ランドクルーザー200

ランクル200の荷室寸法|三列目使用時の容量と積み方を解説

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ランドクルーザー200の荷室にベビーカーやキャンプ用品を積載した様子と三列目シート この個性は気に入りましたか?

こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。

ランクル200は全長約5mの大きな車なので、「荷室もかなり広いだろう」と思いやすいですよね。

ただ、8人乗りの200系では三列目を使うか、片側だけ格納するか、左右とも格納するかで、実際に荷物へ使える空間がかなり変わります。

特に家族で出かけるときは、車そのものの大きさより「人を何人乗せた状態で、どれだけ荷物を残せるか」の方が大切です。

北海道で2014年式ランドクルーザー200 AXに乗るM.Tさんは、子ども4人と大人2人、さらに愛犬もいる家庭で、送迎や買い物、キャンプに200系を使っています。

共有してもらった実車写真を見ると、三列目を使ったままベビーカーを積む場面、片側だけ跳ね上げる場面、キャンプ用品が増えたときの使い方までかなり具体的に分かります。

この記事では、単純な「何L入るか」だけではなく、ランクル200の荷室寸法をどう見ればいいのか、三列目の状態で何が変わるのか、ゴルフバッグやベビーカー、キャンプ用品を積むときにどこを見るべきかを実用目線でまとめました。

記事のポイント

  • ランクル200の荷室寸法を見るときの注意点
  • 三列目の状態によるラゲッジスペースの違い
  • ベビーカーやゴルフバッグを積む考え方
  • 荷物を安全に固定して後方視界を残す方法

ランクル200荷室の結論

ランクル200の荷室を見るときに一番大切なのは、「車が大きいから荷物もたくさん積める」とひとまとめにしないことです。

三列目を使う人数と、実際に載せたい荷物をセットで考えると、使い勝手がかなり分かりやすくなります。

三列目の状態で広さが変わる

国内仕様のランクル200には、2列シート・5人乗りのGXと、3列シート・8人乗りのAX系やZXがあります。

8人乗りでは三列目が5:5分割になっており、左右をそれぞれ車体側面へ跳ね上げて格納できる構造です。

つまり荷室は、「三列目を全部使う」「片側だけ格納する」「左右とも格納する」という使い分けができます。

トヨタの2019年カタログでも、8人乗り車にはシートバック5:5分割のスペースアップ式サードシートが設定され、GXは2列シート・5人乗りとされています。 :chatgpt-content-reference{index="0"}

ランクル200全体の年式やグレードまで確認したい場合は、ランクル200完全ガイドもあわせて見てみてください。

ランドクルーザー200の三列目シートを片側だけ跳ね上げた荷室

ランドクルーザー200の三列目シート。片側を使用位置に残し、もう片側を車体側面へ跳ね上げた状態です。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

写真で見ると、この仕組みの意味がよく分かります。

三列目を全部なくしてしまうのではなく、必要な座席だけ残せるので、家族の人数と荷物に合わせやすいんですよ。

容量より床面と開口部を見る

ラゲッジ容量をリットルで比較すると、車同士の大まかな違いは分かります。

ただ、実際に積むのは水ではなく、ベビーカー、ゴルフバッグ、スーツケース、クーラーボックスのように形のある荷物です。

そのため私は、荷室では奥行き、横幅、高さ、開口部、タイヤハウスや格納したシートによる出っ張りを先に見た方がいいと思っています。

荷物が入るかを決めるのは、最大容量だけではありません。

一番狭い部分を通せるか、バックドアから持ち上げられるか、置いたあとに荷物が動かないかまで確認しておきましょう。

海外仕様のランドクルーザー200にはラゲッジ容量がリットル表記された資料もありますが、国内仕様とは乗車定員や装備が異なる車両があります。

その数字をそのまま日本の8人乗りAXやZXへ当てはめるより、国内仕様のシート構造と実車を基準に考える方が分かりやすいです。

ハル
ハル
200系くらい大きい車だと、数字だけ見て「何でも積めそう」と思いますよね。でも家族で使うなら、何人座るかを決めた瞬間に使える荷室も変わります。
妻さん
妻さん
人数が多い旅行ほど荷物も増えるから、車が大きいだけでは決まらないんだよね。

