こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
150プラドのタイヤを買おうとすると、同じ車種なのに17インチ、18インチ、19インチが出てきて、どれを選べばいいのか迷うことがあります。
しかも、前期・中期・後期という年式の違いだけでなく、TX、TX Lパッケージ、TZ-G、特別仕様車によっても純正サイズが変わるため、「150プラド用」と書かれた商品をそのまま注文するのは避けたいところです。
私も150プラドのTX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っていますが、タイヤは見た目だけでなく、車の重さを支え、家族を乗せて走るための大切な部品だと考えています。
この記事では、国内向け150系の純正サイズを年式・グレード別に確認し、今のホイールを使う場合とインチを変更する場合に分けて、購入前に見るべきポイントを解説します。
車名だけで決めず、車検証・現車表示・メーカー適合表を照合することが、買い間違いを防ぐ基本です。
記事のポイント
- 前期・中期・後期の純正タイヤサイズ
- TX・TZ-G・特別仕様車の違い
- 17・18・19インチの適合確認方法
- 購入前に確認したい荷重指数と速度記号
150プラドの純正サイズ一覧
国内向け150系プラドの代表的な純正タイヤサイズは、265/65R17、265/60R18、265/55R19の3種類です。
愛車に合うサイズのタイヤを探すなら、輸入タイヤ通販のオートウェイ(AUTOWAY)
でタイヤサイズを入れて検索すると、銘柄ごとの価格をまとめて比べられます。
ただし、3種類すべてが全グレードに標準装着されていたわけではなく、年式、グレード、メーカーオプション、特別仕様車によって組み合わせが異なります。
まずは全体像を確認し、そのあとで自分の車に近い年式を見ていきましょう。
| 純正サイズ | 主な採用例 | ホイール径 |
|---|---|---|
| 265/65R17 | TX、TX Lパッケージなど | 17インチ |
| 265/60R18 | 前期・中期のTZ、TZ-G、18インチ装着の特別仕様車など | 18インチ |
| 265/55R19 | 2017年9月以降のTZ-G、後期TX Lパッケージの19インチオプション装着車など | 19インチ |
表は国内向けの代表的な設定をまとめたもので、個々の中古車に現在装着されているサイズまで保証するものではありません。
純正ホイールから社外品へ交換されている車もあるため、最終的には現車の表示と、その車に適用されるメーカー資料を照合してください。
なお、この記事でいう前期・中期・後期は、国内向け150系を2009年9月の登場、2013年9月のマイナーチェンジ、2017年9月のマイナーチェンジで分ける一般的な呼び方です。
細かな一部改良や特別仕様車の発売時期は別にあるため、年式だけでなくグレードまで確認する必要があります。
150系全体の年式や中古購入、維持費、カスタムを見たい方は、150プラド完全ガイド|中古購入・維持費・カスタムを徹底解説も参考になります。
年式別の純正タイヤサイズ
150プラドは販売期間が長いため、同じグレード名でも途中で標準装備が変わっています。
ここでは年式ごとの代表的な組み合わせを確認し、特に間違えやすいTZ-Gの18インチと19インチの違いを押さえます。
前期は2009年から2013年
前期型は、2009年9月のフルモデルチェンジから2013年9月のマイナーチェンジ前までを指します。
この時期のTXとTX Lパッケージは、265/65R17が基本となる組み合わせです。
一方、4.0LのTZとTZ-Gには265/60R18が設定されており、前期のTZ-Gを「最上級だから19インチ」と考えるのは間違いです。
2009年発売のTZ-Gについても、トヨタの車両情報では前後265/60R18と案内されています。
| 前期の主なグレード | 代表的な純正サイズ |
|---|---|
| 2.7L TX | 265/65R17 |
| 2.7L TX Lパッケージ | 265/65R17 |
| 4.0L TX | 265/65R17 |
| 4.0L TZ | 265/60R18 |
| 4.0L TZ-G | 265/60R18 |
前期の中古車を探している場合は、4.0Lという排気量だけで18インチと決めないことも大切です。
