こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。
ランドクルーザー100を中古で探していると、車両価格と同じくらい気になるのが燃費です。
4.7L V8ガソリンはどのくらい燃料を使うのか、4.2Lディーゼルなら本当に燃料代を抑えやすいのか。
さらに100系は年式が古いため、カタログの数字だけ見ても、今走っている一台の燃費をそのまま判断することはできません。
実際、今回写真を提供してもらった山形県在住のK.Tさんの1998年式ランドクルーザー100 VXリミテッド・ディーゼルでは、タイヤを変えただけでも燃費にかなり大きな差が出ています。
100系の燃費を見るなら、エンジンだけでなく、タイヤ、街乗りと長距離の割合、積載、整備状態までセットで考えるのが大切です。
この記事では、ガソリンとディーゼルの燃費、96Lの燃料タンク、毎月・年間の燃料代、そして今乗っている100系で試せる燃費対策まで具体的に見ていきます。
記事のポイント
- ランクル100のガソリンとディーゼルの燃費差
- 年間走行距離別に見る燃料代の目安
- ランクル100の燃料タンク容量と航続距離
- タイヤや空気圧を含む燃費改善の考え方
ランクル100の燃費を比較
まず、ランドクルーザー100のガソリン車とディーゼル車について、燃費を比べるときの基準を確認しておきましょう。
同じ100系でもエンジン、燃料、国内販売時の登録区分が異なり、カタログ燃費の掲載条件も同じではありません。
ランクル100そのものの年式・グレード・中古購入時の注意点までまとめて確認したい場合は、ランクル100の中古選び・維持費をまとめた総合ガイドも合わせて見てみてください。
ガソリンのカタログ燃費
国内のランドクルーザー100ワゴンで中心となるガソリン車は、2UZ-FE型の4.7L V型8気筒エンジンです。
正確な排気量は4,663ccで、使用燃料は無鉛プレミアムガソリン、いわゆるハイオクです。
トヨタの公開している車両情報を見ると、初期の4速AT車では10・15モード燃費が6.1km/L、後期の一部仕様では6.5km/Lとなっています。
年式やグレードによって6.3km/Lなどの仕様もあるため、「ランクル100ガソリンは6.5km/L」と一つの数字に固定しない方がいいですね。
| 項目 | 4.7Lガソリン |
|---|---|
| エンジン | 2UZ-FE V型8気筒 |
| 排気量 | 4,663cc |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| 10・15モード燃費 | 代表的な仕様で6.1〜6.5km/L |
| 燃料タンク容量 | 96L |
実燃費は5km/L前後を基準
ただし、カタログの6km/L台をそのまま毎日の燃費として予算計算に使うのは少し楽観的です。
実燃費の投稿データでは、4.7Lガソリン車で5km/Lを下回る集計例もあります。
そこで購入前の燃料代を考えるなら、まず5km/L程度を計算上の基準にして、4km/Lまで落ちても維持できるかを見る方法が分かりやすいと思います。
高速道路を一定速度で長く巡航する使い方なら伸びる可能性がありますが、信号の多い街中、短距離、暖機が多い冬、重いタイヤを装着した車では逆に下がることがあります。
ランクル100の実燃費は、車種名だけでなく「その一台をどこでどう使うか」で考える数字です。
ディーゼルの実燃費
ディーゼル車は、1HD-FTE型の4.2L直列6気筒ディーゼルターボを搭載します。
排気量は4,163ccで、使用燃料は軽油です。
国内では5人乗りのバンとして販売された仕様が中心で、ガソリンワゴンのように10・15モード燃費をそのまま並べて比較できない年式もあります。
そのため、ディーゼル100の燃費を考えるときは、カタログ上の測定条件よりも実際の使用記録が参考になります。
今回写真を提供してくれたK.Tさんの1998年式VXリミテッド・ディーゼルでは、冬に275/65R17の純正サイズを使用した際の燃費が約5〜7km/Lでした。
