こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
ランクル200で釣りやキャンプへ行くなら、車内が広いぶん「ロッドも冷蔵庫もクーラーボックスも、とりあえず載せられそう」と感じます。
ただ、実際に考えたいのは荷物の大きさより、走行中に動かないこと、必要な座席を残せること、後方視界を邪魔しないこと、電源を無理なく使えることです。
釣りでは長いロッドがありますし、濡れたタックルやウェーダー、クーラーボックスなど普通の旅行とは違う荷物も増えます。
キャンプまで組み合わせれば、椅子、テーブル、寝具、食材まで加わるので、広いランクル200でも積み方を決めておかないと荷室があっという間に埋まります。
今回は北海道で2014年式ランドクルーザー200 AXに乗るM.Tさんから提供してもらった実車写真も見ながら、ロッドホルダー、車載冷蔵庫、純正クールボックス、収納用品、電源の考え方までまとめます。
M.Tさんは家族でキャンプへ出掛け、ヒッチメンバーと軽トレーラーまで活用しているので、200系を「大きなSUV」ではなく、ちゃんと遊びに使っている例としてかなり参考になりますよ。
記事のポイント
- ランクル200を釣り仕様にするときの考え方
- ロッドホルダーを選ぶときの固定位置と注意点
- 純正クールボックスと後付け冷蔵庫の違い
- 冷蔵庫やキャンプ用品を安全に積むポイント
ランクル200の釣り仕様
ランクル200を釣り仕様にするなら、最初に用品を買い集めるより、誰が乗って、どんな釣りへ行き、何を車内へ残したいのかを決める方が失敗しにくいです。
海釣りと渓流釣りでは必要なロッドも違いますし、日帰りと車中泊でも荷物量が変わります。
積載量より配置を優先する
ランクル200は大型SUVなので、コンパクトカーと比べれば荷物を積みやすい車です。
2014年式AXの場合、トヨタ認定中古車の車両情報では全長4,950mm、全幅1,970mm、8人乗りとなっています。
出典:トヨタ自動車「ランドクルーザー AX 2014年4月発売モデル」
ただ、大きい車だから何でも奥へ放り込めばいいわけではありません。
ロッドケースを一番下へ置いたあとにクーラーボックスを積めば、釣り場でロッドを出すたびに荷物を下ろすことになります。
逆に、よく使うタックルをリアゲート付近へ集めすぎると、急ブレーキや急旋回で荷物が動きやすくなります。
釣り仕様では「たくさん載るか」より「必要な物を必要な順番で取り出せるか」を先に考えるのがおすすめです。
私なら、まず乗車人数を決め、その次にロッド、冷蔵庫やクーラーボックス、タックルボックス、濡れ物の順で置き場所を考えます。
最後に残った場所へ着替えや小物を入れる方が、現地で荷物を全部掘り返すような事態を避けやすいですね。
三列目をどう使うか決める
8人乗りのランクル200では、三列目の扱いが釣り仕様を作るうえでかなり重要です。
常に三列目まで使う家庭と、普段は二列目までしか使わない家庭では、使える荷室がまったく違います。
M.Tさんの車では、三列目を片側だけ跳ね上げて、もう片側の座席を残す使い方もされています。
つまり「座席を全部残す」「全部荷室にする」だけでなく、人と荷物の割合に合わせて調整できるわけです。
ロッドホルダーや大型冷蔵庫を買う前に、普段何席必要なのかは一度決めておきましょう。
三列目を使う日が多いのに、三列目の展開を邪魔する収納棚を組んでしまうと、せっかくの8人乗りを活かせません。
反対に二列目までしか使わないのであれば、荷室を釣り道具中心に使う自由度はかなり上がります。
荷室そのものの使い方を詳しく確認したい場合は、ランクル200の荷室寸法と三列目使用時の積み方も合わせて確認してみてください。
ロッドホルダーの選び方
ランクル200で釣りをする人が最初に気になりやすい用品がロッドホルダーです。
ロッドは細長く、そのまま荷室へ置くとほかの荷物に埋もれたり、穂先へ力が掛かったりするため、専用位置を作るメリットがあります。
