こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
150プラドのタイヤとホイールを外側へ出していくと、次に気になってくるのがオーバーフェンダーですよね。
私も150プラドに乗っていますが、フェンダーとタイヤの位置関係は数mm変わるだけでも見た目の印象がかなり違います。
ワイトレでタイヤを外へ出して、フェンダーぎりぎりのツライチに仕上がった150プラドは確かに格好いいです。
ただし、オーバーフェンダーを付ければ、タイヤやホイールを好きなだけ外へ出せるわけではありません。
車幅がどこまで変わったのか、タイヤやホイールがフェンダーから突出していないか、オーバーフェンダーが確実に固定されているかなど、別々に確認する必要があります。
特に「9mmオーバーフェンダーなら車検OK」「タイヤは10mmまで出ても大丈夫」といった情報は、その数字だけで判断すると話がズレやすいところです。
この記事では150プラド後期を中心に、9mmオーバーフェンダー、ラバーフェンダー、ワイトレ、ツライチ、車検の考え方を順番に見ていきます。
記事のポイント
- 150プラドの9mmオーバーフェンダーと車幅の考え方
- ワイトレでツライチを狙うときの注意点
- タイヤとホイールのはみ出しに関する車検基準
- ラバーフェンダーを含めた購入前の確認項目
フェンダー拡張の結論
150プラドでオーバーフェンダーとワイトレを組み合わせるなら、最初に「何mmの部品を付けるか」ではなく、完成後にタイヤとホイールをどこへ収めたいかを決めるのがおすすめです。
見た目だけを基準にワイトレを厚くし、あとからオーバーフェンダーを足して帳尻を合わせる方法では、車幅や突出、干渉までうまく収まらない場合があります。
フェンダーだけでは決まらない
オーバーフェンダーは、純正フェンダーより外側へ車体を広げる外装部品です。
そのためタイヤやホイールを外へ出したカスタムとの相性はいいのですが、フェンダーが外へ出たからといって、ワイトレ側の安全性や適合まで保証されるわけではありません。
車検では車体寸法と回転部分の突出を確認する一方、実際に安全に走るにはワイトレの適合、ナットの締結、タイヤの干渉、ハンドルを切った状態まで見ておきたいところです。
つまり「フェンダー」「タイヤ・ホイール」「ワイトレ」を一つの組み合わせとして考えるのが基本。
150プラドのオーバーフェンダー選びでは、見た目のツライチだけでなく、車幅・突出・固定・干渉・締結まで確認することが重要です。
150プラドのカスタム全体から順番を決めたい場合は、150プラドのカスタム完全ガイド|費用・車検・優先順位を解説もあわせて確認してみてください。
オーバーフェンダーの役割
150プラド用オーバーフェンダーには、純正フェンダーへ控えめに追加するタイプから、存在感の大きいワイドなタイプまであります。
検索すると特に多く出てくるのが、150プラド用の9mmオーバーフェンダーです。
9mmタイプの考え方
「9mmオーバーフェンダー」は、一般に純正フェンダーから片側約9mm外へ張り出すことを意図した商品で使われる表現です。
片側9mmずつなら、計算上は左右合計で約18mm車体が広がることになります。
ここで関係してくるのが車検証に記載された車幅です。
関東運輸局のQ&Aでは、使用過程車の寸法について、長さ±3cm、幅±2cm、高さ±4cmの許容範囲が示されています。
出典:関東運輸局「よくある質問 Q113 アフターパーツを装着した場合の寸法について」
そのため片側9mmという数字がよく注目されるわけですが、ここで「9mmと書いてある商品なら絶対に構造変更不要」と決めつけるのは避けたいです。
商品の公称値と装着後の実寸が完全に同じとは限らず、純正状態の車両にも製造上の差があります。
さらに取付状態やほかの部品によって車両の最外側が変わる可能性もあります。
左右合計で考える
幅±2cmという考え方は、片側だけ20mm出してよいという意味ではありません。
車検証に記載された車両全体の幅との差を見るので、片側9mmなら左右合計約18mm増えるという考え方になります。
だからこそ9mmという数字だけではなく、装着後に実際の車幅がどうなったかを確認したいところです。
「片側9mmだから必ず車検に通る」という保証ではありません。
寸法以外の保安基準へ適合していることも必要なので、車幅だけを見て判断しないようにしてください。
