こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
FJクルーザーを初めて触ると、まず戸惑いやすいのがドアまわりです。
見た目は2ドアクーペのようなのに後席用の小さなドアがあり、後ろは一般的なSUVの跳ね上げ式ではなく横開きのバックドア、さらにバックドアを閉じたまま後ろのガラスだけ開けられます。
しかも、2026年発売のランドクルーザーFJとは別の車なので、検索すると操作方法が混ざりやすいんですよ。
この記事で扱うのは、国内で2010年から2018年まで販売されたトヨタ FJクルーザーです。
観音開きのアクセスドア、バックドアガラス、後部座席、パワーウインドウまで、実際に迷いやすい操作をひとつずつ見ていきます。
記事のポイント
- FJクルーザーの観音開きドアの正しい順序
- バックドアと後ろの窓の開け方
- 後部座席を倒して荷室を広げる手順
- パワーウインドウのオート機能と注意点
FJクルーザーの操作を一覧
最初に、今回の操作で間違えやすいところだけを一覧にしておきます。
FJクルーザーは構造そのものが個性的なので、力で動かすより順序とロック状態を確認することが大切です。
| 操作部分 | 基本操作 | 注意点 |
|---|---|---|
| 観音開きドア | 前席ドアを大きく開けてから後ろのアクセスドアを開く | 閉めるときは後ろを先に閉める |
| バックドア | 解錠後にハンドルを引いて横へ開く | 背面スペアタイヤ分も含め周囲を見る |
| 後ろの窓 | バックドアを閉じたままキー操作で開く | 施錠側へキーを回して保持する |
| 後部座席 | ヘッドレストを外し、座面を前へ起こして背もたれを倒す | ベルトやバックルを挟まない |
| パワーウインドウ | 運転席は自動全開に対応 | 自動で閉まる機能ではない |
FJクルーザー全体の特徴や国内仕様を先に確認したい方は、FJクルーザーの中古価格・燃費・サイズと選び方も合わせて読んでみてください。
観音開きの扉が特徴的な理由
FJクルーザーのドアを理解するには、そもそも一般的な5ドアSUVと考えない方が分かりやすいです。
トヨタは発売時、2ドアクーペのような見た目と後席への乗り降りを両立するため、両側に大開口の観音開きドアを採用したと説明しています。
前席ドアの後ろに独立したアクセスドアがあることで、センターピラーが目立たない大きな開口部になり、前後のドアを開けたときの景色はFJクルーザーならでは。
一方で、後ろの扉だけを単独で使う一般的な4ドア車とは考え方が違います。
後席への乗り降りは前席と連携
後席へ人を乗せるときは、前席の人が少し動いてアクセスドアを開ける流れになります。
毎日何度も後席へ人が乗り降りする使い方では、普通の4ドアSUVよりひと手間あるのは確かです。
ただ、前後のドアを両方開けたときは開口部がかなり広くなるので、チャイルドシートまわりの荷物を出し入れしたり、大きなバッグを後席へ置いたりするときには便利な場面もあります。
FJクルーザーは「後席ドアが小さい」のではなく、前席ドアとセットで使うアクセスドアと考えると納得しやすいです。
前席シートベルトも関係する
この構造で見落としやすいのが、前席のシートベルトです。
アクセスドアを開ける前に前席乗員のシートベルトを外すよう、純正取扱説明書では明確に注意されています。
つまり、後席の人が急いで降りようとして、前席の人がまだベルトを着けたままドアを開ける流れは避けたいところ。
家族で使うなら「前の人がベルトを外してドアを開けるまで待つ」と決めてしまうと、毎回の乗り降りがかなり分かりやすくなります。
FJクルーザーの観音開きは、見た目だけの仕掛けではありません。
前後ドアをセットで扱う構造なので、開け方と閉め方の順番まで含めて覚えるのがコツです。
観音開きドアの開け方
FJクルーザーのサイドドアは、トヨタが「両側大開口観音開きドア」と説明している特徴的な構造です。
後席側の小さなドアは、取扱説明書ではアクセスドア(リヤドア)と呼ばれています。
外から後ろのドアを開ける
外から後席へ乗り込む場合は、まず前席ドアを大きく開けます。
そのあと、アクセスドア側にあるハンドルを引き、後ろのドアを車体後方側へ開いていく流れです。
前席ドアを先に開ける
ここで大事なのが、前席ドアを先にしっかり開けること。
