーFJに、デカールやモールパネルを組み合わせるPlayfulセット、ARB製外装用品、MODELLISTA用品を用意しています。
(出典:トヨタ自動車「ランドクルーザー、新型車“FJ”シリーズを発売」)
デカールなら雰囲気を変えやすい
フード、サイド、スペアタイヤへ貼るデカールは、ボディの形を変えずに印象を変えられます。
ただ、デカールは機能を上げる装備ではありません。
見た目が気に入ったときに選ぶパーツなので、予算が限られているなら実用品のあとで十分です。
MODELLISTAは街乗りにも合う
MODELLISTAにはフロントバンパーガード、アンダーカバー、フードガーニッシュ、シグネチャーイルミ、オーバーフェンダーなどが設定されています。
純正の無骨さを残しながら、街中で映える見た目へ寄せたい人には候補になるでしょう。
一方、外装部品によっては全長や全幅、地上高に変化が出るものがあります。
立体駐車場、縁石、雪道、急なスロープをよく使う人は、見た目だけでなく普段の道路環境まで想像しておきたいところです。
純正オプションを含めた選び方は、ランドクルーザーFJのおすすめオプションと丸目仕様でもまとめています。
社外外装は適合情報を見る
ランクルFJの社外パーツは、発売後から少しずつ選択肢が増えています。
ただし、ここで一番気を付けたいのは「FJ」という名前だけで検索しないことです。
旧型のFJクルーザーとは別車種なので、商品名にFJクルーザーと書かれているだけでは新しいランドクルーザーFJへ装着できません。
新型ランドクルーザーFJは型式TRJ240Wへの適合が明記されているかを確認してください。
とくにバンパー、足回り、マフラー、ホイールのように車体寸法や走行へ関わる部品は、通販の商品名だけで判断しない方が安心です。
カスタム画像は方向性を見る
「ランクルFJ カスタム 画像」で探すと、タイヤを太く見せた仕様、ルーフラックを載せた仕様、街乗り寄りの仕様などいろいろ出てきます。
画像を見るときは、パーツを一個ずつ真似するより「自分はどの方向が好きか」を見るのがおすすめです。
オフロード寄り、アウトドア寄り、純正プラス、街乗り寄りでは、選ぶタイヤや外装がかなり変わります。
スマートフォンに気になるFJの画像を数枚保存して、共通している部分を見てみると自分の好みが分かりやすいですよ。
タイヤとホイールは慎重に
ランドクルーザーFJで外観を大きく変えたいなら、タイヤとホイールは効果の大きいカスタムです。
ただ、見た目だけで決めると乗り心地、騒音、燃費、雪道性能、車体との干渉などへ影響する可能性があります。
純正サイズを基準に考える
FJのVXは265/60R18タイヤと18インチアルミホイールが標準なので、まず純正状態で乗って感触を知るのも悪くありません。
社外ホイールへ替える場合は、直径だけでなく幅、インセット、穴数、PCD、ハブまわり、ナット形状、ブレーキとの干渉まで適合確認が必要です。
「18インチだから付く」という選び方では足りません。
タイヤは使う場所で決める
見た目をオフロード寄りにしたいと、ゴツいパターンのタイヤへ目が行きます。
確かにFJの四角いボディにはよく似合いますが、舗装路での走行音や乗り心地、重量、燃費へ影響する場合があります。
通勤が9割で林道へほとんど行かないなら、見た目だけで極端なオフロードタイヤを選ぶ必要はないでしょう。
反対に、キャンプ場まで未舗装路を走る、雪道を頻繁に走る、砂利道へ入る機会が多いなら、用途に合うタイヤへ替える意味が出てきます。
雪道は冬タイヤを優先する
ランドクルーザーFJはパートタイム4WDですが、4WDだから夏タイヤのまま雪道を安全に走れるわけではありません。
雪の降る地域では、カスタム用の夏ホイールより冬用タイヤの予算を先に確保した方が実用的です。
私も雪国でランクルに乗っていますが、四輪駆動の安心感とタイヤが路面をつかむ力は別に考えるべきだと思っています。
FJの駆動方式や雪道での使い方は、ランドクルーザーFJの4WD性能と雪道での走り方も参考にしてください。
見た目と乗り味を両方見る
タイヤ外径を大きくしたりホイールを替えたりすると、車高が高く見えたり足元に迫力が出たりします。
