こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
ランドクルーザー100を長く乗っていると、ボディの色あせや細かな傷が気になってくることがあります。
そんなときに考えたいのが、全塗装(オールペン)です。
純正の白や黒で美しく仕上げ直すのもいいですし、グリーンやグレー、ベージュなどに色替えして、自分だけのランクル100にするのも魅力的ですよね。
ただ、全塗装は気軽にやり直せるカスタムではありません。
同じランクル100でも、外側だけを塗るのか、ドアの内側まで仕上げるのか、錆の補修が必要なのかによって、見積もりは大きく変わります。
私自身は150系プラドに乗っていますが、ランクルの外観を考えるときは、見た目だけでなく、その状態を長く維持できるかも大切にしています。
今回の記事では、実際のランクル100オーナーから提供していただいた写真も交えながら、全塗装費用の考え方、人気色の特徴、カラーコードの確認方法、施工店選びまで詳しく紹介します。
大切なのは、安い見積もりを探すこと以上に、どこまで施工する金額なのかを理解すること。
せっかくの全塗装を後悔のないものにするために、依頼前に確認しておきたいポイントを一緒に見ていきましょう。
記事のポイント
- ランクル100の全塗装費用と価格差の理由
- 黒・グリーン・グレー・ツートンなどの色選び
- 純正カラーコードの確認方法と注意点
- 見積もりで確認したい施工範囲と塗装後のお手入れ
ランクル100の全塗装費用の目安
ランクル100の全塗装を考えるとき、最初に気になるのは費用ではないでしょうか。
大型SUVということもあり、一般的な乗用車より塗装面積が広く、下地補修や部品の取り外しにも手間がかかります。
まずは施工内容による費用の違いから見ていきます。
全塗装はいくらかかる?
ランクル100の全塗装費用は、施工する範囲や車両の状態によって大きく変わります。
一般的な大型SUVの全塗装料金を参考にすると、外側を中心とした比較的簡易な施工では40万〜60万円程度から、部品脱着や下地補修を充実させる場合は80万〜120万円以上も検討範囲になるでしょう。
ただし、この金額はランクル100の全国平均ではなく、公開されている施工料金を参考にした大まかな予算の目安です。
腐食が進んでいる車両や、複雑な色替えを希望する場合には、さらに費用がかかる可能性があります。
| 施工内容 | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 簡易的な外側塗装 | 40万〜60万円程度から | 部品脱着を抑えた施工が中心 |
| 標準的な全塗装 | 60万〜100万円程度 | 一定の脱着や下地調整を含む想定 |
| 細部まで仕上げる全塗装 | 80万〜120万円以上 | 脱着やドア内側の塗装などを充実 |
| 錆補修を伴う全面塗装 | 個別見積もり | 腐食状態によって費用が大きく変動 |
上記は税込・税別の違いも含めて各店の施工内容が一律ではないため、比較用の概算として見てください。
実際には、40万円台から大型SUVの全塗装料金を設定している施工店もあります。
一方で、基本料金には錆補修や塗装後の磨き、部品交換などが含まれていない場合もあるんです。
つまり、見積額だけを並べても、本当にどちらが安いのかは判断できません。
私なら最初に予算の上限を決め、その範囲でどの部分まで施工できるのかを確認します。
基本料金と支払総額は違う
施工店のホームページに「全塗装40万円から」と書かれていても、必ずしも40万円で希望どおりに完成するわけではありません。
塗料の種類、パールカラーの追加料金、錆補修、ドア内側の施工、バンパーの脱着などが別料金になることがあります。
予算を考える際は、基本料金ではなく、希望する仕上がりまで含めた支払総額で比較しましょう。
費用を見るときのポイント
大型SUVの全塗装は、施工店によって料金体系が異なります。
公開価格はあくまで参考として、実車の状態と希望する施工範囲を伝えたうえで総額を確認することが大切です。
純正色と色替えの費用差
ランクル100を現在と同じ色で塗り直す場合と、別の色へ変更する場合でも、必要な作業は変わります。
例えば、白いランクル100を同じ白で塗る場合、ドアの内側やボンネット裏などに元の色が残っても、外観上の違和感は比較的少なく済みます。
しかし、白から黒へ変更するとどうでしょうか。
ドアを開けたときに白い部分が見えたり、ボンネットの隙間から元色がのぞいたりする可能性があります。
こうした部分も黒にそろえるなら、部品の取り外しや追加塗装が必要になります。
さらに、パールやメタリックなどの塗料は、一般的な単色塗装と比べて工程や材料費が増える場合もあります。
