こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
FJクルーザーを中古で買おうとすると、写真やスペックを見れば見るほど「一度ちゃんと普段使いしてから決めたい」と思う車だと感じます。
全幅は1,905mm、最小回転半径は6.2mで、しかも後席は独特の観音開きドアです。
販売店で10分や20分ほど試乗できても、いつものスーパーに停める、自宅の駐車場へ入れる、家族を後席に乗せる、荷物を積む、給油するところまでは試せないことが多いですよね。
そこで役立つのがFJクルーザーのレンタカーやカーシェアです。
数百万円の中古車を契約する前なら、1日借りる費用を「高い」と切り捨てず、自分の生活に合うかを確かめるためのお金として考える価値があります。
この記事では、2026年8月時点で確認できるFJクルーザーのレンタル例と料金、借りた日に必ず試したい項目、レンタル車と購入候補車を比べるときの注意点までまとめます。
記事のポイント
- FJクルーザーを現在レンタルできる場所の探し方
- レンタカーやカーシェアの料金目安と追加費用
- 購入前に駐車や後席などを試すべき理由
- レンタル後に中古車選びへ進むときの確認項目
FJクルーザーはレンタルできる
FJクルーザーはすでに国内の新車販売を終えていますが、2026年8月時点でも車種を指定して借りられるレンタカーやカーシェアは確認できます。
ただし、ヤリスやアクアのように全国どこでも大手レンタカー会社で借りられる車ではありません。
まずは、どこで見つかるのかと、検索するときに間違えやすい点から見ていきましょう。
専門店やカーシェアで見つかる
現在確認できる例では、北海道のサムライクルーザーがFJクルーザーを車種指定で貸し出しています。
また、東京都内ではCarstayに一般オーナーが提供するFJクルーザーが掲載されており、24時間単位で利用できる車両があります。
さらに、アウトドア装備を載せたFJクルーザーを貸し出すOverland Japanのようなサービスもあります。
つまり、「FJクルーザーは生産終了だから借りられない」というわけではありません。
一方で、台数が限られるため、住んでいる地域の近くで必ず見つかるとは限らない点は理解しておきたいところです。
購入前の確認が目的なら、旅行先でたまたま借りるより、自分の生活圏で借りられる車両を探せると理想的です。
ランドクルーザーFJとは別の車
検索するときに注意したいのが、2026年に発売されたランドクルーザーFJとの混同です。
今回扱っているFJクルーザーは、国内では2010年に発売された4.0L V6ガソリンエンジン搭載の本格4WDで、丸目のヘッドライト、ホワイトルーフ、観音開きドアなどが特徴です。
トヨタ公式発表でも、FJクルーザーは4.0Lの1GR-FE、5速AT、パートタイム4WDとして案内されています。
(出典:トヨタ自動車「TOYOTA、新型車『FJクルーザー』を発表」)
「FJ レンタカー」とだけ検索すると新しいランドクルーザーFJの情報が混ざる可能性があるため、「FJクルーザー レンタカー」「FJクルーザー レンタル」まで入力するのがおすすめです。
FJクルーザーそのものの中古価格、燃費、サイズ、グレードから先に確認したい方は、FJクルーザーの中古価格・燃費・サイズと選び方も合わせて確認してみてください。
FJクルーザーのレンタル料金
FJクルーザーのレンタル料金は、一般的なコンパクトカーのように全国共通の車両クラスで決まるわけではありません。
車両の所在地、レンタカーかカーシェアか、季節、保険、アウトドア用品の有無などでかなり差が出ます。
ここでは2026年8月時点で公開されている実例を使い、どのくらいを見込めばよいかを見ていきます。
東京では24時間1万3千円から
Carstayで東京都品川区に掲載されているFJクルーザーは、確認時点で24時間13,000円からとなっています。
ただし、この金額とは別に保険料とシステム利用料がかかるため、13,000円だけで借りられるという意味ではありません。
北海道は当日2万6千円の例
北海道のサムライクルーザーでは、FJクルーザーのレギュラーシーズン当日利用が26,000円、1泊2日が31,000円と掲載されています。
ハイシーズンは当日35,300円、1泊2日40,300円なので、旅行シーズンでは負担が上がります。
