FJクルーザー

FJクルーザーはやめとけ?後悔する欠点と向く人を徹底解説

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FJクルーザーはやめとけと言われる理由と後悔しやすい欠点・向いている人を解説するアイキャッチ画像

こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。

FJクルーザーは、丸目のヘッドライト、白いルーフ、四角いボディが目を引く、今見てもかなり個性的な一台です。

私もランドクルーザープラド150に乗っていますが、FJクルーザーを見ると「このデザインは他にないな」と素直に思います。

一方で、中古車として本気で買うとなると話は少し変わります。

全幅1,905mmの車体、4.0L V6ガソリンエンジン、独特な後部アクセスドア、見えにくい後方、決して良いとは言えない燃費など、毎日使って初めて気になりそうな部分もかなりあります。

北海道で実際にFJクルーザーへ乗っているK.Mさんからも、「左後方の死角が大きい」「街乗り燃費は約6.5km/L」「車幅があり小回りも利きにくい」というリアルな話を聞きました。

それでもK.Mさんにとっては、雪道で動けなくなった車を助けられるほど頼もしく、手をかけながら乗り続けたい最高の相棒だそうです。

つまりFJクルーザーは、欠点が少ない車ではありません。

その欠点を分かったうえでも欲しいと思える人ほど、満足しやすい車なんですよ。

この記事では、「FJクルーザーはやめとけ」と言われる理由から、狭さ、通勤での使い勝手、デザイン、乗っている人のイメージ、そして買って後悔しにくい人まで、購入前に知っておきたいことをまとめます。

記事のポイント

  • FJクルーザーで後悔しやすい具体的な理由
  • 燃費や車幅、後席など日常で困りやすい部分
  • FJクルーザーのメリットと向いている人
  • 中古車購入前に実車で確認したいポイント

FJクルーザーはやめとけ?

FJクルーザーについて調べると、「後悔」「やめとけ」「デメリット」といった言葉が出てきますが、車そのものが悪いというより、普通のSUVと同じ感覚で買うとズレが起きやすい車だと私は考えています。

後悔しやすい理由は明確

FJクルーザーは国内で2010年に発売され、4.0L V6ガソリンエンジン、5速AT、パートタイム4WDを採用した本格四駆です。

トヨタ自身も発売時に「遊び心満載の本格4WD車」として紹介しており、最初から燃費や後席の便利さを最優先に作られた車ではありません。

(出典:トヨタ自動車「TOYOTA、新型車『FJクルーザー』を発表」)

ここを理解せず、「見た目が好きだから普通のSUVとして使おう」と買うと、不便な部分ばかりが目に入りやすくなります。

FJクルーザーで特に確認したいデメリットは、燃費、全幅、後方視界、後席への乗り降りです。

反対に、この4点を実車で確認して「これなら大丈夫」と思えたなら、かなり大きな壁を越えています。

万人向けではないから面白い

現在のSUVは、燃費、安全装備、乗り降り、静粛性、荷室、運転支援など、できるだけ多くの人が不満なく使える方向へ進化しています。

FJクルーザーは、そこから少し外れています。

合理性だけで選べば、もっと扱いやすいSUVはいくらでもあるでしょう。

それなのに販売終了から年数がたっても中古車を探す人がいるのは、丸目とホワイトルーフの外観、4.0L V6、本格四駆らしい機構など、代わりになる車が少ないからです。

FJクルーザーの中古価格・燃費・サイズをまとめた総合ガイドでも詳しく解説していますが、この車はスペック表の優等生ではなく「これが好き」と思えるかがかなり重要ですよ。

ハル
ハル
私ならFJクルーザーを買う前に、良いところより先に「燃費と横幅と後席、本当に大丈夫かな」と確認しますね。そこを納得して買えれば、あとから欠点が出てきても受け止め方が変わると思います。
妻さん
妻さん
見た目だけで買って毎日の不便に気付くより、先に不便なところを全部見た方がいいってことだね。
購入後の後悔やデメリットも確認したい黄色いFJクルーザーの外観

独特なデザインが魅力のFJクルーザー(画像提供:北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさん)

 