同色であっても塗膜の傷みが激しい場合には、下地処理に相応の費用がかかります。
そのため、「同色なら必ず安い」「黒なら安い」と単純には言えません。
費用を抑えたい場合は、まず同色での全塗装と、希望色への色替えについて、施工範囲をそろえた2つの見積もりを依頼すると比較しやすくなります。
全塗装と部分塗装の比較
全塗装を検討していても、必ずしも車全体を塗り直す必要があるとは限りません。
例えば、傷みが目立つのがボンネットとルーフだけなら、その部分を補修する方法もあります。
一方、ドア、フェンダー、リアゲートなど広い範囲で色あせや塗膜の剥がれが起きているなら、全塗装の方が仕上がりをそろえやすい場合もあるでしょう。
注意したいのは、古い塗装と新しい塗装で色の違いが出る可能性があることです。
長年の日差しや洗車によって変化したボディ色は、カラーコードどおりの塗料を使っても完全に一致するとは限りません。
部分塗装では、隣接するパネルとの境界を自然に見せるため、色合わせやぼかし塗装が必要になる場合があります。
部分塗装を検討しやすいケース
傷みが一部に限られ、現在のボディカラーを維持したい場合は、部分補修も候補になります。
反対に、広範囲の色あせを直したい場合や、車全体の色を変えたい場合は、全塗装の方が目的に合いやすいでしょう。
まずは傷んでいる部分を把握し、全塗装と部分補修の両方を比較するのがおすすめです。
全塗装の見積もりで見る注意点
全塗装では、塗料を吹き付ける前の準備が仕上がりに大きく関係します。
特に年式の古いランクル100では、錆や塗膜の状態を見逃したまま作業を進めないことが大切です。
ここでは、見積もりで差がつきやすい項目を確認します。
錆補修は費用に含まれる?
ランクル100は1998年に登場したモデルで、国内では2007年まで販売されました。
今では多くの車両が相応の年月を経ているため、ボディ表面だけでなく、下回りやドアの端なども確認しておきたいところです。
特に雪国で使用されてきた車両では、融雪剤の影響による腐食にも注意が必要になります。
山形県在住のランクル100オーナー・K.Tさんから提供していただいた写真にも、下回りの腐食が確認できます。
この写真のように腐食が進んでいる場合、外装をきれいに塗り直すだけでは問題は解決しません。
表面の錆と、金属自体が薄くなったり穴が開いたりしている腐食では、必要な補修内容が違うためです。
特に車体を支える部分の腐食は、外観の塗装とは分けて考える必要があります。
見積もりでは、どの部分の錆を確認したのか、どんな補修を行うのか、追加作業が必要になった場合はどうするのかを確認しましょう。
外装の全塗装と下回り全体の防錆処理は、同じ作業ではありません。
ボディを美しく仕上げることと、車を長く使える状態に保つことは、どちらも大切ですね。
錆の状態で補修方法が変わる
表面に軽い錆が出ている程度なら、塗装前の下地処理で対応できる場合があります。
しかし、腐食が内部まで進んでいると、単に錆を落として塗るだけでは十分ではありません。
傷んだ金属部分の修復や部品交換などが必要になる場合があり、費用も個体ごとに変わります。
最初の見積もりに含まれていない腐食が作業中に見つかることもあるため、追加費用が発生する際の連絡方法も決めておきたいですね。
塗装で錆を隠さないことが大切
塗装後に表面がきれいに見えても、腐食した金属部分が元の状態に戻るわけではありません。
特に穴あきや深い腐食がある車両では、必要な補修内容を確認してから外装の仕上げ方を決めましょう。
部品脱着で仕上がりが変わる
全塗装では、バンパーやライト、ドアハンドル、ミラーなどをどこまで取り外すかによって仕上がりが変わります。
部品を取り付けたまま周囲を覆って塗装すれば、脱着にかかる費用を抑えられる場合があります。
ただし、部品との境目に元の塗装が残ったり、塗装の端が目立ったりする可能性もあるんです。
反対に、必要な部品を取り外して施工すると、普段は見えにくい場所まで塗りやすくなります。
その代わり、部品の脱着工賃や古い固定部品の交換費用などが加わることがあります。
ランクル100は前期型、後期型、シグナス仕様など、外装を変更している車両も少なくありません。
純正と異なるグリルやライト、エアロパーツを装着している場合は、取り外しと再装着に問題がないかも確認しておきましょう。
なお、この写真は塗装作業の様子ではなく、外装部品の位置関係を確認するための実車写真です。
私なら「フロントグリルは外しますか」「ドアハンドルの周囲はどう仕上げますか」と、具体的に質問します。
何を外すのかが分かれば、見積額の違いにも納得しやすくなるはずです。
ドア内側まで塗装するべき?