アウトドア仕様は1日2万円台もある
Overland Japanでは、ルーフテントなどを装備したFJクルーザーが1日23,500円から案内されています。
こちらは単にノーマルのFJクルーザーを日常使いするというより、キャンプや長距離移動を含めてFJらしい遊び方を体験したい人向けです。
カスタム車は車高、タイヤ、重量、乗り味が純正状態と変わるため、購入候補がノーマル車なら「FJクルーザー全体の感触」と「そのカスタム車固有の感触」を分けて考えましょう。
| 確認例 | 公開料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| Carstay掲載車 | 13,000円〜/24時間 | 東京都内のカーシェア、別途保険料・システム利用料 |
| サムライクルーザー | 26,000円/当日利用 | 北海道、レギュラーシーズン料金 |
| Overland Japan | 23,500円〜/1日 | アウトドア装備付き車両 |
料金や車両の掲載は変更されるため、ここで示した数字は2026年8月確認時点の一例として見てください。
表示料金以外も確認する
レンタル料金を比べるときは、一番大きく表示された金額だけで決めない方がいいです。
保険料、免責補償、システム利用料、オプション、時間超過、配車費用などが別にかかる場合があります。
補償内容は先に読む
FJクルーザーは全幅が広く、慣れていない人ほどホイールやバンパー、ドアミラーを気にしながら運転することになります。
だからこそ、対人・対物だけでなく、車両損害、自損事故、免責額、休業補償の扱いまで確認しておきたいところです。
カーシェアでは、一般的なレンタカーと補償の仕組みが同じとは限りません。
満タン返しも予算に入れる
FJクルーザーは4.0Lガソリン車なので、返却時の給油額も小さくない可能性があります。
「1日13,000円なら安い」と考えるのではなく、保険や利用料、走行分のガソリンまで含めた総額で比較してください。
広くレンタカー料金を比較する場面では、じゃらんレンタカーのような予約サイトも便利ですが、FJクルーザーを車種指定できるとは限らないため、予約前に車種名を必ず確認しましょう。
購入前レンタルが役立つ理由
FJクルーザーを買う前にレンタルする最大の意味は、走りの良し悪しを評価することだけではありません。
自分の生活に入れたとき、毎日の小さな不便を許容できるかを確認できることにあります。
むしろFJクルーザーは、短時間の試乗より一日使う方が分かることの多い車だと思います。
販売店の試乗だけでは足りない
中古車販売店の試乗では、店舗の周辺を短く走って戻る形になることがあります。
それでもエンジンや変速、異音、ブレーキなど購入候補車そのものの状態確認には大切ですが、日常の相性を見るには時間が足りません。
例えば、いつものスーパーの駐車枠で一度切り返すのか、自宅前の狭い道で対向車とすれ違えるのか、家族が後席に乗るたび面倒に感じないのか。
こうした部分は、普段の生活動線を実際に走って初めて見えてきます。
数百万円の契約前なら惜しまない
FJクルーザーの中古車は、年式が古くなったからといって気軽に買える価格だけになっているわけではありません。
状態、走行距離、グレード、カスタム、希少性などで価格差が大きく、数百万円規模の買い物になることも珍しくありません。
その前に1万円台から数万円の体験費用をかけて「自分には合わない」と分かるなら、契約後に手放すより負担はずっと小さくできます。
逆に、一日乗って不便なところまで知ったうえで「それでも欲しい」と思えたなら、その納得感は購入後の満足にもつながるはずです。
FJクルーザーは欠点がないから選ぶ車ではなく、欠点を知っても好きでいられるかを確かめる車。
購入後の後悔につながりやすい点は、FJクルーザーはやめとけと言われる理由と向く人でも詳しくまとめています。
レンタルで車幅と駐車を試す
FJクルーザーを借りたら、最優先で試してほしいのが車幅と駐車です。
全長だけを見ると巨大なSUVには見えませんが、全幅は1,905mmあります。
さらに最小回転半径は6.2mなので、短めのボディから想像するほどクルッと小さく回れる車ではありません。
いつもの駐車場へ入れてみる
トヨタ認定中古車の車両情報では、代表的な国内仕様の寸法は全長4,635mm、全幅1,905mm、全高1,840mm、最小回転半径6.2mと確認できます。