しかし、タイヤが重くなると発進やブレーキ時の感覚が変わることもありますし、路面からの入力も変化します。
タイヤショップやカスタムショップで実車装着例があるなら、サイズだけでなく使用感まで聞いておくとイメージしやすいです。
純正サイズを基準に、H/T・A/T・冬タイヤの違いやおすすめ銘柄を比較しておくと、見た目だけで選ばず用途に合うタイヤを判断しやすくなります。
リフトアップは後からでいい
ランクルFJをさらに四駆らしい姿へしたい人は、リフトアップも気になると思います。
ただ、足回りは見た目だけでなく車の動きに関わるため、納車してすぐ勢いで決めるより、ノーマル状態を知ってから進める方が納得しやすいです。
リフトアップの目的を決める
リフトアップには、外観を変えたい、障害物との余裕を増やしたい、大きめのタイヤを合わせたいなど複数の目的があります。
目的が見た目だけなら、必要以上に車高を上げる必要はありません。
逆にオフロードを走るためなら、車高だけでなくサスペンションの動き、タイヤ、下回り保護までセットで考える必要があります。
「何インチ上げると格好いいか」から始めるより、「どこを走るために何が必要か」で決める方が失敗しにくいです。
乗り心地と直進性も変わる
サスペンションやスプリングを交換すれば、車の姿勢や動き方も変わります。
リフト量や部品構成によっては、乗り心地、ハンドルの感触、アライメント、タイヤの減り方などへ影響が出る可能性があります。
家族が普段から乗るFJなら、運転する人だけではなく助手席や後席の快適性も見ておきたいですね。
施工を決める前に、部品・工賃・アライメントを含むリフトアップ費用と注意点を確認しておくと、純正のまま乗る場合と具体的に比較しやすくなります。
見た目は最高でも、家族から「前より揺れる」と言われると毎日の満足感は下がってしまいます。
車検と構造変更も確認する
車高や車体寸法が変わるカスタムでは、保安基準に適合することが前提です。
装着する部品や変更量によっては構造等変更の手続きが関係するため、「この部品は車検対応と書いてあるから何を組み合わせても大丈夫」とは考えない方がいいでしょう。
リフトアップ、タイヤ、オーバーフェンダーなどを同時に変更するなら、完成後の寸法と装着状態まで見たうえで進める必要があります。
足回りや車体寸法に関わるカスタムは、部品単体ではなく完成した車両全体が保安基準へ適合するかを確認して進めてください。
バンパーと下回りを守る
FJを林道やキャンプ場の荒れた道へ持ち込むなら、外観を飾るだけでなく車体を守るカスタムも候補になります。
トヨタ純正用品としてARB製品が用意されている点は、ランドクルーザーFJらしいところです。
ARBのスキッドプレート
ARBのスキッドプレートは、オフロードで岩や深いわだちなどから車両下部を保護するためのFJ専用部品として設定されています。
街乗りだけなら必須とは言えませんが、未舗装路へ入る機会が多い人には目的がはっきりしたパーツです。
ロックレールは側面を守る
ARBのロックレールは、岩などへ接触したときにドアパネルやサイドシルへのダメージを減らすことを目的とした構造です。
また、ルーフラックへ荷物を載せるときの足掛かりとして使える踏み板も備えます。
ただし、重量のある外装品を追加すれば車両全体の重さも増えます。
オフロードへほとんど行かない人なら、見た目のためだけに必要かは一度考えてみてもいいでしょう。
バンパー交換は寸法を見る
バンパーやガード類はFJの印象を一気に変える一方、前後の張り出しや最低地上高へ影響する場合があります。
特に自宅の駐車場に輪止めがある、急な坂へ入る、冬に雪が多い地域を走る人は注意したいところです。
見た目の迫力が増しても、毎朝自宅の出入りで擦るようでは楽しくありません。
商品画像だけで決めず、装着後の全長や下方向への出幅を確認してから選んでください。
ルーフラックは用途で決める
ランドクルーザーFJとルーフラックの組み合わせはかなり似合います。
キャンプ用品や長尺物を載せる人には実用性もありますが、使わない人にとっては高さと重量が増える装備でもあります。
純正ARBラックも選べる
トヨタ純正用品として用意されるARBルーフラックは、FJ専用の選択肢として分かりやすい存在です。