別の色へ塗り替えるなら、ドアの内側まで施工するかは大きな判断ポイントです。
外側だけを塗り替えた場合、ドアを開けると元のボディカラーが見えることがあります。
特に白から黒、ゴールドからグリーンなど、色の違いが大きい組み合わせでは目立ちやすいでしょう。
とはいえ、内側まで塗装すれば、その分だけ費用や作業時間も増えます。
普段は見えない部分をどこまで仕上げたいかによって、必要な施工範囲は違ってきます。
| 塗装する場所 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 外板全体 | ルーフやバンパーを含むか |
| ドア開口部 | ドアを開けた際に元色が残るか |
| ドアの内側 | ドア内張りなどの脱着範囲 |
| ボンネット裏 | 裏面も塗るか、表面だけか |
| 給油口周辺 | フタの内側や開口部まで施工するか |
| リアゲート周辺 | 開口部やゲート内側を含むか |
| エンジンルーム | 施工する範囲と部品脱着の有無 |
ドア内側まで塗るとしても、エンジンルームやすべての隠れた場所まで施工するとは限りません。
どの部分に元色が残るのか、写真や図で説明してもらえると安心です。
長く所有する予定で、見えない部分にも統一感を求めるなら、内側まで施工する価値は十分あると思います。
一方、予算を抑えて外観を楽しみたい場合は、外側中心の施工も選択肢になりますよ。
安い見積もりで確認する点
全塗装の見積もりが想像より安いと、つい魅力的に感じるものです。
もちろん、安いからといって必ず仕上がりが悪いわけではありません。
施工範囲を限定したり、作業工程を工夫したりすることで料金を抑えている場合もあります。
ただし、塗装前の傷や錆の補修が別料金になっていたり、塗装後の磨きが含まれていなかったりすることも考えられます。
見積もりを比べるときは、下地処理、部品脱着、塗料、クリア塗装、仕上げ磨き、追加費用の条件を確認しましょう。
保証がある場合は、どのような不具合が対象になるかも重要です。
完成直後の美しさだけでなく、数年先まで気持ちよく乗れる施工を選びたいですね。
ランクル100の人気色と色選び
全塗装の魅力は、古くなった塗装をきれいにできることだけではありません。
ボディカラーによって、ランクル100の雰囲気を大きく変えられることも魅力です。
ここでは黒やグリーン、グレー、ベージュ、ゴールド、ツートンなど、それぞれの特徴を紹介します。
黒のランクル100の魅力
黒いランクル100は、大柄なボディに高級感と迫力を与えてくれるカラーです。
メッキグリルや大きなホイールとも相性がよく、都会的な雰囲気に仕上げたい人にも向いています。
特に艶のあるブラックは、きれいに手入れされていると存在感がありますよね。
一方で、洗車傷や砂ぼこり、水滴の跡などが目立ちやすい傾向もあります。
屋外駐車が中心なら、美しい状態を維持するための洗車や保護方法まで考えておきたいところです。
また、黒といっても単純なソリッドブラックと、光の当たり方で表情が変わるブラック系メタリックなどでは見た目が異なります。
実際に色替えする場合は、色名だけではなく塗装見本で違いを確認しましょう。
黒は迫力と高級感を求める人に魅力的ですが、日常の汚れを気にせず乗りたい人には手入れの負担も考えて選んでほしいカラーです。
グリーンや緑系の選び方
ランクル100の全塗装で個性を出したいなら、グリーン系も魅力的です。
クラシックな四輪駆動車を思わせる深い緑や、アウトドアの雰囲気があるオリーブ系など、色味によって印象が変わります。
例えば、濃いグリーンにシルバーのホイールを組み合わせれば、落ち着いた雰囲気に仕上がるでしょう。
一方、明るめのオリーブグリーンにブラック系のパーツを合わせると、道具らしさを感じる外観を楽しめます。
ただし、グリーンは室内で見る色見本と、屋外で見る実車の印象に差が出やすいカラーでもあります。
