FJクルーザー

FJクルーザーの維持費はいくら?燃費・税金・車検を徹底試算

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FJクルーザーの維持費を燃費・ガソリン代・税金・車検費用から解説するイメージ

こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。

FJクルーザーは今見ても古さを感じにくいデザインですし、4.0L V6エンジンの余裕ある走りも魅力ですが、中古で買うなら車両価格と同じくらい気になるのが維持費です。

私もプラド150に乗っているので、本格四駆は「買えるか」よりも、買ったあとにガソリン代や税金を気にせず乗り続けられるかが大切だと感じています。

しかもFJクルーザーは国内販売開始から年月が経っており、初度登録によっては13年経過による税金の重課も関係してきます。

この記事では、4.0Lガソリンの旧FJクルーザーについて、ガソリン代、自動車税、重量税、車検、消耗品、修理まで含めて年間の負担を見ていきます。

2026年発売のランドクルーザーFJとは別の車なので、その点は混同しないようにしてください。

記事のポイント

  • FJクルーザーの年間維持費の考え方
  • 実燃費から計算する年間ガソリン代
  • 自動車税と重量税の13年超による違い
  • 車検や消耗品、修理まで含めた購入予算

FJクルーザーの維持費

FJクルーザーの維持費を見るときは、税金とガソリン代だけでは足りません。

任意保険、車検整備、タイヤ、オイル、バッテリー、さらに年式が古くなったことで発生する部品交換まで考えておくと、購入後に慌てにくくなります。

年間費用は項目を分けて見る

FJクルーザーは3,955ccの4.0Lガソリン車で、国内仕様は多くのグレードで車両重量1,940kg、ファイナルエディションでも1,950kgです。

そのため、自動車税では3.5L超4.0L以下、重量税では2.0t以下の区分が基本になります。

さらに実際の維持費では、走った距離に応じてガソリン代が増え、所有しているだけでも税金や保険がかかります。

FJクルーザーは「年間いくら」と一つの数字だけを見るより、固定費と走った分だけ増える費用を分けると分かりやすいです。

費用 発生の考え方 主な変動要因
自動車税 毎年 初度登録からの年数
自動車重量税 主に車検時 車両重量と経過年数
自賠責保険 主に車検時 契約期間など
ガソリン代 走行ごと 走行距離、燃費、ガソリン価格
任意保険 契約ごと 年齢、等級、補償内容など
車検整備 車検時 店舗、車両状態、交換部品
消耗品 随時 タイヤ、オイル、バッテリーなど
修理 必要時 年式、走行距離、使用環境、整備履歴

年1万kmの負担を試算

比較しやすくするため、ガソリン180円/L、年間走行距離10,000km、平均燃費7.0km/Lという仮定を置いてみます。

180円/Lは現在のガソリン価格を断定する数字ではなく、維持費を計算するための仮の条件なので、実際に検討するときはあなたの地域の価格へ置き換えてください。

この条件なら年間ガソリン代は約257,143円です。

そこへ自動車税66,500円、2年分32,800円の重量税を1年分にした16,400円、自賠責保険24か月17,650円を1年分にした8,825円を加えると、約348,868円になります。

つまり年1万kmなら、任意保険、駐車場、車検基本料や整備代、タイヤ、オイル、修理代をまだ入れていない段階でも約34.9万円という計算です。

13年経過の重課対象なら同じ条件で約365,168円となり、こちらもまだ「全部込み」ではありません。

含まれていない費用

この試算には任意保険料、月極駐車場代、車検を依頼する店舗の基本料金、点検整備代、タイヤ交換、エンジンオイル、バッテリー、故障修理などを含めていません。

なので「FJクルーザーは年間35万円くらいあれば維持できる」と受け取るのではなく、最低限見えやすい費用だけでもこのくらいになると考えてください。

ハル
ハル
FJクルーザーって中古価格だけを見ると現実的に感じる車もありますが、私は買う前に「毎年これだけ払っても楽しく乗れるか」まで考えたいですね。
妻さん
妻さん
買ったあと毎回ガソリン代を気にして乗らなくなるくらいなら、最初に年間で考えておいた方が気持ちは楽だよね。
年間維持費を確認しておきたい黄色いFJクルーザーの外観

フロント斜めから見た黄色いFJクルーザー(画像提供:北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさん)

 