同じ4.0LでもTXとTZでは装備が異なるため、グレード名を確認してから適合表を選びます。
中期は2013年から2017年
中期型は、2013年9月のマイナーチェンジから2017年9月のマイナーチェンジ前までが目安です。
通常のTXとTX Lパッケージは265/65R17、TZ-Gは265/60R18という組み合わせが中心になります。
2015年6月には国内向けへ2.8Lクリーンディーゼルが追加されましたが、ディーゼルになったから全車18インチへ変わったわけではありません。
例えば、同時期のディーゼルTXとTX Lパッケージは17インチ、ディーゼルTZ-Gは18インチという違いがあります。
また、中期にはG-FRONTIERなどの特別仕様車も登場しているため、通常グレードの表だけで判断しない方が確実です。
| 中期の主なグレード | 代表的な純正サイズ |
|---|---|
| TX | 265/65R17 |
| TX Lパッケージ | 265/65R17 |
| TZ-G | 265/60R18 |
| TX Lパッケージ G-FRONTIER | 265/60R18 |
中古車の掲載情報に「2017年式」とだけ書かれている場合は、前半の中期型と9月以降の後期型を混同しないようにしてください。
初度登録年月は参考になりますが、モデルの生産時期と必ず一致するとは限らないため、現車の型式や装備も合わせて確認します。
後期は2017年9月以降
後期型では、2017年9月のマイナーチェンジで19インチアルミホイールが新たに設定されました。
この変更により、TZ-Gは265/55R19が標準となり、TXとTX Lパッケージの標準は265/65R17という組み合わせになります。
さらにTX Lパッケージには19インチのメーカーオプションが用意されたため、同じ後期TX Lパッケージでも17インチ車と19インチ車が存在します。
そのため、後期のTX Lパッケージだから必ず17インチ、という判断もできません。
| 後期の主なグレード | 代表的な純正サイズ |
|---|---|
| TX | 265/65R17 |
| TX Lパッケージ | 265/65R17 |
| TX Lパッケージの19インチオプション装着車 | 265/55R19 |
| TZ-G | 265/55R19 |
2021年6月発売モデルでも、TXとTX Lパッケージは17インチが標準、TZ-Gは19インチが標準という構成です。
後期の中でも一部改良や特別仕様車によって装備が変わるため、購入予定の車と同じ時期の資料を確認しましょう。
ガソリンとディーゼルの違い
150プラドのタイヤサイズは、ガソリン車かディーゼル車かだけで決まるものではありません。
例えば後期のTXなら、2.7Lガソリンでも2.8Lディーゼルでも、代表的な標準サイズは265/65R17です。
一方、同じディーゼルでもTZ-Gは265/55R19となるため、エンジンよりもグレードと装備の違いが重要になります。
ただし、エンジンや乗車定員の違いによって車両重量などの条件が変わるため、タイヤの荷重能力まで含めた適合確認は省略できません。
「ディーゼル用」「ガソリン用」という商品説明だけでなく、年式・型式・グレード・現在のホイールをセットで確認するのが安心です。
特別仕様車のタイヤサイズ
150プラドの特別仕様車は、通常のTX Lパッケージとは異なる専用ホイールを装着していることがあります。
特にブラック系の特別仕様車では18インチが採用されているため、通常グレードの17インチという情報をそのまま当てはめないでください。
G-FRONTIERは18インチ
2016年8月に登場したTX Lパッケージ G-FRONTIERは、265/60R18タイヤと18インチホイールを採用した特別仕様車です。
通常の中期TX Lパッケージでは17インチが基本ですが、G-FRONTIERでは18インチになる点が分かりやすい違いです。
中古車で「TX Lパッケージ」とだけ掲載されている場合でも、G-FRONTIERの可能性があるため、正式なグレード名を確認しておくと買い間違いを防げます。
特別仕様車の純正ホイールが別のものへ交換されている場合は、現在の装着サイズを優先して確認してください。
Black Editionは18インチ
2020年8月に登場したTX Lパッケージ Black Editionも、265/60R18が代表的な純正サイズです。
