ランドクルーザー100

ランクル100のフォグランプ選び|年式別の適合とLED化

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ランドクルーザー100のフォグランプを点灯した外観とLED化・交換ポイントのイメージ

こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。

ランクル100のフォグランプを交換しようとすると、最初に引っかかりやすいのが「100系なら全部同じバルブでいいのか?」というところです。

フォグだけを見ると国内向けランドクルーザー100ではHB4が基本ですが、だからといって商品ページに「HB4」と書いてあれば何でも選べるわけではありません。

年式、現在付いている灯体、後期仕様やシグナス仕様への変更歴、LEDバルブ後方のスペースなども見ておきたいポイントです。

実際、今回写真を提供していただいた山形県在住のK.Tさんの100系は1998年式ですが、ヘッドライトを後期US仕様、テールランプを後期シグナス仕様へ変更しています。

こういう100系は珍しくありません。

つまり、車検証の年式と、現在付いているライトの仕様が一致しているとは限らないんですよね。

この記事では、ランクル100のフォグランプを中心に、ウインカーやポジションランプの年式による違い、LED化するときの見方、フォグランプカバーまでまとめて解説します。

記事のポイント

  • ランクル100の年式別フォグランプ規格
  • ウインカーとポジションランプの適合差
  • HB4フォグをLED化するときの確認点
  • フォグカバーや交換部品を選ぶ手順

ランクル100のフォグ適合

最初に、ランクル100のフォグランプと周辺バルブの基本的な適合を見ていきます。

ここを確認してから商品を探すだけでも、「買ったのに付かなかった」という失敗はかなり避けやすくなります。

フォグランプの型式はHB4

国内向けランドクルーザー100のUZJ・HDJ100系について、日星工業の車種別電球適合表では、前期、中期、後期にあたる各期間のフォグランプが9006(HB4)と案内されています。

定格は12V55W(51W)表記です。

55Wと51Wという2種類の数字がありますが、規格上の表示方法による違いがあるため、ここだけを見て別物だと判断しなくて大丈夫です。

年式区分 フォグ ポジション フロントウインカー
1998年1月~2002年7月 HB4 T10 S25ピン角違い
2002年8月~2005年3月 HB4 T10 S25ピン角違い
2005年4月~2007年6月 HB4 T10 T20ピンチ部違い

この表を見ると、フォグとポジションは大きく変わっていませんが、フロントウインカーは後期で形状が変わることが分かります。

そのため、「ランクル100用LEDセット」のように複数の電球がまとめられた商品は、フォグだけ適合してウインカーが合わないケースにも注意したいところです。

また、適合表自体も特別仕様車や既存のカスタムによる違いまでは保証していません。

購入前には現在装着されているバルブも確認してください。

出典:日星工業株式会社「ランドクルーザー100 車種別電球適合表」

ヘッドライトとフォグランプを点灯したランドクルーザー100のフロント

ヘッドライトとフォグランプを点灯したランドクルーザー100。ライト類を変更している車両では現在の灯体も確認しておきたいところです。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

前期から後期までHB4が基本

ランクル100は1998年に登場し、2002年や2005年の変更を挟みながら2007年まで販売されました。

顔つきは途中で変わっていますが、純正ランドクルーザー100のフォグバルブについてはHB4が基本です。

そのため、純正灯体をそのまま使用してバルブだけ交換するなら、最初に探す候補はHB4ハロゲンフォグバルブまたはHB4のLEDフォグバルブになります。

ただし、ランクル100は生産終了から長い時間が経っています。

中古で購入した車なら、以前のオーナーが灯体ごと交換している可能性も十分あります。

「ランクル100=HB4」だけで購入を確定しないこと。

純正灯体なのか、後期仕様なのか、シグナス仕様なのか、海外仕様のライトなのかまで見ておくと安心です。

ハル
ハル
100系は長く乗られているぶん、年式だけ見て部品を注文するのがちょっと怖いんですよね。私ならバルブを外して形状まで見てから買います。
妻さん
妻さん
同じランクル100でも、前のオーナーがライトを変えていたら話が変わるってことね。見た目だけじゃ分からなそう。

