こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
FJクルーザーは、グリルやサイドステップを少し変えるだけでも、かなり雰囲気が変わる車です。
丸目ヘッドライト、横長グリル、ホワイトルーフという元のデザインが個性的なので、パーツをたくさん付けなくてもカスタム感を出しやすいんですよ。
実際、北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさんの車両を見ても、ブルバーやルーフラック、ブロンズホイールなどが自然になじんでいて、この車がカスタムベースとして面白い理由がよく分かります。
ただし、外装パーツは「付けられるから付ける」で増やしていくと、グリルだけレトロ、メッキだけ都会的、ブルバーは本格四駆というように、全体の雰囲気がちぐはぐになりやすい部分でもあります。
私なら最初に完成形を決め、グリル、エンブレム、ガーニッシュ、バグガード、サイドステップを少しずつ合わせていきます。
さらに、車体から出るパーツや追加する灯火類、穴あけを伴う部品では、見た目だけでなく安全性や車検、錆まで確認したいところです。
この記事では、国内で2010年から2018年まで販売されたGSJ15W型のFJクルーザーを対象に、フロントグリルからグリルマーカー、メッキパーツ、ボンネットまわり、サイドステップ、ガード類まで、外装カスタムの選び方をまとめます。
記事のポイント
- FJクルーザーのフロントグリルの選び方
- メッキやエンブレムを自然に見せる方法
- バグガードやサイドステップの選び方
- 外装カスタムで確認したい車検と取付方法
外装カスタムは統一感が大切
FJクルーザーの外装を変えるなら、最初に「どんなFJにしたいのか」を決めておくとパーツ選びがかなり楽になります。
まずは外装パーツを買う前に、完成した車を頭の中で想像してみましょう。
先にテイストを決める
FJクルーザーなら、大きく分けても純正風、レトロ、オフロード、ブラック系、メッキを使った都会的な仕様など、いろいろな方向へ仕上げられます。
例えばオフロード感を出したいなら、ブラック系グリル、ブルバー、黒いステップ、オールテレーンタイヤなどを合わせると方向性が分かりやすくなります。
一方、40系ランドクルーザーを思わせるレトロな雰囲気を残したいなら、純正に近い横長グリルやTOYOTAロゴを生かし、派手なメッキを増やしすぎない方が似合うでしょう。
トヨタの車両情報でも、FJクルーザーは丸形状のヘッドライト、グリル前面のTOYOTAロゴ、白いルーフなど、40系ランドクルーザーを思わせるデザインが特徴として紹介されています。
FJクルーザーは元のデザインが完成されているので、パーツの数より「同じ方向を向いているか」を重視した方がまとまりやすいです。
一度に全部付けない
外装カスタムでありがちなのが、商品を見ているうちにグリル、バグガード、ブルバー、サイドステップ、ルーフラックまで全部欲しくなることです。
気持ちは分かるんですが、私は一度に完成させない方がいいと思っています。
まずフロントまわりを変えて少し乗り、それから横から見たときに何が足りないかを見るくらいで十分です。
特にFJクルーザーはフェンダーやバンパーなど一つひとつの部品が大きいため、小さなパーツでも見た目への影響は意外と大きくなります。
外装だけでなくタイヤや足回りまで含めたカスタム全体の順番は、FJクルーザーのカスタム入門と車検対応の考え方で詳しくまとめています。
フロントグリルの選び方
FJクルーザーの顔を最も大きく変えやすいのがフロントグリルです。
純正の雰囲気を残すか、ブラック化するか、メッシュを取り入れるかで印象がかなり変わります。
純正デザインを基準にする
FJクルーザーのフロントグリルを交換するときは、まず現在の純正グリルを基準に考えるのがおすすめです。
純正は丸目ヘッドライトと横長グリルの組み合わせが特徴的で、中央のTOYOTAロゴもFJらしさを作っています。
そのため、社外グリルを選ぶ場合でも、この横方向の広がりや丸目とのバランスを大きく崩さない製品なら自然になじみやすいです。
逆に、開口部の形状やメッシュが極端に細かい商品では、FJらしいレトロ感より現代的なSUVの雰囲気が前へ出る場合があります。
どちらが正解という話ではなく、「グリルだけを見て格好いいか」ではなく「自分のFJへ付けた状態で格好いいか」を考えることが大切です。
TOYOTAロゴも印象を変える
FJクルーザーでは、エンブレムというよりグリル中央のTOYOTA文字そのものがデザインの一部になっています。
