こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
150プラドにルーフラックを付けたり、キャンプ道具を屋根へ載せたりするようになると、次に気になってくるのがリアラダーです。
リアにラダーが付いた四駆はかなり雰囲気が出ますし、私も150プラドオーナーとして、あの後ろ姿にはちょっと惹かれるものがあります。
ただ、リアラダーは見た目だけの飾りではなく、人が実際に足を掛けて使うパーツです。
しかもバックドアへ取り付ける製品が多いため、固定方法、使用荷重、ボディへの傷、バックドアガラスの開閉、洗車、後方視界まで確認したうえで選びたいところ。
ルーフへ頻繁にアクセスするなら便利ですが、ほとんど登らないなら常設する必要があるのかまで考えてから買うのが、私のおすすめです。
この記事では、150プラドのリアラダーについて、取付方法、選び方、車検、バックドアへの影響、背面タイヤキットとの違いまで順番に見ていきます。
記事のポイント
- 150プラドにリアラダーが向く使い方
- 挟み込みやボルトオンなど取付方法の違い
- バックドアや洗車への影響と注意点
- 車検や背面タイヤ化まで含めた確認ポイント
150プラドにリアラダーは必要か
リアラダーを検討するときは、まず「付けられるか」ではなく「どのくらい使うか」から考えると判断しやすくなります。
ルーフラックを使う頻度によって、実用品になる人と、ほぼ外装カスタムになる人がはっきり分かれるパーツだからです。
便利になる使い方
リアラダーが特に便利なのは、ルーフラックへコンテナ、キャンプ用品、濡れた道具などを頻繁に積み下ろしする人です。
150プラドはもともと車高があるため、地面からルーフ上の荷物へ手を伸ばすだけでは、中央付近まで届きにくい場面があります。
ラダーがあれば足場を一段ずつ確保でき、ルーフ上の固定ベルトを確認したり、ラック奥側へ手を伸ばしたりしやすくなります。
特に大きなルーフラックを使うなら、150プラド用リアラダーとラックを別々に選ぶのではなく、実際の昇降動線までセットで考えたいですね。
見た目目的なら慎重に
一方、ルーフへほとんど荷物を載せないなら、リアラダーの実用性はかなり小さくなります。
もちろん、オーバーランド仕様や無骨な四駆スタイルが好きで、外観を変えるために装着するのも車の楽しみ方の一つです。
ただし、見た目だけで付けても、洗車の手間、ボディとの接触部、バックドアへ追加される重量などは残ります。
「格好いいから欲しい」に加えて、「実際に月何回くらい登るのか」まで想像してみると、常設する価値を判断しやすくなります。
ルーフ積載と相性がいい
リアラダー単体より、ルーフラックやルーフボックスをすでに使っている人の方が恩恵を感じやすいでしょう。
150プラドのルーフ積載にはベースキャリア、ラック、プラットフォーム、ボックスなどがあり、使う用品によってアクセスしたい場所も変わります。
まだルーフ側の仕様が決まっていないなら、先に150プラドのルーフラック選びと積載方法を決めてからリアラダーを選ぶ方が無駄がありません。
タイヤや外装まで含めた全体の方向性から決めたい場合は、150プラドのカスタム完全ガイドも合わせて見ると、パーツ同士の方向性を合わせやすいですよ。
購入前に確認したい適合
150プラド用と書かれているリアラダーでも、年式や取付位置、バックドアまわりの装備によって条件が異なります。
注文前に自分の車両を実際に見ながら確認しておきましょう。
バックドアとガラスの開閉
150プラドで特に見逃したくないのが、横開きのバックドアとバックドアガラスの使い勝手です。
リアラダーはバックドアへ固定するため、製品形状によってはガラスハッチの開閉に影響する場合があります。
逆にバックドアとガラスの両方を開けられるよう設計された150プラド専用品もあります。
普段ガラス部分だけを開けて荷物を出す人は、リアラダー装着後も同じ使い方ができるかを必ず確認してください。
前期中期後期の適合