商品を探す場合は、150プラド用9mmオーバーフェンダーを候補にしながら、対応年式、取付方法、片側の張り出し量を確認すると選びやすいですよ。
ラバーフェンダーとの違い
もう一つ候補になるのが、柔らかい素材を使ったラバーフェンダーやフェンダーモールです。
樹脂製の専用オーバーフェンダーとは違い、必要な長さに合わせて取り付けやすい商品が多く、細かなフェンダー拡張に使われています。
ただし「柔らかいゴムだから何でもOK」というわけではありません。
走行中にはがれない固定方法になっているか、必要な範囲をきちんと覆っているか、鋭い部分ができていないかなどは確認が必要です。
特にワイトレでホイールを外へ出した状態を、申し訳程度のモールだけで覆うような組み合わせはおすすめしません。
装着後の完成状態で判断することが大切です。
少しだけフェンダー幅を補いたいなら、汎用ラバーフェンダーやフェンダーモールも候補になります。
車検で見る重要ポイント
150プラドのオーバーフェンダーで車検を考えるときは、「フェンダーの幅」だけを見ると分かりにくくなります。
私は大きく、車体寸法、タイヤ・ホイールの突出、部品そのものの取付状態に分けて考えるのが分かりやすいと思っています。
車幅の変化を確認する
まず確認するのが、オーバーフェンダーを装着したことで車幅がどれだけ変わったかです。
先ほど触れたように、使用過程車では車検証記載値に対して幅±2cmという許容範囲が示されています。
9mmタイプが注目される理由の一つは、左右へ同程度張り出した場合に計算上約18mmの増加になるためです。
ただ、車幅の許容範囲へ収まることと、タイヤの突出が認められることは別の話。
ここはかなり大事です。
車幅が許容範囲に収まっていても、タイヤやホイールがフェンダーから突出していれば別の問題になります。
タイヤの突出を確認する
国土交通省の細目告示では、直進姿勢で車軸中心を基準とし、前方30度・後方50度の範囲について、タイヤやホイールなどの回転部分が直上のフェンダーより外側へ突出していないことが基本とされています。
出典:国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第100条」
真上の一点だけ見て「フェンダー内だから大丈夫」と判断できない理由がここにあります。
前後方向へ一定の範囲を見て、フェンダーとタイヤ・ホイールの位置関係を確認する必要があります。
ホイールも対象になる
「ゴムのタイヤが入っていれば大丈夫」と考えてしまいがちですが、回転部分にはホイールやホイールキャップなども含まれます。
つまりタイヤがフェンダー内に収まっていても、リムやスポークがさらに外側へ張り出していれば確認が必要です。
社外ホイールではディスク形状によってリム幅やインセットから計算した位置よりスポークが外側へ出る場合もあるので、サイズ表だけでは判断しきれません。
確実な固定も確認する
オーバーフェンダーは車体へ追加する部品なので、走行中の振動や風圧で緩んだり脱落したりしないことも大切です。
ビス、ボルト、クリップ、両面テープなど製品によって取付方法は異なります。
ここで私なら、価格だけでなく150プラド専用品として固定方法まできちんと設計されているかを見ます。
特に大きなオーバーフェンダーでは部品そのものにも重さと空気抵抗があるため、貼っただけの状態では不安が残ります。
装着後に端が浮いていないか、タイヤと接触しないかまで見ておきたいですね。
10mmまで出せるのか
フェンダーについて調べていると、「タイヤは10mmまでならはみ出しても車検に通る」という説明を見かけることがあります。
この表現はかなり省略されているので、そのまま覚えない方がいいです。
タイヤ全部の話ではない
国土交通省の基準では、一定の条件を満たす乗用車のタイヤについて、サイドウォールにある文字や記号の突出部分、保護帯やリブなどに例外があります。
そのうち保護帯やリブなどについては、突出量が10mm未満であることが条件として示されています。
つまり「タイヤのトレッド面を10mm外へ出してよい」というルールではありません。
ホイールを10mm出してよいという意味でもありません。
ここを勘違いしてワイトレの厚さを決めてしまうと、完成後に思っていた基準と違うことになります。
「10mmまでOK」という数字を、ワイトレの厚さやホイールの突出へそのまま置き換えないでください。
タイヤ側面の文字や保護帯などに関する規定と、タイヤ・ホイール本体の突出は分けて考える必要があります。
