こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
FJクルーザーが好きな人ほど、次の車選びは意外と難しいんですよ。
丸目ヘッドライト、四角いボディ、背面スペアタイヤ、短めの全長、そして4.0L V6。
どこか一つだけ似たSUVはあっても、全部を同じ方向でまとめた車はなかなか見つかりません。
北海道で実際にFJクルーザーへ乗っているK.Mさんからも、4.0Lの余裕や雪道での頼もしさだけでなく、「欠点もあるけれど手をかけるほど愛着が湧く」という話を聞いています。
私自身はランドクルーザープラド150に乗っていますが、車を家族で使っていると、見た目の好みだけでは決められない場面も多いです。
後席へ乗り降りしやすいか、買い物や旅行の荷物を積めるか、自宅の駐車場で毎日扱えるか。
そこで今回は、FJクルーザーみたいな車を探している人向けに、個性派SUVを7台に絞って比べます。
見た目だけでなく、ボディ寸法、4WDの仕組み、後席、荷室、車両価格、維持費まで比べるのがポイントです。
記事のポイント
- FJクルーザーに似てる車7台の特徴
- 小型SUVやノマドとのサイズ差
- レンジローバー系やピックアップとの違い
- 用途と維持費から代替車を選ぶ方法
FJクルーザーに似てる車7選
まずは、FJクルーザーの代わりとして検討しやすい7台を見ていきます。
「外観が似ている」「本格四駆として近い」「小さくして乗りやすい」「ピックアップとして使いたい」など、似ている理由は車ごとに違います。
今回の比較基準は、FJクルーザーの雰囲気を残しながら、あなたが不便に感じている部分を解消できるかどうかです。
ランドクルーザーFJ
最初に比べたいのは、2026年に発売されたランドクルーザーFJです。
名前はかなり似ていますが、旧FJクルーザーの後継車やモデルチェンジ版ではありません。
旧FJクルーザーが全長4,635mm、全幅1,905mmなのに対し、ランドクルーザーFJは全長4,575mm、全幅1,855mm。
全長だけでなく横幅も50mm狭く、最小回転半径は5.5mなので、旧FJの6.2mより日常で扱いやすくなっています。
エンジンは4.0L V6ではなく2.7L直列4気筒で、6速ATとパートタイム4WDを組み合わせます。
つまり、FJクルーザーの大排気量らしい余裕をそのまま求める車ではなく、ランクルらしい四角い雰囲気と本格4WDを、もう少し日常寄りにした選択肢と考えると分かりやすいです。
メーカー希望小売価格は4,500,100円で、5人乗り。
新車で買えること、安全装備が新しいこと、年式相応の劣化を最初から心配しなくていいことは、中古FJクルーザーにはない魅力でしょう。
一方で、4.0L V6の276PS・380N・mという旧FJ独特の力強さに惚れているなら、数字を見ただけでも方向が違うと分かります。
新旧FJをもっと細かく比べたい場合は、ランドクルーザーFJとFJクルーザーの違いを比較した記事も参考にしてください。
(出典:トヨタ自動車「ランドクルーザーFJ VX 車両情報」)
旧FJの不便を減らしたい人向け
旧FJの見た目は好きだけれど、横幅や小回り、古い安全装備、燃料代が気になっていた人にはかなり有力です。
特に毎日の通勤や買い物で使うなら、50mmの車幅差や小回りの差は、カタログで見るよりじわじわ効いてくると思います。
ジムニーノマド
FJクルーザーをもっと小型にしたような車を探しているなら、ジムニーノマドは外せません。
全長3,890mm、全幅1,645mmで、FJクルーザーよりかなり小さい5ドアSUVです。
それでもラダーフレーム、FRレイアウト、副変速機付きパートタイム4WDという本格四駆らしい仕組みを持っています。
「FJクルーザーの小型版が欲しい」という検索意図に対しては、かなり分かりやすい答えですね。
2026年時点のメーカー希望小売価格は2,926,000円。
FJクルーザーの中古車やランドクルーザーFJより購入予算を抑えやすく、1.5Lなので税金や燃料代も考えやすくなります。
ただし、FJクルーザーの4.0L V6と比べれば高速道路の加速感や余裕は別物です。
ボディが小さいぶん後席や荷室の絶対的な広さも限られるので、「小さいこと」がそのままメリットになる使い方かどうかを見てください。