アクセスドアだけを先に開けようとしても、一般的な4ドア車の後席ドアのようには動きません。
「ハンドルは動くのにドアが開かない」と感じたときは、まず前席ドアの開き方が足りているか見てください。
トヨタの取扱説明書でも、フロントドアを大きく開けてからアクセスドアを開閉するよう案内されています。
車内から後ろのドアを開ける
後席側から開ける場合は、アクセスドア内側のハンドルを操作します。
内側ではハンドルを押してロックを解除し、そのままアクセスドアを開きます。
ただし、後席の人だけで好きなタイミングに開けるというより、前席ドアとの連動を意識した方がスムーズです。
前席の人が降りる、前席ドアを大きく開ける、アクセスドアを開ける、という流れにすると迷いません。
前席の乗員がシートベルトを着けたままアクセスドアを開けないようにしてください。
FJクルーザーではアクセスドアを開く前に、前席乗員がシートベルトを外していることを確認するよう取扱説明書で注意されています。
閉めるときは後ろが先
開けるときが「前席ドア→アクセスドア」なら、閉めるときは逆です。
アクセスドアを先に閉め、そのあと前席ドアを閉めます。
前席ドアを先に閉めてからアクセスドアを押し込む使い方はしません。
また、前席ドアとアクセスドアを同時に動かすのも避けてください。
ドア同士の位置関係が近い構造なので、順番を崩すと車体やドアを傷める原因になります。
狭い駐車場では周囲を見る
観音開きは開口部を広く取れる反面、前後2枚のドアが左右へ広がります。
そのため、隣の車、壁、柱、自転車、人の動きが近い駐車場では、勢いよく全開にしない方がいいです。
特に強風の日や傾斜した場所では、ドアが思った以上に動くことがあります。
私は大きなSUVでは、ハンドルから手を離してドアを勢い任せに開けるより、最後まで手で支える方が安心だと思っています。
FJクルーザーは全幅もあるので、駐車環境まで確認したい方はFJクルーザーのサイズと駐車の注意点も参考になります。
バックドアの開け方
FJクルーザーの後ろは、一般的なSUVで多い上方向へ跳ね上げるバックドアではありません。
背面スペアタイヤごと横へ動く、存在感のある横開きバックドアです。
解錠してハンドルを引く
バックドアはワイヤレスリモコンやキー、車内のドアロックスイッチなどで解錠できます。
解錠したらバックドアのハンドルを引き、横方向へ開きます。
ここで意識したいのは、ドア本体だけではなく背面スペアタイヤも一緒に動くことです。
車体の後ろに人や荷物がある場合はもちろん、狭い駐車場で後方に柱や壁があるときも、ドアの軌道を見てから開けてください。
半開きと全開で保持できる
バックドアは、半分ほど開いた位置と全開位置で保持できる構造です。
ちょっとした荷物を取るだけなら半開きでも使いやすい一方、大きな荷物を出し入れするときは全開にした方が当然ラク。
全開位置ではバックドアステーをロックでき、閉める前にはロック解除が必要です。
バックドアを閉める前に、ステーのロックが解除されていることを確認してください。
ステーへ無理な力を加えたり、ロッド部分へ異物を付着させたりする扱いも避けます。
荷物を出すなら後ろの余白も重要
横開きバックドアは、雨の日に頭上へ大きなドアが上がらないという面白さがある一方、後ろのスペースが少ない場所では開き方に制限が出ます。
駐車枠へ車体が収まっていても、後ろに壁が近ければバックドアを十分に開けられません。
荷室の広さと横開きドアの使い勝手は、FJクルーザーの荷室寸法と荷物の載せ方でも詳しく紹介しています。
後ろの窓の開け方
FJクルーザーで「こんな開き方するんだ」と感じやすいのが、バックドアガラスです。
バックドア全体を開けなくても、ガラスだけ上へ開けて小さな荷物を出し入れできます。
トヨタも発売当時、バックドアガラスハッチによってバックドアを開けずに荷物を出し入れできる点を特徴として案内していました。
キーを施錠側へ回して保持する
後ろの窓を開けるときは、バックドアを閉じた状態でキーを使います。
キーシリンダーへキーを差し込み、施錠側いっぱいまで回したまま保持すると、バックドアガラスが少し浮きます。
「開けたいのに施錠側?」と一瞬迷いますが、ここがFJクルーザーの操作で検索されやすいポイントです。
ガラスが少し開いたら、ツマミを引き上げてガラスを持ち上げます。