FJクルーザーのデメリット

ここからは、FJクルーザーを実際の生活で使ったときに不満へつながりやすい部分を、一つずつ見ていきます。

燃費の良さは期待できない

国内仕様FJクルーザーの排気量は3,955ccで、カタログ燃費はJC08モードで8.0km/Lです。

車両情報や過去のカタログは、トヨタ公式のFJクルーザー旧車情報でも確認できます。

さらに、北海道在住のK.Mさんの場合、街乗りでは約6.5km/L、遠出では約9.0km/Lとのことでした。

実燃費は道路環境、季節、タイヤ、運転方法、荷物などで変わるため、この数字がすべてのFJクルーザーに当てはまるわけではありません。

ただ、燃料代をできるだけ抑えたい人に向く車ではないことは理解しておきたいですね。

通勤で使う場合は「往復距離×勤務日数÷想定する実燃費×ガソリン単価」で月間燃料代を計算すると、自分の生活に当てはめやすくなります。

年間走行距離が長い人ほど、購入価格より燃料代の方がじわじわ効いてきます。

全幅1,905mmは気を使う

FJクルーザーのボディサイズは、全長4,635mm、全幅1,905mm、全高1,840mmです。

全長だけを見ると極端に巨大ではありませんが、日常で意識しやすいのは1,905mmの全幅でしょう。

狭い住宅街、スーパーの駐車場、コインパーキング、古い立体駐車場などでは、車そのものが入ってもドアを開ける余裕まで考える必要があります。

K.Mさんも、車幅があり小回りも利きにくいため、狭い場所では気を使うと話しています。

私はプラド150でも、駐車枠の幅や隣の車との距離を意識することがあります。

なのでFJクルーザーなら、自宅駐車場に入るかだけではなく、毎週行くスーパーや職場の駐車場まで想像しておきたいところです。

左後方の死角が大きい

これは実オーナーから聞いたデメリットの中でも、購入前に特に確認してほしい部分です。

FJクルーザーはデザインを優先した太いピラーや独特な窓形状を持ち、K.Mさんは「左後方の死角が大きく、ルームミラーからも後方が見えにくい」と感じています。

高い着座位置によって前方は見やすい一方、後ろまで全部見やすいわけではないんですね。

車線変更、バック駐車、斜め後ろから近づく車や自転車など、積極的に安全確認する習慣が必要です。

「SUVだから目線が高くて運転しやすそう」と前方視界だけで判断せず、必ず運転席から左右後方まで見てください。

後席アクセスにクセがある

FJクルーザーをファミリーカーとして考えているなら、後席への乗り降りは写真だけで判断しない方がいいです。

前ドアを開け、そのあと後部アクセスドアを開ける独特な構造なので、一般的な4ドアSUVのように後席だけをサッと開ける感覚とは違います。

FJクルーザーの狭さや後部座席への乗り降りを確認できる後席アクセス部分

前席側から乗り降りするFJクルーザーの後席アクセス(画像提供:北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさん)

 

大人がたまに乗る程度なら許容できても、毎朝子どもを乗せる、チャイルドシートを使う、狭い駐車場で乗降させるとなると印象が変わります。

家族で使うなら乗降を試す

家族でFJクルーザーを使う予定なら、できれば購入する本人だけで実車確認を終わらせない方がいいかなと思います。

妻や子どもにも後席へ乗ってもらい、ドアの開け方、乗り込み、降りる動作まで試してください。

毎日使う人が「これは面倒」と感じるなら、納車後に急に便利になることはありません。

ハル
ハル
うちは家族4人なので、私だけが気に入っていても、後ろに乗る家族が毎回大変ならファミリーカーとしては考え直しますね。後席は数字より乗って試したいところです。
妻さん
妻さん
子どもが小さい時期だと、荷物を持ちながらドアを開けたりするから、毎日の一手間って意外と大きいよね。

荷室も万能ではない

FJクルーザーはアウトドアのイメージが強いため、「荷物も何でも積めそう」と思いやすいです。

実際に後席を倒せばスペースを拡張できますし、防水を意識した内装もアウトドアでは使いやすいポイントでしょう。

ただ、背面スペアタイヤを持つ横開きバックドアや車内形状など、一般的なミニバンのような積載性を期待する車ではありません。

日常の買い物で使ったFJクルーザーの荷室と積載スペース

買い物袋を積んだFJクルーザーの荷室(画像提供:北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさん)

 

キャンプ道具、ベビーカー、スポーツ用品など、自分が普段積む物が決まっているなら、寸法だけではなく積載方法まで想像してみてください。

装備には時代を感じる

FJクルーザーは国内販売終了からすでに年数が経っています。

K.Mさんの車もマニュアルエアコンなど比較的シンプルな装備で、現在のSUVにあるような先進的な快適装備を期待すると物足りなく感じるかもしれません。

逆に、大きなスイッチやトランスファーレバーなど、機械を操作している感覚が好きな人には、このシンプルさ自体が魅力になります。

便利さを求めるか、道具っぽさを楽しむかで評価がまったく変わる部分ですね。

FJクルーザーは狭い?