数字だけで見るより、一度いつもの駐車場へ入れると感覚がかなり具体的になります。
白線の中に収まるかだけではなく、隣にミニバンが停まった状態で運転席から降りられるか、買い物袋を持った家族が後席へ乗れるかまで見てください。
自宅駐車場も実車で確認
自宅に駐車できるかは、メジャーで測るだけでもかなり判断できます。
ただ、実車なら入口の角度、前面道路から切り返す回数、ミラーをたたむ必要、運転席ドアを開ける余裕まで一度に分かります。
背面スペアタイヤ付きの横開きバックドアを使うなら、車の後ろに荷物を出し入れする空間が残るかも確認してください。
狭い道での感覚も見る
住宅街では、対向車とすれ違うときにどこまで左へ寄せられるかを確かめます。
FJクルーザーは着座位置が高く前方を見渡しやすい反面、ボディ四隅や左側の距離感には慣れが必要です。
一日乗って「これなら慣れそう」と感じるのか、それとも毎日かなり神経を使いそうなのか。
その感覚は人によって違うので、口コミより自分の手で確かめるのが一番です。
左後方の死角を確かめる
北海道で実際にFJクルーザーへ乗るK.Mさんも、目線が高く前方は見やすい一方、左後方の死角が大きく、後方確認には気を使うと話しています。
レンタルしたら、車線変更、左折、斜め駐車、バックでの駐車を意識して試してみてください。
バックカメラの有無も車両によって違うため、「このレンタル車は見やすかったから大丈夫」で終わらず、購入候補車の装備も別に確認する必要があります。
乗り心地と4.0Lを体験する
FJクルーザーを借りるもう一つの楽しみが、4.0L V6の余裕と本格四駆らしい乗り味を実際に感じられることです。
ただし、購入判断では「速い」「楽しい」だけで終わらせず、街乗りから高速道路まで一通り走ってみたいところです。
発進と合流の余裕を見る
国内仕様の1GR-FEは3,955ccのV6自然吸気で、代表的な後期仕様では276PS、380N・mです。
K.Mさんも4,000ccらしく発進や合流でストレスを感じにくい点をメリットとして挙げています。
レンタルでは、低速でゆっくり走ったときの扱いやすさ、高速道路へ合流するときの余裕、一定速度で巡航するときのエンジン音を確認してください。
数字の大きさに期待してスポーツSUVのような加速を想像するより、約2tの車体を大排気量でゆったり動かす感覚が自分に合うかを見る方が大切です。
段差と高速道路で乗り味を見る
本格4WDらしいフレーム構造と大きなタイヤを持つため、舗装路での感触は一般的な乗用SUVとは違います。
街中のマンホールや道路の継ぎ目、高速道路の継ぎ目、カーブでの車体の動きを家族にも感じてもらいましょう。
運転している本人は「この感じが好き」と思っていても、助手席や後席では揺れ方の印象が違う場合があります。
購入後に家族を頻繁に乗せるなら、運転席の感想だけで決めない方がいいですよ。
4WDは貸出条件を守る
FJクルーザーはパートタイム4WDですが、レンタルしたからといって自由に悪路へ入ってよいわけではありません。
Carstayの掲載例でも、ノーマルタイヤのため雪道や悪路での走行を禁止しています。
オフロード性能を試したい気持ちは分かりますが、レンタル車の利用規約が最優先です。
レンタルで確認したいのは「限界性能」ではなく、自分の普段使いとの相性です。
未舗装路、砂浜、林道、深雪などへ入る前に、必ず貸出事業者の走行条件を確認してください。
後席は家族で乗って試す
FJクルーザーをファミリーカーとして考えるなら、レンタルで最も価値が出やすいのが後席確認です。
写真では個性的で魅力的に見える観音開きドアですが、日常では一般的な4ドアSUVと使い勝手がかなり違います。
観音開きドアを何度も使う
FJクルーザーの後席側ドアは、前席ドアを開けてから開く構造です。
広い場所では大きな開口部を作れますが、狭い駐車枠で前後のドアを開くと、乗る人がドアの間に入る形になります。
一度だけなら「面白い」で終わるかもしれません。
でも、毎朝子どもを送る、週末ごとに家族4人で出かける、雨の日に荷物を持って後席を開けるとなると印象が変わります。
レンタル中は意識して何度も後席を開け閉めし、面倒さまで含めて体験してください。
後席の広さと窓の見え方を見る
実際に後席へ座ったら、膝まわりだけでなく頭上、乗車姿勢、外の見え方も確認します。
