こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
ランドクルーザー100を中古で探していると、「8人乗りだと思っていたら5人乗りだった」「7人乗りの中古車も出てくるけど、何が違うの?」と、乗車定員だけでも意外と話が複雑です。
しかも、家族で使うなら定員の数字だけ見ても足りません。
三列目を出した状態で荷物はどこまで積めるのか、セカンドシートは使いやすいのか、ベビーカーや旅行バッグを載せたまま何人乗れるのかまで考えておきたいところです。
私は150系プラドに乗っていますが、3列シート車は「最大何人乗れるか」と「普段何人で快適に使えるか」を分けて考えた方が、購入後の使い方をイメージしやすいと感じます。
100系はさらにワゴンとバン、年式、グレード、現在の登録状態まで関係するので、なおさらです。
この記事では、ランドクルーザー100の5人乗りと8人乗りの違い、中古車で見かける7人乗りの考え方、三列目と後部座席、荷室の使い勝手まで購入前の目線で見ていきます。
記事のポイント
- ランドクルーザー100の5人乗りと8人乗りの違い
- 中古で見かける7人乗りを確認する方法
- 三列目とセカンドシートの実用性
- 購入前に測りたい荷室寸法と確認項目

3列シート仕様と5人乗り仕様が存在するランドクルーザー100。中古購入では年式やグレードだけでなく乗車定員も確認したいところです。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)
ランクル100は何人乗りか
最初に押さえておきたいのは、ランドクルーザー100はすべて同じ乗車定員ではないということです。
国内仕様の純正ラインアップを見ると、基本になるのは5人乗りと8人乗りです。
「ランクル100=7人乗り」と覚えてしまうと、中古車選びでは話が合わなくなる可能性があります。
純正は5人と8人が中心
ランドクルーザー100は1998年に登場し、国内ではガソリンのワゴンとディーゼルのバンが販売されました。
販売初期の代表的な構成では、ガソリンワゴンが8人乗り、ディーゼルバンが5人乗りです。
さらに2002年のマイナーチェンジでは、ガソリン車にも2列シートの5人乗りVXが追加されました。
| 代表的な仕様 | 乗車定員 | シート列 |
|---|---|---|
| 初期のガソリンワゴン | 8人 | 3列 |
| ディーゼルバン | 5人 | 2列 |
| 2002年以降のガソリンVX | 5人 | 2列 |
| ガソリンVXリミテッドなど | 8人 | 3列 |
例えば2005年のトヨタ公式発表では、ガソリンのVXが5名、VXリミテッドとGセレクション、シグナスが8名、ディーゼルバンのVXリミテッド系が5名とされています。
つまり、同じ「ランクル100」でも、エンジンやグレードを見ただけで乗車定員を決めつけない方がいいわけです。
出典:トヨタ自動車「ランドクルーザー100シリーズをマイナーチェンジ」
ガソリンワゴンの定員
ガソリンワゴンで代表的なのが、8人乗りのVXリミテッド系です。
座席配置は前席2人、セカンドシート3人、サードシート3人という考え方になります。
3列目まで使えば大人数を乗せられるので、子どもが多い家庭や祖父母を一緒に乗せる機会がある家庭には魅力があります。
ただし、2002年以降には5人乗りのガソリンVXもあるので、「ガソリンだから必ず8人」という判断もできません。
ディーゼルバンの定員
国内仕様のディーゼルはバンとして販売され、代表的な純正仕様は5人乗りです。
そのため、ランクル100のディーゼルを探していて「ディーゼル8人乗り」を条件にすると、国内純正仕様とは違う個体が混ざる可能性があります。
輸入車や登録変更された車両などもあるので、検索サイトの絞り込み条件だけでは判断しない方がいいでしょう。
ディーゼルを買うなら、車検証の乗車定員と実際の座席数をセットで確認するのがおすすめです。
7人乗り中古車の見方
中古車を探していると、「ランドクルーザー100 7人乗り」と記載された車両が見つかることがあります。
ここで大切なのは、7人乗りという広告を見つけたからといって「100系には純正7人乗りが普通に設定されていた」と考えないことです。
国内の通常ラインアップとして確認しやすいのは5人乗りと8人乗りですが、中古車は20年以上の時間を経ています。