明るい日差しの下では鮮やかに感じても、夕方や曇りの日にはかなり暗く見える場合があるんです。
そのため、気に入ったグリーンがあれば、できるだけ大きな塗装見本を使って確認しましょう。
特にランクル100は塗装面積が広いため、小さな色見本だけで決めると完成後の印象が変わることがあります。
グリーン系を選ぶポイント
落ち着いた雰囲気なら深いグリーン、アウトドア感を重視するならオリーブ系など、完成後の使い方を想像して選ぶのがおすすめです。
塗装前には、晴天・曇天・日陰での色の見え方も確認しておくと失敗を減らせます。
グレーとガンメタの違い
グレーやガンメタも、ランクル100に似合うカラーです。
どちらも落ち着いた印象がありますが、仕上がりの方向性は少し違います。
グレーは、明るいソリッド系から濃いチャコール系まで幅広く、シンプルで無骨な外観を作りやすい色です。
一方、ガンメタは一般的に濃いグレー系のメタリックカラーを指すことが多く、光の反射によって金属感を楽しめます。
街乗り中心で上品に仕上げたいなら、艶のあるガンメタもいいですね。
オフロードを意識したカスタムなら、落ち着いたグレーとブラック系パーツの組み合わせも似合いそうです。
また、黒と比較すると、グレー系はほこりや軽い汚れが目立ちにくい色味もあります。
ただし、マットグレーのような艶消し塗装は、一般的な艶あり塗装とお手入れ方法が異なる点に注意してください。
見た目だけで決めず、洗車のしやすさや部分補修の難しさも含めて考えましょう。
ベージュとゴールドの特徴
ベージュは、ランクル100をクラシックな雰囲気に仕上げたい人に向いています。
角張った部分と丸みのある部分を併せ持つ100系のデザインに、落ち着いたベージュを合わせると、古さを魅力として楽しめる外観になります。
ブラックのホイールや樹脂パーツとも合わせやすく、アウトドア仕様との相性も良好です。
一方、ゴールドやシャンパンゴールドは、100系が持つ高級SUVらしさを引き立てるカラーです。
明るいシャンパン系なら上品な印象に、濃いゴールド系なら存在感のある仕上がりになります。
ただし、ゴールドという名前だけでも色味の違いは大きく、黄色みが強い色とシルバーに近い色では印象がまったく異なります。
また、メタリック粒子の大きさや塗装方法によっても見え方が変わるため、色見本の確認が欠かせません。
レトロな雰囲気が好きならベージュ、高級感を大切にしたいならシャンパンゴールドなど、目指す方向性から選んでみてください。
ツートンカラーの注意点
ランクル100には、上下で色を分けたツートンカラーも似合います。
例えば、上部を濃いグリーン、下部をシルバー系にすると、昔ながらの高級四輪駆動車を思わせる雰囲気を楽しめます。
ブラックとグレー、ベージュとブラウン系なども、配色次第で個性的な一台になるでしょう。
ただし、ツートンカラーは単色の全塗装より工程が増える場合があります。
塗り分け位置を正確に決める必要があり、境界線の仕上がりによって見た目が変わるためです。
純正のツートン配色を再現するのか、オリジナルの組み合わせにするのかでも作業内容が違います。
見積もりを依頼する際は、希望する配色だけでなく、境界線をどの位置に設定するかまで伝えてください。
車体の左右でラインがずれたり、ドアとフェンダーの境目で不自然になったりしないようにしたいですね。
ツートンは境界線が重要
ランクル100のツートンでは、ドアやフェンダー、バンパーの形状に合わせた自然な塗り分けが大切です。
同じ色の組み合わせでも、境界線が高い位置にあるか低い位置にあるかで、車全体の印象は変わります。
また、ドア内側や給油口周辺をどう仕上げるかも、施工前に決めておきましょう。
私は、希望するカラーリングの写真を複数用意して、塗り分け位置まで共有する方法がいいと思います。
