ランクル比較・基礎知識

ランクル200と150プラドの違い|サイズと維持費を比較

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ランドクルーザー200と150プラドのサイズや特徴の違いを比較したイメージ

こんにちは、ランクル完全ガイドのハルです。

私は普段ランドクルーザープラド150に乗っていますが、中古のランクルを見ていると必ず候補に入ってくるのがランドクルーザー200です。

200系はV8エンジン、大柄なボディ、8人乗り仕様まで用意されたフラッグシップ系のランドクルーザー。

一方の150プラドは、同じランドクルーザーファミリーでも日常で使いやすいライトデューティー系として長く販売されました。

見た目だけなら「どちらも大きなランクル」ですが、実際に比べるとサイズ、エンジン、乗車人数、燃料代、駐車のしやすさまでかなり違います。

さらに今回は、北海道で2014年式ランドクルーザー200 AXに乗るM.Tさんから、家族利用やキャンプ、トレーラー牽引、実際の燃費まで詳しく教えてもらいました。

私自身が150プラドを日常で使っている感覚と合わせながら、あなたの用途には200と150プラドのどちらが合いやすいのかを見ていきます。

記事のポイント

  • ランクル200と150プラドの基本的な違い
  • 全長や車幅と日常での取り回し
  • エンジンと燃費から見る維持費の差
  • 家族利用や中古購入での選び方
ランドクルーザー200との比較対象となるランドクルーザープラド150の外観

私が乗っているランドクルーザープラド150。200系とは同じランクルでも車格や使い方に違いがあります。

ランクル200と150プラドの違い

最初に、ランドクルーザー200と150系ランドクルーザープラドがどんな関係なのかを確認しておきましょう。

この2台は単純な旧型と新型の関係ではなく、同じ時代に別の役割を持って販売されていたモデルです。

まずは違いを一覧で確認

ランドクルーザー200は、100系から300系へ続くステーションワゴン系のフラッグシップです。

150プラドは、90系や120系から続くプラド系のライトデューティーモデルになります。

代表的な仕様を並べると、性格の違いがかなり分かりやすくなります。

比較項目 ランドクルーザー200 150プラド
系統 ステーションワゴン系 ライトデューティー系
国内販売開始 2007年 2009年
代表的なエンジン 4.6L V8ガソリン 2.8Lディーゼル、2.7Lガソリン
乗車定員 5人または8人 5人または7人
車格 大型フラッグシップ 200より扱いやすい大型SUV
得意な使い方 長距離、多人数、牽引、大きな車格を楽しむ 日常、家族利用、アウトドア、長距離

大きな車格とV8らしい余裕を求めるなら200、普段の扱いやすさやエンジンの選択肢を重視するなら150プラドという分け方から考えると分かりやすいですよ。

ランドクルーザー200そのものの年式、グレード、維持費、中古車選びまで確認したい場合は、ランクル200完全ガイドでも詳しくまとめています。

150プラドと比較する2014年式ブラックのランドクルーザー200 AX

北海道在住のM.Tさんが所有するランドクルーザー200 AX。150プラドよりさらにワイドな車体です。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

プラド200系という車名はない

検索すると「ランドクルーザープラド200系」「ランクルプラド200系」という言葉が出てくることがあります。

ただし、国内でランドクルーザープラド200系という正式な世代はありません。

ランドクルーザーの200系と、ランドクルーザープラドの150系は別のモデルです。

プラドは70系プラド、90系、120系、150系という流れで展開され、150系の後継的な位置にはランドクルーザー250が登場しました。

一方、200系ランドクルーザーは100系の後継として登場し、その後300系へ世代交代しています。

中古車サイトで「200 プラド」と検索すると両方の車が混ざることがあります。

200を探すなら「ランドクルーザー200」、プラドを探すなら「ランドクルーザープラド150」と分けて検索するのがおすすめです。

サイズと取り回しを比較

ランクル200と150プラドを日常で使うなら、エンジン以上に先に見てほしいのがボディサイズです。

特に自宅駐車場やスーパー、学校、住宅街を走る機会が多いなら、カタログ上の数cmが毎日の使いやすさにつながります。

全長より車幅の差が効く

2014年式ランドクルーザー200 AXの代表的な寸法は、全長4,950mm、全幅1,970mm、全高1,880mmです。

対して2022年式150プラド TX Lパッケージ マットブラックエディションは、全長4,825mm、全幅1,885mmです。

つまり、この代表例では200の方が全長で125mm、全幅で85mm大きいことになります。

寸法 200 AX 150プラド 差
全長 4,950mm 4,825mm 200が125mm長い
全幅 1,970mm 1,885mm 200が85mm広い
ホイールベース 2,850mm 2,790mm 200が60mm長い
最小回転半径 5.9m 5.8m 0.1m差