一方、夏に305/65R18のBFグッドリッチを履いた状態では約2〜4km/Lまで下がったそうです。
主な使用環境は街乗りと通勤で、ときどき砂浜も走る使い方でした。
2〜4km/L、5〜7km/Lという数値はK.Tさんの車両における実例です。
すべてのランクル100ディーゼルが同じ燃費になるわけではありません。
タイヤ、ホイール、走行環境、整備状態、運転方法によって変化します。
タイヤだけでも差が出る
K.Tさんの実例が面白いのは、同じディーゼル100でも季節とタイヤによって燃費が大きく違ったことです。
普通は冬の方が燃費が悪くなりそうに感じますが、この車では夏の305/65R18装着時の方が悪化しています。
もちろん季節以外の走行条件もあるため、「差のすべてがタイヤのせい」とは言えません。
それでも、大きく重いタイヤやホイールが燃費を考えるうえで無視できないのは分かります。
中古のランクル100はカスタム車も多いので、燃費を比べるときはエンジン型式だけでなく現在履いているタイヤサイズまで確認してください。
シグナスの燃費
ランドクルーザーシグナスについても、燃費の考え方はガソリン100とほぼ共通です。
国内のシグナスには4.7L V8の2UZ-FEが搭載されており、後期の代表的な仕様では10・15モード燃費6.5km/Lです。
燃料もハイオクなので、「シグナスなら100系ガソリンより燃料代が大幅に安い」と考える車ではありません。
むしろ中古車では、車重や装備、タイヤ、AHCを含む車両状態などを個別に見た方が現実に近いでしょう。
ガソリンかディーゼルかで迷っている場合は、ランクル100のガソリンとディーゼルの違いも合わせて確認してみてください。
燃料代はいくらかかる
ここからは、燃費を実際のお金に置き換えてみます。
燃料価格は地域や時期で変わるので、この記事では比較しやすいようにハイオク180円/L、軽油160円/Lを試算条件として使います。
これは固定された販売価格ではなく、計算用の仮条件です。
最新の全国価格を確認したい場合は、資源エネルギー庁「石油製品価格調査」で確認できます。
月間走行距離で試算
ガソリン車を5km/L、ディーゼル車を6km/Lとして計算してみましょう。
ディーゼル6km/Lは、K.Tさんが純正サイズの冬タイヤで記録した5〜7km/Lの中間を、あくまで比較用に置いた数字です。
| 月間走行距離 | ガソリン5km/L | ディーゼル6km/L |
|---|---|---|
| 300km | 約10,800円 | 約8,000円 |
| 500km | 約18,000円 | 約13,300円 |
| 800km | 約28,800円 | 約21,300円 |
| 1,000km | 約36,000円 | 約26,700円 |
| 1,500km | 約54,000円 | 約40,000円 |
月500km程度なら差は数千円ですが、毎月1,000km以上走るようになると年間では差が大きくなってきます。
通勤で毎日使う人、休日に長距離旅行をする人、年間走行距離が多い人ほど、燃料単価と実燃費の差が効いてきます。
ただし、中古のディーゼル100は車両価格や登録条件がガソリン車と違うこともあるので、燃料代の差だけで元が取れるとは限りません。
年間走行距離で試算
次は年間単位で見てみます。
| 年間走行距離 | ガソリン5km/L | ディーゼル6km/L | 差額 |
|---|---|---|---|
| 5,000km | 約18万円 | 約13万3,000円 | 約4万7,000円 |
| 10,000km | 約36万円 | 約26万7,000円 | 約9万3,000円 |
| 15,000km | 約54万円 | 約40万円 | 約14万円 |
年間1万kmなら、今回の条件ではガソリン車の燃料代が約36万円、ディーゼル車が約26万7,000円という計算です。
ただし、ディーゼルの実燃費が5km/Lならもっと費用は増えますし、K.Tさんのように大径タイヤを履いて2〜4km/Lになれば、この比較表より大幅に高くなります。