閉めるときは外から軽く押す
閉めるときは、ガラスをゆっくり下ろし、バックドアへ押し付けて確実にロックさせます。
半開きのままにせず、閉じたあとにガタつきや浮きがないか確認してください。
リヤワイパー装着車では、バックドアガラスが確実にロックされていないとリヤワイパーやウォッシャーが作動しません。
後ろの窓を閉める前にはキーが車外にあるか確認。
キーを荷室へ置いたままガラスを閉めると、車内へ閉じ込めてしまう可能性があります。
後ろの窓とドアを使い分ける
バックドアガラスが便利なのは、横開きバックドアを大きく動かす必要がない場面です。
例えば、駐車場の後ろ側に十分な余裕がないときや、荷室の上に置いた小さなバッグだけ取りたいときは、ガラスハッチだけで済むことがあります。
反対に、段ボール箱、クーラーボックス、大きな買い物袋などを無理にガラス側から通すのはおすすめしません。
開口部へ荷物をぶつけたり、ガラスを支えるダンパー周辺へ力をかけたりするくらいなら、バックドア全体を開けた方が安全です。
「ガラスが開くから何でもここから入れる」ではなく、小物はガラス、大物はバックドアくらいで使い分けると扱いやすいですよ。
雪や氷が付いたまま開けない
雪国でFJクルーザーへ乗るなら、冬はバックドアガラスの上に積もった雪や氷も見てください。
重い雪が付いたままガラスを持ち上げると、開いたあとに重みで下がってくるおそれがあります。
強風時や傾斜地でもガラスの動きが急になることがあるので、開閉時は手や頭を近づけすぎないこと。
ダンパーステーが弱ってきた車両では、なおさら「昔は普通に上がったから」で済ませず、保持できるか確認した方がいいです。
後部座席の倒し方
FJクルーザーの後部座席は折りたためるので、長い荷物やキャンプ用品を積みたいときに荷室を広げられます。
ただし、背もたれだけを勢いよく前へ倒せば終わりではありません。
ヘッドレストを先に外す
最初にリヤシートのヘッドレストを取り外し、シートベルトのバックルを所定の位置へ格納します。
この作業を飛ばすと、背もたれを倒したときにヘッドレストが前席や座面へ当たったり、バックルを挟んだりしやすくなります。
荷物を早く積みたいときほど、この最初のひと手間を省かない方が結果的にスムーズです。
座面を前へ引き上げる
次にロック解除ストラップを引き、シートクッションを前方へ引き上げます。
つまり、FJクルーザーの後席は「背もたれを倒す前に、まず座面を起こす」という順番。
座面が前へ起きたら、背もたれ側のロック解除ボタンを押して、背もたれを前へ倒します。
戻すときはベルトを挟まない
後席を使う状態へ戻したら、シートを前後に軽く動かして確実に固定されているか確認します。
シートベルトがねじれていないか、背もたれや座面へ挟まっていないかも見てください。
ヘッドレストも元へ戻し、乗車時には正しい高さへ調整します。
走行中に後席を倒したり戻したりする操作はしません。
平坦な場所へ停車し、パーキングブレーキをかけ、シフトレバーをPにした状態で行ってください。
後席を戻したあとも確認
後席を倒す操作より、実は戻したあとの確認の方が大切です。
背もたれが一見起きていても、ロックが最後まで掛かっていなければ走行中に動くおそれがあります。
戻したら背もたれを軽く前後に動かして固定を確認し、シートベルトが背もたれの裏や座面のすき間へ入り込んでいないか見てください。
バックルも正しい位置へ戻し、ヘッドレストを取り付けてから人を座らせます。
荷室を広げたあとに後席へ人を乗せる場合は、「形が戻ったから終わり」ではなく、座席として安全に使える状態へ戻ったかまで確認するのが基本です。
座面は取り外すこともできる
大きな荷物を積む場合、取扱説明書ではリヤシートのクッション自体を取り外す方法も案内されています。
ただし、これは普段の折りたたみより一段踏み込んだ作業です。
固定ボルトを外す必要があり、戻す際には規定の締め付け管理が必要になります。
日常的な買い物やキャンプ用品なら、まずは通常の折りたたみで足りるか確認するのがおすすめです。
「外した方が広そうだから」と安易に常時取り外すより、乗車人数と積載物に合わせて使い分ける方がFJらしい使い方かなと思います。
パワーウインドウのオート
「FJクルーザーの窓ってオートじゃないの?」と気になる方もいると思います。
