ランドクルーザー100

ランクル100はハイオク指定?レギュラー使用と燃料代を解説

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ランクル100のハイオク指定とレギュラー使用、燃料代の違いを解説するイメージ

こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。

ランドクルーザー100のガソリン車を探していると、「4.7L V8ってハイオクなの?」「レギュラーを入れたらダメ?」「毎回ハイオクだと燃料代がかなり変わる?」と気になるところです。

100系は車両価格だけでも存在感がありますが、実際に所有すると給油のたびに大きなタンクへ燃料を入れることになるので、油種の違いは地味に効いてきます。

トヨタの国内向け車両情報を確認すると、100系ガソリン車に搭載された4.7L V8の2UZ-FEは、初期型から最終期まで代表的な仕様で無鉛プレミアムガソリンが使用燃料として記載されています。

国内ガソリンのランクル100は、基本的にハイオクを入れる前提で維持費を考えるのが分かりやすいです。

一方で、「レギュラーを一度でも入れたら即故障する」とまで単純に言い切るのも違います。

この記事では、公式情報で確認できる指定燃料を土台にしながら、レギュラー使用をどう考えるか、満タン時や年間走行距離で燃料代がどの程度変わるかまで、できるだけ実用的に見ていきます。

記事のポイント

  • 国内ランクル100ガソリン車の指定燃料
  • レギュラー使用を一律NGと言い切れない理由
  • ハイオクとレギュラーの燃料代の差
  • 燃料代を無理なく抑える具体的な考え方
夕暮れの砂浜に停めた白いランドクルーザー100の実車

夕暮れの砂浜に停めたランドクルーザー100。100系はガソリンとディーゼルで燃料の種類が異なるため、購入時は実車の仕様確認が大切です。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

この記事に掲載しているK.Tさんの実車写真は1998年式VXリミテッドのディーゼル車です。

100系の実車イメージとして掲載しており、ガソリン車の指定燃料を判断する根拠には使っていません。

ランクル100はハイオク指定

まず一番大切な部分から確認します。

日本国内で正規販売されたランドクルーザー100のガソリンワゴンは、4.7L V8の2UZ-FEを搭載しており、トヨタ公式の車両情報では無鉛プレミアムガソリンが使用燃料として案内されています。

国内ガソリン車の指定燃料

1998年1月発売のランドクルーザー100 VXリミテッドは、型式GF-UZJ100W、エンジン型式2UZ-FE、総排気量4,663ccです。

トヨタの車両情報には、燃料タンク容量96L、使用燃料は無鉛プレミアムガソリンと明記されています。

いわゆるハイオクですね。

つまり、中古車情報で「ランクル100 4.7」「UZJ100W」「2UZ-FE」といった国内ガソリン車を見ているなら、燃料代はレギュラー価格ではなくハイオク価格を基準に組むのが基本です。

出典:トヨタ自動車「ランドクルーザー100 VXリミテッド 1998年1月発売モデル」

項目 内容
代表型式 GF-UZJ100Wなど
エンジン 2UZ-FE
排気量 4,663cc
燃料タンク 96L
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン

中古車では年式、グレード、登録内容、並行輸入の有無などで条件が変わることがあるので、最終確認は目の前の車両で行ってください。

年式をまたいでもハイオク

100系は1998年から2007年まで販売されたので、「前期だけハイオクで後期はレギュラーなのでは?」と考える人もいるかもしれません。

しかし、2006年4月発売のVXリミテッド 60thスペシャルエディションでも、2UZ-FEの使用燃料は無鉛プレミアムガソリンです。

初期型だけの話ではありません。

途中でATが4速から5速へ変わるなど100系は改良を受けていますが、国内4.7Lガソリンを維持するときは、年式を問わずハイオク前提で確認するのが安全な見方です。

出典:トヨタ自動車「ランドクルーザー100 VXリミテッド 60thスペシャルエディション」

4.7L V8の2UZ-FE

100系ガソリンの魅力は、やっぱり4.7L V8の余裕です。

大きなボディをゆったり動かす感覚は、今のダウンサイジングされたSUVとは違う魅力があります。

その一方で、排気量が大きく、燃料タンクも96Lあるので、燃費と燃料単価が家計へ与える影響は小さくありません。

だからこそ「ハイオクが高いからレギュラーに変える」という一点だけで考えるより、年間で何km走るのか、実燃費が何km/Lなのかまで見る方が話は早いです。

ハル
ハル
100系のV8に惹かれるなら、私は最初からハイオク代まで含めて買えるかを見ます。給油のたびに「やっぱり高いな」と感じ続けるより、その車の前提として受け入れられるかが大事ですよ。
妻さん
妻さん
車は買って終わりじゃないもんね。毎月乗るなら、ガソリン代まで含めて気持ちよく払える方がいいよね。
ランドクルーザー100の運転席と木目ステアリング

ランドクルーザー100の運転席。長く付き合う車だからこそ、燃料代も含めて維持条件を確認しておきたいところです。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

シグナスも同じ考え方

ランドクルーザーシグナスも、国内仕様では2UZ-FEを搭載するガソリンモデルです。

そのため、100系とシグナスを中古で比べるときも、「普通の100ならレギュラー、シグナスならハイオク」と分ける考え方ではありません。

どちらも車両情報の使用燃料を確認して予算を組む必要があります。

なお、中古市場には外装をシグナス風へ変更した100系もあります。

見た目だけではグレードや仕様を断定できないため、車検証の型式、エンジン型式、取扱説明書、給油口周辺の表示まで見ておくと確実です。

国内4.7Lガソリン100系はハイオク前提。

シグナス風カスタムや年式だけで油種を決めず、実車の仕様を確認してください。

レギュラー使用はどう考える

ここが一番気になるところだと思います。

「ハイオク指定なら、レギュラーは絶対に入れてはいけないのか」という話ですね。

私は、100系については指定燃料がハイオクである事実と、レギュラーを一度使っただけで直ちに故障すると断定できるかを分けて考えています。

絶対不可とは一律に言わない

今回確認できるトヨタ公式の100系車両情報では、使用燃料として無鉛プレミアムガソリンが示されています。

一方、その車両情報だけから「レギュラーを1Lでも入れたら壊れる」とまでは読み取れません。

だから、この記事ではレギュラーを絶対不可と一律に断定しません。

ただし、これは「レギュラーで問題ない」という意味でもありません。

指定燃料と、緊急時に走れるかどうかは別の話です。

日常的に乗るなら、メーカーが示す指定燃料へ合わせるのが基本になります。

中古車では、取扱説明書が欠品していることもあります。

レギュラー常用の可否をネット上の体験談だけで決めず、その車両の取扱説明書や給油口表示を優先してください。

常用はおすすめしにくい

レギュラーの方が1Lあたり安いからといって、毎回レギュラーを入れる前提で100系を買うのは、私はおすすめしにくいです。

理由は単純で、国内ガソリン100系はそもそもハイオク指定として販売されているからです。

節約を目的に指定燃料から外すより、まず自分の年間走行距離と実燃費を把握し、どこで燃料代が増えているのかを見る方が納得しやすいと思います。

街乗りばかりで燃費が落ちているなら、油種を変えるより使い方を見直した方が大きく効くこともあります。

タイヤが極端に大きい、空気圧が低い、不要な荷物を積みっぱなし、短距離移動を繰り返すといった条件でも燃料消費は変わります。

車両ごとの表示を優先

100系は国内仕様だけでなく、逆輸入車、左ハンドル車、レクサスLX470なども中古市場に出てきます。

同じ2UZ-FEという名前を見ても、仕向地や年式が違えば取扱説明書の記載まで同一とは限りません。

そのため、実車で油種を決める順番は「ネット検索の答え」より「その車の取扱説明書と表示」が先です。

国内正規のUZJ100Wならトヨタ公式車両情報でハイオク指定を確認できますが、並行輸入車までひとまとめにはしない方がいいでしょう。

間違えて入れたとき

セルフスタンドでうっかりレギュラーを選んでしまった、家族がいつもの感覚でレギュラーを入れてしまった、ということはあり得ます。

その場合も、慌てて「すぐ壊れる」と決めつける必要はありません。

ただ、100系ガソリンの指定がハイオクである以上、その後も節約目的でレギュラーを継続する話とは分けて考えたいところです。

給油後に異音、大きな振動、明らかな出力低下、警告灯など普段と違う症状が出たなら、そのまま高負荷で走り続けないようにしてください。

何も症状がなくても、次回以降は車両の指定に戻す考え方が自然です。

ハル
ハル
「一回間違えた=終わり」と怖がるより、まず車の様子を見て、次から指定燃料へ戻す。私はそのくらい落ち着いて考えます。ただ、最初からレギュラー常用ありきでは買わないですね。
妻さん
妻さん
毎回数円を節約するために、給油のたびに「これ大丈夫かな」って気にするのも疲れそうだね。