ツライチは余裕を残す
見た目としてはフェンダーぎりぎりまでタイヤを出した方がツライチ感は出ます。
ただ、私は公道を走る普段使いの150プラドなら、写真で見て本当に1mm単位のツライチを狙う必要はないと思っています。
タイヤは銘柄が変われば同じ表記サイズでも実際の幅やサイドウォール形状が違うことがあります。
車高、アライメント、個体差でも位置は変化します。
だからこそ、フェンダーから少し内側へ収める余裕を持った方が、その後のタイヤ交換でも選択肢を残しやすいですよ。
ワイトレの基本を確認する
ワイトレは、正式にはワイドトレッドスペーサーと呼ばれる部品です。
ハブ側へスペーサー本体を固定し、そのスペーサー側のスタッドへホイールを取り付けることで、タイヤとホイールの位置を外側へ移動させます。
150プラドでツライチを狙うときには便利ですが、車体と路面の間で大きな力を受ける場所なので、見た目だけで商品を選びたくない部品でもあります。
厚さは最後に決める
ワイトレ選びでありがちなのが、「15mmと20mmなら20mmの方が迫力が出そう」というように、最初から厚さを決める方法です。
ですが実際には、現在のホイールサイズとタイヤ位置を基準に必要量を決める方が自然です。
まず現在のタイヤ・ホイールがフェンダーから何mm内側にあるのかを測ります。
次に希望する位置まで何mm動かしたいのかを考えます。
そのうえでオーバーフェンダーを装着するなら、完成後のフェンダー最外側まで含めて計算します。
ホイールのJ数やインセットによる位置の変化は、150プラドのホイールサイズ|PCD・J数・オフセット比較で詳しく解説しています。
| 確認する順番 | 見る内容 |
|---|---|
| 現在の位置 | タイヤ・ホイールと純正フェンダーの距離 |
| ホイール仕様 | J数・インセット・形状 |
| タイヤ仕様 | サイズ・実幅・サイドウォール形状 |
| フェンダー | 純正かオーバーフェンダー装着か |
| 希望位置 | どの程度内側へ余裕を残すか |
| ワイトレ | 最後に必要な厚さを決める |
品質と適合を優先する
ワイドトレッドスペーサーは、単純な金属の板に見える商品もあります。
しかし実際にはハブとホイールの間へ入り、車重や加速、減速、旋回時の力を受け続ける重要な部品です。
そのため私は、価格の安さだけで選ぶより、150プラドへの適合、素材、製造方法、取付方法、必要な締付管理が明確な製品を優先します。
PCDや穴数だけ一致していても、それで適合確認が終わるわけではありません。
ハブまわりの寸法、スタッドボルト、ホイール裏側との関係なども確認する必要があります。
通販で探す場合も、150プラド対応ワイドトレッドスペーサーの中から、車両型式とホイール側の条件まで確認できる商品を選びたいところです。
純正スタッドも確認する
ワイトレを取り付けるときに忘れやすいのが、車両側の純正スタッドボルトです。
ワイトレの厚さや構造によっては、純正スタッドの先端がスペーサー面より外側へ出る場合があります。
その状態でホイール裏側に逃げがなければ、ホイールがワイトレの取付面まで正しく密着しない可能性があります。
見た目では装着できていても、取付面が浮いていれば話は別です。
だからこそ「150プラド用と書いてあるワイトレ」と「今使っているホイール」の両方を見て判断する必要があります。
増し締めと点検も含める
ワイトレは装着して終わりではありません。
製品の取扱説明書に指定された締付方法と点検方法を守り、装着後も緩みや異常がないか確認して使う部品です。
ホイールナットについても同じで、締め付けは感覚ではなく車両や部品に指定された方法で管理したいですね。
150プラドの純正ホイールナットや締付管理については、150プラドのホイールナット|サイズと締付トルクを詳しく解説でもまとめています。
ワイトレとフェンダーの順番
オーバーフェンダーとワイトレを両方取り付ける予定なら、どちらから買うかも意外と重要です。
私なら先に完成形を決め、必要な寸法が分かってから両方を選びます。
先に完成位置を決める
例えば今のホイールが純正フェンダーより十分内側にあり、9mmオーバーフェンダーを付けたとします。
フェンダー側だけ9mm外へ広げれば、タイヤは見た目としてさらに奥へ引っ込んで見えます。
そこでワイトレを追加したくなるわけですが、最初からフェンダー幅にぴったり合わせて厚さを決める必要はありません。