ロゴの色をブラックへ寄せれば引き締まった印象になり、明るい色を残せば昔のランドクルーザーを思わせる雰囲気を残しやすいでしょう。
ロゴだけを変更する方法ならグリル全体を交換するより小さな変更ですが、正面からは意外と目立ちます。
ただし、商品によって取付方法や寸法が違うので、年式や現在付いているグリルを確認して選んでください。
FJクルーザー用フロントグリルを通販で比較する場合も、商品名だけでなく適合年式、固定方法、付属部品まで見ることをおすすめします。
ブルバーとの相性を見る
グリル単体では格好よくても、ブルバーを装着している車では正面から見える面積が変わります。
太いブルバーの後ろへ細かいデザインのグリルを付けても、せっかくの造形がほとんど見えないこともあります。
反対に、シンプルなグリルとブルバーなら、お互いが邪魔をせずFJらしい無骨さを出しやすいです。
グリルマーカーは灯火も確認
最近はグリルへ小さなLEDマーカーを追加し、アンバー系の光でフロントを演出するカスタムも見かけます。
数個のランプを追加するだけなので簡単そうに見えますが、ここは外観だけで選ばない方がいい部分です。
車の前面に追加する灯火は、色、明るさ、点灯状態、取付位置などによって扱いが変わります。
国土交通省の道路運送車両の保安基準には前照灯、車幅灯、方向指示器などの基準に加え、「その他の灯火等の制限」も設けられています。
配線方法まで確認する
グリルマーカーでは「光れば完成」ではなく、どの灯火と連動して点灯するのかまで確認しておきたいです。
さらにエンジンルーム付近へ配線するため、配線の固定、防水、ヒューズ、熱源との距離も雑に済ませない方がいいでしょう。
「FJクルーザー用」と販売されていることと、そのまま公道で問題なく使用できることは同じ意味ではありません。
グリルマーカーなど追加灯火を選ぶときは、製品の仕様だけでなく実際の取付状態まで含めて確認してください。
メッキパーツで印象を変える
FJクルーザーはブラック系カスタムが多い一方で、メッキやシルバー系パーツを生かす方法もあります。
ただ、メッキは増やせば豪華になるわけではありません。
メッキは場所を絞る
FJクルーザーにはドアハンドル、ミラーまわり、グリル、モールなど、メッキや金属調のアクセントを入れられる場所がいくつもあります。
ここで全部を光らせると、FJ本来の道具っぽさから離れて見える可能性があります。
私ならドアハンドルだけ、グリルまわりだけというように、金属色を見せる場所を絞ります。
黄色やベージュなど明るいボディではシルバーがアクセントになりやすく、ブラック系のボディではメッキの存在感がさらに出やすいです。
モールパネルは貼付面を見る
ドアやボディ下部へ取り付けるモールパネル、ガーニッシュ類は、比較的手軽に雰囲気を変えられます。
両面テープで貼る商品ならボディへ穴を開けずに済む場合もあり、元へ戻しやすいのがメリットです。
ただし、古いFJクルーザーでは塗装面や樹脂部品の状態に個体差があります。
汚れや古いワックスが残ったまま貼れば浮きやすくなりますし、無理に剥がせば弱った塗装へ影響する可能性もあります。
貼付タイプだから何でも気軽に付けていいというより、下地の状態を見て取り付ける方が安心です。
エンブレム交換は控えめでも効く
エンブレムは車全体から見ると小さな部品ですが、近くで見たときの印象を変えやすいカスタムです。
ブラック化、色替え、別デザインへの変更などがありますが、私はグリルやホイールと色を合わせるくらいが自然だと思います。
特にフロントだけブラック、リアだけメッキ、サイドだけ別色という状態より、車全体で使う色を2〜3色程度に収めた方がまとまりやすいです。
ボンネット周りのパーツ
FJクルーザーではグリルだけでなく、ボンネットまわりへパーツを追加してフロント全体の雰囲気を変える方法もあります。
候補になるのがボンネットガーニッシュ、デカール、ノーズブラ、バグガードです。
ボンネットガーニッシュ
ボンネットガーニッシュは、ボンネット前端や中央付近へアクセントを追加するパーツです。
ブラック系ならフロントマスクを引き締めやすく、シルバー系ならグリルやドアハンドルとのつながりを作れます。
ただし、大きなガーニッシュほどボンネット全体の印象を変えるので、グリルと同時に派手な物へ替えると情報量が増えすぎる場合があります。
グリルを主役にするならガーニッシュは控えめ、ガーニッシュを目立たせるならグリルはシンプルというくらいで考えると分かりやすいでしょう。
