こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
ランクル200とLX570を中古車で見比べていると、「見た目やサイズは近いけど、価格差ほど中身も違うの?」と気になると思います。
私も150系プラドに乗っているので、ランクル系の車を見るときは車両価格だけではなく、普段使う装備や維持費、故障したときに掛かりそうなお金まで気になります。
ランクル200とLX570は基本的な成り立ちに共通点が多いものの、国内仕様ではエンジン、トランスミッション、快適装備、内外装、そして購入後に維持するうえで気にしたい部分がかなり違います。
特にLX570は、単にランクル200へレクサスの外装を付けた車ではありません。
豪華さへお金を払うのか、200系らしい実用性とV8を楽しむのかという視点で比べると、自分に合う方が見えやすくなりますよ。
この記事では、国内で正規販売されたランクル200とLX570を中心に、価格、エンジン、サイズ、装備、燃費、税金、修理費、中古車選びまで比べていきます。
記事のポイント
- ランクル200とLX570の基本的な違い
- 価格差に含まれる装備と快適性の差
- 燃料代や税金を含む維持費の考え方
- 中古車で200とLX570を選ぶ確認ポイント
ランクル200とLX570の違い
最初に押さえておきたいのは、ランクル200とLX570には共通する部分がある一方、同じ車として選ぶべきではないという点です。
ランクル200はトヨタブランドのフラッグシップSUVとして販売され、LX570はレクサスのフラッグシップSUVとして日本へ導入されました。
同じ系統でも別の車
ランドクルーザー200は2007年に登場し、日本では2021年に300系へ交代するまで販売されました。
一方、日本仕様のLX570は2015年に導入され、2021年まで販売されたモデルです。
両車はホイールベースが2,850mmで、本格四輪駆動車としての基本構成にも多くの共通点があります。
だからといって「エンブレムだけ違う」と考えるのはちょっと違います。
LX570には5.7L V8エンジンと8速ATが組み合わされ、レクサスらしい内装や快適装備まで加えられています。
ランクル200そのものの年式、グレード、中古車選びまで確認したい場合は、ランクル200完全ガイドで全体像を詳しく解説しています。
基本スペックを比較
同時期の国内仕様を基準に、大きな違いを見てみましょう。
| 比較項目 | ランクル200 | LX570 |
|---|---|---|
| 主な国内販売期間 | 2007年〜2021年 | 2015年〜2021年 |
| 後期型エンジン | 4.6L V8 | 5.7L V8 |
| 最高出力 | 318PS | 377PS |
| 最大トルク | 460N・m | 534N・m |
| 変速機 | 6速AT | 8速AT |
| 全長 | 4,950mm | 5,080mm |
| 全幅 | 1,980mm | 1,980mm |
| 全高 | 1,880mm | 1,910mm |
| ホイールベース | 2,850mm | 2,850mm |
| 乗車定員 | 5人または8人 | 5人または8人 |
| 燃料 | 無鉛プレミアムガソリン | 無鉛プレミアムガソリン |
数値は年式や仕様で変わるため、中古車では必ず購入候補となる個体の年式と車検証、装備を確認してください。
比較する年式を合わせる
LX570の国内販売が始まったのは2015年なので、中古車で公平に比べるなら2015年以降のランクル200を並べると分かりやすいです。
200系の前期をLX570と比べると、車齢そのものが大きく違うため、購入価格や安全装備、整備費まで条件が変わってしまいます。
ランクル200は2015年のマイナーチェンジでフロントデザインや安全装備が大きく変わっているため、ランクル200の前期・中期・後期の違いも合わせて確認すると選びやすいですよ。
価格はどれくらい違うか
ランクル200とLX570で最初に目につくのは価格差ですが、その差だけで高い・安いと決めるのは早いです。
新車時からLX570には、レクサスブランドとしての内外装や快適装備、大排気量エンジンなどが盛り込まれていました。
新車時から価格差が大きい
LX570が国内へ導入された2015年のメーカー希望小売価格は1,100万円でした。