逆に高速道路を中心に燃費が伸びれば負担は小さくなります。
燃料代の基本式
年間燃料代=年間走行距離÷実燃費×1L当たりの燃料価格
例えば年間10,000km、実燃費5km/L、180円/Lなら、10,000÷5×180=360,000円です。
年間距離を先に出す
中古車を買う前なら、今乗っている車の年間走行距離を車検証やオドメーターの記録から確認すると計算しやすいですよ。
年間3,000kmしか走らない人と、15,000km走る人では、燃費差の意味がまるで違います。
週末だけ乗るなら燃費の悪さを受け入れやすい一方、毎日の通勤車ならディーゼルや純正に近いタイヤ仕様のメリットを感じやすいでしょう。
価格が変わった時の計算
燃料価格はこの記事を公開したあとも変わります。
なので、「ランクル100の年間燃料代は36万円」と固定して覚えるのではなく、自分の地域の単価へ置き換えてください。
例えば実燃費5km/Lなら、100km走るために必要な燃料は20Lです。
燃料単価が1Lあたり10円変われば、100kmあたりの燃料代は200円変わります。
年間1万kmなら、同じ燃費でも燃料単価10円/Lの違いで年間約2万円の差になります。
大型車では給油量も多いため、数円の違いが積み重なりやすいんですよね。
燃料タンク容量は96L
「ランクル100のタンク容量は何L?」という疑問もかなり多いところです。
国内100系の代表的なガソリン車とディーゼル車では、燃料タンク容量は96Lです。
ガソリンもディーゼルも96L
4.7LガソリンのUZJ100W、4.2LディーゼルのHDJ101Kともに、代表的な国内仕様で燃料タンクは96L。
かなり大きなタンクなので、一度の給油額も一般的な乗用車より大きくなりやすいです。
ただし、96Lというのはタンクの公称容量です。
警告灯が点灯してから給油しても毎回96L入るわけではありませんし、燃料を使い切るまで走る前提で航続距離を考えるものでもありません。
中古車が社外タンクや特殊な仕様へ変更されている場合は、車両ごとの状態を確認してください。
通常の国内100系を考えるときは96Lを基本として考えれば分かりやすいでしょう。
満タン時の給油額
先ほどと同じ仮条件で、タンク容量96Lすべてを金額へ置き換えるとどうなるでしょうか。
| 燃料 | 試算単価 | 96L分の金額 |
|---|---|---|
| ハイオク | 180円/L | 17,280円 |
| 軽油 | 160円/L | 15,360円 |
実際には毎回空の状態から96L入れるわけではありません。
それでも100系では、一度の給油で1万円を大きく超えることが珍しくない車だと想像しやすいと思います。
「毎月いくら掛かるか」だけではなく、給油一回あたりの支払いも想定しておくと、購入後の感覚とのズレが小さくなります。
航続距離の考え方
タンク96Lと実燃費から単純計算すると、5km/Lなら480km、6km/Lなら576km走れる計算になります。
ただし、これは96Lをすべて走行に使い切った理論上の数字です。
実際には残量に余裕を持って給油するので、そのまま「満タンで576km走れる」と予定を組むのはおすすめしません。
さらに渋滞、山道、アイドリング、冬場、大径タイヤなどで実燃費が落ちれば、同じ満タンでも走れる距離は短くなります。
航続距離は「タンクが大きいから安心」ではなく、直近の自分の実燃費を基準に考えるのが安全です。
燃費が悪くなる理由
ランクル100はもともと燃費だけを優先して作られた車ではありません。
それでも、同じ車で4km/Lになるときと6km/Lになるときがあるなら、その差には理由があります。
街乗りと短距離
100系のように車体が重い車では、停止状態から大きな車体を動かすたびに燃料を使います。
信号の少ない道路を一定速度で走るより、停止と発進を繰り返す街乗りの方が燃費は伸びにくくなります。
さらに数kmだけ走ってエンジンを止める短距離移動では、エンジンや駆動系が十分に温まる前に走行が終わることもあります。