公式案内では耐荷重40kgとされているため、載せる荷物の重さを確認しながら使う必要があります。
高さが増えることを忘れない
FJの全高は1,960mmなので、もともと背の低い車ではありません。
そこへルーフラックや荷物を載せると、立体駐車場、屋内駐車場、洗車機、低い枝などへの注意が増えます。
普段使う駐車場の高さ制限がギリギリなら、見た目だけでルーフラックを付けない方がいい場合もあります。
また、荷物を高い位置へ載せるので、積み降ろしのしやすさも確認してください。
まず荷室で足りるか試す
FJは2列シート5人乗りで、後席を倒せば荷室を広げられます。
そのため、キャンプへ行くからすぐルーフラックが必要とは限りません。
一度荷室だけで出かけてみて、「あとテント一つ分だけ載らない」「長い道具だけ置き場がない」と分かってから追加しても遅くありません。
カスタムは不足が分かってから足す方が、使わない装備を減らせます。
内装カスタムは使いやすさ重視
外観ほど写真映えしませんが、毎日触れるのはむしろ内装です。
FJ用品を選ぶときは、豪華に見せることより、物を置きやすい、汚れを落としやすい、操作を邪魔しないという視点が役立ちます。
インテリアパネルは少しずつ
社外品ではエアコン吹き出し口、シフトまわり、ドアまわりなどへ貼るパネル系用品も出ています。
手軽に雰囲気を変えられる反面、光沢のある素材は日差しが反射したり、指紋が目立ったりすることもあります。
内装全体を一度に貼るより、気になる場所を一つ付けて質感を見るくらいでもいいでしょう。
両面テープで固定する部品は、取り外したときに跡が残らないかも確認しておきたいです。
スマホ用品は視界を邪魔しない
スマートフォンホルダーや小物トレイは便利ですが、運転中の視界やスイッチ操作を邪魔しない位置へ付ける必要があります。
特にエアコン吹き出し口へ固定するタイプは、送風方向やルーバーへの負担も見ておきましょう。
まず納車後に何日か乗って、「ここに置けたら便利」と感じた場所へ追加する方が自然です。
アウトドア用品は汚れ対策
キャンプ、釣り、スキーなどで使うなら、内装カスタムは見た目より汚れ対策が効いてきます。
濡れたウェアや泥の付いた道具をそのまま載せるなら、防水性のあるマット、収納ケース、荷物を固定するベルトなどが役立ちます。
車内をきれいに保てると、遊びに使うときも「汚したくないから載せるのをやめよう」となりにくいです。
ランドクルーザーは使ってこそ楽しい車なので、汚れを恐れるより掃除しやすい状態にしておく方が私には合っています。
社外パーツは型式を確認
ランドクルーザーFJ用の社外パーツは今後さらに増えていくはずですが、発売直後ほど適合確認が重要です。
同じ「ランクルFJ」という検索結果でも、旧FJクルーザー、プラド、250用の商品が混ざることがあります。
TRJ240W表記を確認する
新しいランドクルーザーFJの型式はTRJ240Wです。
商品ページでは、車名だけでなく型式、年式、グレード、純正装備との同時装着条件まで確認してください。
特に発売直後は商品名に検索用の言葉が大量に入っていることがあり、タイトルだけでは本当に専用品か判断しにくい場合があります。
寸法図、取り付け写真、適合表が用意されている商品ほど確認しやすいです。
旧FJクルーザー用と混同しない
ここは本当に大事です。
2000年代から販売されたFJクルーザーと、2026年発売のランドクルーザーFJは別の車です。
名前が似ているため通販検索では両方の商品が並ぶことがありますが、エンジン、ボディ、足回り、内装形状などが違います。
「FJ用」とだけ書かれた商品は、新型FJ用なのかFJクルーザー用なのかを必ず見分けてください。
通販では「ランドクルーザーFJ TRJ240W 2026年5月以降」のように、車名だけでなく型式と年式まで入れて探すと旧FJクルーザー用品が混ざりにくくなります。
保証条件も先に確認する
社外パーツを付けたから車両保証がすべてなくなる、と単純に考える必要はありませんが、故障箇所と改造内容の関係によって扱いが変わることがあります。