150プラドも普通の乗用車と比べれば十分大きいのですが、200の横に置くとひと回りコンパクトに見えます。

数字の差で特に意識したいのは、125mmの全長より85mmの全幅かなと思います。

車幅85mmの差をどう見るか

85mmというと8.5cmなので、「それくらいなら大差ない」と感じるかもしれません。

ただ、左右に分ければ約4cmずつ車体が外側へ広がる計算です。

駐車枠の中心へ入れた場合、その4cmがドアを開ける余裕や隣の車との距離に効いてきます。

私は150プラドでも、狭めの駐車場では隣の車との距離を見ながら停めます。

200ならさらにひと回り大きいので、「走れるか」より「停めたあと家族が降りられるか」を考えたいですね。

ハル
ハル
150プラドでも狭い駐車場ではドアの開け方を気にするから、200を選ぶなら自宅の駐車幅は先に測っておきたいですね。
妻さん
妻さん
子どもが勢いよくドアを開けそうな場所だと、数センチの余裕でも結構ありがたいよね。
ランクル200とのサイズ比較で参考になる自宅駐車場の150プラド

自宅駐車場に停めた150プラド。大きなSUVでは車体寸法だけでなく、左右の乗降スペースも重要です。

150プラドの寸法や駐車時の感覚については、150プラドの全長・車幅・高さを解説した記事も参考にしてください。

小回り差はわずかでも感覚は違う

代表値では200の最小回転半径が5.9m、150プラドが5.8mなので、数値だけなら0.1m差です。

これだけを見ると「小回り性能はほぼ同じ」と感じます。

しかし、実際の運転では車幅、前後のオーバーハング、運転席から見えるボンネットの感覚も加わります。

M.Tさんは200について視点の高さを気に入っている一方、車幅があるため駐車場では乗り降りに気を使うと話していました。

150プラドも視点が高く車両感覚をつかみやすい車ですが、狭い住宅街や駐車場では200より少し余裕を持ちやすいです。

機械式駐車場では全幅だけでなく、全長、全高、重量、タイヤ外幅などにも制限があります。

車を買ってから「自宅の駐車場に入らない」とならないよう、候補車の実寸と駐車場側の制限を両方確認してください。

エンジンと走りを比較

200と150プラドを乗り比べるうえで、もっとも性格が違う部分の一つがエンジンです。

200は大排気量V8が大きな魅力で、150プラドはガソリンとディーゼルから使い方に合わせて選べます。

200はV8の余裕が魅力

国内向けランドクルーザー200は、初期には4.7L V8を搭載し、2009年の改良以降は4.6L V8の1UR-FEへ変更されました。

2014年式AXでは最高出力318PS、最大トルク460N・mというスペックです。

自然吸気V8らしい滑らかな加速と、大柄な車体を余裕を持って動かす感覚は200ならでは。

M.Tさんも4.6Lエンジンの音を気に入っていて、ヒッチメンバーを装着し、キャンプ用品やスノーモービルを載せた軽トレーラーを牽引しています。

200のV8は牽引でも余裕

普段の買い物だけなら318PSを使い切る場面はほとんどありません。

しかし、高速道路への合流、人数を乗せた長距離移動、荷物を積んだキャンプ、トレーラー牽引では大排気量の余裕が生きてきます。

アクセルを大きく踏み込まなくても車体を前へ出しやすい感覚は、スペック表だけでは分かりにくい部分です。

キャンプ用品を積んだトレーラーを牽引するランドクルーザー200

キャンプ用品を積んだトレーラーを牽引するランドクルーザー200。M.Tさんはレジャーでも200のパワーを活用しています。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

150プラドは2種類が軸

150プラドは販売期間が長く、年式によって搭載エンジンが異なります。

中古車として現在比較しやすい後期型では、2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルターボが中心です。

2.7Lガソリンは最高出力163PS、最大トルク246N・m。

2.8Lディーゼルは後期仕様で最高出力204PS、最大トルク500N・mとなります。

項目 200 4.6L プラド2.8D プラド2.7G
形式 V型8気筒 直列4気筒ターボ 直列4気筒
排気量 4,608cc 2,754cc 2,693cc
最高出力 318PS 204PS 163PS
最大トルク 460N・m 500N・m 246N・m
燃料 ガソリン 軽油 ガソリン