「FJクルーザーは狭い」と検索されますが、単純に室内幅だけで狭い車と決めると少し違います。

前席は窮屈とは限らない

運転席や助手席は車幅もしっかりあり、FJクルーザー全体を「小さくて狭いSUV」と考える必要はありません。

着座位置も高く、K.Mさんは前方の見通しが良いため運転しやすいと感じています。

前席中心で1人か2人で使うなら、後席の不便さを感じる機会自体が少なくなります。

後席はアクセス込みで考える

後部座席そのものに座れるかだけではなく、そこへ入るまでを含めて評価したいのがFJクルーザーです。

一般的なSUVなら後席ドアを開けてそのまま乗り込めますが、FJクルーザーはアクセスドアの構造が独特です。

このため、「座ったら思ったより普通だったけど、乗り降りが面倒」という評価になることも十分考えられます。

後席を頻繁に使う人ほど、広さより先に乗降動作を確認してください。

大人数利用には向きにくい

FJクルーザーは5人乗りですが、5人乗れることと、5人で毎日快適に使えることは別です。

家族全員で頻繁に移動するなら、後席へのアクセス、荷室、乗り降りの回数まで含めて判断したいところ。

反対に、普段は1人か2人で、たまに後席を使う程度ならデメリットの感じ方はかなり小さくなります。

「FJクルーザーは狭いか」ではなく、「自分は後席を何回使うか」で考えると判断しやすいです。

FJクルーザーは通勤に使える?

もちろん通勤にも使えますが、通勤距離と駐車環境によって向き不向きがかなり変わる車です。

長距離通勤では燃料代を見る

毎日それなりの距離を走る人は、4.0Lガソリン車という点を軽く見ない方がいいでしょう。

休日だけ乗る趣味車なら「多少燃費が悪くても好きだから」で済んでも、週5日の通勤となれば給油回数そのものが増えます。

走行距離別の燃料代に税金や車検も加えたFJクルーザーの維持費試算も確認すると、憧れと毎月の保有予算を照らして判断しやすくなります。

今乗っている車の月間燃料使用量と比較して、FJクルーザーへ変えた場合にどれくらい増えそうか計算してみるのがおすすめです。

職場の駐車場を確認する

通勤用途では、自宅より職場の駐車場が問題になることもあります。

FJクルーザーの全幅は1,905mmなので、狭い枠の横に毎日停める環境ではかなり気を使うでしょう。

さらに隣の車との間隔が狭ければ、自分が乗り降りしにくいだけでなく、ドアを当てられる心配も増えます。

いつもの道を想像する

購入前には自宅から職場までの道を思い浮かべてみてください。

狭いすれ違い、踏切、立体駐車場、機械式駐車場、会社の入口など、毎日通る場所ほど購入後のストレスにつながります。

可能なら試乗時に普段使う道路に近い環境を走り、車幅感覚や後方確認を体験しておくと判断しやすいですよ。

ハル
ハル
休日に広い道を30分試乗するだけだと、「意外と運転しやすい」で終わる可能性があります。私なら通勤で使うなら、狭い道と駐車をかなり意識して試しますね。
妻さん
妻さん
毎朝使う車なら、週末だけ気になる欠点より、小さな面倒が毎日続く方が気になりそうだね。

短距離なら趣味性を楽しめる

反対に通勤距離が短く、駐車場にも余裕があり、FJクルーザーそのものが好きなら、毎日好きな車に乗れることは大きなメリットでしょう。

ドアを開けるたびに「やっぱりこれにして良かった」と思えるなら、燃費だけでは測れない満足があります。

通勤車だから経済性だけで選ばなければならないわけではありません。

ただ、その楽しさに毎月どれくらいのお金と手間を払えるかは先に決めておきたいですね。

FJクルーザーはダサい?