タイヤ銘柄を変える可能性やアライメントの変化まで考え、少し余裕を持たせた方が使いやすいです。
逆にワイトレを先に購入し、想像以上にタイヤが外へ出たから大きなオーバーフェンダーを追加する流れでは、車幅まで大きく変わる可能性があります。
パーツを一つずつ買うより、タイヤ、ホイール、ワイトレ、フェンダーをまとめて考えた方が結果として無駄が少なくなります。
実車計測を優先する
同じ150プラド後期でも、装着しているホイール、タイヤ、車高、アライメントによってフェンダーとの位置は違います。
ネット上で「20mmでツライチだった」という例があっても、あなたの車で同じ位置になるとは限りません。
特に社外ホイールへ交換済みなら、インセットだけでかなり位置が変わっています。
さらにタイヤ幅を275や285などへ変更している車なら、純正265幅の装着例をそのまま使えません。
ワイトレの厚さを決める最後の基準は、装着写真ではなく自分の150プラドの実測値。
ここは面倒でも測っておきたいですね。
左右でフェンダーとの距離が同じとは限らないため、片側だけ測るのではなく4輪それぞれの状態を見ると判断しやすくなります。
後期型で確認したいこと
150プラド後期はカスタムパーツの選択肢がかなり多く、オーバーフェンダーやワイトレも多くの商品が販売されています。
その一方で「150プラド用」という表示だけでは足りない場合があります。
前期中期後期を確認する
オーバーフェンダーはボディ外板へ沿わせるパーツなので、タイヤ用品以上にボディ形状との適合が重要です。
150系は長期間販売されており、前期・中期・後期で外観が変更されています。
商品ページでは、対応する年式、型式、グレード、純正外装との組み合わせを確認してください。
特にサイドステップ周辺やバンパーとのつながりまで一体感を求めるタイプでは、フェンダー部分だけ合えばいいとは限りません。
タイヤサイズも一緒に見る
後期型だからこのワイトレ、という決め方もできません。
同じ後期でも17インチ、18インチ、19インチの純正仕様があり、社外ホイールならさらに組み合わせは増えます。
私のTX Lパッケージ マットブラックエディションは純正18インチですが、17インチへ変更してオールテレーンタイヤを履かせる人も多いですよね。
ホイール径そのものより重要なのは、J数、インセット、タイヤ幅、実際のサイドウォール位置です。
ワイトレを取り付ければ、その現在位置からさらにスペーサー分だけ外側へ動きます。
リフトアップ車も要確認
リフトアップすると車高は上がりますが、それだけでタイヤの突出問題が解消するわけではありません。
むしろ足回りの仕様変更によってアライメントが変わり、タイヤの上側位置が純正状態と変わることがあります。
さらに大径タイヤまで組み合わせているなら、ハンドルを切ったときの前後方向の干渉も見なければなりません。
駐車状態でフェンダーへ収まっている写真だけでは分からない部分です。
サスペンションが沈み込んだとき、段差を越えたとき、ハンドルを左右いっぱいまで切ったときなども考えて組み合わせたいですね。
ツライチで失敗しない方法
ツライチという言葉は分かりやすいのですが、実際の150プラドでは「何をフェンダーとそろえるのか」を考える必要があります。
タイヤの一番外側なのか、ホイールのリムなのか、スポークなのかによって見え方も基準も変わります。
真上だけを測らない
まず避けたいのが、フェンダー頂点の真上だけに糸を垂らしてワイトレの厚さを決める方法です。
目安として現在位置を知るには便利ですが、保安基準では前後方向にも確認範囲があります。
ホイールアーチは真円ではありませんし、オーバーフェンダーの張り出し量も全周で完全に同じとは限りません。
だからこそ真上でぎりぎりなら、前後の位置では外へ出る可能性があります。
タイヤ実幅を見る
同じ「265」や「285」というタイヤサイズでも、すべてのタイヤが全く同じ幅というわけではありません。
メーカーや銘柄、ホイール幅によってタイヤの実際の膨らみ方が変わります。
特に四駆向けのオールテレーンやマッドテレーン系は、ショルダー部分が大きく見える商品もあります。
今のタイヤでぎりぎりに合わせてしまうと、次のタイヤ交換で同じ表記サイズを選んだのに位置関係が変わることも考えられます。
ツライチを長く維持したいなら、タイヤ交換後の自由度まで少し残しておくと楽ですよ。
左右差も確認する
測定するときは前後だけでなく左右も見てください。