その間にシートの取り外しや構造変更、用途変更などが行われている車もあります。
中古車サイトの「7人乗り」は、その個体の現在の登録状態を確認してから判断してください。
広告の記載、現車の座席数、車検証の乗車定員が一致しているかを見ることが大切です。
中古車の100系では、純正状態から変わっていること自体は珍しくありません。
だからこそ「この年式なら何人乗りのはず」という推測より、その車そのものを見る方が確実ですよ。
車検証を最優先する理由
購入候補が5人乗りなのか7人乗りなのか8人乗りなのかを確認するとき、私なら最終的に見るのは車検証です。
乗車定員は車検証に記載される項目であり、座席を物理的に外しただけで、その瞬間に登録上の定員まで自動的に変わるわけではありません。
反対に、シートが付いているからといって、その数だけ人を乗せていいとも限りません。
国土交通省では、車体の形状や乗車定員などに変更が生じる改造について、構造等変更の手続を案内しています。
変更内容によって必要な手続は異なりますが、中古車購入者としては「前オーナーが何をしたか」を推測するより、現在の車検証と現車を照らし合わせる方が分かりやすいです。
出典:国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト「構造等変更の手続」
三列目の使い勝手
8人乗りのランクル100を選ぶ大きな理由がサードシートです。
ただ、「8人乗れる」という数字だけで決めると、三列目を使った日の荷室まで想像できていなかった、ということが起こります。
家族構成と荷物量を同時に考えておきましょう。
サードシートは三人掛け
8人乗り仕様では、三列目が3人分の座席になります。
近年の7人乗りSUVに多い「2人掛けの三列目」とは考え方が少し違います。
最大定員という意味では頼もしい一方、三列目へ3人乗って長距離を移動する使い方なら、数字以上に実車で座って確かめたいところです。
座面の高さ、膝まわり、足の置き場、頭上、窓からの見え方は、人の体格によって印象が変わります。
大人の長距離は試座したい
大柄なランドクルーザー100なので、「三列目も余裕だろう」と感じるかもしれません。
ただ、車体が大きいことと、すべての席が前席と同じ姿勢で座れることは別の話です。
大人が三列目を頻繁に使う予定なら、販売店で数分座るだけではなく、セカンドシートを普段使う位置にしてから三列目へ乗り込んでみてください。
乗員全員の場所を決めた状態で確認すると、かなり現実に近くなります。
子どもでも乗降を確認する
子どもが三列目を使う家庭では、座ったときの広さだけでなく乗り降りも見ておきたいですね。
毎回セカンドシートを動かして乗り込むため、チャイルドシートを2列目へ固定していると動線が変わる場合があります。
「三列目に座れる」だけではなく、家族が毎回無理なくそこまで移動できるかがポイントです。
三列目は格納して使える
100系の8人乗りワゴンでは、三列目を使わないときに格納して荷室を広げられます。
現在のSUVにある床下格納式とは違い、シートを車体側へ上げる形なので、格納しても左右にシートそのものが残ります。
そのため床面の奥行きは確保しやすくなりますが、荷室の横方向すべてが空になるわけではありません。
荷室を最大限使いたい人は、三列目を「使うか使わないか」だけでなく、格納したシートが荷室の左右へどの程度張り出すかも見てください。
アウトドア用品や大きな箱を載せる人だと、この左右の張り出しが意外と気になるかもしれません。
三列目使用時の荷室
三列目を起こすと、その後ろが荷室になります。
ここで「ランクル100は大きいから十分載る」と考えてしまうのは少し早いです。
三列目まで人が座ると、荷物を前方へ逃がしにくくなります。
普段5人以下なら三列目を格納して荷室を広くできますが、6〜8人で出かける日は人だけでなく人数分の荷物も増えるんですよね。
8人乗りが必要な家庭ほど、「8人座った状態の荷物置き場」を見てから買うのがおすすめです。
セカンドシートの使い勝手
日常で最もよく使う後部座席は、三列目よりセカンドシートになる家庭が多いでしょう。
100系の購入ではサードシートへ目が行きがちですが、子どもの送迎や買い物では2列目の使いやすさの方が毎日の満足度へ直結します。

1998年式ランドクルーザー100 VXリミテッド・ディーゼルの内装。100系は年式だけでなくワゴンとバンでも後席仕様を確認したい車です。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)