エンジン、電装、サスペンションなどへ影響する部品を付けるときは、施工前に保証条件や点検入庫時の扱いを確認しておいた方が安心です。
また、販売店によって入庫時の確認方法が異なる場合もあるため、「車検に通る予定だから販売店も必ず問題ない」と決めつけない方がいいでしょう。
純正へ戻す可能性がある部品なら、外した純正品を保管しておくのも一つの方法です。
失敗しやすいカスタム例
カスタムに正解はありませんが、あとから後悔しやすい進め方には共通点があります。
高い部品を買う前に、自分がどこで失敗しそうかを知っておくだけでもかなり違います。
納車前に全部決めてしまう
納車待ちの時期は一番テンションが上がるので、SNSやカスタム画像を見るたびに欲しい物が増えます。
でも、実車へ乗る前には「どこが使いにくいか」がまだ分かりません。
収納が足りないと思っていたのに十分だったり、大きいタイヤが欲しかったのに純正の乗り心地が気に入ったりすることもあります。
納車前に必要なのは、傷防止や防犯など初日から意味がある用品を中心にして、残りは乗ってから決めるくらいで十分です。
価格だけで社外品を選ぶ
同じように見えるパネルやマットでも、固定方法、厚み、素材、縁の処理、フィッティングは商品ごとに違います。
数千円安いことだけで選び、すぐ浮いたり外れたりすれば結局買い直しになります。
レビューを見る場合も、旧FJクルーザーや別車種のレビューが混ざっていないか確認してください。
発売直後の新型車ではレビュー件数自体が少ないので、適合写真やメーカー情報も合わせて見る方が判断しやすいです。
見た目だけで足回りを変える
大径タイヤ、リフトアップ、オーバーフェンダーはFJの雰囲気を大きく変えます。
ただ、これらは車の寸法や乗り味へ関わるので、ステッカーや収納用品とは同じ感覚で選べません。
駐車場に入るか、タイヤが干渉しないか、ハンドルをいっぱいに切れるか、家族が乗って疲れないかまで考える必要があります。
カスタム画像では見えない部分ほど、普段の満足感を左右します。
純正部品を捨ててしまう
外した純正ホイールや外装部品は、保管場所に余裕があるならすぐ処分しない方がいい場合があります。
売却するときに純正状態へ戻したい、社外部品が傷んだ、車検や点検で戻す必要が出た、といった場面で使えるからです。
大きな部品は場所を取るので全部を残すのは難しいですが、戻す可能性が高い部分だけでも考えておきましょう。
予算別の進め方
ランドクルーザーFJのカスタムは、数千円の小物から数十万円単位の外装・足回りまで幅があります。
そこで金額だけではなく、納車からの段階で考えると使わないパーツを買いにくくなります。
| 段階 | 優先したいもの | 考え方 |
|---|---|---|
| 納車直後 | マット・傷防止・防犯 | 最初の日から効果がある用品を選ぶ |
| 乗り始め | 収納・荷室・サンシェード | 不便を感じた場所へ追加する |
| 使い方が固まった後 | タイヤ・ホイール・ラック | 街乗りやアウトドアの比率で決める |
| さらに楽しみたい段階 | リフトアップ・外装・下回り | 車検や乗り味への影響まで確認する |
最初から完成形を目指さない
FJはカスタムパーツが似合うので、納車された瞬間に完成させたくなります。
でも、カスタムは完成させることより、使いながら変えていく過程も楽しみの一つです。
一年目はノーマルに近い状態、二年目にタイヤ、三年目にラックという進め方でも全く遅くありません。
むしろ変化が分かるので、一つのパーツを付けた満足感は大きくなるかもしれません。
自分が毎日見る場所へ使う
他人から見える外装だけがカスタムではありません。
運転席から毎日触れる部分、荷物を積むたび使う部分、洗車のたび気になる部分へお金を使うのも立派なカスタムです。
私はランクルに乗っていると、派手な変更より「これ付けておいて良かった」と何度も感じる用品の方が結局愛着につながると思っています。
あなたがFJを使う一日の中で、どこを一番便利にしたいかを考えてみてください。
ランドクルーザーFJカスタムのよくある質問
最後に、ランドクルーザーFJのカスタムや社外パーツ選びで出やすい疑問へまとめて答えます。
Q1. ランクルFJは最初に何をカスタムする?