「FJクルーザーはダサい」という検索もありますが、デザインについては完全に好みの問題です。

かなり好みが分かれる外観

丸目ヘッドライト、ホワイトルーフ、短く立ったフロントガラス、大きなフェンダー、背面スペアタイヤ。

FJクルーザーは、どこから見ても普通のSUVに寄せていません。

それを「個性的でかっこいい」と感じる人もいれば、「派手」「古く見える」と感じる人もいるでしょう。

万人に好かれるデザインではないからこそ、好きな人には深く刺さります。

流行だけで選ばない方がいい

中古相場が高い、アウトドアで映える、カスタム車がかっこいいといった周囲の評価だけで買うと、流行が変わったときに気持ちまで冷める可能性があります。

私は車を選ぶとき、「駐車場に停まっている自分の車を振り返って見たいか」は意外と大切だと思っています。

FJクルーザーのような趣味性のある車なら、なおさらです。

あなた自身がノーマルのFJクルーザーを見ても「これが好き」と思えるなら、他人からダサいと言われても大した問題ではないでしょう。

カスタムしすぎには注意

FJクルーザーはタイヤ、ホイール、ルーフラック、ブルバー、マッドフラップなど、カスタムとの相性がいい車です。

一方で、中古車では前オーナーの好みがかなり前面に出た車両もあります。

自分の好みに合えばお得ですが、全部戻したくなるカスタムなら購入後に余計な費用がかかります。

派手な外観だけで判断せず、純正部品の有無や取付方法まで確認してください。

FJクルーザーに乗ってる人は?

「FJクルーザーに乗ってる人はどんな人?」と気になる人もいますが、車だけでオーナー像を決めつけることはできません。

実用性だけでは選びにくい車

ただ、FJクルーザーの性格を考えると、燃費や便利さだけではなく、デザイン、アウトドア、雪道、四駆、カスタムなどに価値を感じる人が選びやすい車ではあります。

K.Mさんも、丸目のヘッドライトと個性的なデザインを気に入り、年数が経っても古さを感じにくいところを魅力として挙げています。

さらに、塗装剥がれや傷、内装の劣化なども「交換できる部品も多く、手入れしながら乗ればそこまで気にならない」と話していました。

新品の状態を保つことだけではなく、手を入れながら付き合う楽しさを感じられる人とは相性がいいでしょう。

他人のイメージで決めない

「FJに乗っていたらどう見られるかな」と気にしすぎる必要はありません。

車は長ければ何年も自分がお金を払い、自分が運転するものです。

周囲からどう見えるかより、給油するとき、洗車するとき、狭い道を走るときまで含めて自分が付き合いたいと思えるかの方が大切ですよ。

FJクルーザーのメリット

ここまで欠点を多めに紹介しましたが、それでもFJクルーザーを選びたくなる理由はきちんとあります。

4.0L V6の余裕がある

国内仕様FJクルーザーは1GR-FE型3,955cc V6ガソリンエンジンを搭載しています。

K.Mさんも、4.0Lエンジンは非常にパワフルで、発進や合流でもストレスを感じにくい点をメリットとして挙げています。

燃費というデメリットと引き換えに、この大排気量エンジンらしい余裕を楽しめるわけです。

現在では4.0L自然吸気V6を搭載する国産中古SUVそのものが貴重になってきました。

雪道や悪路で頼もしい

FJクルーザーは見た目だけのアウトドアSUVではなく、パートタイム4WDを備えています。

K.Mさんは北海道の雪道で使用し、雪山に刺さって動けなくなった車を牽引して助けた経験もあるそうです。

雪道でスタックした乗用車をけん引する黄色いFJクルーザー

雪道で乗用車をけん引するFJクルーザー(画像提供:北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさん)

 

もちろん4WDだから絶対に滑らないわけではなく、タイヤや路面状況に応じた運転は必要です。

それでも雪国やアウトドアで使う人にとって、本格四駆としての機構を持っていることは大きな安心材料になるでしょう。

デザインの代わりが少ない

FJクルーザー最大のメリットは、結局ここかもしれません。

似た価格帯のSUVを探せば、燃費の良い車、室内の広い車、安全装備が充実した車はいくらでも見つかります。

でも「FJクルーザーみたいな車」を探し始めると、急に候補が少なくなるんですよ。

だからこそ多少不便でも指名買いする人がいます。

汚れを気にせず遊びやすい

防水や撥水を意識したシート、ラバー調のフロアなど、アウトドアで使うことを考えた内装もFJクルーザーらしい部分です。

高級SUVの内装を汚さないように気を使うというより、道具を積んで遊びに行く雰囲気が似合います。

子どもの外遊び、キャンプ、釣り、雪遊びなどで多少汚れることも含めて楽しみたい人には魅力的でしょう。

ハル
ハル
実オーナーさんの「欠点もあるけど最高の相棒」という言葉が、FJクルーザーをすごくよく表していると思います。全部便利だから好きなんじゃなくて、不便も含めてこの車が好きなんですよね。
妻さん
妻さん
車を家電みたいに便利さだけで比べたら選ばないけど、相棒って考えると評価が変わる車なんだね。