シグナスのフォグは別規格

もう一つ注意したいのがランドクルーザーシグナスです。

100系とシグナスは車体の基本部分を共有していますが、ライト関係まで全部同じではありません。

日星工業の適合情報では、ランドクルーザーシグナスのフォグランプはH3となっています。

つまり「100系ベースだからシグナスにもHB4が使えるだろう」と考えるのは危険です。

特に100系をシグナスフェイスへ変更している車両では、バンパーだけ変更したのか、フォグ灯体までシグナス用になっているのかで必要な商品が変わります。

100系とシグナスの外装部品を組み合わせるカスタムでは、この違いを意識しておきたいですね。

フォグカバーも年式を確認

「ランクル100 フォグランプ カバー」で探している人もいると思います。

ここでいうフォグランプカバーは、フォグ灯体の周囲に付くベゼルやガーニッシュを指して販売されていることが多いです。

バルブのHB4とは違い、カバーはバンパーやフォグ本体の形状に合わせて選ばなければなりません。

前期、中期、後期、純正100系、シグナス仕様などでフロントまわりが変わっている車両では、単に「ランクル100用」と書かれた商品だけで決めない方がいいでしょう。

左右セットなのか片側なのか、固定用のツメやステーが残っているのかも確認したいところです。

中古カバーの場合は、とくに裏側の固定部分を見てください。

表面がきれいでも、ツメが折れていると装着後に浮いたり、振動で外れたりする可能性があります。

フォグランプの選び方

適合が分かったら、次はハロゲンのまま交換するか、LED化するかを決めます。

ランクル100ならLED化も候補になりますが、私は「明るい商品ほどいい」とは考えていません。

フォグ本来の役割と灯体との相性を見た方が、実際の夜道では使いやすいですよ。

ハロゲンとLEDを比較する

純正に近い状態を維持したいなら、HB4ハロゲンバルブは分かりやすい選択です。

元の灯体がハロゲンを前提に作られているため、バルブ形状と定格が合う純正相当品なら、構造を大きく変えずに交換できます。

一方、LEDは消費電力を抑えながら白色や黄色の光を選べる商品があり、見た目も現代的になります。

比較項目 ハロゲン LED
純正との近さ 純正状態を保ちやすい 製品との相性確認が必要
発光色 純正に近い色を選びやすい 白・黄色など選択肢が多い
取付スペース 純正形状なら収まりやすい 放熱部やファンの寸法確認が必要
配光 純正灯体と合わせやすい 発光位置によって変化する場合あり
見た目 純正らしい 現代的な印象にしやすい

とくにLEDで見落としやすいのが、バルブ後方の大きさです。

LEDには放熱用のヒートシンクやファンが付いた製品があり、差し込み口がHB4でも、その後ろに必要な空間がなければ取り付けできません。

防水カバーや配線と接触しないかも見ておきましょう。

ランドクルーザー100のヘッドライトと点灯したフォグランプ

ランドクルーザー100のヘッドライトと点灯したフォグランプ。バルブ交換では灯体との相性や配光も確認したいところです。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

LEDは発光位置も見たい

LEDバルブで大切なのは、ルーメンなどの商品スペックだけではありません。

純正ハロゲンのフィラメントに近い位置から光を出せる設計かどうかによって、リフレクターへ当たる光が変わります。

数字では明るそうなのに、装着すると光が広がりすぎて路面が見づらいということもあります。

反対に、灯体との相性が良ければ、必要な場所へ光を届けやすくなります。

私はフォグを選ぶなら、商品ページで「HB4対応」だけでなく、車種適合や発光位置、灯体後方に必要なスペースまで確認します。

白色と黄色は用途で選ぶ

ランクル100のフォグをLED化するとき、白色にするか黄色にするかで迷う人も多いでしょう。

見た目の統一感を重視するなら白色は選びやすいです。

ヘッドライトやポジションも白系へ変更している車なら、フロント全体にまとまりが出ます。

一方、雨、霧、雪などでフォグを使うことを考えるなら、淡黄色を選ぶのもありです。

とくに雪の多い地域で乗るランクル100なら、ドレスアップだけではなく「悪天候でどう見えるか」という目線も持っておきたいですね。

道路運送車両の保安基準では、前部霧灯の灯光は白色または淡黄色とされ、同時に点灯するものは同じ色であることが求められています。

左右で白と黄色を混ぜるような使い方は避けましょう。

出典:国土交通省「道路運送車両の保安基準」

「イエロー」と販売されていても、すべての製品が公道使用を前提としているとは限りません。

商品説明に記載された用途や車検対応条件まで確認してください。

ハル
ハル
私もライト用品を見るとつい「もっと明るい方がいいかな」と思うんですが、フォグは照らしたい場所にきちんと光が出ることの方が大切なんですよ。
妻さん
妻さん
確かに、対向車がまぶしいだけのライトだったら自分も嫌だもんね。白か黄色かも使い方で決めればいいんだね。