国内仕様の取扱説明書では、運転席のパワーウインドウに自動全開機能が案内されています。
運転席だけ自動全開できる
運転席側はスイッチをオート位置まで操作すると、手を離しても窓が下まで開きます。
途中で止めたい場合は、スイッチを反対方向へ操作すれば停止。
一方、助手席側は通常の開閉操作です。
ここで注意したいのが、「オート=自動で開閉どちらもできる」と思わないこと。
少なくとも国内仕様の純正取扱説明書で示されているのは、運転席の自動全開です。
前席の窓と後ろの窓は別物
検索では「FJクルーザーの窓が開かない」という言い方が多いですが、前席のパワーウインドウとバックドアガラスは操作方法がまったく違います。
前席のドアガラスは電動スイッチで開閉し、運転席には自動全開があります。
一方、車体後ろのバックドアガラスは、運転席スイッチで電動開閉する窓ではありません。
キー操作でロックを解除し、ガラスを手で持ち上げるハッチです。
「運転席から後ろの窓を下げたい」と考えてスイッチを探しても見つからないのは故障ではないので、ここは切り分けて覚えておきましょう。
エンジンを切ったあとも動く
エンジンスイッチをACCまたはLOCKへしたあとでも、約43秒間はドアガラスを開閉できます。
ただし、その間に運転席ドアを開閉すると作動しなくなります。
「エンジンを切ったのに窓が動いた」「さっきまで動いたのにドアを開けたら動かない」というのは、故障とは限りません。
ウインドウロックも確認する
助手席の窓が動かない場合は、故障を疑う前に運転席側のウインドウロックスイッチを見てください。
ロックが入っていると、運転席以外のドアガラスは操作できなくなります。
子どもを乗せるときに誤操作を防ぐための機能なので、家族で使う車では意外と押したまま忘れやすい部分です。
動かないときの確認ポイント
FJクルーザーは国内販売終了から年数がたっている車なので、「操作方法が違うだけ」なのか「部品が劣化している」のかを分けて考えたいところです。
力を入れれば動きそうに見えても、無理に引っ張るのはおすすめしません。
観音開きドアが開かない
アクセスドアが開かないときは、まず前席ドアを十分に開いているか確認します。
次に、アクセスドアのハンドルを正しい方向へ操作できているか見ます。
閉める側で引っかかる場合は、前席ドアを先に閉めようとしていないかも確認してください。
それでもハンドルが異常に重い、ラッチが戻らない、ドア位置がずれて見える場合は、何度も勢いを付けて開け閉めしない方が安全です。
ゴムやラッチの劣化も見る
年数がたった車では、ドアのウェザーストリップ、ラッチ、ヒンジ周辺の状態によって動きが渋くなることがあります。
砂や泥が付着しているだけなのか、部品が摩耗しているのかは見た目だけでは判断しにくい場合もあります。
「昔より明らかに重い」と感じたら、操作方法の問題だけと決めつけないことです。
後ろの窓が開かない
バックドアガラスが開かない場合は、バックドアが確実に閉まっているか、キーを施錠側いっぱいまで回して保持できているかを確認します。
少し回しただけでは、ガラスのロック解除まで動かないことがあります。
冬ならガラス周囲が凍結していないかも見てください。
氷で貼り付いた状態を力任せに持ち上げると、ガラスやウェザーストリップへ負担をかけます。
後部座席が倒れない
後席が倒れないときは、ヘッドレストを外したか、座面を先に起こしたか、背もたれのロック解除ボタンを押しているかを順番に確認します。
また、シートベルトがロックして背もたれを戻せない場合は、背もたれ前端を押してベルトをゆるめ、少し戻してロックを解除する方法が取扱説明書に案内されています。
シートベルトを強く引っ張り続けるより、一度力を抜いて動きを確認してください。
取扱説明書は年式別に見る
FJクルーザーは国内販売期間の途中で仕様変更も行われています。
そのため、自分の車に付いている装備と説明が合わない場合は、生産年月に合う取扱説明書を確認するのが確実です。
トヨタ公式では2010年11月から2018年1月まで、生産時期ごとに取扱説明書PDFが公開されています。
当サイトでも、FJクルーザーのカタログと取扱説明書を見る方法をまとめています。
日常で使いやすくするコツ
FJクルーザーのドアは、便利さだけを追求した構造ではありません。
見た目の個性と大きな開口部、アウトドアでの使い勝手を含めて楽しむ車です。