ブラック塗装の18インチアルミホイールが特別装備となっており、通常の後期TX Lパッケージの17インチとは異なります。
ガソリン車とディーゼル車の両方が設定されていますが、代表的な純正サイズはどちらも265/60R18です。
ただし、タイヤだけを交換する場合でも、サイズのほかに荷重指数と速度記号を確認する必要があります。
70周年仕様も18インチ
2021年6月に登場したTX Lパッケージ 70th ANNIVERSARY LIMITEDは、265/60R18タイヤとブラック塗装の18インチアルミホイールが特徴です。
この特別仕様車には19インチのメーカーオプションも設定されていたため、18インチだけと決めつけるのは避けましょう。
中古車の写真で19インチらしいホイールが付いている場合は、純正オプションなのか、後から交換したものなのかを確認します。
同じ70周年仕様でも、現在のホイールが18インチなら18インチ用タイヤ、19インチなら19インチ用タイヤを選ぶことになります。
Matt Black Editionも18インチ
私が乗っているTX Lパッケージ Matt Black Editionは、2022年8月に登場した特別仕様車です。
マットブラック塗装の18インチアルミホイールが採用され、代表的な純正タイヤサイズは265/60R18となります。
通常の後期TX Lパッケージでは17インチが標準ですが、マットブラックエディションでは18インチが特別装備という違いがあります。
私の車のような特別仕様車を基準にタイヤを探す場合は、「後期TX Lパッケージ」という大きなくくりではなく、正式な特別仕様車名まで合わせて調べたいところです。
特別仕様車は外観の専用部品だけでなく、ホイールも購入判断に関わる部分です。
G-FRONTIER、Black Edition、70周年仕様、Matt Black Editionの違いをさらに確認したい方は、150プラドの特別仕様車比較|70周年・ブラック系の違いも参考にしてください。
タイヤサイズ表示の読み方
純正サイズが分かったら、次はタイヤ側面に書かれている数字と記号を確認します。
「265/65R17」だけでなく、その後ろに続く荷重指数や速度記号まで見ることで、同じサイズの中から適切な製品を選びやすくなります。
265/65R17の数字の意味
例えば265/65R17という表示では、265がタイヤの断面幅をミリメートルで表した数字、65が扁平率、Rがラジアル構造、17が対応するホイールのリム径を表します。
扁平率はタイヤの幅に対する側面の高さの割合なので、数字が大きいほど同じ幅では側面が厚くなります。
ただし、扁平率だけで乗り心地や性能が決まるわけではなく、タイヤの構造や銘柄も関係します。
| 表示 | 意味 | 265/65R17の例 |
|---|---|---|
| 265 | タイヤ断面幅 | 265mm |
| 65 | 扁平率 | 65% |
| R | タイヤ構造 | ラジアル構造 |
| 17 | リム径 | 17インチ |
ここで大切なのは、17インチ用のタイヤを18インチのホイールへ装着することはできない、という点です。
今のホイールをそのまま使うなら、リム径が一致するタイヤを選ぶ必要があります。
荷重指数と速度記号を確認
タイヤサイズの後ろには、例えば「112S」「110H」「109V」のような表示があります。
数字は荷重指数、アルファベットは速度記号で、タイヤが支えられる荷重と対応する速度の区分を示しています。
150プラドは車体が重いため、サイズが同じでも荷重能力が不足するタイヤは選ばないようにしましょう。
基本は、その車の純正指定と同等以上の荷重指数・速度記号を備えた製品を選ぶことです。
| 表示例 | 荷重指数 | 速度記号 |
|---|---|---|
| 112S | 112 | S |
| 110H | 110 | H |
| 109V | 109 | V |
これらは150系の代表的な純正サイズに見られる表示例であり、すべての年式で同じ記号が指定されているという意味ではありません。
例えば17インチの265/65R17でも、純正装着タイヤや適合表に112Sと表示される場合があるため、「17インチなら必ず112H」と決めないでください。
また、荷重指数は数字が大きいほど単純に何kgでも積めるという意味ではなく、規格や空気圧の条件と合わせて考える必要があります。
速度記号は走行速度の推奨ではない