(出典:スズキ「ジムニー ノマド」)
5ドアと小ささの両立が魅力
ノマドの面白いところは、ジムニーらしいサイズ感を残しながら後席ドアを持っていることです。
FJクルーザーの観音開きアクセスドアは個性的ですが、狭い駐車場で後席だけ開けたいときは前ドアとの関係を意識します。
ノマドなら一般的な5ドアなので、子どもの送迎や日常の乗り降りでは分かりやすいでしょう。
ただし、4人乗りであることは必ず確認してください。
FJクルーザーの5人乗りからそのまま置き換えるつもりだと、家族構成によっては候補から外れます。
ジムニーシエラ
さらに「FJクルーザーのミニみたいな車」という感覚で探すなら、ジムニーシエラです。
全長3,550mm、全幅1,645mmというコンパクトなボディに、ラダーフレームとパートタイム4WDを組み合わせています。
丸いヘッドライト、四角いボディ、短い前後オーバーハングなど、デザインの方向もFJクルーザー好きに刺さりやすいと思います。
メーカー希望小売価格はJLで2,271,500円から、JCで2,385,900円から。
車両価格だけでなく、タイヤサイズや排気量を含めた維持のしやすさも、FJクルーザーから見ればかなり軽くなります。
2人中心ならかなり面白い
シエラは後席ドアがないため、家族4人のメインカーとして比べるとノマドの方が便利です。
一方、普段は1〜2人で乗り、釣りやキャンプ、林道へ出かけるなら、この小ささは武器になります。
狭い道へ入ったときの気楽さや、自宅駐車場での余裕はFJクルーザーとはまったく違う感覚でしょう。
「大きなFJを小さくしたい」のか、「FJと同じくらい迫力が欲しい」のか。
ここを分けるだけでも、シエラが候補になるかは決まりやすいです。
Jeepラングラー
FJクルーザーと同じように、本格四駆らしい歴史や見た目まで楽しみたいならJeepラングラーです。
丸型ヘッドライト、立ったフロントガラス、角張ったボディ、スペアタイヤを背負った後ろ姿など、FJクルーザー好きが見ても「分かる」と感じる要素が多い一台。
日本で中心となるUnlimitedは5ドアで、FJクルーザーより後席へアクセスしやすいのも特徴です。
2026年モデルの公式サイトでは価格が800万円台からとなっており、購入価格はFJクルーザーの中古車よりかなり上になるケースがあります。
その代わり、現在も新車で本格4WDを選びたい人にとっては、かなり濃い候補です。
本格四駆のキャラを優先
ラングラーは「FJに似たSUV」というより、FJクルーザーと同じ土俵で趣味性を比べたくなる車です。
舗装路中心で快適性や燃費だけを比べるならもっと別のSUVがあります。
ですが、道具っぽさ、悪路へ入れる安心感、見た瞬間に車種が分かるデザインを重視するなら、ラングラーはかなり筋が通っています。
中古も含めて比べる場合は、年式やグレードでエンジン、装備、価格差が大きいので、車名だけで一括りにしないでください。
Jeepレネゲード
「FJクルーザーは好きだけれど、さすがに1,905mmの車幅は大きい」と感じるなら、Jeepレネゲードは街乗り寄りの候補です。
Jeepらしい7スロットグリルと丸目ライト、ボクシーな形を持ちながら、FJクルーザーより明らかにコンパクト。
現行ラインアップの価格は400万円台からで、グレードによって駆動方式も異なります。
ここは大事で、見た目が四駆っぽいからといって、すべてのレネゲードがFJクルーザーと同じパートタイム4WDではありません。
だから、雪道や未舗装路をどこまで走るのかを決めてから仕様を選ぶ必要があります。
毎日の街乗りを楽にしたい人へ
FJクルーザーからレネゲードへ乗り換えると、迫力や4.0Lの余裕は薄れます。
その代わり、住宅街、立体駐車場、買い物、送迎など、普段の生活では扱いやすくなる場面が増えるでしょう。
私もプラド150とレネゲードが並んだ状態を見ると、同じSUVでも占有する空間がずいぶん違うと感じます。
FJクルーザーの「かわいさと無骨さ」が好きで、サイズだけ小さくしたい人には見ておく価値があります。
ディフェンダー90
「FJクルーザーに似た車を探していたらレンジローバー系も気になってきた」という人は、ランドローバーのディフェンダー90を見てみてください。