車両状態、足回り、アライメントなどによって、左右でフェンダーまでの距離が完全には一致しない場合があります。
片側だけを測ってぎりぎりのワイトレを選ぶと、反対側だけ外へ出るということも考えられます。
「右が入っているから左も同じ」という前提を外し、4輪それぞれ確認する方が確実です。
オーバーフェンダーの選び方
商品を購入する段階では、張り出し量以外にも見ておきたい項目があります。
150プラドは外装面積が大きいので、フェンダーは数mmの違い以上に車全体の印象を変えるパーツです。
9mmは純正風に向く
9mmクラスのオーバーフェンダーは、大幅にワイド化するというより純正フェンダーへ少し厚みを加えたい人に向いています。
後期150プラドのデザインを大きく崩さず、タイヤ・ホイールの存在感を少し高めたい場合には合わせやすいでしょう。
ただし、もともと大きく外へ出るホイールや厚いワイトレを収めたい人には、9mmでは足りない可能性があります。
そこでさらに幅の大きなフェンダーを選ぶなら、今度は車幅の変更量も増えるので、同じ感覚では考えられません。
ワイドタイプは迫力重視
張り出し量の大きいオーバーフェンダーは、150プラドの横幅を視覚的にもかなり大きくできます。
大径タイヤやリフトアップと組み合わせると、本格四駆らしい雰囲気は一気に増します。
しかし幅を広げるほど、構造等変更検査を含めた登録上の扱い、日常の車幅感覚、駐車スペースへの影響まで考える必要があります。
「タイヤを収めるためだけ」に大型フェンダーへ行くより、最初から完成後の車幅まで含めて選びたいパーツです。
ラバータイプは用途を見る
ラバーフェンダーは価格を抑えやすく、取り付ける長さや位置を調整しやすいのが魅力です。
一方で専用成形されたオーバーフェンダーほど純正ボディとの一体感が出ない商品もあります。
柔らかい素材でも、波打った状態や端が浮いた状態では見た目もよくありません。
私は家族で普段使いする150プラドなら、安さだけでなく経年でのはがれや固定方法まで確認して選びたいですね。
購入前に確認する項目
オーバーフェンダーとワイトレは、商品を注文する前の確認でかなり失敗を減らせます。
特にネット通販では「150プラド対応」の一文だけで買わず、実車側と商品側の寸法を照らし合わせてください。
現在の仕様を書き出す
最初に確認したいのは、自分の150プラドが今どのような仕様になっているかです。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 年式 | 前期・中期・後期と登録年月 |
| タイヤ | サイズ・銘柄・実際の張り出し |
| ホイール | J数・インセット・PCD・形状 |
| 足回り | 純正・リフトアップ・アライメント状態 |
| フェンダー | 純正状態の左右位置 |
| ワイトレ | 必要量・車両側とホイール側の適合 |
| 完成後 | 車幅・突出・干渉・締結状態 |
施工店には完成形を伝える
取付店へ依頼する場合は「ワイトレを付けたい」と部品名だけ伝えるより、「このタイヤとホイールで、車検を考慮しながらこの程度の位置へ出したい」と伝える方が話が早いです。
オーバーフェンダーも一緒に付ける予定なら、その商品情報まで先に共有しておきます。
すると必要なワイトレの厚さだけでなく、ホイール裏側の逃げ、フェンダーとの位置、タイヤ干渉まで一緒に確認しやすくなります。
購入後に持ち込んで「この組み合わせでは難しい」となるより、注文前に適合を確認する方が余計な出費も減らせます。
車検対応表示だけで決めない
パーツの商品ページに「車検対応」と書かれていると安心したくなります。
しかし車検は部品単体ではなく、実際に車両へ取り付けた状態で確認されます。
同じ部品でもタイヤ、ホイール、取付方法、車両状態が違えば完成状態も変わります。
特にオーバーフェンダーとワイトレは複数の部品を組み合わせるカスタムなので、「一つ一つが車検対応だから全部組み合わせても問題ない」とは限りません。
購入時は部品の表示を参考にしつつ、最終的には装着後の状態を基準に考えましょう。
部品名ではなく完成した150プラドを見る。
オーバーフェンダーとワイトレのカスタムでは、この考え方が一番分かりやすいです。
150プラドのオーバーフェンダーFAQ
150プラドのオーバーフェンダーやワイトレを購入する前に、特に気になりやすい疑問をまとめます。
Q1. 9mmなら車検に通りますか?