二列目は三人で使える
5人乗りでも8人乗りでも、基本的には前席2人とセカンドシート3人という使い方になります。
家族4人なら2列目を子ども2人で使い、一つ分の席にバッグなどを置けるので余裕があります。
一方で8人乗りの場合は、三列目へ乗り込むための動作も考える必要があります。
セカンドシートへチャイルドシートやジュニアシートを取り付ける家庭では、三列目へ移動する経路を実車で確認してください。
リクライニングは仕様確認
「ランクル100の後部座席はリクライニングするの?」という検索も多いですが、ここはワゴン・バンや年式、現在付いているシートによって一括りにしない方が安全です。
特に20年以上経過した中古車では、シートそのものが交換されていたり、内装へ手が入っていたりする車もあります。
中古車情報に「リクライニング」と書かれていなくても、写真だけで判断せず販売店へ可動範囲を確認しましょう。
ワゴンは可動域を見る
8人乗りワゴンなら、三列目へのアクセスを含めてセカンドシートの動きを確認します。
背もたれの角度だけを見るのではなく、前へ倒したときにどのくらい乗降スペースができるかもポイントです。
実際に家族が使うことを想像すると、「最大何度倒れるか」より、毎回の操作が面倒ではないかの方が大切かもしれません。
バンは現車を優先する
5人乗りディーゼルバンでは、ワゴンと同じ後席仕様だと思い込まないようにします。
後席の構造やリクライニングの有無、現在付いているシートを実車で確認してください。
中古車では内装が変更されていることもあるので、車名だけから決めつけないことです。
チャイルドシート利用
子育て中なら、チャイルドシートを付けた状態での使い勝手も見ておきましょう。
例えば2列目へ2台設置すると、中央席が実質的に使いにくくなることがあります。
さらに三列目を使うなら、チャイルドシートを付けたままセカンドシートを動かせるのか、どこから子どもを乗せるのかまで確認したいですね。
小さい子どもがいるなら、販売店で家族全員が乗ってみる価値があります。
二列目を外す場合も注意
荷室を広げるために「ランクル100のセカンドシートを取り外したい」と考える人もいます。
物理的に外せるかどうかと、登録上そのままで問題がないかは別の話です。
特に常時取り外した状態で使用する前提なら、乗車定員との関係を無視しないようにしてください。
サードシートでもセカンドシートでも、「外したから今日から○人乗り」と自分で定員を決めるものではありません。
荷室寸法はどう見るか
「ランクル100の荷室寸法」を調べると、室内長や室内幅の数字が出てくることがあります。
ところが、カタログの室内寸法をそのまま荷台の大きさだと考えるとズレます。
中古購入では、公式寸法と自分が必要な荷室の実測を分けて考えましょう。
室内寸法と荷室寸法は別
トヨタのカタログ情報で見ると、1998年の8人乗りVXリミテッドの代表的な室内寸法は、室内長2,505mm、室内幅1,620mm、室内高1,185mmです。
2002年以降の8人乗りVXリミテッドでは、代表値として室内長2,540mm、室内幅1,620mm、室内高1,185mmが確認できます。
一方、5人乗りVXでは室内長1,840mmという仕様もあります。
| 代表例 | 室内長 | 室内幅 | 室内高 |
|---|---|---|---|
| 1998年8人乗りVXリミテッド | 2,505mm | 1,620mm | 1,185mm |
| 2002年以降8人乗りVXリミテッド | 2,540mm | 1,620mm | 1,185mm |
| 後期5人乗りVXの一例 | 1,840mm | 1,620mm | 1,185mm |
ここで注目したいのは、5人乗りの方が荷室を広く使いやすいのに、カタログの「室内長」は短く表示される場合があることです。
つまり、室内長はバックドアからシートまでの荷室奥行きを示す数字ではありません。
「室内長2,540mmだから2.5mの荷物が積める」という意味ではありません。
荷室を知りたい場合は、使うシート位置にしたうえで荷室床を実際に測る必要があります。
三列目使用時は実測する
三列目を使用した状態の荷室奥行きは、サードシートの位置や背もたれ、内装形状を含めて見る必要があります。