出典:トヨタ自動車「ランドクルーザー AX 車両情報」

出典:トヨタ自動車「旧車情報 ランドクルーザープラド」

ディーゼルは低回転が得意

数字で面白いのは、2.8Lディーゼルの最大トルクが500N・mあり、4.6L V8の460N・mを上回ることです。

もちろん、これだけで「プラドの方が200より速い」という話にはなりません。

エンジンの回り方、最高出力、車両重量、変速機、トルクが出る回転域まで違うからです。

それでも、2.8Lディーゼルは低回転から力が出るため、発進や坂道では大きな車体を動かしやすいですよ。

私が150プラドに日常で乗る立場から見ると、200のV8は「余裕そのものを楽しむエンジン」、2.8Lディーゼルは「普段使いと力強さを両立するエンジン」という印象です。

ハル
ハル
200のV8はやっぱり魅力があります。ただ、毎日の買い物や送迎まで考えると、150プラドのディーゼルもかなり使いやすいんですよ。
妻さん
妻さん
速さだけじゃなくて、普段どこで使うかまで考えた方が選びやすそうだね。

乗車人数と荷室を比較

家族でランドクルーザーを選ぶなら、エンジンより乗車人数が決め手になることもあります。

200と150プラドはどちらも3列シートを選べますが、乗車定員と荷室の使い方に違いがあります。

200は8人乗りも選べる

200系にはグレードによって5人乗りと8人乗りがあり、AXやZXなどには8人乗り仕様が設定されていました。

M.Tさんの2014年式AXも8人乗りです。

子ども4人と大人2人、さらに犬1匹という家族構成でも使われていて、200の大きな室内が実際の家族生活に生かされています。

現行ランドクルーザーでは8人乗りがなくなっているため、多人数で使えるランクルを中古で探している人にとって200はかなり特徴的な存在です。

ランドクルーザー200の2列目に設置した子ども用シート

ランドクルーザー200の2列目に子ども用シートを設置した実際の使用例です。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

150プラドは5人と7人

150プラドは、グレードや仕様によって5人乗りと7人乗りがあります。

普段2〜4人で乗り、荷室を広く使いたいなら5人乗り。

子どもや祖父母を含めて乗る機会があるなら、7人乗りが候補になります。

ただし、3列目を使った状態ではそのぶん荷物を載せる空間が減ります。

3列目を使う日の荷室

これは200でも150プラドでも共通ですが、「最大何人乗れるか」だけで考えると実際の使い方を見誤ります。

家族全員で旅行する日は、人だけでなくバッグ、ベビーカー、キャンプ用品なども増えるからです。

200では3列目を左右へ跳ね上げて荷室を広げられ、M.Tさんも片側だけ座席を残して荷物を積むなど使い分けています。

150プラドも3列目を使う頻度が低いなら、普段は格納して荷室を広く使う方が便利です。

人数が多い家庭なら200の8人乗りは魅力ですが、4人家族前後で日常利用まで一台でこなすなら150プラドのサイズでも十分余裕を感じる人は多いと思います。

ハル
ハル
家族で使うと、カタログの乗車定員より「チャイルドシートを付けて荷物も積めるか」の方が大事だったりします。
妻さん
妻さん
旅行だと人数分のバッグもあるから、全席使ったときの荷室まで見ておきたいね。