ボンネットデカール
デカールは大きな部品を交換せずに外観を変えられるのが魅力です。
中央へブラックのデカールを入れればボンネットが引き締まり、オフロード車らしい雰囲気も出せます。
一方、長期間貼る場合は紫外線や雨、洗車によってデカール自体が劣化します。
剥がした部分と周囲で塗装の見え方に差が出る可能性もあるため、「いつでも完全に元通り」と考えない方がいいでしょう。
ノーズブラは下の状態を見る
ノーズブラはフロント先端を覆うように装着する用品で、独特な見た目が好きな人には面白いカスタムです。
飛び石や虫の付着から車体を守る目的で選ばれることもあります。
ただ、ボディとの間に砂や水分が入り込んだ状態で長く使えば、擦れや汚れが気になる場合があります。
装着したまま放置するのではなく、定期的に外して内側と塗装面を確認したい用品です。
バグガードは実用性も見る
バグガードはボンネット先端へ取り付けるパーツで、FJクルーザーのような四角い車体には見た目も合わせやすいです。
商品によってはフードプロテクター、ボンネットプロテクターなどの名称でも販売されています。
見た目だけでなく、取付金具がボンネットへどう接するか、洗車時に外す必要があるか、高速走行時に振動しないかも見てください。
FJクルーザー用バグガードを通販で比較するなら、形だけでなく年式への適合と取付部品の内容まで確認しておきましょう。
ボンネットまわりは運転席からも目に入りやすいため、外から格好よく見えても運転中の視界へ違和感が出ないか確認しておくと安心です。
サイドステップの選び方
FJクルーザーのステップは、外観と実用性の両方へ影響するパーツです。
家族が乗るなら、格好よさだけでなく実際に足を置きやすいかまで考えて選びたいところです。
純正風ステップは使いやすい
乗り降りを優先するなら、踏み面が広く車体との隙間が少ないステップが使いやすいです。
特にFJクルーザーは車高があるため、小柄な人や子どもが乗る場合はステップの存在がかなり大きくなります。
K.MさんのFJクルーザーでも、オーナー本人は問題なくても奥さんは乗り降りしにくそうとのことでした。
見た目だけなら細いチューブタイプも格好いいのですが、毎日の乗降で使うなら靴を置ける幅や滑りにくさも確認したいですね。
チューブステップは見た目重視
丸パイプや角パイプを使ったサイドステップは、FJクルーザーの無骨なボディと相性がいいです。
ブラックならブルバーやルーフラックとも合わせやすく、横から見たときの腰高感を抑える効果も期待できます。
ただし、製品によってステップの位置や張り出し量はかなり違います。
タイヤより大きく外へ張り出すような形状では狭い駐車場で気を使いますし、ズボンの裾が汚れやすくなることもあります。
ロックスライダーとは別物
見た目が似ていても、乗降用サイドステップとロックスライダーは目的が違います。
ロックスライダーは岩場などで車体側面やサイドシル付近を守ることを目的とする用品で、構造や取付方法も乗降ステップとは異なります。
本格的な悪路へ行かないなら、重量のある保護用品を付けるより、日常で使いやすいステップを選ぶ方が満足しやすいこともあります。
「本格的なパーツほど偉い」ではなく、自分の使い方に必要かどうかで選ぶのが一番です。
最低地上高も確認する
ステップの形状によっては、車体側面の低い位置へ張り出します。
林道や深い雪、段差へ入ることが多いなら、ステップが地面へ接触しないかも考えてください。
逆に街乗り中心なら、数センチの高さより乗り降りしやすさの方が重要になることもあります。
取付部の錆も見る
FJクルーザーは国内販売終了から年数がたっているため、現在のボルトやブラケットの状態も車両ごとに違います。
特に雪国で使われている車では融雪剤が付くこともあるため、ステップ本体だけでなく固定部分も確認したいです。
新しいステップを付ける際に錆が見つかったなら、部品で隠して終わりにせず、その部分も一緒に手入れしておく方が長く乗りやすいでしょう。
FJクルーザー用サイドステップを通販で比較する場合は、デザインと価格だけでなく、固定位置、材質、表面処理、重量も見てください。
ブルバーとガードの選び方
FJクルーザーの外装で一気に雰囲気を変えるのが、ブルバーやフロントガードです。
ただし、見た目への変化が大きいぶん、重量や張り出し、安全性まで考えたいパーツでもあります。
必要以上に大きくしない
大型のブルバーを付けると、一気に海外のオフロード車らしい見た目になります。
一方で、車体前方へ部品を追加するので、重量と張り出しも増えます。
