こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
FJクルーザーは、ノーマルのままでも十分個性的ですが、タイヤやホイール、リフトアップ、ルーフラック、バンパーまで手を入れると雰囲気がガラッと変わります。
実際、北海道在住のFJクルーザーオーナー・K.Mさんの車両も、タイヤ、ホイール、ブルバー、ルーフラック、JAOSのマッドフラップなどが装着されていて、FJらしい楽しみ方がよく伝わってきます。
ただ、カスタムパーツを見始めると欲しいものが次々に出てくるんですよね。
私もプラド150に乗っているので、この気持ちはかなり分かります。
そこで大事なのが、見た目から部品を足すのではなく、何に使う車なのか、いくら使うのか、車検や構造変更へどう対応するのかを最初に決めることです。
FJクルーザーはカスタムの選択肢が多いぶん、順番を間違えると「タイヤが干渉する」「車高を上げたら乗り心地が好みと違った」「思った以上に工賃がかかった」ということも起こります。
この記事では、国内で2010年から2018年まで販売された旧型のトヨタFJクルーザーを対象に、カスタムの順番、費用、車検、DIY、JAOS・ARB・GI★GEAR・モトレージ・モデリスタまでまとめて解説します。
2026年に発売されたランドクルーザーFJとは別の車なので、その点も混同しないように見ていきましょう。
記事のポイント
- FJクルーザーをカスタムする順番
- タイヤや足回りにかかる費用の考え方
- 車検対応と構造変更で確認するポイント
- JAOSやARBなど主要ブランドの違い
カスタムは順番が大切
FJクルーザーを自分好みに仕上げるなら、最初にパーツを買うのではなく、完成した車をどのように使うのかを考えてみてください。
街乗り中心なのか、キャンプへ行くのか、雪道を走るのか、本格的な林道まで入るのかで必要なパーツはかなり変わります。
用途からカスタムを決める
街乗り中心なら、ホイール、オールテレーンタイヤ、マッドフラップなど、日常で扱いにくくなりにくい変更から始めやすいでしょう。
キャンプへ行くならルーフラックや荷室用品が候補になりますし、林道や岩場へ入るならスキッドプレートやサイドシル周辺の保護も意味を持ってきます。
雪国なら、外観よりスタッドレスタイヤを優先した方が実際の使い勝手につながります。
「何を付けるか」より「何のために付けるか」から考えると、使わないパーツへお金を使いにくくなりますよ。
FJクルーザーそのものの特徴やサイズ、燃費から確認したい方は、FJクルーザーの中古価格・燃費・サイズをまとめた総合ガイドも参考にしてください。
予算は完成形から考える
カスタム費用も、パーツを一個ずつ買いながら考えるより、完成したい姿から逆算した方が分かりやすいです。
例えばリフトアップして大きめのタイヤを履かせたいなら、サスペンションだけの価格を見て終わりではありません。
タイヤ、ホイール、足回り、取付工賃、アライメント調整など、関連する費用まで考える必要があります。
さらにバンパーやルーフラックまで追加すれば、車両重量や全高も変わってきます。
私なら最初に「タイヤ・ホイール」「足回り」「外装」「積載」の4つへ予算を分けます。
全部を一度に変える必要はなく、優先順位の高いところから進めれば十分です。
フルカスタムは一気に進めない
FJクルーザーのフルカスタム車を見ると、最初から同じ姿へしたくなります。
ただ、実際にはタイヤサイズと車高、ホイールの位置、バンパー、フェンダーなどがお互いに関係します。
別々のタイミングで適当に選んでしまうと、後から付けたいパーツと組み合わせられないこともあります。
フルカスタムを考えているなら、最初にショップへ完成形を見せて、使用予定のパーツをまとめて確認する方が無駄を減らせるでしょう。
最初はタイヤと足回り
FJクルーザーの外観を変えたい人にも、悪路で使いたい人にも関係するのがタイヤと足回りです。
ここを基準にすると、その後のホイールや車高、フェンダー周辺も決めやすくなります。
タイヤで印象が大きく変わる
国内仕様のFJクルーザーでは、17インチ車の代表的な純正タイヤサイズとして265/70R17が使われています。
現在もこのサイズでは、オールテレーン、マッドテレーン、スタッドレスなど多くの商品を選べます。