A. 最初はフロアマット、ラゲージマット、傷防止用品、防犯用品など、納車直後から役立つものがおすすめです。
タイヤやリフトアップのような走行に関わる変更は、純正状態でしばらく乗ってからでも遅くありません。
Q2. ランクルFJの社外パーツはもう買える?
A. 2026年発売のTRJ240W専用品として、フロアマット、サンシェード、内装用品、ホイール、吸気系やマフラーなど社外品の選択肢が出始めています。
ただし発売直後は開発中や適合確認中の商品もあるため、購入時点で型式、年式、グレードへの正式な適合を確認してください。
Q3. 旧FJクルーザーのパーツは流用できる?
A. 基本的に「FJ」という名前だけで流用できるとは考えない方がいいです。
旧FJクルーザーと2026年発売のランドクルーザーFJは別車種なので、商品メーカーがTRJ240Wへの適合を示している部品だけを候補にしてください。
Q4. リフトアップすると車検に通らない?
A. リフトアップしただけで一律に車検へ通らなくなるわけではありません。
ただし車高や車体寸法、装着部品、変更内容によって構造等変更の手続きや保安基準への適合確認が必要になるため、組み合わせた状態で確認することが大切です。
Q5. カスタムするとリセールは下がる?
A. 必ず下がるとは限りませんが、付けたパーツ代がそのまま査定へ上乗せされるとも限りません。
将来の売却も考えるなら、純正へ戻せるカスタムにして外した純正部品を残し、自分が使って満足できるパーツを選ぶ方が納得しやすいです。
FJカスタムのまとめ
ランドクルーザーFJは、ノーマルのままでも十分に完成度が高く、そこから自分の生活に合わせて変えていけるのが面白い車です。
納車直後から大がかりな変更をするより、私は傷防止、収納、荷室、防犯など日常で効果を感じやすい用品から始めることをおすすめします。
そのあとに「もっとアウトドアで使いたい」「もう少し足元を無骨にしたい」「荷物を屋根へ載せたい」と感じたら、タイヤ、ホイール、ルーフラックへ進めばいいでしょう。
リフトアップ、バンパー、オーバーフェンダーなどは見た目の変化が大きい一方、車検、車体寸法、保証、乗り心地への影響も確認する必要があります。
格好いいから付けるのではなく、格好よさに加えて自分の使い方にも合っているかを見ること。
これがランクルFJのカスタムで後悔を減らす一番大事な考え方だと思います。
- 最初はマットや傷防止用品から始める
- 防犯用品は納車前から用意する
- 社外品はTRJ240Wへの適合を確認する
- タイヤと足回りは乗り味まで考える
- 外した純正部品は戻す可能性も考えて保管する
- 必要になったパーツを少しずつ足していく
FJは「完成した一台を買って終わり」ではなく、乗りながら自分仕様へ育てていく楽しさが似合うランドクルーザーです。
あなたなら、最初の一個に何を選びますか。