2017年の一部改良時には1,115万円となっています。
同時期のランクル200では、最上級のZXでも600万円台後半だったため、新車時点ですでに数百万円単位の差がありました。
つまり中古車でLX570の価格が200より高く見えても、その差は中古市場で突然生まれたわけではありません。
もともとの車両価格と装備内容が違います。
購入価格を比べるときは、LX570とランクル200のAXを単純に並べるのではなく、200のZXも候補へ入れると違いが見えやすくなります。
中古価格は個体差が大きい
現在はランクル200もLX570も基本的に中古車から探すことになります。
そのため、新車価格の差がそのまま中古価格差として残っているとは限りません。
年式、走行距離、修復歴、整備記録、ボディカラー、タイヤ、内装状態、カスタム内容などによって販売価格は変わります。
ランクル系は海外需要もあるため、一般的な乗用車のように年式だけで価格を読みにくいところもあります。
「LX570がこの値段なら200より得」「200の方が安いから維持もしやすい」と価格だけで決めないことが大切ですね。
ランクル200の販売価格を年式別に見たい場合は、ランクル200の中古車相場と購入時の注意点でも詳しく紹介しています。
価格差は装備込みで考える
LX570を検討するなら、購入価格の差を「レクサスという名前の代金」だけで考えない方がいいでしょう。
5.7L V8、8速AT、AHCやAVS、快適装備、内装の仕立てなど、実際に異なる部分があります。
一方で、その装備を使わない人にとっては、価格差ほど魅力を感じない可能性もあります。
例えば普段は家族でキャンプへ行き、汚れた荷物も積み、実用品として使うのであれば、200の方が気兼ねなく使えると感じる人もいるでしょう。
逆に長距離移動が多く、車内の質感や乗り降りのしやすさ、快適装備まで楽しみたいなら、LX570へ目が向くのも自然です。
エンジンと走りの違い
見た目以上に大きな違いがあるのがパワートレーンです。
日本仕様の後期ランクル200とLX570では、どちらもV8自然吸気エンジンですが排気量も変速機も異なります。
200は4.6L V8
2009年以降の国内ランクル200には、1UR-FE型4.6L V8エンジンが搭載されています。
最高出力318PS、最大トルク460N・mで、6速ATとの組み合わせです。
現在のSUVではV6ターボや電動化が増えているため、大排気量の自然吸気V8そのものが200系を中古で選ぶ理由になっている人も多いと思います。
今回写真を提供してくれた北海道のM.Tさんも、2014年式AXの4.6L V8エンジンの音を気に入っているそうです。
LX570は5.7L V8
LX570には車名にもつながる3UR-FE型5.7L V8エンジンが搭載されています。
最高出力377PS、最大トルク534N・mで、トランスミッションは8速ATです。
排気量だけでもランクル200より約1.1L大きく、最高出力と最大トルクにも差があります。
車体重量もあるため単純に数字だけで加速感を決めることはできませんが、LX570を選ぶ理由として5.7L V8はかなり大きなポイントです。
今から中古で選ぶなら、燃費だけを理由にこの2台を探している人は少ないと思います。
だからこそ「どうせV8へ乗るなら5.7Lまで楽しみたい」と考えるのか、「4.6Lの200で十分」と感じるのかが分かれ目になります。
6速ATと8速ATも違う
ランクル200の4.6Lには6速AT、LX570には8速ATが組み合わされています。
つまり排気量だけではなく、エンジンの力を路面へ伝える部分も同一ではありません。
LX570はレクサスがフラッグシップSUVとして、オンロードでの上質な走りとオフロード性能を両立させる方向で仕立てています。
一方のランクル200も高級SUVですが、その根っこにはランドクルーザーとしての実用性、耐久性、悪路走破性があります。
どちらも本格四輪駆動車ですが、LX570を「200に豪華な内装を付けただけ」と見ると、パワートレーンの違いを見落としてしまいます。
サイズと日常の使い勝手
ランクル200もLX570も、一般的な日本の乗用車と比べればかなり大柄です。
ただし、数字を比べると意外な共通点もあります。
全幅はどちらも同じ
後期ランクル200の全幅は1,980mmで、LX570も1,980mmです。