FJクルーザーのガソリン代

FJクルーザーの維持費で日常的に実感しやすいのがガソリン代です。

税金は年に数回しか支払いませんが、燃料代は給油するたびに財布から出ていくので、4.0LのFJに乗る現実がかなり見えやすい部分でしょう。

実燃費は街乗り約6.5km/L

トヨタのカタログ情報では、後期の国内仕様FJクルーザーはJC08モード燃費8.0km/Lです。

ただし、カタログ燃費だけでガソリン代を計算するより、実際に所有している人の数字も見ておきたいところ。

北海道でFJクルーザーに乗るK.Mさんの場合、街乗りでは約6.5km/L、遠出では約9.0km/Lとのことでした。

北海道は本州の都市部より信号が少ない道路もありますが、それでも街乗り燃費について「良くはない」と感じているそうです。

4.0L V6エンジン、約1.9tの車体、本格四駆という組み合わせなので、燃費最優先で選ぶ車ではありません。

実燃費は渋滞、気温、タイヤ、空気圧、荷物、短距離走行、暖機、運転方法などで変わるため、6.5km/Lや9.0km/LはK.Mさんの使用例として見てください。

走行距離別のガソリン代

ガソリン180円/Lと仮定して、街乗り寄りの6.5km/Lと、平均値として計算しやすい7.0km/L、遠出でK.Mさんが経験している9.0km/Lを比べます。

年間走行距離 6.5km/L 7.0km/L 9.0km/L
5,000km 約138,462円 約128,571円 約100,000円
10,000km 約276,923円 約257,143円 約200,000円
15,000km 約415,385円 約385,714円 約300,000円

同じFJクルーザーでも年間5,000kmと15,000kmでは、燃料だけで大きな差になります。

特に通勤で毎日使う人は、「週末だけ乗る人の維持費」を参考にすると実際よりかなり安く見えてしまうかもしれません。

反対に、年間3,000〜5,000km程度の趣味車として乗るなら、燃費の悪さが家計に与える影響は小さくできます。

ガソリン価格の変化も効く

FJクルーザーのように年間使用量が多くなりやすい車では、1Lあたりの価格差も積み重なると無視できません。

年間10,000kmを7.0km/Lで走れば約1,429Lを使う計算なので、1Lあたり10円違うだけでも年間では約14,000円変わります。

なので購入前の試算では、今たまたま安いスタンドの価格を使うより、少し余裕を持った単価で計算しておく方が現実に近いかなと思います。

ガソリン代が年間維持費に大きく関わるFJクルーザーの給油口

FJクルーザーの給油口カバー(画像提供:北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさん)

 

ハル
ハル
実燃費6.5km/Lを見て「やっぱり燃費は悪いな」と感じるかもしれませんが、K.Mさんが魅力として話していた4.0Lのパワフルさとは表裏一体なんですよね。
妻さん
妻さん
燃費だけ切り取るんじゃなくて、それでもこの見た目と走りに乗りたいかってことか。