150プラドは販売期間が長いため、「150系用」という表記だけで判断しない方が安心です。
例えば現在販売されている4x4 Engineering ServiceのリアラダーTLP-C01は、中期・後期に当たる2013年9月以降を適合車種としています。
つまり、150系という車名が一致していても前期まで自動的に適合するわけではありません。
初度登録年月、型式、装着済みのリアスポイラーや外装用品まで確認したうえで、製品メーカーの最新適合表と照合しましょう。
灯火とカメラを隠さない
リアラダーは後方へ追加する部品なので、テールランプ、ナンバープレート、バックカメラなどとの位置関係も見ておきます。
特に太いパイプや大型プレートを備えた製品では、運転席から見たときだけでなく、後続車から灯火がきちんと確認できるかまで意識したいところです。
中古品や汎用品では、完成写真だけでなく、自分の車へ装着したときの位置を確認してください。
リアラダーの取付方法を比較
リアラダーは見た目が似ていても、ボディへの固定方法には違いがあります。
取付方法は傷の入りやすさやDIYの難易度だけでなく、後から純正状態へ戻しやすいかにも関わります。
| 取付方法 | 特徴 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 挟み込み式 | バックドア上下などへ固定 | 保護材・締付状態・接触位置 |
| ボルトオン式 | 指定位置へボルトで固定 | 加工の有無・締付トルク |
| 穴あけ加工式 | 車体へ加工して固定 | 防錆・防水・純正戻し |
挟み込み式
150プラド向けでは、バックドア上部と下部をブラケットで挟み込むように固定する方式があります。
車体へ大きな穴を開けずに取り付けられるのが魅力ですが、「穴を開けないからボディへ影響がない」という意味ではありません。
締め付けが不足すれば使用中にずれる可能性があり、反対に締め過ぎればドア側へ無理な力をかけることがあります。
保護ゴムや保護シートを指定位置へ入れ、メーカーが示す方法で固定することが大切です。
ボルトオン式
既存の固定部や専用ブラケットを利用し、ボルトやナットで装着する製品もあります。
ボルトオンという言葉だけを見ると簡単そうですが、バックドアの内装やモールを一部外したり、二人で位置を合わせたりする製品もあるので注意してください。
また、ラダーへ人の体重が掛かる以上、家具を組み立てる感覚で「だいたい締まっていれば大丈夫」と考えるのは避けたいところです。
穴あけ加工式
製品によっては車体側へ穴あけや追加加工が必要になる場合があります。
穴を開けると、取付位置の精度だけでなく、防水、防錆、塗装面の処理まで必要です。
将来リアラダーを外したときにも加工跡が残るため、売却時に純正へ戻す予定がある人ほど慎重に考えたい方法でしょう。
DIY前に見るポイント
DIYするなら必要工具、締付方法、作業人数、保護材、バックドアの保持方法まで説明書で確認してください。
重量のあるラダーを片手で支えながら位置を合わせるような作業は、ボディへ当てて傷を入れる原因にもなります。
人が乗る部品なので、取付説明書を読んでも作業手順に不安が残るなら、価格だけを理由に無理なDIYをしない方がいいですよ。
選ぶ基準は耐荷重と動線
リアラダーはデザインだけで比較すると似た製品に見えますが、実際に使うとステップ幅や位置の違いがかなり効いてきます。
私は「登れるか」ではなく「安全に上り下りしやすいか」で選びたいです。
使用荷重を確認する
最初に確認したいのが、メーカーが想定している使用荷重です。
使用荷重が明記されていない商品では、自分の体重を掛けてよいのかすら判断しにくくなります。
4x4 Engineering Serviceの150プラド用リアラダーでは、取扱説明書に使用荷重80kgを想定して設計していることが明記されています。
ただし、この数値は他社製品へそのまま当てはめられるものではないため、購入する製品ごとに確認してください。
ステップ形状を確認する