後席の窓は一般的なSUVのように大きく開閉するものではなく、外の見え方にも独特さがあります。
大人が短時間乗るだけなら気にならなくても、子どもが長距離を乗るなら圧迫感や車酔いへの影響が気になるかもしれません。
チャイルドシートやジュニアシートを使う家庭は、取り付けと乗せ降ろしの動作まで実際に試せると判断しやすいです。
家族の反応を購入条件に入れる
FJクルーザーは見た目に惚れて買う人が多い車だと思います。
だからこそ、オーナーになる本人だけが盛り上がって決めると、あとから「家族が乗ってくれない」というズレも起こりえます。
一日借りて家族全員で出かけ、「この不便さなら大丈夫」「これは毎回だと厳しい」と本音を出してもらいましょう。
その一言は、ネットのレビューを何十件読むより自分の家にとって価値があります。
荷室と買い物も普段通り試す
レンタルした日は、特別なドライブだけで終わらせず、できれば普段の買い物もしてみてください。
荷室の容量そのものだけでなく、横開きバックドアをどこでどう使うのかが分かります。
いつもの荷物を積んでみる
買い物袋、ベビーカー、スポーツ用品、キャンプ道具など、普段よく載せる物があるならサイズを想定して積んでみます。
後席を起こした状態と倒した状態の両方を見ると、「家族4人で乗る日の荷物」と「1〜2人で遊びに行く日の荷物」を分けて考えられます。
K.Mさんの実車写真を見ると、後席を起こした状態でも日常の買い物袋は積めますが、必要な容量は家庭ごとに違います。
横開きバックドアの余白を見る
一般的な上開きバックドアなら、車の後ろへある程度近づけて駐車しても上方向へ開けられる場合があります。
FJクルーザーは背面スペアタイヤを備えた横開きドアなので、後方の壁や隣の車との位置関係で使い勝手が変わります。
自宅駐車場、立体駐車場、スーパーの壁際など、普段停める場所で荷室へアクセスできるかを見てください。
「車体は入ったのにバックドアが使いにくい」というのは、寸法表だけでは気づきにくい部分です。
レンタル車の装備差に注意する
ルーフラック、リアラダー、大径タイヤ、リフトアップなどが付いたレンタル車では、純正状態より使い勝手が変わります。
例えばCarstayの掲載車ではルーフキャリア付きのため、貸し手が2.3m以上の駐車場を利用するよう案内しています。
これはFJクルーザー全車の必要高ではなく、そのレンタル車固有の条件です。
購入候補車と同じ仕様ではない場合は、どこが純正と違うかを把握してから感想を整理しましょう。
給油まで体験して維持費を想像する
購入前レンタルでぜひやってほしいのが給油です。
少し地味ですが、FJクルーザーと暮らしたときの現実がかなり分かりやすく出る場面です。
4.0Lの燃料消費を体感する
代表的な後期国内仕様の燃料タンクは72Lで、使用燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
実燃費は道路、渋滞、気温、タイヤ、積載、運転方法で変わります。
北海道のK.Mさんの実体験では、街乗り約6.5km/L、遠出約9.0km/Lとのことでした。
レンタルで走った距離と返却時の給油量が分かれば、自分の運転環境でどのくらい燃料を使う感覚なのかをつかめます。
一日だけなので年間燃費を正確に予測できるわけではありませんが、「給油のたびにこのくらい入る車なんだ」という感覚は数字だけより残ります。
一日の燃費だけで決めない
レンタル当日に高速道路を長く走れば、街乗り中心より燃費が良く出やすくなります。
反対に、短距離移動と渋滞ばかりなら悪く出るでしょう。
その数字を「FJクルーザーは必ずこの燃費」とは考えず、自分の使い方で増減するための参考値として受け取ってください。
購入後は自動車税、タイヤ、保険、年式相応の整備もかかるため、ガソリン代だけで維持費を判断するのも避けたいところです。
FJクルーザーのレンタカー探し方
近くでFJクルーザーを借りたいときは、大手レンタカー会社だけを順番に見るより、検索方法を少し変えた方が見つけやすくなります。
車種が古く台数も限られるため、「場所」と「FJクルーザー」を組み合わせて探すのが基本です。
地域名と車種名で検索する
「FJクルーザー レンタカー 東京」「FJクルーザー レンタル 北海道」「FJクルーザー カーシェア 大阪」のように地域名を足して検索します。