ロッドの長さを先に測る
ロッドホルダー選びで最初に確認したいのは、車種名より普段使っているロッドの全長と収納状態です。
短く分割できるロッドと、長いまま持ち運ぶロッドでは必要なスペースが変わります。
「ランクル200用」と書かれたホルダーでも、あなたのロッドを問題なく固定できるとは限りません。
特に天井へ載せるタイプでは、グリップ側と穂先側をどこで保持するのか、前席の頭上まで張り出さないか、リアゲートを閉じても干渉しないかを見てください。
ロッドの穂先を曲げた状態で無理に収めたり、ドアやリアゲートへ挟まる位置へ置いたりするのは避けたいところです。
高価なロッドほど、車内へ載せられることと、安全に保持できることは別だと考えてください。
天井固定は頭上を確認する
車載ロッドホルダーでは、アシストグリップ周辺などを利用して天井付近へ固定する商品がよく見られます。
荷室床面を使わずに済むので、タックルボックスや冷蔵庫を下へ置きたい人には相性のいい方法です。
一方で、二列目や三列目へ人を乗せるなら、乗員の頭や乗り降りへ影響しないことが欠かせません。
ロッドが目線の高さに下がってくる設置では、急な車体の動きで接触する可能性もあります。
そのため、購入前にはホルダー本体の厚みだけでなく、ロッドを載せた状態の高さまで想像してください。
候補として探しやすいのは、車載用ロッドホルダーです。
後方視界も残しておく
天井へ数本のロッドを並べると、荷室床面はかなり使いやすくなります。
ただし、ルームミラーから見える後方視界をロッドやリールで塞いでしまう配置はおすすめしません。
特に大型のスピニングリールやベイトリールを付けたまま複数本載せる場合、思った以上に視界へ入り込むことがあります。
ランクル200はもともと車体が大きいので、後ろの情報をわざわざ減らす配置にしない方が運転しやすいでしょう。

ランドクルーザー200の運転席から見た車内と前方視界。ロッドホルダーを追加するときは乗員の頭上やミラー視界も確認したいところです。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)
床置きなら保護ケースも便利
天井固定をしたくないなら、ロッドケースへ入れて荷室へ置く方法もあります。
頻繁に釣りへ行かない人なら、この方が車内を普段どおり使いやすいかもしれません。
ロッドケースなら車外へそのまま持ち出せますし、ほかのキャンプ用品から穂先を守りやすいのもメリットです。
その代わり、長いケースを横積みすると荷室幅を使い、縦積みするとリアゲートから二列目方向まで場所を取ります。
どちらが良いかは、釣行回数と普段の乗車人数で決めると分かりやすいですよ。
冷蔵庫とクールボックス
「ランクル200 冷蔵庫」で調べると、純正クールボックスと後付けの車載冷蔵庫が混ざって出てくることがあります。
ここは同じ物として考えない方がいい部分です。
純正クールボックスとは
ランドクルーザー200には、年式やグレード、オプション構成によって純正のクールボックスが設定されていました。
たとえばトヨタの2019年版装備表では、2段式コンソールボックスとは別にクールボックスの設定が確認できます。
つまり、中古のランクル200でセンターコンソールがあるからといって、それが必ずクールボックスというわけではありません。
中古車を買ったあとで「これ、冷蔵庫じゃなかったの?」となるのは避けたいですよね。
純正クールボックスの有無は、年式・グレード名だけで決めず、実車のスイッチや装備内容まで確認してください。
また、純正クールボックスは家庭用冷蔵庫をそのまま車内へ小さくしたもの、と考えるのも違います。
飲み物などを保冷する装備として考え、何をどの程度冷やせるかはその車両の取扱説明書に従うのが基本です。
後付け冷蔵庫は別物
一方、後付けの車載冷蔵庫は、荷室などへ本体を置いて車両電源や別電源から動かす用品です。