ここは名前を少し確認しておくと、ディフェンダーはレンジローバーではなく、ランドローバーが展開する別のモデルです。
ただ、英国SUVらしい四角いボディ、高い悪路性能、短い90ボディという組み合わせは、FJクルーザー好きが高級方向へ振るときに候補になりやすいでしょう。
2026年時点のDEFENDER 90はメーカー希望小売価格1,070万円から。
価格帯はFJクルーザーと大きく離れるため、「似た見た目の代替車」というより、予算を上げて快適性や内装、先進装備まで求める選択肢です。
高級感まで欲しいなら候補
FJクルーザーは、内装も含めて道具感のある車です。
K.Mさんの車もマニュアルエアコンなど装備はシンプルですが、その素朴さもFJらしさになっています。
一方、ディフェンダー90はインフォテインメントや快適装備まで現代的。
見た目のタフさは残しつつ、普段の移動で上質さを求めるなら方向性は合います。
ただし車幅感やタイヤ、保険、整備などの維持コストまで含めると、購入価格だけでは判断できません。
ハイラックス
「FJクルーザーのピックアップみたいな車が欲しい」という人には、トヨタ ハイラックスが分かりやすい候補です。
FJクルーザーに国内純正のピックアップ仕様が用意されているわけではないので、荷台を本気で使いたいなら別車種として考えた方が早いです。
現行ハイラックスは5人乗りのダブルキャブで、2.8Lディーゼル、4WDを採用。
メーカー希望小売価格はZで4,980,800円。
全長5,325mmなので、FJクルーザーより約690mm長く、駐車場では完全に別の車だと思った方がいいでしょう。
荷台が必要なら代替ではなく転換
キャンプ道具、濡れた用品、自転車、仕事道具などを荷室と分けて積みたいなら、ピックアップの使い方はかなり魅力的です。
反対に、普段は立体駐車場や狭い住宅街が中心なら、長いボディが負担になります。
FJクルーザーからハイラックスへ行くのは「似た車へ乗り換える」というより、趣味や荷物の使い方を優先して、車の役割そのものを変える選択ですね。
7台をサイズと用途で比較
7台を並べると、FJクルーザーに似ている理由がかなり違うことが分かります。
ここでは、購入前に特に差が出やすいサイズ、価格、ドア、4WD、使い方を一度まとめます。
| 車種 | サイズ感 | ドア・定員 | 四駆の特徴 | 価格の考え方 |
|---|---|---|---|---|
| FJクルーザー | 全長4,635mm・全幅1,905mm | 観音開き・5人 | パートタイム4WD | 中古相場で判断 |
| ランドクルーザーFJ | 全長4,575mm・全幅1,855mm | 5ドア・5人 | パートタイム4WD | 約450万円 |
| ジムニーノマド | 全長3,890mm・全幅1,645mm | 5ドア・4人 | 副変速機付パートタイム4WD | 約293万円 |
| ジムニーシエラ | 全長3,550mm・全幅1,645mm | 3ドア・4人 | 副変速機付パートタイム4WD | 約227万円から |
| Jeepラングラー | FJより長い仕様が中心 | 主に5ドア・5人 | 本格4WD | 800万円台から |
| Jeepレネゲード | FJよりかなり小さい | 5ドア・5人 | 仕様で異なる | 400万円台から |
| ディフェンダー90 | 短めだが幅は広め | 3ドア・5人 | 電子制御4WD | 1,000万円台から |
| ハイラックス | 全長5,325mm | 4ドア・5人 | 4WD | 約498万円から |
価格は2026年8月時点で確認できるメーカー希望小売価格を中心に記載しており、中古車価格、販売店価格、オプション、諸費用は別です。
小型を求めるなら差が大きい
「FJクルーザーは大きすぎる」が最大の不満なら、ノマド、シエラ、レネゲードが分かりやすい候補です。
特にシエラとノマドは全幅1,645mmなので、FJクルーザーより260mm狭くなります。
260mmは片側で約130mm。
数字だけなら小さく感じても、狭い駐車場でドアを開けたり、細い道ですれ違ったりすると印象はかなり違います。