FJクルーザーが向く人

メリットとデメリットを並べると、FJクルーザーに向いている人と、別の車を選んだ方が満足しやすい人はかなり見えてきます。

向いている人 向きにくい人
FJクルーザーのデザインそのものが好き 燃費を最優先したい
1人〜2人で使う機会が多い 後席を毎日頻繁に使う
アウトドアや雪道で使いたい 狭い駐車場を頻繁に使う
多少の不便も趣味として楽しめる 最新の快適装備を求める
カスタムや整備も楽しみたい 維持に手間をかけたくない
4.0L V6に魅力を感じる 長距離通勤で燃料代を抑えたい

向いているのは指名買いする人

「SUVなら何でもいいけどFJも候補」という人より、「FJクルーザーだから欲しい」という人の方が満足しやすいでしょう。

欠点を他車と比較すれば負ける部分はありますが、FJクルーザーだけが持つデザインや雰囲気まで含めれば話は変わります。

購入後もタイヤを変えたり、手入れをしたり、アウトドアへ出掛けたりと、車そのものを楽しみたい人にはかなり面白い選択です。

便利なSUVが欲しい人には不向き

燃費が良く、後席が広く、どこでも駐車しやすく、安全装備が新しく、家族全員が簡単に乗り降りできる車が欲しいなら、FJクルーザーにこだわる必要はありません。

特に「見た目は好きだけど欠点は全部なくしたい」という選び方は難しいです。

FJクルーザーらしい部分とデメリットは、かなり表裏一体なんですよ。

便利さを少し手放してでもFJクルーザーに乗りたい理由があるか。

購入判断では、この一点を自分に聞いてみると答えが見えやすくなります。

後悔しない中古車の選び方

「自分にはFJクルーザーが合いそう」と思えたら、次は車種ではなく一台ごとの状態を見ていく段階です。

まず中古相場を把握する

FJクルーザーは年式、走行距離、グレード、カラー、カスタム、状態による価格差が大きい中古車です。

一台だけ見て「安い」「高い」と判断せず、似た条件の車を複数並べてください。

現在の価格の見方については、FJクルーザーの中古価格と支払総額の見方でも詳しくまとめています。

希望条件に合う車を自分で探し続けるのが大変なら、ガリバー中古車在庫問い合わせを利用して、希望条件に近い在庫を確認する方法もあります。

ガリバー中古車在庫問い合わせ

ただし、紹介された車だから安心と決めるのではなく、最終的には自分でも履歴と現車を確認してください。

走行距離だけで決めない

国内販売終了から年数が経っているため、低走行なら何でも良いとは言えません。

年式、整備履歴、保管環境、下回り、油脂類、足回り、内装などを合わせて見る必要があります。

FJクルーザーは何万km乗れるのかを解説した記事でもまとめていますが、10万kmという数字だけで寿命を決めるより、これまでどのように維持されてきたかを見る方が大切です。

錆や故障箇所を確認する

アウトドアや雪国で使われてきた車もあるため、下回りの錆や腐食、足回りの状態は必ず確認したいところです。

外装の小傷や樹脂の色あせは年数相応として付き合える場合がありますが、フレームや駆動系の状態は別問題。

警告灯、異音、オイル漏れ、足回り、電装品なども含め、試乗と現車確認を行ってください。

中古FJで確認したい部分は、FJクルーザーの故障例と購入前チェックポイントでも詳しく紹介しています。

試乗では不便を探す

中古車を試乗すると、4.0L V6の走りや高い目線に気持ちが向きがちです。

でも購入判断では、むしろ不便なところを探してください。

左後方は見えるか、駐車しやすいか、乗り降りしやすいか、後席を開ける動作は面倒ではないか、家族はどう感じるか。

「欲しい車の良いところを確かめる試乗」ではなく、「毎日嫌になりそうな部分がないか探す試乗」にすると後悔を減らしやすいですよ。

レンタカーも体験材料になる

FJクルーザーそのものを借りられるレンタカーは多くありませんが、大柄なSUVに慣れていない人なら、同等クラスのSUVで車幅感覚を体験するだけでも参考になります。

じゃらんレンタカーのような比較サービスでSUVを探し、旅行や休日に長時間運転してみる方法もあります。

数分の試乗より、駐車、買い物、細い道、高速道路まで経験すると「大きなSUVを毎日使えるか」がかなり分かりやすくなります。

FJクルーザーの後悔に関するよくある質問(FAQ)