街乗りがほとんどなのに最大級のガードを付けると、見た目は好みでも、洗車や駐車、整備で扱いにくさを感じる可能性があります。
そのため、私は「一番大きな物」ではなく、グリルやヘッドライトとのバランスが合うサイズを選ぶ方がいいと思います。
バンパーとの組み合わせを見る
純正バンパーへブルバーを追加する方法と、社外バンパーそのものへ交換する方法では、車の印象も重量もかなり違います。
将来的にバンパー交換まで考えているなら、先にブルバーを買った結果、新しいバンパーと併用できなくなることも考えられます。
フロントバンパーやウインチまで変更したい方は、FJクルーザーのバンパー交換と車検の注意点も合わせて確認してください。
歩行者への安全も考える
フロントへ金属製の部品を追加するときは、自分の車だけを守ればいいわけではありません。
車体外側の鋭い部分や大きな突起は、周囲の人や他車へ接触した場合の危険性にも関わります。
中古で付いていたから大丈夫、新品として販売されているから大丈夫、と決めつけず、取付状態まで見ておきたい部分です。
ガード類では、確実な固定、鋭い部分の有無、車体からの張り出し、灯火やナンバープレートを隠さないかまで確認してください。
穴あけパーツは慎重に選ぶ
外装用品の中には純正穴を使える物もあれば、ボディへ新しい穴を開ける必要がある物もあります。
購入前にここを確認しておくと、数年後にパーツを外したくなったときの後悔を減らせます。
ボルトオンなら戻しやすい
純正のボルト穴や既存の固定位置を使える商品なら、車体加工を減らしやすいです。
もちろんボルトオンでも傷や跡が絶対に残らないわけではありませんが、穴あけ加工より原状へ戻しやすい傾向があります。
将来売却する可能性があるなら、取り外した純正グリル、ステップ、エンブレムなども捨てずに保管しておくのがおすすめです。
穴を開けた場所は防錆する
鉄板へ穴を開ける施工では、加工した部分の塗膜がなくなります。
そこで切断面や穴の周辺をそのままにすると、水分が入り錆の原因になる可能性があります。
特にルーフ、フェンダー、ボディ側面など水が掛かりやすい場所では、防水と防錆まで含めて施工を考えたいです。
部品が付いたあとでは加工部分が見えなくなるので、施工前後の写真を残してもらうのも一つの方法でしょう。
両面テープも下地が重要
穴を開けない貼付タイプなら安心と思いがちですが、こちらも下地作りが重要です。
油分やワックスが残った状態では接着力が落ちますし、浮いた部分へ水や砂が入り込めば汚れや擦れの原因になります。
また、冬の寒さや夏の高温など使用環境も接着状態に影響します。
安い小物ほど「貼るだけだから」と適当に施工しやすいのですが、むしろこうした部分を丁寧に付ける方が仕上がりはきれいです。
車検で確認したいポイント
FJクルーザーの外装カスタムでは、車検直前になって初めて確認するのではなく、パーツを買う段階から保安基準を意識したいところです。
特にグリルマーカー、ブルバー、ガード、ステップなどは車体の外側へ追加するため、取付後の状態が大切になります。
突起や張り出しを見る
ガード、モール、ステップなどを装着したら、正面だけでなく車を横や斜めから見てください。
鋭い角が外へ向いていないか、不自然に車体から飛び出していないか、固定が緩んでいないかを見るだけでもかなり違います。
さらに、取付ボルトや金具そのものが外側へ突出する商品もあるため、パーツ本体だけを見るのでは不十分です。
灯火を隠していないか
大型グリルやガードを追加すると、ヘッドライト、方向指示器、フォグランプなどの前へ部品が重なる可能性があります。
正面から見れば問題なさそうでも、斜め方向から灯火が見えにくくなることも考えられます。
そのため、フロントへ大きな部品を付ける場合は、ライト類との位置関係まで確認してください。
マーカーは見た目だけで決めない
グリルマーカーは小さな部品ですが、自動車へ追加する灯火である以上、単なる飾りとだけ考えない方がいいです。
色、個数、点灯方法、明るさなど、商品の仕様によって状況が変わります。
ネットで同じ部品を付けた車が走っているから問題ない、という判断は避けましょう。
車検対応表記も条件を見る
商品ページに「車検対応」などの説明があったとしても、別パーツとの組み合わせや実際の取付位置によって状態が変わる場合があります。
例えばグリル単体なら問題がなくても、追加マーカーやブルバーを組み合わせれば純正状態とは違います。
パーツ一個ずつの適合だけでなく、完成した車全体を見ることが重要です。