明るさだけで決めない

LEDフォグの商品ページでは、かなり大きな明るさの数字が目に入ることがあります。

でも、フォグは投光器ではありません。

遠くまで大量の光を飛ばすことよりも、車両前方の必要な範囲を見やすく照らし、周囲の交通を邪魔しないことが大切です。

特に純正ハロゲン灯体へLEDバルブを入れる場合、発光部分の位置が変われば配光も変わる可能性があります。

「一番明るそうな商品」ではなく、「100系への適合が確認でき、配光を考えて作られた商品」から選ぶ方が私はおすすめです。

価格差があっても、取り付けたあとで光が散って買い直すなら結局もったいないですからね。

灯体交換とバルブ交換は別

「ランクル100のフォグランプ交換」という言葉には、バルブだけを交換する場合と、フォグランプ本体を丸ごと交換する場合があります。

ここは商品を探すときに分けて考えましょう。

球切れやLED化が目的なら、純正灯体を残してHB4バルブだけ交換できる場合があります。

一方、レンズの割れ、内部の大きな曇り、取付部の破損、反射面の傷みなどがあるなら、灯体自体の交換も候補です。

灯体を社外品へ変更する場合は、バルブ規格だけでなく、固定位置、配線、カプラー、光の出方まで確認する必要があります。

ランドクルーザー100のヘッドライトとフロントまわりを近くから見た様子

ランドクルーザー100のフロントまわり。灯体ごと交換する場合はバンパーや周辺部品との組み合わせも確認します。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

交換前に確認するポイント

ランクル100では、商品を注文する前の確認がかなり大切です。

現行車よりもカスタム歴がある個体を見かけやすいため、「車種適合表では合っているのに実車には付かない」ということが起こり得ます。

今付いている灯体を見る

K.Tさんのランクル100は初年度登録1998年のVXリミテッド・ディーゼルです。

ただし、フロントは後期US仕様のヘッドライトへ変更されています。

こうなると、1998年式の純正状態だけを前提に部品を探すのは危ないですよね。

ライト類を購入するときは、初度登録年月、型式に加えて、現在の灯体そのものも確認しましょう。

カスタム歴が分からない中古車なら、バルブを取り外して刻印や形状を見る方法が確実です。

灯体のメーカー名や品番が確認できるなら、それも写真に残しておくと商品を探しやすくなります。

購入前に見ておきたいのは、車検証と実車の両方です。

年式、型式、現在のフォグ灯体、バルブ形状、カプラー、灯体後方の空間、過去の配線加工を確認しておきましょう。

100系のカスタム全体については、ランクル100のカスタムと失敗しないパーツ選びでも詳しく紹介しています。

後期仕様のライト類を取り入れた白いランドクルーザー100のフロント外観

1998年式ながら後期仕様のライト類を取り入れたランドクルーザー100。年式だけで現在の部品を判断できない実例です。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