言葉だけで「上を黒、下をグレー」と伝えるより、完成形をイメージしやすくなりますよ。
色選びで後悔しない考え方
ランクル100のカラー選びでは、好きな色を選ぶことが何より大切だと思います。
とはいえ、毎日乗る車なら、見た目以外にも考えておきたいことがあります。
まずは洗車や汚れの目立ち方です。
濃色は艶が美しく見える一方、細かな傷や水滴の跡が気になる場合があります。
明るい色は砂ぼこりが目立ちにくいこともありますが、汚れの種類や使用環境によって違いが出ます。
さらに、カスタムとの組み合わせも重要です。
メッキホイールを使いたいのか、ブラックのホイールにするのか、純正グリルを残すのかによって、似合う色が変わってきます。
ランクル100のカスタム全体については、ランクル100のカスタム入門と失敗しないパーツ選びでも紹介しています。
色替えだけでなく、足元や外装パーツとの組み合わせも考えると、全体の雰囲気を決めやすくなります。
色を決める前に考えたいこと
普段の駐車環境、洗車にかけられる時間、将来装着したいパーツ、売却する可能性を考えておくと、自分に合うカラーを選びやすくなります。
小さな色見本だけで即決せず、できるだけ実物に近い状態で色を確認することが大切です。
ランクル100の純正カラーコード
純正色を補修する場合や、元のカラーを再現したい場合にはカラーコードが役立ちます。
同じ白や黒でも複数の種類があるため、見た目だけで判断しないことが重要です。
ここでは確認方法と、塗装を依頼する際の注意点を紹介します。
カラーコードはどこにある?
トヨタ車のカラーコードは、車両に取り付けられたコーションプレートなどで確認できます。
プレートには車両型式や色番号などが記載されており、「C/TR」などの表示が手がかりになります。
ただし、プレートの位置は車種や年式によって異なります。
ランクル100でも、まずエンジンルーム内やドア開口部周辺などを確認し、見当たらない場合は車両情報から照合する方法があります。
また、塗装歴がある中古車では、プレートに記載されたカラーコードと現在のボディカラーが一致していない可能性もあります。
そのため、カラーコードは元の車両情報を確認する手がかりであり、現在の塗装色を必ず示すものではありません。
純正色の再塗装を依頼する場合は、カラーコードと実際のボディの状態を合わせて確認してもらいましょう。
純正ホワイトのカラーコード
ランクル100のホワイト系カラーの一例として、カラーコード「057」があります。
山形県在住のオーナー・K.Tさんが所有する1998年初度登録のVXリミテッドは、車両情報として「057 ホワイトパールマイカ」と教えていただいた一台です。
後期US仕様のヘッドライトやシグナス仕様のテールランプなどを取り入れたカスタムも特徴になっています。
写真では、白いボディとメッキホイールの組み合わせによる高級感がよく分かります。
ただし、この車両のカラーコードはオーナーから提供された情報であり、撮影時点で塗膜の配合を測定したものではありません。
また、ランクル100には年式や仕様によって異なるボディカラーが設定されてきました。
「ランクル100の白なら必ず057」と決めつけないようにしましょう。
同じ白でも色の種類や経年変化によって仕上がりが違うため、実車のプレートを確認することが基本です。
黒やゴールドの色番号も確認
ブラックやシャンパンゴールド、グリーン系の純正色を再現したい場合も、同じようにカラーコードを確認します。
ただし、色の通称だけでは正しいコードを特定できません。
例えば、同じブラックという呼び方でも、ソリッド系とメタリック系では塗料が異なります。
また、ツートン仕様では複数の塗色を組み合わせている場合があり、単色の車両とは確認方法が違うこともあります。
年式やグレード、国内仕様か海外仕様かによってカラー設定が異なる可能性もあるため、他のオーナーの車両情報をそのまま流用しないことが大切です。
