こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
150プラドのリフトアップを調べていると、サスペンション交換とは別に「ボディリフト」という方法が出てきます。
ボディリフトは、ラダーフレームを持つ150プラドだからこそ検討できるカスタムで、ボディとフレームの間にスペーサーを入れて車体上側を持ち上げる方法です。
大きめのタイヤを履かせたいときには魅力がありますが、「足回りを触らないなら簡単そう」と考えるのは少し危険なんですよ。
ボディを上げれば、ステアリングまわり、配線やホース類、バンパーの位置、ボディマウント、乗り降りの高さなど、確認する場所が一気に増えます。
さらに、1インチと2インチでは見た目だけでなく、車検や構造等変更検査を考えるうえでも話が変わってきます。
この記事では、150プラドのオーナー目線で、ボディリフトの構造、1インチと2インチの違い、費用、サスペンションリフトとの違い、車検、必要になる補正までまとめました。
「とにかく高くしたい」ではなく、大径タイヤを履きたいのか、見た目を変えたいのか、普段使いをどこまで残したいのかを先に考えるのがポイントです。
記事のポイント
- 150プラドのボディリフトの構造
- 1インチと2インチの違い
- ボディリフトにかかる費用の考え方
- 車検と構造等変更で確認するポイント
150プラドのボディリフトとは
まず知っておきたいのが、ボディリフトは一般的なサスペンションリフトとは車高を上げる仕組みそのものが違うということです。
この違いを理解すると、「自分にはボディリフトが必要なのか」がかなり見えやすくなります。
ボディとフレームを離す方法
150プラドは、ボディとラダーフレームが分かれた構造を採用しています。
ボディリフトでは、ボディマウント部分に専用のブロックやスペーサーを入れ、フレームに対してボディの位置を上へ移動させます。
簡単に言えば、足回りを伸ばして車全体を持ち上げるのではなく、フレームの上に載っているボディだけを少し持ち上げるイメージです。
そのため、サスペンションのスプリングやショックアブソーバーを交換しなくても、タイヤとフェンダーまわりの空間を広げられるのが特徴。
現在は150プラド用1インチボディリフトキットのように、車種専用としてスペーサーやボルトを組み合わせた商品も販売されています。
ボディリフトは「サスペンションを伸ばす」のではなく、「ボディをフレームから離して上げる」カスタムです。
足回りの位置は変わらない
ここはボディリフトで一番勘違いしやすいところです。
ボディを1インチや2インチ上げても、ボディリフトだけではデファレンシャル、アクスル、サスペンションアームなどの位置は基本的に上がりません。
つまり、車が高く見えるからといって、下回り全体の最低地上高まで同じ量だけ増えるわけではないんです。
岩や大きな段差を越えるために下回りの余裕を増やしたい場合は、タイヤ外径やサスペンションを含めて別に考える必要があります。
一方、フェンダー側とタイヤとの空間を作り、大径タイヤを装着しやすくする目的ではボディリフトにメリットがあります。
大径タイヤとは相性がいい
150プラドでボディリフトが使われる大きな理由が、大径タイヤとの組み合わせです。
タイヤ外径を大きくすると、ハンドルを切ったときやサスペンションが縮んだときに、タイヤがボディ側へ近づきやすくなります。
ボディをフレームから離せばタイヤハウス側に余裕を作れるため、タイヤサイズを上げるときの選択肢を増やせます。
ただし、ボディリフトをしたから大きなタイヤなら何でも入るわけではありません。
タイヤ幅、外径、ホイール幅、インセット、マッドガード、バンパー、インナーフェンダーなどを一緒に確認する必要があります。
サスリフトとの違い
150プラドを上げる方法として一般的なのは、スプリングやショックを変更するサスペンションリフトです。
どちらが上という話ではなく、目的が違います。
| 比較項目 | ボディリフト | サスペンションリフト |
|---|---|---|
| 上げる部分 | ボディ | フレーム・車体側 |
| スプリング | 基本的に変更しない | 変更することが多い |
| ショック | 基本的に変更しない | 仕様に合わせて変更 |
| 足回りの角度 | 変化を抑えやすい | リフト量に応じて変化 |
| タイヤハウスの余裕 | 増やしやすい | 増える |
| 下回りの高さ | ボディリフトだけでは基本的に変わらない | 部位によって変化する |
| 主な目的 | 大径タイヤ・外観 | 車高・走行性能・外観 |
乗り味を残しやすい
ボディリフトでは純正スプリングやショックをそのまま使える構成もあるため、サスペンションそのものの動きを大きく変更せずに済むのがメリットです。