釣った魚をすぐ持ち帰りたい人、キャンプで食材を長時間保管したい人、夏場に冷たい飲み物を確保したい人などはこちらが候補になります。
商品によって容量、外寸、消費電力、電源方式、冷却方式が異なるので、「ランクル200なら大きい物で大丈夫」と容量だけで選ぶのはおすすめしません。
候補として比較したいのは、車載冷蔵庫です。
購入前には外寸を見て、リアゲートを閉められるか、三列目の格納や展開を邪魔しないか、上蓋を開ける高さを確保できるかまで確認してください。
蓋が上へ開く冷蔵庫を天井ぎりぎりまで荷物で囲むと、現地で食材を取り出せなくなります。
魚の保管は用途を分ける
釣りで冷却用品を使う場合、飲み物と釣った魚を同じ空間へ入れたくない人も多いでしょう。
その場合は、車載冷蔵庫一台ですべてを済ませるより、魚用のクーラーボックスと飲食物用を分ける方法もあります。
大きさだけを競うより、衛生面や洗いやすさまで考えた方が長く使いやすいですよ。
冷蔵庫の電源を確認
車載冷蔵庫を選ぶとき、容量と価格以上に確認したいのが電源です。
車内にソケットがあるからといって、どんな冷蔵庫でも自由につなげられるわけではありません。
消費電力を必ず見る
ランクル200は販売期間が長いため、年式によって装備を分けて考える必要があります。
トヨタはランドクルーザーの取扱説明書を生産時期ごとに公開しており、200系についても2010年台から2021年まで複数の説明書を確認できます。
2014年式に近い2013年8月から2015年7月向けの説明書では、アクセサリーソケットで使用する電気製品について電圧・電流の条件が定められています。
なので、冷蔵庫を買う前に「12V対応だから使えるだろう」で終わらせず、自分の年式のソケット条件と冷蔵庫の消費電力を照らし合わせることが大切です。
中古車ではナビ、ドラレコ、USB電源などが後付けされていることもあります。
前オーナーの配線が残っている場合もあるので、見た目だけで現在の電源構成を判断しない方がいいでしょう。
常時通電を前提にしない
釣りやキャンプでは「車を離れている間も冷蔵庫を動かしたい」と考えたくなります。
ただし、車両側の容量や通電条件を確認しないまま、常時通電へ変更することはおすすめしません。
バッテリーが上がれば冷蔵庫どころかエンジンを始動できなくなります。
人の少ない釣り場やキャンプ場では、ロードサービスを呼ぶにも時間が掛かる場合があります。
車両配線を加工し、容量を確認しないまま冷蔵庫を常時通電させる使い方は避けましょう。
既存ソケットを使う場合も、車両側と製品側の条件を両方確認してください。
別電源という考え方
エンジン停止中も冷蔵庫を使いたい場合、車両バッテリーだけへ頼らず、用途に合った別電源を用意する考え方があります。
候補になるのがポータブル電源です。
ただし、ポータブル電源も容量だけで選ぶのではなく、冷蔵庫側の消費電力、使用時間、充電方法、使用温度などを確認する必要があります。
ポータブル電源を公式ストアで比べたい場合は、BLUETTI JAPAN
の公式サイトで容量や出力の違いを確認できます。
真夏の閉め切った車内はかなり高温になるため、電源機器をどこへ置くかも重要です。
車載冷蔵庫と電源を同時に買うなら、まず「停車中に何時間使いたいのか」を決めてから必要条件を比べる方が無駄がありません。
荷室へ冷蔵庫を置く方法
ランクル200へ後付け冷蔵庫を置くなら、積めるかどうかだけでなく、走行中に動かない配置を考えましょう。
本体が重くなるほど、急ブレーキ時に動いたときの危険も大きくなります。
固定しやすい位置を選ぶ
冷蔵庫はできるだけ安定した床面へ置き、周囲の荷物で何となく挟むだけの状態にしない方が安心です。
釣り道具は細長い物、硬い物、角のある物が多いので、冷蔵庫が動いてロッドケースやタックルボックスへ当たることも考えられます。
固定ベルトなどを使用する場合も、車両側で荷物固定に使える場所と、製品側の固定方法を確認してください。
荷物を無理にシートへ押し付けたり、内装部品へベルトを掛けたりするのは避けたいところです。