ラダーへ登るときは、パイプの太さ、足を載せられる幅、段と段の間隔、滑り止めの有無も重要です。
細い靴なら問題なくても、キャンプ用のブーツや冬靴では足元の感覚が変わります。
雨、泥、雪が付着した状態ではさらに滑りやすくなるため、デザイン性の高い細いステップほど実際の踏みやすさも確認したいですね。
素材と防錆を見る
リアラダーは一年中雨や紫外線にさらされるので、素材と表面処理もチェックしたい部分です。
ステンレス、スチール、アルミなどで重量や錆への向き合い方が変わり、塗装品では傷から腐食が進む可能性もあります。
特に雪国や融雪剤が使われる地域では、冬が終わったあとも接合部やブラケット周辺を洗って状態を確認したいところ。
保護材の有無を見る
バックドアへラダーを挟み込むタイプでは、金属部品と塗装面を直接当てないためのゴムや保護シートが大切です。
車体用の保護フィルムを併用するときも、ラダーの取付位置やメーカー指定方法を邪魔しない範囲で使います。
フィルムを貼れば永久に傷を防げるわけではないので、砂や水分が入り込んでいないか定期的に見てください。
バックドアへの影響
150プラドのリアラダーは、人が登る便利さと引き換えに、バックドア側へ部品を追加するカスタムです。
購入するときはラダー本体だけでなく、そのラダーを受け止める車体側まで考えましょう。
重量とヒンジへの負担
ラダーを取り付ければ、その分だけバックドアへ常時追加重量が加わります。
さらに人が昇降するときには静止しているラダー本体とは異なる力が掛かるため、ラダーを手前へ強く引きながら登るような使い方は避けたいところです。
メーカー説明書でも、設計荷重を超えた使用や想定外の方向へ力を掛けることで、取付面、ヒンジ、ドアパネルなどを傷める可能性が示されています。
リアラダーへタイヤ、燃料タンク、工具箱などを追加で取り付けたい場合は、ラダーが人の昇降以外の積載を想定しているかを別途確認してください。
傷と擦れを防ぐ
ラダーとボディの間へ砂や細かな汚れが入り込むと、走行振動や開閉のたびに塗装面を擦る可能性があります。
取り付けた直後だけきれいでも、数か月後に外したら接触部分へ擦れ跡が残っていた、という状態は避けたいですよね。
洗車時や点検時にブラケット周辺を見て、保護ゴムのずれ、フィルムの浮き、塗装面の変化を確認しておくと安心です。
洗車機は製品条件を確認
リアラダーを装着すると、これまで普通に使っていた洗車機を利用できなくなる製品があります。
例えば4x4 Engineering Serviceの150プラド用製品では、ラダー装着状態で洗車機を使用しないよう取扱説明書に記載されています。
ブラシがラダーへ引っ掛かれば、ラダーだけでなくバックドア側へも大きな力が掛かる可能性があるためです。
普段ほぼ洗車機だけで手入れしている人にとっては、かなり大きな生活の変化かもしれません。
装備別に洗車機を使えるかの判断は、150プラドは洗車機に入る?サイズ・装備別の注意点を解説で詳しく解説しています。
ガラス開閉も製品で違う
リアラダーを付けてもバックドアガラスを開閉できる製品がある一方、形状によっては使用できなくなるものもあります。
4x4 Engineering ServiceのTLP-C01は、メーカーがバックドアとバックドアガラスの開閉が可能と案内しています。
さらに説明書では、装着後にバックドアやガラスと干渉していないことを確認し、ガラスが当たった状態で無理に閉めないよう注意されています。
このあたりは写真だけでは判断しにくいので、商品の説明書まで見る価値がありますよ。
出典:4x4 Engineering Service「150プラド用リアラダー取扱説明書」
後方視界と安全性を確認
リアラダーは車体後方の比較的大きな部品なので、装着前後で運転席から見える景色も確認しておきたいところです。
毎日の駐車や車線変更で使う視界を犠牲にしてまで装着するものではありません。
リアガラスの視界
ラダーの縦パイプや横ステップは、配置によってルームミラー越しの視界へ入ります。