純正の乗り心地が気に入っているけれど、タイヤハウスにはもう少し余裕が欲しいという使い方とは相性があります。
ただし、「足回りを交換しないから乗り味は完全に純正と同じ」とまでは言えません。
ボディ位置が高くなれば車両全体の重心にも影響し、ボディマウント部分も変更されるからです。
カーブや高速道路での感覚まで含め、完成後の乗り方を考えておきたいですね。
サスリフトとの併用もある
150プラドでは、サスペンションで車高を上げたうえで、ボディリフトを追加する仕様もあります。
大きなタイヤを履かせながら四駆らしい車高を作りたい場合には魅力的ですが、変更部分は当然増えます。
サスペンション側の補正、ボディ側の補正、タイヤの干渉、全高、灯火類や視界など、すべてを一台の完成車として確認しなければいけません。
通常のリフトアップについては、150プラドのリフトアップ費用・車検・必要部品の解説でも詳しくまとめています。
ショックやスプリング選びから考えたい場合は、150プラドの足回りとビルシュタイン・JAOSの比較もあわせて確認してみてください。
1インチと2インチの違い
150プラドのボディリフトでは、1インチと2インチが比較候補になりやすいです。
1インチは約25.4mm、2インチは約50.8mmなので、数字以上に考えるべき内容が変わります。
1インチは控えめな変化
1インチボディリフトは、約25mmボディを上げる仕様です。
見た瞬間に別の車になるほど極端ではありませんが、タイヤとフェンダーの位置関係に少し余裕を作りたい場合には扱いやすいリフト量です。
特にサスペンションリフトと組み合わせる場合は、1インチでも全体の高さはかなり変わって見えることがあります。
車検証上の高さとの変化についても、1インチだけなら2インチより確認しやすい範囲に収まりやすいでしょう。
ただし、ルーフラックやタイヤなど別の変更も行っている車両では、ボディリフト単体の数字だけで判断しないことが大切です。
2インチは存在感が出る
2インチになると約50.8mmなので、横から見たときにも車体の高さを感じやすくなります。
大径タイヤを組み合わせれば、150プラドらしいボリュームのあるスタイルを作りやすいですね。
一方で、ボディとフレームの間隔が約5cm広がるため、1インチよりも周辺部品への対応が重要になります。
現在は150プラド用2インチボディリフトキットのように、ステアリングやブレーキライン周辺の補正まで考えた専用品も販売されています。
2インチは「1インチの部品を大きくしただけ」ではなく、車両全体として補正箇所を確認するカスタムと考えた方がいいですよ。
ボディリフト量が大きくなるほど、ホース、配線、ステアリング、バンパー、ボディマウントなどの位置関係にも余裕が必要です。
キットに何が含まれるかだけでなく、自分の型式・年式・エンジンで追加作業が必要かまで確認してください。
ボディリフトの費用
150プラドのボディリフト費用は、キット本体だけを見ても分かりません。
リフト量、キットに含まれる補正部品、取付工賃、追加加工、構造等変更への対応などで最終的な金額が変わります。
キットだけなら幅がある
2026年9月時点の市販例を見ると、150プラド向けの1インチキットには4万円台の商品があり、補正部品まで含む2インチ専用キットでは10万円台の商品も見られます。
ただし、これはあくまでパーツ本体の販売例であり、完成状態の費用ではありません。
安いキットと高いキットでは、スペーサーの材質だけでなく、付属ボルト、ステアリング補正、ブレーキライン補正などセット内容が異なる場合があります。
価格だけを並べるより、施工に必要な部品がどこまで入っているかで比較する方が分かりやすいでしょう。
工賃と補正費用も見る
ボディリフトでは、車体とフレームの固定部分を扱うため、単純な外装パーツ取付とは作業内容が違います。
ボディマウントを順番に持ち上げ、スペーサーを入れ、各部へ無理が出ていないか確認しながら組み上げる必要があります。
さらに仕様によっては、バンパー位置の補正や各種ホース・配線の確認も必要です。
なので見積もりを取るときは、「ボディリフトキットの取付はいくらですか」だけでは少し足りません。
キット本体+取付工賃+補正部品+追加加工+検査や登録への対応まで含めた完成総額を確認しましょう。
大径タイヤ代は別に考える
ボディリフトを行う理由が大径タイヤなら、タイヤとホイールの費用も予算へ入れておきたいところです。
せっかくボディを上げても、純正に近いタイヤサイズのままでは、自分が想像していた完成形と違う可能性があります。
逆に、先に大きなタイヤを購入してしまい、装着してから干渉に気付くのも避けたいですね。