排熱スペースも見る
車載冷蔵庫には冷却機構があるため、本体の周囲を荷物で完全に塞がない方がいい商品もあります。
必要な空間は製品によって違うので、取扱説明書で確認してください。
荷室いっぱいにバッグや寝袋を押し込み、その中心へ冷蔵庫を埋めるような積み方は、取り出しにくいだけでなく機器の使用条件にも合わない可能性があります。
私は、冷蔵庫の置き場だけ先に決め、そこを基準に柔らかい荷物と硬い荷物を分ける方法が分かりやすいと思います。
水と電気を近づけすぎない
釣りでは濡れたウェーダー、ライフジャケット、タモ、バケツなどを積む場面があります。
冷蔵庫や電源機器のすぐ横へ、水滴が落ちる道具をそのまま置くのは避けたいですよね。
濡れ物専用の箱や防水トレーを用意し、電装品と場所を分けると荷室を管理しやすくなります。
候補としては、防水ラゲッジボックスのような用品が使いやすいでしょう。
釣り道具の積み分け方
ロッドと冷蔵庫の場所が決まったら、残りのタックルや濡れ物をどう分けるか考えます。
ここで何でも一つの大きな箱へ入れるより、使う場面ごとに分けた方が現地で動きやすいです。
乾いた物と濡れ物を分ける
釣り帰りの車内で困りやすいのが水、砂、泥、魚のにおいです。
往路ではきれいだった荷物も、帰りには状態が変わります。
そのため、着替え、タオル、食料などの乾いた荷物と、ウェーダー、長靴、タモなどを最初から別の箱にしておくと楽です。
防水性のあるボックスなら帰宅後に箱ごと下ろしやすく、荷室の掃除も減らせます。
特に海釣りでは塩分を含む水分が車内へ残るのは避けたいところ。
内装を長くきれいに使いたいなら、釣果より先に「濡れ物をどこへ置くか」まで決めておくと安心です。
重い物を上へ積まない
タックルボックス、クーラーボックス、ウォータータンクなどは、中身が入るとかなり重くなることがあります。
それらを柔らかいバッグや寝袋の上へ重ねると、走行中に崩れやすくなります。
重量物は低い位置を基本にし、その上へ軽い物を置く方が扱いやすいでしょう。
ルーフラックへ荷物を逃がす場合も、載せられるから載せるのではなく、車両側・キャリア側・ボックス側の積載条件を確認してください。
ルーフ積載も考えている方は、ランクル200のルーフキャリアと積載条件も参考になります。
収納用品は固定重視
ランクル200の釣り仕様を作るときは、収納ケースを増やしすぎない方が使いやすい場合もあります。
箱が増えるほど見た目は整って見えますが、そのぶん重量も増え、必要な物をどの箱へ入れたか分からなくなることもあります。
箱の高さを揃えすぎない
同じ収納ボックスを並べると見た目はきれいです。
しかし、リアゲートを開けるたびに三段積みを崩さないと下段へ届かないなら、釣りでは使いにくいでしょう。
よく使う物は一段目、予備用品は奥側といったように、使用頻度で位置を分ける方が実用的です。
仕掛け、ライン、工具など細かい物はタックルボックスへ集め、大型用品と混ぜない方が探しやすいですよ。
日常用品と分離する
ランクル200を釣り専用車として使わないなら、普段使う荷物との共存も考えましょう。
買い物袋、子どもの荷物、洗車用品などと釣具を同じ場所へ入れてしまうと、日常利用で毎回釣具を移動することになります。
M.Tさんの実車でも、センターコンソールや三列目などを家族利用に合わせて使い分けています。
普段使いの小物収納については、ランクル200の収納用品とセンターコンソールの使い方でも詳しく解説しています。
キャンプ用品も一緒に積む
釣りとキャンプをセットで楽しむ場合は、ロッドやタックルだけでなく、テントや寝具まで積むことになります。
ここまで増えるとランクル200でも、ただ荷室へ積み上げるだけでは使いにくくなってきます。
荷物の役割で場所を決める
キャンプ用品は、到着後すぐに出す物と最後まで出さない物を分けると積みやすくなります。
テントやタープを先に設営するならリアゲート側へ置き、着替えや予備品は奥へ。