維持費の違いを比較

ランクル200と150プラドで迷っている人にとって、避けて通れないのが維持費です。

どちらも一般的なコンパクトカーより維持費はかかりやすいですが、特に燃料と排気量では差が出ます。

燃料代は150が計画しやすい

M.Tさんの2014年式200 AXは、街乗り中心で実燃費が約5km/L、長距離でも約6〜7km/Lとのことでした。

これは一人のオーナーによる実例なので、走り方、気温、積載量、タイヤ、道路環境で変わります。

それでも4.6L V8を日常で使うなら、燃料をそれなりに使う車だと考えておいた方がいいでしょう。

一方、後期150プラドの公式WLTCモード燃費は、2.8Lディーゼルで11.2km/L、2.7Lガソリンで8.3km/Lです。

200の同世代AXに使われるJC08モードとは試験方法が異なるため、カタログ値同士を単純比較はできません。

ただ、普段の燃料負担を重視するなら、150プラドのディーゼルは候補にしやすいです。

150プラドの税金・燃料・保険・車検まで含めた維持費は、150プラドの維持費|税金・燃料・保険・車検まで詳しく試算で詳しく試算しています。

燃料費は年間走行距離で見る

燃料代は「1回の給油でいくらか」より、年間走行距離から考えると分かりやすくなります。

計算方法は、年間走行距離÷実燃費×燃料単価です。

例えば年間10,000km走る人なら、実燃費5km/Lの場合は年間約2,000Lの燃料を使います。

実燃費10km/Lなら約1,000Lなので、年間走行距離が増えるほど燃費差の影響も大きくなります。

燃料単価は地域や時期で変動するため、購入を考えている時点の価格を入れて計算してみてください。

150プラドのガソリンとディーゼルの燃費差については、150プラドの実燃費を比較した記事でも詳しく紹介しています。

税金と消耗品も差が出る

維持費は燃料だけではありません。

自動車税は排気量区分で決まるため、4.6Lの200と2.7L・2.8Lの150プラドでは負担する区分が異なります。

さらに年式によって税制上の扱いが変わる場合があるため、中古車では初度登録年月も確認しておきたいところです。

タイヤ、ブレーキ、オイルなどの消耗品も、車体が大きく部品サイズも大きい200では費用が増える可能性があります。

150プラドも決して安い車ではありませんが、200と迷っている場合は購入価格だけでなく、数年間所有したときの負担まで比べてください。

維持費を見るときは、燃料代、自動車税、任意保険、タイヤ、オイル、車検、修理、防犯、駐車場まで含めて考えると現実に近づきます。

年式相応の整備費も考える

200は2021年に300系へ世代交代しているため、これから購入する車両はすべて中古車になります。

前期型なら販売開始からかなり年月が経っており、中期型でも足回りやゴム部品、電装品などに年式相応の劣化が出ても不思議ではありません。

150プラドも2009年から長期間販売されたモデルなので、前期と最終型では車齢が大きく違います。

中古ランクルでは「走行距離が少ないから大丈夫」だけでは判断しない方がいいですよ。

保管環境、整備履歴、下回り、オイル漏れ、ブッシュ、タイヤ、バッテリーなどを合わせて見る必要があります。

雪国では下回りも見る

北海道のような降雪地域では、融雪剤の影響も確認したいところです。

M.Tさんの200も、冬の高速道路を走ったあとはボディや下回りへ白い汚れが付着します。

実車の下回りには金属部分の表面錆も見られます。

これは200だけの問題ではありませんが、大型四駆を中古で買うなら、外装のきれいさだけでなく下側まで確認したいですね。

中古ランクル200で確認したい下回りの表面錆

ランドクルーザー200の下回り。中古購入では雪国使用歴や錆の状態も確認したいポイントです。(写真提供:北海道在住のランドクルーザー200 オーナー・M.Tさん)

ハル
ハル
車両価格だけなら頑張れても、燃料やタイヤ、整備が毎年続くと印象が変わります。買ったあとも無理なく乗れるかまで見たいですね。
妻さん
妻さん
せっかく好きな車を買っても、維持費が気になって出かけなくなったらもったいないもんね。

中古車選びで見るポイント

200も150プラドも中古車人気が高く、年式、走行距離、グレード、装備、カスタム内容によって価格差があります。

だからこそ、車名だけで候補を決めるより「その一台がどう使われてきたか」を見た方が失敗を減らせます。

200は状態と履歴を優先

200系は販売期間が長いため、前期、中期、後期で年式も装備もかなり違います。

まず初度登録年月と型式を確認し、そのうえで整備記録簿、修復歴、下回り、タイヤ、足回り、電装品を見ていきましょう。

オフロード走行や牽引に使われた車なら、それ自体が悪いわけではありません。

ただ、使用内容に合わせた整備を受けてきたかは確認したいところです。

また、200には社外ホイール、リフトアップ、エアロ、ヒッチメンバーなどを装着した中古車も多くあります。

カスタム車は見た目だけで選ばず、保安基準への適合、純正部品の有無、タイヤの偏摩耗などもチェックしてください。

150プラドはエンジンも確認

150プラドでは、同じ予算でも2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルが候補になる場合があります。