100系は中古車ごとの仕様差もあるため、この記事では根拠のない固定値を「三列目使用時の荷室長」として当てはめません。
購入候補が決まったら、メジャーを持って実車を測るのが一番分かりやすいです。

上下のバックドアを開けたランドクルーザー100の荷室。写真の車両は1998年式VXリミテッド・ディーゼルで、5人乗り仕様を考える際の参考になります。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)
実車で測る四つの寸法
私なら中古の100系を荷物重視で選ぶ場合、次の4か所を測ります。
数字をネットで探し続けるより、自分が買おうとしている一台を測った方が、そのまま購入判断に使えます。
| 測る場所 | 確認できること |
|---|---|
| バックドアから三列目背面まで | 三列目を使用したまま置ける荷物の奥行き |
| 荷室の最も狭い部分の幅 | スーツケースや収納箱を横向きに置けるか |
| 床から天井までの高さ | 背の高い荷物を立てて載せられるか |
| 三列目格納時の床面奥行き | 5人以下で使う日の荷室の広さ |
バックドアから三列目
6人以上で乗る機会が多いなら、最も重要なのがここです。
普段使っているベビーカー、クーラーボックス、スーツケースなどの寸法を先に測っておくと、その場で載るか判断できます。
「荷室が広そう」ではなく、「このベビーカーを畳んで置ける」に変えると買った後を想像しやすくなります。
荷室の最小幅
荷室幅も、内装の一番広い部分だけ測ってはいけません。
ホイールハウスや内装の張り出しなど、実際に荷物が通る部分の最小幅を見るのがポイントです。
三列目を格納した8人乗りなら、左右へ上げたシートが荷物と干渉しないかも見てください。
開口部と荷室の高さ
床から天井まで十分な高さがあっても、バックドアの開口部を通らなければ大きな荷物は入りません。
キャンプ用コンテナ、自転車、ペット用品などを積む人は、入口の高さも合わせて測ります。
ランドクルーザー100は上下開きのバックドアなので、荷物の出し入れ方法も実車で試すとイメージしやすいですよ。
三列目格納時の長さ
普段は4〜5人で使い、ときどき6人以上乗る家庭なら、この状態が日常の荷室になります。
三列目を格納した状態で、バックドアからセカンドシート背面まで床面を測りましょう。
床の段差や傾斜も一緒に見ると、収納箱を並べたい場合にも役立ちます。
大きな荷物も積める
5人乗り仕様や座席を使わない状態では、100系らしい大きな荷室を活用できます。
今回写真を提供してくれたK.Tさんの車両では、大型タイヤを4本積んだ状態も撮影されています。
もちろん、この写真だけを見てすべての100系で同じ積み方ができると考えるものではありません。
それでも、5人乗りを選ぶ人や普段三列目を使わない人にとって、100系の荷室が大きな魅力になることは伝わると思います。
荷室容量はリッターだけで見ない
「ランクル100の荷室容量は何L?」と知りたい人もいると思います。
ただ、100系では現行SUVのように、全仕様を同じ測定方法による荷室容量の数字だけで比較するより、実際の荷室形状を見る方が購入には役立ちます。
三列目を使うのか、格納するのか、5人乗りを選ぶのかで使える空間が大きく変わるからです。
大きな箱物を載せるなら容量より床の縦横寸法、旅行バッグ中心なら三列目後方の奥行きというように、載せる物から逆算してみてください。
5人乗りと8人乗りの選び方
5人乗りと8人乗りのどちらが上という話ではありません。
家族人数と荷物の使い方が違えば、便利な仕様も変わります。
中古の100系は車両状態の差も大きいので、定員だけで候補を狭めすぎないことも大切です。
5人乗りが合う使い方
普段乗る人数が5人以下で、荷物を多く積みたいなら5人乗りはかなり分かりやすい選択です。
特にアウトドア用品、大型の買い物、ペット用品などを常に載せるなら、最初から三列目がないことで荷室を使いやすく感じる人もいるでしょう。
ディーゼル100を希望している人にとっても、国内の5人乗りバンは自然な候補になります。
一方、将来6人以上で乗る予定があるなら、購入後に「やっぱり三列目が欲しかった」とならないか考えておきたいところです。
8人乗りが合う使い方
子どもが多い家庭、祖父母を乗せる家庭、友人を乗せる機会がある人には8人乗りのメリットがあります。
普段三列目を格納しておき、必要な日だけ座席へ戻せるのも便利です。