純正色を再現したいなら、車両のプレート、当時のカラー資料、実際の塗膜を照合する方法が確実です。
特に中古車は過去に再塗装されている場合もあるため、現在のボディ色と元の指定色を分けて考えてください。
カラーコードだけでは色が合わない
純正カラーコードが分かれば、必ず元の色と同じ仕上がりになるのでしょうか。
残念ながら、そう単純ではありません。
長年使用された車両では、紫外線や雨、洗車、保管環境などの影響で塗装の状態が変化しています。
例えば、ルーフとドアで色あせの進み方が異なっていることもあるんです。
そのため、カラーコードから調色した塗料を使っても、周囲の古い塗膜とわずかな色差が生じる場合があります。
部分補修では、実車に合わせた色調整や隣接部分へのぼかし塗装などが必要になることもあります。
全塗装であっても、色見本と実際の仕上がりの違いを確認しておくと安心です。
特にパール系やメタリック系は、見る角度や光の当たり方でも印象が変わります。
色を選ぶときは、コード番号だけでなく、完成した車をどんな雰囲気にしたいかまで伝えることが大切ですよ。
全塗装前に確認したい車両状態
ランクル100は年式の古さだけで状態を判断できない車です。
大切に乗られてきた車両でも、使用環境や保管方法によって塗装や金属部分の傷み方は異なります。
全塗装を決める前に、実車をよく確認しておきましょう。
色あせとクリア剥がれの違い
塗装の傷みには、色あせ、艶の低下、クリア層の剥がれなどがあります。
表面の汚れや軽い傷が中心なら、洗車や研磨によって見た目が改善する場合もあります。
一方、塗膜そのものが剥がれている場合は、磨くだけでは元に戻せません。
特にクリア層が傷んでいる車両では、どの範囲まで劣化が進んでいるかによって補修方法が変わります。
また、塗装の下にある金属部分の腐食が進んでいる場合は、塗膜だけを新しくしても長期的な改善につながらない可能性があります。
全塗装の前には、塗装表面の問題なのか、下地から傷んでいるのかを区別したいですね。
この写真は塗装の劣化を示すものではありませんが、ボディ表面の艶や映り込みを確認する例になります。
全塗装後にどの程度の艶を求めるのか、こうした写真を参考に仕上がりのイメージを共有するのもいいでしょう。
過去の修理歴も確認したい
中古のランクル100では、過去に部分塗装や板金修理を受けている場合があります。
修理した部分と純正塗装の部分で、塗膜の厚さや下地の状態が違っていることも考えられます。
例えば、以前の補修で使われた塗膜が傷んでいる場合、新しい塗装を重ねる前に追加の下地処理が必要になることがあります。
また、過去の修理内容によっては、全塗装の工程や仕上がりに影響することもあるでしょう。
中古車を購入してから全塗装する予定なら、整備記録や修理歴を確認しておくと役立ちます。
もちろん、修理歴があるからといって全塗装できないわけではありません。
現在の塗膜がどのような状態なのかを把握し、それに合った施工方法を選ぶことが大切です。
カスタム車の塗装で注意する点
ランクル100には、後期仕様やシグナス仕様、社外エアロなどを取り入れた車両もあります。
こうしたカスタム車を全塗装する際は、純正部品と社外部品で素材や塗装の状態が異なる可能性があります。
例えば、金属製のボディと樹脂製のバンパーでは、下地処理や塗装の条件が違う場合があります。
また、社外パーツによっては取り外しに手間がかかったり、固定部品の劣化が見つかったりすることも考えられます。
山形県のK.Tさんのランクル100も、後期US仕様のヘッドライトや後期シグナス仕様のテールランプなどを取り入れた一台です。
全塗装と同時に外装カスタムを変更するなら、塗装後に部品を追加するよりも、一緒に計画した方が仕上がりを合わせやすい場合があります。