SやH、Vといった速度記号は、タイヤの規格上の性能区分を示すものです。
例えばSは180km/h、Hは210km/h、Vは240km/hに対応する区分ですが、その速度で公道を走ってよいという意味ではありません。
日本の道路では法定速度や道路ごとの制限速度を守ることが前提です。
購入時には、速度記号を「速く走るための数字」ではなく、車両指定との適合を確認するための情報として見てください。
XL規格やLTタイヤの注意点
同じ265/65R17でも、通常の乗用車用タイヤ、エクストラロード規格のタイヤ、LT規格のタイヤでは、荷重能力や必要な空気圧の考え方が異なる場合があります。
エクストラロードは、指定された高めの空気圧で荷重能力を確保する規格なので、荷重指数の数字だけを見て通常規格と同じように扱うのは避けたいところです。
また、LTタイヤはライトトラック向けの規格で、乗用車用タイヤとは表示方法や空気圧条件が異なることがあります。
「SUV用だから大丈夫」「荷重指数が高いから問題ない」と決めず、車両の必要荷重、タイヤの規格、使用する空気圧を合わせて確認してください。
特にオールテレーンタイヤへ変更する場合は、見た目だけでなくこうした規格の違いにも目を向けたいですね。
スタッドレスは別条件も確認
冬用タイヤでは、夏タイヤと同じサイズでも速度記号が異なる製品があります。
そのため、スタッドレスを選ぶ場合は、通常の夏タイヤと同じ記号だけを機械的に探すのではなく、冬用タイヤとしてのメーカー適合条件を確認します。
荷重能力は引き続き重要ですが、速度記号については冬用タイヤの規格や使用条件を踏まえて選ぶ必要があります。
雪道を走るからといって、サイズだけ合えばどのスタッドレスでもよいわけではありません。
150プラドの車両重量や使用条件に合った製品を選び、必要な空気圧も確認しておきましょう。
購入前の三点照合
純正サイズの表は便利ですが、実際に注文するときは自分の車に合うかをもう一段確認することが大切です。
私なら、車検証で車両を特定し、現車の表示を確認し、メーカー適合表で購入候補を照合するという順番で進めます。
車検証で年式と型式を確認
まず車検証で、初度登録年月、型式、車台番号などを確認します。
150系ではTRJ150W、GRJ150W、GRJ151W、GDJ150W、GDJ151Wなど、年式やエンジン、グレードによって異なる型式が使われています。
ただし、型式だけでタイヤサイズを一つに決められるとは限りません。
同じ型式でもメーカーオプションや特別仕様車によってホイール装備が異なる場合があるからです。
車検証は「この車がどの仕様に該当するか」を調べるための入口として使い、タイヤサイズそのものは別の表示と照合します。
初度登録年月と生産時期
中古車では、初度登録年月と実際の生産時期が一致しない場合があります。
例えばマイナーチェンジの前後に登録された車では、登録年月だけを見て前期・中期・後期を断定しない方が安全です。
グレード名、型式、車台番号、外観や装備を合わせて確認し、該当する時期のメーカー資料を選びましょう。
車検証に書かれた情報は大切ですが、それだけで現在のホイールサイズまで分かるわけではありません。
現車のタイヤとホイールを見る
次に、現在装着されているタイヤの側面を確認します。
「265/60R18」のようなサイズ表示に加えて、荷重指数、速度記号、タイヤの銘柄などを見ておくと、同じ製品を探す場合にも役立ちます。
ホイールを交換している中古車では、現車のタイヤサイズが新車時の純正サイズと異なることがあります。
そのため、タイヤだけを交換するなら現在のホイールに合うサイズを確認し、純正へ戻したいなら車両本来の指定サイズも別に調べてください。
「今付いているから純正」「純正サイズだから今のホイールにも合う」という二つの思い込みを避けることが大切です。
メーカー適合表で照合する
最後に、タイヤメーカーの適合表で車種、年式、型式、グレードを選び、購入候補のサイズを確認します。
ここではタイヤサイズだけでなく、荷重指数、速度記号、規格、ホイール幅なども合わせて見ます。
メーカー適合表は便利ですが、掲載されている情報がすべての仕様や改造車を網羅しているとは限りません。
特別仕様車やメーカーオプション装着車では、表のグレード名が細かく分かれていることもあるため、近い名前を選んで終わりにしないようにしましょう。
年式別の純正装備を確認する場合は、出典:トヨタ自動車「ランドクルーザープラド 旧車情報」から該当する発売時期とグレードを選ぶ方法もあります。