一方、ランドクルーザーFJは旧FJより小さいものの、全幅1,855mmなので一般的なコンパクトSUV感覚ではありません。
「小型ランクル」と「小さいSUV」は同じ意味ではない点に注意したいですね。
4WD方式は見た目以上に重要
FJクルーザーを選ぶ人の中には、見た目だけでなくパートタイム4WDや悪路性能に価値を感じる人も多いでしょう。
その場合、丸目で四角いから似ている、というだけでは代わりになりません。
ランドクルーザーFJ、ノマド、シエラ、ラングラーは、本格四駆として比較しやすいグループです。
レネゲードはグレードによって駆動方式が違い、ディフェンダー90は電子制御を積極的に使う現代的な方向。
どちらが上という話ではなく、使い方が違います。
乾燥舗装路の通勤が中心なのか、雪道、砂利道、キャンプ場、林道まで入るのかで選ぶべき仕組みは変わります。
後席と荷室は毎日の差になる
FJクルーザーの不便としてよく出るのが後席へのアクセスです。
前ドアを開けてから後ろのアクセスドアを開ける構造は個性的ですが、後席を頻繁に使う家庭では手順が増えます。
その点、ランドクルーザーFJ、ノマド、レネゲード、ラングラーUnlimited、ハイラックスのダブルキャブは、後席ドアを単独で開けられます。
子どもが自分で乗り降りする、送迎で後席を毎日使う、チャイルドシートへ頻繁にアクセスするなら、この差はかなり現実的です。
逆に普段1〜2人なら、後席ドアの便利さより車全体の個性を優先してもいいでしょう。
維持費は排気量だけで決まらない
FJクルーザーの国内仕様は3,955ccのガソリン車です。
K.Mさんの実燃費は街乗り約6.5km/L、遠出約9.0km/Lとのことで、燃料代を軽く見られる車ではありません。
ノマドやシエラへ乗り換えれば、排気量も車重も小さくなり、燃料代やタイヤ代を抑えやすくなります。
一方、ディフェンダー90やラングラーは排気量だけ小さく見ても、車両価格、保険、タイヤ、輸入車の整備費まで含めると安いとは限りません。
ハイラックスはディーゼルで燃料単価を考えやすい反面、大きなボディと貨物車としての使い方も確認が必要です。
維持費を比べるときは、自動車税だけでなく、年間燃料代、任意保険、タイヤ、車検、駐車場、修理予算まで一緒に見ると判断しやすくなります。
用途別におすすめを選ぶ
ここまで読んでも「結局どれが自分向き?」となると思います。
そこで、FJクルーザーのどこが好きで、どこを変えたいかという視点から候補を分けます。
小型のFJ感ならノマド
FJクルーザーの雰囲気が好きだけれど、とにかく大きさと維持費を減らしたいならノマドが本命になりやすいです。
5ドアなので家族利用もしやすく、ラダーフレームと副変速機付きパートタイム4WDも残っています。
ただし4人乗りなので、5人で乗る可能性がある家庭では最初に外れる条件です。
2人から4人で、街乗りとアウトドアを両方楽しみたい人に合いやすいでしょう。
もっと小さいならシエラ
後席を頻繁に使わず、コンパクトさを最優先するならシエラです。
FJクルーザーの横幅や小回りに疲れた人からすると、運転時の緊張感はかなり減るはずです。
一方で高速道路の余裕、後席アクセス、荷室の広さはFJより割り切りが必要。
つまり「FJを小さく便利にする」というより、「趣味車として必要な部分だけ残して小さくする」イメージです。
新車でランクルなら新型FJ
トヨタの本格四駆であること、ランクルらしい雰囲気、新車の安心感を重視するならランドクルーザーFJが最有力です。
旧FJクルーザーより幅が狭く、小回りもしやすく、5ドア。
その代わり4.0L V6は失います。
このエンジン差を「残念」と感じるか、「普段は2.7Lで十分」と感じるかが分かれ目です。
旧FJ自体の基本情報を確認してから比べたい場合は、FJクルーザーの中古価格・燃費・サイズと選び方で全体像を確認できます。
個性と悪路ならラングラー
FJクルーザーの不便さも含めて好きだった人は、ラングラーの方がしっくり来る場合があります。
合理性だけで選ぶ車ではないからです。
見た目、歴史、本格四駆、カスタムの楽しさなど、所有する理由を言葉にしやすい一台。
ただし価格帯は上がるので、中古も含めて総額で比較したいところです。
街乗り中心ならレネゲード