「自分は年間5,000kmしか走らないから燃費は良いはず」とは限らず、近所への短距離移動ばかりなら数字が悪くなることもあるわけです。
大径タイヤと空気圧
100系はタイヤカスタムが似合う車ですが、燃費だけを考えれば大径化や幅広化が有利とは限りません。
タイヤやホイールが重くなると、それを回転させるためにも力が必要です。
さらにタイヤ幅、トレッドパターン、空気圧などによって転がり方も変わります。
K.Tさんの車で305/65R18装着時と275/65R17使用時に大きな燃費差が出たのは、こうした影響を考えるきっかけになります。
まず確認したいのはタイヤサイズと空気圧。
日常点検用としてデジタル式エアゲージを車に置いておくと、自宅でも確認しやすくなります。
ただし、空気圧は高ければ高いほど燃費が良くなるという話ではありません。
車両やタイヤに合った適正値を基準にしてください。
タイヤ交換も見直し時期
現在のカスタムタイヤから純正に近いサイズへ戻したい場合は、サイズだけでなく荷重条件やホイール適合まで確認して選びます。
タイヤ交換を検討するなら、通販で価格だけを見る前に装着できるサイズを確認しておくと失敗を減らせます。
積載とルーフ用品
ランドクルーザー100は荷室が広く、キャンプ用品や工具などを積みっぱなしにしやすい車です。
ですが、使わない重い荷物を一年中載せていれば、その重量も毎回運ぶことになります。
ルーフラックやルーフボックスも便利ですが、重量に加えて高速走行時の空気抵抗へ影響することがあります。
燃費を少しでも改善したいなら、「いつか使うかもしれない」で載せ続けている荷物を一度確認するだけでもいいでしょう。
年式と整備状態
ランドクルーザー100は1998年から2007年まで販売された車です。
つまり2026年現在、最終型でも新車時からかなり時間が経っています。
燃費を悪化させている原因が、単純な車種特性ではなく整備状態にある可能性も考えたいところです。
タイヤの空気圧、エアクリーナー、エンジンオイル、ブレーキの引きずり、センサー類、燃料系、駆動系など、車の状態によって走行抵抗や燃焼状態は変わります。
突然以前より燃費が大きく落ちた場合は、「古いランクルだからこんなもの」で終わらせず、これまでの給油記録と一緒に車両状態も確認してください。
高走行車の見方については、ランクル100の寿命と走行距離の考え方でも詳しく解説しています。

積算走行距離30万kmに到達したK.Tさんのランドクルーザー100。年式が進んだ車では燃費と整備状態を切り離さずに考えたいところです。(写真提供:山形県在住のランドクルーザー100 オーナー・K.Tさん)
燃費を改善する方法
ランクル100をコンパクトカーのような燃費に変えることはできません。
それでも、余計な燃料消費を減らすためにできることはあります。
狙いたいのは「劇的に燃費を上げる裏技」ではなく、本来より悪くなっている原因を一つずつ減らすことです。
空気圧を適正に保つ
最初に確認しやすいのがタイヤの空気圧です。
特に100系はタイヤが大きく、夏タイヤとスタッドレスを交換するオーナーも多いため、交換後や季節の変わり目にはチェックしておきたいですね。
空気圧が適正範囲より低い状態ではタイヤが転がるときの抵抗が増えます。
燃費だけでなくタイヤの偏摩耗や走りにも関わるので、給油のついでに定期的に確認する習慣を作ると楽です。
不要な荷物を降ろす
工具、キャンプ用品、牽引用品、洗車道具、交換用パーツなど、ランクルは荷室が広いぶん荷物が増えがちです。
毎週使うものなら問題ありませんが、半年使っていない重い荷物まで常時運ぶ必要はありません。
荷室を一度空にしてみると、「これずっと載せていたな」というものが意外と出てきます。
燃費改善だけではなく、荷室が使いやすくなるのもメリットです。
急加速を減らす
4.7L V8も4.2Lディーゼルも、ランクル100の重い車体を十分動かせるエンジンです。
だからこそアクセルを大きく踏めばしっかり加速しますが、そのぶん燃料も使います。