A. 9mmという商品表示だけで車検合格を保証することはできません。
片側約9mmなら左右合計の計算上は約18mmとなり、使用過程車の幅±2cmという許容範囲を考えるうえでは一つの目安になります。
ただし実際の車幅、取付方法、タイヤやホイールの突出などほかの条件も確認する必要があります。
Q2. タイヤは10mm出せますか?
A. タイヤのトレッド面を一律10mm外へ出してよいという意味ではありません。
国土交通省の基準では、一定条件のタイヤについてサイドウォールの文字や記号、保護帯やリブなどに関する例外があります。
ホイールやタイヤ本体の突出まで10mm認められると考えないようにしてください。
Q3. ワイトレは車検に通りますか?
A. ワイトレを装着しているという理由だけで一律に判断するのではなく、装着後の状態を見る必要があります。
タイヤやホイールがフェンダーから突出していないか、部品が確実に固定されているか、ほかの基準へ適合しているかを確認します。
見た目を優先して厚さを決めるのではなく、現在のホイール位置から必要量を計算するのがおすすめです。
Q4. ラバーフェンダーでも大丈夫ですか?
A. ラバー製だから使えないというわけではありませんが、素材だけで適否は決まりません。
必要な範囲を覆っているか、走行中に外れないよう固定されているか、装着後の車幅やタイヤの突出がどうなっているかを確認します。
ワイトレで大きく外へ出したホイールを、細いモールだけで無理に収めようとする考え方は避けたいところです。
Q5. 何mmのワイトレが最適ですか?
A. 150プラドだから一律に何mmが最適とは決められません。
ホイールのJ数とインセット、タイヤ幅、現在のフェンダーまでの距離、オーバーフェンダーの張り出し量によって必要な厚さが変わります。
前後左右を実測し、ホイール裏側やスタッドとの適合も確認してから決めてください。
150プラドのオーバーフェンダーまとめ
150プラドのオーバーフェンダーは、タイヤとホイールの存在感を高め、ワイドな四駆らしい外観へ仕上げられるカスタムです。
特に後期型では9mmオーバーフェンダー、ラバーフェンダー、ワイトレを組み合わせた仕様も多く、完成した姿を見るとやってみたくなりますよね。
ただし、フェンダーを外へ広げればタイヤの突出問題がすべて解決するわけではありません。
車幅、タイヤとホイールの突出、取付状態、ワイトレの適合、締結、タイヤ干渉まで一つずつ確認する必要があります。
特に覚えておきたいのは、9mmという数字と10mmという数字を、それぞれ万能な車検基準として扱わないことです。
9mmオーバーフェンダーは左右で約18mmという車幅変化を考えるうえで分かりやすいサイズですが、実車の完成寸法まで確認する必要があります。
タイヤの10mmについても、サイドウォールの一部に関する規定であり、トレッドやホイールを自由に10mm出せるという意味ではありません。
ワイトレについては、先に厚さを決めるのではなく、現在のタイヤとホイール位置を測ってから必要量を考えましょう。
ツライチぎりぎりへ寄せるより、タイヤ交換や車両状態の変化を考えて少し余裕を残した方が、普段使いでは付き合いやすいかなと思います。
- 9mmオーバーフェンダーでも装着後の実寸を確認する
- 車幅とタイヤの突出は別々に確認する
- タイヤの10mm規定をワイトレへ置き換えない
- ワイトレは現在のホイール位置を測ってから選ぶ
- ホイール裏側とスタッドの適合も確認する
- 前後左右のタイヤ位置を実車で確認する
- 取付後もナットやワイトレの状態を点検する
- 見た目だけでなく日常利用まで含めて完成形を決める
私も150プラドオーナーとして、タイヤがフェンダーの奥へ入りすぎているより、ほどよく外へ出たスタイルは格好いいと思います。
でも、あと数mmの見た目を追いかけた結果、車検や干渉、締結で気を使い続ける仕様になったら少しもったいないですよね。
あなたの150プラドを駐車場で見たときに格好よく、家族を乗せて走ったときにも不安なく使えること。
その両方がそろう位置を探すのが、オーバーフェンダーとワイトレを楽しむ一番いい落としどころだと思います。