ハイオクと燃料代を比較

では、ハイオクとレギュラーで実際の支払いはどのくらい変わるのでしょうか。

ガソリン価格は地域や時期で動くので、ここでは特定の全国価格を固定せず、1Lあたりの価格差から計算します。

満タン時の差額

ランクル100ガソリン車の燃料タンクは、トヨタ公式車両情報で96Lです。

単純計算では、ハイオクとレギュラーの価格差が1Lあたり10円なら、96Lで差は960円。

15円差なら1,440円、20円差なら1,920円です。

1Lあたりの価格差 96L分の差
10円 960円
15円 1,440円
20円 1,920円

もちろん、毎回タンクを空にして96L入れるわけではないので、これは「満タン容量分を入れたと仮定した比較」です。

それでも、給油1回の差だけを見ると「意外とこれくらいか」と感じる人もいれば、「年間だと結構いくな」と感じる人もいるでしょう。

年間走行距離で見る

燃料代は、給油1回の差より年間で見る方が分かりやすいです。

例えば実燃費を5km/Lとして年間10,000km走るなら、必要な燃料は約2,000Lです。

ハイオクとレギュラーの価格差が10円/Lなら年間差は約20,000円、15円/Lなら約30,000円、20円/Lなら約40,000円となります。

ここだけ切り取ると「年3万円ならレギュラーにしたい」と思うかもしれません。

ただ、その3万円を得るためにメーカー指定から外すのか、別の方法で年間数万円を見直すのかは分けて考えたいところです。

燃料代の計算式

年間燃料代=年間走行距離÷実燃費×1Lあたりの燃料価格

この式が分かれば、ネット上の「ランクル100は年間ガソリン代○万円」という数字に振り回されにくくなります。

年間5,000kmしか走らない人と15,000km走る人では、同じ100系でも燃料代は3倍近く変わるからです。

自分の走行距離が分からない場合は、車検証や点検記録、保険契約時の年間走行距離区分などを手掛かりにすると出しやすいですよ。

積算走行距離30万kmを表示するランドクルーザー100のメーター

積算走行距離30万kmに達したランドクルーザー100のメーター。燃料代は1回の給油額より、年間や長期の走行距離で見ると把握しやすくなります。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