FJクルーザーを買う前に出やすい「やめとけ」「狭い」「通勤できる?」といった疑問をまとめます。

Q1. FJクルーザーを買うと後悔しますか?

A. 燃費、車幅、後方視界、後席アクセスを理解せずに買うと後悔しやすいですが、それらを許容できる人なら満足度の高い車になり得ます。

実車を見て試乗し、自宅や職場の駐車環境、家族の使い方まで確認してから判断することが大切です。

Q2. FJクルーザーは本当に狭いですか?

A. 前席まで含めて単純に狭い車とは言いにくいですが、後席へのアクセスには独特の使いにくさがあります。

後部アクセスドアの開閉が必要なので、子どもを毎日乗せる人や後席を頻繁に使う人は実車で乗り降りを試してください。

Q3. FJクルーザーを通勤に使うのは大変ですか?

A. 通勤自体は問題なくできますが、走行距離が長い人は燃料代、狭い駐車場を使う人は全幅1,905mmの車体を確認しておきたいです。

短距離通勤で駐車スペースにも余裕があるなら、毎日好きな車に乗れるメリットの方を大きく感じる人もいるでしょう。

Q4. FJクルーザーはダサいと思われませんか?

A. デザインの評価は完全に好みなので、周囲の意見だけで判断する必要はありません。

FJクルーザーは丸目、ホワイトルーフ、背面スペアタイヤなど個性がはっきりしているため好みは分かれますが、自分自身が長く乗りたいと思えるかを優先した方が後悔しにくいです。

Q5. FJクルーザーはどんな人におすすめですか?

A. デザインや4.0L V6、本格四駆らしい雰囲気に魅力を感じ、多少の燃費や使い勝手の不便も含めて楽しめる人におすすめです。

反対に燃費、後席の便利さ、最新装備、狭い場所での扱いやすさを最優先するなら、ほかのSUVも比較してから決めた方がいいでしょう。

FJクルーザーの後悔まとめ

FJクルーザーは、誰にでも「絶対おすすめ」と言える車ではありません。

4.0L V6による燃費負担、全幅1,905mmの車体、左後方の見えにくさ、独特な後席アクセスなど、日常で使えば気になるデメリットがあります。

毎日の通勤で燃料代を抑えたい人、狭い駐車場を頻繁に使う人、後席に家族を毎日乗せる人なら、購入前にかなり慎重に考えた方がいいでしょう。

一方で、丸目とホワイトルーフのデザイン、4.0L V6の力強さ、雪道やアウトドアでの頼もしさ、カスタムを楽しめる余地は、FJクルーザーならではの魅力です。

北海道で実際に乗るK.Mさんが、欠点を知りながらも「最高の相棒」と感じているのは、とても象徴的だと思います。

FJクルーザーで後悔しないために必要なのは、欠点を消そうとすることではありません。

その欠点が自分の生活ではどれくらい問題になるのかを、購入前に確かめておくことです。

燃費を計算し、自宅と職場の駐車場を確認し、運転席から左後方を見て、家族にも後席へ乗ってもらってください。

そこまでやっても「やっぱりFJクルーザーが欲しい」と思えるなら、かなり相性の良い一台だと思います。

逆に実車を見て「毎日はちょっと大変そうだな」と感じたなら、買わない判断も正解です。

車はスペック表で一番優秀なものを選ぶ競争ではありません。

あなたが何年も付き合いたいと思えるか。

FJクルーザーほど、その答えが購入後の満足度に直結する車は少ないかもしれません。

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ハル

ランクル完全ガイドを運営しているハルです。現在は、ランドクルーザープラド150 TX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。家族4人での使い勝手、維持費、燃費、乗り心地、カスタム、内装用品、盗難対策、リセール、買取などを、ランクルオーナー目線で発信しています。自動車評論家でも販売店でもありませんが、実際に乗っているからこそ分かる良いところ、気になるところをできるだけ正直に書いていきます。

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