冷蔵庫やクーラーボックスは途中の休憩でも使うため、荷物の一番奥へ押し込まない方が便利です。
ロッドはその上をまたぐような位置へ無理に置かず、天井ホルダーやケースで独立させる。
こうして役割別に置き場を決めると、ランクル200の広い車内を活かしやすくなります。
家族キャンプは人数を優先
M.Tさんは大人2人と子ども4人の家族でランクル200を使っています。
家族が多いと、テント、椅子、寝具だけでも一気に荷物が増えます。
さらに愛犬も一緒となれば、人が快適に座る空間を荷物で圧迫しない工夫が必要でしょう。
だからこそM.Tさんは、ヒッチメンバーと軽トレーラーも活用しています。

キャンプ用品を積んだ軽トレーラーを連結したランドクルーザー200。大人数で出掛ける場合は、乗員空間と荷物を分ける考え方もあります。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)
これは全員に必要な方法ではありません。
ただ、「ランクル200だから全部車内へ入れなきゃ」と考える必要もないということです。
大人数での釣りキャンプなど、室内へ荷物を詰め込みすぎるなら、別の積載方法を検討する余地があります。
ヒッチ用品は条件確認が必要
ヒッチメンバーやトレーラーは、単に用品を取り付ければ何でも運べるわけではありません。
車両側、ヒッチ側、トレーラー側の条件や登録内容、牽引できる重量などを確認する必要があります。
釣り道具を少し増やしたいだけなら、まず車内やルーフ側の見直しから始める方が現実的でしょう。

M.Tさんのランドクルーザー200に装着されたヒッチメンバーと電源ソケット。積載方法を広げる装備ですが、使用条件の確認が欠かせません。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)
釣り仕様で避けたい積み方
ランクル200は荷室が広いからこそ、多少雑に積んでも収まってしまいます。
でも、安全面では「入ったから大丈夫」ではありません。
後方視界を塞ぐ積み方
大型クーラーボックスや収納ケースを高く積み上げると、ルームミラーから後ろが見えにくくなります。
ロッドホルダーを天井へ付けたうえで、荷物も天井近くまで積めば、さらに視界は狭くなるでしょう。
荷物を載せた状態で運転席へ座り、前後左右の見え方を確認してください。
釣り場へ向かう早朝や帰宅時の夜間は、日中以上に視界を確保しておきたいところです。
乗員の近くへ重量物を置く
後席のすぐ横や頭より高い位置へ、重いタックルボックスや冷蔵庫を置くのも避けたい積み方です。
固定していない荷物は、急ブレーキ時に思った以上に動きます。
三列目へ人を乗せる場合は、その隣へ何を置くかまで考えてください。
釣り仕様でも最優先は釣具ではなく乗員です。
無理な電源増設
冷蔵庫、USB充電、ライト、電動リール用機器などを使うようになると、電源をもっと増やしたくなります。
しかし、分岐を重ねて多くの機器を同時使用する方法や、車両側の容量を確認せず配線を変更する方法はおすすめしません。
特に中古のランクル200では、すでに後付けナビやドラレコが装着されていることもあります。
現在どこから何の電源を取っているのか分からない車両へ、さらに電装品を追加していくのは避けたいですね。
用品を買う順番
ランクル200を釣り仕様へしたいなら、用品を一気に揃えなくても大丈夫です。
むしろ、一度釣りへ行ってから不便だった部分だけ買い足す方が、自分に合う仕様になりやすいと思います。
最初は固定用品から
最初に用意したいのは、ロッドや荷物を安全に置くための用品です。
ロッドホルダー、滑りにくい荷室用品、収納ケースなどから始めると、比較的失敗が少ないでしょう。
次に、魚や食料を冷やす必要性が高ければクーラーボックスや車載冷蔵庫。
最後に、使用時間に応じて電源関係を考える順番が分かりやすいです。
| 優先 | 用品 | 確認すること |
|---|---|---|