表示が違う場合は注文を止める
車検証から調べた純正サイズと、現車のタイヤ表示が違っていても、すぐに異常とは限りません。
純正オプション、特別仕様車、社外ホイールへの交換など、いくつかの理由が考えられます。
ただし、理由が分からないまま「たぶんこのサイズだろう」と注文するのは避けたいところです。
現在のホイールを使うのか、純正サイズへ戻すのか、ホイールごと変更するのかを決めてから、必要な適合条件を確認します。
特に中古車を購入したばかりで前のオーナーのカスタム内容が分からない場合は、タイヤとホイールを別々に確認すると判断しやすくなります。
17・18・19インチの違い
150プラドは17インチ、18インチ、19インチの純正設定があるため、インチを変えたときの違いも気になるところです。
ただし、ホイール径を変える場合は、単に見た目の好みだけでなく、タイヤ外径やホイールの適合まで考える必要があります。
17インチは側面が厚め
265/65R17は、150プラドのTXなどで採用されている代表的なサイズです。
同じ265mm幅の18インチや19インチの純正サイズと比べると、扁平率が65%なので、タイヤ側面が厚めになります。
四駆らしいタイヤの厚みを好む方や、純正17インチホイールをそのまま使いたい方にとって、選びやすい基準になるでしょう。
ただし、17インチだから必ず乗り心地がよい、悪路に向く、価格が安いといったことまでは一律に言えません。
銘柄、タイヤの構造、空気圧、使用する道路によって印象が変わるため、サイズと製品の性格を分けて考えることが大切です。
18インチは中間の設定
265/60R18は、前期・中期のTZ-Gや、後期のブラック系特別仕様車などに採用されているサイズです。
17インチよりホイール径が大きく、19インチよりタイヤ側面を厚くできるため、見た目とタイヤの厚みの中間的な組み合わせになります。
私のマットブラックエディションも18インチなので、同じ純正サイズで交換するなら265/60R18が出発点です。
ただし、18インチのタイヤでも銘柄によって静粛性、乗り心地、雨の日の性能、摩耗の仕方は異なります。
ホイール径だけで性能を決めつけず、普段どのような道を走るかに合わせて選びたいですね。
19インチは後期TZ-Gなど
265/55R19は、2017年9月以降のTZ-Gで標準となった代表的なサイズです。
後期TX Lパッケージでも、19インチのメーカーオプションを装着している車があります。
17インチや18インチよりホイール径が大きく、同じ265mm幅では扁平率が55%となるため、タイヤ側面は薄めになります。
ただし、19インチだから必ずスポーティーになる、乗り心地が悪くなるという単純な話ではありません。
タイヤの銘柄や構造、ホイールの重量なども影響するので、実際に購入する製品の特徴を確認することが大切です。
純正3サイズの外径比較
17インチ、18インチ、19インチという違いがあっても、150プラドの代表的な純正サイズはタイヤ全体の外径が近くなるように組み合わされています。
タイヤ外径は、リム径をミリメートルに換算し、タイヤ側面の高さを上下2か所分加えることで、おおよその値を求められます。
例えば265/65R17なら、265mm×0.65×2に17インチ分の431.8mmを加える計算です。
| タイヤサイズ | 計算上の外径 | 特徴 |
|---|---|---|
| 265/65R17 | 約776mm | 17インチで側面が厚め |
| 265/60R18 | 約775mm | 18インチの中間的な組み合わせ |
| 265/55R19 | 約774mm | 19インチで側面が薄め |
これらはサイズ表記から求めた一般的な計算値であり、実際のタイヤ外径はメーカーや銘柄によって異なります。
また、外径が近いからといって、どのホイールでもそのまま交換できるわけではありません。
インチ変更では、タイヤとホイールの組み合わせ全体を確認する必要があります。
インチ変更で確認すること
純正17インチから18インチや19インチへ変更したい場合は、タイヤだけでなくホイールも交換することになります。
ここでは、純正サイズの考え方を基準に、インチ変更で見落としやすい部分を確認します。
タイヤだけではインチ変更不可
17インチのホイールへ18インチ用タイヤを装着することはできません。