ただし、追加パーツが車検などの条件に適合するかは、塗装とは別に確認しておきたいですね。
全塗装後の手入れと色の維持
気に入った色で全塗装できたら、その状態をできるだけ長く楽しみたいですよね。
塗装後の洗車や保護方法は、選んだ塗料や仕上げによって異なります。
ここでは、きれいなボディを維持するための基本を紹介します。
塗装直後の洗車と注意点
全塗装後は、すぐに普段どおりの洗車やコーティングができるとは限りません。
塗料の種類や乾燥方法、施工環境によって、塗膜の状態が安定するまでの条件が異なるためです。
そのため、納車時には洗車を再開してよい時期や、使用できるケミカル用品を確認しましょう。
塗装直後に研磨剤入りの製品を使ったり、強い洗浄を行ったりすると、仕上がりに影響する可能性があります。
また、艶消し塗装を選んだ場合は、一般的な艶あり塗装とはお手入れ方法が異なります。
塗装後の最初のお手入れは、施工した塗膜に合わせることが基本です。
せっかく新しくしたボディですから、最初の洗車から大切に扱いたいですね。
洗車用品は塗装に合わせる
全塗装後のランクル100をきれいに保つには、日常の洗車用品選びも重要です。
普段の汚れを落とすなら、塗装に対応したカーシャンプーを選ぶと使いやすいでしょう。
また、洗車傷を減らしたいなら、柔らかいマイクロファイバークロスなども候補になります。
ただし、砂や泥が付いたまま強くこすると、きれいな塗装にも細かな傷が入る可能性があります。
特に黒や濃いガンメタなどのボディは、光が当たると細かな傷が目立つことがあるため、洗車方法にも気を配りたいところです。
一方、マット系の塗装では、艶を出すための製品が適さない場合があります。
色だけでなく塗装の仕上げ方に合わせて、使える用品を確認してください。
ランクル向けの洗車用品や便利グッズは、ランクルの必需品・便利グッズ|オーナーズセレクトにもまとめています。
全塗装後に必要なものを考える際は、普段の駐車環境や洗車頻度に合わせて選んでみてください。
コーティングは必要?
全塗装後のボディを保護する方法として、コーティングも候補になります。
コーティングには汚れを落としやすくしたり、艶の維持を助けたりする目的があります。
ただし、施工すれば洗車が不要になるわけではありません。
また、どの塗料にも同じコーティングが適するとは限らず、施工できる時期も塗装の状態によって変わります。
まずは全塗装を依頼した施工店に、使用した塗料に合う保護方法と施工時期を確認しましょう。
コーティングを利用したい場合には、楽天Carで洗車・コーティングを探す方法もあります。
料金だけでなく、施工内容や対応する塗装の種類、使用する薬剤などを比較して選ぶといいですね。
雪道や屋外保管での注意
ランクル100を雪国で使用する場合は、ボディの汚れだけでなく、下回りへの影響にも注意したいところです。
冬の道路では融雪剤が使用されることがあり、車体に付着したままになると腐食の原因になる場合があります。
特にドア下部やホイールハウス周辺、下回りなどは汚れが残りやすい部分です。
また、屋外駐車では日差しや雨などの影響を長期間受けることになります。
全塗装をしたからといって、こうした影響がなくなるわけではありません。
日常的に汚れの状態を確認し、必要に応じて洗車することが大切です。
ただし、高圧洗浄機を使用する場合は、塗膜の端や傷んだ部分に近距離から強い水圧をかけないよう注意しましょう。
車体の状態に合わせて無理なく手入れを続けることが、きれいなランクル100を長く楽しむ近道だと思います。
ランクル100の全塗装に関するよくある質問(FAQ)
全塗装を具体的に検討し始めると、費用や仕上がり以外にもさまざまな疑問が出てきます。
ここでは、ランクル100のオーナーが特に気になりやすい質問について回答します。
Q1. ランクル100の全塗装は50万円でできますか?