| 最初 | ロッド収納 | ロッド長、乗員頭上、視界、固定方法 |
| 次 | 収納ボックス | 濡れ物、重量物、取り出す順番 |
| 必要なら | 冷蔵庫 | 外寸、蓋の開閉、消費電力、固定 |
| 使用時間次第 | 別電源 | 使用時間、出力、設置場所、充電方法 |
| 荷物が増えたら | ルーフ・ヒッチ用品 | 適合、積載条件、高さ、重量 |
アウトドア用品も比較する
釣りとキャンプを兼ねるなら、椅子、テーブル、防水バッグ、収納用品など共用できる道具を選ぶと荷物を減らせます。
用途ごとに専用品を増やすより、一つで複数の場面に使える用品を選ぶのも200系を使いやすくするコツです。
用品を買うときは、商品ページに「SUV対応」と書いてあるだけで決めず、ランクル200への固定方法や実寸まで確認してください。
ランクル200ならではの使い方
ここまで見ると、ランクル200の魅力は単純な荷室容量だけではないことが分かります。
座席を残したり、格納したり、車外積載を使ったりしながら、その日の人数に合わせられることが大きなメリットです。
大人数でも遊びに使える
M.Tさんの2014年式AXは8人乗りで、大人2人、子ども4人、愛犬という家族で使われています。
家族の送迎や買い物だけでなく、キャンプへ行き、軽トレーラーまで牽引する使い方です。
これを見ると、ランクル200の大きさは駐車場では負担になる一方、アウトドアではちゃんと意味を持つことが分かります。
一人や二人で釣りへ行くなら荷室をかなり自由に使えますし、家族でキャンプへ行くなら三列目の使い分けが活きる。
遊び方によって車内を変えられるのが200系の面白いところでしょう。
車内だけで完結させない
釣り仕様というと、車内へ棚を作り込んだり、収納を固定したりしたくなるかもしれません。
ただ、家族でも使うランクル200なら、必要なときだけ用品を付けられる仕様も十分ありです。
ロッドホルダーを外せるようにする。
冷蔵庫は釣行時だけ載せる。
収納ボックスも固定式ではなく、そのまま持ち出せる物を使う。
そうすれば、日常では8人乗りの大型SUVとして使い、週末だけ釣り仕様へ変えられます。
ランクル200全体の特徴や中古車選び、維持費、カスタムまでまとめて確認したい場合は、ランクル200完全ガイドから各テーマへ進めます。
購入前の確認ポイント
ロッドホルダーや冷蔵庫は、商品そのものの性能だけで選ばず、現在の車両と使い方に合うかを確認してください。
特に中古のランクル200では、同じ車名でも年式や装備が違います。
ロッドホルダーで見る点
ロッドの全長、対応本数、固定方法、天井との距離、乗員の頭上、リアゲートとの干渉を確認します。
リールを付けたまま載せるなら、リール部分の厚みも忘れないようにしましょう。
商品説明に「ランクル200対応」とあっても、自分の車に付いているアシストグリップや内装用品との併用まで保証されているとは限りません。
冷蔵庫で見る点
容量だけでなく外寸、重量、上蓋の開き方、消費電力、電源方式を確認します。
実際に置く位置をメジャーで測り、電源コードを無理なく引けることまで見ておくと安心です。
また、中身を入れた状態では本体重量よりかなり重くなる可能性があります。
持ち運ぶ頻度が高いなら、本体サイズだけでなく「中身を入れた状態で自分が持てるか」も大事ですよ。
収納用品で見る点
収納ボックスでは、荷室に収まることだけでなく、蓋を開けられるか、上へ積み重ねられるか、濡れたまま積んでも手入れしやすいかを見ます。
タイヤハウスや三列目シートと干渉するような大きさだと、少し位置を動かしたいときに困ります。
最初から荷室いっぱいに収納棚を組むより、市販ボックスで何度か釣りへ行き、自分の積み方が固まってから必要に応じて変更する方が無駄は少ないでしょう。
ランクル200の釣り用品に関するよくある質問(FAQ)
最後に、ランクル200を釣りやキャンプへ使うときに気になりやすい疑問をまとめます。
Q1. ランクル200に長いロッドを積めますか?