ボディリフト量、タイヤ外径、ホイールサイズを一つの仕様として決めてから購入する方が無駄を減らせます。
補正が必要になる部分
ボディリフトではボディだけがフレームから離れていくため、ボディとフレームをまたいでつながっている部品に注意が必要です。
どこまで補正が必要かはリフト量やキットによって異なります。
ステアリングを確認する
ステアリング操作は、運転席側のボディからフレーム側へ伝わっていきます。
ボディ位置が変わることでシャフト周辺の位置関係も変化するため、キットによっては専用の延長部品などを使います。
ここは「少し届いているから大丈夫」という感覚で済ませたくない部分です。
ハンドル操作は安全に直結するので、専用品の構成と取付方法をしっかり確認したいですね。
ホースや配線を見る
ボディを上げると、エンジンルームや車体下部を通っているホースや配線にも位置の差が生まれます。
純正状態で十分な余裕がある場所もあれば、リフト量によって確認や補正が必要になる場所もあります。
特に完成直後だけではなく、ハンドル操作やエンジンの振動、サスペンションの動きが加わった状態で引っ張られないことが重要です。
バンパー位置も変わる
ボディリフトでは、フレーム側の部品とボディ側の外装との位置関係が変わることがあります。
その結果、バンパー周辺に不自然な隙間が出たり、純正状態とは取付位置が合わなくなったりする可能性があります。
完成写真を見るときは車高だけではなく、フェンダー下、バンパー周辺、サイドから見えるフレーム部分まで見てみてください。
専用ブラケットなどで位置を補正できるキットなら、外観を自然に仕上げやすくなります。
車検と構造変更の注意点
150プラドのボディリフトで特に慎重に考えたいのが車検です。
「何インチまでなら車検OK」という一言だけで判断しない方が安全ですよ。
高さだけでは決まらない
国土交通省の取扱いでは、自動車部品を装着した場合の寸法について、一定の条件では車検証記載値に対して長さ±3cm、幅±2cm、高さ±4cmが軽微な変更の範囲として示されています。
ただし、この数字だけを見て「3.9cmなら必ず手続き不要」と決めることはできません。
部品が指定部品なのか、指定外部品なのか、どのような方法で取り付けているのか、ほかにどんな変更をしているのかまで含めて判断されます。
出典:国土交通省「自動車部品を装着した場合の構造等変更検査時等における取扱い」
2インチは高さ変更に注意
1インチは約25.4mmですが、2インチは約50.8mmです。
単純なリフト量だけで比較しても、2インチは4cmを超えます。
そのため、2インチのボディリフトを検討するなら、最初から構造等変更検査を含めた完成仕様を施工店と確認しておく方が話がスムーズです。
自動車技術総合機構も、長さ・幅・高さ・最大積載量などに変更が生じるような改造では構造等変更検査を行う制度を案内しています。
「1インチなら絶対に構造変更不要」「2インチならこの作業だけで必ず車検に通る」といった決め方は避けてください。
実車の全高や装着部品、取付方法などを含めた完成状態で確認する必要があります。
他のカスタムも一緒に見る
150プラドのカスタム車では、ボディリフトだけが変更点というケースの方が少ないかもしれません。
大径タイヤ、ホイール、オーバーフェンダー、バンパー、ルーフラック、ヒッチメンバーなどを組み合わせている車両もあります。
その場合は、ボディリフト単体ではなく完成車全体で保安基準への適合を確認します。
特にタイヤの突出、灯火類、車体寸法、視界、ナンバーの見え方などは、別々の基準に関係することがあります。
150プラドのカスタム全体をどう組み立てるかは、150プラドのカスタム完全ガイド|費用・車検・優先順位を解説でまとめています。
乗り降りへの影響
ボディリフトをすると格好良くなる一方、毎日触れる部分にも変化が出ます。
家族で使っている150プラドなら、ここはかなり重要です。
ステップとの高さを見る
150プラドは純正状態でも一般的な乗用車より床面が高く、サイドステップを使って乗り降りする場面が多い車です。
ボディを上げれば、当然ながらドア開口部やシートの位置も高くなります。
運転している本人は慣れても、小さな子どもや身長の低い家族には負担が増えることがあります。
家族利用なら実車を想像する
私はカスタムを見るとき、駐車場で格好よく見えるかだけではなく、家族で出掛ける日のことまで考えるようにしています。
買い物袋を持って乗る、子どもが自分で乗る、雨の日にステップへ足を掛ける。
こうした普段の動作は、カタログのリフト量だけでは分かりません。
あなたの150プラドは、誰が一番よく乗りますか。
そこまで考えて高さを決めると、完成後の後悔はかなり減らせると思います。
走行性能への影響