FJクルーザーの自動車税

「FJクルーザーの税金はいくら?」と調べたとき、まず押さえたいのが毎年かかる自動車税です。

FJクルーザーは排気量3,955ccなので、3.5L超4.0L以下の区分になります。

自動車税は年66,500円

国内仕様FJクルーザーは2019年10月より前に登録された車なので、自家用乗用車の3.5L超4.0L以下に適用される標準税額は年66,500円です。

1.5Lや2.0Lクラスの乗用車と比べると、この固定費はFJクルーザーを維持するうえで軽視しにくいところでしょう。

走行距離が年間1,000kmでも10,000kmでも、自動車税そのものは基本的に同じなので、あまり乗らない人ほど1kmあたりで考えた負担は大きくなります。

13年超は76,400円

ガソリン車は初度登録から一定年数が経過すると環境負荷の大きい車への重課対象となり、FJクルーザーにもすでに該当する中古車があります。

3.5L超4.0L以下のFJクルーザーでは、標準の66,500円に対し、13年経過後の重課税額は年76,400円です。

差額は年9,900円なので、13年を超えた瞬間に維持できないほど跳ね上がるわけではありませんが、毎年続く固定費としては知っておきたいですね。

税額と重課の考え方は、東京都主税局「自動車税グリーン化税制月割税額表(重課)」でも確認できます。

区分 年間の自動車税 標準との差
標準 66,500円 ―
13年超の重課 76,400円 +9,900円

初度登録年月を確認する

中古車サイトに書かれた「2013年式」などの年だけで決めつけず、実際に購入する車の車検証にある初度登録年月を確認してください。

重課が始まる時期は初度登録年月との関係があるため、同じ年式として販売されている車でも確認したいポイントです。

中古FJクルーザーでは「自動車税66,500円」とだけ覚えず、13年経過車なら76,400円になる可能性まで確認しておきましょう。

FJクルーザーの重量税

FJクルーザーの重量税は毎年納付する自動車税とは違い、継続車検では基本的に2年分をまとめて納めます。

中古車の支払総額を見るときは表に出にくい部分なので、車検が近い個体ほど確認しておきたい費用です。

2トン以下の区分になる

国内仕様FJクルーザーは多くのグレードで車両重量1,940kg、ファイナルエディションも1,950kgなので、重量税では2.0t以下の区分に収まります。

エコカー減税などを適用しない一般的な自家用乗用車として見ると、13年未満の継続車検における2年分の重量税は32,800円です。

年間に置き換えると16,400円ですが、実際には車検時にまとめて支払うため、その年だけ出費がまとまります。

13年超は45,600円

重量税にも経過年数による税額の違いがあり、2.0t以下では13年経過後の2年分が45,600円になります。

13年未満の32,800円との差は車検2年分で12,800円、1年あたりに置き換えると6,400円です。

自動車税の重課と合わせれば、13年経過による税負担の増加は年換算で約16,300円になります。

重量税の区分は国土交通省「自動車重量税額について」で確認できます。

経過年数 2年分の重量税 年換算
13年未満 32,800円 16,400円
13年経過 45,600円 22,800円
18年経過 50,400円 25,200円

18年超は今後関係する

国内でFJクルーザーが正規販売されたのは2010年末以降なので、2026年8月時点では国内正規販売車に18年経過車はありません。

ただ、FJクルーザーをこれから長く所有するなら、将来的には18年経過後の重量税も関係してきます。

「10年落ちだから古い」と考えるより、FJクルーザーではこれから10年乗るとどこまで税金と整備が変わるかまで見る方が、長期所有には向いています。

FJクルーザーの車検費用

車検費用は「FJクルーザーだから全国一律で○万円」と言えるものではありません。

税金や自賠責のような法定費用と、店舗ごとに違う点検料金や整備費、交換部品を分けて見ましょう。

法定費用と整備費を分ける

継続車検では、重量税、自賠責保険、検査に関する手数料などの法定費用に加え、車検基本料や点検整備費が発生します。

参考として自家用乗用車の自賠責保険24か月は17,650円なので、13年未満のFJなら重量税32,800円と合わせただけでも50,450円です。

13年経過車なら重量税が45,600円になるため、この2項目だけで63,250円になります。

ここへ検査手数料、店舗の料金、必要な整備や部品交換が加わるため、実際の車検総額は車両状態によって変わります。

中古車販売店で「車検2年付き」と書かれていても、納車整備の範囲や消耗部品がどこまで交換されるかは同じではありません。

年式が古いほど整備内容を見る

FJクルーザーは最終年式でもすでに年月が経っているため、車検を通すだけの個体と、今後を考えてきちんと手を入れる個体では費用が変わりやすくなります。

ブッシュ、ブーツ、ショックアブソーバー、ホース、シール、バッテリーなどは、走行距離だけでなく時間でも劣化する部品です。

だから車検の見積書を見たときは、「高い、安い」だけではなく、何を交換する見積もりなのかを見るのがおすすめ。

まだ使える部品を予防的に交換する見積もりと、不具合が出て交換せざるを得ない見積もりでは意味が違います。

車検や整備で状態を確認したいFJクルーザーのリア下回りとデファレンシャル

FJクルーザーのリア下回りにあるデファレンシャルとアクスル(画像提供:北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさん)

 

車検見積もりは比較する

購入後の車検先が決まっていないなら、ディーラー、整備工場、車検専門店などで、同じ条件の見積もりを比べてみると費用の中身が見えやすくなります。

その際は合計金額だけではなく、基本料金、交換推奨部品、必須整備、代車などの条件まで合わせて見てください。

近隣店舗の料金や口コミを探すなら、楽天Car車検のような車検比較サービスを使って候補を探す方法もあります。



楽天Car車検

ハル
ハル
私は車検で10万円と15万円の見積もりが出ても、金額だけでは判断しません。5万円の差で何を交換するのかまで見ないと、本当に高いのか分からないですからね。
妻さん
妻さん
安かったのに後から次々交換になったら、結局そっちの方が大変なこともありそうだね。