純正サイズを基準に用途別の候補を比べるなら、FJクルーザーのタイヤサイズと交換時の選び方も参考にしてください。
楽天市場や楽天CarでもFJクルーザー向け265/70R17のタイヤやホイールセットが現在販売されているので、選択肢はかなり豊富です。
FJクルーザー対応のタイヤ・ホイール4本セットを通販で比較してから、取付費まで含めて考えると予算を立てやすいでしょう。
ただし、同じ17インチでもタイヤ外径、幅、ホイールのインセットによって車体との位置関係は変わります。
見た目だけでサイズアップすると、ハンドルを大きく切ったときにインナー側へ接触する場合もあるので注意してください。
ホイールは位置関係も見る
ホイールはデザインや色へ目が行きますが、FJクルーザーではリム幅、インセット、タイヤとの組み合わせまで確認したいところです。
タイヤをフェンダーぎりぎりまで外へ出すスタイルは迫力があります。
しかし、公道を走る車なら車体からタイヤやホイールが不適切に突出しないことが前提になります。
ブレーキやサスペンションとの干渉も避けなければいけません。
商品ページに「FJクルーザー対応」と書かれていても、リフト量やタイヤサイズなど現在の車両状態によって条件が変わる点は覚えておいてください。
リフトアップは乗り味も変わる
FJクルーザーらしいカスタムとして定番なのがリフトアップです。
現在もJAOSではFJクルーザー用BATTLEZリフトアップセットが複数販売され、確認時点では14万円台から16万円台の商品があります。
モトレージでもTERRAサスペンションキットが販売されており、仕様によって20万円台から選べます。
つまり、FJクルーザーは販売終了から時間がたっていても、足回りの選択肢が残っている車なんです。
ただし、リフトアップは車高だけを上げる作業ではありません。
ショック、スプリング、ラテラルロッド、スタビライザー周辺など、上げ幅に応じて考える部品が増えます。
アライメントまで考える
足回りを変更した後は、タイヤの向きや接地状態も確認したいところです。
アライメントが合っていなければ、タイヤの偏摩耗や直進時の違和感につながる場合があります。
サスペンション本体だけで予算を使い切らず、取付と調整まで含めた金額を見るのがおすすめです。
カスタム費用の考え方
FJクルーザーのカスタム費用は、どこまで手を入れるかでかなり変わります。
ここでは現在確認できる商品価格を踏まえながら、予算を考えるための目安を見ていきます。
| カスタム | 費用感 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 小物中心 | 数千円〜数万円 | デカール、マッドフラップ、小物、簡単な外装品 |
| タイヤ・ホイール | 十数万円〜30万円前後 | 17インチのタイヤ・ホイール4本セットなど |
| リフトアップ | パーツだけで十数万円〜30万円前後 | スプリング、ダンパー、関連部品 |
| 外装・積載 | 商品により大きく変動 | バンパー、サイドステップ、ルーフラックなど |
| フルカスタム | 50万円超〜100万円超もあり得る | タイヤ、足回り、外装、積載用品、工賃など |
これらはあくまで一般的な予算感で、商品、施工内容、車両状態、地域によって変わります。
10万円以内でも楽しめる
10万円以内なら、マッドフラップ、小物、グリル周辺、灯火類、内装、簡単なDIYなどから始められます。
GI★GEARでは現在もFJクルーザー用テールライトガード、スペアタイヤブラケット、サイドチューブバーなどが販売されています。
モトレージにもグリル、マッドフラップ、各種ガード類などがあります。
FJクルーザー用カスタムパーツを通販で比較するだけでも、どの方向へ仕上げたいかイメージしやすくなるでしょう。
30万円前後で選択肢が増える
30万円前後まで考えられるなら、タイヤとホイール一式やリフトアップが現実的になります。
このあたりから見た目だけではなく、乗り味にも変化が出てきます。
個人的には、外装パーツをたくさん付けるより、最初にタイヤ・ホイールと足回りへ予算を使う方がFJらしさを出しやすいかなと思います。
100万円超なら計画が重要