ホイールベースも両車とも2,850mmなので、駐車場で気になる横幅という意味ではかなり近い車です。
一方、全長はランクル200が4,950mm、LX570が5,080mmとなり、LX570の方が130mm長くなります。
全高も仕様によりますが、比較したLX570では1,910mmでした。
「LXならランクル200よりかなり大きくて運転できない」というほど横幅が増えるわけではありませんが、5mを超える全長は駐車場で差を感じる場面がありそうです。

全幅1,980mmのランクル200の運転席から見たドアミラー周辺。LX570も同じ1,980mm幅なので、購入前に駐車環境を確認したいところです。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)
駐車場では幅を確認
数字上は同じ1,980mmでも、毎日使う環境によって負担感は変わります。
自宅駐車場へ車体が収まるだけではなく、ドアを開いて人が降りられるかまで見てください。
特に子どもの乗り降り、チャイルドシート、高齢の家族を乗せる機会があるなら、ドア横の余白はかなり大事です。
M.Tさんもランクル200について、車幅があるため駐車場で子どもや高齢の両親が乗り降りするときに気を使うと話していました。
乗車人数も確認する
ランクル200はグレードによって5人乗りと8人乗りがあり、AX、AX Gセレクション、ZXなどでは8人乗りが設定されていました。
LX570も日本導入当初は3列シートの8人乗りでしたが、2017年の一部改良で2列シートの5人乗り仕様が追加されています。
そのため、中古車情報で「LX570だから8人乗り」と思い込まない方がいいでしょう。
多人数乗車を優先するなら定員を、荷室を広く使いたいなら5人乗りも含めて現車を確認してください。
内装と豪華装備の違い
LX570へ払う価格差を考えるうえで、最も分かりやすいのが内装と快適装備です。
ランクル200も十分に上級SUVですが、LX570はレクサスのフラッグシップとして別の方向へ仕立てられています。
200も十分に上質
ランクル200はAXでも木目調加飾などが使われ、グレードを上げれば本革シートや電動機能なども充実します。
特にZXまで見ると、一般的にイメージする「道具としてのランクル」よりかなり豪華です。
中古で200とLX570を比べるなら、AXだけではなくZXの実車も一度見てみるといいと思います。
LX570は快適装備が豊富
LX570には、レクサス クライメイト コンシェルジュやAHCの乗降モードなど、乗員の快適性を考えた装備が採用されました。
素材についても革、本木目、金属などを組み合わせ、レクサスの最上級SUVとして仕立てられています。
ここはスペック表だけでは判断しにくい部分です。
中古車を見に行くなら、シートへ座り、ステアリングやスイッチへ触れ、後席にも乗ってみてください。
そこで「この違いならLX570へ予算を増やしたい」と感じるなら、豪華装備へお金を払う意味があります。
反対に「200の内装で十分」と感じるなら、その差額を整備やタイヤ、セキュリティへ回す考え方もできます。
足回りの装備も確認
LX570ではAHCとAVSが快適性や走行状態に応じた車高・減衰制御へ使われています。
ランクル200でもZXには4-Wheel AHC&AVSが採用されているため、「AHCがあるからLXだけ特別」という単純な比較ではありません。
中古車で重要なのは、その個体にどの装備があり、現在きちんと動作しているかです。
豪華装備は整備対象にもなる
装備が増えるのは購入時には魅力ですが、年数が経てば点検する部分も増えます。
電動シート、空調、ナビ、カメラ、サスペンション制御など、購入時には一通り操作しておきたいですね。
「装備が多い=中古でも必ず得」とは限らないということです。
特に年式が進んだLX570では、豪華装備を楽しめることと、故障時の修理予算を持っておくことをセットで考えましょう。
維持費はどちらが高いか
車両価格ではLX570が上ですが、年間維持費のすべてが単純に排気量へ比例するわけではありません。
燃料、税金、タイヤ、保険、整備、故障時の部品まで分けて見ると分かりやすくなります。
燃費はどちらも要覚悟
LX570の2017年仕様では、JC08モード燃費が6.5km/Lです。
後期ランクル200のカタログ燃費は仕様によって6.7〜6.9km/Lとなっています。