ランクル200の荷室寸法

「ランクル200の荷室寸法は何mmなのか」と調べている方も多いと思います。

ここは、トヨタが公表している室内寸法と、荷物を実際に置ける荷室寸法を混同しないことが大切です。

公式の室内寸法を確認

トヨタの2019年カタログでは、8人乗りAXの室内寸法として、室内長2,690mm、室内幅1,640mm、室内高1,200mmが記載されています。 :chatgpt-content-reference{index="1"}

項目 AXの公表値 見るときの注意
室内長 2,690mm 荷室床面だけの長さではない
室内幅 1,640mm 荷室の最小幅を示す数字ではない
室内高 1,200mm 荷室床から天井までの実用高とは別に考える
乗車定員 8人 AX系・ZXとGXで異なる

出典:トヨタ自動車「ランドクルーザー200 2019年カタログ・主要諸元」

ここで注意したいのは、2,690mmという数字を「荷室の奥行き」として使わないこと。

これは車内全体の室内長なので、三列目後方のラゲッジスペースが2,690mmあるという意味ではありません。

荷室は座席位置で測る

今回確認した国内向けカタログでは、三列目使用時、三列目格納時といった状態ごとの荷室床面寸法は、主要諸元として一律には掲載されていません。

しかも二列目には前後スライド機構があるため、三列目を格納した状態でも二列目をどこへ置くかで荷室の奥行きが変わります。

そのため用品を購入するときは、ネット上の数字だけで「入る」と判断せず、自分の車両を普段使う座席位置にして測るのが確実です。

測る場所は四つで十分

最低限測りたいのは、バックドアから座席までの床面奥行き、荷室の一番狭い横幅、床面から天井までの高さ、バックドア開口部の幅と高さです。

三列目を跳ね上げる8人乗り車では、さらに左右へ格納したシートの間隔も測っておくと用品選びが楽になります。

大きな収納ボックスを購入するときは最大横幅ではなく、実際に箱を通す場所の最小幅を基準にしてください。

通販でラゲッジ用品を買う場合は、年式・型式・グレードだけでなく、5人乗りか8人乗りかも確認したいところです。

「ランクル200用」という商品名だけでは、荷室形状まで完全に一致するとは限りません。

GXは荷室の考え方が違う

GXは2列シート・5人乗りなので、8人乗り車のような三列目そのものがありません。

三列目を左右へ跳ね上げる必要がないため、荷物中心で200系を選ぶ人にとっては見逃せない違いです。

反対に、大人数で乗る可能性がある家庭では、AX系やZXの三列目を残せることに価値があります。

荷室だけ見れば座席が少ない方が有利ですが、ランクル200を選ぶ目的が家族移動なら「何人分の席を残したいか」から逆算した方がいいでしょう。

三列目使用時の荷室

ランクル200の荷室で一番条件が厳しくなるのが、三列目をすべて使用する状態です。

8人分の座席を確保できる代わりに、荷物は三列目の後ろへ積むことになります。

奥行きはかなり限られる

三列目を起こした状態では、リアゲートと三列目シートの間が荷室になります。

大きなSUVだからといって、8人乗車したままキャンプ用品や大型スーツケースを何個も余裕で並べられるとは考えない方がいいですね。

テントやチェア、寝具などのキャンプ用品をまとめてそろえたい場合は、キャンプ用品のセレクトショップ「hinataストア」で比べながら選ぶと、車に積む量もイメージしやすくなります。

むしろ三列目使用時は、大型SUVというより「大人数を乗せたあとに残る荷室」と考えるとイメージしやすいです。

ランドクルーザー200の三列目後方に折り畳みベビーカーを積んだ荷室

ランドクルーザー200の三列目シート後方に折り畳んだベビーカーを積んだ状態。三列目を使う際の荷室の奥行きをイメージしやすい実例です。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