足回り、タイヤ、ホイール、ルーフラック、バンパー、サイドステップ、ガード類などを一通り変更すれば、総額が100万円を超えるケースも十分考えられます。
工賃や塗装費もありますから、パーツ価格を足しただけでは完成時の総額になりません。
フルカスタムを目指すほど、個別購入よりショップへ完成形を相談する意味が大きくなります。
車検対応を先に確認する
FJクルーザーのカスタムで外せないのが車検と保安基準です。
特にタイヤ、ホイール、車高、バンパー、灯火類を変更するなら、購入前に確認しておきたいところ。
車検対応表示だけで決めない
自動車技術総合機構は、後付けパーツに「車検対応」などの表示があっても、その表示だけで保安基準に適合すると扱うわけではないと案内しています。
同じパーツでも、装着する車や取り付け方法によって基準へ適合しない場合があるためです。
つまり「車検対応パーツだから何をしても大丈夫」ではありません。
車両全体が保安基準へ適合していることが必要になります。
構造変更が必要な場合もある
車の長さ、幅、高さなどが改造によって変化した場合、変更内容によっては構造等変更検査が関係します。
一方、後付け部品には「指定部品」という考え方もあり、取付方法や条件によっては車検証の記載変更や構造変更を必要としない場合があります。
そのため、「車高を上げたら必ず構造変更」「バンパーを変えたら必ず構造変更」と一律には言えません。
パーツの種類、取付方法、現在の車両寸法を合わせて見る必要があります。
中古のFJクルーザーでは、すでに前オーナーによる改造が入っていることがあります。
購入後に追加カスタムするなら、現在の車検証と実車の状態を基準に考えてください。
タイヤの突出にも注意する
国土交通省は、不正改造の具体例としてタイヤやホイールの車体外への不適切な突出を挙げています。
オーバーフェンダーを付ければ何でも解決するわけでもありません。
タイヤ、ホイール、フェンダーを一つの組み合わせとして考えることが大切です。
(出典:国土交通省「不正改造の具体例」)
灯火類は取付位置も見る
FJクルーザーにはルーフライトや追加フォグなどがよく似合います。
ただ、灯火類には色、明るさ、取付位置、点灯方法などに基準があります。
海外仕様のパーツだから日本でもそのまま公道使用できる、とは考えない方がいいでしょう。
輸入バンパーなどへライトを組み合わせる場合も、パーツだけでなく完成後の状態を確認してください。
ブランドごとの特徴
FJクルーザーは生産終了車ですが、2026年現在でも専用パーツを販売しているブランドがあります。
ここでは検索されることが多いJAOS、ARB、GI★GEAR、モトレージ、モデリスタを見ていきます。
JAOSは幅広く選べる
JAOSは現在もFJクルーザー専用の商品ページを設けています。
確認時点では、サスペンション、スキッドプレート、外装用品、ホイールなど多くの商品が掲載されています。
BATTLEZのリフトアップセットも複数あり、街乗りからアウトドアまで方向を決めやすいブランドです。
K.MさんのFJクルーザーにもJAOS製マッドフラップが装着されています。
ARBはアウトドアと好相性
ARBはオーストラリア発の4WD用品ブランドで、バンパー、ルーフラック、サイドステップ、サスペンション、リカバリー用品など幅広く展開しています。
国内のARB公式サイトでもFJクルーザー向けルーフラックやフロアマットなどを現在確認できます。
キャンプ用品までブランドをそろえられるので、アウトドア中心でFJを使いたい人とは相性がいいでしょう。
ただし、重量のあるラックやバンパーを追加する場合は、車高や車両重量への影響も見ておきたいところです。
モトレージは足回りも豊富
神戸の4WDショップ、モトレージでは現在もFJクルーザー専用パーツが多数販売されています。
TERRAサスペンション、コイルスプリング、ラテラルロッド、ガード類、フェンダー、グリルなど選択肢はかなり幅広めです。
特に足回りではリフト量を細かく選べる商品があるので、「とにかく上げたい」ではなく、使い方に合わせて考えたい人には魅力があります。
GI★GEARは外装が豊富
GI★GEARもFJクルーザー向けパーツを現在販売しています。
テールライトガード、スペアタイヤブラケット、サイドチューブバーなど、外観を変えやすい用品が見つかります。