ただし、カタログ値と実際の燃費は同じではありません。
道路環境、渋滞、気温、暖機、タイヤ、荷物、運転方法で変化します。
実際に北海道で2014年式ランクル200 AXを使うM.Tさんは、街乗り中心で約5km/L、長距離でも約6〜7km/Lとのことでした。
これは一人のオーナーによる実例ですが、年間走行距離が多ければ燃料費をしっかり見込んでおきたい数字です。
しかも国内仕様の4.6Lランクル200とLX570は、どちらもメーカー指定が無鉛プレミアムガソリンです。
年間燃料費を比べるなら、自分の年間走行距離を想定実燃費で割り、普段利用する地域のガソリン価格を掛けて試算すると現実に近づきます。
自動車税は同区分
「5.7LのLX570は4.6Lの200より自動車税がかなり高い」と思うかもしれませんが、排気量区分だけを見ると両車は同じです。
4.6Lも5.7Lも、自家用乗用車の自動車税種別割では4.5L超6.0L以下の区分へ入ります。
ただし、実際の税額は初度登録時期や経年による重課の対象かどうかで変わるため、中古車では年式まで確認してください。
つまり排気量が約1.1L違うからといって、自動車税までその割合で増えるわけではありません。
タイヤ代は仕様を確認
このクラスのSUVではタイヤも大きな消耗品です。
LX570には21インチホイールを装着した個体もあるため、購入時にはタイヤサイズと残り溝を見ておきましょう。
ランクル200もグレードによってホイールサイズが違います。
中古車本体を安く買えても、購入直後に4本交換となればまとまった出費になります。
修理費は装備差も考える
ランクル200とLX570は共通する部品がある一方、すべての部品が共通というわけではありません。
LX独自の内外装部品や快適装備が故障すれば、ランクル200とは交換部品も作業内容も変わる可能性があります。
さらに中古車では、同じ車種でも整備履歴によって購入後の負担が変わります。
車両価格を予算いっぱいまで使わず、購入後のタイヤ、バッテリー、ブレーキ、油脂類、足回り、電装品へ回せる金額を残しておいた方が安心です。
保険と盗難対策も必要
任意保険は年齢、等級、補償内容、使用目的、車両保険などで大きく変わるため、車名だけで一律の金額は出せません。
ただし200もLX570も車両価値が高い個体があり、盗難への備えも購入費とは別に考えたい車です。
純正機能だけに任せず、物理ロック、社外セキュリティ、GPS、駐車環境など複数の対策を組み合わせる考え方が現実的でしょう。
中古購入では車両本体へ予算を使い切らず、防犯にも最初から予算を残しておきたいところです。
中古車は状態を優先する
ランクル200とLX570のどちらを買うとしても、最後は車種名より目の前の個体を見ることになります。
特に販売終了から年数が経っていくため、走行距離だけでは状態を判断できません。
同じ年式で比べる
200とLX570を比較するときは、できるだけ年式と走行距離を近づけてください。
2010年前後のランクル200と2020年のLX570を並べても、車種差なのか10年近い車齢差なのか分からなくなります。
2015年以降の200後期とLX570なら、装備や車齢を近い条件で比べやすくなります。
そのうえで、販売価格、保証、タイヤ、車検残、整備履歴まで含めて比較すると現実的です。
下回りまで確認する
ランドクルーザー系の中古車では、ボディの艶だけ見て決めるのは避けたいです。
雪国で使われた車なら融雪剤の影響、アウトドアで使われた車なら下回りへの傷や錆も確認したいところ。
実際、北海道で使われているM.Tさんの200にも下回りの金属部分へ表面錆が見られます。
錆があるだけで即座に購入対象外という話ではありません。
重要なのは範囲や進行具合、補修歴、防錆施工、今後必要になる整備まで確認することです。
装備は全部動かしてみる
LX570を探すときは、豪華装備が多いからこそ一通り操作してみてください。
シート、エアコン、ナビ、カメラ、バックドア、サンルーフ、各種スイッチなど、販売情報へ装備名が載っているだけでは現在の動作状態までは分かりません。
ランクル200でも同じで、特にZXなど上級グレードほど確認項目は増えます。
試乗できるなら警告灯、異音、乗り心地、ステアリング、ブレーキまで見たいですね。
整備先も購入前に決める