だからこそ、普通のSUVと違う部分を「面倒」と見るか、「この車らしさ」と感じるかで印象がかなり変わります。
後席へ乗る前に声をかける
家族や友人を後席へ乗せるときは、前席と後席が同時に動かないよう一声かけるとスムーズです。
前席のシートベルトを外す、前席ドアを開ける、アクセスドアを開ける、後席の人が乗り降りする、という流れを決めてしまえば難しくありません。
観音開きは慣れると開口部が広く、後席へ荷物を置くときにも使いやすいです。
荷物は窓とドアを使い分ける
スーパーの買い物袋や小さなバッグならバックドアガラス、大きな箱やキャンプ用品ならバックドア全体、というように使い分けるとFJの後ろはかなり便利です。
ただし、バックドアガラスから無理に大きな物を押し込むと、ガラスや内装へ当てる可能性があります。
「開口部を通るか微妙だな」と感じる荷物は、素直にバックドアを開けた方が安心です。
固い操作は力で解決しない
中古のFJクルーザーでは、納車直後からすべての可動部が新車時と同じ軽さとは限りません。
ハンドル、ヒンジ、ラッチ、ダンパー、シートロックなど、年数と使用環境の影響を受ける部分があります。
一度正しい順番で操作しても明らかに動きがおかしいなら、さらに力を加える前にロック状態と取扱説明書を確認。
それでも改善しない場合は、部品の摩耗や調整ずれを疑って点検してもらう流れがいいと思います。
FJクルーザーのドアFAQ
最後に、FJクルーザーのドア、後ろの窓、後部座席、パワーウインドウで特に迷いやすい疑問をまとめます。
Q1. 後ろのドアだけ先に開けられる?
A. 基本的には前席ドアを先に大きく開けてから、アクセスドアを開けます。
後ろのアクセスドアは一般的な4ドア車のリヤドアとは構造が違い、前席ドアとの順番を守って操作します。
閉めるときは逆にアクセスドアを先に閉め、そのあと前席ドアを閉めてください。
Q2. 後ろの窓はどう開ける?
A. バックドアを閉じた状態でキーを差し、施錠側いっぱいまで回したまま保持するとガラスが少し開きます。
そのあとツマミを引き上げて、バックドアガラスを持ち上げます。
閉めるときはゆっくり下ろし、外側から軽く押して確実にロックしてください。
Q3. 後部座席は背もたれだけ倒せる?
A. 通常の折りたたみでは、ヘッドレストを外してバックルを格納し、座面を前へ引き上げてから背もたれを倒します。
背もたれだけを無理に倒そうとせず、取扱説明書の順番で操作してください。
戻したあとはシートが固定されているか、シートベルトが挟まっていないかも確認します。
Q4. パワーウインドウはオート?
A. 国内仕様では、運転席に自動全開機能があります。
スイッチをオート位置まで操作すると、手を離しても下まで開きます。
ただし、取扱説明書上は自動で閉める機能ではなく、助手席も通常操作なので「全席オート」と考えない方が分かりやすいです。
Q5. ドアや窓が固いときは?
A. 無理に動かさず、まず開閉順序、施錠状態、凍結、シートベルトの噛み込みなどを確認してください。
FJクルーザーは年数がたっているため、ラッチ、ヒンジ、ダンパー、ゴム部品などが劣化している車両もあります。
正しい操作でも明らかに重い場合は、力で動かし続けず点検した方が部品を傷めにくいです。
FJクルーザーのドア操作まとめ
FJクルーザーのドア操作は、普通のSUVと少し違いますが、ポイントを覚えれば難しくありません。
- 観音開きは前席ドアを開けてからアクセスドアを開く
- 閉めるときはアクセスドアを先に閉める
- バックドアは背面スペアタイヤごと横へ開く
- 後ろの窓はキーを施錠側へ回して保持すると開く
- 後席は座面を前へ起こしてから背もたれを倒す
- 運転席パワーウインドウは自動全開に対応する
特に覚えておきたいのは、無理に動かさず、順番とロック状態を先に確認することです。
観音開きドアは前後の順序、バックドアガラスはキー操作、後席は座面と背もたれの順番が分かれば、FJクルーザーらしい使い勝手を楽しめます。
狭い場所や強風時は周囲をよく見て、固いと感じた操作部は「こんなものかな」で力任せに動かさないようにしてください。
少しクセのある操作まで含めて、FJクルーザーらしさ。
慣れてしまうと、観音開きの大きな開口部も、後ろのガラスだけ開く仕組みも、ちゃんと日常で役に立つ装備だと感じられると思います。