バックカメラがあるから後ろを直接見なくてよい、というわけでもありません。
後続車、自転車、歩行者などを確認するときは目視とミラーも使うため、購入前に装着写真を車内側から確認できれば理想的です。
灯火とナンバーの見え方
リアまわりでは、テールランプやナンバープレートが周囲から確認できることも重要です。
ラダー本体だけなら問題なくても、あとからバッグ、スコップ、コンテナなどをラダーへ付けると見え方が変わることがあります。
ラダーへアクセサリーを追加するときは、その用品が本当に積載可能なのかに加え、灯火やナンバーを隠していないかも確認しましょう。
濡れたステップは滑る
ルーフへ荷物を載せる場面は、必ずしも晴れた昼間だけではありません。
雨の日、朝露が残るキャンプ場、泥道、雪のあとでは、ラダーのステップも滑りやすくなります。
両手で荷物を持ったまま登らず、まず自分が安定した姿勢を取ってから荷物を扱うのが基本です。
バックドアを開いた状態や半ドア状態でラダーへ乗るのも避け、製品メーカーが示す使用方法を守ってください。
リアラダーの車検と全長
150プラドへリアラダーを付けると、後方へ部品が追加されるため「全長が伸びたら構造変更になるのか」が気になると思います。
ここは一般的な寸法変更だけで単純に判断しないことが大切です。
ラダーは指定部品に含まれる
国土交通省が示す自動車部品装着時の取扱いでは、ラダーはルーフラックやグリルガードなどと同じく、指定部品の例として挙げられています。
そのため、ボルトなどによる一般的な固定方法で指定部品を装着した場合は、単純に「後ろへ3cm以上出たから必ず構造等変更検査」という判断にはなりません。
ただし、指定部品なら何をどう付けてもよいという意味でもありません。
リアラダーを装着した完成状態で、道路運送車両の保安基準に適合していることが前提です。
装着状態で確認する
同じリアラダーでも、取付方法を変更したり、別のキャリアやアクセサリーを組み合わせたりすれば完成状態は変わります。
さらに、ラダーへ別部品を恒久的に追加した場合まで、元のリアラダーと同じ扱いになるとは限りません。
商品名に使われる言葉だけで判断せず、実際の固定方法と完成後の状態を基準に考えてください。
出典:国土交通省 九州運輸局「自動車部品を装着した場合の構造等変更検査時等における取扱いについて」
駐車時の張り出しは残る
車検上の扱いとは別に、実際に車体後方へ張り出す部品が増えること自体は忘れないようにしたいです。
壁へバックで寄せるとき、自宅の駐車場でバックドアを開けるとき、狭い立体駐車場を使うときなどは、純正状態と感覚が変わります。
特にリアラダーへ別のアクセサリーを追加する場合は、一番後ろの位置がどこになるか実車で把握しておきましょう。
背面タイヤ化とは別に考える
「150プラド リアラダー」と一緒に検索されやすいのが、背面タイヤや背面タイヤキットです。
ただ、リアラダーとスペアタイヤキャリアは役割も荷重もまったく違うため、同じリアカスタムとして一括りにしない方が安全です。
国内仕様は床下スペアが基本
国内向け150プラドでは、スペアタイヤはリアドア背面ではなく車体後方の床下へ収納されています。
実車を下から見ると、マフラー付近の車体下側へスペアタイヤが収まっていることが分かります。
そのため、検索で見かける海外仕様風の背面タイヤスタイルを再現したい場合は、単純に純正タイヤをリアラダーへ載せ替える話ではありません。
背面タイヤキットの注意
タイヤとホイールは重量があるため、背面化するなら専用のスペアタイヤキャリアとして設計された部品が必要です。
ヒッチメンバーを利用するタイプ、専用バンパーやスイングキャリアへ載せるタイプなどが考えられますが、バックドアへ追加するリアラダーとは荷重の受け方が違います。
背面タイヤを追加すると、車体後方の重量、全長感、後方視界、ナンバーや灯火の見え方、バックドアへのアクセスも変わります。
「リアラダーが丈夫そうだからスペアタイヤも載せられるだろう」という使い方はしないでください。