LX570は車両を買えるかどうかだけでなく、購入後にどこで整備してもらうかも確認しておきましょう。
年式が進めば定期点検だけでなく、故障診断や部品交換が必要になる可能性があります。
購入店でどこまで対応できるのか、保証対象はどこまでなのか、遠方購入の場合は地元で対応できるのかまで確認すると安心です。
販売価格が魅力的でも、整備記録が分からない、装備確認ができない、保証内容が曖昧という個体は、購入後の費用まで含めて慎重に見た方がいいでしょう。
在庫は同じ条件で比べる
ランクル200とLX570で迷っている段階なら、最初から車種を一つへ決めず、近い予算の在庫を並べてみる方法があります。
例えば「2017年以降」「走行距離7万km以下」など自分なりの条件を決めれば、200の上級グレードとLX570の価格差が見えやすくなります。
逆に車種名だけ検索すると、低年式の200と高年式のLXが混ざり、比較しづらくなります。
ガリバーの中古車在庫を問い合わせるときも、年式、走行距離、予算、欲しい装備を伝えて候補を比べると探しやすいですよ。
ランクル200が合う使い方
200とLX570はどちらが上という話ではなく、何へお金を掛けたいかで選択が変わります。
ランクル200の良さが生きる使い方から見てみましょう。
実用品として使いたい
家族で乗り、荷物を積み、キャンプやレジャーへ使いながらV8も楽しみたいなら、ランクル200は魅力的な候補です。
LX570と比べて新車価格が低かった分、中古でも同年式・同程度の条件なら購入予算を抑えられる可能性があります。
その余裕をタイヤ、整備、防犯、アウトドア用品へ回す考え方もあります。
8人乗りを活用したい
M.Tさんは大人2人、子ども4人、犬1匹という家族で2014年式AXを使っています。
家族の送迎、買い物、キャンプに加え、ヒッチメンバーを装着して軽トレーラーも牽引しています。
200系を単に高級SUVとしてではなく、大きな家族の道具として使っている好例ですね。
ただし8人乗れば荷室が無限に広いわけではありません。
多人数乗車と大量の荷物を同時に想定するなら、実車で3列目使用時の荷室まで確認してください。
LX570が合う使い方
LX570へ惹かれるなら、200との差額で得られるものを実際に使いたいかがポイントです。
5.7L V8やレクサスの内外装へ価値を感じるなら、価格だけで200へ寄せる必要はありません。
5.7L V8を楽しみたい
大排気量自然吸気V8へ乗りたい人にとって、5.7Lという数字自体がLX570の魅力です。
377PS、534N・mという性能だけでなく、今後同じような大排気量V8の新車が増えるとは考えにくいため、LX570を中古で探す理由になります。
ランクル200の4.6Lで満足できるか、それとも5.7Lへ乗りたいのか。
ここは燃費や損得だけでは決められない部分ですね。
内装や快適性を重視する
長距離を走る機会が多く、運転席だけでなく家族が過ごす時間も大切にしたいなら、LX570の装備は比較する価値があります。
ただし中古車では新車当時の豪華さだけではなく、シートや内装の傷み、各電装機能の状態まで見る必要があります。
高級車ほど、新車当時の装備表と現在のコンディションは分けて考えたいところです。
価格差より満足感を取る
中古車を何年も所有するなら、購入時の差額を毎日の満足感でどう受け止めるかも大事です。
駐車場で振り返ってしまう外観、5.7L V8、レクサスの内装に毎回満足できるなら、LX570を選ぶ理由になります。
一方で「そこはあまり気にしないかな」と感じるなら、200の方へ予算を振る方が納得しやすいでしょう。
乗り換えなら査定も確認
今乗っている車から200やLX570へ乗り換えるなら、購入する中古車だけでなく現在の車の価値も確認しておきたいところです。
下取り額が変われば、同じLX570でも実際に準備する金額は変わります。
特にランクルやプラドなど市場価値が残りやすい車から乗り換える場合、売却額を確認せず購入予算を決めるのはもったいないことがあります。
ユーカーパックで愛車の査定を確認するなどして、現在の車を売った後にいくら用意すればいいのかまで見ておくと計画しやすくなります。
もちろん査定額は車種、年式、走行距離、状態、市場状況などで変わるため、表示された相場だけで売却を決める必要はありません。
ランクル200とLX570のFAQ
Q1. 200とLX570は同じ車?