年間走行距離が多いなら燃料面でディーゼルが気になりますし、街乗り中心なら購入価格を含めてガソリン車を比較する考え方もあります。

さらに150系は前期、中期、後期で顔つきや安全装備が変わり、特別仕様車も多く存在します。

「150プラドだから同じ」と考えず、年式、エンジン、グレード、5人乗りか7人乗りかまで確認してください。

予算は購入後も残す

中古ランクルで避けたいのは、購入予算を車両代へ全部使い切ってしまうことです。

納車後にタイヤ、バッテリー、ブレーキ、油脂類などが重なることもあります。

200なら車体や部品が大きいぶん、まとまった整備が必要になったときの金額も意識しておきたいところ。

150プラドでも年式の古い車両なら同じです。

本体価格が少し安い一台より、履歴が分かり、購入後に必要な整備を具体的に説明してもらえる車の方が結果的に安心しやすいですよ。

在庫は支払総額で比べる

ランクル200と150プラドのどちらにするか決めきれないなら、実際の中古在庫を同じ予算で並べると判断しやすくなります。

例えば同じ支払総額で、200なら何年式・何kmの車が選べるのか、150プラドならどのグレードまで届くのかを確認します。

車両本体価格だけでなく、保証、納車整備、陸送費、タイヤの状態まで同じ条件で比べるのがポイントです。

近隣だけで候補が少ない場合は、ガリバーの中古車在庫を問い合わせる方法もあります。

問い合わせる際は「ランクルが欲しい」だけでなく、200か150プラドか、年式、予算、走行距離、希望エンジン、乗車人数まで伝えると候補を絞りやすいですよ。

用途別の選び分け

ここまで比べると、200と150プラドはどちらが上という関係ではないことが分かります。

大切なのは、あなたがランドクルーザーをどこで、誰と、どれくらい使うかです。

200が向く使い方

ランドクルーザー200は、V8エンジンの余裕や大きな車格そのものへ魅力を感じる人に向いています。

多人数での移動、長距離旅行、キャンプ用品の大量積載、トレーラー牽引など、大きさを生かせる使い方なら200らしさを楽しめます。

特に8人乗りを必要とする家庭では、150プラドにはない選択肢になります。

一方、自宅周辺に狭い道が多い人や、駐車場の幅に余裕がない人は慎重に確認してください。

燃料代や整備費まで含めて「それでもV8の200に乗りたい」と思えるなら、200を選ぶ理由はかなり明確です。

150プラドが向く使い方

150プラドは、ランドクルーザーらしい安心感を持ちながら、日常での扱いやすさも重視したい人に向いています。

全幅1,885mmでも一般的な乗用車より大きいですが、200の1,970mmと比べれば生活圏での負担は減ります。

さらに2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルを選べるため、走行距離や予算に合わせて候補を変えられるのも魅力です。

家族4〜5人で買い物、送迎、旅行、キャンプまで一台でこなすなら、150プラドはかなり使いやすいバランスだと私は感じています。

200は大きさを受け入れてでもV8と車格を楽しみたい人、150プラドはランクルらしさと日常性を両立したい人と考えると、自分の使い方へ当てはめやすくなります。

駐車環境で先に絞る

それでも迷ったら、自宅駐車場から考えてみてください。

200を余裕を持って停められ、家族が左右から乗り降りできるなら、サイズは大きな障害になりにくいでしょう。

逆に150プラドでもギリギリの駐車環境なら、200を買ったあとの毎日は想像以上に気を使うかもしれません。

ランドクルーザーは休日だけ眺める車ではなく、買い物や送迎でも使うなら何度も駐車する車です。

毎日繰り返す動作ほど、購入前に軽く見ない方がいいですよ。

乗り換え前に確認したいこと

200や150プラドへ乗り換える場合は、買う車の価格だけではなく、今乗っている車の価値も同時に確認しておきましょう。

今の車の売却額も確認

中古車選びでは「あと50万円予算を上げれば希望の200に届く」「150プラドなら希望年式まで狙える」という場面があります。

そのとき現在の愛車の売却額が想定より高ければ、無理にローンや予算を増やさなくても候補が広がるかもしれません。

一方、下取り価格だけを前提に予算を決めると、売却方法による差を確認しないまま次の車を決めることになります。

乗り換えを前提に探しているなら、購入候補と同じタイミングで現在価値を確認しておくと資金計画を立てやすいです。

ユーカーパックで愛車の売却価格を確認するなど、購入と売却を別々に比較する方法もあります。

将来のリセールだけで200か150プラドを決める必要はありません。

まずは自分が所有している期間に使いやすい方を選び、そのうえで売却時の市場価値も確認するくらいがちょうどいいと思います。

ランクル200と150プラドのFAQ

Q1. ランクル200とプラドは同じ車?