比較的手を出しやすい価格の商品もあるので、大掛かりな足回り変更より外装から楽しみたい人にも選択肢になるでしょう。
モデリスタは旧製品に注意
「FJクルーザー モデリスタ」で検索する人も多いと思います。
旧型FJクルーザーについては、2010年の国内発売時にモデリスタからJAOS VERSIONやホイール、テールパイプフィニッシャーなどが発売されていました。
ただし、現在モデリスタが大きく展開している「ランドクルーザーFJ」の商品は、2026年発売の新しいランドクルーザーFJ向けです。
旧FJクルーザー用とランドクルーザーFJ用は別物なので、名前だけを見て注文しないよう注意してください。
旧FJクルーザー用モデリスタ製品を探す場合は、中古品や販売店の在庫などを含めて適合を確認する形になります。
DIYでできるカスタム
FJクルーザーはDIYを楽しんでいるオーナーも多い車です。
ただ、すべてを自分で取り付ければ得になるわけではありません。
小物から始めやすい
工具に慣れていないなら、まずは内装小物、簡単なボルトオン用品、交換手順が明確なアクセサリーなどから始めるのがおすすめです。
作業前後の写真を撮っておくと、元の状態へ戻すときにも役立ちます。
内装小物から始めるなら、FJクルーザーの内装カスタム7選で、操作を妨げにくい身近な改善方法を確認できます。
取り外した純正部品やボルトも捨てずに残しておきましょう。
足回りは難易度が上がる
サスペンションやブレーキなどは、取り付け後の状態が走行へ直接関係します。
DIY動画を見て作業できそうに感じても、必要な工具、締付管理、ジャッキアップ環境までそろっているかは別の話です。
特に重量のあるFJクルーザーでは、安全に車体を保持できる設備も必要になります。
「作業できるか」だけではなく、「作業後の状態を確認できるか」まで考えて線引きするのがいいでしょう。
電装品は配線処理も重要
追加ライト、電源、ドラレコ、電装アクセサリーなどはDIYしたくなる部分です。
ただし、電源の取り方、防水、ヒューズ、配線の固定が不十分だと、後からトラブルの原因になります。
オフロードや雪道を走るFJなら、泥、水、振動を受けることまで想定した配線が必要です。
外装パーツの選び方
FJクルーザーは四角いボディなので、外装パーツ一つでもかなり印象が変わります。
ただ、存在感だけで選ばず、重量や使い勝手も一緒に考えてください。
バンパーは重量も確認
ブルバーや社外バンパーを装着すると、FJクルーザーの雰囲気はかなりワイルドになります。
一方、金属製の大型パーツではフロント側の重量が増えます。
その状態でサスペンションを選ぶ場合は、純正バンパーの車両と同じ条件にならないこともあります。
モトレージでも、重い社外バンパーやウインチ装着車ではサスペンション選択時に事前確認するよう案内しています。
ルーフラックは高さを見る
ルーフラックはキャンプとの相性がいい一方、全高、風切り音、洗車、駐車場へ影響します。
さらに荷物を屋根へ載せれば重心も高くなります。
見た目が気に入ったから常時大荷物を載せるのではなく、積載方法まで考えて使う方がいいでしょう。
マッドフラップは実用品でもある
マッドフラップは見た目だけのカスタムに見えますが、泥や小石の跳ね上げを抑える役割もあります。
雪道や砂利道を走るFJクルーザーとも相性のいい部品ですね。
こういう実用品から始めるのもFJらしいカスタムだと思います。
悪路向けカスタムの考え方
FJクルーザーは純正状態でもフルフレーム構造、パートタイム4WD、最低地上高230mmを持つ本格四駆です。
だからこそ、悪路向けカスタムでは「もっと付ければもっと走れる」と単純に考えないことも大切になります。
スキッドプレートで下回りを守る
荒れた路面では、タイヤより先に車体下部が岩や段差へ触れる場面があります。
そのため、スキッドプレートやデフガードなど、ぶつけやすい場所を守るパーツには実用的な意味があります。
FJクルーザーがもともと持つ悪路装備や限界については、FJクルーザーの走破性と悪路装備の解説で詳しく紹介しています。
大径タイヤだけでは決まらない
タイヤ外径を大きくすると、見た目も地面との距離も変わります。
しかし、重いタイヤになれば加速、ブレーキ、燃費、ステアリングの感覚へ影響することがあります。