ボディリフトはサスペンションジオメトリーへの影響を抑えやすい方法ですが、走行性能への影響がゼロになるわけではありません。
車体を高くする以上、完成後の運転感覚まで含めて考えましょう。
重心は高くなる
ボディリフトではフレームやアクスルをそのままにしてボディ側を上へ移動させます。
そのため、車両全体の重心位置にも影響します。
普段の街乗りで大きな違いを感じない場合でも、急なハンドル操作や高速道路のカーブなどでは純正状態と同じとは限りません。
さらに大径タイヤやルーフラックまで追加すると、車両の動きも変わってきます。
オフロード性能は別で考える
見た目が高くなるため、ボディリフトをすると悪路走破性も同じだけ高くなるように感じます。
しかし、先ほど触れたとおりデファレンシャルなどフレーム下側の部品はボディリフトだけでは上がりません。
そのため、「下回りを岩へ当てにくくしたい」という目的なら、タイヤ外径なども含めた検討が必要です。
ボディリフトのメリット
ここまで注意点を多く書きましたが、目的に合えばボディリフトはかなり面白いカスタムです。
特に大径タイヤを中心に仕様を作る人には明確なメリットがあります。
タイヤハウスに余裕が出る
最大のメリットは、ボディ側を上げることでタイヤとフェンダー周辺の空間を広げられることです。
大径タイヤを履かせたい150プラドでは、かなり分かりやすいメリットでしょう。
サスペンションだけを極端に上げるのではなく、ボディリフトを組み合わせることで完成形を作る方法もあります。
足回りを大きく変えずに済む
純正スプリングやショックを残せる構成なら、足回りを大きく変更せず車体の見た目を上げられます。
サスペンションリフト特有のアーム角度などへの影響を抑えたい場合には魅力があります。
純正に近い乗り味を残しながら大径タイヤを狙いたい人にとって、検討する価値のある方法ですね。
見た目が大きく変わる
150プラドはもともとボディが大きいので、リフトアップすると迫力が出やすい車です。
さらにタイヤ外径を大きくすると、フェンダー内のバランスも変わり、ノーマルとはかなり違った雰囲気になります。
特に横から見たシルエットは変化を感じやすいでしょう。
ボディリフトのデメリット
ボディリフトは便利な方法ですが、デメリットも理解しておきたいところです。
むしろ、ここまで納得できるかどうかで実施するか決めてもいいと思います。
確認する部品が増える
サスペンションを変更しないから簡単、というわけではありません。
ボディとフレームを離すことで、両方をつないでいる部品の位置関係が変わります。
リフト量が増えるほど、補正や確認が必要になる場所も増えやすくなります。
純正戻しに手間がかかる
将来150プラドを売却するとき、純正へ戻したくなる可能性もあります。
ボルトオン中心の施工なら戻しやすいですが、カットや溶接など元へ戻しにくい加工が増えるほど復元は大変になります。
純正部品を保管することに加え、「戻す場合に何を交換するのか」も施工前に聞いておくと安心です。
売却時の評価は読めない
150プラドはカスタム人気の高い車ですが、ボディリフトへ掛けた費用がそのまま査定額へ加算されるわけではありません。
大きくカスタムされた車を探す人には魅力でも、純正車を探している人には選ばれにくくなる場合があります。
将来の売却まで考えるなら、外した純正パーツを残しておく意味は大きいです。
施工店選びで確認すること
ボディリフトは、価格だけで店を選びにくいカスタムです。
150プラドでの施工経験と、完成後の車検まで含めて確認したいですね。
150プラドの実績を見る
同じボディリフトでも、ジムニーと150プラドでは車体構造も必要な部品も違います。
できれば150系プラドで同じリフト量の施工例がある店舗を候補にすると、完成状態をイメージしやすくなります。
ガソリン車とディーゼル車、前期・中期・後期など、自分の車両への適合まで確認してください。
完成総額を確認する
見積書では、キット本体だけでなく工賃や補正作業まで確認します。
構造等変更が必要になる仕様なら、その対応を誰が行うのかも先に決めておきたいところです。
「取付だけ終わりました。あとは自分で」という状態になってから困らないよう、納車時にどこまで完成しているのかを聞いてください。
純正戻しまで聞いておく
施工前に純正戻しの方法を聞いておくと、そのキットの復元性も分かります。
純正部品を保管する必要があるのか、加工した場所が残るのか、追加購入が必要になる部品があるのかを確認します。
ボディリフトは「付けられるか」だけではなく、「安全に使えるか」「車検へ対応できるか」「戻せるか」までセットで考えると選びやすくなります。
150プラドのボディリフトFAQ
Q1. 150プラドの1インチボディリフトは構造変更が必要ですか?