A. 同じランドクルーザーファミリーですが、別の系統の車です。

200はステーションワゴン系のフラッグシップで、150プラドは日常での扱いやすさも重視したライトデューティー系になります。

販売時期は重なっていますが、200がプラドの上位グレードという関係でも、150プラドが200の後継という関係でもありません。

Q2. プラド200系は存在する?

A. 国内の正式なランドクルーザープラドに「200系プラド」という世代はありません。

200系はランドクルーザー200を指し、プラドには90系、120系、150系などがあります。

中古車を検索するときは「ランドクルーザー200」と「150プラド」を分けて探すと混同しにくくなります。

Q3. 200は150より運転しにくい?

A. 一概には言えませんが、狭い場所では200の車幅を意識する場面が増えやすいです。

代表例では200 AXが全幅1,970mm、150プラドが1,885mmなので85mm差があります。

最小回転半径の差は小さくても、駐車場や住宅街では車幅の違いが効くため、購入前に自宅周辺での使い方を想像しておきましょう。

Q4. 維持費はどちらが高い?

A. 同じ条件なら、4.6L V8を搭載する200の方が燃料や排気量区分で負担が大きくなりやすいです。

ただし、中古車の維持費は年式、状態、年間走行距離、保険、修理内容によって変わります。

150プラドでも古い個体の整備が重なれば費用は増えるため、車名だけで年間維持費を断定せず、候補車ごとに計算してください。

Q5. 家族利用ではどちらが便利?

A. 多人数乗車を優先するなら8人乗りがある200、普段の取り回しとの釣り合いを見るなら150プラドが候補になります。

家族利用では乗車定員だけでなく、チャイルドシート、3列目使用時の荷室、駐車場での乗り降りまで確認してください。

家族人数が多く200の広さを使い切れるなら魅力がありますし、4〜5人を中心に日常利用するなら150プラドでも十分余裕があります。

ランクル200と150プラドの選び方

ランクル200と150プラドは、どちらもランドクルーザーらしい本格四駆ですが、目指しているところは同じではありません。

200には、大排気量V8、大柄な車体、8人乗り、長距離や牽引でも余裕を感じやすいフラッグシップならではの魅力があります。

北海道で200に乗るM.Tさんのように、多人数で乗り、キャンプへ行き、トレーラーまで牽引するなら、その大きさをしっかり使い切れます。

一方の150プラドは、200より全幅を抑えながら、2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルを選べることが大きな魅力です。

私自身、150プラドを家族で普段使いしていますが、買い物、送迎、旅行、アウトドアまで一台でこなすには、この大きさでも十分迫力があります。

だから、単純に「大きい200の方が上」「維持費を考えればプラド」と決める必要はありません。

V8の走りや大きな車格を求めるなら200、日常の取り回しやエンジンの選択肢を重視するなら150プラド。

そして最後に確認してほしいのが、駐車環境と年間の維持費です。

憧れの車でも、毎日駐車するたびに苦労したり、燃料代を気にして乗る回数が減ったりしてはもったいないですよね。

あなたがランドクルーザーでどこへ行き、誰を乗せ、どんな休日を過ごしたいのか。

そこまで想像して比べれば、200と150プラドのどちらが自分の生活に合うのか、かなり見えやすくなると思います。

  • V8の走りと大きな車格を楽しむならランドクルーザー200
  • 8人乗りが必要なら200系は有力な中古車候補
  • 日常の取り回しを優先するなら150プラド
  • 2.8Lディーゼルと2.7Lガソリンを選べるのも150の魅力
  • 購入前に自宅駐車場の幅と乗降スペースを実測する
  • 車両価格だけでなく燃料・整備・消耗品まで含めて比べる

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ハル

ランクル完全ガイドを運営しているハルです。現在は、ランドクルーザープラド150 TX Lパッケージ マットブラックエディションに乗っています。家族4人での使い勝手、維持費、燃費、乗り心地、カスタム、内装用品、盗難対策、リセール、買取などを、ランクルオーナー目線で発信しています。自動車評論家でも販売店でもありませんが、実際に乗っているからこそ分かる良いところ、気になるところをできるだけ正直に書いていきます。

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