消耗品とメンテナンス費

FJクルーザーでは、税金以外にタイヤやオイルなどの消耗品も維持費へ入れておきたいところです。

毎年必ず交換するものではなくても、交換時期が重なるとその年だけ出費が増えます。

タイヤ4本の交換を考える

国内仕様FJクルーザーでは265/70R17など大きめのタイヤが使われており、一般的なコンパクトカーのタイヤとはサイズがかなり違います。

さらにオールテレーン系へ交換したり、ホイールを変更したりしている中古車も多いので、購入候補車に付いているタイヤの銘柄と残り溝は見ておきたいです。

車両価格が安くても、納車直後に4本交換が必要なら、その分は実質的な購入費用と考えた方が自然でしょう。

ひび割れ、偏摩耗、製造年、残り溝を確認し、見た目のゴツさだけで判断しないことも大切です。

FJクルーザーの維持費で交換費用を考えたいTOYO OPEN COUNTRYタイヤ

FJクルーザーに装着したTOYO OPEN COUNTRYタイヤのトレッドパターン(画像提供:北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさん)

 

オイルやバッテリーも必要

エンジンオイル、オイルフィルター、ワイパーゴム、各種液類、バッテリーなどは、FJクルーザーに限らず乗り続ける以上必要になる消耗品です。

ただ、FJクルーザーは「中古で買った時点からメンテナンスの時計がゼロに戻る」わけではありません。

前オーナーがいつ交換したのか分からない部品が多ければ、購入後早い時期にまとめて交換したくなることもあります。

交換履歴と今の症状から整備の優先順位を決めると、必要な点検・交換を予算に織り込みやすくなります。

整備記録簿や明細が残っていれば、交換時期を予想する材料になるため、中古車選びではかなりありがたい情報です。

消耗品や経年劣化を確認したいFJクルーザーのエンジンルーム

ボンネットを開けて撮影したFJクルーザーのエンジンルーム全体(画像提供:北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさん)

 

足回りと駆動系も見る

FJクルーザーはパートタイム4WDを備えた本格四駆なので、前後の駆動系や足回りも中古購入時に確認したい部分です。

雪国で使われてきた車なら下回りの腐食、オフロード走行歴があるなら傷や変形、リフトアップ車なら足回りの変更内容まで見たいですね。

プロペラシャフト、ドライブシャフト周辺、ブーツ類、ブッシュ、ショックアブソーバーなどは、年数が経過したFJでは状態確認の対象になります。

具体的な確認箇所は、FJクルーザーの故障例と中古車購入前の確認項目でも詳しく紹介しています。

古い部品が交換されていること自体を悪い履歴と考える必要はなく、なぜ交換したのか、どの部品まで同時に整備されたのかを見る方が購入判断には役立ちます。

突発修理にも備えておく

FJクルーザーの維持費で最も数字を固定しにくいのが修理代です。

同じ2013年式、同じ走行距離でも、保管環境や整備履歴、雪道走行、オフロード使用、カスタム内容によって状態はまったく違ってきます。

丈夫でも消耗は避けられない

FJクルーザーは1GR-FE型4.0L V6を搭載したシンプルで本格四駆らしい構成ですが、「丈夫な車だから修理費は考えなくていい」という意味ではありません。

エンジン本体が元気でも、ゴムや樹脂、シール、ベアリング、足回り、電装部品には時間が積み重なります。

2026年時点では最終年式でも新車ではないので、中古FJでは故障しない車を探すというより、現在どこまで手入れされている車を選ぶかが大事です。

走行距離だけで寿命を決めない考え方は、FJクルーザーは何万km乗れるのかを解説した記事でも詳しく書いています。

購入直後の交換歴を見る

私なら中古FJを比べるとき、車両本体価格が20万円安いという理由だけでは決めません。

タイヤが新しい、バッテリー交換済み、オイル類の履歴が残っている、足回りを整備しているなど、近いうちに必要になりそうな支出まで見ます。

反対に、安いけれどタイヤもバッテリーも古く、車検も近く、下回りの状態も分からない車なら、購入直後に出費が集中するかもしれません。

中古車の「安い」と「維持費まで含めて安い」は別物です。

予算を車両代で使い切らない

FJクルーザーを買うために用意した予算を、車両本体と諸費用だけで完全に使い切ってしまう買い方は、私はあまりおすすめしません。

中古車なので、乗り始めてから「ここも替えたい」「ここは直しておこう」と思う部分が出てくる可能性があります。

多少の整備や修理が発生しても、FJに乗る楽しさまで失わない余裕を残しておくくらいがちょうどいいと思います。

ハル
ハル
中古の四駆って、私は買った瞬間をゴールにしたくないんですよね。そこから何年も気持ちよく乗れる予算かどうかを見たいです。
妻さん
妻さん
買えたけど修理が怖くて乗れない、ではせっかくFJを選んだ意味が薄くなっちゃうもんね。