A. 施工範囲や車両状態によっては、50万円程度で全塗装できる可能性があります。
ただし、外側中心の簡易施工なのか、部品を取り外して細部まで塗るのかによって金額は変わります。
また、錆や傷の補修が別料金になる場合もあるため、50万円という金額だけで完成時の仕上がりを判断しないことが大切です。
予算が限られている場合は、同色での塗り直しや外側だけの施工など、優先したい内容を決めて見積もりを取りましょう。
Q2. ランクル100を黒に全塗装すると高くなりますか?
A. 黒への色替えだからといって、必ず高額になるわけではありません。
費用は使用する塗料の種類、下地の状態、塗装する範囲などによって決まります。
例えば、白から黒へ色替えしてドア内側まで仕上げる場合は、外側だけの塗装より作業が増える可能性があります。
また、ソリッドブラックとメタリック系ブラックでは施工条件が異なる場合もあるため、希望する色と施工範囲を指定して比較すると分かりやすいですよ。
Q3. ランクル100の純正カラーコードはどこで確認できますか?
A. 車両のコーションプレートなどに記載された色番号を確認する方法があります。
車種や年式によってプレートの位置が異なるため、エンジンルームやドア開口部周辺などを確認してください。
なお、過去に色替えされた車両では、プレートの表示と現在のボディカラーが一致しない場合があります。
純正色の補修では、コード番号だけでなく実際の塗膜の色も確認することが重要です。
Q4. 全塗装するとランクル100の査定額は下がりますか?
A. 全塗装によって査定額が下がる場合もありますが、必ず下がるとは限りません。
純正色をきれいに補修した車両と、個性的な色へ変更した車両では、中古車としての評価が異なる可能性があります。
また、塗装の品質や施工記録、車体の状態なども判断材料になります。
色替えを予定しているなら、施工前後の写真や作業明細を残しておくと、将来の売却時に車両の状態を説明しやすくなるでしょう。
長く乗ることを優先するのか、将来の売却価格も重視するのかによって判断したいですね。
Q5. ランクル100の全塗装には何日かかりますか?
A. 必要な日数は施工範囲や車両状態、施工店の作業状況によって異なります。
部品脱着や錆補修、塗装後の乾燥、磨きなどが必要になるため、単純に塗料を吹き付ける時間だけでは判断できません。
特に腐食補修や部品交換を伴う場合は、当初の予定より長くなる可能性があります。
依頼時には作業開始日、完成予定日、追加作業による日程変更の条件まで確認しておきましょう。
まとめ|ランクル100の全塗装で後悔しない選び方
ランクル100の全塗装は、古くなった外観を美しく仕上げ直すだけでなく、好きなカラーで自分らしい一台を楽しめるカスタムです。
黒やグリーン、グレー、ベージュ、シャンパンゴールドなど、カラーによってランクル100の雰囲気は大きく変わります。
一方で、全塗装は決して安い買い物ではありません。
大型SUVであるランクル100では、施工範囲や下地の状態によって費用が大きく変わるため、見積もりの比較が特に重要です。
最後に、依頼前に確認したいポイントを振り返りましょう。
- 全塗装費用は基本料金ではなく、補修や部品脱着を含む総額で比較する
- 錆や腐食がある場合は、塗装前に必要な補修内容を確認する
- 色替えではドア内側やボンネット裏などの施工範囲を決めておく
- 純正色の補修には実車のカラーコードを確認する
- 黒・グリーン・グレー・ツートンなどは実物の塗装見本で選ぶ
- 施工後は塗装の種類に合った洗車用品や保護方法を選ぶ
私が特に大切だと思うのは、金額だけで施工店を決めず、どこまで作業してもらえるのかを納得してから依頼することです。
ランクル100は、1998年の登場から長い年月が経った今でも、独特の存在感を持つ魅力的な車です。
だからこそ、見た目を変えるだけでなく、車体の状態にも目を向けながら、これから先も気持ちよく乗れる一台に仕上げたいですね。
お気に入りのカラーで生まれ変わったランクル100なら、いつものドライブも少し特別に感じられるかもしれません。
あなたが「この色にして良かった」と思える仕上がりを目指して、じっくり選んでみてください。