リアラダーとの併用
背面スペアタイヤキャリアとリアラダーを両方使いたい場合は、それぞれが単体で付くかではなく、同時装着時に干渉しないかを見る必要があります。
バックドアの開く方向、タイヤキャリアのスイング方向、ラダーへ足を掛ける位置が重なれば、せっかく付けても使いにくくなります。
| 比較 | リアラダー | 背面タイヤキャリア |
|---|---|---|
| 主な目的 | ルーフへの昇降 | スペアタイヤの保持 |
| 掛かる荷重 | 人の昇降荷重 | タイヤ・ホイール重量 |
| 確認点 | 使用荷重・ステップ・固定 | 支持部・開閉・視界・灯火 |
| 兼用判断 | 製品メーカーが認める組み合わせか確認 | |
ルーフテントで使う場合
リアラダーの必要性が高くなりやすい装備の一つがルーフテントです。
ただし、ルーフテントを付ければ必ずリアラダーが必要というわけではありません。
積み下ろしが楽になる
ルーフテントや大型ラックでは、展開前の確認、カバーの脱着、固定具の操作などでルーフ側へ手を伸ばす場面が増えます。
そのため、ルーフテントを頻繁に使う人ほど、しっかりした足場を確保できるリアラダーのメリットを感じやすいでしょう。
一方、ラダーを使って登った先に安全に体を支えられる場所がないと、最後の一歩で姿勢が不安定になります。
ラダーだけを見るのではなく、ルーフラック上でどこへ手を置き、どこまで体を上げるのかまでイメージしてください。
昇降位置を先に決める
ルーフ上の荷物が車体右側へ集中しているのに、ラダーから上がる位置が反対側では使いにくくなります。
オーニング、ボックス、テント、コンテナなどを載せるなら、リア側から手を伸ばせる空間を残しておくことも大切です。
ラダーを先に買ってから積載レイアウトを考えるより、完成したルーフ仕様をイメージしてから取り付ける位置を決めた方が実用的ですよ。
子どもは登らせない
リアラダーは子どもから見ると、車に付いた大きな遊具のように見えるかもしれません。
しかし、人の昇降を想定した製品でも、子どもが遊ぶための設備ではありません。
家族でキャンプへ行く場合は、停車中でも勝手に登らないよう使い方を決めておきたいですね。
サイドアクセスも比較する
ルーフへのアクセス方法はリアラダーだけではありません。
150プラドにはサイドステップがあるため、ドアを開けた状態でステップを使い、ルーフ側へ手を伸ばす方法もあります。
荷物の固定確認だけなら横から届く場合もあるので、リアラダーを常設する前に普段の作業を実車で試してみるのもいいと思います。
150プラド向け製品の見方
リアラダーを比較するときは、ブランド名だけでなく適合、固定方法、使用条件を見てください。
ここでは具体例として、現在メーカー情報を確認できる製品の見方を紹介します。
4x4エンジニアリング
4x4 Engineering ServiceのTLP-C01は、150プラド中期・後期向けとして設定された専用品です。
SUS304ステンレス製で、メーカーはバックドアとバックドアガラスの開閉が可能と案内しています。
取扱説明書では使用荷重80kgを想定し、バックドア上下からブラケットで挟み込む固定方法が示されています。
さらに車体との接触部分へ保護ゴム板や保護シートを使用する構成なので、リアラダーを選ぶときに何を確認すればよいのかを見る教材としても分かりやすい製品です。
ただし、これは一例であって「80kgあればすべての人に十分」「この方式が必ず一番よい」という意味ではありません。
フルサイズとハーフを比較
150プラド用リアラダーには、バックドアの上下を広く使うタイプのほか、ガラス開閉や外観との両立を狙ったコンパクトなラダーもあります。
長いラダーは低い位置から足を掛けやすい一方、リアビューへ与える存在感も大きくなります。
ハーフタイプは外観を軽く見せやすいものの、最初のステップ位置が高ければ体格によって使いにくい可能性があります。