任意保険と駐車場の費用

FJクルーザーの年間維持費を正確に知りたいなら、任意保険と駐車場代も加える必要があります。

ただし、この2つは人による差がかなり大きいため、全国共通の金額を入れてしまうとかえって参考になりません。

任意保険は条件で変わる

任意保険料は年齢、等級、運転者の範囲、年間走行距離、免許証の条件、車両保険、補償内容などによって変わります。

ネット上で他人が「FJの保険は年間○万円だった」と書いていても、その数字があなたにそのまま当てはまるわけではありません。

購入候補が決まった段階で、今加入している保険会社などでFJクルーザーへ変更した場合の保険料を確認しておくと、購入後の数字に近づきます。

特に車両保険を付けるかどうかで保険料は変わるため、補償内容まで揃えて比べてください。

自分の条件での保険料を知りたい場合は、自動車保険の一括見積もりで複数社をまとめて比べると目安をつかみやすくなります。

駐車場代は地域差が大きい

自宅に駐車スペースがあれば駐車場代はゼロですが、月極駐車場が必要なら年間維持費へそのまま加わります。

しかもFJクルーザーは全幅1,905mmあるため、料金だけではなく区画の幅や出入りのしやすさも確認したいところです。

狭い機械式駐車場などではサイズ制限に入らない場合もあるので、契約前に寸法と重量の条件を確認してください。

維持費だけ見て月額料金の安い駐車場を選び、毎回ドアを開けるのに苦労するのもなかなかつらい話です。

維持費を抑える考え方

FJクルーザーは燃費も排気量も小さくできないので、節約には限界があります。

だから私は、無理に数千円ずつ削るより、大きな出費を予測できる状態にしておく方が現実的だと思っています。

年間走行距離を把握する

まず効果が分かりやすいのは、自分が年間何km走るのかを把握することです。

年間5,000kmの人と15,000kmの人ではガソリン代だけで大きく変わるので、「FJクルーザーの平均維持費」を探すより自分の距離で計算する方が役立ちます。

現在乗っている車の1年間の走行距離が分かれば、それをFJの実燃費6.5〜9.0km/Lへ当てはめるだけでもかなり具体的です。

整備履歴のある車を選ぶ

購入時に少し安い車を選ぶより、過去に何が整備されてきたのか分かる車を選んだ方が、購入後の費用を予測しやすくなります。

記録簿、整備明細、タイヤの製造年、バッテリー交換時期、オイル交換記録など、小さな情報の積み重ねが大事です。

特に雪国使用車では下回りの状態も見て、価格だけで決めない方がいいでしょう。

純正からの変更内容を見る

FJクルーザーには魅力的なカスタム車が多いですが、大径タイヤ、リフトアップ、重い外装パーツなどは燃費や消耗品の負担に影響する場合があります。

純正とは違うサイズのタイヤなら交換時の選択肢や価格も変わるため、装着されている部品の型番まで分かると安心です。

カスタムされているから悪いという話ではなく、格好良さと維持に必要な費用をセットで見るということです。

中古FJ購入前の予算

FJクルーザーの維持費をここまで見て、それでも乗りたいと思えるなら、次は実際の中古在庫を比べる段階です。

ただし、中古車では購入価格だけを横並びにするのではなく、納車後に必要になりそうな支出も一緒に見てください。

車両価格と維持費を分ける

FJクルーザーそのものの基本情報、中古価格、サイズ、燃費を最初から確認したい人は、FJクルーザーの中古価格・燃費・サイズと選び方をまとめた総合ガイドから読むと全体像をつかみやすいです。