同じように、18インチのホイールへ19インチ用タイヤを取り付けることもできないため、インチを変えるなら対応するホイールが必要です。
例えば、265/65R17から265/60R18へ変更する場合は、18インチのホイールとタイヤを組み合わせて考えます。
純正サイズ同士は外径が近いものの、それだけで装着可能と判断せず、ホイールの寸法や車両側との隙間も確認してください。
「タイヤだけ交換したい」のか「ホイールも含めて変えたい」のかを先に決めると、商品選びがかなり分かりやすくなります。
ホイールの寸法も確認
社外ホイールを選ぶ場合は、インチ数だけでなく、リム幅、インセット、PCD、穴数、ハブまわり、ナットの形状などを確認します。
150系の純正ホイールでは、17インチ、18インチ、19インチとも7.5J幅が代表的ですが、社外品では幅や位置が異なるものがあります。
PCDはボルト穴の配置を示す数字で、150系では139.7mmの6穴が基本となります。
ただし、6穴でPCDが同じなら何でも装着できるわけではありません。
ホイールの内側がブレーキや足回りに当たらないか、外側がフェンダーから適切に収まるか、ナットが正しく使えるかまで確認する必要があります。
インセットとリム幅の関係
インセットは、ホイールの中心線に対して取り付け面がどの位置にあるかを示す数字です。
同じインセットでもリム幅が変われば、ホイールの内側と外側の位置が変わります。
そのため、「純正と同じインセットだから大丈夫」とは限らず、幅とインセットを組み合わせて見る必要があります。
純正ホイールを流用する場合も、別車種のホイールであれば車両適合を確認してから購入してください。
外径変更は速度計にも関係
純正サイズよりタイヤ外径を大きくしたり小さくしたりすると、タイヤ1回転で進む距離が変わります。
そのため、速度計や走行距離の表示に影響する可能性があり、単に「フェンダーに入れば大丈夫」とは言えません。
また、タイヤの幅や外径が変わると、ハンドルを切ったときやサスペンションが動いたときに、車体へ干渉することも考えられます。
純正3サイズは外径が近い組み合わせですが、実際の製品寸法には差があるため、変更する場合はメーカーの公表寸法も確認しましょう。
大径化を考えるなら、見た目だけでなく、走行時の干渉、速度計、荷重能力、車検への適合まで含めて判断する必要があります。
車検とタイヤの収まり
タイヤやホイールを変更するときは、車体からの突出、フェンダーとの干渉、荷重能力、速度計など、保安基準に関わる部分も確認します。
「150プラドで装着例がある」という情報は参考になりますが、自分の車でも同じように使えることを保証するものではありません。
車高、サスペンション、ホイール幅、インセット、タイヤの実寸が違えば、同じ呼びサイズでも収まりが変わる場合があります。
純正から大きく変更するほど確認する項目が増えるため、まずは純正サイズに近い組み合わせから考えるのが無理のない方法です。
特にタイヤとホイールを別々に購入する場合は、両方の適合が取れているかを確認してから注文しましょう。
タイヤ購入と交換の進め方
純正サイズと適合条件が分かったら、次はタイヤだけを交換するか、ホイールセットで購入するかを決めます。
ここでは、購入直前に確認したい商品選びと交換方法をまとめます。
今のホイールを使う場合
現在のホイールをそのまま使うなら、まず装着中のタイヤサイズを確認し、同じリム径の製品を探します。
例えば現在265/60R18を装着しているなら、同じ265/60R18の中から用途に合うタイヤを選ぶ方法が基本です。
ただし、サイズが同じでも荷重指数、速度記号、規格が異なる製品があるため、そこまで確認してから注文してください。
タイヤ通販では、サイズから探す方法と車種から探す方法があります。
購入前には、現在のホイールに使えることと、車両に必要な荷重能力を満たすことを確認しておきましょう。
ホイールセットで買う場合
インチを変更したい場合や、夏用と冬用でホイールを分けたい場合は、タイヤとホイールのセット購入が候補になります。
セットなら組み合わせを一度に選べますが、「150プラド用」という表示だけで決めず、年式、グレード、型式、ブレーキとの隙間、ナットなどの適合を確認してください。
特に中古ホイールセットでは、前の車に装着できていたことと、自分の車に適合することは別です。
タイヤの製造時期や残り溝、ひび割れ、ホイールの曲がりや傷なども確認する必要があります。