中古車は配線加工も確認

社外フォグやLEDがすでに付いている場合、純正カプラーをそのまま使っているとは限りません。

変換ハーネス、延長配線、抵抗、リレーなどが追加されている場合もあります。

配線を切って接続している車では、新しい商品を付けるときに純正状態へ簡単に戻せないこともあります。

外から見えるライトだけでなく、裏側まで見るのがポイントです。

純正部品や中古灯体を探すときの考え方は、ランクル100の部品供給とレストアも参考にしてください。

フォグ交換は左右で行う

片側だけ球切れした場合でも、私は左右同時交換を考えます。

同じ時期に取り付けたハロゲンなら、もう片側も使用時間が近いためです。

また、新品と長く使ったバルブでは、左右で色味が違って見える場合があります。

LEDへ変更するときは、なおさら左右を同じ商品でそろえたいですね。

交換作業では電源を切り、バルブや周囲が十分冷えた状態で作業します。

取り外し方は現在のバンパーや灯体によって変わるため、見えない場所を無理に引っ張らないことも大切です。

カプラーのロックが固くなっている100系も考えられます。

年数が経った樹脂部品は新品時と同じ感覚では扱わない方がいいでしょう。

フォグカバーの破損も見る

バルブ交換のついでにフォグランプ周辺を見ておくと、カバーや固定部の劣化に気づけます。

ランクル100は車齢を考えると、樹脂製のツメやクリップが傷んでいても不思議ではありません。

カバーが少し浮いている、走行中に振動する、片側だけ隙間が大きいといった場合は、取り付け部も見てみましょう。

交換カバーを探すなら、前期・中期・後期だけでなく、現在のバンパーが純正100系なのかシグナス系なのかも確認します。

塗装済みの中古部品なら、色番号が同じでも経年による色の差が出ることがあります。

水滴や曇りも確認する

バルブ交換後に気をつけたいのが防水です。

カプラーが奥まで入っていなかったり、パッキンが正しく密着していなかったりすると、灯体内部へ湿気が入りやすくなります。

LED化で純正とは違う配線を追加した場合も同様です。

軽い曇りが一時的に出ることと、内部に水がたまる状態は同じではありません。

交換後に大きな水滴が残るようになったなら、バルブ周辺の取り付け状態をもう一度確認したいですね。

ハル
ハル
ライト交換ってバルブを差し替えれば終わりに見えますが、100系だとカプラーや樹脂部品の年数も考えたいです。壊して余計な部品まで必要になったら悲しいですからね。
妻さん
妻さん
安く自分で交換しようとしてカバーまで割ったら、結局高くついちゃうもんね。古い車ほど丁寧に触った方がよさそう。

ウインカーとポジション

フォグをLEDにすると、次に気になりやすいのがウインカーやポジションとの色の違いです。

ただし、ここはフォグ以上に年式差を意識してください。

ウインカーは年式で変わる

ランクル100のフロントウインカーは、前期と中期ではS25ピン角違い、後期ではT20ピンチ部違いが基本です。

リア側も途中で仕様が変わっています。

年式区分 フロント サイド リア
1998年1月~2002年7月 S25ピン角違い T10 T20シングル
2002年8月~2005年3月 S25ピン角違い T10 T20ピンチ部違い
2005年4月~2007年6月 T20ピンチ部違い T10 T20シングル

フォグはHB4で共通しやすいのに、ウインカーはこうして途中で変わります。

なので、フォグ・ポジション・ウインカーを一度にLED化する場合ほど、ひとつずつ適合を確認してください。

購入候補になるのは、実車の年式と灯体に合ったS25またはT20のアンバーウインカーバルブです。

LED化ではハイフラに注意

ウインカーを白熱球からLEDへ変更すると、消費電力の違いによって点滅が通常より速くなることがあります。

いわゆるハイフラですね。

そのため、LEDウインカーを選ぶときは形状だけでなく、車両側との組み合わせやハイフラ対策の方法も確認する必要があります。

抵抗内蔵タイプもありますが、抵抗部分は熱を持つため、設置条件まで商品説明を見てください。

「抵抗内蔵だから何も考えなくていい」という話ではありません。

また、ウインカーは橙色の光が必要なので、クリアレンズへ変更した車では実際の発光色も確認しましょう。

ポジションランプはT10

ランドクルーザー100のポジションランプは、前期・中期・後期とも適合表ではT10・12V5Wです。

ここはLED化しやすい場所の一つですね。

選ぶならT10のLEDポジションバルブが候補になります。

ただ、ポジションだけ真っ白、ヘッドライトは暖色、フォグは黄色という組み合わせにすると、正面から見た印象がかなり変わります。

それを個性として楽しむならありですが、統一感を出したいなら点灯時の色合いも考えたいところです。

夜の街灯に照らされたランドクルーザー100のフロントとライトまわり

夜のランドクルーザー100。フォグ、ポジション、ヘッドライトは点灯時の色合いも見ながら選ぶと全体像を想像しやすくなります。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

リアランプも仕様変更に注意

K.Tさんの100系は、テールランプを後期シグナス仕様に変更しています。

このような車でリアのウインカーやランプ類を交換する場合も、新車時の1998年仕様だけを見ないようにしましょう。

現在付いているテールランプの仕様に合わせてバルブを確認する必要があります。

さらに後期100系では、テール&ストップがLEDになっている仕様があります。

前期と同じ感覚で「全部バルブ交換できる」と思わないことも大切です。

夜にリアランプが点灯したランドクルーザー100の後部

後期シグナス仕様のテールランプへ変更されたランドクルーザー100。カスタム車では現在の灯体に合わせた確認が必要です。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