そのうえで候補車を探すときは、車両本体価格だけではなく支払総額、車検残、保証、タイヤ、整備履歴、修復歴、下回りまで比べます。

中古車検索では、条件を決めて複数台を横並びにするだけでも、その価格が高いのか安いのか見えやすくなります。

自分で大量の在庫を見るのが大変なら、希望する年式、色、走行距離、予算を伝えて探してもらえるガリバーの中古車ご提案サービスのような方法も候補になります。

購入前に車両状態を確認する

同じ250万円のFJでも、車検が長く残って消耗品も交換済みの車と、納車後すぐ車検やタイヤ交換が控えている車では、その後に必要なお金が違います。

私は中古車を比べるなら、「今日一番安い車」ではなく「乗り始めてから数年を想像しやすい車」を選びたいです。

実車確認で見る場所は、FJクルーザーの中古車選びで確認したい7つのポイントも参考にしてください。

購入価格を払ったあとも、税金、燃料、車検、消耗品、修理を無理なく払えるなら、FJクルーザーの中古在庫を具体的に比較してよい段階です。

FJクルーザーの維持費FAQ

最後に、FJクルーザーのガソリン代や税金について、購入前によく気になるポイントをまとめます。

Q1. FJクルーザーの維持費は年間いくら?

A. 年間走行距離10,000km、燃費7.0km/L、ガソリン180円/Lと仮定すると、ガソリン代、自動車税、重量税の年換算、自賠責の年換算だけで13年未満は約34.9万円、13年経過車は約36.5万円が一つの目安です。

ただし、ここには任意保険、駐車場、車検基本料や整備費、タイヤ、オイル、バッテリー、修理代を含めていないため、実際の年間維持費はさらに増えます。

Q2. FJクルーザーの自動車税はいくら?

A. 国内仕様FJクルーザーは3,955ccなので、3.5L超4.0L以下の区分となり、標準の自動車税は年66,500円です。

初度登録から13年を経過したガソリン車では重課対象となり、該当する場合は年76,400円になるため、中古購入時は初度登録年月も確認してください。

Q3. FJクルーザーの重量税はいくら?

A. 車両重量約1,940〜1,950kgの国内仕様FJクルーザーは2.0t以下の区分となり、エコカー減税などを適用しない場合の継続車検2年分は13年未満で32,800円、13年経過後は45,600円です。

重量税は自動車税とは納付のタイミングが異なるため、車検費用を考えるときに入れておきましょう。

Q4. FJクルーザーのガソリン代は高い?

A. 小型SUVやハイブリッド車と比べれば負担は大きくなりやすく、K.Mさんの実例では街乗り約6.5km/L、遠出約9.0km/Lです。

仮に年間10,000km、燃費7.0km/L、180円/Lで計算すると年間約257,143円になるので、自分の年間走行距離で計算してから購入を考えるのがおすすめです。

Q5. 13年超のFJクルーザーは避けるべき?

A. 税金が上がることだけを理由に避ける必要はないと私は考えています。

自動車税と重量税の負担は増えますが、中古車では年式そのものより、整備履歴、下回り、足回り、消耗品、修復歴など現在の状態も大きく関係するからです。

年式が新しくても手入れされていない車はありますし、年式が古くても丁寧に整備されてきた車はあるので、税額と車両状態の両方を見て決めてください。

FJクルーザーの維持費まとめ

FJクルーザーは、購入価格だけで判断すると購入後のガソリン代や税金が思った以上だった、となりやすい車です。

4.0Lガソリンなので自動車税は年66,500円が基本で、13年経過車では76,400円になる個体があります。

重量税も2.0t以下で13年未満なら2年32,800円、13年経過後は45,600円となり、古くなることで固定費も少しずつ増えていきます。

さらにK.Mさんの実燃費では街乗り約6.5km/L、遠出約9.0km/Lなので、年間走行距離が多い人ほどガソリン代の影響は大きくなります。

それでもFJクルーザーには、4.0L V6の余裕、雪道や悪路での頼もしさ、今見ても個性的なデザインなど、燃費の数字だけでは測れない魅力があります。

だからこそ、私は「維持費が高いからやめる」「FJが好きだから何も考えず買う」のどちらでもなく、年間の燃料・税金・車検・消耗品・突発修理まで想像して、それでも余裕を持って乗れるかで考えるのがいいと思います。

その予算を確保しても「やっぱりFJに乗りたい」と思えるなら、中古在庫を比べながら自分に合う一台を探していきましょう。

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ハル

ランクル完全ガイドを運営しているハルです。現在は、ランドクルーザープラド150 TX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。家族4人での使い勝手、維持費、燃費、乗り心地、カスタム、内装用品、盗難対策、リセール、買取などを、ランクルオーナー目線で発信しています。自動車評論家でも販売店でもありませんが、実際に乗っているからこそ分かる良いところ、気になるところをできるだけ正直に書いていきます。

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