A. 同じ車ではありません。
基本的な車格やホイールベースなど共通点は多いですが、国内仕様ではランクル200が4.6L V8と6速AT、LX570が5.7L V8と8速ATを搭載します。
LX570にはレクサス独自の内外装や快適装備も採用されているため、「200のエンブレム違い」と考えない方がいいでしょう。
Q2. LX570の方が維持費は高い?
A. 高くなる要素はありますが、すべての維持費が必ず大幅に高くなるわけではありません。
LX570は5.7L V8で燃費や大型タイヤ、独自装備の整備費を見込む必要があります。
一方、自動車税の排気量区分では国内4.6Lランクル200と5.7L LX570はどちらも4.5L超6.0L以下へ入るため、排気量差がそのまま税額差になるわけではありません。
実際の維持費は初度登録年、保険、年間走行距離、タイヤサイズ、整備状態などで変わります。
Q3. 200とLX570はどちらが広い?
A. 車体寸法だけならLX570の方が全長は長いですが、単純に室内がすべて広いとは決められません。
比較した仕様ではランクル200が全長4,950mm、LX570が5,080mmで、全幅とホイールベースはどちらも1,980mmと2,850mmです。
また両車とも5人乗りや8人乗りが存在するため、荷室を重視するなら座席仕様まで確認してください。
Q4. 200をLX仕様にできる?
A. 外装部品を使ってLX570を意識した見た目へ変更するカスタムはありますが、本物のLX570と同じ車になるわけではありません。
エンジン、トランスミッション、内装、快適装備などまで含めれば両車には違いがあります。
そのため本記事ではフェイスチェンジ方法ではなく、200とLX570そのものを購入するときの違いに絞って比較しています。
Q5. 中古ならどこを確認する?
A. 年式と走行距離だけでなく、整備記録、下回り、タイヤ、電装品、足回り、修復歴まで確認してください。
特にLX570や上級グレードのランクル200は装備が多いため、シート、エアコン、カメラ、ナビ、サンルーフ、サスペンション関連など実際に操作できる部分は確認したいところです。
購入価格だけではなく、購入直後に必要となりそうな整備費も含めて候補を比べましょう。
価格差だけで選ばない
ランクル200とLX570は、同じ時代の大型SUVとして共通する部分が多く、全幅1,980mm、ホイールベース2,850mmという基本寸法も近い車です。
しかし、国内仕様のランクル200は4.6L V8と6速AT、LX570は5.7L V8と8速ATを搭載し、内装や快適装備にも違いがあります。
新車時から数百万円単位の価格差があったことを考えても、単なるエンブレム違いではありません。
LX570の5.7L V8や豪華装備に価値を感じるなら、購入価格だけでなく、それらの装備を維持する費用まで含めて選ぶことが大切です。
一方、V8ランドクルーザーの走り、多人数乗車、アウトドアでの実用性を楽しみたいなら、ランクル200にも十分な魅力があります。
私なら中古車ではまず同じ年式と走行距離で200とLX570を並べ、そのうえで整備履歴、装備状態、タイヤ、下回り、保証、維持費まで見ます。
最後に決め手になるのは「どちらの方が高級か」ではなく、あなたが毎日使いたい装備へお金を払えるかどうかです。
そこが決まれば、ランクル200とLX570で迷っていた理由もかなりはっきりしてくると思いますよ。