A. ロッドの長さと収納方法が合えば積載できますが、車名だけで判断しない方がいいです。
天井式ロッドホルダーなら床面を使わずに済みますが、乗員の頭上、後方視界、リアゲートとの干渉を確認する必要があります。
長いロッドをそのまま積みたい場合は、自分が使うロッドを実測してからホルダーの対応寸法を確認してください。
Q2. ランクル200の純正クールボックスは冷蔵庫と同じですか?
A. 同じ物として考えない方がいいです。
ランクル200には年式やグレード、オプションによって純正クールボックスが設定されていますが、後付けの車載冷蔵庫とは仕組みや使い方が異なります。
また、センターコンソールが装着されていても、必ずクールボックス仕様とは限りません。
中古車では実車の装備と取扱説明書を確認してください。
Q3. 車載冷蔵庫をエンジン停止中も使えますか?
A. 車両側と冷蔵庫側の条件を確認せず、常時通電を前提に使うのはおすすめしません。
エンジン停止中の使用方法は車両の通電条件や製品によって異なり、使い方によってはバッテリー上がりにつながる可能性があります。
長時間使いたい場合は、消費電力と使用時間を確認したうえで別電源を使う方法も検討してください。
Q4. 釣り道具は三列目を残しても積めますか?
A. 荷物量によりますが、ランクル200の8人乗りでは三列目を片側だけ格納して使う方法があります。
実際にM.Tさんの2014年式AXでも、片側の三列目を残しながら荷室を使っています。
ただし、大型クーラーボックスや長いロッドケースまで積む場合は、必要な座席数を決めたうえで実寸を確認した方が確実です。
Q5. ランクル200を釣り仕様にするなら何から買うべきですか?
A. 最初はロッドや荷物を固定する用品から考えるのがおすすめです。
そのあと収納ケース、必要であれば冷蔵庫、さらに長時間使うなら電源という順番にすると、自分の使い方に必要な用品が分かりやすくなります。
一度も釣りへ行かないまま用品を全部揃えるより、実際に使って不便だった部分を少しずつ変える方がランクル200を普段使いしやすいですよ。
ランクル200釣り仕様まとめ
ランクル200を釣りやキャンプ仕様へするなら、用品の大きさや見た目より、固定、電源、乗員、視界の4つを優先して考えましょう。
ロッドホルダーはロッドの長さと乗員の頭上を確認し、冷蔵庫は外寸だけでなく消費電力と蓋を開ける空間まで見てください。
また、純正クールボックスと後付け車載冷蔵庫は別の装備なので、中古車の装備確認でも混同しないことが大切です。
車載冷蔵庫を使う場合も、車両電源の容量を確認せず常時通電へ変更するのは避けましょう。
三列目を使う家庭なら、人が座る場所を決めてから残った荷室へ釣具を配置する。
一人や二人で釣りへ行くことが多いなら、三列目を格納してロッド、冷蔵庫、濡れ物の場所を分ける。
この順番なら、同じランクル200でも自分の遊び方に合った仕様を作りやすいです。
ランクル200は大きな車ですが、荷室は無限ではありません。
だからこそ「何を載せるか」だけでなく「何を載せないか」まで決めると、釣り場でもキャンプ場でもかなり使いやすい一台になりますよ。
- ロッドの長さと固定位置を実測する
- 三列目を何席残すか先に決める
- 純正クールボックスと後付け冷蔵庫を区別する
- 冷蔵庫の外寸・消費電力・固定方法を確認する
- 車両電源の容量を確認せず常時通電へ変更しない
- 濡れ物と電装品の置き場所を分ける
- 重量物は低い場所へ固定する
- 後方視界と乗員スペースを残す
- 用品は実際に使いながら少しずつ追加する