M.Tさんの実車では、三列目を使用した状態でも折り畳んだベビーカーを載せています。

これはかなり参考になる写真で、「三列目を使ったら荷物が何も積めない」というわけではありません。

ただし、ベビーカーは製品によって折り畳み時の厚さや長さが違います。

同じ場所へさらにスーツケースや買い物袋を載せるなら、荷物同士の組み合わせまで考える必要があります。

日常の買い物なら使いやすい

スーパーの買い物袋、リュック、子どもの小さなバッグなど、高さや厚みを抑えやすい荷物なら三列目使用時でも積み方を作りやすいでしょう。

一方、大型クーラーボックス、ハードケース、大きなスーツケースのように形を変えられない荷物は一気に場所を取ります。

買い物中心なら困らなかったとしても、同じ7〜8人で旅行へ行くと荷物量が倍以上になることもありますよね。

乗車できる人数と旅行できる人数は同じとは限りません。

全席を使う予定があるなら、人数だけでなく、その人数分のバッグまで荷室へ入るかを購入前に想像しておきましょう。

三列目の人数を減らす方法

8人乗りの便利なところは、三列目を一括で使う必要がないことです。

6人や7人で乗るなら、空いている側を跳ね上げて荷室を広げられます。

三列目そのものの使い勝手や定員については、ランクル200の三列目と後部座席の使い勝手でも詳しく解説しています。

片側格納時の荷室

個人的に、8人乗りランクル200らしさが一番出るのはこの使い方だと思います。

三列目を片側だけ残し、反対側を跳ね上げれば、人と荷物の両方をかなり現実的に載せられます。

6人家族と荷物を両立

M.Tさんは大人2人と子ども4人の6人家族なので、常に8席すべてを使うわけではありません。

そこで三列目の片側を格納すれば、必要な座席を残しながら荷物を置く場所を増やせます。

ランドクルーザー200の三列目を片側格納してベビーカーを積んだ荷室

三列目シートを片側だけ跳ね上げ、折り畳みベビーカーを積んだランドクルーザー200。座席と荷室を両立した実際の使い方です。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

三列目をすべて使った写真と比べると、ベビーカーの置き方に余裕が生まれているのが分かります。

旅行バッグやスポーツ用品を追加したい場面でも、この一席分が空くだけで積み方の自由度はかなり違ってきます。

縦長の荷物を置きやすい

片側だけ荷室を広げると、奥行きが必要な荷物を一方向へ逃がしやすくなります。

例えば折り畳みチェア、テント、長めのバッグなど、四角い荷物だけではないアウトドア用品を組み合わせるときに便利です。

ただし格納した三列目シートは車体側面に残るため、「座席を畳めば荷室全体が完全な四角形になる」というタイプではありません。

大きな収納ボックスを横いっぱいに置きたい場合は、跳ね上げたシートとの干渉を確認してください。

ハル
ハル
この片側だけ畳める仕組みは、M.Tさんのベビーカー写真を見ると便利さが分かりやすいですね。人数に合わせて一席ずつ考えられるのが200の面白いところです。
妻さん
妻さん
「今日は6人だからここを荷物に使おう」みたいに、その日ごとに変えられるのは助かりそう。

両側格納時の荷室

三列目を左右とも跳ね上げれば、二列目の後ろからリアゲートまでを荷室として使えるようになります。

買い物だけでなく、旅行、ゴルフ、キャンプなどでランクル200らしい積載空間を使いたいなら、この状態が基本になります。

床面の奥行きを使える

三列目を格納すると、三列目使用時とは荷物を置ける床面の長さが大きく変わります。

しかも二列目にはスライド機構があるため、後席の足元に余裕があるときは少し前へ動かし、荷室側へ余裕を作ることも可能です。

ただし後席に人を乗せる場合は、荷室を数cm広げるために膝まわりを窮屈にしすぎても意味がありません。

家族全員が無理なく座れる位置を先に決め、その後ろへ荷物を合わせる順番がおすすめです。

ランドクルーザー200の三列目を格納して広げた荷室

ランドクルーザー200の三列目を格納した荷室。リアゲート側から二列目方向までの床面を確認できます。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