燃費差で節約効果は変わる

ハイオクとレギュラーを比較するとき、1Lあたりの単価差だけを見るのは少し危険です。

実際の燃料代は「単価×使った量」なので、もし油種や運転条件の違いによって実燃費まで変われば、単純な価格差どおりの節約にはなりません。

100系は車重があり、街乗り、渋滞、暖機、エアコン、タイヤ、積載などの影響も受けます。

そのため、レギュラーへ変えたらいくら浮いたかを判断したいなら、同じ距離、同じ使い方で給油量まで記録しないと本当の差は見えません。

私はそれなら、最初から指定のハイオクを使い、実燃費を改善できる部分を探した方が気持ちよく乗れるかなと思います。

ランクル100のガソリン・ディーゼル別の実燃費と燃料代も合わせて見ると、100系の燃費を考える基準がつかみやすいです。

燃料代を抑える現実的な方法

ランクル100で燃料代を抑えたいなら、指定燃料を変える前にできることがあります。

100系は小さな軽量車ではないので劇的な低燃費は期待しにくいですが、無駄な燃料消費を減らす余地はあります。

実燃費をまず記録する

一番おすすめなのは、給油ごとに走行距離と給油量を記録することです。

満タン法なら、前回満タンから今回満タンまでの走行距離を給油量で割れば、おおよその実燃費を出せます。

1回だけだと給油機の停止位置や給油姿勢でもズレるので、数回分を見た方が傾向をつかみやすいです。

街乗りで落ちるのか、高速道路で伸びるのか、冬だけ悪くなるのか。

数字が見えると、ハイオクだから高いのか、そもそも燃費が落ちているのかを分けて考えられます。

燃料代を減らしたいときほど、最初に「何L使っているか」を把握してください。

油種を変えるより、年間使用量そのものを減らせる方が効果は読みやすいです。

タイヤと空気圧を確認

100系はタイヤカスタムが似合う車です。

ただ、太いタイヤや大径タイヤは見た目が格好いい反面、重量や転がり抵抗が変わり、燃費へ影響することがあります。

今回写真を提供してもらったK.Tさんのディーゼル100でも、夏の305/65R18と冬の275/65R17で実燃費にかなり差が出ています。

もちろん、季節、路面、運転条件も違うためタイヤだけが原因とは断定できません。

それでも、燃料代を気にするならタイヤサイズと空気圧を無視しない方がいいでしょう。

ランドクルーザー100のメッキホイールとLT305/65R18タイヤ

ランドクルーザー100に装着されたLT305/65R18タイヤ。タイヤサイズや空気圧も実燃費を確認するときの材料になります。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

空気圧計を持つのも便利

ガソリンスタンドだけで空気圧を見ると、確認する間隔が空きやすい人もいます。

自宅でも確認したいなら、タイヤ空気圧ゲージを一つ持っておくと便利です。

ただし、適正空気圧はタイヤ側面に書かれた最大値へ合わせるものではありません。

車両側の指定値や装着タイヤ、積載条件などを確認して管理してください。

短距離ばかりを避ける

大排気量の100系で、数kmの買い物を何度も繰り返す使い方は燃費が伸びにくくなります。

エンジンが十分温まる前に停止し、また始動する使い方が多いからです。

だからといって用事のためにわざわざ遠回りする必要はありません。

近い用事をまとめる、家族の送迎と買い物を一度に済ませるなど、走行そのものを減らす方が分かりやすい節約です。

年間走行距離が1,000km減れば、その分だけ必要な燃料量も減ります。

ハイオクかレギュラーかの価格差より、そもそも無駄に走らない方が効果が大きいケースもあります。

固定費も一緒に比較する

ランクル100の負担を軽くしたいなら、燃料代だけに集中しすぎないのも大切です。

任意保険は年齢、等級、使用目的、走行距離、補償内容などで保険料が変わります。

同じ補償条件でも保険会社によって見積もりが変わることがあるので、更新時に比較する余地があります。

インズウェブで自動車保険を一括見積もりして、今の条件を見直すのも一つの方法です。

燃料指定を変えて数万円を削るより、保険や車検、駐車場、通信型サービスなどを含めて見直した方が、車本来の使い方を変えずに負担を減らせる場合があります。

ハル
ハル
100系で節約するなら、私はハイオクをレギュラーにする前に、保険や乗り方、タイヤの状態を見ます。指定燃料を守ったまま削れるところは意外とありますよ。
妻さん
妻さん
燃料だけじゃなくて、車に毎年いくら使っているか全体で見た方が分かりやすそうだね。