検索結果に古いレンタカー紹介記事が残っている場合もあるため、見つけたら必ず現在の予約ページまで進んでください。
カーシェアも選択肢に入れる
店舗型レンタカーだけでなく、Carstayのような個人間カーシェアにもFJクルーザーが出ることがあります。
一般オーナー車なら、純正ではないタイヤやルーフキャリアなどが付いているケースもあります。
一方で、FJクルーザーを実際に維持しているオーナーの車に乗れるため、予約前に車両の特徴や使い方を質問できる場合があるのは面白いところです。
レンタカーとカーシェアでは契約や補償の内容が異なるので、利用規約を同じ感覚で読み飛ばさないようにしましょう。
中古車店の試乗も組み合わせる
近くでレンタル車が見つからない場合は、FJクルーザーの在庫が多い専門店や中古車店で試乗できる車を探す方法があります。
この場合、日常を一日試すことは難しくても、実際に購入候補となる車の異音、ハンドルのずれ、ブレーキ、足回り、内装状態まで確認できます。
レンタルは「車種として自分に合うか」、販売店の試乗は「この一台を買ってよいか」と役割を分けると分かりやすいですよ。
販売店の選び方は、FJクルーザーをどこで買うかと専門店選びも参考にしてください。
借りる前に確認したい条件
FJクルーザーを見つけたら、すぐ予約ボタンを押す前に車両条件を確認します。
購入体験が目的なら、安さだけで選ぶより「何を確かめたいか」に合う車両を選んだ方が満足しやすいです。
購入候補に近い仕様かを見る
ノーマル車を買いたいのに、2インチリフトアップ、大径タイヤ、ルーフラック、社外マフラー付きの車を借りると、乗り心地や高さ、音の印象が変わります。
逆に、同じようなカスタムを考えているなら参考になるでしょう。
年式やグレードまで完全に同じ車を探す必要はありませんが、純正から大きく変わっている場所は把握しておきたいところです。
走行禁止エリアを確認する
「本格4WDだから雪道を走りたい」「砂利道を試したい」と考えても、貸し手が禁止していれば走れません。
タイヤ、保険、車両状態によって走行条件は変わります。
受け渡し時に傷を残す
一般的なレンタカーと同じく、受け渡し時は既存の傷、ホイール、バンパー、ミラー、ガラスなどを確認します。
スマホで外装を一周撮っておくと、返却時に「これは最初からあった傷だったかな」と迷いにくくなります。
カスタム車ではタイヤがフェンダー近くまで出ていたり、サイドステップやルーフラックが付いていたりするので、その部分も見ておきましょう。
| 予約前の確認 | 見る内容 |
|---|---|
| 最終料金 | 基本料、保険、免責、システム料、オプション |
| 車両仕様 | 年式、タイヤ、リフトアップ、ルーフラック、バックカメラ |
| 利用条件 | 走行禁止場所、距離制限、運転者条件、返却時間 |
| 燃料 | 油種、満タン返し、給油証明の有無 |
| 受け渡し | 場所、時間、既存傷、緊急連絡先 |
レンタル当日の試す順番
一日借りても、観光だけして返してしまうと購入判断に必要な情報が抜けます。
そこで、私は「普段の生活を再現する順番」で試すのがいいと思います。
最初は狭い場所へ行かない
受け取ってすぐ狭い立体駐車場へ入るより、まず広い道路と広い駐車場で車幅、ブレーキ、ミラーの見え方に慣れましょう。
最初の30分でFJクルーザーの距離感をつかんでから、普段使う場所へ向かう方が安全です。
自宅と買い物と高速を試す
可能なら、自宅駐車場、よく行くスーパー、家族の送迎ルート、高速道路を一日で組み合わせます。
これだけで、車幅、低速の扱いやすさ、乗り降り、荷室、高速巡航までかなり多くの情報が取れます。
最後に給油して返せば、燃料消費まで含めた「FJクルーザーの一日」が完成します。
気になったことをメモする
返却後は「楽しかった」という印象が強く残りやすいので、気になった点をその場でスマホへメモしておくのがおすすめです。
駐車で切り返した回数、左後方が見づらかった場所、後席で家族が言ったこと、荷物が入ったか、給油量などを残します。
数日たって中古車を探すとき、そのメモが候補車の条件を決める材料になります。
レンタル後に中古車を選ぶ
一日乗ってFJクルーザーが気に入ったら、次は「どのFJクルーザーを買うか」に進みます。
ここで大切なのは、レンタル車が良かったからといって、同じ車種ならどの中古車でも同じと思わないことです。
購入候補車は別に試乗する