跳ね上げ式の横幅に注意

三列目を格納すると奥行きは増えますが、左右へ跳ね上げたシートそのものは車内に残ります。

ここは床下へ完全収納するタイプのSUVやミニバンとの違いです。

細かなバッグなら空いた場所へ合わせられますが、横幅が決まった大型ボックスでは、左右の格納シートが意外と効いてくることがあります。

折りたたみコンテナを選ぶ場合も、商品外寸と荷室の最大幅だけを比べるのではなく、実際に置く場所の幅を測ってください。

荷室用品は必要な物だけ

荷室が広いと、収納ボックスや仕切りをたくさん置きたくなります。

でも用品自体が場所を取ってしまうと、せっかくの大きなラゲッジスペースを固定された小さな区画に分けてしまいます。

普段は床面を広く残し、買い物袋が動くのが気になるならカーゴネット、汚れ物を載せるならラゲッジマットというように、不便がある部分だけ追加する方が使いやすいですよ。

小物収納については、ランクル200の収納用品選びでもまとめています。

積める荷物の目安

荷室寸法を調べる目的は、数字そのものを覚えることではなく、「自分の荷物が積めるのか」を知ることだと思います。

ここでは実際の使い方に置き換えて考えてみましょう。

ベビーカーは実例あり

ベビーカーについては、M.Tさんの実車写真で三列目使用時と片側格納時の両方を確認できます。

三列目を使ったままでも折り畳みベビーカーを積めていますが、片側を格納すれば周囲の空間は明らかに増えます。

子どもが小さい家庭では、ベビーカーだけでなく、おむつバッグ、着替え、買い物袋なども同時に載りますよね。

そのため「ベビーカー1台が入った」で終わらせず、普段一緒に持ち出す物まで並べて考えてください。

購入前にベビーカーを測る

折り畳んだ状態の長さ、幅、厚さを測れば、かなり判断しやすくなります。

特に三列目を使用したまま載せたい場合は、厚さがポイントになりやすいでしょう。

店頭で中古車を確認できるなら、メジャーだけ持っていくだけでも写真を見るより多くのことが分かります。

ゴルフバッグは形を見る

「ランクル200にゴルフバッグは何個入る?」という疑問も多いですが、私は一律に本数を断定しない方がいいと思っています。

キャディバッグはモデルによって長さや太さが違い、ドライバーを入れた状態かどうかでも外寸が変わるためです。

さらに三列目を左右へ跳ね上げた8人乗りでは、荷室の中央と側面で使える横幅が同じではありません。

真っすぐ入れる必要はない

ゴルフバッグのような長い荷物は、前後方向へ真っすぐ置くだけでなく、横向きや斜め向きも候補になります。

ただ、バッグを斜めに置けばその周囲にデッドスペースができるので、人数分のボストンバッグやシューズケースも一緒に載せるなら配置を先に決めたいところです。

「4バッグ入る車か」ではなく、自分のバッグ何本と、その人数分の手荷物が同時に載るかで考える方が実用的ですよ。

キャンプは人数が効く

キャンプ用品は、テント、チェア、テーブル、寝具、クーラーボックス、調理道具と、数も形もばらばらです。

二列目まで使って三列目を両側格納できれば、かなり多くの道具を載せられます。

しかし6人以上でキャンプへ行けば、三列目の一部を座席に戻す必要が出てきます。

しかも人数が増えるほど寝具や着替え、飲み物、食料も増えるので、荷室だけを見るとむしろ条件は厳しくなります。

キャンプ道具を積んだトレーラーとランドクルーザー200の荷室

キャンプ道具を積んだトレーラーを連結したランドクルーザー200。家族と愛犬を乗せるM.Tさんは、荷物が増えるレジャーでは車外の積載手段も使っています。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