外装パーツの適合確認では、車種、年式、グレードだけでなく「現在どんなパーツが付いているか」まで伝えると判断しやすくなります。
DIYと取付店を使い分ける
FJクルーザーは自分で触りたくなる車ですが、外装カスタムを全部DIYする必要はありません。
簡単な物は自分で楽しみ、失敗すると車体へ大きな影響が出る物だけ取付店へ依頼する方法もあります。
簡単な小物はDIYしやすい
既存穴を使うエンブレム、小型ガーニッシュ、簡単なデカールなどは、商品によってはDIYへ挑戦しやすい部類です。
ただし、外装部品では左右の位置が数ミリ違うだけでも意外と目立ちます。
いきなり貼り付けず、マスキングテープなどで仮位置を決めてから施工すると失敗を減らせます。
電装品は配線まで考える
グリルマーカーなどの灯火では、部品を固定する作業より電源をどこから取るかの方が重要になることがあります。
配線をエンジンルームへ通すなら、振動で擦れないこと、水が入りにくいこと、高温部へ触れないことも必要です。
無理に純正配線へ割り込ませた結果、あとから原因の分かりにくい電装トラブルが出るのは避けたいところ。
配線作業へ自信がなければ、灯火類だけ取付を依頼するのも十分アリだと思います。
穴あけは施工品質を優先
ボディへの穴あけ、金属加工、大型ガードの固定などは、私は価格だけで取付店を選びません。
重要なのは「付けられるか」ではなく、どの位置へ固定し、加工部をどう防錆し、あとから整備できる状態にするかです。
FJクルーザーに慣れた店なら、別のカスタムとの干渉や今後追加したいパーツまで話しやすくなります。
中古車購入やカスタム施工店の見方については、FJクルーザーの専門店選びとカスタムショップの確認ポイントでもまとめています。
外装の組み合わせ例
最後に、FJクルーザーの外装をどのように組み合わせると考えやすいのか、代表的な方向性を見てみます。
同じパーツでもボディカラーによって見え方が変わるので、実車全体を想像しながら選んでください。
オフロード系
もっともFJクルーザーらしい方向の一つが、ブラックパーツを中心としたオフロード系です。
ブラックグリル、ブルバー、黒系サイドステップ、ルーフラック、オールテレーンタイヤなどを合わせると方向性がそろいます。
ただし全部を大型化すると重量感が出すぎるので、グリルやエンブレムはシンプルに残すくらいでも十分です。
オフロード系では「何を追加するか」だけでなく、ブラック、ブロンズ、ボディ色のように使う色を絞ると統一感を出しやすくなります。
純正レトロ系
FJクルーザー本来の個性を残したいなら、純正に近いフロントグリルとTOYOTAロゴを中心に考えます。
ホワイトルーフや丸目ヘッドライトがすでに十分レトロなので、大きな装飾を足さなくても雰囲気は完成します。
ボンネットデカール、控えめなバグガード、純正風ステップなどを追加するくらいでもいいでしょう。
この方向なら元へ戻しやすいパーツを中心に選びやすいのもメリットです。
シルバーアクセント系
アウトドア感だけでなく少し都会的に見せたいなら、シルバーやメッキをアクセントとして使う方法があります。
ドアハンドル、ステップ周辺、グリルなど数か所だけ色を合わせれば、ボディカラーとのコントラストを作れます。
特に明るいボディカラーでは、ブラック一色とは違った軽い印象になります。
ただしメッキモールを次々追加するより、「ここだけ光らせる」と決めた方がFJの無骨さも残しやすいです。
ボディカラーから考える
同じブラックグリルでも、イエローへ付けた場合とブラックボディへ付けた場合では見え方がかなり違います。
外装カスタムの完成形を考えるときは、パーツの商品画像だけでなく、自分と同じボディカラーへ装着した写真を探すのがおすすめです。
純正色や年式によるカラーの違いは、FJクルーザーの全カラーと中古選びの注意点でも確認できます。
| 方向性 | グリル | ステップ | ボンネット周り | 合わせやすい用品 |
|---|---|---|---|---|
| オフロード系 | ブラック・シンプル | チューブ系 | ブラック系ガード | ブルバー・ルーフラック |
| 純正レトロ系 | 純正風・TOYOTAロゴ | 純正風 | 控えめ | バグガード・デカール |
| シルバー系 | 金属色を一部使用 | シルバー系 | ガーニッシュ | メッキ・モールパネル |
FJクルーザーの外装に関するよくある質問(FAQ)
FJクルーザーのグリルや外装パーツを選ぶときに、特に迷いやすい疑問をまとめます。
Q1. FJクルーザーのグリルは年式を気にせず交換できますか?