写真だけで「小さい方が便利」と決めず、最下段の高さと実際の昇降姿勢を確認してください。
注文前の確認項目
- 150プラドの年式と型式が適合しているか
- バックドアとガラスを開閉できるか
- 使用荷重がメーカーから明示されているか
- 穴あけやボディ加工が必要か
- 保護ゴムや保護シートが付属するか
- リアスポイラーなど既存部品と干渉しないか
- 洗車機を使えるか
- 灯火やナンバーの視認性を邪魔しないか
- ルーフラックへ自然にアクセスできる位置か
この条件を一つずつ埋めていけば、単に価格が安いリアラダーではなく、自分の150プラドで使いやすい製品を選びやすくなります。
装着後の点検と手入れ
リアラダーは取り付けた日に完成するカスタムではなく、使い続ける間の点検も重要です。
人の体重を預ける部品だからこそ、少し面倒でも定期的に見ておきたいですね。
締結部を定期点検する
走行振動、バックドアの開閉、ラダーの昇降を繰り返せば、固定部分には継続して力が掛かります。
取付直後だけでなく、使用開始後もボルトやナットの緩み、ブラケットのずれ、異音がないか確認してください。
ガタつきを感じた状態でそのまま登るのは避けましょう。
保護シートを確認する
保護フィルムやゴムがずれると、金属部品がボディへ直接当たる可能性があります。
ラダー本体だけを眺めるのではなく、上側ブラケット、下側ブラケット、ボディとの接触面まで覗いてみてください。
一度外して確認する場合も、再装着時はメーカー指定の位置や締付方法へ戻します。
冬は泥や雪を落とす
冬場は雪や泥がステップに残り、凍結するとかなり滑りやすくなります。
さらに道路の融雪剤が付着する地域では、パイプだけでなくボルトやブラケット周辺も洗っておきたいところです。
ルーフへ登る直前にステップを靴で軽く蹴って確認するだけでなく、目で凍結や泥の付着を確かめてから使ってください。
150プラドのリアラダーFAQ
Q1. リアラダーは車検に通る?
A. ラダーは指定部品の例に含まれていますが、取付方法や他の部品との組み合わせを含めた完成状態で保安基準へ適合していることが前提なので、「リアラダーなら何でもそのまま通る」とは考えず、装着状態を確認してください。
Q2. 穴あけなしで付けられる?
A. 穴あけ不要でバックドアを上下から挟み込む150プラド専用品もありますが、すべてのリアラダーが同じ方式ではないため、商品説明だけでなく取扱説明書まで確認してください。
Q3. ガラスは開けられる?
A. 製品によって異なり、バックドアガラスまで開閉できる150プラド用リアラダーもあれば使用に制約が出るタイプもあるため、普段ガラスハッチを使う人は購入条件として優先してください。
Q4. 背面タイヤも付けられる?
A. リアラダーは基本的に人がルーフへアクセスするための部品なので、スペアタイヤを保持できるとメーカーが明示していない製品へタイヤを追加せず、背面化したい場合は専用タイヤキャリアを別に考えてください。
Q5. リアラダーは必要?
A. ルーフラックやルーフテントへ頻繁にアクセスする人には便利ですが、屋根へほとんど登らない人では洗車や点検の手間が増える方が大きい場合もあるため、使用頻度から判断するのがおすすめです。
150プラドのリアラダーまとめ
150プラドのリアラダーは、ルーフラックやルーフテントへ頻繁にアクセスする人なら、見た目だけでなく実用性もしっかり感じられるカスタムです。
一方で、バックドアへ取り付ける以上、重量、傷、ガラス開閉、洗車、後方視界など純正状態では気にしなくてよかった部分まで確認する必要があります。
私なら最初にルーフへ何を載せるのかを決め、その次に「どこから登るのが一番使いやすいか」を考えます。
そこでリア側から頻繁に登る必要があると分かったなら、使用荷重と固定方法が明確な車種専用品を選びます。
格好いいリアラダーを選ぶこと以上に、何年使っても安心して足を掛けられるリアラダーを選ぶこと。
150プラドを家族との移動にもアウトドアにも使うなら、私はそこを一番大切にしたいですね。