前方の信号が赤なのに加速してすぐブレーキを踏むような走り方を減らし、車間距離を取って一定速度で走る時間を増やすだけでも無駄な加減速を減らせます。
大型SUVでは「ゆっくり走る」というより、速度を何度も上下させない意識の方が分かりやすいでしょう。
タイヤ選びを見直す
現在305幅などの大きなタイヤを履いていて、見た目より燃費や街乗りを優先したくなったなら、次回交換時にサイズを見直す方法があります。
もちろんカスタムは100系の楽しさでもあるので、燃費だけを理由に無理に純正へ戻す必要はありません。
大切なのは「この仕様が燃費へ影響する可能性を理解したうえで選んでいるか」です。
見た目を優先して燃料代を受け入れるのも立派な選択ですし、日常性を優先して純正に近づけるのもあり。
あなたが100系に何を求めるかで決めればいいと思います。
燃費は満タン法で確認する
自分のランクル100の実燃費を知りたいなら、車載表示だけに頼らず給油量から計算する方法もあります。
100系のような旧型車では、この方法を続けると燃費の変化にも気付きやすくなります。
給油量から実燃費を出す
計算方法はシンプルです。
実燃費=走行距離÷給油量
前回満タンにしてから400km走り、次の満タン給油で80L入った場合は、400÷80=5km/Lです。
毎回できるだけ同じ給油条件で記録すると、比較しやすくなります。
一回だけの数字で判断するより、何回か記録して平均を見る方が実際の使い方に近づきます。
季節ごとに記録する
燃費は一年中同じではありません。
夏と冬、街乗りが多かった月、旅行で高速道路を使った月などで分けて記録しておくと、自分の車の傾向が見えてきます。
K.Tさんのように夏タイヤと冬タイヤでサイズが違うなら、タイヤ交換日も一緒に記録すると分かりやすいです。
「去年の冬より急に悪くなった」という変化が見つかれば、整備状態を確認するきっかけにもなります。
ガソリンと軽油の選び方
では、燃費と燃料代だけを見ればディーゼル100を選ぶべきなのでしょうか。
私はそこまで単純には考えません。
100系は新車ではなく中古車として選ぶ車なので、燃料代以上に車両状態の差が大きいからです。
年間走行距離が多い人
年間1万km、1万5,000kmと走る人なら、軽油の単価とディーゼルの実燃費による差は無視しにくくなります。
通勤や長距離移動が多く、状態の良いディーゼル車が見つかるなら魅力的な選択肢です。
一方、年間3,000〜5,000km程度しか走らないなら、燃料代差だけで高いディーゼル車を選ぶ意味は小さくなる可能性があります。
欲しいV8ガソリンの状態が良いなら、年間燃料代を許容したうえでガソリンを選ぶ考え方も十分ありです。
車両状態を最優先する
100系で避けたいのは、「ディーゼルなら燃料代が安いから」という理由だけで整備状態の悪い一台を買ってしまうことです。
年間数万円の燃料代を節約できても、購入後に大きな修理が重なれば簡単に逆転します。
年式が古い100系では、整備記録、下回り、冷却系、AT、足回り、電装品、エアコンなど、車全体を確認してください。
維持費全体で比べる
100系を維持するお金は燃料代だけではありません。
税金、車検、任意保険、タイヤ、オイル、バッテリー、修理費なども掛かります。
さらにガソリンワゴンと国内ディーゼルバンでは登録区分が異なる車両があるため、税金や車検周期を燃費と同じ表だけで比べるのは危険です。
中古車を契約する前に車検証の登録区分、初度登録、車両重量などを確認して、燃料代以外も合わせて予算を出しましょう。
任意保険も年齢、補償、等級、使用目的などで金額が変わるので、自分の条件で確認しておく方が確実です。
また、100系は年式が進んでいるため、車検では法定費用だけでなく整備費も見込んでおきたいところです。
車検予約を探す場合は、ガソリンワゴンとディーゼルバンで登録区分や店舗の取扱条件が異なる可能性があるため、予約前に確認してください。
ランクル100の燃費に関するよくある質問(FAQ)
最後に、ランドクルーザー100の燃費や燃料タンクについて、検索されやすい疑問をまとめます。
Q1. ランクル100の実燃費は何km/Lですか?