LED化で失敗しない考え方

ランクル100のフォグをLED化すること自体は難しい話ではありません。

ただ、検索結果だけを見て勢いで買うと失敗しやすい部分でもあります。

ここでは私ならどこを見るかを具体的に紹介します。

HB4だけで決めない

まず、商品タイトルに「HB4」と書いてあるだけでは購入を決めません。

同じHB4でも、LEDバルブ本体の長さ、放熱部分の直径、ファンの有無、配線の位置などは商品ごとに違います。

灯体へ固定できても、後ろが車体側へ当たれば使えません。

カプラーが無理な角度になったり、泥や水が当たりやすい場所へ放熱部が露出したりする製品も避けたいところです。

さらに、製品メーカーがランクル100への装着確認を公開しているなら、その情報を優先して見ます。

「HB4汎用」という表示より「UZJ100・HDJ100系で確認済み」の方が判断材料は増えますよね。

ランクル100の純正フォグがHB4でも、シグナス用灯体や社外フォグへ変更済みなら話は別です。

特に中古車は、今付いているバルブを確認してから商品を注文するのが近道です。

車検対応表記も確認する

LEDフォグを購入するときは、公道使用を想定した製品なのか確認してください。

競技用や作業灯として販売されている商品を、形が似ているからという理由だけで純正フォグの代わりに使うのは避けたいですね。

灯火は色だけで判断されるものでもありません。

取り付け位置、点灯状態、光の出方なども関係します。

だからこそ、製品メーカーが示す適合条件を守って装着することが大切です。

左右の色をそろえる

前部霧灯は白色または淡黄色が基本で、同時に点灯する左右は同じ色にそろえます。

片側だけ球切れしたときに、とりあえず別の色のバルブを入れて走るという使い方は避けましょう。

色切替式LEDの場合も、左右が同じモードで点灯することを確認します。

エンジン始動やスイッチ操作のたびに左右で違う色になるような状態では困ります。

雪道では発熱の違いも考える

ランクル100は雪国で乗っている人も多い車です。

K.Tさんも山形県で使用しており、冬は純正サイズのタイヤへ戻して乗っていました。

雪道でLEDフォグを使うなら、ハロゲンとの発熱の違いも知っておきたいところです。

LEDは灯具前面へ伝わる熱が少ない組み合わせがあり、降雪条件によってはレンズ表面に付いた雪が残りやすくなることがあります。

だから、雪国だから必ずLED、あるいは必ずハロゲンという答えではありません。

普段走る環境と、フォグを何のために使うかで選びたいですね。

ハル
ハル
ランクルって雪道で使う人も多いので、ライトは見た目だけで決めない方がいいと思っています。冬にどう使うかまで考えると選び方が変わりますよ。
妻さん
妻さん
白いLEDはきれいだけど、雪の日に使うなら実際に見やすいかも大事だね。毎日乗るならそこは無視できないね。

購入候補を決める手順

ここまでの内容を踏まえると、ランクル100のフォグ用品は「人気商品から選ぶ」のではなく、自分の車から逆算して候補を絞る方が分かりやすいです。

私なら次の順番で確認します。

車両情報から確認する

まず車検証で初度登録年月と型式を見ます。

次に、純正100系のフロントまわりなのか、後期化やシグナス化などのカスタムが入っているのかを実車で確認します。

そしてフォグバルブを見て、現在の形状がHB4なのかを確認。

ここまで合えば、ようやく商品選びです。

私ならこの順番で選びます。

車検証の年式・型式 → 現在の灯体 → バルブ形状 → カプラー → LEDなら後方スペース → 発光色 → 車種適合 → 公道使用条件。

フォグランプカバーを交換するなら、ここへバンパー形状と左右の違いも加えます。

ウインカーの場合はS25かT20か、ポジションならT10かを同じように確認すればOKです。

用途からLEDを選ぶ

街乗り中心で見た目を現代的にしたいなら、白色LEDは候補になります。

雨や雪、霧でフォグを使う機会が多いなら、淡黄色も比較したいですね。

純正らしさや灯体との相性を優先するなら、HB4ハロゲンを選び直すのも十分ありです。

LEDにしないと古い、ということはまったくありません。

100系はそもそものデザインに存在感があります。

むしろ純正らしい光り方を残した方が似合うと感じる人もいるでしょう。

あなたがランクル100を見たとき、どんな雰囲気が一番好きでしょうか。

そこから決めてもいいと思います。

ほかの用品も適合を優先する

フォグ以外にも、ポジション、ウインカー、洗車用品、車載用品などを探している場合は、ランクルの必需品・便利グッズ|オーナーズセレクトもまとめてあります。

100系は現行ランドクルーザーとは年式も電装品も違います。

用品を購入するときは「ランドクルーザー対応」という大きなくくりではなく、100系の年式・型式・現在の装備まで見て選んでください。

ランクル100のフォグに関するよくある質問(FAQ)

Q1. ランクル100のフォグランプの型式は何ですか?