M.Tさんはヒッチメンバーを装着し、キャンプ用品やスノーモービルを運ぶ際に軽トレーラーも利用しています。

これは「ランクル200の荷室が狭い」という話ではなく、家族6人と愛犬を乗せて大量のレジャー用品まで運ぶと、大型SUVでも荷室には限界があるという実例です。

キャンプ用品を毎回大量に積むなら、「車内に全部押し込めるか」だけではなく、人数と荷物量そのものを見直す方が現実的ですね。

旅行は柔らかいバッグが便利

旅行では、同じ容量でもハードスーツケースと柔らかいボストンバッグで積みやすさがかなり違います。

スーツケースは形を変えられないので、最後に数cm足りなくても押し込めません。

一方、衣類中心の柔らかいバッグなら、荷物と荷物のすき間へ合わせやすくなります。

三列目を一部使う家族旅行ほど、荷室をきれいな四角形として考えず、大小の荷物を組み合わせる方がスペースを使いやすいでしょう。

リアまわりの使い勝手

荷室は床面だけでなく、車の後ろ側からどう積み込むかも重要です。

ランクル200には上下開きのバックドアが採用されているため、一般的な一枚式リアゲートとは少し使い方が違います。 :chatgpt-content-reference{index="2"}

ランドクルーザー200のリアゲートと後方外観

ランドクルーザー200を後方正面から見たリアまわり。荷室を日常的に使うなら、後方スペースやバックドアの開閉も確認しておきたい部分です。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

上下開きバックドアを使う

上側を開けたあと下側も開ける構造なので、荷物を積み下ろしするときには下側ゲートとの距離も考える必要があります。

荷室の奥へ手を伸ばす場合、大柄な車体だけに「床が広い=簡単に奥まで手が届く」とは限りません。

反対に下側ゲートを閉じたまま小さな物を出し入れできる場面もあり、荷物によって開け方を変えられます。

駐車場の後ろも確認

自宅や月極駐車場で壁ぎりぎりまで後退すると、上側バックドアを十分開けられない場合があります。

スーパーでは後ろに別の車が停まり、荷物を載せるスペースが狭くなることもありますよね。

車体寸法だけではなく、停めたあとに人が後ろへ立ち、バックドアを開けて荷物を持てるかまで想像しておくと失敗しにくいです。

後ろ姿だけでも大きい

200系はリアから見ると車幅の大きさを改めて感じます。

それだけ開口部にも余裕を作りやすい一方、狭い駐車場では荷物を持ったまま車体横を通る場面も出てきます。

大きなクーラーボックスやベビーカーを頻繁に出し入れする家庭なら、荷室寸法だけでなく駐車環境も荷室の使いやすさの一部と考えてください。

荷物を安全に積む方法

荷室が広い車ほど、「まだ入るから」と上へ積み重ねたくなります。

でも積載では、入るかどうかより走行中に荷物がどう動くかの方が重要です。

重い物は低い位置へ

クーラーボックス、工具、飲料ケースのような重い物は、できるだけ低い位置へ置きたいところです。

高い位置へ重い物を積み上げると、急ブレーキや急な進路変更で荷物が動いたときの影響も大きくなります。

また、左右どちらか一方だけへ重い物を集中させるのではなく、荷重の偏りにも注意してください。

荷物は固定して使う

テントやバッグなら多少動いても大丈夫と思いがちですが、急ブレーキ時には普段とは違う力が掛かります。

走行中に動きそうな荷物は、車両側の固定箇所や用品の使用条件を確認しながら荷物固定ベルトなどで動きを抑えておくと安心です。

ただし固定具は、内装パネルやシート部品へ適当に引っ掛けるのではなく、荷物固定に使える場所を確認して使用してください。

後方視界を残す

トヨタの取扱説明書では、荷物によって視界を妨げないことや、室内の荷物を安定させること、シート背もたれより高く荷物を積まないことなどが注意事項として示されています。 :chatgpt-content-reference{index="3"}