中古車では燃料指定を確認

ランドクルーザー100は新車で買う車ではなく、中古車として一台ずつ状態を見て選ぶ段階です。

そのため、ネット上の一般論だけでなく、購入候補の実車に何が書かれているかを確認してください。

給油口と取扱説明書を見る

まず見たいのは、取扱説明書と給油口周辺の表示です。

中古車販売店の説明文に「レギュラー」と書かれていても、それだけで鵜呑みにしない方がいいでしょう。

掲載時の入力ミスや、販売スタッフが別グレードと混同している可能性もゼロではありません。

国内正規の4.7L 2UZ-FEなら、トヨタ公式車両情報の指定は無鉛プレミアムガソリンです。

購入候補がそれと一致するのか、車検証の型式やエンジン型式まで見て確認すると安心です。

並行輸入車は仕向地を確認

100系は世界中で販売されたランドクルーザーなので、中古市場では国内仕様以外の車両も見つかります。

左ハンドル、北米仕様、海外向け装備、レクサスLX470などが絡むと、国内カタログだけで判断できません。

「2UZ-FEだから全部同じ燃料」と決めず、その仕向地の取扱説明書や車両表示に合わせてください。

北米仕様などは別扱い

逆輸入車では、外観が国内100系とほぼ同じでも装備や法規対応が違う場合があります。

燃料のオクタン価表記も国によって表し方が異なるため、日本の「レギュラー」「ハイオク」という呼び方だけで単純比較しない方が安全です。

中古車情報で「US仕様」と書かれていても、単なる外装カスタムなのか本当に並行輸入された車両なのかで意味が違います。

購入前に車台番号、輸入経路、取扱説明書の有無まで確認したいところです。

ランクル100のガソリン車とディーゼル車の違いも確認すると、国内100系のエンジン構成を把握しやすくなります。

改造車はさらに慎重に見る

100系はカスタムベースとして人気があり、吸排気、コンピューター、過給機などに手が入った車両も存在します。

純正状態からエンジン制御が変更されているなら、純正車の燃料指定だけでは判断できないケースがあります。

前オーナーが何を変更したのか、現車セッティングがどうなっているのか、記録があるかを確認してください。

見た目だけのホイールやグリル変更とは違い、燃料や点火に関わる変更は維持方法そのものへ影響します。

「前のオーナーがずっとレギュラーだったらしい」という話だけで、現在の車両にレギュラーが適しているとは判断できません。

中古車では、メーカー指定と現車の改造内容を分けて確認することが大切です。

100系を長く乗る費用感

ランクル100のハイオク問題を考えるとき、私は燃料代だけで購入可否を決めない方がいいと思っています。

100系はすでに年数が経っており、税金、車検、タイヤ、整備、保険なども含めて付き合う車だからです。

燃料だけで判断しない

ハイオクとレギュラーの差額が年間数万円になると、確かに気になります。

ただ、100系ではセルモーター、エアコン、ベルト類、足回り、錆など、年式相応の整備が必要になる可能性があります。

燃料だけをギリギリまで削っても、別の修理が一度重なれば簡単に上回ることがあります。

だからこそ、「ハイオクを入れられるか」だけではなく、「急な整備が来ても100系を嫌いにならずに乗れるか」まで考えたいです。

ランドクルーザー100の下回りに見られる錆と腐食

ランドクルーザー100の下回りに見られる錆と腐食。古い100系では燃料代だけでなく、車両状態による整備費も予算へ入れておきたいところです。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

整備費と税金も入れる

100系ガソリン車は4.7Lなので、自動車税も小排気量車の感覚では見られません。

さらに車齢が進んでいるため、重量税や経年車の整備費も意識したいところです。

燃料代、税金、車検、任意保険、タイヤ、オイル、修理、駐車場。

これらを一つの年間予算として見ると、ハイオク代が全体のどこに位置するかが分かります。

ランクル100の税金・車検・燃料代を含む維持費では、燃料以外の負担もまとめています。

維持費全体で予算化

例えば、燃料代は毎月、税金は年1回、車検は周期ごと、タイヤや修理は不定期です。

支払うタイミングが違うので、月々のガソリン代だけ見ていると「思ったより維持できている」と錯覚しやすいんですよね。

年単位で支出を並べておけば、車検月に慌てにくくなります。

車検店舗を比較したい場合は、楽天Car車検で対応店舗を探す方法もあります。

100系は整備内容によって車検総額が変わりやすいので、単純な基本料金だけで比べず、どこまで点検・交換する見積もりなのかも確認してください。

ハイオク代を許容できる人

ランクル100の4.7Lガソリンに向いているのは、ハイオク指定を「余計な出費」と毎回感じる人より、V8に乗るための維持条件として受け入れられる人だと思います。

年間走行距離が少ない人なら、燃料単価の差は意外と限定的かもしれません。

反対に毎日長距離通勤する人は、年間の使用量が増えるため負担も大きくなります。

あなたが100系に求めるのは、安い移動手段でしょうか。

それとも、あの大きなボディとV8の感覚を楽しむことまで含めた所有体験でしょうか。

後者なら、ハイオク代を無理に削るより、年間走行距離と維持費全体を把握したうえで「これなら払える」と思える個体を選ぶ方が、長く満足しやすいはずです。

ハル
ハル
100系って、燃費だけで選ぶ車ではないと思うんです。もちろん家計は大事。でもV8の100を選ぶなら、指定燃料を守ったまま楽しめる予算を作る方が私は好きですね。
妻さん
妻さん
せっかく好きな車に乗るのに、給油するたびに罪悪感があるのはもったいないもんね。最初から年間いくらかかるか分かっていれば気持ちも違いそう。
日中に撮影した白いランドクルーザー100の側面