A. 国内向けランドクルーザー100の純正フォグランプは、適合表では前期・中期・後期ともHB4が基本です。

ただし、シグナスはH3となり、社外灯体やシグナス仕様へ変更された車では純正100系と同じとは限りません。

中古車の場合は年式だけで判断せず、現在装着されているバルブまで確認してから購入してください。

Q2. ランクル100のフォグランプはLEDに交換できますか?

A. HB4に対応し、車両と灯体への適合が確認できるLEDバルブなら候補になります。

ただし、差し込み形状だけでなく、LED本体の後方スペース、放熱部、防水性、配光なども確認する必要があります。

明るさの数字だけで決めず、100系への装着確認が取れている商品を優先すると選びやすいですよ。

Q3. ランクル100のフォグは白と黄色のどちらがおすすめですか?

A. 街乗りでヘッドライトとの見た目を合わせたいなら白色、雨・霧・雪などで使うことを重視するなら淡黄色も候補です。

前部霧灯は白色または淡黄色が基本となり、左右で同じ色にそろえる必要があります。

どちらが絶対に上ということではなく、普段の走行環境から選ぶのがおすすめです。

Q4. ランクル100のウインカーバルブは全年式共通ですか?

A. 共通ではありません。

適合表では1998年1月~2005年3月のフロントウインカーがS25ピン角違い、2005年4月以降はT20ピンチ部違いとなっています。

リア側にも年式による違いがあるので、LED化する場合はフロントとリアを別々に確認してください。

Q5. 後期仕様のランクル100も年式通りのバルブを買えばいいですか?

A. 外装や灯体を後期仕様へ変更しているなら、初度登録年月だけで選ばない方がいいです。

今回紹介したK.Tさんの車も1998年式ですが、後期US仕様のヘッドライトや後期シグナス仕様のテールランプへ変更されています。

現在装着されている灯体やバルブを確認し、その仕様に合わせて用品を選んでください。

ランクル100のフォグ選びまとめ

ランクル100のフォグランプは、純正100系なら前期・中期・後期ともHB4が基本です。

そのため、純正灯体を使っている車ならHB4ハロゲンやHB4対応LEDから探し始めると分かりやすいでしょう。

ただし、100系は1998年の登場から長い年月が経っています。

後期化、シグナス化、海外仕様ライト、社外フォグなどへ変更された中古車もあります。

「ランクル100だからHB4」と決め打ちせず、現在の灯体まで確認してから購入することが一番大切です。

また、フォグは明るさを競うためのライトではありません。

白色か淡黄色か、必要な場所へ光が届くか、周囲へ余計なまぶしさを出さないかまで考えて選びたいですね。

ウインカーについては年式によってS25とT20が変わり、ポジションランプはT10が基本となります。

複数のライトを一度にLED化するときほど、それぞれの規格を個別に確認してください。

  • 純正ランクル100のフォグはHB4が基本
  • シグナスのフォグは100系と同じとは限らない
  • 前後期仕様へ変更済みなら現在の灯体を確認する
  • LEDは形状だけでなく後方スペースと配光も見る
  • フォグは白色または淡黄色から用途に合わせて選ぶ
  • フロントウインカーは後期でS25からT20へ変わる
  • ポジションランプはT10が基本
  • フォグカバーはバンパーと灯体の仕様まで確認する

ランクル100は、ライトを少し変えるだけでもフロントの印象がかなり変わる車です。

だからこそ、数字だけで派手な商品を選ぶより、今の100系の雰囲気と使い方に合うものを選んでみてください。

純正らしさを残すのもいいですし、適合をきちんと確認したうえでLED化して現代的に仕上げるのもいいと思います。

長く乗れる100系だからこそ、ライトも「付けばいい」ではなく、これから先も気持ちよく使える組み合わせを選びたいですね。

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ハル

ランクル完全ガイドを運営しているハルです。現在は、ランドクルーザープラド150 TX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。家族4人での使い勝手、維持費、燃費、乗り心地、カスタム、内装用品、盗難対策、リセール、買取などを、ランクルオーナー目線で発信しています。自動車評論家でも販売店でもありませんが、実際に乗っているからこそ分かる良いところ、気になるところをできるだけ正直に書いていきます。

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