純正ホイールを残しておけば、将来純正状態へ戻したいときにも選択肢が残るので、保管場所があるなら検討する価値があります。
用途に合うタイヤを選ぶ
同じ純正サイズでも、街乗り中心、長距離移動、雪道、未舗装路など、使い方によって選びたいタイヤは変わります。
普段の移動が中心なら、静粛性や乗り心地、雨の日の性能、摩耗のしにくさなどを比較するとよいでしょう。
アウトドアや未舗装路を走る機会が多いなら、オールテレーンタイヤなども候補になりますが、舗装路での音や乗り心地、重量などの違いも確認したいところです。
雪道を走る場合は、冬用タイヤとしての性能と車両適合を確認し、サイズだけで選ばないようにします。
見た目が気に入ることも大切ですが、毎日走る道に合っているかを基準にすると、購入後の満足につながりやすいと思います。
交換費用は総額で比較
タイヤを購入するときは、本体価格だけでなく、交換工賃、バランス調整、廃タイヤ処分、バルブ交換などを含めた総額を確認します。
通販で購入して取付店へ持ち込む場合は、持ち込みに対応しているか、追加費用があるか、タイヤの直送が可能かなども確認しておきたいところです。
また、タイヤ交換の予約をする場合は、作業当日に必要なものや、ホイールナットの扱いなども確認しておくとスムーズです。
新品タイヤとメンテナンスを月額で利用したい場合は、月額タイヤサービスを比較する方法もあります。
月額サービスを検討する場合は、対象タイヤ、契約期間、総支払額、途中解約の条件などを確認し、通常購入と比べて自分に合うか判断しましょう。
スペアタイヤも確認する
150プラドでは、普段使っている4本だけでなく、スペアタイヤの状態も確認しておきたいところです。
タイヤを純正サイズから変更した場合は、スペアタイヤとのサイズ差や使用条件にも注意が必要になります。
特に大きく外径を変えた場合は、スペアタイヤを装着したときの扱いが通常の4本と異なる可能性があるため、車両とタイヤの条件を確認してください。
また、スペアタイヤは普段使わなくても、空気圧の低下や経年劣化が進むことがあります。
いざというときに使える状態か、タイヤ交換や点検のタイミングで確認しておくとよいでしょう。
純正サイズを確認する注意点
最後に、タイヤを注文する前に見落としやすい点を確認します。
純正サイズが分かっていても、現在の装着状態やタイヤの規格によって確認する内容が変わるため、購入直前にもう一度見ておきましょう。
空気圧は車両指定を確認
タイヤの空気圧は、サイズだけで一律に決めるものではありません。
車両の指定空気圧、タイヤの規格、積載条件などを確認する必要があります。
特にエクストラロード規格やLT規格のタイヤへ変更した場合は、通常の純正タイヤと同じ空気圧でよいとは限りません。
空気圧が不足するとタイヤへの負担が増え、反対に高すぎても乗り心地や摩耗の仕方に影響する可能性があります。
自分の車の指定値を確認したい場合は、出典:トヨタ自動車「ランドクルーザープラド 取扱説明書」から該当する生産年月の説明書を確認できます。
タイヤの製造時期と状態
タイヤは溝が残っていても、年数や保管状態によってゴムの劣化が進むことがあります。
中古タイヤや長期保管品を購入する場合は、製造時期だけでなく、ひび割れ、傷、変形、偏った摩耗なども確認してください。
また、同じサイズでも前後で銘柄や摩耗状態が大きく異なると、走行時の状態に影響する可能性があります。
150プラドはフルタイム4WDなので、4本のタイヤの状態をできるだけそろえて使うことも大切です。
交換時期を判断するときは、残り溝だけでなく、使用年数やタイヤの状態も合わせて見ておきましょう。
購入前に確認したい項目
注文画面へ進む前に、車両情報とタイヤ情報が一致しているかを確認しておくと、買い間違いを減らせます。
購入前の確認項目
- 150プラドの年式・型式・グレード
- 通常グレードか特別仕様車か
- 現在装着しているタイヤサイズ
- 現在のホイール径とリム幅
- 荷重指数・速度記号・タイヤ規格
- メーカー適合表での対応状況
- インチ変更時のホイール適合
- 交換工賃や処分費を含めた総額
特に、タイヤだけの交換なら現在のホイールに合うこと、ホイールセットなら車両への装着条件まで確認することが重要です。
純正サイズを基準にする場合でも、最後は購入する製品の適合条件を確認してください。
150プラドのタイヤサイズFAQ
150プラドのタイヤサイズについて、購入直前によく気になる疑問をまとめました。
Q1. 前期・中期・後期で同じサイズ?