出典:トヨタ自動車「ランドクルーザー取扱説明書 2020年6月」

キャンプ用品を天井まで詰め込むと、ルームミラーから後ろが見えにくくなるだけでなく、荷物が前方へ動く余地も増えてしまいます。

「荷室に入ったから積載完了」ではありません。

荷物が動かないこと、乗員側へ飛び出さないこと、運転に必要な視界を残せることまで含めて積み方を決めてください。

ハル
ハル
家族旅行って、出発前はきれいに積めても帰りはお土産や濡れた物が増れたりします。最初から荷室を100%埋めないくらいが使いやすいと思います。
妻さん
妻さん
帰りだけ荷物が増えるの、あるあるだよね。子どもの上着とかも気付いたら荷物になってるし。

積載量は重量にも注意

「ランクル200の積載量は何kg?」と調べる場合にも注意が必要です。

200系は貨物車ではなく乗用車なので、商用バンのように「最大積載量○kg」という数字だけを見て荷物を載せる考え方にはなりません。

容量と重量は別の話

荷室が空いているからといって、その空間をすべて重量物で埋めてよいわけではありません。

例えば衣類や寝袋なら荷室いっぱいになっても比較的軽いですが、水、工具、金属製のキャンプ用品などは同じ体積でもかなり重くなります。

「あと一箱入る」という体積の判断と、「この重さを追加していいか」という重量の判断は分けて考えてください。

乗員も車両重量に関わる

大人数で使うランクル200では、荷物だけでなく乗っている人の重量もあります。

8人乗りだからといって、8人を乗せたうえで空いている場所すべてへ重量物を積めるという意味ではありません。

特に大人数で長距離旅行をする場合は、荷室の空間だけを積載判断の基準にしないことが大切です。

重さを左右へ偏らせない

重いクーラーボックスを片側へ置き、その上にさらに飲料を積むような載せ方より、床面の低い位置へ分散させた方が扱いやすくなります。

軽い寝具や衣類を上へ、重量のある物を下へという順番にすると、積み直しもしやすいですよ。

ランクルだから多少雑に積んでも大丈夫、と考えず、乗員を運ぶ車として積み方を決めたいですね。

購入前の荷室チェック

中古でランクル200を検討しているなら、荷室は写真を眺めるだけで終わらせない方がいいです。

数分あれば確認できるポイントばかりなので、販売車両を見るときに実際に動かしてみましょう。

三列目を実際に動かす

まず三列目を起こした状態、片側だけ格納した状態、両側を格納した状態の三つを試します。

中古車ではシートそのものの状態だけでなく、格納機構がスムーズに動くか、固定できるかも見てください。

普段三列目を使わない人でも、いざ大人数で出かける日に動かせなければ困ります。

二列目を普段の位置へ

荷室を最大にするため二列目を一番前へ動かした状態だけ測っても、家族を乗せたときの実用寸法にはなりません。

運転席と助手席をいつもの位置へ合わせ、二列目へ家族が座れる場所を作ってから、その後ろを測ってください。

これだけでネット上の最大値より、あなたの家庭で使える数字へ近づきます。

普段の荷物を測っておく

ベビーカー、ゴルフバッグ、クーラーボックス、収納箱など、頻繁に載せる物は自宅で外寸を測ってスマホへメモしておくと便利です。

中古車を見に行ったときに荷室を測れば、その場で比較できます。

数値だけで判断しにくければ、販売店の許可を得たうえで実際の荷物を持ち込んで確認する方法もあります。

開口部も忘れず測る

床へ置けるスペースが十分でも、荷物がバックドアの開口部を通らなければ載せられません。

特に大型の収納ケースやクーラーボックスでは、荷室内部の最大幅だけを見ないようにしましょう。

「中には置けるのに入口を通らない」は、大型用品で地味に起こりやすい失敗です。

ハル
ハル
私なら、中古車を見に行く前にベビーカーやキャンプ箱の寸法をスマホへ入れておきます。メジャー一本あれば、その車が自分の生活に合うかかなり具体的に分かりますよ。
妻さん
妻さん
車の数字を覚えるより、家にある荷物を測っておく方が分かりやすそうだね。

ランクル200の荷室に関するよくある質問(FAQ)

Q1. ランクル200の荷室寸法は何mmですか?