悪路を走る機会がほとんどなく、FJクルーザーの見た目だけが好きだったなら、レネゲードの方が生活には合うかもしれません。
小さなボディで5人乗り、5ドア。
都市部の駐車場や住宅街で扱いやすく、Jeepらしい丸目と四角い雰囲気もあります。
「本格四駆でなければFJらしくない」と考える人には違いますが、日常優先ならかなり合理的です。
高級方向ならディフェンダー90
FJクルーザーのタフな外観は好きだけれど、内装や装備はもっと上質にしたい。
そんな方向ならディフェンダー90です。
価格は大きく上がりますが、単なる豪華SUVではなく悪路走行を前提にした機能も持っています。
いわば、FJの無骨さを高級方向へ振ったときに見えてくる候補です。
荷台が欲しいならハイラックス
キャンプ用品や仕事道具を室内に入れたくないなら、SUVの荷室を工夫するよりピックアップへ移る方が分かりやすいです。
ハイラックスならFJクルーザーと同じトヨタのタフな車として検討しやすく、荷台の用途は明確。
ただし全長は5mを大きく超えるため、自宅駐車場と日常の行動範囲を先に測ってください。
代替SUV選びで確認したいこと
FJクルーザーに似た車を探すと、どうしても外観写真を横に並べたくなります。
でも、購入後に効いてくるのは数字と使い方です。
まずFJの何が好きか決める
丸目が好きなのか、ホワイトルーフが好きなのか、4.0L V6が好きなのか、パートタイム4WDが好きなのか。
ここを一つずつ言葉にすると、候補が一気に減ります。
例えば丸目と小ささならシエラやレネゲード。
本格四駆なら新型FJ、ノマド、ラングラー。
大排気量の余裕が最重要なら、無理に代替車を探さず状態の良いFJクルーザーを探し続ける方が満足できる可能性もあります。
「似ている車を探す」より、「FJの何を残したいか」を決める。
この順番で考えると、見た目だけで迷い続けにくくなります。
不便に感じる部分を書き出す
次に、FJクルーザーで気になっている点を逆に並べます。
燃費、車幅、小回り、後席、後方視界、古い年式、荷室、税金。
その不満を一番多く解消する車が、あなたにとっての本当の代替候補です。
FJクルーザーの欠点を先に確認したい場合は、FJクルーザーとプラド150のサイズ・燃費・使い勝手比較も参考になります。
便利さを増やすほど別の車になる
後席を広くして、燃費を良くして、小回りを良くして、安全装備を新しくして、価格も安くする。
全部を求めると、当然FJクルーザーらしさは薄くなります。
だから「どの不便なら残してもいいか」まで考えるのがおすすめです。
車選びは欠点をゼロにする作業というより、自分が許せる欠点を選ぶ作業に近いと思います。
家族を乗せて試乗する
運転席だけで決めない方がいいです。
家族で使うなら、後席への乗り降り、シートの高さ、ドアの開き方、荷室、チャイルドシート、乗り心地まで確認してください。
私がプラド150を家族4人で使っていて感じるのも、カタログに大きく載らない部分ほど毎日効くということです。
FJクルーザーのオーナーK.Mさんも、奥さんは乗り降りしにくそうと感じつつ、見た目は気に入っているとのこと。
こういう「好きだけど不便」という感覚は、実車に触らないと分かりにくいんですよ。
中古車は状態まで比べる
FJクルーザー、レネゲード、ラングラーなどを中古で探す場合は、車種比較が終わってもまだ半分です。
年式、走行距離、修復歴、錆、整備記録、タイヤ、カスタム、保証まで見て、初めて一台を比較できます。
特にFJクルーザーは販売終了から時間がたっているので、グレード名より車両状態を優先したいところ。
中古FJの確認項目は、FJクルーザー中古車選びの確認ポイント7選で詳しくまとめています。
自分で在庫を追う時間がない場合は、希望車種、年式、予算などを整理したうえで、ガリバー中古車在庫問い合わせを利用する方法もあります。
また、条件に合う中古車を探してもらうタイプのズバット車販売の中古車お探しサービスも、在庫を一台ずつ見続けるのが大変な人とは相性がいいでしょう。
どちらを使う場合も、一社の提示だけで決めず、同年式・同程度の走行距離の車を並べて総額と保証内容まで比べてください。
FJクルーザーに似てる車のよくある質問(FAQ)
Q1. FJクルーザーに一番似てる車は?