雪、泥、岩場など、走る路面に合ったタイヤを選ぶ方が重要です。
積載するなら重量も考える
ルーフラック、ルーフテント、バンパー、ガード、工具、キャンプ用品まで追加していけば、少しずつ車両は重くなります。
満載状態で使うことが多いなら、その状態も想定して足回りを選んだ方がいいでしょう。
牽引まで考えている方は、FJクルーザーの牽引能力とヒッチ取付の注意点もあわせて確認してください。
街乗りとの両立も考える
カスタムしたFJクルーザーが一番長く走る場所は、実は舗装された一般道という人も多いと思います。
週末の数時間だけではなく、毎日の使い方まで考えることが大切です。
乗り心地を犠牲にしすぎない
リフトアップ量を大きくしたり、重量のあるタイヤへ変更したりすれば、純正状態とは乗り味が変わります。
家族も乗るFJなら、自分が格好いいと思うかだけでなく、助手席や後席に乗る人の感想も意外と大事です。
街乗りや高速道路での感覚については、FJクルーザーの街乗りと高速道路での乗り心地も参考になると思います。
燃費への影響もある
FJクルーザーはもともと4.0L V6を搭載する車なので、燃料消費の少なさを狙う車ではありません。
K.Mさんの実例では、街乗り約6.5km/L、遠出約9.0km/Lとのことでした。
そこへ重量のあるタイヤ、ラック、バンパーなどを追加すれば、条件によって燃費へ影響する可能性があります。
カスタム代だけでなく、その後何年も乗る維持費まで見ると現実的ですよ。
ショップ選びで見ること
FJクルーザーを大きく変更するなら、商品以上に施工するショップ選びも大切です。
特に足回りや車体寸法へ関わるカスタムでは、取り付けた後まで見てもらえるかを確認してください。
見積もりの範囲を確認する
サスペンション交換の見積もりなら、パーツ代だけなのか、取付工賃、調整まで含まれているのかを確認します。
タイヤやホイールなら、組み込み、バランス調整、廃タイヤ処分なども条件が違います。
タイヤ購入と取付サービスをまとめて比較できるサービスもあるので、総額で比較する方が分かりやすいでしょう。
車検まで対応できるか見る
私なら、リフトアップやフェンダー変更まで行うなら「この仕様のまま今後の車検まで見てもらえるか」を聞きます。
取り付けだけして、その後の適合確認は別という店より、完成した状態まで把握してくれる店の方が相談しやすいからです。
施工保証も確認する
新品パーツそのものの保証と、取付作業に対する保証は別の場合があります。
異音や緩みなどが出た場合に、どこまで点検してもらえるのかも聞いておきましょう。
遠方の有名店へ依頼する場合は、取り付け後の点検をどこで受けるかも考えておくと安心です。
失敗しにくい進め方
カスタムは完成した瞬間だけではなく、その後何年も使うことを考えて決めると後悔を減らせます。
特にFJクルーザーは中古車が中心なので、現在の車両状態を確認してから始めてください。
純正部品を残しておく
ホイール、グリル、サスペンション、外装部品など、取り外した純正品を保管できるなら残しておくのがおすすめです。
乗り味を元に戻したいときや、売却時に純正仕様へ近づけたいときに選択肢が残ります。
中古車は改造履歴も見る
これからFJクルーザーを買う人は、完成したカスタム車を購入する方法もあります。
ただし、装着されているブランドだけで判断するのではなく、誰が施工したのか、車検へどう対応しているのか、アライメントや整備履歴が残っているかも確認してください。
中古車購入時の確認ポイントは、FJクルーザーの中古車選びで確認したいポイントで詳しくまとめています。
完成を急がない
FJクルーザーは純正状態でも十分キャラクターがある車です。
まず乗ってみて、「ここをもう少し変えたい」と感じたところから手を入れても遅くありません。
むしろ一つ変更するたびに見た目や乗り味の変化を楽しめるのが、カスタムの面白いところだと思います。
私なら、タイヤ→ホイール→足回り→実用品→外装の順で考えます。
雪道、キャンプ、街乗りなど目的によって順番を入れ替えながら、自分のFJに必要なものだけ追加していくイメージです。
FJクルーザーのカスタムFAQ
最後に、FJクルーザーのカスタムで特に検索されやすい疑問へまとめて回答します。
Q1. FJクルーザーは最初にどこをカスタムするべき?