ただし、8人で旅行するなら乗員8人分の荷物も必要になります。
日帰りの送迎では十分でも、泊まりの旅行では荷物置き場が足りないという可能性はあります。
最大乗車人数ではなく、最大人数で出かけるときの荷物まで想像することが大事ですね。
7人乗りなら書類も見る
購入候補が7人乗りとして販売されている場合は、その仕様になった経緯も販売店へ聞いてみてください。
シートがどのように変更されているのか、純正部品が残っているのか、車検証上の乗車定員はいくつなのかを確認します。
「7人乗りだから8人乗りより荷室が広いはず」とも限りません。
どの座席がなくなっているかによって使い勝手が違うので、現車写真まで見た方がいいでしょう。
家族4人ならどちらか
我が家のような4人家族を基準にするなら、5人乗りでも人数だけなら十分です。
荷物を多く積みたいなら、5人乗りの方が用途に合う人もいると思います。
一方で祖父母を一緒に乗せる、子どもの友達を送るといった機会があるなら、8人乗りの三列目は助かります。
このあたりは、あなたの家庭で「6人以上乗る日が一年に何回あるか」を思い浮かべると決めやすいですよ。
中古購入前に確認したいこと
100系は販売終了から時間が経っているため、同じグレードでも一台ごとの差がかなりあります。
乗車定員や荷室を確認するときも、カタログスペックだけではなく現在の車両状態を優先しましょう。
定員と座席を照合する
まず車検証の乗車定員と、実際に付いているシートを確認します。
8人乗りならサードシートがそろっているか、シートベルトやヘッドレストなど必要な装備まで見てください。
中古車サイトの写真で三列目が写っていなければ、販売店へ追加写真をお願いしてもいいでしょう。
遠方の在庫なら、リアゲートを開けた荷室、三列目を使用した状態、格納した状態の3パターンを送ってもらうと判断しやすくなります。
三列目の欠品を確認する
積載性を優先して、前オーナーがサードシートを取り外して保管していた車も考えられます。
ここで確認したいのは、単に「今付いていない」という事実だけではありません。
シート本体が残っているのか、固定に必要な部品はあるのか、購入後に元へ戻せる状態なのかまで聞いてください。
将来売却するときも、純正シートがそろっている方が次の買い手に説明しやすいでしょう。
シートベルトも確認する
座席本体ばかり見ていると忘れやすいのがシートベルトです。
8人乗りとして使う予定なら、三列目を含めて実際に使う席のシートベルトを確認します。
古い車なので、ベルトが正常に引き出せるか、戻り方に違和感がないか、バックルがきちんと使えるかも見ておきたいですね。
荷室だけで車を決めない
荷室が理想的でも、100系の中古車では車両全体の状態を忘れてはいけません。
下回りの錆や腐食、整備履歴、冷却系、足回り、電装品なども購入前に確認したいポイントです。
座席以外まで含めた中古購入のチェック項目は、ランクル100の中古車選びと購入前の注意点で詳しくまとめています。
また、今回は乗車定員と室内の使い勝手に絞っているため、全長・全幅や駐車場での取り回しはランクル100のサイズと駐車時の注意点を参考にしてください。
実車確認できない場合
100系は条件の良い車が近所にあるとは限らないため、遠方在庫を候補にすることもあります。
その場合は「ランクル100を探しています」だけではなく、希望する乗車定員まで販売店へ伝えてください。
例えば「8人乗りで三列目が欠品していない車」「5人乗りディーゼルで荷室重視」と伝えれば、欲しい条件がかなり明確になります。
複数の在庫から探す場合は、ガリバーの中古車在庫を問い合わせる方法もあります。
候補が見つかったら、年式、グレード、車検証上の定員、三列目の有無、荷室写真まで確認してから比較すると話が早いです。
乗り換えなら売却額も見る
現在の車から100系へ乗り換えるなら、購入価格だけでなく今の車がいくらになるかも一緒に見ておきましょう。
古い100系は購入後の整備費も考えておきたいので、売却額が分かると手元へ残す予算を決めやすくなります。
オークション方式で売却方法を比べたい場合は、ユーカーパックで愛車の売却方法を確認することもできます。
ランクル100の座席に関するよくある質問(FAQ)
最後に、ランドクルーザー100の乗車定員、三列目、後部座席、荷室について購入前によく出る疑問をまとめます。
Q1. ランドクルーザー100は何人乗りですか?