A. 年式を確認してから選ぶのが基本です。
FJクルーザー用として販売されていても、商品の適合年式、現在のバンパーやライト周辺の仕様、社外品の装着状況によって条件が変わる可能性があります。
商品名だけで判断せず、自分の車両の年式と現在のフロント周辺を確認して購入してください。
Q2. FJクルーザーのグリルマーカーは車検に通りますか?
A. 商品名だけを見て一律に車検へ通るとは判断できません。
追加する灯火は色、明るさ、取付位置、点灯方法などが関係するため、実際に取り付けた状態で考える必要があります。
「他のFJクルーザーが付けているから大丈夫」と判断せず、使用する製品の仕様と配線方法まで確認しておきましょう。
Q3. メッキパーツは多く付けた方が格好よくなりますか?
A. 私は数を増やすより、使う場所を絞る方がおすすめです。
FJクルーザーはもともと樹脂部品やホワイトルーフが目立つデザインなので、メッキを増やしすぎるとそれぞれのパーツが主張しすぎる場合があります。
グリル、ドアハンドル、ステップなどから一つか二つ選び、ブラックやボディカラーとのバランスを見ると自然です。
Q4. サイドステップは見た目と乗り降りのどちらを優先すべきですか?
A. 日常で家族も使うなら、私は乗り降りしやすさを優先します。
細いチューブステップは見た目が格好いい一方、商品によっては踏み面が狭く、小柄な人や子どもには使いにくい場合があります。
本格的な悪路へ行くなら地面との接触も考え、街乗り中心なら踏み面や滑りにくさを優先するなど、用途から選ぶのが分かりやすいです。
Q5. 外装カスタムで純正パーツは残した方がいいですか?
A. 保管できるなら残しておくことをおすすめします。
好みが変わったときに元へ戻せますし、将来売却するときに純正状態へ近づけられるメリットがあります。
特にグリル、エンブレム、ステップなど簡単に交換できる部品は、取り外したあとも状態が分かるようにして保管しておくと使いやすいでしょう。
FJクルーザー外装カスタムまとめ
FJクルーザーの外装カスタムは、パーツをたくさん付けることより、最初に目指す雰囲気を決めることが大切です。
丸目ヘッドライト、横長グリル、TOYOTAロゴ、ホワイトルーフという元のデザインが個性的なので、一か所変えるだけでも十分に印象は変わります。
- フロントグリルは車全体とのバランスを見る
- グリルマーカーは灯火としての条件も確認する
- メッキパーツは使う場所を絞る
- ボンネット用品は取付方法と塗装への影響を見る
- サイドステップは乗降性と地上高の両方を考える
- ブルバーは重量や張り出しまで確認する
- 穴あけ施工では防水と防錆まで考える
- 純正パーツはできれば保管しておく
私なら最初にボディカラーを基準として、ブラック、シルバーなど車全体で使う色を決めます。
そのうえでグリルを選び、次にステップやボンネットまわりを合わせ、必要ならブルバーなど大きなパーツへ進みます。
FJクルーザーは、少し足すだけでも十分に格好よくなる車です。
だからこそ一度に完成させず、「次はどこを変えようかな」と乗りながら考えるくらいが、この車のカスタムにはちょうどいいかなと思います。