日差しを受けたランドクルーザー100。燃料、税金、整備まで含めて予算を組めれば、旧型ランクルとも付き合いやすくなります。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)

ランクル100の燃料FAQ

Q1. ランクル100ガソリン車はハイオク指定ですか?

A. 国内正規販売された4.7L V8の2UZ-FE搭載車は、トヨタ公式車両情報で無鉛プレミアムガソリンが使用燃料として記載されています。前期の1998年モデルだけでなく、最終期に近い2006年特別仕様でも同様です。中古購入時は、念のため実車の取扱説明書や給油口表示も確認してください。

Q2. ランクル100にレギュラーを入れたら壊れますか?

A. レギュラーを一度入れただけで直ちに故障すると一律には断定できません。ただし、国内ガソリン100系の指定燃料はハイオクです。レギュラーで問題ないと決めつけて常用するのではなく、車両の取扱説明書や表示へ従うのが基本です。異音や振動、警告灯など普段と違う症状があれば高負荷走行を避けてください。

Q3. ハイオクとレギュラーで年間いくら変わりますか?

A. 年間走行距離、実燃費、店頭価格の差で変わります。例えば実燃費5km/Lで年間10,000kmなら約2,000Lを使う計算です。1Lあたりの価格差が10円なら約2万円、15円なら約3万円、20円なら約4万円の差になります。あくまで計算例なので、普段利用するスタンドの価格へ置き換えてください。

Q4. シグナスもハイオクですか?

A. 国内仕様のランドクルーザーシグナスも2UZ-FEを搭載するガソリン車なので、ハイオク前提で確認してください。ただし、中古車にはシグナス風へ外装変更した100系もあるため、見た目だけで仕様を判断せず型式や取扱説明書まで見るのがおすすめです。

Q5. 逆輸入のランクル100もハイオクですか?

A. 国内仕様の情報をそのまま当てはめない方がいいです。逆輸入車やLX470などは仕向地が違い、燃料のオクタン価表記方法も日本と異なる場合があります。車台番号や輸入経路を確認し、その車両に対応する取扱説明書と給油口表示を基準にしてください。

ランクル100の燃料まとめ

国内のランドクルーザー100ガソリン車は、4.7L V8の2UZ-FEを搭載し、トヨタ公式車両情報では無鉛プレミアムガソリンが指定されています。

そのため、ランクル100のガソリン車を買うならハイオク前提で燃料代を組むのが基本です。

一方で、レギュラーを一度入れたら必ず故障するとまで一律に断定する必要はありません。

大切なのは、「絶対壊れるかどうか」をネット上で議論することより、メーカー指定から外れる油種を節約目的で常用する必要が本当にあるのかを考えることです。

96Lタンクなので、ハイオクとレギュラーの単価差は満タン時には目につきます。

ただし年間負担は、走行距離と実燃費で大きく変わります。

油種を変える前に、年間走行距離、実燃費、タイヤ、空気圧、保険、車検を含めて維持費全体を見る。

これが100系と無理なく付き合う一番現実的な方法だと思います。

V8の100系に乗る魅力は、給油単価だけでは測れません。

ハイオク代まで含めて「それでもこの100に乗りたい」と思えるなら、その気持ちごと楽しめる一台を選んでください。

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ハル

ランクル完全ガイドを運営しているハルです。現在は、ランドクルーザープラド150 TX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。家族4人での使い勝手、維持費、燃費、乗り心地、カスタム、内装用品、盗難対策、リセール、買取などを、ランクルオーナー目線で発信しています。自動車評論家でも販売店でもありませんが、実際に乗っているからこそ分かる良いところ、気になるところをできるだけ正直に書いていきます。

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