A. リフト量だけで一律に決めることはできません。
1インチは約25.4mmなので、高さの変化だけなら4cm以内に収まりやすいですが、使用する部品、取付方法、実際の車両寸法、ほかのカスタム内容も関係します。
「1インチだから必ず不要」と考えず、完成状態を基準に確認してください。
Q2. 150プラドの2インチボディリフトは車検に通りますか?
A. 保安基準へ適合し、必要な手続きを行った状態であれば車検を受けることは可能です。
2インチは約50.8mmなので、高さの変更も含めて構造等変更検査を想定した方がよい仕様です。
ボディリフトだけでなく、タイヤ、バンパー、灯火類、視界など完成車全体を確認する必要があります。
Q3. ボディリフトをすると乗り心地は悪くなりますか?
A. 純正スプリングやショックを残せるため、サスペンションそのものの特性は大きく変更せずに済みます。
ただしボディの位置が上がることで重心にも影響するため、運転感覚まで完全に純正と同じとは限りません。
大径タイヤも同時装着するなら、タイヤ重量や乗り味の変化も一緒に考えてください。
Q4. ボディリフトだけで大径タイヤを履けますか?
A. タイヤハウス側の余裕を増やせますが、ボディリフトだけでサイズ適合が決まるわけではありません。
タイヤ外径や幅、ホイールのインセット、マッドガード、インナーフェンダー、バンパーへの干渉を確認する必要があります。
履きたいタイヤから逆算して必要なリフト量を決める方が失敗しにくいですよ。
Q5. ボディリフトとサスペンションリフトはどちらがおすすめですか?
A. 大径タイヤのためにボディ側の空間を作りたいならボディリフト、車高や足回りの特性まで変えたいならサスペンションリフトが候補になります。
両方を組み合わせる方法もありますが、変更箇所と車高が増えるため確認項目も多くなります。
まずは最終的にどんなタイヤを履き、どの程度の高さにしたいのかを決めてから方法を選ぶのがおすすめです。
150プラドのボディリフトまとめ
150プラドのボディリフトは、ボディとラダーフレームの間にスペーサーを入れ、サスペンションを大きく変更せずにボディ位置を上げるカスタムです。
大径タイヤを履かせるための余裕を作りやすく、1インチなら控えめに、2インチならかなり存在感のあるスタイルを作れます。
一方、フレームやデファレンシャルの高さが同じ量だけ上がるわけではないため、悪路走破性を高める目的だけで選ぶ方法ではありません。
また、ボディとフレームの位置関係が変わることで、ステアリング、ホース、配線、バンパー、ボディマウントなどにも確認が必要です。
費用を見るときもキット価格だけではなく、取付工賃、補正部品、追加加工、検査や登録への対応まで含めた完成総額で比べましょう。
特に2インチは約50.8mmなので、構造等変更まで含めて計画しておく方が安心です。
- ボディリフトはボディとフレームの間を上げる
- 1インチは約25.4mmで比較的控えめ
- 2インチは約50.8mmで補正項目も増えやすい
- 大径タイヤでも干渉確認は必要
- 下回り全体の最低地上高が上がるわけではない
- キット価格ではなく完成総額で比べる
- 車検は実際の部品と完成車の状態で判断する
- 売却を考えるなら純正部品を保管する
150プラドは、ただ高くすれば格好よくなる車ではなく、タイヤとボディのバランスがかなり大切な車だと私は思っています。
1インチで十分なのか、それとも2インチまで必要なのか。
まず履きたいタイヤと完成後の使い方を決め、そのために必要な高さだけを選んでみてください。