A. 国内仕様では5人乗りと8人乗りが中心です。
初期のガソリンワゴンには8人乗りが設定され、ディーゼルバンは5人乗りが基本となります。
2002年以降にはガソリンVXにも5人乗りが設定されているため、年式やエンジンだけではなくグレードと車検証まで確認してください。
Q2. ランクル100に純正7人乗りはありますか?
A. 国内の通常ラインアップを確認すると、基本となるのは5人乗りと8人乗りです。
ただし、中古車では7人乗りとして販売されている個体もあります。
長い販売終了期間を経て座席や登録内容が変更されている可能性があるため、広告だけで純正仕様と判断せず、車検証の定員と現車の座席を確認しましょう。
Q3. 三列目を外すと5人乗りになりますか?
A. シートを外しただけで、車検証上の乗車定員が自動的に5人へ変わるわけではありません。
乗車定員は車検証に記載されており、変更内容によっては構造等変更の手続が関係します。
中古車でサードシートが外されている場合は、現在の車検証、シートの保管状況、固定部品の有無まで確認してください。
Q4. 三列目を使っても荷物は積めますか?
A. 荷物を積む空間は残りますが、三列目を格納した状態より奥行きは限られます。
特に6〜8人で旅行する場合は乗員分の荷物も増えるため、ベビーカーやスーツケースなど普段使う荷物が収まるか実車で確認したいところです。
購入候補が決まったら、バックドアから三列目背面までの床面を実測する方法が分かりやすいです。
Q5. セカンドシートはリクライニングできますか?
A. 年式、ワゴン・バン、現在装着されているシートによって確認が必要です。
100系は中古車として長く流通しており、純正状態から変更された車もあります。
背もたれの可動範囲だけではなく、三列目への乗降時にどのように動くかまで実車で操作してみるのがおすすめです。
ランクル100の定員まとめ
ランドクルーザー100の乗車定員は、一律に7人乗りと考えない方が分かりやすいです。
国内仕様では、ガソリンワゴンの8人乗り、ディーゼルバンの5人乗りがあり、2002年以降にはガソリンVXの5人乗りも設定されています。
中古車で7人乗りが見つかった場合は、その一台の現在の登録状態として確認しましょう。
- 5人乗りは普段の乗員が少なく荷室を重視したい人に向く
- 8人乗りは家族や友人を6人以上乗せる機会がある人に便利
- 7人乗り中古車は車検証と実際の座席構成を確認する
- 三列目使用時は乗員だけでなく荷物量まで考える
- 荷室寸法は室内長を流用せず候補車を実測する
ランクル100はボディが大きいので、何となく「人も荷物も全部余裕」と思いたくなる車です。
でも実際には、三列目へ人を乗せれば荷室は狭くなり、荷物を優先すれば使える座席数は減ります。
だからこそ購入前に、あなたの家族人数、普段の荷物、三列目を使う回数を一度イメージしてみてください。
車検証上の定員と現車の座席を確認し、家族が実際に乗った状態で荷室まで確かめる。
ここまで見て選べれば、「8人乗りを買ったけれど三列目をほとんど使わなかった」「5人乗りを買ったらあと一人乗せたい場面が多かった」というズレはかなり減らせると思います。
20年以上前の車だからこそ、カタログ上のランクル100ではなく、目の前にあるその一台を見て選ぶ。
それが、長く付き合える100系を見つける近道ですよ。