A. 現在の新車で最初に比べたいのはランドクルーザーFJです。旧FJクルーザーの後継ではありませんが、短めの四角いボディ、5人乗り、本格4WDという共通点があります。4.0L V6の力強さまで同じではないので、エンジンを重視するなら旧FJを中古で探す選択も残ります。
Q2. 小型ならどのSUVがおすすめ?
A. 5ドアを使いたいならジムニーノマド、さらに小ささを優先するならジムニーシエラが分かりやすいです。どちらもラダーフレームとパートタイム4WDを持つため、単に見た目が似た街乗りSUVではなく、本格四駆として比較できます。ただし定員は4人なので、5人乗車が必要なら別候補を見てください。
Q3. ノマドは家族向けですか?
A. 後席への乗り降りだけなら5ドアのノマドが便利ですが、乗車定員は4人です。FJクルーザーは5人乗りですが観音開きアクセスドアなので、家族構成と後席を使う頻度で答えが変わります。家族全員で実車へ乗り、後席と荷室を確認して決めるのが分かりやすいでしょう。
Q4. レンジローバーに似た車は?
A. レンジローバーそのものより、ランドローバーのディフェンダー90を比較しやすいです。ディフェンダーはレンジローバーとは別モデルですが、短めで四角いボディと高い悪路性能を持ちます。ただし価格帯は大きく上がるため、FJの代替というより高級方向へ乗り換えたい人向けです。
Q5. ピックアップ仕様はありますか?
A. 日本で正規販売されたFJクルーザーに純正ピックアップ仕様はありません。荷台が必要なら、トヨタ ハイラックスのようなピックアップを別車種として検討する方が現実的です。ただしハイラックスは全長5,325mmあるため、FJクルーザーより駐車場所を選びます。
FJクルーザーに似てる車まとめ
FJクルーザーに似てる車はありますが、まったく同じ代わりになる車はほとんどありません。
だからこそ、見た目だけではなく「FJの何を残したいか」で選ぶのが大切です。
- 旧FJの雰囲気を新車で楽しむならランドクルーザーFJ
- 小型5ドアと本格4WDならジムニーノマド
- さらに小さく趣味性を残すならジムニーシエラ
- 個性と本格四駆を濃く楽しむならJeepラングラー
- 街乗りとコンパクトさならJeepレネゲード
- 高級感まで求めるならディフェンダー90
- 荷台が必要ならハイラックス
FJクルーザーの全幅1,905mm、観音開きドア、燃費、古い年式が気になるなら、代替SUVへ目を向ける意味は十分あります。
一方、4.0L V6や独特のデザインまで好きなら、便利な車へ乗り換えたあとに「やっぱりFJが良かった」と感じる可能性もあるでしょう。
見た目、ボディ寸法、4WD方式、後席、維持費を同じ表で比べて、最後は候補車へ実際に乗る。
これが一番後悔しにくい選び方かなと思います。
あなたがFJクルーザーで一番好きなのは、デザインでしょうか、4.0Lでしょうか、それとも少し不便なくらいの道具感でしょうか。
そこが分かれば、7台の中から次の一台はかなり絞りやすくなりますよ。