レンタルで確認できるのは車幅、後席、荷室、燃費感、乗り味など「FJクルーザーという車」の相性です。
中古車には一台ずつ状態差があります。
エンジンの始動、足回り、ブレーキ、下回りの錆、修復歴、整備記録、カスタム履歴などは、購入候補車そのものを確認しなければ分かりません。
レンタルで気に入ったら、その勢いでネット契約するのではなく、候補車をもう一度冷静に見てください。
レンタル車との差を比べる
購入候補車へ試乗できたら、レンタル車を基準に違いを探すと分かりやすくなります。
同じFJなのにハンドルが取られる、段差で大きな音がする、タイヤノイズが強い、ブレーキの感触が違うなど、気になる点があれば販売店へ確認します。
タイヤ銘柄や空気圧、リフトアップ、ショックアブソーバーなどで乗り味は変わるため、違いが即故障とは限りません。
それでも、比較対象を一台持てるだけで中古車試乗の解像度は上がります。
履歴と下回りを優先する
FJクルーザーは国内販売終了から年数が経っているため、走行距離だけで選ぶのはおすすめしません。
同じ8万kmでも、定期的に整備された車と、記録がほとんど残っていない車では判断が違います。
雪国や海沿いで使われた車なら下回りの錆、オフロード使用が多ければフレームや下回りの傷も見たいところです。
具体的な確認項目は、FJクルーザーの中古車選びと失敗を防ぐ確認ポイントにまとめています。
購入を前向きに考え始めたら、希望条件を伝えて在庫を探せるガリバーの中古車提案サービスを入口にする方法もあります。
FJクルーザーのレンタルFAQ
最後に、FJクルーザーを購入前に借りたい方が気になりやすい疑問をまとめます。
Q1. FJクルーザーは今でもレンタカーで借りられますか?
A. 借りられる車両はあります。2026年8月時点では、北海道の専門レンタカーや東京都内のカーシェアなどでFJクルーザーの掲載を確認できます。ただし台数は多くなく、地域や日程によって空き状況が変わるため、車種名と地域名を組み合わせて探すのがおすすめです。
Q2. FJクルーザーのレンタル料金はいくらくらいですか?
A. 公開例では24時間13,000円からのカーシェア、当日26,000円の専門レンタカー、1日23,500円からのアウトドア仕様などがあります。保険料やシステム利用料が別の場合もあるため、基本料金だけでなく予約画面の最終金額で比べてください。
Q3. 購入前なら何時間くらいレンタルすれば十分ですか?
A. 私なら可能であれば半日より1日を選びます。駐車、家族の乗り降り、買い物、荷物、高速道路、給油まで試すなら、短時間では慌ただしくなります。数時間しか借りられない場合は、観光より普段使う場所での確認を優先すると判断材料が増えます。
Q4. レンタル車がカスタムされていても参考になりますか?
A. 参考にはなりますが、純正車と同じ乗り味だとは考えない方がいいです。リフトアップ、大径タイヤ、ルーフラック、社外マフラーなどで高さ、騒音、乗り心地、燃費が変わります。車幅や観音開きドアなど共通部分を確認しつつ、カスタムによる差は切り分けましょう。
Q5. レンタルで気に入ればそのまま中古車を買っても大丈夫ですか?
A. 車種として気に入ったあとは、購入候補車そのものを別に確認してください。中古のFJクルーザーは年式、整備履歴、錆、修復歴、タイヤ、カスタム状態が一台ずつ違います。レンタルは相性確認、購入候補車の試乗は個体確認と役割を分けるのが安心です。
FJクルーザーは借りてから決める
FJクルーザーは、丸目のデザイン、4.0L V6、本格4WDらしい雰囲気など、今のSUVでは代わりを見つけにくい魅力があります。
その一方で、全幅1,905mm、最小回転半径6.2m、観音開きドア、左後方の見え方、燃料消費など、購入前に自分で確かめたい部分もはっきりしています。
だから、購入に迷っているなら短時間の試乗だけで結論を急がず、レンタカーやカーシェアで一日生活してみる方法はかなり有効です。
いつもの駐車場へ入り、家族を後席へ乗せ、買い物袋を積み、高速道路を走り、最後にガソリンを満タンにする。
そこまでやって「この不便さも含めてFJがいい」と思えたなら、購入理由はかなりはっきりしてきます。
数百万円の中古車契約前なら、試乗やレンタルに使う費用を惜しまない。
私はそれが、FJクルーザーを長く楽しむための一番現実的な準備だと思います。