A. すべて同じではありません。
TXやTX Lパッケージは265/65R17が基本となる時期が多い一方、TZ-Gは前期・中期の265/60R18から、2017年9月以降は265/55R19へ変わっています。
特別仕様車やメーカーオプションもあるため、年式とグレードを合わせて確認してください。
Q2. 17インチから18インチへ変更できる?
A. 車両に適合する18インチホイールとタイヤを組み合わせれば、変更できる場合があります。
ただし、17インチのホイールへ18インチ用タイヤを装着することはできません。
タイヤ外径、ホイール幅、インセット、ブレーキとの隙間、荷重能力などを確認してから選びましょう。
Q3. 後期TX Lパッケージは19インチ?
A. 標準は265/65R17ですが、19インチのメーカーオプション装着車もあります。
また、Black EditionやMatt Black Editionなどの特別仕様車では18インチが採用されています。
そのため、TX Lパッケージという名前だけでサイズを決めず、正式な仕様と現車の表示を確認してください。
Q4. タイヤだけ替えるなら何を見る?
A. 現在装着しているタイヤのサイズ、荷重指数、速度記号、規格を確認することが基本です。
今のホイールを使う場合は、リム径が一致するタイヤを選ぶ必要があります。
さらに車検証で車両を特定し、メーカー適合表と照合してから注文しましょう。
Q5. 4本のうち1本だけ交換できる?
A. 状態や条件によっては可能ですが、残り3本との摩耗差やサイズ、銘柄などを確認する必要があります。
150プラドはフルタイム4WDなので、4本のタイヤの状態をできるだけそろえて使うことが大切です。
1本だけ新品へ交換する場合は、残りのタイヤとの違いを確認し、必要に応じて複数本や4本交換も検討しましょう。
150プラドのタイヤサイズまとめ
150プラドの純正タイヤサイズは、17インチの265/65R17、18インチの265/60R18、19インチの265/55R19が代表的です。
ただし、年式やグレードによって標準装備が異なり、特別仕様車やメーカーオプションでは通常グレードと違うサイズが採用されていることがあります。
特に、前期・中期のTZ-Gは18インチ、2017年9月以降のTZ-Gは19インチという違いは、購入前に押さえておきたいポイントです。
また、TX Lパッケージは標準17インチの時期が多いものの、後期の19インチオプションや、18インチを採用したブラック系特別仕様車もあります。
そのため、「150プラドだからこのサイズ」と決めず、車検証・現車表示・メーカー適合表の三点を照合することが大切です。
タイヤだけを交換するなら今のホイールに合うサイズを確認し、インチを変更するならホイールの寸法や車両への適合まで確認してください。
荷重指数と速度記号も純正指定を基準に確認し、タイヤの規格や空気圧の条件まで合わせて考えましょう。
私も150プラドに乗る立場として、タイヤは見た目や価格だけでなく、普段の道を安心して走れることを大切にしたいと思っています。
あなたの150プラドに合うサイズを確認したうえで、街乗り、長距離、アウトドアなど、自分の使い方に合ったタイヤを選んでみてください。