A. タイヤと足回りから考えるのがおすすめです。
タイヤサイズや車高はホイール、フェンダー、乗り心地にも関係するため、外装を先に大量に付けるより完成形を決めやすくなります。
ただし、雪国ならスタッドレスタイヤ、キャンプ中心なら積載用品など、普段の用途を優先してください。
Q2. FJクルーザーをフルカスタムするといくらかかる?
A. 内容によって大きく変わりますが、100万円を超える仕様も十分考えられます。
タイヤ・ホイール、サスペンション、ルーフラック、バンパー、ガード類、取付工賃などを重ねると金額は大きくなります。
一方、小物やマッドフラップなどから始めれば数万円でも楽しめるので、最初からフルカスタムする必要はありません。
Q3. 車検対応と書かれたパーツなら必ず車検に通る?
A. 必ず通るという意味ではありません。
後付けパーツは、取り付ける車両や方法によって保安基準への適合状態が変わります。
パーツ単体の表示だけではなく、装着後の車両全体で判断する必要があります。
Q4. FJクルーザーのカスタムはDIYでもできる?
A. 小物や簡単なボルトオン用品ならDIYで楽しめるものがあります。
ただし、足回り、ブレーキ、大掛かりな電装などは、取り付け後の確認までできることが前提です。
作業できるかどうかだけでなく、安全なジャッキアップ環境や工具まで含めて判断してください。
Q5. JAOSとARBとモトレージはどれがおすすめ?
A. どれが一番というより、作りたいFJに合わせて選ぶのがいいでしょう。
JAOSは足回りから外装まで幅広く、ARBはアウトドアや本格4WD用品との組み合わせが魅力です。
モトレージはFJ専用の足回りやガード類が豊富で、GI★GEARは外装パーツを探したいときにも候補になります。
ブランド名だけではなく、適合、目的、施工方法まで比べて選んでください。
FJクルーザーのカスタムまとめ
FJクルーザーは、生産終了から時間がたった現在でもJAOS、ARB、モトレージ、GI★GEARなどからパーツを選べる、カスタムを楽しみやすい車です。
ただし、最初から見た目だけでパーツを追加するのはおすすめしません。
- 街乗り・雪道・キャンプ・悪路など用途を決める
- タイヤと足回りを基準に完成形を考える
- パーツ代だけでなく工賃と調整費も見る
- 車検対応表示だけに頼らず装着状態を確認する
- 構造変更の要否まで考えて施工する
- 純正部品はできるだけ残しておく
- フルカスタムはショップと完成形を共有する
特に重要なのは、用途・予算・構造変更の要否を決めてからパーツを選ぶことです。
FJクルーザーは、タイヤとホイールを変えるだけでも十分雰囲気が出ます。
そこから実際に乗って、「もう少し車高を上げたい」「キャンプ道具を積みたい」「下回りを守りたい」と感じたところへ手を入れていけばいいんです。
完成を急がず、自分の使い方に合わせて少しずつ変化させていく。
私は、その過程まで含めてFJクルーザーのカスタムの楽しさかなと思います。