A. 荷室だけの寸法は、三列目や二列目の状態によって変わるため一つの数字では表せません。

トヨタの2019年カタログでは、8人乗りAXの室内寸法として室内長2,690mm、室内幅1,640mm、室内高1,200mmが公表されていますが、これは荷室床面だけの寸法ではありません。

用品の適合を判断するときは、三列目と二列目を普段使う状態にして、床面奥行き、最小幅、高さ、開口部を実車で測るのがおすすめです。

Q2. 三列目を使ったままベビーカーは積めますか?

A. ベビーカーのサイズによりますが、実際に三列目後方へ折り畳みベビーカーを載せている例があります。

今回紹介した2014年式AXでも、三列目を使用した状態でベビーカーを積載しています。

ただし製品ごとに折り畳み寸法が違うため、さらに買い物袋や旅行用品を載せる場合も含めて確認してください。

Q3. ゴルフバッグは何個積めますか?

A. 一律に何個と断定するより、使用するキャディバッグの外寸と三列目の状態から判断する方が確実です。

三列目を格納すれば床面を広く使えますが、8人乗りでは格納したシートが左右に残るため、荷室全体が完全な四角形になるわけではありません。

バッグを横向きや斜めに置く場合は、一緒に載せるボストンバッグやシューズケースの場所も考えておきましょう。

Q4. 三列目を片側だけ格納できますか?

A. 8人乗りのサードシートは5:5分割なので、片側だけを格納できます。

6人や7人で乗る場合に、必要な座席を残して反対側を荷室へ使えるのが便利なところです。

ベビーカーや長さのある荷物を積むときにも、この使い方が役立ちます。

Q5. 荷室いっぱいまで荷物を積んでも大丈夫ですか?

A. 空間が残っていても、視界、荷物の固定、重量まで考えて積む必要があります。

トヨタの取扱説明書でも、荷物を安定させることや、シート背もたれより高く積まないことなどが注意されています。

重い物は低い位置へ置き、急ブレーキでも乗員側へ動かないようにしたうえで、後方確認に必要な視界も残してください。

荷室は人数から考えよう

ランクル200は大きな車体を持ち、三列目を格納すれば旅行やアウトドアにも使いやすいラゲッジスペースを作れます。

一方、8人乗り車で三列目をすべて使えば、荷物へ使える奥行きは当然小さくなります。

そこで便利なのが5:5分割の三列目で、必要な席だけ残し、片側を荷室へ変えられることです。

M.Tさんの実例でも、三列目後方へのベビーカー積載、片側を跳ね上げた積載、キャンプ時の大量の荷物と、同じ200系でも使い方によって荷室の姿がかなり変わっています。

荷室寸法を見るときは、カタログの室内長やラゲッジ容量だけで決めないこと。

あなたが普段何人で乗り、ベビーカー、ゴルフバッグ、キャンプ用品、旅行バッグのどれを運ぶのかを先に考えてみてください。

そのうえで荷物そのものを測り、実車を普段使うシート位置にして、床面、開口部、三列目の格納状態を確認する。

これなら「ランクル200は大きいから大丈夫だと思ったのに」という購入後のズレをかなり減らせます。

そして実際に積むときは、荷物を詰め込むことより、固定と後方視界を優先してください。

人と荷物の両方を無理なく運べる状態を作ってこそ、ランクル200の大きな室内をしっかり活かせるかなと思います。

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ランクル完全ガイドを運営しているハルです。現在は、ランドクルーザープラド150 TX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。家族4人での使い勝手、維持費、燃費、乗り心地、カスタム、内装用品、盗難対策、リセール、買取などを、ランクルオーナー目線で発信しています。自動車評論家でも販売店でもありませんが、実際に乗っているからこそ分かる良いところ、気になるところをできるだけ正直に書いていきます。

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