A. 一つの数値では決められません。4.7Lガソリンはカタログ上で代表的な仕様が6.1〜6.5km/Lですが、実際の給油記録では5km/Lを下回る例もあります。今回紹介した4.2Lディーゼルのオーナー実例では、純正サイズの冬タイヤで約5〜7km/L、大径タイヤ装着時に約2〜4km/Lでした。走り方、タイヤ、積載、整備状態で変わるため、自分の車は満タン法で確認するのがおすすめです。
Q2. ランクル100はガソリンとディーゼルのどちらが燃費に有利ですか?
A. 燃料代だけならディーゼルが有利になりやすいですが、中古車選びではそれだけで決めない方がいいです。軽油はハイオクより安いことが多く、年間走行距離が増えるほど差が出やすくなります。一方でディーゼル車の購入価格、登録区分、整備状態まで含めると総額は変わります。状態の良いガソリン車と整備不足のディーゼル車なら、私は車両状態を優先します。
Q3. ランクル100の燃料タンク容量は何Lですか?
A. 国内の代表的な4.7Lガソリン車と4.2Lディーゼル車では96Lです。ただし、96Lすべてを使い切って走る前提で航続距離を計算するものではありません。残量に余裕を持って給油し、直近の自分の実燃費から給油タイミングを考える方が安心です。
Q4. ランクル100の燃費を改善できますか?
A. 新しい低燃費SUVのような数字へ変えることは難しいですが、本来より悪化している原因を減らすことはできます。タイヤの空気圧、不要な積載、大径タイヤ、急な加減速、整備状態などを順番に確認してください。特に以前より急に燃費が落ちた場合は、「古いランクルだから」で終わらせず、給油記録と車両状態を比較した方がいいでしょう。
Q5. ランクル100は満タンで何km走れますか?
A. 実燃費によって大きく変わります。タンク容量96Lを単純計算すると、5km/Lなら480km、6km/Lなら576kmですが、これはタンク容量をすべて使った理論値です。実際には燃料を残して給油しますし、渋滞や冬場、山道などで燃費も変わります。満タン時の航続距離は、直近数回の実燃費を基準に余裕を持って考えてください。
ランクル100の燃費まとめ
ランドクルーザー100の燃費は、ガソリンかディーゼルかだけでは決まりません。
4.7L V8ガソリンは、代表的なカタログ燃費が10・15モードで6.1〜6.5km/L。
実際の燃料代を考えるなら、5km/L前後を一つの計算基準として、街乗りなどでさらに悪化した場合まで見込んでおくと安心です。
4.2Lディーゼルでは、今回紹介したK.Tさんの実車で純正サイズの冬タイヤ使用時に約5〜7km/L、大径の305/65R18装着時には約2〜4km/Lという記録がありました。
つまり、ディーゼルだから必ず燃費がいい、大径タイヤでもランクルだから変わらない、という考え方はしない方がいいでしょう。
ガソリンとディーゼルの代表的な国内仕様は、どちらも燃料タンク容量96Lです。
今回の仮条件で年間1万km走る場合、ガソリン5km/L・ハイオク180円/Lなら年間約36万円、ディーゼル6km/L・軽油160円/Lなら約26万7,000円という試算になりました。
ただし、これはあくまで燃料代だけの比較です。
100系では税金、車検、任意保険、タイヤ、整備、修理まで含めて維持する必要があります。
燃料代以外の税金や車検、整備費まで含めた年間の維持費は、ランクル100の維持費はいくら?税金・車検と整備費を解説で詳しく解説しています。
購入前なら、まず自分の年間走行距離を確認し、想定する実燃費で割って燃料代を計算してみてください。
すでに100系へ乗っているなら、満タン法で何回か記録し、タイヤ交換、季節、走り方によってどう変化するかを見るのがおすすめです。
不要な積載を降ろす、空気圧を適正に保つ、急な加減速を減らす。
派手な方法ではありませんが、こうした基本を積み重ねる方が、古いランクル100とは長く付き合いやすいかなと思います。




